JP7338794B2 - 通信制御装置、通信システム及び通信制御方法 - Google Patents

通信制御装置、通信システム及び通信制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信制御装置、通信システム及び通信制御方法に関する。
次世代の無線通信ネットワーク(5G)では、基地局(gNB)を構成する集約ノードと分散ノードを接続するフロントホールのインタフェースにO-RAN(Open Radio Access Network)を採用することが検討されている。O-RANによれば、フロントホールのインタフェースが標準化され、異なるベンダーの集約ノードと分散ノードを接続することが可能となり、柔軟にネットワークを構築することができる。
O-RANのアーキテクチャでは、コアネットワークに接続された集約ノードであるO-DU(O-RAN Distributed Unit)と、分散ノードであるO-RU(O-RAN Radio Unit)との接続について、例えば図8に示す2通りの接続形態が考えられている。1つは、例えば図8(a)に示すように、1つのO-DU1にFHM(Front Haul Multiplexer)2が接続され、FHM2に複数のO-RU3~5が並列に接続されるFHM構成である。もう1つは、例えば図8(b)に示すように、1つのO-DU1に複数のO-RU3~5が直列に接続されるカスケード構成である。FHM構成では、データを複製(copy)して複数のO-RU3~5へ送信したり、複数のO-RU3~5からのデータを結合(combine)してO-DU1へ送信したりする処理がFHM2に集中し、FHM2の処理負荷が大きくなる。これに対して、カスケード構成によれば、各O-RU3~5がデータの複製及び結合を実行するため、処理負荷を分散することができる。
これらの構成のO-RANでは、複数のO-RUが1つのセルを形成して無線通信が行われることがある。すなわち、それぞれのO-RUが無線通信可能な範囲を結合して1つの大きなセルを形成し、セルの拡大が図られることがある。このようなセルは、共有セル(shared cell)と呼ばれることがある。
特開2006-237725号公報 特開昭61-1126号公報 特開平9-200840号公報
しかしながら、カスケード構成では、例えばいずれかのO-RU間でリンク断などの障害が発生すると、共有セルの形成が困難になるという問題がある。以下、この問題について、具体的に説明する。
カスケード構成において共有セルを形成する各O-RUは、自身が無線通信によって端末装置から受信するデータと、コアネットワークから遠い側に接続された下位のノード(O-RU)から受信するデータとを結合し、結合して得られたデータを、コアネットワークに近い側に接続された上位のノード(O-RU又はO-DU)へ送信する。このとき、カスケード構成においては、複数のO-RUが直列に接続されるため、それぞれのO-RUは、下位に接続された1つのノードのみからデータを受信して、自身が端末装置から受信するデータと結合する。
ところで、共有セルを形成するいずれかのO-RU間で障害が発生した場合には、冗長経路によってデータが転送されるようにすることが考えられる。冗長経路が使用される場合には、O-RUの接続関係が変化し、例えば1つのO-RUに複数の下位のノードからデータが受信されることがある。しかし、カスケード構成で接続される各O-RUは、1つの下位のノードから受信するデータと、端末装置から受信するデータとを結合するように設定されているため、複数の下位のノードからデータが受信されると、受信されたデータが正しく結合されない。この結果、共有セルを形成する複数のO-RUによるデータの転送が正常に実行されず、共有セルを用いたサービスの継続が困難となる。なお、カスケード構成で接続される複数のO-RUが共有セルを形成しない場合でも、リンク断などの障害が発生すると、同様にサービスの継続が困難となる。
開示の技術は、かかる点に鑑みてなされたものであって、カスケード構成で接続された複数のノード間で障害が発生した場合でもサービスを継続することができる通信制御装置、通信システム及び通信制御方法を提供することを目的とする。
