JP2008526335A - 外科用縫合針およびそれとともに用いられる縫合糸 - Google Patents

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Abstract

本発明は、本質的には、長い中空の本体(18)と、2つの端部(19、20)とを備える外科用縫合針(17)に関する。本体(18)は、互いに連結された腹側壁(21)と、背側壁(22)とを備える。本発明によると、背側壁(22)および腹側壁(21)は、縫合針(17)の長軸に沿って延びる。2つの端部(19、20)のそれぞれは、中空で斜めにされた先端部(23、24)を備える。縫合針(17)はまた、本体(18)の背側壁(22)の中に設けられた穴(25)と、腹側壁(21)の中に設けられたスリット(26)とを備える。このように、縫合糸(30)は、縫合針の中空の本体(18)の内側で滑動することができ、この縫合糸は、結び目(29)またはそれを止めるための手段によって適所で保持される。前記目的のために、穴(25)の最小直径(27)は、スリット(26)の最大幅(28)より大きい。

Description

本発明は、外科用縫合針および前記縫合針とともに用いるための縫合糸に関する。本発明の主な目的は、手術者によって決定された経路、例えばループの中に従ってこの種の縫合針が患者の皮膚の下を移動することを可能にすることである。本発明は、形成外科の分野に適用されるとき特に有利であるが、他の外科業務で用いられることもできる。
安全で簡単な外科手術、すなわち副作用、ならびに社会活動から離れる時間を最小限に抑える外科手術に対する要求は増えており、特に美容整形外科の分野で増えている。
結果として生じる明らかな傷を残さない、または少なくとも結果として生じる傷の残りを最小限に抑える一方で、患者の(顔および身体の)ヒト組織の張りを元に戻すことを目的とした皮下縫合糸を用いる技術は、既に存在している。しかしながら、これらの技術は必ずしも実施することが容易ではなく、それらの結果には一貫性がない。
実際には、「バーブ作用(barbing)」によりヒト組織を「引っ掛ける」ように特になされた縫合糸を用いることは、通常の外科手術である。縫合糸は、中空で直線のカテーテルを用いて皮膚の下に差し込まれ、これらカテーテルは、単純な経路を可能にするだけであり、「往復」経路は実行することが極めて難しい。
図1は、顔の皮膚組織に再び張りを戻そうとされる患者1の概略図を示す。この手術は、ある種の、手術ではない顔のしわ取りに似ており、目に見える傷を残さない。これは、信頼できる局部麻酔の下で実施され、入院は必要とせず、手早く実行される。
実際のところこの例では、頬骨5を囲む組織に張りを与えるために、縫合糸3を引く縫合針2が、患者1の側頭部の髪の毛の中で切開部4を通って皮膚の下に差し込まれる。この縫合針2は、患者1の顔の上に形成されていてよい予め確立した皮下の経路6をたどる。この経路6は湾曲しており、必要であれば所望の結果に応じて、特に張りが与えられるべきヒト組織の区域に応じて、1個または数個のループ7または他の形状を含むことになる。縫合針2の経路6は、縫合針2が当初の切開部4を通って、またはこの地点に近い区域に、確実に戻って出て来るように概ね決定される。
縫合糸3が戻って出て来ると、その2つのストランドは、場合により形成外科医によく知られた側頭部の筋膜などの固体の構造体からの支持を得ながら、所望の効果を得るためにきつく引かれ、結ばれる。結果として生じる最小限の傷は、髪際部の下に配置し、したがって隠される。場合によっては、最小限の皮膚の切除がこの区域で実施できる。
最新の処置では、中空の円筒形で直線のカテーテルを用い、このカテーテルは、一方の端部に先端部、および他方の端部に単純な穴を備え、概ねバーブ付き縫合糸を差し込むための案内として働く。カテーテルは指定された経路をたどって皮下に差し込まれ、次いで先端部は前記経路の終点で表面に持って来られ、縫合糸はその進入地点で戻って出て来るために(先端部によって)下方へカテーテルの本体の中を通る。カテーテルは、次いで取り外され、縫合糸は皮膚の下の適所に残る。これについて残った縫合糸すべては、組織が縫合糸のバーブによって「持ち上げられる」と、張りが与えられる。この種の技術の限界は容易に理解される。
