JP2008530301A - フルオロポリマー粉末コーティングを調製するための方法 - Google Patents

フルオロポリマー粉末コーティングを調製するための方法 Download PDF

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Abstract

染色された粉末コーティング組成物および染色されていない粉末コーティング組成物を調製するための方法が、開示される。これらの方法は、一般に、フルオロポリマーを含有する分散物の使用を包含する。染色されていない粉末コーティング組成物を調製するための方法は、フルオロポリマーを、このフルオロポリマーと適合性である分散性樹脂と混合する工程、およびこの混合物を乾燥させる工程を包含する。染色されたフルオロポリマー粉末コーティングを調製するための方法は、フルオロポリマーを含有する第一の分散物と、顔料を含有する第二の分散物とをブレンドする工程、およびこのブレンドを乾燥させる工程を包含する。

Description

(発明の分野)
本発明は、染色されたフルオロポリマー粉末コーティングおよび染色されていないフルオロポリマー粉末コーティングを調製するための方法に関する。
(背景情報)
フルオロポリマーベースのコーティングは、それらの顕著な優れた耐久性が公知であり、紫外放射線への曝露および/または風化の際に起こり得る小割れ、チョーキングおよび/または色変化に対する少なくともいくらかの耐久性を与える、頑丈な仕上げを提供する。フルオロポリマーコーティングは、種々の基材に対して、保護および/または装飾を与え得る。このようなコーティングは、多数の用途を有し、これらの用途は、例えば、シートメタルおよび金属の押出し成形品、建築物構成要素、および他の建造物構成要素においての用途である。フルオロポリマー粉末コーティングの調製は、歴史的に、低温粉砕を利用してきた。他の方法が、何年間にもわたって開発されているが、このようなコーティングを作製するための改善された方法が、望まれている。
(発明の要旨)
本発明は、染色されていないフルオロポリマー粉末コーティングを調製するための方法に関し、この方法は、フルオロポリマーを、このフルオロポリマーと適合性である分散性樹脂と混合する工程、およびこの混合物を乾燥させる工程を包含する。本発明は、さらに、染色されたフルオロポリマー粉末コーティングを調製するための方法に関し、この方法は、フルオロポリマーを含有する第一の分散物と、顔料を含有する第二の分散物とをブレンドする工程、およびこのブレンドを乾燥させる工程を包含する。
(発明の詳細な説明)
本発明は、染色されていないフルオロポリマー粉末コーティングを調製するための方法に関する。この方法は、一般に、フルオロポリマーを、このフルオロポリマーと適合性である分散性樹脂と混合する工程を包含する。この混合物は、次いで、乾燥される。
任意の適切なフルオロポリマーが、本発明に従って、使用され得る。例としては、パーフルオロアルキルテトラフルオロエチレンコポリマー(PFA)、エチレンクロロトリフルオロエチレン(E−CTFE)、エチレンテトラフルオロエチレン(E−TFE)、ポリ(フッ化ビニリデン)(PVDF)、ポリ(テトラフルオロエチレン)、ポリ(フッ化ビニル)、ポリ(トリフルオロエチレン)、ポリ(クロロトリフルオロエチレン)(CTFE)、および/またはポリ(ヘキサフルオロプロピレン)が挙げられるが、これらに限定されない。2種以上の適切なフルオロポリマーの混合物が使用され得、これらは、適切なフルオロポリマーのコポリマー、ターポリマーなどであり得る。本発明の1つの実施形態において、このフルオロポリマーは、PVDFと他のフルオロポリマーとのコポリマーおよび/またはターポリマーではない。これらのフルオロポリマーは、固体または粉末の形態などで、広く市販されていることが理解される。