本願が開示する通信制御装置は、1つの態様において、直列に接続された複数の通信装置による通信を制御する通信制御装置であって、前記複数の通信装置へデータを送信する送信部と、前記送信部に接続されたプロセッサとを有し、前記プロセッサは、冗長経路による接続を含む前記複数の通信装置の接続関係を探索し、探索された接続関係に基づいて、前記複数の通信装置それぞれについてコアネットワークに近い側に接続する上位通信装置及びコアネットワークから遠い側に接続する下位通信装置を識別する識別情報と、下位通信装置が有効であるか否かを示すフラグとを含む設定ファイルを通信装置ごとに生成し、生成された設定ファイルを前記送信部から前記複数の通信装置へ配布させる処理を実行する。
本願が開示する通信制御装置、通信システム及び通信制御方法の1つの態様によれば、カスケード構成で接続された複数のノード間で障害が発生した場合でもサービスを継続することができるという効果を奏する。
図1は、一実施の形態に係る通信システムの構成を示す図である。 図2は、一実施の形態に係るO-DUの構成を示すブロック図である。 図3は、設定ファイルの具体例を示す図である。 図4は、一実施の形態に係るO-RUの構成を示すブロック図である。 図5は、一実施の形態に係る通信制御方法を示すシーケンス図である。 図6は、フラグ設定の具体例を示す図である。 図7は、フラグ設定の他の具体例を示す図である。 図8は、ノードの接続形態の具体例を示す図である。
以下、本願が開示する通信制御装置、通信システム及び通信制御方法の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
図1は、一実施の形態に係る通信システムの構成を示す図である。図1に示すように、O-RANの集約ノードであるO-DU100は、コアネットワークN及びGMC(Grand Master Clock)10に接続されている。コアネットワークNとO-DU100の間には、ユーザデータを含むパケットを送受信するためのC/Uプレーン(Control/User plane)が確立されている。一方、GMC10とO-DU100の間には、装置間の同期を取るためのSプレーン(Synchronization plane)が確立されている。
そして、O-DU100には、O-RANの分散ノードである複数のO-RU210~240が直列に接続されている。すなわち、複数のO-RU210~240は、O-DU100にカスケード構成で接続されている。また、障害発生時に使用する冗長経路を形成するため、O-RU210とO-RU240が直接接続されている。O-DU100及びO-RU210~240の間には、C/Uプレーン及びSプレーンに加えて、装置の保守管理をするためのMプレーン(Management plane)が確立されている。
複数のO-RU210~240は、共有セルCを形成し、共有セルC内に位置する端末装置20~40は、それぞれ最も近くに位置するO-RU210~240と無線通信する。すなわち、例えば、端末装置20はO-RU220と無線通信し、端末装置30はO-RU230と無線通信し、端末装置40はO-RU240と無線通信する。
各O-RU210~240は、端末装置からデータを受信すると、自身よりコアネットワークNに近い上位のノードへデータを転送する。このとき、O-RU210~240は、自身よりコアネットワークNから遠い下位のノードから受信するデータと、端末装置から受信するデータとを結合して、得られた結合データを上位のノードへ転送する。すなわち、O-RU240は、端末装置40から受信したデータを上位のO-RU230へ転送する。O-RU230は、下位のO-RU240から受信したデータと端末装置30から受信したデータとを結合し、得られた結合データを上位のO-RU220へ転送する。O-RU220は、下位のO-RU230から受信したデータと端末装置20から受信したデータとを結合し、得られた結合データを上位のO-RU210へ転送する。O-RU210は、下位のO-RU220から受信したデータを上位のO-DU100へ転送する。
