JP2008529552A - 中心充填(centre−fill)菓子組成物 - Google Patents

中心充填(centre−fill)菓子組成物 Download PDF

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Abstract

中心充填ハードボイルドキャンディーを提供するが、ここで充填物は極性食用液体及び増粘剤を含んでなり、また、ずり減粘である。本明細書の中心充填ハードボイルドキャンディーは、向上させた安定性及び向上させた消費者感覚(consumer aesthetics)を有する。

Description

本発明は、中心充填菓子組成物に関する。より具体的には、本発明は、菓子の安定性並びに口腔内での該中心充填物の認識及び滞在時間を向上させるレオロジー特性を提供する、ずり減粘(shear-thinning)中心充填組成物を含むハードボイルドキャンディー(hard boiled candies)に関する。
本明細書において他に説明がない限り、すべての百分率は重量百分率である。
本明細書において他に説明がない限り、すべての測定は25℃で実施される。
中心充填菓子製品は、長年利用されてきた。これらの製品は通常、その内部に空洞又は中心部を残し、その中空に充填物が注入されるというハードボイルドキャンディーの形態を取る。このような製品のキャンディー外殻は、糖(グルコース及び/又はスクロース)又は糖置換系(例えば、イソマルト(登録商標)及び/又はマルチトール)のいずれかであり得る。
前記中心充填組成物は元来、水、フレーバー及び着色剤を有するグルコースシロップ剤のようなバルク甘味剤をベースにしてきた。代替充填物としては、キャンディー外殻の可溶化を防止することにより安定性を向上させるための、水の代わりのグリセリンのような食用液体が挙げられてきた。これらの組成物のいくつかは、中心充填菓子の安定性を向上させるが、保存時の安定性の属性と口腔内で消費者が受け入れ可能な感覚(aesthetics)及び向上したフレーバーの認識とを同時に満たすものはない。米国特許第4316915号は、保存時に液体のままであるように考案された増粘剤を含む液体中心充填物を含む中心充填チューインガムについて開示している。これら中心充填物は、保存時に液体のままであることにより、キャンディー外殻を可溶化させ、その後再結晶化させて、結果として不透明且つ脆いものにすることで、前記組成物の安定性に悪影響を及ぼすため、中心充填ハードボイルドキャンディーに用いるには理想的ではない。
先行技術のいくつかの中心充填組成物は、消費者が前記菓子を食べた際に、前記中心充填物が口の中で素早く溶解し且つ摂取され、口腔内で長時間保持されない様に、典型的には薄すぎる即ち過度に液状であることが分かっている。更に、前記中心充填物のレオロジーを変更させようとして、口腔内で容易に分散しない中心充填物となった。このような試みは更に、中心充填物の注入が困難であるという製造プロセス上の問題を引き起こし、キャンディー塊からの頻繁な漏出及び製造ラインの汚染をもたらした。これは更に、保存中(during stability)のキャンディー完成品が割れた場合には、最終梱包物内の漏出をもたらす貧弱な安定性を引き起こす。
保存時に安定しており、消費者に流動性の感触を付与するが、口腔内にとどまってフレーバーの認識及びその中の活性成分の送達を向上させる中心充填菓子組成物を提供するという要求が、当該技術分野において存在する。
本発明は、前記組成物の60重量%〜95重量%のハードボイルドキャンディー外殻及び5重量%〜40重量%の充填物を含んでなる、菓子組成物であって、
前記充填物が、
a.極性食用液体、及び
b.増粘剤
を含んでなり、
該中心充填組成物が、ずり減粘である、菓子組成物を提供する。本明細書の組成物は、摂取時に自由流動性液体の如く見えると同時に、向上した安定性、及び消費者による向上したフレーバー認識を可能にさせる口の中での向上した保持力を有する。
本発明の菓子組成物は、前記組成物の約60〜約95重量%、好ましくは約70〜約85重量%のハードボイルドキャンディー外殻及び約5〜約40重量%、好ましくは約15〜約30重量%の食用充填物を含む。
