JP2008525685A - ポンプ - Google Patents

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Abstract

本発明は、押しのけポンプ、特に内接歯車ポンプであって、ポンプハウジング内で作動流体が圧力で負荷され、これにより当該押しのけポンプと駆動連結されているクラッチ装置、特にダブルクラッチ装置の少なくとも1つの操作エレメント、特に操作ピストンが、引き込まれた位置から引き出された位置へ運動させられるようになっている形式のものに関する。

Description

本発明は、押しのけポンプ、特に内接歯車ポンプであって、ポンプハウジング内で作動流体が圧力で負荷され、これにより当該押しのけポンプと駆動連結されているクラッチ装置、特にダブルクラッチ装置の少なくとも1つの操作エレメント、特に操作ピストンが、引き込まれた位置から引き出された位置へ運動させられるようになっている形式のものに関する。
さらに本発明は、押しのけポンプであって、ポンプハウジング内にポンプエレメント、特にポンプ内歯車が、回転可能に配置されている形式のものにも関する。
さらに本発明は、駆動ユニットと変速機との間の自動車のパワートレーンに配置するためのクラッチ装置、特にダブルクラッチ装置にも関する。
本発明の課題は、押しのけポンプ、特に内接歯車ポンプであって、ポンプハウジング内で作動流体が圧力で負荷され、これにより当該押しのけポンプと、駆動力が伝達されるように連結されている(以降「駆動連結」と表現する)クラッチ装置、特にダブルクラッチ装置の少なくとも1つの操作エレメント、特に操作ピストンが、引き込まれた位置から引き出された位置へ運動させられるようになっており、ポンプハウジング内にポンプエレメント、特にポンプピニオンもしくはポンプ内歯車が回転可能に配置されている形式のものを改良して、慣用の押しのけポンプよりも小さな構成スペースしか必要としないような押しのけポンプを提供することである。
この課題は、押しのけポンプ、特に内接歯車ポンプであって、ポンプハウジング内で作動流体が圧力で負荷され、これにより当該押しのけポンプと駆動連結されているクラッチ装置、特にダブルクラッチ装置の少なくとも1つの操作エレメント、特に操作ピストンが、引き込まれた位置から引き出された位置へ運動させられるようになっている形式のものにおいて、ポンプハウジングに少なくとも1つの貫通孔が設けられており、該貫通孔内に前記操作エレメントが案内されていることにより解決される。これにより、半径方向の構成スペースを節約することができる。貫通孔は、ポンプエレメント、たとえばポンプ内歯車の半径方向外側もしくはポンプ中空車、つまりポンプ外歯車の半径方向外側に配置されている貫通孔であると有利である。クラッチ装置は湿式のクラッチ装置、特に多板クラッチ装置であると有利である。このクラッチ装置は押しのけポンプにより供給された作動流体を用いて操作エレメントを介して操作可能となる。
押しのけポンプの有利な実施例は、互いに異なるクラッチ装置に対応している操作ピストンを収容するためのそれぞれ2つの貫通孔がペア(対)になってまとめられていて、ポンプハウジングの全周にわたって均一に分配されて配置されていることにより特徴付けられている。3×2、つまり6個の貫通孔がポンプハウジングの全周にわたった均一に分配されて配置されていると有利である。
押しのけポンプの別の有利な実施例は、ポンプハウジングが制御プレートに接触しており、該制御プレートに前記貫通孔の範囲で、操作エレメントの対応する端部のための収容部が切り欠かれていることにより特徴付けられている。クラッチ装置を操作するためには、複数の操作ピストンが使用されると有利である。これらの操作ピストンの端部はそれぞれ制御プレートに設けられた収容部内に突入している。公差の理由から、制御プレートにおける操作ピストンのガイドが不要にされるので有利である。
さらに、押しのけポンプ、特に内接歯車ポンプであって、ポンプハウジング内で作動流体が圧力で負荷され、これにより当該押しのけポンプと駆動連結されているクラッチ装置、特にダブルクラッチ装置の少なくとも1つの操作エレメント、特に操作ピストンが、引き込まれた位置から引き出された位置へ運動させられるようになっており、ポンプハウジング内にポンプエレメント、特にポンプ内歯車が回転可能に配置されている形式のものにおいて、上記課題は、ポンプエレメントがペデスタル軸受け(Stehlager)に回転可能に支承されていることにより解決される。ポンプエレメントがペデスタル軸受けに直接に支承されていることにより、ポンプエレメントのための付加的な軸受けブシュを不要にすることができる。ペデスタル軸受けは軸受け特性を有する焼結材料から形成されていると有利である。