これらのO-RU210~240の動作は、O-DU100から配布される設定ファイルに従ったものである。すなわち、O-DU100は、O-RU210~240の接続関係を示すトポロジを探索し、それぞれのO-RU210~240の上位及び下位のノードを特定する設定ファイルを生成し、設定ファイルをO-RU210~240へ配布する。この設定ファイルには、下位のノードとの接続が有効であるか否かを示すフラグが含まれる。すなわち、例えばO-RU210の下位には、O-RU220の他にも冗長経路で接続されたO-RU240が存在し、2つの下位ノードがあることになる。そこで、O-RU210へ配布される設定ファイルには、例えば下位のO-RU220との接続が有効であることを示すフラグと、下位のO-RU240との接続は無効であることを示すフラグとが含まれる。このフラグを参照することにより、O-RU210は、自身が端末装置から受信するデータと、有効な下位のO-RU220から受信するデータとを結合し、得られた結合データを上位のO-DU100へ転送する。
図2は、一実施の形態に係るO-DU100の構成を示すブロック図である。図2に示すO-DU100は、コアネットワークインタフェース部(以下「コアネットワークI/F部」と略記する)110、プロセッサ120、カスケードインタフェース部(以下「カスケードI/F部」と略記する)130及びメモリ140を有する。
コアネットワークI/F部110は、コアネットワークNと接続するインタフェースであり、C/Uプレーンのデータを送受信する。コアネットワークI/F部110は、コアネットワークNから受信するデータをプロセッサ120へ出力し、プロセッサ120から入力されるデータをコアネットワークNへ送信する。
プロセッサ120は、例えばCPU(Central Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)又はDSP(Digital Signal Processor)などを備え、O-DU100の全体を統括制御する。具体的には、プロセッサ120は、上位プロトコル処理部121、障害検出部122、トポロジ探索部123、フラグ管理部124、設定ファイル生成部125及び送受信制御部126を有する。
上位プロトコル処理部121は、データに対して、例えばRRC(Radio Resource Control)レイヤ、SDAP(Service Data Adaptation Protocol)レイヤ及びPDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤなどの上位レイヤのプロトコルの処理を実行する。上位プロトコル処理部121は、コアネットワークI/F部110から入力されるデータに各プロトコルの処理を施し、得られた送信データを送受信制御部126へ出力する。また、上位プロトコル処理部121は、送受信制御部126から入力される受信データに各プロトコルの処理を施し、得られたデータをコアネットワークI/F部110へ出力する。
障害検出部122は、カスケード構成で接続されたO-RU210~240による通信の障害を検出する。すなわち、障害検出部122は、例えばMプレーンのデータの導通確認を実行することにより、O-RU210~240間のリンク断などの障害を検出する。そして、障害検出部122は、O-RU210~240による通信の障害を検出した場合に、その旨をトポロジ探索部123へ通知する。
トポロジ探索部123は、O-RU210~240を含む通信システムを起動する場合、及び障害検出部122から障害検出が通知された場合に、O-RU210~240の接続関係を示すトポロジを探索する。具体的には、トポロジ探索部123は、それぞれのO-RU210~240について、コアネットワークNに近い側に接続する上位ノードとコアネットワークNから遠い側に接続する下位ノードとを特定する。このとき、トポロジ探索部123は、障害が発生している場合には、冗長経路を用いて障害が発生した箇所を迂回するように各O-RU210~240の上位ノード及び下位ノードを特定する。
したがって、例えば障害が発生していない通信システム起動時には、トポロジ探索部123は、O-RU210について、上位ノードがO-DU100であり、下位ノードがO-RU220及び冗長経路を介したO-RU240であると特定する。また、トポロジ探索部123は、O-RU220について、上位ノードがO-RU210であり、下位ノードがO-RU230であると特定する。また、トポロジ探索部123は、O-RU230について、上位ノードがO-RU220であり、下位ノードがO-RU240であると特定する。また、トポロジ探索部123は、O-RU240について、上位ノードがO-RU230及び冗長経路を介したO-RU210であり、下位ノードはないと特定する。