フルオロポリマーは、このフルオロポリマーと適合性である分散性樹脂に添加される。この分散性樹脂は、例えば、水分散性または溶媒分散性であり得る。フルオロポリマーと適合性である任意の分散性樹脂が、本発明に従って使用され得る。適切な分散性樹脂としては、例えば、アクリル、ポリ(酢酸ビニル)、ポリ(ビニルメチルケトン)、ポリブタジエンおよび/またはポリ(ウレタン)を含有する分散性樹脂が挙げられる。適切なアクリルモノマーとしては、t−ブチルアミノメチル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートのうちの1種以上、およびこれらの混合物が挙げられる。「(メタ)アクリレート」などの用語は、当該分野において従来的であるように、メタクリレートとアクリレートとの両方をいうことが理解される。特定の実施形態において、この樹脂は、酸官能性を有する、水分散性アクリル樹脂である。「水分散性」とは、その樹脂が、いくらかの量の水(さらなる水溶性溶媒を含有するかまたは含有しない)に可溶化され、部分的に可溶化され、そして/または分散される、ポリマーまたはオリゴマーであることを意味する。特定の実施形態において、溶液は、実質的に、水100%である。他の実施形態において、溶液は、水50%および共溶媒50%、水60%および共溶媒40%、水70%および共溶媒30%、水80%および共溶媒20%、または水90%および共溶媒10%であり得る。適切な共溶媒としては、例えば、グリコールエーテル、グリコールエーテル−エステル、アルコール、エーテルアルコール、N−メチルピロリドン、フタレート可塑剤および/またはこれらの混合物が挙げられる。特定の用途において、共溶媒の量を制限することが望ましくあり得る。
分散性樹脂はまた、溶媒分散性であり得る。「溶媒分散性」樹脂とは、水以外の溶媒中に可溶化されるポリマーまたはオリゴマーである。適切な溶媒としては、脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、ケトン、エステル、グリコール、エーテル、エーテルエステル、グリコールエーテル、グリコールエーテルエステル、アルコール、エーテルアルコール、フタレート可塑剤、N−メチルピロリドンおよび/またはこれらの適切な混合物が挙げられるが、これらに限定されない。フタレート可塑剤としては、フタレートエステル(例えば、フタル酸ジエチルヘキシル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジイソデシル、フタル酸ジオクチル、およびフタル酸ブチルベンジル)が挙げられる。
フルオロポリマーは、当該分野において標準的である任意の手段によって、望ましい粒子サイズが達成されるまで、添加または混合され得る。これは、例えば、Cowlesミキサー、媒質ミル、ロータ−ステータミルなどを使用することによる。分散物中のフルオロポリマーの量は、この分散物の全固形物重量に基づいて、30重量%〜99重量%の範囲であり得る。
フルオロポリマーは、代表的に、分散物が実質的に均質になるまで、分散性樹脂と混合される。次いで、この混合物は、当該分野において公知である任意の手段によって、乾燥され得る。特に適切な乾燥方法は、噴霧乾燥、箱乾燥、凍結乾燥、流動床乾燥、単一ドラム乾燥および二重ドラム乾燥、気流乾燥、渦流乾燥、ならびに他の多数の蒸発技術であり、これらの全ての使用は、当業者に馴染み深い。
本発明の特定の実施形態において、乾燥した混合物は、次いで、所望の粒子サイズまで粉砕され得る。粉砕は、当該分野において公知である任意の手段(例えば、分級ミルの使用による)によって達成され得る。20ミクロン〜50ミクロン(例えば、30ミクロン〜40ミクロン)の中央粒子サイズが、特定の用途のためにしばしば望ましい。
特定の実施形態において、架橋剤が、分散物にさらに添加され得る。この架橋剤は、分散性樹脂および/または架橋剤自体の反応性基との反応のために適切な、任意の架橋剤であり得る。架橋剤は、固体形態または液体形態であり得る。例としては、ヒドロキシアルキルアミド(例えば、EMSからPRIMIDとして市販されているもの)、グリシジル官能性アクリル、トリグリシジルイソシアヌレート、カルボジイミド(例えば、DowからUCARLINKとして市販されているもの)、メラミン(例えば、CytecからCYMELとして入手可能なもの)、およびブロックイソシアネート(例えば、BayerからCRELANとして入手可能なもの)が挙げられる。