上記押しのけポンプの有利な実施例は、ポンプエレメントのための駆動エレメントが、ペデスタル軸受けに案内されかつ/または支承されていることにより特徴付けられている。駆動エレメントとは、軸方向でクラッチ装置ハブから突出していて、ポンプエレメント設けられた、相補的に形成されたポケット内に係合している少なくとも1つの連行フィンガであると有利である。
押しのけポンプのさらに別の有利な実施例は、ペデスタル軸受けがペデスタル軸受けスリーブを有しており、該ペデスタル軸受けスリーブが、ペデスタル軸受けつばにより仕切られており、該ペデスタル軸受けつばがストッパ面に接触していることにより特徴付けられている。ストッパ面は円筒状の座ぐり部(Zylindersenkung)の手前に形成されると有利である。この円筒状の座ぐり部は、ポンプハウジングが接触する制御プレートに設けられている。
さらに、上で述べた課題は、押しのけポンプ、特に内接歯車ポンプであって、ポンプハウジング内で作動流体が圧力で負荷され、これにより当該押しのけポンプと駆動連結されているクラッチ装置、特にダブルクラッチ装置の少なくとも1つの操作エレメント、特に操作ピストンが、引き込まれた位置から引き出された位置へ運動させられるようになっており、ポンプハウジング内にポンプエレメント、特にポンプ内歯車が回転可能に配置されている形式のものにおいて、ポンプエレメントが、軸方向に延びるつばを有しており、該つばによってポンプエレメントが、クラッチ装置ハブと連結可能であるか、もしくは連結されており、半径方向で該つばとポンプハウジングの間にシールエレメントが配置されていることによっても解決される。シールエレメントとは、半径方向軸シール部材であると有利である。このシールエレメントの働きにより、ペデスタル軸受けとポンプエレメントとの間のインタフェースにおいて空気が吸い込まれなくなる。
当該押しのけポンプの有利な実施例は、前記つばが、ポンプエレメントとワンピースに、つまり一体に形成されていることにより特徴付けられている。ポンプエレメントは焼結材料からワンピースに形成されていると有利である。しかし、ポンプエレメントは切削加工により製作された支持管と、焼結された歯車とから組み合わされていてもよい。
さらに、上で述べた課題は、駆動ユニットと変速機との間で自動車のパワートレーンに配置するためのクラッチ装置、特にダブルクラッチ装置において、当該クラッチ装置が、前記押しのけポンプと連結されていることにより解決される。本発明によれば、クラッチ装置または変速機内への押しのけポンプの特に廉価でかつ構成スペース最適化された組込みが可能となる。
本発明のさらに別の利点、特徴および詳細は、以下に図面につき説明する本発明の実施例の記載から明らかとなる。この場合、特許請求の範囲および明細書に記載の特徴はそれぞれ単独の形または任意に組み合わされた形で本発明にとって重要となり得る。
図1は、本発明による押しのけポンプの横断面図であり、
図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。
本発明は、駆動ユニットと変速機との間にダブルクラッチ(Doppelkupplung)が配置されている、自動車のパワートレーンに関する。駆動ユニットは、有利には内燃機関であり、この内燃機関を起点として出力軸が延びている。パワートレーンの反対の側には、変速機が配置されている。駆動ユニットの出力軸はクラッチ入力部分に相対回動不能に結合されている。このクラッチ入力部分は「クラッチ入力ハブ」とも呼ばれる。クラッチ入力ハブは支承装置を用いて第1の変速機入力軸の外周面に回転可能に支承されており、この第1の変速機入力軸は中空軸として形成されている。中空の第1の変速機入力軸の内部には、支承装置を用いて第2の変速機入力軸が回転可能に支承されており、この第2の変速機入力軸は中実軸として形成されている。ダブルクラッチの構造および機能は既知であることを前提としており、したがってダブルクラッチ装置の構造および機能に関する詳しい説明は省略する。