一方、例えばO-RU220とO-RU230の間で障害が発生した場合には、トポロジ探索部123は、O-RU210について、上位ノードがO-DU100であり、下位ノードがO-RU220及び冗長経路を介したO-RU240であると特定する。また、トポロジ探索部123は、O-RU220について、上位ノードがO-RU210であり、O-RU230との間で障害が発生しているため下位ノードはないと特定する。また、トポロジ探索部123は、O-RU230について、O-RU220との間で障害が発生しているため上位ノードがO-RU240であり、下位ノードはないと特定する。また、トポロジ探索部123は、O-RU240について、上位ノードが冗長経路を介したO-RU210であり、下位ノードがO-RU230であると特定する。
トポロジ探索部123は、それぞれのO-RU210~240の上位ノード及び下位ノードを、フラグ管理部124及び設定ファイル生成部125へ通知する。
フラグ管理部124は、トポロジ探索部123によるトポロジ探索の結果に従って、O-RU210~240それぞれの設定ファイルにおけるフラグを管理する。具体的には、フラグ管理部124は、各O-RU210~240の下位ノードについて、有効な下位ノードであるか否かを示すフラグをオン又はオフにする。すなわち、フラグ管理部124は、有効な下位ノードに関するフラグをオンにし、無効な下位ノードに関するフラグをオフにするように、設定ファイル生成部125へ指示する。このとき、フラグ管理部124は、すべてのO-RU210~240からO-DU100へのデータ転送経路が存在するように下位ノードの有効及び無効を決定し、フラグのオン及びオフを決定する。
例えば障害が発生していない通信システム起動時には、フラグ管理部124は、O-RU210の下位ノードであるO-RU220、240のうち、O-RU220に関するフラグをオンにし、冗長経路を介して接続するO-RU240に関するフラグをオフにすると決定する。また、フラグ管理部124は、下位ノードを有するその他のO-RU220、230に関しては、接続される下位ノードが1つであるため、いずれも下位ノードに関するフラグをオンにすると決定する。これにより、各O-RU210~240は、自身が端末装置から受信するデータとフラグがオンの下位ノードから受信するデータとを結合し、得られた結合データを上位ノードへ転送することにより、すべてのO-RU210~240からのデータがO-DU100へ転送されることになる。
一方、例えばO-RU220とO-RU230の間で障害が発生した場合には、フラグ管理部124は、O-RU210の下位ノードであるO-RU220、240の双方に関するフラグをオンにすると決定する。また、フラグ管理部124は、下位ノードを有するその他のO-RU240に関しては、接続される下位ノードがO-RU230のみであるため、下位ノードに関するフラグをオンにすると決定する。これにより、各O-RU210~240は、自身が端末装置から受信するデータとフラグがオンの下位ノードから受信するデータとを結合し、得られた結合データを上位ノードへ転送することにより、すべてのO-RU210~240からのデータがO-DU100へ転送されることになる。
設定ファイル生成部125は、トポロジ探索部123によるトポロジ探索の結果を示す設定ファイルをO-RU210~240それぞれについて生成する。具体的には、設定ファイル生成部125は、例えば図3に示すように、それぞれのO-RU210~240ごとの上位ノード及び下位ノードを特定する設定ファイルを生成する。
図3は、O-RU210についての設定ファイルの具体例である。図3に示すように、O-RU210の上位ノードはO-DU100であり、O-RU210の下位ノードはO-RU220、240である。そして、設定ファイルには、これらの上位ノード及び下位ノードを識別するMAC(Media Access Control)アドレス及びポート番号などの情報が含まれる。また、設定ファイルには、それぞれの下位ノードに関して、フラグ管理部124によって決定されたフラグのオン又はオフが記憶される。図3に示す例では、O-RU220のフラグはオンとなり、O-RU240のフラグはオフとなっている。
設定ファイル生成部125は、トポロジ探索部123によってトポロジが探索される度に設定ファイルを生成し、フラグ管理部124によって決定されたフラグのオン又はオフの情報を設定ファイルに含める。そして、設定ファイル生成部125は、生成した設定ファイルを送受信制御部126へ出力する。