この種のタイプのカテーテルは、湾曲した経路またはわずかに曲がりくねった経路などの直進的な経路を描くことができる。しかしながら、それらのカテーテルは、とりわけ、その進入地点に近い地点で縫合糸の端部を戻して出すために完全なループでの進行を可能にすることはない。これらの条件下では、組織が適所で確実に保持されるようにする固定具を用いて組織に本当に再び張りを戻すことは難しい。
実際には、施術者は、カテーテルにこの種の経路をたどらせたい場合、縫合糸を同じ穴で再び差し込むことができる可能性はかなり低いと考えつつ、この経路を数個の段階に分割して、各段階で縫合糸を表面に持って行く必要がある。
本明細書で説明される本発明は、縫合糸がその最終目的地に到着する前には決して表面には来ないようにして任意の経路をたどって患者の組織の中を通ることを可能にすることによって、上述の問題に対する解決法を提案する。
これを行うために、本発明の目的である縫合針は、中空であり、それぞれが先端部で終端する2つの端部、ならびに縫合糸を差し込むための穴および長手方向のスリットを備える。穴およびスリットは、縫合針の中空の本体の両側の壁に配置している。用いられる縫合糸の端部は、結ばれるか、一種の「おもし(weight)」で固定され、この「おもし」は、その通過を可能にするように縫合針の穴の直径より小さい直径を有するが、スリットの幅より大きな直径を有し、その結果これにより、縫合糸が保持され、縫合針によって引かれることが可能になる。
それによって、縫合糸は、その自由端(固定されていない)が穴の中へ入れられ、この穴を通ってスリットの中に差し込まれる。次いで、自由端は、結び目またはおもしが穴を貫通しスリットによって遮られるまで引かれる。
このように、縫合糸は、縫合針と一体となったままで縫合針のスリットの長さに沿って自由に滑り、手術者の「要求に応じて」決定された経路をたどることができる。
実際には、方向の変更が必要なときに、縫合針の一方の先端部およびその本体の一部を外へ持って行き、他方の先端部および縫合糸を皮膚の下に埋めたままにすることによって、縫合針を患者の皮膚の表面に部分的に持って行くことが可能である。次いで、縫合針は、小さいてこの動きを実行して縫合針を回転させることによって、要求された方向に向きを直されることができ、毎回方向変更点を変えることによって皮膚などの下に完全に再び挿入されることができる。縫合糸は、スリットの長さに沿って滑動し、決して再び表面に現れることなく縫合針について行く。
縫合針は中空で鋭く、縫合糸を皮膚の表面に持って行くことを必要とはしないので、最も曲がりくねった経路をたどるためであっても、目障りな傷は、縫合針によって残されないことになる。せいぜい、縫合針によって残された極めて一時的な皮膚の穴が観察される可能性があるが、これは、針または套管針によって実施された他のどの皮下注射の場合とも同様である。したがって、当初の切開地点とは別の本物の傷はなく、概ね最小限であり隠されている。
縫合針は、円筒形で直線の形状を概ね有する。この縫合針の先端部は、組織をうまく貫通することができるために斜めにされて鋭くなっている。
その端部の一方に縫合糸止め(「おもし」型)または補強部を備える縫合糸が、縫合針とともに供給され用いられることができる。この特別な縫合糸により、スリットの長さに対する摩擦によって引き起こされる劣化の可能性が低くなる。
用いられる縫合糸は、施術者の選択および好みに応じて吸収性または非吸収性でよく、「バーブ付き」またはバーブなしでよい。
したがって、本発明は、
長い中空の本体と、2つの端部とを備える外科用縫合針であって、
この本体が、互いに連結された腹側壁および背側壁を備え、背側壁が腹側壁の幾何学的に反対側にあり、この背側壁およびこの腹側壁が縫合針の方向に沿って延び、これら2つの中空の端部がそれぞれ先端部を有する縫合針において、
