JP2008527144A - 防汚活性を有するポリシロキサン - Google Patents
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Abstract
Description
米国政府は、本発明における納入済みの実施権、ならびに限られた情況において、Department of Defense Office of Naval Researchによって授与されたグラント番号N00014-02-1-0794、N00014-03-1-0702、およびN00014-04-1-0597によって提供されたような条件で特許権者が他に実施権を与えることを要求する権利を有する。
水中環境に曝された表面の汚染は、重大な問題である。例えば、船体のような船の表面、油田掘削装置のような沖合の海洋構造、海辺の植物のための海水コンジット・システム、ブイ、熱交換器、冷却塔、脱塩装置、ろ過膜、ドック等は、全て、水に絶えず曝された場合に、ある程度の汚染を受け得る。船の場合、汚染は、艦船の性能および能力を阻害するかもしれない。例えば、汚染は、燃料消費を実質的に増加させるかもしれないし、大規模な、より高頻度のメンテナンスを必要とするかもしれず、これらは全て、全体的な運転費用を高める。汚染は、船のスピード、操縦性、および航続距離も落とし、そのことが性能を妨害するかもしれない。もう一つのレベルにおいて、世界を渡る船への地域的に特異的な水生生物の付着は、それが自生しない湾へのこれらの生物の望ましくない侵入および蔓延に至る場合がある。いくつかの場合において、これは、局所的な水生生態系に対して重度の有害効果を及ぼすかもしれない。
一つの態様において、防汚材料は、下記式を有する共重合体を含んでなる:
[式中、xは、0〜100の整数であり;
yは、0〜100の整数であり;
zは、0〜100の整数であり;
tは、0〜100の整数であり;
uは、0〜100の整数であり;
nは、0〜50の整数であり;
mは、0〜50の整数であり;
pは、0〜50の整数であり;
aは、0〜50の整数であり;
bは、0〜50の整数であり;
cは、0〜50の整数であり;
dは、0〜50の整数であり;
eは、0〜50の整数であり;
fは、0〜50の整数であり;
x、z、またはuのうちの少なくとも一つは、0ではなく;
n、m、またはpのうちの少なくとも一つは、0ではなく;
a、b、またはcのうちの少なくとも一つは、0ではなく;
d、e、またはfのうちの少なくとも一つは、0ではなく;
L1は、連結基であり;
R1、R2、およびR3は、独立に、C1-C10アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ベンジル、トルイル(toluyl)、キシリル、またはフェニルであり;
R4は、水素、C1-C10アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ベンジル、トルイル、キシリル、またはフェニルであり;
R5は、C1-C10アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ベンジル、トルイル、キシリル、フェニル、または架橋基であり;
R7は、水素、C1-C10アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ベンジル、トルイル、キシリル、フェニル、または架橋基であり;
R6、R8、およびR9は、独立に、水中環境で汚染を引き起こす生物に対して毒性の殺生物基;汚れ放出基;テクスチャライジング(texturizing)基;またはそれらの組み合わせである]。
[式中、xは、0〜100の整数であり;
yは、1〜100の整数であり;
zは、0〜100の整数であり;
nは、0〜50の整数であり;
mは、0〜50の整数であり;
pは、0〜50の整数であり;
vは、1〜25の整数であり;
n、m、またはpのうちの少なくとも一つは、0ではなく;
L1およびL2は、連結基であり;
R1、R2、およびR3は、独立に、C1-C10アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ベンジル、トルイル、キシリル、またはフェニルであり;
R4は、水素、C1-C10アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ベンジル、トルイル、キシリル、またはフェニルであり;