本発明は、染色されたフルオロポリマー粉末コーティングを調製するための方法にさらに関し、この方法は、フルオロポリマーを含有する第一の分散物と、顔料を含有する第二の分散物とをブレンドする工程を包含する。この分散物ブレンドは、次いで、乾燥される。所望であれば、乾燥されたブレンドは、次いで、粉砕を受け得る。この乾燥および粉砕は、上記のとおりである。ブレンドする工程は、当該分野において公知である任意の手段によってなされ得、これらの手段は、例えば、低せん断ミキサーを用いる混合または振盪である。特定の実施形態において、一方または両方の分散物は、コンピュータにより処理される分配システムから、自動的に分配され得る。例えば、第一のフルオロポリマー分散物に、第二の顔料分散物または第二の顔料分散物の組み合わせが添加されて、望ましい色を達成し得る。「ベース」フルオロポリマー分散物に添加されるべき第二の顔料分散物の正確な量および型は、例えば、当該分野において公知である、色調和コンピュータソフトウェアおよび/または色作製コンピュータソフトウェアの使用によって、決定され得る。
フルオロポリマーを含有する第一の分散物は、上記分散物の任意のものであり得る。
顔料を含有する第二の分散物は、第一の分散物と同じ分散性樹脂、または異なる分散性樹脂を含有し得る。異なる分散性樹脂が使用される場合、これらの樹脂は、互いとフルオロポリマーとの両方と適合性であるように、選択されるべきである。特定の実施形態において、第一の分散物と第二の分散物との両方が、水ベースであり、他の特定の実施形態において、両方が、溶媒ベースであり、そして特定の他の実施形態において、一方が水ベースであり、そして一方が溶媒ベースである。「水ベース」とは、その分散物が、水分散性樹脂を含有することを意味する。「溶媒ベース」とは、その分散物が、溶媒分散性樹脂を含有することを意味する。
顔料は、フルオロポリマーと同じ様式で、分散物に添加され得る。分散物中の顔料の量は、望ましい色を与える任意の量であり得、例えば、この分散物全固形物重量に基づいて、1重量%〜50重量%であり得る。
上記のように、分散物のいずれかまたは両方は、水ベースであり得る。同様に、いずれかまたは両方の溶液は、上記のように、実質的に水100%であり得るか、または水50%および共溶媒50%、水60%および共溶媒40%、水70%および共溶媒30%、水80%および共溶媒20%、または水90%および共溶媒10%であり得る。
特定の実施形態において、分散性樹脂のあらゆる酸官能性を、部分的にかまたは完全に中和することが、望ましくあり得る。中和は、水ベースの分散物の調製を補助し得る。任意の適切な中和剤が使用され得、例えば、トリエチルアミン、トリエタノールアミン、ジメチルエタノールアミン、メチルジエタノールアミン、ジエチルエタノールアミン、ジイソプロピルアミン、および/または水酸化アンモニウムである。
特定の実施形態において、いずれかまたは両方の分散物に、架橋剤を含有させることもまた、望ましくあり得る。上記架橋剤のうちの任意のものが、使用され得る。
本発明の特定の実施形態において、コーティングのための適切な色が達成されることが確実にされることが、望ましくあり得る。このことは、例えば、ブレンドされた分散物で線を引く(drawdown)かまたはこの分散物を噴出させて、適切な色が得られるか否かを見ることによって、なされ得る。適切な色が得られない場合、より多くの顔料分散物またはより多くのフルオロポリマー分散物が添加されて、それに従って色を調節し得る。次いで、この調節されたブレンドが乾燥されるか、またはこのブレンドがさらに試験されて、望ましい色が達成されることを確認され得る。本発明の方法は、特に、粉末コーティング調製の伝統的な方法と比較して、色の調和を行うために効果的な様式を提供することが理解される。
コーティングの分野において標準的である任意の添加剤が、上記分散物のいずれかに添加され得る。この添加剤としては、例えば、充填剤、増量剤、UV吸収剤、光安定剤、可塑剤、界面活性剤、湿潤剤、消泡剤などが挙げられる。上記分散物を調合する際に、フルオロポリマーまたは顔料のレベルを調節する目的で、顔料またはフルオロポリマーのうちのいずれかが分散される分散性樹脂と同じであるか、または適合性である、さらなる分散性樹脂を添加することもまた、望ましくあり得る。