腹側壁の中に設けられたスリットをさらに備え、このスリットが本体の2つの端部の間に延びていることを特徴とする、縫合針に関する。
本発明はまた、縫合針の穴の直径と腹側部のスリットの最大幅の間の中間の寸法の縫合糸止めを備えることを特徴とする、本明細書で説明された外科用縫合針とともに用いられる縫合糸に関する。
本発明は、以下の説明を読み、添付の図面を検討すると、より容易に理解されよう。これらの図は、本発明の説明として与えられるが、本発明に対して限定を与えるものではない。
図2は、本発明による外科用縫合針17を示す。この外科用縫合針17は、長いまたは直線の中空の本体18と、2つの端部19および20とを備える。この本体18は、互いに連結された腹側壁21および背側壁22を有する。背側壁22は、腹側壁21の幾何学的に反対側にある。この背側壁22およびこの腹側壁21は、縫合針の方向と一致して延びる。縫合針17は、ここでは円筒形であるので、この方向は縫合針の軸に一致する。しかしながら、代替として、縫合針17は、湾曲形状など円筒の形状以外の長い形状を有することができ、この形状では延長部は軸と一致しない。
2つの端部19および20はそれぞれ、中空の先端部23および24を備える。より正確には、端部19は先端部23で終端し、端部20は先端部24で終端する。縫合針17の各端部に配置している先端部23、24の末端は、ほとんどの場合前記縫合針17の背側壁22の延長部を構成する。しかしながら、先端部23および24は、必ずしも本発明に対して中空とは限らない。実際には、中実の先端部23および24を有する縫合針を作り出すことが可能である。
縫合針17はまた、本体18の背側壁22に設けられた穴25と、腹側壁21に設けられたスリット26とを備える。このスリット26は、本体18の2つの端部19と20の間に延び、しかしながらそれら前記先端部には届かない。したがって、このスリット26は、その中央を通って滑動する通常の手術用縫合糸30を保持するために各辺で閉じている。特定の一実施形態では、このスリット26の長さは、縫合針の長さより10%長く、および/または縫合針の直径より5倍大きい。
さらに、穴25のより小さな寸法は、スリット26の最大幅28より大きい。本明細書で穴25は円形であり、スリット26は長方形であるので、穴25の直径27はスリット26の幅より大きい。一変形形態では、スリット26は全体的に楕円形であり、穴25の直径27は、この楕円形のスリット26の最大幅より大きい。
そのため、穴25およびスリット26の寸法は、穴25により結び目または厚み(膨らみ)あるいは縫合糸30を止める別の手段などの障害物29が通過でき、スリットがこの障害物29を保持できるように決定される。そのため、スリット26は、用いられる縫合糸30の直径よりわずかに大きいが、結び目または縫合糸止め29の直径より小さい幅を有する。さらに、スリット26の長さは、穴の最大寸法より大きい。
縫合針17を用いるために、縫合糸30の端部31が穴25およびスリット26の内側の中に差し込まれる。結び目29は、縫合針17の内側に配置されると、このスリット26の閉ざされた各端部で保持されながらスリット26の長さに沿って滑動することが可能である。これによって、縫合針17が32で示される直線の方向(端部20へ向かう)へ移動するとき、縫合糸30がスリットの端部34に対して当接すると当座は縫合針17によってただ引かれるので、結び目または縫合糸止め29は反対の方向33へスリット26の長さに沿って滑動する。したがって、縫合糸30は縫合針17によって引かれ、組織を通ってその経路をたどる。
反対に、縫合針17が方向32から反対の方向35(端部19へ向かう)へ移動するとき、結び目または縫合糸止め29はスリット26の長さに沿って方向36に進んで移動する。結び目または縫合糸止め29は、スリット26の端部37に対して近づいて来ると、遮られ、それによって、手術者によって望まれる患者の組織を通る経路をたどる縫合針の跡を追って縫合糸30とともに引かれる。このために、端部34および37は、縫合針17の延長部に対して概ね垂直である。