R5は、C1-C10アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ベンジル、トルイル、キシリル、フェニル、または架橋基であり;
R7は、水素、C1-C10アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ベンジル、トルイル、キシリル、フェニル、または架橋基であり;
R6、R8、およびR9は、独立に、水中環境で汚染を引き起こす生物に対して毒性の殺生物基;汚れ放出基;テクスチャライジング基;またはそれらの組み合わせを含み;かつ
R6、R8、およびR9のうちの少なくとも一つは、殺生物基;汚れ放出基;またはテクスチャライジング基を含み、かつR6、R8、およびR9のうちのもう一つは、殺生物基;汚れ放出基;またはテクスチャライジング基からの残りの基のうちの一つを含む]。
一般に、ここに記載された防汚材料は、殺生物および/または汚れ放出活性を示す官能化された(functionalized)ポリシロキサンおよび/またはそれらの塩を含んでなる。防汚材料の様々な態様および説明は、水中環境(例えば、海洋環境、淡水環境等)に曝された構造およびその他の表面が汚染されるのを防止するために、独立に(例えば、単一のコーティング層として)、または他の材料(例えば、塗料顔料等)と組み合わせて使用され得る。多くの場合、コーティング材料の組成物は、硬化剤、架橋開始剤等のような他の化合物を含む。
R15=−A−E
式I
式中、「A」は、アルキル基、エーテル基、エステル基、ポリエーテル基、フェニル基、アリール基、複素環式基、多環芳香族基、ポリペプチド基、ポリシロキサン基、ポリアミド基、ポリスルホン基、またはポリウレタン基からなるスペーサーである。「E」は、硬化剤と接触させられた場合にさらなる反応を受けることができる、エポキシ、ヒドロキシ、アミノ、カルボキシル(carboxylic)、エステルからなる末端の官能である。
R25=−A−G
式II
式中、「A」は、アルキル基、エーテル基、エステル基、ポリエーテル基、フェニル基、アリール基、複素環式基、多環芳香族基、ポリペプチド基、ポリシロキサン基、ポリアミド基、ポリスルホン基、またはポリウレタン基からなるスペーサーである。「G」は、一つの態様において、テトラサイクリン、トリクロサン、およびフロキサシン(floxacins)のような、またはもう一つの態様において、アンモニウム塩およびピリジニウム塩のような、水生生物に対する殺生物薬である末端の官能である。前述のように、スペーサー「A」は、加水分解するよう、従って、殺生物基「G」がポリシロキサンおよび/またはポリメタクリレートから切断可能であるよう選択され得る。また、スペーサー「A」は、加水分解を受けないよう、従って、殺生物基「G」がポリシロキサンから切断可能でないよう選ばれてもよい。一つの態様において、ポリシロキサンおよび/またはポリメタクリレートは、切断可能な殺生物基および非切断可能な殺生物基の両方を含む。もう一つの態様において、ポリシロキサンの一つの化合物が、切断可能な殺生物基を含み、かつ他のポリシロキサン(そのうちの少なくとも一つは非切断可能な殺生物基を含む)に架橋される。殺生物基の適当な例には、それぞれ以下に示されるようなトリクロサン基およびピリジニウム基が含まれる:
R35=−A−J
式III
式中、「A」は、アルキル基、エーテル基、エステル基、ポリエーテル基、フェニル基、アリール基、複素環式基、多環芳香族基、ポリペプチド基、ポリシロキサン基、ポリアミド基、ポリスルホン基、またはポリウレタン基からなるスペーサーである。「J」は、パーフルオロアルキルのような、ここに記載されるような汚れ放出作用を増強するようポリシロキサンの物理的性質に影響を与える末端の官能である。「J」基の適当な例には、以下のものが含まれる:
共重合体は、二つのビニル基を有するもの(例えば、ジビニルPDMS、ジビニル・ベンゼン等)のような多数の架橋剤のいずれかを使用して架橋され得る。さらに、共重合体の接触角は、少なくとも105度、110度、115度であり得る。
HMS-82Br、26gを、シュレンク(schlenk)フラスコ内で150mlの無水THFに溶解させ、8.3mlのメトキシ・エチル・メタクリレートをそれに添加し、続いて0.41gの臭化銅(I)および0.6mlのペンタメチルジエチレン・トリアミンを添加した。その混合物を3回の凍結-解凍ポンプ・サイクルに供し、次いで、90℃で72時間重合させた。反応後、混合物をメタノール中で沈殿させることにより重合を中止した。中性アルミナ・カラムに重合体を通すことにより、銅を除去した。
