JP2008523266A - 戦闘服での使用のためのナイコ中へ組み込まれた伸縮素材を含む伸縮性布地 - Google Patents

戦闘服での使用のためのナイコ中へ組み込まれた伸縮素材を含む伸縮性布地 Download PDF

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Abstract

例えばライクラ(登録商標)のようなエラスタンなど、約2〜約4重量%の伸縮素材入りのナイコ(NYCO)布地を含む伸縮性布地が開示される。本発明の伸縮性布地は、約20〜約50%の布伸長度を示し、動きやすさおよび着心地の良さが望まれる戦闘服での適用に好適である。本伸縮性布地はすべての軍服標準要件を実質的に維持しまたは超え、そしてナイコ布地のそれと類似の破断強度、引裂抵抗、通気性および耐摩耗性のような特性を示す。伸縮性布地の製造、染色および仕上げ方法だけでなく、本伸縮性布地から製造される衣服もまた開示される。

Description

本発明は、ナイロンおよび綿の非弾性糸ならびに弾性糸を含む弾性糸と、ナイロンおよび綿を含む非弾性糸とを含む、複合弾性糸から織られた布地に関する。弾性糸はスパンデックス(またはエラスタン)およびより一般的にはポリウレア−ウレタンポリマーを含んでもよい。スパンデックスのライクラ(LYCRA)(登録商標)銘柄(本願特許出願人製)がかかる糸である。他の弾性糸は、複合フィラメントの形でポリエステルポリマーを含んでもよい。本発明の布地は、民生用途だけでなく戦闘服向けに使用される衣服の製造での使用に好適である。50重量%ナイロン/50重量%綿糸と共に織られた約2%〜約4重量%の弾性素材を含む布地は約20〜約50%の布伸長度を提供することが実証された。破断強度、引裂強度、通気性および耐摩耗性のような布品質は維持されるかまたは公知のナイロン/綿布地より改善され、本発明の布地を軍服および他の民生用途のような用途向けに望ましいものにする。本発明はまた、かかる布地の製造方法、および伸縮性布地から製造された衣服にも関する。
戦闘服は、着用者が従事する多種多様な活動および着用者が曝される環境のせいで特殊なデザインおよび機能ニーズを有する。戦闘服は、着用者が様々な活動を行うために着用者に広範囲の動きを提供するようデザインされなければならない。さらに、戦闘服に使用される布地は、冷たいまたは熱い、化学薬品暴露に対して着用者にかなりの保護を提供するべきであり、そしてまた通気性だけでなく耐久性のための良好な耐破断性、引裂抵抗および耐摩耗性を示すべきである。さらに、布地はカモフラージュ目的のために染色できなければならない。
長期にわたって、戦闘服としての使用に有利である布地および軍服デザインが開発されてきた。広く使用されてきた特に有用な布地は、ナイコ(NYCO)、ナイロンの弾性率が綿のそれと一致するようなやり方でナイロンステープルファイバーを綿と紡績することによって製造される50重量%ナイロン(例えばナイロン6,6など)および50重量%綿である。
戦闘服に使用される先行公知布地の品質のせいで、軍服は典型的には着用者にルーズでダブダブであるようデザインされなければならなかった。しかしながら、かかるルーズでダブダブのデザインは、必要とされるよりも多くの布地を必要とし、それは全体衣服重量の増加のような望ましくない副次的悪影響を及ぼし得る。さらに、戦闘服の多数の着用者は、以前の公知軍服デザインおよび布地が膝ならびに背中および肘のような他の身体区域を容易に曲げさせるほど十分な布を持たないにもかかわらず、ブーツ中へ押し込むには多すぎる布地を有するという意見であった。また、スリーブを適所に保持するためにベルクロ(Velcro)(登録商標)を使用する軍服デザインは、着用者がある物体を取ろうとするときに窮屈であることが分かった。
その開示が参照により援用される(非特許文献1)による研究は、一定間隔で皮膚伸長を研究することによって膝、尻の部分、背中および肘で身体の歪み区域を測定した。彼らは、局所的な皮膚伸長がこれらの身体区域について15%から50%まで変動し得ることを測定した。
皮膚伸長の程度に基づき、皮膚伸長を受け入れるために必要な布伸長度レベルを測定することができる。衣服デザインパラメーターはこの測定に影響する。例えば、着心地の良い胴衣は、よりルーズなフィットした衣服より大きい布伸長度レベルを必要とする。考慮されるべき因子には、布摩擦、衣服と身体との接触ポイント、布剛性および布伸長度が含まれる。