縫合針17の本体18は、円筒形を概ね示すが、変形形態では円錐台形状または所定の曲線などが可能であり、これらは、特に縫合針17の貫通および組織を通っての進行を最適化することを目的としている。
スリット26の各端部34、37は、所与の長さ(概ね1または数ミリメートル程度、あるいは縫合針の寸法に応じてより長い距離)に可能な限り近い長さだけ端部19、20から離れている。スリット26は、縫合針17の壁の一方、概して腹側壁21で概ね中央の対称の位置にある。
縫合針17の各端部に配置している先端部23、24は、先端部の末端が縫合針17の背側壁22の延長部に沿うようにほとんどの場合斜めにされており、すなわちこの斜面は背側壁22に対して鋭角40、43を、腹側壁21に対して鈍角48、49を形成する。その結果、背側壁22は腹側部21より長い。
しかしながら、図4に示すように、先端部23、24の斜面は、異なった形で角度をつけることができる。あるいは、先端部32、24は、円錐形など異なった形を取ることができる。
本体18は、ミリメートル程度の直径45と、例えば5〜20cmの間にある数cmの長さ46とを有する。穴25の直径27は、一例では数ミリメートル程度で、縫合針17の寸法に応じて変えることができる。スリット26は、4〜15cmの間にある長さ47にわたって延びていてよい。スリット26は、例えば、それが配置している壁の長さより5〜15mmだけ少ない長さ47にわたって延びる。実際には、上述の寸法は、用いられる縫合糸30のタイプおよび直径、ならびに所望の医療行為およびその場所(顔または身体)のタイプによって決まる。
縫合針17は、例えば、適合した厚さおよび可撓性を有する鋼製板から作製されることができる。この板は、巻かれ、その縁部は円筒形を得るようにはんだ付けされる。より正確には、この板はまず、巻かれる前に前述の穴25およびスリット26を作り出すように機械仕上げすることができる。傾斜した先端部は、カテーテルならびに他の針および套管針の製造用の通例の技術を用いて作成できる。先端部23、24は、例えば本体18の端部19、20にはんだ付けされることができる。別の例では、縫合針17は鋳造によって作り出される。穴25およびスリット26はまた、縫合針の本体18およびその2つの先端部23、24を作成する前に作製できる。縫合針17はまた、その使用に適合する代替材料で形成できる。
結び目29がスロット26の長さに沿って均等に滑動すると考えれば、縫合針17の壁の厚みで配置しているスリット26の縁部44は、丸められたかまたは尖っていない形が与えられて、その結果この縁部が縫合糸を切断しないように、機械仕上げできる。一例では、スリット26の縁部44は切断作用がなくなるようにやすりがけされる。あるいは、スリット26は非切断材料で覆われてよい。別の変形形態では、図5で分かるように、縫合糸30の方が、スリット26の縁部と接触する部分の周りで補強される。
刻み目または線など、色つきまたは色なしの可視の目印64、65が、施術者がその使用を容易にするために縫合針17の各端部の隣に挿入されることができる。この可視の目印64、65により、施術者が患者の皮膚の下に埋められた縫合針17の全体の長さを知ることができ、したがって手術の間に結び目29を引き出すことが防止できる。実際には、施術者は、埋められた部分の目印を見ることはできないが、患者の皮膚組織から結び目29を引き出さずに縫合針17を引くことができる。この趣意で、目印64、65は、縫合針17の延長部に対して垂直に概ね延びる。この目印64、65は、一例では縫合針17の外周全体にわたり、またはこの外周の一部にわたって延ばすことができる。一実施形態では、円形の可視の目印が、端部から約5mm隔てて、約0.4mmの太さでレーザーによって作成される。