任意の適切な顔料が、本発明に従って使用され得る。従って、本明細書中で使用される場合、「顔料」などの用語は、一般に、組成物に色を付与するあらゆるものをいう。従って、「顔料」などの用語は、全ての着色剤(例えば、顔料、色素、および染料)を包含し、塗料産業において使用されるもの、および/またはDry Color Manufacturers Association(DCMA)に列挙されるもの、ならびに特殊効果の組成物が挙げられるが、これらに限定されない。着色剤は、例えば、不溶性であるが使用条件下で可溶性になる微細に分割された固体粉末を含有し得る。着色剤は、有機物であっても無機物であってもよく、そして凝集していても凝集していなくてもよい。
本発明に従って使用され得る適切な顔料としては、無機金属酸化物、有機化合物、金属フレークおよび雲母顔料(「金属」効果の色のため)、増量剤顔料または充填剤顔料、ならびに腐食防止顔料タイプ(例えば、クロメート、シリカ、シリケート、ホスフェート、およびモリブデン酸塩)が挙げられるが、これらに限定されない。例示的な有機顔料および/または顔料組成物としては、カルバゾールジオキサジン粗製顔料、アゾ、モノアゾ、ジスアゾ、ナフトールAS、塩型(レーキ)、ベンゾイミダゾロン、縮合物(condensation)、金属錯体、イソインドリノン、イソインドリンおよび多環式フタロシアニン、キナクリドン、ペリレン、ペリノン、ジケトピロロピロール、チオインジゴ、アントラキノン、インダントロン、アントラピリミジン、フラバントロン、ピラントロン、アンタントロン、ジオキサジン、トリアリールカルボニウム、キノフタロン顔料、ジケトピロロピロールレッド(「DPPBOレッド」)、および/またはこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。適切な無機顔料の例としては、二酸化チタン、カーボンブラック、酸化鉄、および/またはか焼混合金属酸化物が挙げられる。増量剤顔料または充填剤顔料としては、カオリン、滑石、炭酸カルシウム、珪藻土、合成ケイ酸カルシウム、真珠岩、セルロース繊維、粉砕されたシリカ、か焼粘土、微小球、ヒュームドシリカ、処理されたヒュームドシリカ、二酸化チタン、湿式粉砕された雲母、合成繊維、スノブライト(snobrite)粘土、ベントナイト粘土、微小化雲母、アタパルジャイト粘土、および/またはアルミナ三水和物が挙げられる。さらに、剥離性(leafing)および非剥離性のアルミニウムおよび雲母が、他の顔料ありまたはなしで、組み込まれ得る。望ましい色を付与するために適切な任意の量の顔料が、使用され得る。
例示的な色素としては、溶媒ベースのものおよび/または水性ベースのものであって、例えば、フタログリーンまたはフタロブルー、酸化鉄、バナジン酸ビスマス、アントラキノン、ペリレン、アルミニウムおよびキナクリドンが挙げられるが、これらに限定されない。
例示的な染料としては、水ベースのキャリアまたは水混和性キャリア中に分散された顔料であって、例えば、AQUA−CHEM 896(Degussa,Inc.から市販されている)、CHARISMA COLORANTSおよびMAXITONER INDUSTRIAL COLORANTS(Eastman Chemical,Inc.のAccurate Dispersions部門から市販されている)が挙げられるが、これらに限定されない。
着色剤は、分散物の形態(ナノ粒子分散物が挙げられるが、これに限定されない)であり得る。ナノ粒子分散物は、1種以上の高度に分散されたナノ粒子の着色剤または着色剤粒子を含有し得、これらが、望ましい視覚的な色および/または不透明性および/または視覚的効果を生じる。ナノ粒子分散物は、約150nm未満(例えば、70nm未満、または30nm未満)の粒子サイズを有する、顔料または色素のような着色剤を含有し得る。ナノ粒子は、ストック有機顔料またはストック無機顔料を、0.5mm未満の粒子サイズを有する粉砕媒質を用いて製粉することによって、生成され得る。例示的なナノ粒子分散物およびこれらを作製するための方法は、米国特許出願公開第2003/0125417号において確認され、これは、本明細書中に参考として援用される。