本発明の充填物は、極性食用液体を含む。本明細書で使用する時、「極性食用液体」とは、室温(25℃)で液体、分子レベルでは本質的に極性(即ち、分子を構成する原子の静電的な性質に応じて、「正」及び「負」極を有する)で、且つ食用(即ち、既知の毒物学上の副作用を有さず、且つ人の食品及び医薬品に用いるための許可を受けたもの)である材料を含む。本明細書で有用な極性食用液体の非限定例としては、水、低分子量アルコール、多価アルコール及びこれらの混合物、好ましくは多価アルコールが挙げられる。本明細書で用いるのに好適な多価アルコールの非限定例としては、グリセリン、低分子量(即ち、1000MW未満)ポリエチレングリコール、プロピレングリコール及びこれらの混合物、好ましくはグリセリンが挙げられる。本発明の充填物は、好ましくは前記充填物の約30重量%〜95重量%の極性食用液体又はその混合物、より好ましくは約40重量%〜約90重量%及びより好ましくは更に約50重量%〜85重量%、更により好ましくは約40重量%〜約60重量%の極性食用液体又はこれらの混合物を含む。
好ましくは、前記充填物は、水を前記充填物の約10重量%未満の濃度で、好ましくは約8%未満の濃度で、更により好ましくは約6重量%以下の濃度で含む、水分含有量の少ない又は非水性の充填物である。理論に束縛されるものではないが、高濃度の水がハードボイルドキャンディー外殻(hard boiled candy shell)内に含まれる場合には、キャンディー外殻内の糖及び糖アルコールの可溶化並びにそれに続く再結晶のために、前記充填物の安定性に悪影響を及ぼすと思量される。これによって、前記充填物が硬く結晶性のものとなり、同時に前記外殻が不透明且つ破壊されやすくなる。
前記充填物は、前記充填物の美味性を向上させるために、バルク甘味剤を更に含んでもよく、その非限定例としてはグルコース及びスクロースが挙げられる。充填剤は、乾燥固形分ベースで、約5〜約80重量%、好ましくは約30〜約75重量%の前記バルク甘味剤を含んでよい。前記甘味剤の好ましい供給源は、残部が本質的に水である80%固形分として市販され、用いられる場合には水性充填剤によって必要とされるいくらかの又は場合によりすべての水を提供することもできる、高フルクトースコーンシロップである。ソルビトール、キシリトールイソマルト又はマルチトールなどの糖アルコールを含む無糖組成物も、人工又は天然の強力甘味料と組み合わせて使用でき、強力甘味料の非限定例は、サッカリンナトリウム、アセスルファムカリウム、アスパルテーム及びスクラロースである。
本明細書における菓子組成物は、ずり減粘の充填用組成物を含む。好ましくは、前記中心充填組成物は、下記方法に従って測定された場合、37℃にて約0.5より大きいlog[(η@0.01s−1)/(η@250s−1)]を示す。好ましくは、前記log[(η@0.01s−1)/(η@250s−1)]比は、約1より大きく、より好ましくは約5より大きい。最適な中心充填物は、低剪断力にて又は剪断力無しの場合に、極めて高い粘度を示さなければならないが、高剪断速度を受けた場合には、粘度の劇的な低下を示さなければならない。理論に束縛されるものではないが、本発明で使用するずり減粘中心充填物は、前記菓子組成物に対して、複数の利点を提供すると考えられている。まず第1に、前記中心充填物のずり減粘性により、製造、冷却及び保存後に半固体又は固形になることが可能となると考えられている。これにより、中心充填物から外殻への化学物質の移動が遅くなり、従って組成物の安定性を向上させ、これでキャンディー外殻からの漏液などの問題を回避し、外殻を再結晶させ又は充填物からの極性食用液体の浸透に起因する軟化を生じるキャンディー外殻の可溶化を回避する。
しかし、固体充填物は液体充填物程には消費者に受け入れられない。従って、消費者が前記菓子を吸って、それを舌により口の中で動かし、増加した剪断応力を適用して摂取する際に、前記充填物がずり減粘性を示してその粘度が実質的に減少することが必要とされる。この剪断応力は、放出時に前記中心充填物を薄め、結果的に流動性の印象をもたらす。しかし、真に液体の中心充填物(即ち、本発明の増粘剤を組み込んでいないもの)は、消費者が受け入れ可能な摂取感覚(consumption aesthetics)を送達しないことが判明した。具体的には、真に液体の中心充填物は、唾液内で素早く希釈され、口腔から素早く摂取され、除去される。その結果、前記中心充填物内に含まれるいかなるフレーバー、知覚物質又は活性成分も、素早く口腔から除去され、活性又はフレーバーの認識は減少することになる。理論に束縛されるものではないが、本明細書のずり減粘充填物は、粘膜接着物として機能し、口腔粘膜に対して前記中心充填物をコーティングし、前記充填物の口腔内での滞留時間を向上させるとも考えられる。これは、口腔上にそれを濃縮された液体でコーティングすることによって付与される感触を向上させること、該外殻が破壊された後にキャンディー外殻の片と共に残存する中心充填物が確実に存在することを含む多種多様の利点を有する。更に、フレーバー及び活性成分の認識は、主たる粘膜面(例えば、舌、のど及び頬面)がこれらの成分に長時間曝された際に、増大する。