送受信制御部126は、上位プロトコル処理部121によって処理された送信データに対してさらに必要なC/Uプレーンのプロトコルの処理を施し、カスケードI/F部130を介してO-RU210へ送信する。また、送受信制御部126は、カスケードI/F部130を介してO-RU210から受信する受信データに対して必要なC/Uプレーンのプロトコルの処理を施し、上位プロトコル処理部121へ出力する。さらに、送受信制御部126は、設定ファイル生成部125から出力されるO-RU210~240それぞれの設定ファイルを、カスケードI/F部130を介してO-RU210~240へ配布する。
カスケードI/F部130は、カスケード構成で接続されたO-RU210~240のうち最上位のO-RU210に接続するインタフェースである。カスケードI/F部130は、O-RU210との間でCプレーン及びUプレーンのデータを送受信するとともに、Mプレーンのデータを送受信する。
メモリ140は、例えばRAM(Random Access Memory)又はROM(Read Only Memory)などを備え、プロセッサ120によって処理が実行される際に、種々の情報を記憶する。
図4は、一実施の形態に係るO-RU210の構成を示すブロック図である。なお、O-RU220~240もO-RU210と同等の構成を有する。図4に示すO-RU210は、有線インタフェース部(以下「有線I/F部」と略記する)211、無線インタフェース部(以下「無線I/F部」と略記する)212、プロセッサ213及びメモリ214を有する。
有線I/F部211は、上位ノード及び下位ノードと有線接続するインタフェースであり、C/U/Mプレーンのデータを送受信する。有線I/F部211は、受信するデータをプロセッサ213へ出力し、プロセッサ213から出力されるデータを上位ノード又は下位ノードへ送信する。
無線I/F部212は、端末装置と無線接続するインタフェースである。無線I/F部212は、端末装置から受信するデータをプロセッサ213へ出力し、プロセッサ213から出力されるデータを端末装置へ送信する。
プロセッサ213は、例えばCPU、FPGA又はDSPなどを備え、O-RU210の全体を統括制御する。具体的には、プロセッサ213は、設定ファイル保持部213a及び複製/結合制御部213bを有する。
設定ファイル保持部213aは、O-DU100によって配布され有線I/F部211によって受信される設定ファイルを保持する。すなわち、例えば通信システムの起動時や障害発生時にO-DU100からO-RU210~240それぞれの設定ファイルが配布されるため、設定ファイル保持部213aは、O-RU210の設定ファイルを保持する。なお、他のO-RU220~240それぞれの設定ファイル保持部も、自身の設定ファイルを保持する。
複製/結合制御部213bは、有線I/F部211又は無線I/F部212によってデータが受信されると、設定ファイルに従ってデータの複製又は結合を実行し、得られたデータを有線I/F部211又は無線I/F部212へ出力する。具体的には、複製/結合制御部213bは、有線I/F部211によって受信されたデータが上位ノードからのデータである場合、データの複製により自装置用及び転送用のデータを生成する。そして、複製/結合制御部213bは、複製されたデータのうち、自装置用のデータを無線I/F部212から端末装置へ無線送信させ、転送用のデータを有線I/F部211から下位ノードへ転送させる。
また、複製/結合制御部213bは、有線I/F部211によって受信されたデータが下位ノードからのデータである場合、設定ファイル保持部213aに保持された設定ファイルを参照して、データの送信元の下位ノードが有効な下位ノードであるか否かを判断する。すなわち、複製/結合制御部213bは、設定ファイルに記憶された下位ノードごとのフラグを参照し、有線I/F部211によって受信されたデータがフラグがオンの下位ノードから受信されたか否かを判断する。そして、複製/結合制御部213bは、すべての有効な下位ノードから受信されたデータと、無線I/F部212によって端末装置から受信されたデータとを結合し、得られた結合データを有線I/F部211から上位ノードへ転送させる。
メモリ214は、例えばRAM又はROMなどを備え、プロセッサ213によって処理が実行される際に、種々の情報を記憶する。