HMS-82Br、20gを、シュレンク・フラスコ内で150mlの無水THFに溶解させ、6.4mlのメトキシ・エチル・メタクリレートをそれに添加し、続いて0.32gの臭化銅(I)および0.46mlのペンタメチルジエチレン・トリアミンを添加した。その混合物を3回の凍結-解凍ポンプ・サイクルに供し、次いで、90℃で72h重合させた。72h後、15.7gのメタクリレート官能化トリクロサン(殺生物薬)を窒素下で反応混合物に添加し、重合をさらに72h続行した。混合物をメタノール中で沈殿させることにより反応を中止した。中性アルミナ・カラムに重合体を通すことにより、銅を除去した。
HMS-82Br、20gを、シュレンク・フラスコ内で150mlの無水THFに溶解させ、7.4mlのヘプタデカフルオロ・デシル・メタクリレートをそれに添加し、続いて0.32gの臭化銅(I)および0.46mlのペンタメチルジエチレン・トリアミンを添加した。その混合物を3回の凍結-解凍ポンプ・サイクルに供し、次いで、90℃で8h重合させた。反応後、混合物をメタノール中で沈殿させることにより重合を中止した。中性アルミナ・カラムに重合体を通すことにより、銅を除去した。
HMS-82Br、20gを、シュレンク・フラスコ内で150mlの無水THFに溶解させ、7.4mlのヘプタデカフルオロ・デシル・メタクリレートをそれに添加し、続いて0.32gの臭化銅(I)および0.46mlのペンタメチルジエチレン・トリアミンを添加した。その混合物を3回の凍結-解凍ポンプ・サイクルに供し、次いで、90℃で8h重合させた。8h後、15.7gのメチルメタクリレート・トリクロサン(殺生物薬)を窒素雰囲気下で混合物に添加し、反応を72h続行した。混合物をメタノール中で沈殿させることにより重合を中止した。中性アルミナ・カラムに重合体を通すことにより、銅を除去した。
HMS-82Br、10gを、シュレンク・フラスコ内で100mlの無水THFに溶解させ、3.2mlのメトキシ・エチル・メタクリレートをそれに添加し、続いて0.08gの臭化銅(I)および0.11mlのペンタメチルジエチレン・トリアミンを添加した。その混合物を3回の凍結-解凍ポンプ・サイクルに供し、次いで、90℃で72h重合させた。72h後、3.7mlのヘプタデカフルオロ・デシル・メタクリレートを反応混合物に添加し、反応をさらに24h続行した。反応後、混合物をメタノール中で沈殿させることにより重合を中止した。中性アルミナ・カラムに重合体を通すことにより、銅を除去した。
HMS-82Br、10gを、シュレンク・フラスコ内で100mlの無水THFに溶解させ、3.7mlのヘプタデカフルオロ・デシル・メタクリレートをそれに添加し、続いて0.08gの臭化銅(I)および0.11mlのペンタメチルジエチレン・トリアミンを添加した。その混合物を3回の凍結-解凍ポンプ・サイクルに供し、次いで、90℃で8h重合させた。8h後、3.2mlのメトキシ・エチル・メタクリレートを反応混合物に添加し、反応をさらに72h続行した。反応後、混合物をメタノール中で沈殿させることにより重合を中止した。中性アルミナ・カラムに重合体を通すことにより、銅を除去した。
白金触媒を使用して、ジビニルを末端に有するポリジメチル・シロキサンにより重合体を架橋することによって、コーティングを調製した。次いで、これらのコーティングを、コーティングの表面上で細菌(ハロモナス・パシフィカ(Halomonas pacifica))を培養することにより試験した。これらのアッセイの結果は、図1〜5に示される。
第1列−PMMA(ポリメチルメタクリレート)(図1中の最上列)
第2列−実験(PDMS)
第3列−ウォーター・ジェット(water jet)-25Psi後の実験(PDMS)
第4列−Intersleek Topcoat(市販のコーティング)
第1列−PMMA(ポリメチルメタクリレート)
第2列−実験(PDMS-co-PMHS-g-PHDFMA)
第3列−ウォーター・ジェット-25Psi後の実験(PDMS-co-PMHS-g-PHDFMA)
第4列−Intersleek Topcoat(市販のコーティング)
第1列−PMMA(ポリメチルメタクリレート)
第2列−実験(PDMS-co-PMHS-g-PMEMA)
第3列−ウォーター・ジェット-25Psi後の実験(PDMS-co-PMHS-g-PMEMA)
第4列−Intersleek Topcoat(市販のコーティング)
第1列−PMMA(ポリメチルメタクリレート)
第2列−実験(PDMS-co-PMHS-g-PMEMA-b-Biocide)