ナノ粒子分散物はまた、結晶化、沈殿、気相凝縮、および化学アトリション(すなわち、部分的溶解)によって生成され得る。コーティング内のナノ粒子の再凝集を最小にする目的で、樹脂でコーティングされたナノ粒子の分散物が使用され得る。本明細書中で使用される場合、「樹脂でコーティングされたナノ粒子の分散物」とは、ナノ粒子と、このナノ粒子上の樹脂コーティングとを含む、不連続な「複合微粒子」が、連続相中に分散している、連続相をいう。例示的な、樹脂でコーティングされたナノ粒子の分散物およびこれらを作製するための方法は、2004年6月24日に出願された、米国特許出願番号10/876,315(これは、本明細書中に参考として援用される)および2003年6月24日に出願された、米国仮出願番号60/482,167(これもまた、本明細書中に参考として援用される)において確認される。
本発明のコーティングにおいて使用され得る例示的な特殊効果組成物としては、1つ以上の外観上の効果(例えば、反射率、真珠光沢、金属光沢、リン光、蛍光、フォトクロミズム、感光性、サーモクロミズム、ゴニオクロミスム(goniochromism)および/または色変化)を生じる、顔料および/または組成物が挙げられる。さらなる特殊効果組成物は、他の知覚特性(例えば、不透明性またはきめ)を提供し得る。非限定的な実施形態において、特殊効果組成物は、色シフトを生じ得、その結果、コーティングが異なる角度で観察される場合に、このコーティングの色が変化する。色効果組成物の例は、米国特許出願公開第2003/0125416号(本明細書中に参考として援用される)において確認される。さらなる色効果組成物としては、透明物質でコーティングされた雲母および/または合成雲母、コーティングされたシリカ、コーティングされたアルミナ、透明液晶顔料、液晶コーティング、ならびに/あるいは干渉が材料の表面と空気との間の屈折率の差に起因するのではなく、材料内の屈折率の差から生じる、任意の組成物が挙げられ得る。
特定の非限定的な実施形態において、感光性組成物および/またはフォトクロミック組成物(これらは、1つ以上の光源に曝露される場合に、その色を可逆的に変化させる)が、本発明のコーティングにおいて使用され得る。フォトクロミック組成物および/または感光性組成物は、特定の波長の放射線への曝露によって、達成され得る。この組成物が励起されると、その分子構造が変化し、そしてこの変化した構造は、その組成物の元の色とは異なる新たな色を示す。放射線への曝露が除かれると、このフォトクロミック組成物および/または感光性組成物は、休止状態に戻り得、この状態において、この組成物の元の色が戻る。1つの非限定的な実施形態において、フォトクロミック組成物および/または感光性組成物は、非励起状態において無色であり得、そして励起状態において色を示し得る。全色での変化が、数ミリ秒から数分以内(例えば、20秒〜60秒)に現れ得る。例示的なフォトクロミック組成物および/または感光性組成物としては、フォトクロミック色素が挙げられる。
非限定的な実施形態において、感光性組成物および/またはフォトクロミック組成物は、重合性成分のポリマーおよび/またはポリマー材料に、会合し得、そして/または少なくとも部分的に(例えば、共有結合によって)結合し得る。感光性組成物がコーティングから移動して基材内に結晶化し得るいくつかのコーティングとは異なり、本発明の非限定的な実施形態に従って、ポリマーおよび/または重合性成分に会合し、そして/または少なくとも部分的に結合した、感光性組成物および/またはフォトクロミック組成物は、コーティングからの最小の移動を有する。例示的な感光性組成物および/またはフォトクロミック組成物、ならびにこれらを作製するための方法は、2004年7月16日に出願され、本明細書中に参考として援用される、米国特許出願番号10/892,919において確認される。
上記のように調製された粉末コーティングは、当該分野において適切である任意の手段(例えば、静電噴霧による)によって塗布され得る。これらのコーティングは、任意の適切な基材に塗布され得る。硬化パラメータは、フルオロポリマーおよび分散性樹脂に依存して変動するが、このようなパラメータは、当業者によって容易に決定され得ることが、理解される。コーティングは、一旦硬化すると、任意の望ましい乾燥フィルム厚さを有し得る。ほとんどの用途のために特に適切なものは、1ミル〜4ミル(例えば、2ミル〜3ミル)の乾燥フィルム厚さである。