ナイコ布地は、特別に作り出されたナイロンステープルファイバーとブレンドされた綿のスフ糸で製造される。ナイコスフ糸ならびにかかる糸の製造および使用方法は、それらの明細書が参照により援用される、ヘベラー(Hebeler)に付与された米国特許公報(特許文献1)、米国特許公報(特許文献2)、米国特許公報(特許文献3)および米国特許公報(特許文献4)、ならびにトンプソン、Jr.(Thompson,Jr.)に付与された米国特許公報(特許文献5)に既に開示されてきた。特別に作り出されたナイロン繊維は、天然繊維のそれに匹敵する、それがブレンドされる天然繊維に特有である破断−伸び率で等しいまたは優れた耐荷重性能力を有し、綿と高い耐荷重性ナイロンステープルとのブレンドの強度を向上させることが分かった。これは同様に、既知のナイロン/綿ブレンドより耐摩耗性および耐ピリング性の点で実質的な改善を提供する。
ナイコ布地は戦闘服用に今日使用され続けている。例えば、それらの明細書が参照により援用される、サントス(Santos)らに付与された米国特許公報(特許文献6)、およびサントスらの名義の米国特許公報(特許文献7)(一緒に、「サントス」)は、布地上へのカモフラージュ模様の印刷技術だけでなく軍事および民生用途向けのカモフラージュ模様システムを開示している。サントスに開示された好ましい布地は、残りの百分率がコーマ綿で、約50±5%ポリアミド(1.6〜1.8のフィラメント当たりのデニールの、タイプ420として本願特許出願人によって製造されるナイロンタイプ6,6)のナイコ布地を含む。リオセル(Lyocell)のような他のセルロース系繊維を綿の代わりに使用できることもまた開示されている。他の織り方が用いられてもよいことが開示されているが、好ましい織り方は左ねじれ綾織または綾織派生物である。好ましい布地の開示された重量は6.0〜6.6オンス/平方ヤード(203g/m2〜224g/m2)である。
米国特許第3,044,250号明細書 米国特許第3,188,790号明細書 米国特許第3,321,448号明細書 米国特許第3,459,845号明細書 米国特許第5,011,645号明細書 米国特許第6,805,957号明細書 米国特許出願公開第2004/0209051 A1号明細書 カーク、イブラヒム(Kirk and Ibrahim)著、「布地伸長性対人体測定学的要求および衣服性能の基本的な関係(Fundamental Relationship of Fabric Extensibility to Anthropometric Requirements and Garment Performance)」、Textile Research Journal、36(1)、1966年1月
本発明は、戦闘服の製造ならびに動きやすさ、引裂抵抗、通気性および耐摩耗性が望まれる他の用途での使用のための新規な伸縮性布地に関する。
布地の残部が約50重量%ナイロンおよび50重量%綿糸を含むナイコ布地で、エラスタン(別名スパンデックスと言われる)糸のような約2%〜約4重量%の伸縮素材を含む伸縮性織布を提供することが本発明の目的である。生じた布地は約20%〜50%の布伸長度を示す。
布地の残部が約50重量%ナイロンおよび50重量%綿糸を含むナイコ布地で、エラスタン糸のような約2%〜約4重量%の伸縮素材を含み、そして約20%〜50%の布伸長度を有する伸縮性織布であって、経糸方向に約160ポンドより大きい、緯糸方向に約60ポンドより大きい破断強度を示す織布を提供することがさらに本発明の目的である。
布地の残部が約50重量%ナイロンおよび50重量%綿糸を含むナイコ布地で、エラスタン糸のような約2%〜約4重量%の伸縮素材を含み、そして約20%〜50%の布伸長度、経糸方向に約160ポンドより大きい、緯糸方向に約60ポンドより大きい破断強度および経糸方向に約13ポンドより大きい、緯糸方向に8ポンドの引裂強度を有する伸縮性織布を提供することがさらに本発明の目的である。
布地の残部が約50重量%ナイロンおよび50重量%綿糸を含むナイコ布地で、エラスタン糸のような約2%〜約4重量%の伸縮素材を含み、そして約20%〜50%の布伸長度、経糸方向に約160ポンドより大きい、緯糸方向に約60ポンドより大きい破断強度、経糸方向に約13ポンドより大きい、緯糸方向に8ポンドの引裂強度および約25立方フィート/分/平方フィート(ft3/分/ft2)未満の通気性を有する伸縮性織布を提供することがさらに本発明の目的である。