代替例では、縫合針17は穴25を有さない。この変形形態では、縫合糸を適所に置くために、その自由端が中空の先端部23、24の一方を通され、次いで縫合針17を通り、スリット26を通される。次いでこの自由端は、縫合糸止めまたは結び目を担持する、縫合糸の他方の端部がスリット26に当たるまで引かれる。この種の、先端部およびスリットを通る縫合糸の通過は、スリット26の一方の端部が中空の先端部の端部に非常に近く、それらの間の間隔が1〜3mm程度であることによって可能になる。それによって、縫合針を外部で操作する間、組織の内側にある縫合針の回転のためにてこの効果を用いることが、極めて有効である。
図3は、本発明による縫合針17の使用の段階を示す。
図3aは、縫合針17が、直線またはわずかに湾曲した皮下の経路の一部を進んだ後に、方向変更が必要な所定の地点56で患者の皮膚49に穴を開ける段階を示す。より正確には、縫合針17は、皮膚に穴を開けるために押し込まれ、次いで施術者によって矢印50の方向に進む真直ぐなけん引によって表面に部分的に持って来られる。この方向は、組織を通る縫合針17の進路の概ね外部延長である。縫合針17は、このようにして縫合針の反対側端部および縫合糸30の全体(結び目29を含めて)が確実にいつも組織49の内側に残るように引かれる。縫合針17の各端部に近い可視の目印64、65(刻み目または線)は、必要なら施術者を案内し、したがって施術者が過度に頻繁に縫合針を表面に持って行くことを防止するように働く。したがって、縫合針の大きい側の部分51は組織49の外側に残り、一方、内側に結び目29がある縫合針17の小さい側の部分52は組織49の内側に残る。結び目29は、このときスリット26の端部37で遮られている。
図3bで示す次の段階で、施術者は、角度53をたどって縫合針17全体を枢動させるように、縫合針17の大きい側の部分51にてこおよび回転の作用を用いる。この角度53は、施術者が縫合針17にたどらせたいと望む経路によって決定される。組織49は概ね柔軟で弾力性があるので、施術者は所望の方向へ縫合針17を向ける際に問題はない。
回転の後、縫合針の大きい側の部分51は組織49の外側に残り、一方より小さい側の部分52は組織49の内側に残り、この小さい側の部分52の内側に結び目29がある。結び目29は、スリット26の端部37で遮られたままである。
図3cで示すように、縫合針17の方向が要求された方向に一致すると、施術者は、矢印54によって図式化された方向をたどって組織の中に縫合針17を再び埋めることができる。縫合針を押したとき施術者を傷つけないために、施術者は組織49の外側にある先端部23を覆うキャップ55を用いることができる。このキャップ55は、先端部23および24の形に対応する形を概ね有しており、それにより、キャップの使用が先端部を鈍くする可能性を引き起こさないようにする。一例では、キャップ55は、プラスチック材料で形成される。
縫合針17は、組織49に貫入するとき、縫合糸30をすぐには引かない。実際には、初めのうちは、結び目または縫合糸止め29は、組織の内部で縫合糸30の実際の移動が少しもない状態でスリット26の長さに沿って滑動する。次いで、結び目29がスリット26の端部37の反対側端部34に到着し、遮られると、縫合糸30は再度縫合針17によって引かれる。その結果、この縫合糸30は、再度縫合針17によって負わされた経路をたどる。
図3dで示すように、それによって、縫合針17は施術者の所望の経路に沿って縫合糸30を案内し続けることができる。縫合針17は、縫合糸30が組織層49から外に出る必要なしに、任意の曲線半径を有する曲がりくねった経路をたどることができる。さらに、皮膚の障壁を連続して通過する間に縫合針17によって生じた穴は、診療行為の後極めて小さな痕跡しか残さず、通常の潅流または注射と同じように非常に短い時間で完全に治る。
図4は、縫合針17の実施形態に対する変形形態の概略図である。
図4aでは、縫合針17は、矢状方向の軸58に従って、背側面22を犠牲にして対称に斜めにされた先端部23、24を備える。より正確には、先端部23および24の鋭角40および43は、スリット26と同じ側に配置している。
図4bでは、先端部23、24は、軸58に対して非対称に斜めにされている。したがって、先端部23の鋭角40は、穴25と同じ側に配置し、一方先端部24の鋭角43はスリット26と同じ側に配置している。