本発明の特定の実施形態において、フルオロポリマーは、アクリル分散物と組み合わせて使用され得るが、これらの実施形態は、アクリル修飾されたフルオロポリマーに関するものではないことが、理解される。アクリルが使用される特定の実施形態において、このアクリルは、イミド基を有さない。本発明の特定の他の実施形態において、コーティングは、分散性樹脂、ポリアミド、ポリエーテル樹脂、ポリ(フェニレンスルフィド)および/または無機結晶性材料に加えて流動添加剤として添加される、少量(すなわち、固形物に基づいて1重量%以下)の低分子量アクリルポリマー(すなわち、20,000未満の分子量)を明白に排除する。
本発明は、粉末フルオロポリマーコーティングの調製において、低温粉砕の使用を排除することが理解される。本発明のコーティングはまた、ブレンドの乾燥を使用せずに調製され、ブレンドの乾燥は、静電噴霧の間の色の分離をもたらし得る。特定の実施形態において、本明細書中に記載されるフルオロポリマー分散物は、ラテックス分散物ではないことが、さらに理解される。最後に、本発明の方法は、激しい磨砕工程(例えば、2ロールミル)なしで、固形物(すなわち、固体のフルオロポリマーおよび/または顔料)の分散を可能にする。
本明細書中で使用される場合、他に明白に言及されない限り、全ての数値(例えば、値、範囲、量または百分率を表す数値)は、単語「約」が明瞭に現れない場合でさえも、単語「約」が先行するかのように読まれ得る。本明細書中に記載されるあらゆる数値範囲は、この範囲に含まれる全ての部分範囲を含むことが意図される。本明細書中で使用される場合、用語「ポリマー」は、プレポリマーまたはオリゴマー、およびホモポリマーとコポリマーとの両方をいうことを意味する。接頭語「ポリ」とは、2以上をいう。複数形は、単数形を包含し、そしてその逆もまたそうである。従って、本発明は、「a」フルオロポリマー、「a」分散物、「a」顔料、「a」分散性樹脂、「a」反応性基などの観点で記載されているが、これらの構成要素のいずれかの1つ以上が、使用され得る。同様に、本明細書中に記載される、他の添加剤のいずれかの1つ以上が、本発明の範囲内で使用され得る。
以下の実施例は、本発明を説明することが意図され、そして本発明をいかなる方法でも限定するとみなされるべきではない。
(実施例1)
PVDFおよびTiO(白色)の分散物を、表1に列挙される成分を使用して作製した。これらのサンプルを、金属ビーカー内で、ジルコニア媒質および平坦な混合ブレードを用いて粉砕した。PVDFを、Hegmanゲージで5の読み取りが達成されるまで、粉砕した。TiOを、7Hegmanまで粉砕した。これらの溶液は、両方とも、実質的に水100%ベースであった。
Figure 2008530301
89%メタクリル酸メチル、8%メタクリル酸および3% MPEG 350メタクリレート、水中19.7%固形物。
Tego Chemieから入手可能な消泡剤。
Arkemaから入手可能な、粉末形態のポリフッ化ビニリデン。
DuPontから入手可能な二酸化チタン。
(実施例2)
実施例1の分散物を、表2に示されるように、さらなるアクリルと組み合わせた。
Figure 2008530301
混合後、クリアコーティングおよび白色コーティングを、Buchi Mini Spray Dryer Model B−191を使用して、乾燥させた。得られた乾燥粉末を、アルミニウムパネル上に静電噴霧し、そして410°Fで10分間焼成した。得られたフィルムは、滑らかであった。白色コーティングは、均一な色を有した。
(実施例3)
PVDFおよびTiOの分散物を、表3の成分を使用して、実施例1に与えられる手順を使用して作製した。これらの溶液は、水約90%および共溶媒10%であった。
Figure 2008530301
92%メタクリル酸メチル、8%メタクリル酸。水と、ジエチレングリコールモノメチルエーテルと、エタノールとのブレンド中、20.24%固形物。