第3列−ウォーター・ジェット-25Psi後の実験(PDMS-co-PMHS-g-PMEMA-b-Biocide)
第4列−Intersleek Topcoat(市販のコーティング)
第1列−PMMA(ポリメチルメタクリレート)
第2列−実験(PDMS-co-PMHS-g-Biocide)
第3列−ウォーター・ジェット-25Psi後の実験(PDMS-co-PMHS-g-Biocide)
第4列−Intersleek Topcoat(市販のコーティング)
Claims (15)
- 下記式を有するランダムまたはブロック共重合体を含んでなる防汚材料:
[式中、xは、0〜100の整数であり;
yは、1〜100の整数であり;
zは、0〜100の整数であり;
nは、0〜50の整数であり;
mは、0〜50の整数であり;
pは、0〜50の整数であり;
vは、1〜25の整数であり;
n、m、またはpのうちの少なくとも一つは、0ではなく;
L1およびL2は、連結基であり;
R1、R2、およびR3は、独立に、C1-C10アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ベンジル、トルイル(toluyl)、キシリル、またはフェニルであり;
R4は、水素、C1-C10アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ベンジル、トルイル、キシリル、またはフェニルであり;
R5は、C1-C10アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ベンジル、トルイル、キシリル、フェニル、または架橋基であり;
R7は、水素、C1-C10アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ベンジル、トルイル、キシリル、フェニル、または架橋基であり;
R6およびR8は、独立に、水中環境で汚染を引き起こす生物に対して毒性の殺生物基;汚れ放出基;テクスチャライジング(texturizing)基;またはそれらの組み合わせである]。 - R4がメチルである、請求項1記載の防汚材料。
- ポリシロキサンに基づく共重合体がランダム共重合体であり、かつポリシロキサンにグラフトされたポリメタクリレートに基づく共重合体がブロック共重合体である、請求項1記載の防汚材料。
- R6またはR8のうちの少なくとも一つが、メトキシ・エチル基のようなアルコキシ・アルキル基を含む、請求項1記載の防汚材料。
- R6またはR8のうちの少なくとも一つが、殺生物基を含む、請求項1記載の防汚材料。
- 殺生物基がトリクロサンを含む、請求項5記載の防汚材料。
- vが7である、請求項1記載の防汚材料。
- L2がエチル基である、請求項1記載の防汚材料。
- R7が水素であり、かつ数平均分子量(Mn)が約5000〜40000、望ましくは約10000〜25000である、請求項1記載の防汚材料。
- 下記式を有するランダムまたはブロック共重合体を含んでなる防汚材料:
[式中、xは、0〜100の整数であり;
yは、0〜100の整数であり;
zは、0〜100の整数であり;
tは、0〜100の整数であり;
uは、0〜100の整数であり;
nは、1〜50の整数であり;
mは、1〜50の整数であり;
pは、1〜50の整数であり;
vは、1〜25の整数であり;
x、z、またはuのうちの少なくとも一つは、0ではなく;
L1およびL2は、連結基であり;
R1、R2、およびR3は、独立に、C1-C10アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ベンジル、トルイル、キシリル、またはフェニルであり;
R4は、水素、C1-C10アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ベンジル、トルイル、キシリル、またはフェニルであり;
R5は、C1-C10アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ベンジル、トルイル、キシリル、フェニル、または架橋基であり;
R7は、水素、C1-C10アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ベンジル、トルイル、キシリル、フェニル、または架橋基であり;
R6およびR8は、独立に、水中環境で汚染を引き起こす生物に対して毒性の殺生物基;汚れ放出基;テクスチャライジング基;またはそれらの組み合わせである]。 - 以下に示された式を有するポリシロキサンと少なくとも二つのビニル基を有する架橋剤とを含んでなる混合物から形成された重合体材料を含んでなる防汚材料:
[式中、xは、0〜100の整数であり;
yは、1〜100の整数であり;
zは、0〜100の整数であり;
nは、0〜50の整数であり;
mは、0〜50の整数であり;
pは、0〜50の整数であり;
vは、1〜25の整数であり;
wは、0〜25の整数であり;
n、m、またはpのうちの少なくとも一つは、0ではなく;
L1およびL2は、連結基であり;
R1、R2、およびR3は、独立に、C1-C10アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ベンジル、トルイル、キシリル、またはフェニルであり;
R4は、水素、C1-C10アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ベンジル、トルイル、キシリル、またはフェニルであり;
R5は、C1-C10アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ベンジル、トルイル、キシリル、フェニル、または架橋基であり;
R6は、水中環境で汚染を引き起こす生物に対して毒性の殺生物基;汚れ放出基;テクスチャライジング基;またはそれらの組み合わせである]。 - 下記式を有する共重合体を含んでなる防汚材料:
[式中、xは、0〜100の整数であり;
yは、1〜100の整数であり;
zは、0〜100の整数であり;
nは、0〜50の整数であり;
mは、0〜50の整数であり;
pは、0〜50の整数であり;
vは、1〜25の整数であり;
wは、0〜25の整数であり;
n、m、またはpのうちの少なくとも一つは、0ではなく;
L1およびL2は、連結基であり;
R1、R2、およびR3は、独立に、C1-C10アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ベンジル、トルイル、キシリル、またはフェニルであり;
R4は、水素、C1-C10アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ベンジル、トルイル、キシリル、またはフェニルであり;
R5は、C1-C10アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ベンジル、トルイル、キシリル、フェニル、または架橋基であり;
R7は、水素、C1-C10アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ベンジル、トルイル、キシリル、フェニル、または架橋基であり;
R6は、水中環境で汚染を引き起こす生物に対して毒性の殺生物基;汚れ放出基;テクスチャライジング基;またはそれらの組み合わせである]。 - 下記式を有するランダムまたはブロック共重合体を含んでなる防汚材料:
[式中、xは、0〜100の整数であり;
yは、0〜100の整数であり;
zは、0〜100の整数であり;
tは、0〜100の整数であり;
uは、0〜100の整数であり;
nは、1〜50の整数であり;
mは、1〜50の整数であり;
pは、1〜50の整数であり;
vは、1〜25の整数であり;
wは、0〜25の整数であり;
x、z、またはuのうちの少なくとも一つは、0ではなく;
L1およびL2は、連結基であり;
R1、R2、およびR3は、独立に、C1-C10アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ベンジル、トルイル、キシリル、またはフェニルであり;
R4は、水素、C1-C10アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ベンジル、トルイル、キシリル、またはフェニルであり;
R5は、C1-C10アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ベンジル、トルイル、キシリル、フェニル、または架橋基であり;
R7は、水素、C1-C10アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ベンジル、トルイル、キシリル、フェニル、または架橋基であり;
R6は、水中環境で汚染を引き起こす生物に対して毒性の殺生物基;汚れ放出基;テクスチャライジング基;またはそれらの組み合わせである]。
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