図5aは、本発明による縫合針17とともに用いることができる縫合糸/縫合糸止めの例の概略図である。この縫合糸59は、穴25の最小寸法とスリット26の幅の最大寸法の間の中間の直径63の縫合糸止め60を備える。より一般的に言うと、縫合糸止め60は、通常の形を有する場合、穴25の最小寸法とスリット26の幅の最大寸法の間の中間の寸法を有する。
この縫合糸止め60は、縫合糸60の端部61で固定することができる。より正確には、縫合糸止め60に連結された金属製スリーブ62が、縫合糸59の端部61を圧縮しそれを遮るように、クリップなど工具を用いて押しつぶされる。縫合糸止め60は、鋼など切断効果に耐性のある材料を用いて形成される。
図5bは、特別に設計された、一方の端部にある縫合糸止めとして働く膨らみ63を有する縫合糸を示す。この膨らみ63は、例えばこの目的のために設計された縫合糸の型の一方の端部に余分な量の材料を加えることによって鋳造を用いて得ることができる。この膨らみ63は、縫合糸の軸66に対して放射状に延び、例えば球の形を取ることができる。
もちろん、本発明で用いられる縫合糸は、様々に異なったタイプであってよく、例えば滑らかであるかまたはバーブ付きである。バーブ付き縫合糸をスリット26の中に差し込むよう助けるために、滑らかで可撓性のシースでそれらを囲むことが可能である。このようにして、縫合糸の軸に対して放射状に延び、縫合糸の差込みを弱める縫合糸のバーブは、縫合針17の縁部と接触しないようになる。シースを用いると、穴25を有さない縫合針の場合特に有利である。
図6は、本発明による、穴を有さない縫合針17の精密図である。これらの図の指定の寸法は、ミリメートルで与えられる。
図6.1は、5:1の縮尺で示す縫合針17の上面図である。図6.2は、縫合針17の側面図である。図6.3は、10:1の縮尺で示す、斜めにされた先端部23、24の詳細図である。図6.4は、20:1.1の縮尺で縫合針17のA−A断面を示す図である。
より正確には、この実施形態では、縫合針17は、150mmあり、1.2〜1.5mの直径のステンレス鋼管からなる形状である。一方、縫合針に対して中央にあるスリット26は、141mmの長さおよび0.5mmの幅を有する。この軸スリット26は、斜面に対しおおよそ5°の角度がある。
さらに、斜めにされた先端部23および24は、楕円形であり、約3mmの長さに沿って延びる。先端部23および24のそれぞれは、UN−1050に応じた切子面のある斜面を備え、縫合針17の壁に対し±5°の角度がある。すべてのこれら値は、約10%の公差とともに与えられる。
刻み目64および65は、縫合針17の外形の半分に対して、180°±5°でレーザーによって作り出される。これらの刻み目は、斜面と概ね同じ角度を有する。
再び張りを戻す処置が実施される予定の患者の顔の概略図である(既に説明済み)。 本発明による2つの先端部を備えた縫合針の概略図である。 a,b,c,dは本発明による縫合針を用いる手順の様々な段階の概略図である。 a,bは本発明による縫合針の構成の変形形態の概略図である。 a,bは本発明による縫合糸止めを備えた縫合糸、および一方の端部に膨らみを有し縫合針とともに用いるためになされた変形形態の縫合糸の概略図である。 本発明による、穴を有さない縫合針の精密図で、5:1の縮尺で示す縫合針17の上面図である。 本発明による、穴を有さない縫合針の精密図で、縫合針17の側面図である。 本発明による、穴を有さない縫合針の精密図で、10:1の縮尺で示す、斜めにされた先端部23,24の詳細図である。 本発明による、穴を有さない縫合針の精密図で、20:1.1の縮尺で

Claims (21)

  1. 長い中空の本体(18)と、2つの端部(19、20)とを備える外科用縫合針(17)であって、
    前記本体(18)が、互いに連結された腹側壁(21)および背側壁(22)を備え、前記背側壁(22)が前記腹側壁(21)の幾何学的に反対側にあり、前記背側壁(22)および前記腹側壁(21)が前記縫合針(17)の方向に一致し、前記2つの中空の端部(19、20)がそれぞれ先端部(23、24)を備える外科用縫合針(17)において、