次いで、上記のように構成された通信システムにおける通信制御方法について、図5に示すシーケンス図を参照しながら、具体的に例を挙げて説明する。
例えば通信システムの起動時には、O-DU100のトポロジ探索部123によるトポロジの探索結果から、フラグ管理部124及び設定ファイル生成部125によって下位ノードの有効/無効を示すフラグを含む設定ファイルが生成され、各O-RU210~240へ配布される。ここでは、通信システムの障害が発生しておらず、冗長経路が使用されないため、例えば図6に示すようなフラグが設定ファイルに記憶されているものとする。すなわち、O-RU210の設定ファイルにおいては、下位ノードであるO-RU220のフラグに有効を示すオンが設定され、O-RU240のフラグに無効を示すオフが設定されている。また、O-RU220、230それぞれの設定ファイルにおいては、それぞれ下位ノードであるO-RU230、240のフラグに有効を示すオンが設定されている。
このようなフラグが設定された状態では、O-RU240によって端末装置からデータが受信されると、このデータは、上位ノードのO-RU230へ送信される(ステップS101)。そして、O-RU230によって、自身が端末装置から受信したデータと、フラグがオンの下位ノードであるO-RU240から受信したデータとが結合され、得られた結合データが上位ノードのO-RU220へ送信される(ステップS102)。同様に、O-RU220によって、自身が端末装置から受信したデータと、フラグがオンの下位ノードであるO-RU230から受信したデータとが結合され、得られた結合データが上位ノードのO-RU210へ送信される(ステップS103)。
そして、O-RU210によって、自身が端末装置から受信したデータと、フラグがオンの下位ノードであるO-RU220から受信したデータとが結合され、得られた結合データが上位ノードのO-DU100へ送信される(ステップS104)。このとき、たとえ下位ノードであるO-RU240からデータが受信されても、O-RU210の設定ファイルにおいてO-RU240のフラグがオフであるため、O-RU240から受信したデータが他のデータと結合されることはない。
ここで、例えばO-RU220、230の間でリンク断などの障害が発生したものとする。この場合、O-DU100の障害検出部122によって、O-RU220、230の間で障害が発生したことが検出される(ステップS105)。具体的には、例えばMプレーンのデータの導通確認によって、O-RU220とO-RU230の間のリンクにおいて障害が発生したことが検出される。
そして、O-DU100のトポロジ探索部123によって、O-RU210~240の接続関係を示すトポロジが再探索される(ステップS106)。すなわち、障害が発生したO-RU220、230の間のリンクを使用せずに冗長経路を使用する場合の各O-RU210~240の上位ノード及び下位ノードが特定される。ここでは、例えばO-DU100を最上位のノードとして、O-DU100の下位にO-RU210が接続され、O-RU210の下位にO-RU220及びO-RU240が接続され、O-RU240の下位にO-RU230が接続された接続関係が得られる。
トポロジが再探索されると、設定ファイル生成部125によって設定ファイルが生成されるとともに、フラグ管理部124によって、各設定ファイルにおける下位ノードについてフラグが設定される。ここでは、O-RU220、230の間で障害が発生しており、冗長経路が使用されるため、例えば図7に示すようなフラグが設定ファイルに記憶される。すなわち、O-RU210の設定ファイルにおいては、下位ノードであるO-RU220及びO-RU240の双方のフラグに有効を示すオンが設定されている。また、O-RU240の設定ファイルにおいては、下位ノードであるO-RU230のフラグに有効を示すオンが設定されている。障害が発生した箇所に隣接するO-RU220、230については、最下位のノードとなるため下位ノードがなく、これらのO-RU220、230の設定ファイルにはフラグが含まれない。
このように、すべてのO-RU210~240から障害が発生した箇所を迂回してO-DU100へ到達するデータ転送経路が存在するように、下位ノードのフラグのオン及びオフが決定され、フラグを含む設定ファイルが生成される。そして、設定ファイルは、O-DU100の送受信制御部126によって、各O-RU210~240へ配布される(ステップS107)。