布地の残部が約50重量%ナイロンおよび50重量%綿糸を含むナイコ布地で、エラスタン糸のような約2%〜約4重量%の伸縮素材を含み、そして約20%〜50%の布伸長度、経糸方向に約160ポンドより大きい、緯糸方向に約60ポンドより大きい破断強度、経糸方向に約13ポンドより大きい、緯糸方向に8ポンドの引裂強度、約25立方フィート/分/平方フィート未満の通気性および「回転プラットフォームダブルヘッダー摩耗試験機を用いる耐摩耗性(Abrasion Resistance Using Rotary Platform Double Header Abrader)」という表題のASTM(米国材料試験協会)D3884−01によって測定したときに、破損まで600サイクルより大きい耐摩耗性を有する伸縮性織布を提供することがその上本発明のさらなる目的である。
布地の残部が約50重量%ナイロンおよび50重量%綿糸を含むナイコ布地で、エラスタン糸のような約2%〜約4重量%の伸縮素材を含み、そして約20%〜50%の布伸長度、経糸方向に約160ポンドより大きい、緯糸方向に約60ポンドより大きい破断強度、経糸方向に約13ポンドより大きい、緯糸方向に8ポンドの引裂強度、約25立方フィート/分/平方フィート未満の通気性、「回転プラットフォームダブルヘッダー摩耗試験機を用いる耐摩耗性」という表題のASTM D3884−01によって測定したときに、破損まで600サイクルより大きい耐摩耗性および約7.5%未満の布伸びを有する伸縮性織布を提供することがその上本発明のさらなる目的である。
布地の残部が約50重量%ナイロンおよび50重量%綿糸を含むナイコ布地で、エラスタン糸のような約2%〜約4重量%の伸縮素材を含み、そして約20%〜50%の布伸長度、経糸方向に約160ポンドより大きい、緯糸方向に約60ポンドより大きい破断強度、経糸方向に約13ポンドより大きい、緯糸方向に8ポンドの引裂強度、約25立方フィート/分/平方フィート未満の通気性、「回転プラットフォームダブルヘッダー摩耗試験機を用いる耐摩耗性」という表題のASTM D3884−01によって測定したときに、破損まで600サイクルより大きい耐摩耗性および約7.5%未満の布伸びを有する伸縮性織布から製造された衣服を提供することが本発明のさらに別の目的である。
布地の残部が約50重量%ナイロンおよび50重量%綿糸を含むナイコ布地で、エラスタン糸のような約2%〜約4重量%の伸縮素材を含み、そして約20%〜50%の布伸長度、経糸方向に約160ポンドより大きい、緯糸方向に約60ポンドより大きい破断強度、経糸方向に約13ポンドより大きい、緯糸方向に8ポンドの引裂強度、約25立方フィート/分/平方フィート未満の通気性、「回転プラットフォームダブルヘッダー摩耗試験機を用いる耐摩耗性」という表題のASTM D3884−01によって測定したときに、破損まで600サイクルより大きい耐摩耗性、約7.5%未満の布伸びおよび約3.5%未満の布収縮(または寸法安定性)を有する伸縮性織布から製造された衣服を提供することが本発明のさらに別の目的である。
布地の残部が約50重量%ナイロンおよび50重量%綿糸を含むナイコ布地で、エラスタン糸のような約2%〜約4重量%の伸縮素材を含み、そして約20%〜50%の布伸長度、経糸方向に約160ポンドより大きい、緯糸方向に約60ポンドより大きい破断強度、経糸方向に約13ポンドより大きい、緯糸方向に8ポンドの引裂強度、約25立方フィート/分/平方フィート未満の通気性、「回転プラットフォームダブルヘッダー摩耗試験機を用いる耐摩耗性」という表題のASTM D3884−01によって測定したときに、破損まで600サイクルより大きい耐摩耗性、約7.5%未満の布伸びおよび約3.5%未満の布収縮(または寸法安定性)を有する伸縮性織布の製造方法を提供することが本発明の目的である。
グラブ強度、引裂抵抗、通気性および布重量に対する米軍標準規格を実質的に満たし、そして戦闘服に現在使用されているナイコ布地と同じ耐久性を実質的に提供する伸縮性布地を提供することが本発明のさらに別の目的である。
グラブ強度、引裂抵抗、通気性および布重量に対する米軍標準規格を実質的に満たし、そして戦闘服に現在使用されているナイコ布地と同じ耐久性を実質的に提供し、その上衣服当たりより少ない布地を必要とし、組み込まれた伸縮素材なしのナイコでできた匹敵する衣服より嵩高くない、軽量の衣服をもたらす伸縮性布地を提供することが本発明のさらに別の目的である。
ナイコ布地から製造された現行軍服と比べて増加した戦闘服で動きやすさ、着心地の良さおよびフィットを可能にする伸縮性布地を提供することが本発明のさらに別の目的である。