図1には、ポンプハウジング1を備えた押しのけポンプが横断面図で図示されている。ポンプハウジング1内には、ポンプ中空歯車であるポンプ外歯車4が回転可能に収容されている。このポンプ外歯車4は内歯列を備えている。ポンプ外歯車4の内歯列はポンプピニオンもしくはポンプ内歯車6に設けられた外歯列と噛み合っている。ポンプ内歯車6はポンプ外歯車4に対して偏心的に回転可能に支承されている。ポンプ内歯車6とポンプ外歯車4との間には、三日月仕切り板(Trennsichel)8が形成されている。
ポンプ内歯車6では、半径方向内側にポケット11,12が形成されている。これらのポケット11,12内には連行フィンガが係合する。連行フィンガはクラッチハブ(図示しない)と有利にはワンピースに結合されている。連行フィンガは、ポンプ内歯車6を駆動するために、つまりクランチハブからポンプ内歯車6へトルクを伝達するために働く。ポンプ内歯車6が時計回り方向に回転し、ひいてはポンプ内歯車6と噛み合っているポンプ外歯車4が時計回り方向に回転すると、ポンプ内歯車6とポンプ外歯車4との間に配置されている作動流体が、肺臓形の吸込み口14の範囲で吸い込まれて、肺臓形の吐出口16の範囲で圧力負荷されて吐出される。
ポンプ外歯車4の半径方向外側では、ポンプハウジング1に、嵌合ピンを収容するための貫通孔18,19が設けられている。嵌合ピンは、ポンプハウジング1を、組み付けられた状態で、制御プレート(図1には図示しない)に位置固定するために働く。さらに、ポンプ外歯車4の半径方向外側では、ポンプハウジング1に、ポンプハウジング1を組み付けるために働く固定手段を収容するためのねじ山付き孔21,22,23,24,25,26が設けられている。さらに、ポンプハウジング1は半径方向外側に向かって延びる拡張部27,28,29を有している。拡張部27,28,29の範囲では、ポンプハウジング1に合計6つの貫通孔31,32,33,34,35,36が切り欠かれている。これらの拡張部1つ当たりに、それぞれ2つの貫通孔31,32;33,34;35,36がペア(対)になってまとめられている。貫通孔31,32;33,34;35,36は、操作ピストン(図1には図示しない)を案内するために働く。これらの操作ピストンは、多板クラッチ装置を操作するために、引き込まれた位置から引き出された位置へ運動可能である。貫通孔31,33,35内には、第1の多板クラッチ装置を操作するための操作ピストンが配置されていると有利である。貫通孔32,34,36内には、第2の多板クラッチ装置を操作するための操作ピストンが配置されていると有利である。
図2には、図1のII−II線に沿った断面図が示されている。この断面図からは、ポンプハウジング1の一方の端面が第1の制御プレート41に接触していることが判る。ポンプハウジング1は部分的に凹部43内に収容されている。第1の制御プレート41の、凹部43とは反対の側には、第2の制御プレート42が接触している。第1第2の両制御プレート41,42の間には、中間金属薄板44が配置されている。
両制御プレート41,42はそれぞれ1つの貫通孔を備えており、この貫通孔を貫いて、変速機(図示しない)の入力軸46が延びている。この入力軸46は中空軸として形成されており、この中空軸内には、有利には中実軸として形成された別の変速入力軸が回転可能に配置されている。変速機入力軸46は環状室50により取り囲まれている。この環状室50には、潤滑剤供給通路48を介して潤滑剤、有利にはオイルが供給される。
第1の制御プレート41内には、ペデスタル軸受け(Stehlager)52が圧入されている。ペデスタル軸受け52はペデスタル軸受けスリーブ53を有しており、このペデスタル軸受けスリーブ53はほぼ円筒体周壁の形状を有している。ペデスタル軸受けスリーブ53の一方の端部では、ペデスタル軸受けつば54が半径方向外側へ向かって突出している。ペデスタル軸受けスリーブ53は、第1の制御プレート41に切り欠かれている貫通孔56内に圧入されている。第1の制御プレート41の、第2の制御プレート42に面した側では、貫通孔56が増径されていて、大きな外径を有する区分57へ移行している。この区分57は円筒状の座ぐり部(Zylindersenkung)とも呼ばれる。この円筒状の座ぐり部57はペデスタル軸受けつば54のためのストッパを形成する。これにより、第1の制御プレート41内へのペデスタル軸受け52の組付け、特にプレス嵌めによる圧入が簡単となる。