設定ファイルがO-RU210~240へ配布されると、この設定ファイルは、それぞれのO-RU210~240の設定ファイル保持部213aによって保持される。これにより、各O-RU210~240の複製/結合制御部213bは、上位ノードから受信したデータを複製して下位ノードへ転送するようになるとともに、フラグがオンの下位ノードから受信したデータを端末装置から受信したデータと結合して上位ノードへ転送するようになる。
したがって、O-RU220によって端末装置からデータが受信されると、このデータは、上位ノードのO-RU210へ送信される(ステップS108)。また、O-RU230によって端末装置からデータが受信されると、このデータは、上位ノードのO-RU240へ送信される(ステップS109)。そして、O-RU240によって、自身が端末装置から受信したデータと、フラグがオンの下位ノードであるO-RU230から受信したデータとが結合され、得られた結合データが上位ノードのO-RU210へ送信される(ステップS110)。
そして、O-RU210によって、自身が端末装置から受信したデータと、フラグがオンの下位ノードであるO-RU220及びO-RU240から受信したデータとが結合され、得られた結合データが上位ノードのO-DU100へ送信される(ステップS111)。すなわち、障害発生前は有効でなかったO-RU240から受信したデータも結合の対象となり、2つの下位ノードから受信したデータが、端末装置から受信したデータと結合される。このように、有効な下位ノードが設定ファイルのフラグによって示されるため、カスケード構成で接続されたO-RU210~240間で障害が発生した場合でも、各O-RU210~240が結合の対象とするデータが明確になり、すべてのO-RU210~240からのデータを結合しながらO-DU100へ転送することができる。結果として、通信システムに障害が発生した場合でも、例えばO-RU210~240が形成する共有セルを用いたサービスを継続することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、各O-RUの設定ファイルに下位ノードの有効/無効を示すフラグが含まれ、すべてのO-RUからO-DUへのデータ転送経路が存在するようにフラグが設定される。このため、カスケード構成で接続されたO-RU間で障害が発生して冗長経路が使用される場合でも、各O-RUの有効な下位ノードを設定ファイルによって設定可能であり、各O-RUにおいて結合の対象となるデータが明確になる。結果として、カスケード構成で接続された複数のノード間で障害が発生した場合でも、すべてのO-RUからのデータを結合しながら転送することができ、サービスを継続することができる。
なお、上記一実施の形態においては、O-RU210~240の4つのO-RUがカスケード構成で接続されるものとしたが、直列に接続されるO-RUの数は4つに限定されない。複数のO-RUが直列に接続される場合であれば、上記一実施の形態と同様に設定ファイルのフラグによって、各O-RUにおける有効な下位ノードを設定することができる。
また、上記一実施の形態においては、O-RU210とO-RU240が冗長経路によって接続されるものとしたが、冗長経路は、他のO-RU間に形成されても良い。例えば、O-RU210、240の間の冗長経路に加えて、O-RU210、230の間にも冗長経路が形成されても良い。この場合、O-RU210には、O-RU220、230、240の3つの下位ノードがあることになるが、上記一実施の形態のフラグによって、有効な下位ノードを適宜設定することが可能である。
110 コアネットワークI/F部
120、213 プロセッサ
121 上位プロトコル処理部
122 障害検出部
123 トポロジ探索部
124 フラグ管理部
125 設定ファイル生成部
126 送受信制御部
130 カスケードI/F部
140、214 メモリ
211 有線I/F部
212 無線I/F部
213a 設定ファイル保持部
213b 複製/結合制御部

Claims (7)

  1. 直列に接続された複数の通信装置による通信を制御する通信制御装置であって、
    前記複数の通信装置へデータを送信する送信部と、
    前記送信部に接続されたプロセッサとを有し、
    前記プロセッサは、
    冗長経路による接続を含む前記複数の通信装置の接続関係を探索し、