Ferroから入手可能なフタル酸アルキルベンジル。
(実施例4)
実施例3の分散物を、表4に示されるように、さらなるアクリルと組み合わせた。
Figure 2008530301
混合後、クリアコーティングおよび白色コーティングを、ガラスパネル上に注ぎ、そして220°Fで1時間焼成した。乾燥した塗料を、このパネルから掻き取り、さらに1時間乾燥させ、そして空気分級ミルで、粒子サイズ中央値35ミクロンまで粉砕した。粉末を、アルミニウムパネル上に噴霧し、そして410°Fで10分間焼成した。得られたフィルムは、滑らかであった。白色コーティングは、均一な色を有した。
(実施例5)
架橋剤を含むコーティングを、表5の成分を使用して作製した。
Figure 2008530301
EMSから入手可能なヒドロキシアルキルアミン。
材料を、アルミニウム基材上に引いた線として適用し、そして410℃Fで10分間焼成した。得られたコーティングは、優れた接着および可撓性を有した。具体的には、ASTM D2794に従って実施した直接衝撃試験において、このコーティングは、120インチ・ポンドに合格した。
本発明の特定の実施形態が、説明の目的で上に記載されたが、本発明の細部の多数の変更が、添付の特許請求の範囲において規定されるような本発明から逸脱することなくなされ得ることが、当業者に明らかである。

Claims (20)

  1. 染色されていないフルオロポリマー粉末コーティングを調製するための方法であって、該方法は、
    (1)フルオロポリマーを、該フルオロポリマーと適合性である分散性樹脂と混合する工程;および
    (2)工程1の混合物を乾燥させる工程;
    を包含する、方法。
  2. 前記分散性樹脂が、アクリルを含有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記分散性樹脂が、官能性を有する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記官能性が、酸官能性である、請求項3に記載の方法。
  5. 前記分散性樹脂が、水分散性である、請求項3に記載の方法。
  6. 前記分散性樹脂が、溶媒分散性である、請求項1に記載の方法。
  7. (3)工程2の乾燥された混合物を粉砕する工程、
    をさらに包含する、請求項1に記載の方法。
  8. 前記分散物が、架橋剤をさらに含有する、請求項1に記載の方法。
  9. 前記架橋剤が、ブロックイソシアネートを含有する、請求項7に記載の方法。
  10. 前記フルオロポリマーが、ポリ(フッ化ビニリデン)を含有する、請求項1に記載の方法。
  11. 染色された粉末コーティングを調製するための方法であって、該方法は、
    (1)(a)フルオロポリマーを含有する第一の分散物と、(b)顔料を含有する第二の分散物とをブレンドする工程;および
    (2)工程1のブレンドを乾燥させる工程、
    を包含する、方法。
  12. 前記第一の分散物および第二の分散物が、溶媒ベースである、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第一の分散物および第二の分散物が、水ベースである、請求項11に記載の方法。
  14. 一方の分散物が、水ベースであり、そして一方の分散物が、溶媒ベースである、請求項11に記載の方法。
  15. 前記分散物のうちの少なくとも一方が、コンピュータで処理される分配システムから分配される、請求項11に記載の方法。
  16. 前記分散物が、酸官能性を有する、水分散性のアクリルを含有する、請求項11に記載の方法。
  17. (3)工程2の乾燥されたブレンドを粉砕する工程、
    をさらに包含する、請求項11に記載の方法。
  18. 前記分散物のうちのいずれかまたは両方が、架橋剤をさらに含有する、請求項11に記載の方法。
  19. 前記架橋剤が、ブロックイソシアネートを含有する、請求項18に記載の方法。
  20. 前記フルオロポリマーが、ポリ(フッ化ビニリデン)を含有する、請求項11に記載の方法。
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