ポンプ内歯車6は直接にペデスタル軸受けスリーブ53に回転可能に装着支承されている。半径方向内側では、第2の制御プレート42とは反対の側においてポンプ内歯車6からつば60が延びている。このつば60は、ほぼ円筒体周壁の形状を有している。つば60の自由端部には、両ポケット11,12(図1参照)が形成されている。両ポケットのうち、図2に示した断面図では、一方のポケット11しか見えていない。このポケット11内には、連行フィンガ62が係合しており、この連行フィンガ62は軸方向でコンバータネック63から突出している。このコンバータネック63はダブルクラッチのクラッチハブに相対回動不能に、特にこのクラッチハブとワンピース(一体)に結合されている。連行フィンガ62を介して、ポンプ内歯車6を駆動するために必要となるトルクが、内燃機関の出力軸からクラッチハブを介してポンプ内歯車6へ伝達される。
連行フィンガ62とポンプ内歯車6の外歯列との間では、第1の制御プレート41とは反対の側でポンプハウジング1に円筒状の座ぐり部65が設けられている。この円筒状の座ぐり部65は、半径方向軸シールリング66を収容するために働く。この半径方向軸シールリング66は少なくとも1つのシールリップを有しており、このシールリップは半径方向外側でポンプ内歯車6のつばに密に接触している。
図2に示した断面図から判るように、ポンプハウジング1に設けられた貫通孔32と整合するように第1の制御プレート41に貫通孔70が切り欠かれている。貫通孔32内では、ポンプハウジング1に操作ピストン71が軸方向摺動可能に案内されている。この操作ピストン71の自由端部は第1の制御プレート41に設けられた貫通孔70に突入している。操作ピストン71のこの自由端部は貫通孔70内で作業室72を仕切っている。この作業室72は、図示されていない接続通路および弁を介して、図1および図2に示した内接歯車ポンプの吐出室もしくは肺臓形の吐出口に連通している。内接歯車ポンプにより作業室72内に提供される圧力により、操作ピストン71を、図示の引き込まれた位置から、引き出された位置(図示されていない)へ運動させることができ、これにより所属のクラッチ装置を操作することができる。
貫通孔31〜36は、ポンプハウジング1に組み込まれた孔である。これにより、半径方向の構成スペースを節約することができる。これらの孔は、簡単に製作され得る貫通孔として形成されている。クラッチのための操作ピストン71は、操作されていない状態では第1の制御プレート41内に突入している。公差理由から、第1の制御プレート41に設けられた貫通孔70内での操作ピストン71の案内は不要にされる。これにより、ピストンの引き出された状態においても十分な案内長さが存在することが確保される。択一的には、ピストンのための貫通孔31〜36の範囲においてポンプハウジングを局所的に厚肉化することも考えられる。その場合には、第1の制御プレート41内への操作ピストン71の侵入を完全にまたは部分的に不要にすることができる。
軸方向の構成スペースを節約することができるようにするために、操作メカニズムも、操作位置に応じてポンプハウジング1内に局所的に侵入することができる。この侵入は、ポンプハウジング1の局所的な加工によるか、またはポンプハウジング1の鋳造輪郭の相応する形成によって可能にされ得る。
ポンプ内歯車6はペデスタル軸受けスリーブ53に装着支承されている。ペデスタル軸受け52は、滑り軸受け特性を有する焼結材料から形成されていると有利である。ポンプ内歯車6の支承の他に、ペデスタル軸受けスリーブ53はポンプ駆動装置、特にコンバータネック63を起点として延びる連行フィンガ62の案内および/または支承をも引き受ける。ペデスタル軸受け52とポンプ駆動装置もしくはコンバータネック63との間の支承個所は、オイル流のためのシール個所をも成している。このオイル流はペデスタル軸受け52とポンプ駆動装置もしくはコンバータネック63との間で範囲50に存在していてよい。
本発明によれば、ダブルクラッチ変速機の操作装置の一部がポンプハウジング内に組み込まれている。ペデスタル軸受け52はポンプの支承の他に、駆動装置の支承およびシール機能をも引き受ける。ポンプはポンプ内歯車6に設けられたつば60を介して半径方向軸シールリング66によって外部に対してシールされている。
本発明による押しのけポンプの横断面図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。
符号の説明
1 ポンプハウジング
4 ポンプ外歯車
6 ポンプ内歯車
8 三日月形仕切り
11 ポケット
12 ポケット
14 吸込み口
16 吐出口
18 嵌合ピンのための貫通孔
19 嵌合ピンのための貫通孔
21 ねじ山付き孔
22 ねじ山付き孔
23 ねじ山付き孔
24 ねじ山付き孔
25 ねじ山付き孔