このようなずり減粘性を得るために、本発明の菓子組成物は、増粘剤を更に含む。上記属性を得るために、前記増粘剤は前記充填物に対して高度の擬塑性を付与して、剪断速度が増加する際に粘度を大幅に減少させ、粘膜接着性も示すべきである。前記製剤内に擬塑性を誘発する高分子増粘剤が好ましい。高分子増粘剤は、一般に直鎖又は分子状の高分子量物質であり、水和した際にはそれらが更に架橋ネットワークを形成してもよい。ずり減粘又は擬塑性ポリマーは、極性液体内に溶解又は分散した際に、高粘度を付与し、剪断歪又は剪断速度を増加させると、粘度の顕著な低下を示す。
本明細書で使用される増粘剤は、人による摂取に適していなければならない。好適な増粘剤の非限定例としては、キサンタンガム、カラギーナン及び誘導体、ジェランガム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、スクレロチウムガム及び誘導体、プルラン、ラムサンガム、ウェランガム、こんにゃく、カードラン、カルボマー、アルギン、アルギン酸、アルギン酸塩及び誘導体、ヒドロキシエチルセルロース及び誘導体、ヒドロキシプロピルセルロース及び誘導体、リン酸デンプン誘導体、グアーガム及び誘導体、デンプン及び誘導体、無水マレイン酸とアルケン及び誘導体とのコポリマー、エチレングリコール/プロピレングリコールコポリマー、ベヘニルアルコールなどの長鎖アルコール、ポロキサマー及び誘導体、ポリアクリレート及び誘導体、メチルセルロース及び誘導体、エチルセルロース及び誘導体、寒天及び誘導体、アラビアゴム及び誘導体、ペクチン及び誘導体、キトサン及び誘導体、ポリエチレングリコールなどの高分子量ポリエチレングリコール(分子量が、10,000以上)、カラヤゴム、ローカストビーンガム、納豆ゴム、ビニルピロリドンとアルケンとのコポリマー、トラガカントゴム、ポリアクリルアミド、キチン誘導体、ゼラチン、βグルカン、デキストリン、デキストラン、シクロデキストリン、メタクリレート、微結晶セルロース、ポリクオタニウム、ファーセラレンガム、ガティガム、オオバコゴム、マルメロゴム、タマリンドガム、カラマツゴム、タラガム、タルク、カオリン粘土、ベントナイト粘土、セルロース、ヒュームドシリカ、並びにこれらの混合物が挙げられる。好ましいのは、キサンタンガム、カラギーナン及び誘導体、ジェランガム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、スクレロチウムガム及び誘導体、プルラン、ラムサンガム、ウェランガム、こんにゃく、カードラン、カルボマー、アルギン、アルギン酸、アルギン酸塩及び誘導体、ヒドロキシエチルセルロース及び誘導体、ヒドロキシプロピルセルロース及び誘導体、リン酸デンプン誘導体、グアーガム及び誘導体、デンプン及び誘導体、無水マレイン酸とアルケン及び誘導体とのコポリマー、セルロースゴム及び誘導体、ポロキサマー及び誘導体、ゼラチン、並びにこれらの混合物である。より好ましいのは、キサンタンガム、カラギーナン及び誘導体、ジェランガム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ゼラチン、並びにこれらの混合物である。より好ましくは、やはりキサンタンガムである。
本発明の充填用組成物は、好ましくは充填物の約0.001重量%〜約10重量%の増粘剤を含む。より好ましくは、前記充填物は前記増粘剤を約0.01%〜約5%、より好ましくは更に約0.01%〜0.8%未満、更により好ましくは更に約0.01%〜約0.5%未満の濃度で含む。
固定温度でのlog表示での粘度比の値(log viscosity ratio value)、即ち本発明で使用するlog[(η@0.01s−1)/(η@250s−1)]は、次の様にして決定される。個々の粘度は、それぞれの剪断速度にて、粘度計(例えば、ティー・エイ・インスツルメンツより市販されている型番AR2000)を使用して決定される。測定は、平行プレート装置によって実施されることができる。第1に、キャンディー製造設備で充填される際の温度(好ましい温度は、85℃)にて、前記中心充填組成物をレオメーター上に載せ、前記平行プレートを試料に適用する。