    探索された接続関係に基づいて、前記複数の通信装置それぞれについてコアネットワークに近い側に接続する上位通信装置及びコアネットワークから遠い側に接続する下位通信装置を識別する識別情報と、下位通信装置が有効であるか否かを示すフラグとを含む設定ファイルを通信装置ごとに生成し、
    生成された設定ファイルを前記送信部から前記複数の通信装置へ配布させる
    処理を実行することを特徴とする通信制御装置。
  2. 前記探索する処理は、
    前記複数の通信装置の間で発生する通信の障害を検出し、
    障害が発生した箇所を迂回する前記複数の通信装置の接続関係を探索する
    処理を有することを特徴とする請求項1記載の通信制御装置。
  3. 前記生成する処理は、
    前記複数の通信装置の間で通信の障害が発生していない場合には、複数の下位通信装置のうち1つの下位通信装置が有効であることを示すフラグを含む設定ファイルを生成する
    処理を有することを特徴とする請求項1記載の通信制御装置。
  4. 前記生成する処理は、
    前記複数の通信装置の間で通信の障害が発生した場合には、複数の下位通信装置が有効であることを示すフラグを含む設定ファイルを生成する
    処理を有することを特徴とする請求項1記載の通信制御装置。
  5. 自装置と直列に接続された他の通信装置との間でデータを送受信する通信部と、
    端末装置との間でデータを送受信する無線通信部と、
    前記通信部及び前記無線通信部に接続されたプロセッサとを有し、
    前記プロセッサは、
    コアネットワークに近い側に接続する上位通信装置及びコアネットワークから遠い側に接続する下位通信装置を識別する識別情報と、下位通信装置が有効であるか否かを示すフラグとを含む設定ファイルを保持し、
    保持された設定ファイルを参照して、有効な下位通信装置から前記通信部によって受信されたデータと、前記無線通信部によって受信されたデータとを結合し、
    結合して得られた結合データを前記通信部から上位通信装置へ送信させる
    処理を実行することを特徴とする通信装置。
  6. 直列に接続された複数の通信装置と通信制御装置とを有する通信システムであって、
    前記通信制御装置は、
    前記複数の通信装置へデータを送信する送信部と、
    前記送信部に接続された第1プロセッサとを有し、
    前記第1プロセッサは、
    冗長経路による接続を含む前記複数の通信装置の接続関係を探索し、
    探索された接続関係に基づいて、前記複数の通信装置それぞれについてコアネットワークに近い側に接続する上位通信装置及びコアネットワークから遠い側に接続する下位通信装置を識別する識別情報と、下位通信装置が有効であるか否かを示すフラグとを含む設定ファイルを通信装置ごとに生成し、
    生成された設定ファイルを前記送信部から前記複数の通信装置へ配布させる処理を実行し、
    前記通信装置は、
    自装置と直列に接続された他の通信装置との間でデータを送受信する通信部と、
    端末装置との間でデータを送受信する無線通信部と、
    前記通信部及び前記無線通信部に接続された第2プロセッサとを有し、
    前記第2プロセッサは、
    前記通信制御装置から配布される設定ファイルを保持し、
    保持された設定ファイルを参照して、有効な下位通信装置から前記通信部によって受信されたデータと、前記無線通信部によって受信されたデータとを結合し、
    結合して得られた結合データを前記通信部から上位通信装置へ送信させる処理を実行する
    ことを特徴とする通信システム。
  7. 直列に接続された複数の通信装置による通信を制御する通信制御方法であって、
    冗長経路による接続を含む前記複数の通信装置の接続関係を探索し、
    探索された接続関係に基づいて、前記複数の通信装置それぞれについてコアネットワークに近い側に接続する上位通信装置及びコアネットワークから遠い側に接続する下位通信装置を識別する識別情報と、下位通信装置が有効であるか否かを示すフラグとを含む設定ファイルを通信装置ごとに生成し、
    生成された設定ファイルを前記複数の通信装置へ配布する
    処理を有することを特徴とする通信制御方法。
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