27 拡張部
28 拡張部
29 拡張部
31 貫通孔
32 貫通孔
33 貫通孔
34 貫通孔
35 貫通孔
36 貫通孔
41 第1の制御プレート
42 第2の制御プレート
43 凹部
44 中間金属薄板
46 入力軸
48 十滑剤供給通路
50 環状室
52 ペデスタル軸受け
53 ペデスタル軸受けスリーブ
54 ペデスタル軸受けつば
56 貫通孔
57 より大きな直径を有する区分
60 つば
62 連行フィンガ
63 コンバータネック
65 円筒状の座ぐり部
66 半径補光軸シールリング
70 貫通孔
71 操作ピストン
72 作業室

Claims (9)

  1. 押しのけポンプ、特に内接歯車ポンプであって、ポンプハウジング(1)内で作動流体が圧力で負荷され、これにより当該押しのけポンプと駆動連結されているクラッチ装置、特にダブルクラッチ装置の少なくとも1つの操作エレメント(71)、特に操作ピストンが、引き込まれた位置から引き出された位置へ運動させられるようになっている形式のものにおいて、ポンプハウジング(1)に少なくとも1つの貫通孔(31,32,33,34,35,36)が設けられており、該貫通孔内に前記操作エレメント(71)が案内されていることを特徴とする、押しのけポンプ。
  2. 互いに異なるクラッチ装置に対応している操作ピストン(71)を収容するためのそれぞれ2つの貫通孔(31,32;33,34;35,36)がペアになってまとめられていて、ポンプハウジング(1)の全周にわたって均一に分配されて配置されている、請求項1記載の押しのけポンプ。
  3. ポンプハウジング(1)が制御プレート(41)に接触しており、該制御プレート(41)に前記貫通孔(31,32,33,34,35,36)の範囲で、操作エレメント(71)の対応する端部のための収容部(70)が切り欠かれている、請求項1または2記載の押しのけポンプ。
  4. 押しのけポンプ、特に内接歯車ポンプであって、ポンプハウジング(1)内で作動流体が圧力で負荷され、これにより当該押しのけポンプと駆動連結されているクラッチ装置、特にダブルクラッチ装置の少なくとも1つの操作エレメント(71)、特に操作ピストンが、引き込まれた位置から引き出された位置へ運動させられるようになっており、ポンプハウジング(1)内にポンプエレメント(6)、特にポンプ内歯車が回転可能に配置されている形式のものにおいて、ポンプエレメント(6)がペデスタル軸受け(52)に回転可能に支承されていることを特徴とする、特に請求項1から3までのいずれか1項記載の押しのけポンプ。
  5. ポンプエレメント(6)のための駆動エレメント(62,63)が、ペデスタル軸受け(52)に案内されかつ/または支承されている、請求項4記載の押しのけポンプ。
  6. ペデスタル軸受け(52)がペデスタル軸受けスリーブ(53)を有しており、該ペデスタル軸受けスリーブ(53)が、ペデスタル軸受けつば(54)により仕切られており、該ペデスタル軸受けつば(54)がストッパ面に接触している、請求項5記載の押しのけポンプ。
  7. 押しのけポンプ、特に内接歯車ポンプであって、ポンプハウジング(1)内で作動流体が圧力で負荷され、これにより当該押しのけポンプと駆動連結されているクラッチ装置、特にダブルクラッチ装置の少なくとも1つの操作エレメント(71)、特に操作ピストンが、引き込まれた位置から引き出された位置へ運動させられるようになっており、ポンプハウジング(1)内にポンプエレメント(6)、特にポンプ内歯車が回転可能に配置されている形式のものにおいて、ポンプエレメント(6)が、軸方向に延びるつば(60)を有しており、該つば(60)によってポンプエレメント(6)が、クラッチ装置ハブと連結可能であるか、もしくは連結されており、半径方向で該つば(60)とポンプハウジング(1)の間にシールエレメント(66)が配置されていることを特徴とする、特に請求項1から6までのいずれか1項記載の押しのけポンプ。
  8. 前記つば(60)が、ポンプエレメント(6)とワンピースに形成されている、請求項7記載の押しのけポンプ。
  9. 駆動ユニットと変速機との間で自動車のパワートレーンに配置するためのクラッチ装置、特にダブルクラッチ装置において、当該クラッチ装置が、請求項1から8までのいずれか1項記載の押しのけポンプ、特に内接歯車ポンプと連結されていることを特徴とするクラッチ装置。
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