好適なプレートの実施例は、500マイクロメートル(μm)のギャップを有する40mmアクリル板であり、可能であれば溶媒トラップを使用して水又は他の溶媒が測定中に処方から損失するのを回避するのが好ましい。前記プレートを、粘膜温度(37℃)まで冷却し、前記中心充填物を1時間平衡させた。粘度は、約0.01s−1〜約250s−1まで180秒かけて指数関数的に増加する剪断速度で回転剪断力を使用して測定する。この方法には前記レオメーターの円錐と底板との間の比較的大きなギャップを用いて、製剤(formula)中の大粒子(例えば、ポリマー集合体)又は再結晶させたスクロースなどの冷却中に形成された結晶の存在によって引き起こされる粘度データの誤導を回避しなければならないと考えられている。当業者には既知であるが、前記ギャップは製品内の既知の粒子の最大のものの、少なくとも10倍のサイズでなければならない。
本明細書の菓子組成物は、当業者に既知のハードボイルドキャンディー外殻を含む。中心充填ハードボイルドキャンディーは、米国特許第4,372,942号及び同4,466,983号に開示されている。ハードボイルドキャンディー外殻のための好適な糖系は、約30%〜約85%のグルコースシロップ剤及び約15%〜約70%のスクロースを含む。あるいは、前記外殻に無糖系を使用することができる。好適な無糖系には、イソマルト、マルチトール及びソルビトールなどのバルク甘味料が挙げられる。イソマルト及びマルチトールが、好ましい。前記外殻の内面が、別個の食用ライニングを有して、前記充填物と該外殻との相互作用を回避又は低減することもできる。前記食用外殻は、上記のように、フレーバーを更に含むこともできる。
任意である、本発明の菓子組成物の好ましい構成成分は、冷却組成物である。前記冷却組成物の必須成分は、生理的冷却剤である。前記冷却剤の好適な濃度は、のど飴組成物の約0.001〜約10重量%、好ましくは約0.01〜約5重量%、より好ましくは約0.01〜約2重量%、更により好ましくは約0.01〜約0.5重量%である。英国特許出願公開第1,452,291号(1976年10月13日公開)に記載されている生理的冷却剤の試験は、本明細書にて以下便宜上引用される。
以下の試験手順は、生理的冷却能を有する化合物を同定するための手段として使用することが可能である。本試験は、純粋に、生理的冷却剤活性を有し、本発明において有用な化合物を同定するため、また化合物の異なる相対(人体の特定部分に特定の方法で適用する場合、それら自身の間で、及びl−メントールと比較して)活量の指標を与えるための手段として意図されたものである。結果は、必ずしも、他の製剤、及び他の要因が作用する人体の他の部位におけるこれら化合物の活性を示すものではない。例えば、冷却効果の発現、その強度及び寿命に対する制御要因は、化合物の表皮を通しての浸透率であり、これは人体の異なる場所によって変化する。従って、後述の試験手順が、化合物の経口適用に関するものであるため、本明細書において記載される試験結果及び他の図表は、ガイドとして、特に経口投与するための製品の処方において有用ではあるが、本発明の実際の製品の処方は、主として実験に基づいて実施される。当然ながら、類似の試験が、人体の別の領域(例えば、顔又は前腕)の化合物の相対活量を測定する目的のために考案されてもよく、これは外部局所使用のための調製に使用する化合物の選択において有益なガイドとなり得る。記載した試験手順は、統計学に基づいて実施されることも留意される。これらの化合物に対する感度が、化合物間及び人体のある部分と別の部分との間で変化するだけでなく、個々の人によっても変化するため、これは必要なことである。このような種類の試験は、感覚刺激性、例えば有機及び無機化合物の味及びにおいの試験において通常用いられる。カーク・オスマー(Kirk-Othmer)著、工業化学百科事典(第2版、1967年、第14巻、336〜344頁)を参照のこと。
以下の試験手順は、平均感度の人に顕著な冷却効果を生じさせるために必要とされる試験化合物の最少量(この最少量は、その特定化合物の閾値と呼ばれる)を決定することを目的としている。前記試験は、l−メントールに対する感度の中央値を持つ6人から成る選択されたパネルによって実施される。