本発明のこれらのおよび他の特徴は、戦闘服の製造ならびに動きやすさ、引裂抵抗、通気性および耐摩耗性が望まれる他の用途での使用のための新規な伸縮性布地によって実現することができる。本発明の布地は、約2%〜約4重量%の組み込まれた伸縮素材を含む重量でおおよそ等しい割合のナイロン6,6および綿糸のナイコ布地を含む。好適な伸縮素材には、ライクラ(登録商標)のような、ポリウレア−ウレタンポリマーを含むエラスタンが含まれる。ポリエステルポリマーもまた伸縮素材として使用されてもよい。伸縮素材は典型的には、織布の緯糸、すなわち、緯糸方向に組み込まれる。生じた布地は、組み込まれた伸縮素材なしの公知ナイコ布地の引裂抵抗、通気性および耐摩耗性の実質的にすべてを維持しながら、約20%〜50%の布伸長度を有することが実証された。
本発明のこれらのおよび他の特徴は、次の図を参照してさらに詳細に説明されるであろう。
本発明の新規な伸縮性布地は、戦闘服の製造ならびに動きやすさ、引裂抵抗、通気性および耐摩耗性が望まれる他の用途での使用に好適である。現在、ナイコ布地が軍服に使用されている。ナイコ布地は良好な破断強度、引裂強度、通気性および耐摩耗性を提供するが、それは伸長せず、「堅い」布地(すなわち、約5%〜約10%の範囲の伸長度を有する布地)と考えられる。それ故、ナイコから製造された衣服は、戦闘服で望まれる、動きやすさを着用者に提供するためにより嵩高く、ルーズにフィットしている。しかしながら、この余分な嵩高さは衣服の重量を増やすことが観察されてきた。過剰の布地はブーツ中へ押し込むことが困難である。また、膝の周りに不十分な布地があり、膝もしくは背中を曲げている間に歪みをもたらす、または腕を引き上げることが観察されてきた。さらに、追加された重量は着用者に疲労を増大させる。
生体力学原理が布地と衣服動きやすさとの間の相互作用を、特に着用者の物理的動きの間ずっと動きやすさが必要とされる戦闘服のような用途について明らかにすることは公知であった。早くも1966年に、カークおよびイブラヒムは、膝、尻の部分、背中および肘をはじめとする身体の決定的に重要な歪み区域を測定した。彼らは、具体的な身体動きの間ずっと起こった水平および垂直方向での最大の局所的な皮膚歪み、または伸長を一定間隔で測定した。カークおよびイブラヒムは、例えば、起立から着席もしくは起立から深い曲げまで行く間の膝、起立から完全な曲げまで行く間の肘、起立から着席まで、もしくは起立から曲げまで行く間の尻の部分、または真っ直ぐ伸ばした腕から持ち上げた腕、もしくは肘曲げ、もしくは靴結びの間の背中のような決定的に重要な身体区域で局所的な皮膚伸長が約15%〜約50%変動することを測定した。
ある種の活動中の皮膚伸長の程度を知ることによって、布伸長度は、ある種の要求に適合するように決定する(選択する)ことができる。衣服のタイプのある種の態様はこの決定(または選択)に情報を与える。例えば、身体の身近に着用されることが意図される衣服はよりルーズなフィッティング衣服より多くの伸長度を必要とする。他の因子がフィットのタイプに加えて考慮されるべきである。例えば、衣服サイズ対身体サイズの比、布摩擦係数、衣服がその上を通る接触ポイントの数および布地剛性は所望の布伸長度に影響を及ぼす。当業者によって決定されるような他の因子もまた望ましい布伸長度を決定する(または選択する)際に考慮されてもよい。
戦闘服にとって所望の布伸長度の研究は、20%またはそれ以上の布伸長度のレベルで、約5〜約10%の布伸長度を有する堅い布と比べて身体の接触ポイントで圧力または歪みの速い損失があることを示す。従って、良好な動きやすさを提供するために、伸縮性布地は布地についての応力−歪み曲線の低い応力セクションで機能するようデザインされることが望ましい。着心地の良いおよび着心地の良くない着用領域を描く典型的な応力−歪み曲線が図1に示される。図2はさらに、人体に着用されたときに衣服の機能伸長(working extension)と利用可能な伸長との関係を図解する。着用伸長は、衣服が実際の着用で受けるであろう寸法の変化である。図2は、衣服の運動およびドニング(donning)のような活動が通常の着用伸長を超えて衣服を伸長することを図解する。従って、衣服についての応力−歪み曲線は、通常の着用が応力−歪み曲線の着心地の良い領域に入るが、ドニングが応力−歪み曲線の着心地の良くない領域内に入り、運動はこれら2つの領域の間に入ることを示す。戦闘服用途向けには、約50%までの伸長度の伸縮性布地を含む衣服が機能伸長の実質的にすべてが応力−歪み曲線の平らな領域に入り、こうして着用者のための動きの良好な自由をそれほど制限しない着心地の良いフィットを提供するように十分な利用可能な伸長を提供することが分かった。本発明の布地はかかる衣服での適用に好適である。