    前記腹側壁(21)の中に設けられたスリット(26)をさらに備え、前記スリット(26)が前記本体(18)の前記2つの端部(19、20)の間に延びていることを特徴とする外科用縫合針(17)。
  2. 前記端部の前記先端部が中空であることを特徴とする、請求項1に記載の縫合針。
  3. 前記スリット(26)の長さが前記縫合針の長さより10%だけ長いことを特徴とする、請求項1または2に記載の縫合針。
  4. 前記スリット(26)の長さが前記縫合針の直径より5倍だけ長いことを特徴とする、請求項1または2に記載の縫合針。
  5. 前記本体(18)の前記背側壁(22)の中に設けられた穴(25)をさらに備えることを特徴とする、請求項1から4の一項に記載の縫合針。
  6. 前記スリット(26)の長さが前記穴(25)の最大寸法より大きいことを特徴とする、請求項5に記載の縫合針。
  7. 前記穴(25)の最小寸法(27)が前記スリット(26)の最大幅(28)より大きいことを特徴とする、請求項5または6に記載の縫合針。
  8. 前記穴(25)が円形であり、通常の手術用縫合糸の直径より大きい直径(27)を有することを特徴とする、請求項5から7の一項に記載の縫合針。
  9. 前記穴(25)がミリメートル程度の寸法を有し、前記縫合針の寸法に応じて変えることができることを特徴とする、請求項5から8の一項に記載の縫合針。
  10. 前記スリット(26)が全体的に楕円形であることを特徴とする、請求項1から9の一項に記載の縫合針。
  11. 前記端部(19、20)のそれぞれが、それらの末端が前記2つの壁(22、23)の一方の延長部を構成するように、斜めの先端部(23、24)で概ね対称に終端することを特徴とする、請求項1から10の一項に記載の縫合針。
  12. 前記本体(18)が円筒形を有することを特徴とする、請求項1から11の一項に記載の縫合針。
  13. 前記本体(18)が、ミリメートル程度の直径(45)と、5〜12cmの間に含まれる長さ(46)とを有することを特徴とする、請求項1から12の一項に記載の縫合針。
  14. 前記スリット(26)が、それが位置している前記壁の長さに対して5〜15mmだけ短い長さ(47)にわたって延びることを特徴とする、請求項1から13の一項に記載の縫合針。
  15. キャップ(55)を有し、前記キャップ(55)が前記先端部(23、24)に対応する形を有し、操作の間それらの一方を覆うようなされていることを特徴とする、請求項1から14の一項に記載の縫合針。
  16. 前記縫合針(17)の所定厚で配置された前記スリット(26)の縁部(44)が丸められるかまたは非切断材料で覆われていることを特徴とする、請求項1から15の一項に記載の縫合針。
  17. 鋼、または使用に適応する別の材料から作製されることを特徴とする、請求項1から16の一項に記載の縫合針。
  18. 刻み目または線など、色つきまたは色なしの可視の目印(64、65)を備え、前記目印(64、65)が各端部(19、20)の近くに入れられていることを特徴とする、請求項1から17の一項に記載の縫合針。
  19. 前記穴(25)の最小寸法と前記スリット(26)の最大幅との間の中間の寸法(63)の縫合糸止め(60)を備えることを特徴とする、請求項1から16の一項に記載の外科用縫合針とともに用いられる縫合糸(59)。
  20. 前記縫合糸止め(60)が前記縫合糸の一方の端部(61)と固定されている金属製スリーブ(62)を有することを特徴とする、請求項19に記載の縫合糸。
  21. 前記端部の一方に、縫合糸止めとして働く膨らみ(65)を有し、前記膨らみ(65)が鋳造によって得られることを特徴とする、請求項19または20に記載の縫合糸(64)。
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