平均感度を有する試験用パネルを選択するためには、以下の手順を使用する。既知量の1−メントールの石油エーテル(沸点40〜60℃)溶液を5mmの正方形の濾紙上に置き、その後、前記溶媒を蒸発させる。観察者のパネルは登録されて、1度に1つの含浸された正方形を舌の上に置き、冷却効果の存在又は不存在について報告するように依頼される。各含浸正方形上のl−メントールの量を正方形当たり0.25μgより実質的に上の値から0.25μgより実質的に下の値まで徐々に減らす(正確な範囲は重要ではない)。2.0μgを含有する正方形で始め、先行する正方形の量の半分(即ち、第2試験用正方形は1.0μgを含有し、第3のものは0.5μgである、等)とするのが、便宜である。各分量は、舌の上で少なくとも10回試験される。この様にして、l−メントールによる冷受容器刺激への閾値が、前記パネルの各個人に対して決定される(各個人の前記閾値は、10回以上の一連の試験において、半分は冷却効果が報告されるl−メントールの量である)。ここで、l−メントールに対する閾値が0.1μg〜10μgの範囲内であり、その平均閾値が約0.25μgである、6人のパネルメンバーを選択する(この選択されたパネルは、平均感度の試験用パネルであると見なされる)。
冷却剤の活性を試験するために、l−メントールに対して平均感度を有する6人の選択されたパネルメンバーだけを使って上述の手順を繰り返す。各試験化合物に対する6人の選択されたパネルメンバーそれぞれの個々の閾値を決定し、平均する。選択した試験用パネルの平均閾値が100μg以下、好ましくは50μg以下である化合物は、本発明に従う冷却能を有していると見なされる。
好適な生理的冷却剤は、PCT国際公開特許WO97/06695に記載されている。本明細書で使用するのに好ましいのは、メントール、ペパーミント油、N−置換−p−メンタン−3−カルボキサミド、非環式の三級及び二級カルボキサミド、3−1−メントキシプロパン−1,2−ジオール、モノメンチルグルタレート並びにこれらの混合物から成る群から選択される生理的冷却剤である。最も有用であると見出されたカルボキサミドは、米国特許第4,136,163号(ワトソン(Watson)ら、1979年1月23日)、及び同第4,230,688号(ロウセル(Rowsell)ら、1980年10月28日)に記載されているようなものである。米国特許第4,136,163号のカルボキサミドは、N−置換−p−メンタン−3−カルボキサミド、例えば、ウィルキンソン・ソード(Wilkinson Sword)からWS−3として市販されている、N−エチル−p−メンタン−3−カルボキサミドなどである。米国特許第4,230,688号のカルボキサミドは、ある種の非環式三級及び二級カルボキサミド、例えば、ウィルキンソン・ソード(Wilkinson Sword)からWS−23として市販されている、トリメチルイソプロピルブタンアミドなどである。本明細書での使用により好ましいものは、モノメンチルグルタレート、N−エチル−p−メンタン−3−カルボキサミド、トリメチルイソプロピルブタンアミド及びこれらの混合物、更により好ましくはモノメンチルグルタレート(IFF(オランダ)からクーラー−2(Cooler-2)として市販されている)である。
前記冷却組成物の残部は、好適・適切なキャリア、例えば、水、プロピレングリコール又はバルク甘味剤から構成されてよく、以下でより詳細に説明する。前記冷却組成物は、その主たる効果が冷却のものであるという条件で、本明細書で記載する加温剤を更に含むことができる。
本明細書の菓子組成物の更なる任意の好ましい構成成分は、加温組成物である。前記加温組成物の必須成分は、生理的加温剤である。前記加温剤の好適な濃度は、のど飴の約0.001〜約10重量%、好ましくは約0.005〜約5重量%、より好ましくは約0.01〜約1重量%、更により好ましくは約0.01〜約0.5重量%である。
生理的加温剤は、前述した冷却剤のための試験を変更して実施することに対して試験されることができ、該試験では参照用試料としてメントールではなくベンジルアルコールの使用に変更し、パネリストに対して冷却効果ではなく加温効果の存在又は不存在を報告するように依頼する。好ましい生理的加温剤は、バニリルアルコールn−ブチルエーテル、バニリルアルコールn−プロピルエーテル、バニリルアルコールイソプロピルエーテル、バニリルアルコールイソブチルエーテル、バニリルアルコールn−アミノエーテル、バニリルアルコールイソアミルエーテル、バニリルアルコールn−ヘキシルエーテル、バニリルアルコールメチルエーテル、バニリルアルコールエチルエーテル、ジンジェロール、ショーガオール、パラドール、ジンゲロン、カプサイシン、ジヒドロカプサイシン、ノルジヒドロカプサイシン、ホモカプサイシン、ホモジヒドロカプサイシン、エタノール、イソプロピルアルコール、イソアミルアルコール、ベンジルアルコール、クロロホルム、オイゲノール、桂皮油、桂皮アルデヒド、これらのリン酸塩誘導体、及びこれらの混合物から成る群から選択されるものである。以上のリン酸塩誘導体は、PCT国際公開特許WO97/02273に記載されているようなものである。本明細書に用いるのに好適な加温剤の市販の例は、オプタヒート(Optaheat)(シムライズ(Symrise)、ドイツ)である。前記加温組成物の残部は、好適・適切なキャリア、例えば、水、プロピレングリコール又はバルク甘味剤から構成されてよく、以下でより詳細に説明する。前記加温組成物は、その主たる効果が加温のものであるという条件で、本明細書で記載する冷却剤を更に含むことができる。