本発明の布地は、約2%〜約4重量%の組み込まれた伸縮素材を含むナイロンおよび綿の糸のナイコ布地を含む。好適なナイロンは、1.6〜2.6のフィラメント当たりのデニールの、タイプ420として本願特許出願人によって製造されるナイロンタイプ6,6(ポリヘキサメチレンアジパミド)である。ナイロン6(ポリカプロアミド)、ナイロン7(ポリエナントアミド)、ナイロン11(リルサン(RILSAN)(登録商標))、ナイロン4,6(スタニール(STANYL)(登録商標))、ナイロン6,10(ポリヘキサメチレンセバカミド)およびナイロン6,12(ポリラウリンラクタミド)のような他の好適なポリアミドポリマーは、綿とブレンドし、そして次に伸縮素材、すなわちライクラ(登録商標)のようなエラスタンと複合糸を形成するために使用することができる。ナイロンの選択は、糸強度および究極的に布強度を達成するように選択することができる。
好適な伸縮素材はスパンデックス(またはエラスタン)を含み、より一般的にはポリウレア−ウレタンポリマーを含む。スパンデックスのライクラ(登録商標)銘柄(本願特許出願人製)はかかる糸である。他の伸縮素材は、複合フィラメントの形のポリエステルポリマーを含んでもよい。かかるポリエステルポリマーはポリエチレンテレフタレートおよびポリトリメチレンテレフタレートを含む。これらのポリエステルポリマーは、複合フィラメントの成分部分を、糸の各複合フィラメントについてサイド−バイ−サイド関係で含む。複合マルチフィラメント糸エラスタレルp(本願特許出願人製のT400エラステレル(Elasterell)pとして知られる)が本発明での使用に好適であると考えられる。
伸縮素材は、ナイコ糸と製織する前にコンパニオン(またはカバリング)繊維または糸でカバーされて複合糸を形成する。コンパニオン繊維は、ナイコ繊維のような、布の大半を占める同じ糸を含んでもよい。好適な複合糸には、コアスパン糸、カバードヤーンおよび撚糸が含まれる。保護シース、またはコーティングを伸縮素材に提供して製織用の複合糸を形成する方法は当該技術ではよく知られている。カバリングは、製織中に伸縮素材を摩耗から保護し、製織中の弾性回復を安定化させ、そして得られた布地に硬い糸、例えば、ナイコの手触りおよび外観を与える。得られた複合糸はそれ自体伸縮性である。好適な複合糸には、ライクラ(登録商標)のようなエラスタンがシース繊維または糸としてのナイロン/綿ブレンドでカバーされた、シース−コア構造を有するコアスパン糸が含まれる。伸縮素材が単一スフ糸でカバーされているシングルカバードもしくはエアカバードヤーン;伸縮素材が2つの単一スフ糸でカバーされているダブルカバードヤーン;伸縮素材が2つの他のスフ糸と撚られている撚糸;または伸縮素材が2つの諸撚スフ糸でカバーされているハメル(Hamel)撚糸のような他のタイプの複合糸を使用することができる。
複合糸中の%伸縮素材は、複合糸サイズおよび伸縮素材デニールに依存する。約20%〜約50%という目標伸長度レベルのために、2.5dpfおよびステープルカット長(3.81cm)のT420(登録商標)ナイロンステープルファイバーを含む複合糸をカード機でか練条機でかのどちらかで綿とブレンドすることができる。得られたナイロン/綿粗糸を次に70デニール・タイプ162−Cライクラ(登録商標)とコアスパンしておよび撚って本発明での使用のための好適な複合糸を形成することができる。20s(20シングル綿番手)を70デニール・タイプ162−Cライクラ(登録商標)と共に使用して製造された複合糸は約6.5%エラスタンを含み、18s(18シングル綿番手)を70デニール・タイプ162−Cライクラ(登録商標)と共に使用して製造された複合糸は約5.9%エラスタンを含む。これらの複合糸サイズは、約6.5〜約7.5オンス/平方ヤード(220g/m2〜254g/m2)の重さがある布地を目標とするために選択された。他の糸サイズも同様に用いることができ、当業者は、目標布重量および伸長度レベルに基づいて複合糸サイズおよび伸縮素材デニールを選択することができる。
ナイコ糸は、カード綿とブレンドされた2.5dpfナイロンかコーマ綿とブレンドされた1.7dpf T420ナイロンかのどちらかと共に、シングル15s糸または32s/2本諸撚糸を含んでもよい。ナイコ組成物は、約5重量%綿/95重量%ナイロン〜約95重量%綿/5重量%ナイロンの範囲であってもよい。好適な伸縮性布地特性は、18sナイコ/ライクラ(登録商標)コアスパン糸を含むカバードエラスタンと32s/2本諸撚糸およびコーマ綿とブランドされた1.7dpf T420ナイロンを含むナイコ糸とから織られた布地をもたらした。