好ましくは、本明細書の冷却剤及び加温組成物は、逐次的な放出特性を提供するのに適している。本明細書で使用する時、「逐次的な放出特性を提供するのに適している」とは、前記組成物が、該組成物の均質な混合物に関して化学的に及び/又は物理的に変更され、菓子製品を摂取する人が、異なる時点で加温のピーク感覚に対して冷却剤の最大効果を知覚することができることを意味する。多くのこのような組成物が、該製品を摂取する間中、加温剤又は冷却剤を放出し、加温剤及び冷却剤のいくらかの同時知覚があり得ることが理解されよう。しかし、冷却剤及び加温剤のピーク効果を確実に分離することにより、該製品の全体的な感覚刺激効果を、異なる放出特性を提供するのに適していない従来技術の組成物に対して、実質的に向上させる。これは、中心充填糖菓の場合、都合よく実現できる。本発明の好ましいのど飴では、該食用外殻は、冷却剤を含む冷却組成物であり、該中心充填物は加温剤を含む加温組成物である。
水性中心充填物(即ち、10%超の水)を使用した場合、本発明の中心充填のど飴は、該充填物の0.001〜10重量%の小胞形成剤(米国特許第6432441号に記載されている様に、該充填物中に分散される小胞を形成し、加温剤又は冷却剤を封入するように作用する)を更に含んでよい。「小胞」とは、基本的には中核を封入する脂質二分子層を含む球体構造を意味する。本明細書の小胞は、単一又は複合ラメラであることができ、約1〜約100μm、より好ましくは約5〜約50μmの数平均粒径を有する。粒径は、リンカムMS100(Linkam MS100)などの電子的画像解析システムに連結されたニコン・オプチフォト2などの光学顕微鏡を使用して測定できる。測定は、視野内の目盛りを使用して行うこともできる。水に曝された際に小胞を形成可能な無水メークアップ組成物について記載する欧州特許出願第534,823号は、小胞を形成するために使用することが可能な両親媒性液体の総合リストを記載する。本発明の菓子組成物には、当然ながら、食品用材料が使用されることが好ましく、好ましい小胞形成剤は、卵又は大豆レシチンなどの天然リン脂質である。本発明の好ましいリン脂質は、植物由来のレシチン、特に大豆レシチンである。大豆レシチンは、非常に低い濃度で小胞を形成するように作用することができる。好ましくは、該小胞形成剤は、前記充填物の約0.001〜約1重量%、より好ましくは約0.005〜約0.1重量%、特に約0.01〜約0.05重量%の濃度で存在する。水及び本明細書中に記載の加温剤又は冷却剤の存在下で適切に混合することにより、レシチンは前記加温剤又は冷却剤を封入する小胞を形成する。
本発明の菓子組成物は、活性成分を更に含んでよい。本明細書での使用に好ましい活性成分としては、キサンチン誘導体が挙げられる。キサンチン誘導体は、刺激物質として有用である。本発明において有用なキサンチン誘導体としては、一般に化学式(I)に従うようなものが挙げられる。
Figure 2008529552
式中、R、R及びRは、独立してH又はメチル、これらの塩及びこれらの混合物から選択される。本明細書で用いるのに好適なキサンチン誘導体塩の非限定例としては、クエン酸塩、乳酸塩及びコハク酸塩が挙げられる。好ましいキサンチン誘導体としては、
キサンチン;上記の式(I)中、R、R及びRが全てH、
カフェイン;上記の式(I)中、R、R及びRが全てメチル、
テオブロミン;RはHであり、R及びRがいずれもメチル、並びに
テオフィリン;R及びRがいずれもメチルであり、RがH、上述したものの塩、及びこれらの混合物、
が挙げられる。より好ましくは、前記キサンチン誘導体は、カフェイン、又はその塩を含む。
本発明の菓子組成物は、好ましくは該組成物の約0.01重量%〜約5重量%のキサンチン誘導体を含んでよい。好ましくは、本明細書の組成物は、約0.05%〜約2.5%のキサンチン誘導体、より好ましくは約0.1%〜約1%のキサンチン誘導体を含む。好ましくは、該菓子組成物は、個々の菓子単位(即ち、のど飴1個)当たり約1mg〜約150mgのキサンチン誘導体、より好ましくは約5mg〜約100mg、更により好ましくは個々の菓子単位当たり約10mg〜約50mgのキサンチン誘導体を含有するように十分なキサンチン誘導体を含む。