上記のような、コンパニオン糸でカバーされた弾性繊維を含む複合糸は典型的には、布地中の伸縮素材の総重量%が約2%〜約4%を占めるように布地の緯糸、すなわち、緯糸方向へ織られる。複合糸を織布の経糸方向へ組み込むことができようが、当業者は、複合糸の組み込みに適切な方向を突き止めることができるであろう。典型的には、ナイコ糸は布地の経糸方向へ織られる。典型的な布地は、インチ当たり約75〜約95経糸エンド(糸)、すなわちepiおよびインチ当たり約50〜約65の緯糸エンド(糸)、すなわちppiを含んでもよい。布構造は繻子織または綾織、例えば2/1LH綾織であってもよい。リップストップ、バスケット織または基本織のような、他の布構造が好適であるかもしれない。
本発明の伸縮性布地の製造方法は下に説明される。伸長度および安定性のような、布地の最終特性は製織、染色および仕上げ条件によって影響され得る。布地はズルツァー社、スイス国ルチ(Sulzer Ltd.,Ruti,Switzerland)から入手可能な、ズルツァー・テクスチル(SULZER TEXTIL)(登録商標)L5400エアジェット織機のような、現在入手可能な製織装置で織ることができることが分かった。典型的には、ナイコ・ナイロン/綿の糸は経糸として使用される。布地は典型的には、繻子織および綾織のような、当該技術で周知の変化付きで平織りされる。経糸ビームを製造する際に、ナイコ・スフ糸は、糸を強化しそして滑らかにするためにサイジング剤でスラッシュされる、またはサイジング剤塗布されるべきである。好適なサイジング剤には、デンプン、PVA(ポリビニルアルコール)またはデンプンとPVAとの混合物が含まれる。エラスタンおよびナイコを含む複合糸は緯糸、すなわち、緯糸方向へ挿入される。布地は、シャトル織機か、プロジェクタイル織機、レピア織機、ウォータージェット織機またはエアジェット織機のようなシャトルなし織機かのどちらかで織ることができる。弾性複合糸が製織中に実質的に完全に引き伸ばされることを確実にするために十分な緯糸挿入張力が加えられるべきである。
糸サイズ選択および布構造デザインは、目標とされる布重量および伸長度レベルを有する安定な仕上げ織布を達成するために調整される。本発明の伸縮性布地については、弾性緯糸は織機で実質的に完全に引き伸ばされる。この緯糸は次に、仕上げ織布の弛緩した状態で嵩高化されるであろう。織機でのリード化(reeded)経糸密度(インチ当たりのエンド、すなわちepi)は典型的には、仕上げ布地の所望の伸び率、プラス、糸のウィーブ巻取、およびコンパニオン繊維の永久収縮の分だけ匹敵する堅い布地より小さい。2/1綾織織布の各面上の少なくとも3/4インチの耳幅はその後の染色および仕上げ中に布地のエッジカールを実質的に減らすまたは回避することが観察された。2×1LH綾織を含む本発明の好適な布地は、インチ当たり約75〜約90の経糸エンドを有する糸およびインチ当たり約50〜約65の緯糸エンドを有する糸を用いて製造することができる。
製織後に、生地布はサイズ剤を除去され、スラッシング剤および製織オイルを除去するためにこすり洗いされるべきである。布地が明色で染色されるべきである場合、そのときはそれはまた当該技術で公知であるように染色および仕上げ前に漂白されるべきである。過酸化物のような非塩化物漂白剤が典型的には最終布地により良好な結果を提供することが分かった。布地は、綿繊維を膨らませて布地の改善された光沢および強度を与えるために張力下にチェーン・シルケット加工機で約35〜38トワッデル(Twaddell)度の水酸化ナトリウム(NaOH)溶液で処理することができる。過度の張力は避けられるべきである。典型的には、布地は、シルケット加工機で緯糸方向に、または幅に約2インチ未満引き伸ばされる。
シルケット加工後に、布地は、引き伸ばされていない布地の幅より約1インチ大きい幅に幅出機で乾燥され、ヒートセットされるべきである。典型的には、布地は約193℃(380°F)で約30秒間ヒートセットされる。布地での伸長の量は、193℃(380°F)より高いが201℃(395°F)以下のヒートセッティングを用いることによって、または30秒間より長い時間布地を乾燥させることによって必要ならば減らすことができる。また、布地は、最終布地での伸長度を減らすために乾燥中にわずかにより広い幅に、しかし布地幅の約110%以下に伸長されてもよい。しかしながら、当業者に公知であるように、布地は印刷プロセス中に幾らかの伸長度を失うであろう。例えば、スクリーン印刷でプリントされた布地は、それらの伸長度の3%〜5%を永久に失うことが分かった。