本明細書の充填物は、着香剤を含むこともできる。本明細書で使用する時、「着香剤」という用語は、フレーバーを菓子製品に提供するという主目的のためにフレーバー組成物に添加されるフレーバー・エッセンス及び同等の合成成分を意味する。上記のような加温剤及び冷却剤は除外する。菓子技術において周知の着香剤を、本発明のフレーバー組成物に添加することができる。これらの着香剤は、植物の葉、花、果実等、及びこれらの組み合わせに由来する合成着香液及び/又は油から選択することができる。代表的な着香液には、レモン、オレンジ、バナナ、ブドウ、ライム、アプリコット及びグレープフルーツ油などの人工、天然又は合成の果実フレーバー並びにリンゴ、イチゴ、サクランボ、オレンジ、パイナップル等を含む果実エッセンス、例えば、コーヒー、ココア、コーラの木、ピーナッツ、アーモンド等の豆及びナッツ由来のフレーバー、並びにカンゾウ又はジンジャーなどの根由来の香味料が挙げられる。用いる着香剤の量は通常、フレーバーの種類、塩基の種類及び所望の強度などの要因による好みの問題である。一般的に、約4重量%以下の量が使用可能であり、約0.1重量%〜約1重量%の量が好ましい。
充填剤は、直接混合技術によって調製することができる。中心充填菓子製品を製造するための一般技術は、「Silesia Confiserie マニュアル第3巻」(Silesia−Essenzenfabrik Gerhard Hanke K. G.、Abt.Fachbucherei出版)に見ることができる。
本発明の中心充填のど飴は、当技術分野において既知の沈着、ロープ形成及び押出成形プロセスによって製造することができる。押出成形プロセスの一例は、米国特許第5,458,894号に記載されている。押出成形プロセスの更なる一例は、米国特許第5,002,791号に記載されている。
次の例は、本発明の組成物及び用途を説明するために記載される。しかし、本発明はこれらに限定されない。
実施例1
Figure 2008529552
製造方法:
工程1 室温でグリセリンを好適な容器に量り取る
工程2 アントシアニン、タウリン+ガラナ粉末を添加し、分散するまで混合する
工程3 キサンタンガムを添加し、分散するまで混合する
工程4 40℃まで予熱したグルコースシロップ剤を添加し、混合しながら80℃まで該バッチを加熱する
工程5 加熱を停止し、スクロース+クエン酸を添加し、溶解するまで混合する
工程6 フレーバー+加熱剤を添加し、10分間混合する
実施例2
Figure 2008529552
製造方法:
工程1 室温でグリセリンを好適な容器に量り取る
工程2 アントシアニン、タウリン+ガラナ粉末を添加し、分散するまで混合する
工程3 キサンタンガムを添加し、分散するまで混合する
工程4 40℃まで予熱した高フルクトースグルコースシロップ剤を添加し、混合しながら80℃まで該バッチを加熱する
工程5 加熱を停止し、クエン酸を添加し、溶解するまで混合する
工程6 フレーバー+冷却剤を添加し、10分間混合する
実施例3
Figure 2008529552
製造方法:
工程1 室温でグリセリンを好適な容器に量り取る
工程2 アントシアニン、タウリン+ガラナ粉末を添加し、分散するまで混合する
工程3 キサンタンガムを添加し、分散するまで混合する
工程4 バッチを混合しながら80℃まで加熱し、キサンタンガムが完全に溶解するまで混合する
工程5 加熱を停止し、スクロース+クエン酸を添加し、溶解するまで混合する
工程6 フレーバー+加熱剤を添加し、10分間混合する
実施例4
Figure 2008529552
製造方法:
工程1 室温でグリセリンを好適な容器に量り取る
工程2 アントシアニン、タウリン+ガラナ粉末を添加し、分散するまで混合する
工程3 キサンタンガムを添加し、分散するまで混合する
工程4 水を添加し、バッチを混合しながら80℃まで加熱する
工程5 加熱を停止し、スクロース+クエン酸を添加し、溶解するまで混合する
工程6 フレーバー+加熱剤を添加し、10分間混合する