本発明の布地のための染色および仕上げ方法が提供される。戦闘服は典型的にはカモフラージュ、例えばウッドランドまたはデザートカモフラージュでプリントされる。所望のカモフラージュ模様に依存して、当該技術で公知であるような異なる染色技術、例えばバッチ法および連続レンジが用いられてもよい。バッチ染色法では、織布は典型的に製造され、次にジグ染色機で染色される。ジェット染色機およびベック(Beck)(またはウィンチ)染色機のような、他のこすり洗いおよび染色機を用いることができる。布地は、それがサイジング剤を除去するために処理され、洗剤でこすり洗いされ、場合により過酸化物で漂白され、そしてヒートセットされた後にインクジェットプリンターでの模様印刷の準備完了である。スクリーン印刷または熱転写印刷のような、当業者に公知の模様印刷するための他の手段もまた用いることができる。場合により、これらの同じナイコ/エラスタン布地は、ナイロン成分用の酸性染料および綿成分用の直接染料(例えばバット(VAT)染料)または反応性染料を用いて一体色に染色することができる。当該技術で公知であるように、2段階法か1段階ユニオン染色法かのどちらかが一体色オプションを実現する。
連続染色法では、布地は先ず、製織前に経糸上に付けられたサイジング剤を除去するためにサイズ剤を除去され、よごれ、淡い色およびオイルを布地から洗い落とすために洗剤でこすり洗いされる。デザートカモフラージュ模様のような、明色で染色またはプリントされるべきである布地は過酸化物で漂白される。次亜塩素酸塩ベース漂白剤は一般に避けられるべきである。布地が暗色で染色またはプリントされるべきである場合、漂白オプションは削除することができる。こすり洗いおよび前処理後に、布地は.35〜38度トワッデル(比重計比重は(5×トワッデル度+1000)/1000に等しい)の水酸化ナトリウム(NaOH)溶液と接触させられる。NaOHとの接触は、より良好な光沢および改善された強度のために綿繊維を膨らませるためにチェーン・シルケット加工機で行われる。シルケット加工機で、布地は幅方向に2インチ(5cm)以下引き伸ばされる。シルケット加工後に、布地は前述されたように乾燥され、ヒートセットされる。布地がカモフラージュ印刷でプリントされるために、製造された布地は綿に富む布地に好適な連続染色レンジでカモフラージュ印刷に好適な下地の色に染色される。場合により、布地は、通常の染色手順に従って連続レンジで酸性染料またはバット染料で染色される。下地の色に染色された布地は次に、カモフラージュ印刷のためにスクリーン印刷機に移される。インクジェット印刷機または熱転写印刷機のような、他の公知の印刷機を用いることができる。
本発明の布地は、幾つかの微細な変更を加えた典型的な市販装置を用いて染色し、仕上げすることができることが分かった。例えば、布地への、特に緯糸方向の張力は、布地での最終伸縮性を向上させるために監視され、最小にされるべきである。より良好な結果は極端な酸性またはアルカリ性条件が回避されたときに得られることもまた観察された。当業者は、布地を染色し、仕上げて所望の特性を達成するために使用中の具体的な装置に従ってパラメーターを調整することができるであろう。
最終工程は、プレ収縮のために防縮加工機で布地を処理することであり、それは使用中のそれらの寸法安定性を高めることが観察された。
本開示に従って製造された生成布地は、その詳細が参照により本明細書に援用される、軍用規格(Military Specifications)#MIL−C−440340Dに見いだされるそれらの規格のような、軍用規格を実質的に満たすかまたはそれを超えることが分かった。
さらに、生した布地は、約20%〜50%の布伸長度を有することが実証された。布伸長度は、当該用語が本明細書で用いられるところでは、検体への6N(3.37ポンド/平方インチ)の負荷を表す重りを取り付け、検体を重り付きで自由に垂れ下がらせることによってもたらされる伸びの量を意味する。布伸長度を測定するための試験方法は下に詳述される。
さらに、生じた布地の測定された伸びは約9%未満である。布伸びは、当該用語が本明細書で用いられるところでは、着用中に起こる布地の回復されない伸長を意味する。布伸びを測定するための試験方法は下に詳述される。
生じた布地の破断強度は、その開示が参照により援用される、「織布の破断強度および伸び(グラブ試験)(Breaking Strength and Elongation of Textile Fabrics(Grab Test))」という表題のASTM D5034−95(2001年再承認)によって測定したときに、経糸方向に約160ポンド〜約220ポンドより大きく、緯糸方向に約60〜約120ポンドより大きい。