前記中心充填組成物を製造するための好適な容器は、ステンレス鋼、又は容易に加熱及び冷却できる、他の食品用に許容可能な材料でできていなければならない。理想的には、前記混合容器は、掻き取り式(scraped wall)ミキサー並びに中/高剪断ミキサーを備えていなければならない。好適な高剪断ミキサーとしては、静的インライン型ミキサー、Ika GmbHにより製造されているようなジェットミキサー、又はシルバーソン(Silverson)社によって製造されているようなローター・ステーター・ミキサーが挙げられる。高剪断ミキサーを使用する場合には、擬塑性ポリマーがより低い分子量の構成成分に破壊されないように注意しなければならない。
実施例5
Figure 2008529552
上述の菓子処方の好ましい製造方法は、米国特許第5,548,893号及び同第5,002,791号に記載されているような連続的押出成形プロセスによる。
実施例1〜4のどの中心充填物も、本外殻処方に用いるのに好適であり得る。
前記連続的押出成形プロセスは、上述の処方における中心充填物含有量に高度の柔軟性を可能にするが、好ましい目標は平均20%含有量である。

Claims (14)

  1. ドロップ(drop)の60重量%〜95重量%のハードボイルドキャンディー外殻(hard boiled candy shell)及び5重量%〜40重量%の充填物を含んでなる、菓子組成物であって、
    前記充填物が、
    a.極性食用液体、及び
    b.増粘剤
    を含んでなり、
    該中心充填(center fill)組成物が、ずり減粘(shear-thinning)である、菓子組成物。
  2. 前記充填物が、37℃にて約0.5より大きいlog[(η@0.01s−1)/(η@250s−1)]を示す、請求項1に記載の菓子組成物。
  3. 前記増粘剤が、キサンタンガム、ジェランガム、ゼラチン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、加工デンプン、好ましくはキサンタンガムを含む、請求項1又は2に記載の菓子組成物。
  4. 前記充填物が、該充填物の0.001重量%〜10重量%の増粘剤を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の菓子組成物。
  5. 前記充填物が、該充填物の40重量%〜95重量%の極性食用液体を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の菓子組成物。
  6. 前記極性食用液体が、水、多価アルコール、低分子量アルコール、及びこれらの混合物、好ましくは多価アルコールを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の菓子組成物。
  7. 前記組成物が、キサンチン誘導体、又はその混合物、好ましくはカフェインを更に含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の菓子組成物。
  8. 前記組成物の0.01重量%〜10重量%のキサンチン誘導体、好ましくは0.1重量%〜5重量%のキサンチン誘導体を含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の菓子組成物。
  9. 冷却剤を更に含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の菓子組成物。
  10. 前記組成物が、該組成物の0.001重量%〜10重量%の冷却剤を含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の菓子組成物。
  11. 加温剤を含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の菓子組成物。
  12. 前記組成物が、該組成物の0.001重量%〜10重量%の加温剤を含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の菓子組成物。
  13. 前記組成物が、冷却剤及び加温剤のいずれも含み、好ましくは該冷却剤及び加温剤が前記組成物内の異なる別個の領域に配置され、前記冷却及び加温組成物が逐次的な放出特性を提供するのに適している、請求項1〜12のいずれか一項に記載の菓子組成物。
  14. 前記充填物が、該充填物の8重量%未満の水、好ましくは6重量%以下の水を含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載の菓子組成物。
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