生じた布地のエルメンドルフ(Elmendorf)引裂強度は、その開示が参照により援用される、「引裂抵抗落下振子(エルメンドルフ)装置(Tear Resistance Falling Pendulum(Elmendorf)Apparatus)」という表題のASTM D1424−96によって測定したときに、経糸方向に約13ポンド〜約20ポンドより大きく、緯糸方向に約7.5〜約13ポンドより大きい。
生じた布地の通気性は、その開示が参照により援用される、「織布の通気性(Air Permeability of Textile Fabrics)」という表題のASTM D737−96によって測定したときに、25立方フィート/分/平方フィート未満である。
その開示が参照により援用される、「回転プラットフォームダブルヘッド摩耗試験機を用いる耐摩耗性(Abrasion Resistance Using Rotary Platform Double Head Abrader)」という表題のASTM D3884−01によって測定したときの生じた布地の耐摩耗性は、破損まで約600サイクルより大きく、幾つかの伸縮性布地では破損まで2000サイクルを超えることが分かった。
下に詳述される試験方法によって測定したときの、布収縮、または寸法安定性は、約3.5%未満である。
生じた布地は、高い耐摩耗性および動きやすさが望まれる衣服を製造するのに有用である。好適な軍事用途には、戦闘服、化学薬品防御外殻ならびに他の軍事作業、ユーティリティーおよび礼服が含まれる。好適な民生用途には、警察服、ジャンプスーツ、上着チョッキおよび悪天候アパレルのような作業服が含まれる。かかる作業服は、修理人、建設作業員またはトラック運転手によって使用されてもよい。当業者は、標準的な取り扱いおよび裁縫技術を用いて、または布地の伸長性を考慮するためにそれらを変更することによって衣服を製造することができるであろう。
次の非限定的な実施例は本発明をさらに例示する。
(試験方法)
上に詳述されたようなASTM方法を用いて破断強度、引裂抵抗、耐摩耗性および通気性を測定した。
布伸長度(または伸び率)は次の通り測定する。布検体を固定伸長試験機に取り付け、6N(3.37ポンド/平方インチ)の負荷を表す重りを検体に取り付け、それを次に自由に垂れ下がらせる。布伸び率は、検体の元の長さを越えた伸長の量を検体の元の長さの%として求めることによって測定する。試験を行うために、3検体を耳から少なくとも10cm(4インチ)の布中の場所で選択する。各検体は60×6.5cm(23×2.5インチ)の長さがある。長い寸法が伸長方向に相当する。各検体を5cm(2インチ)幅へ解き、検体の両側でおおよそ同じ数のスレッドを取り除く。検体の一端を折り重ねてループを形成し、縫い目を検体の幅を横切って縫う。刻み目をループに切り込む。非ループエッジから6.5cm(2.5インチ)の距離にマーク「A」を付ける。マーク「A」から50cm(2.5インチ)の距離に、マーク「B」を付ける。検体を65%相対湿度±2%で20℃±2°(70°F±3°)で少なくとも16時間順化させる。各検体を、マーク「A」がクランプエッジの所に、ループ端が自由に垂れ下がった状態で固定試験機の最上クランプ中へ入れる。定規のゼロマークをマーク「B」と一線上に揃える。検体ループを通して金属ピンを挿入し、刻み目を通して30N(6.75ポンド)重りを金属ピン上へ引っ掛ける。各検体は、それを3秒間重りにより伸長し、そして次に重りを持ち上げることにより張力を解除することによって3回「運動させる」。重りを次に「運動させた」検体から自由に垂れ下がらせ、伸長された検体の長さを測定する。布の伸長度は式[1]
%布伸び率=(ML−GL)/GL×100 [1]
(ここで、MLは30N重りがつけられたままのマーク「A」と「B」との間の長さであり、GLはマーク「A」と「B」との間の元の長さ、すなわち50cmである)
によって測定する。
布伸びは次の通り測定する。布は先ず、布伸長度または伸び率を測定するために前に記載されたように伸び率試験を受ける。新たな布検体を次に、測定された布伸び率の80%まで引き伸ばし、この状態に30分間保持する。検体を60分間弛緩させ、その時点で布伸びを測定し、計算する。この試験を行うために、検体を耳から少なくとも10cm(4インチ)カットし、55×6cm(22×2.5インチ)の長さがある。長い寸法が布の伸長方向に相当する。各検体を、両側でおおよそ同じ数のスレッドを取り除くことによって5cm(2インチ)幅へ解く。検体を65%相対湿度±2%で20℃±2°(70°F±3°)で少なくとも16時間順化させる。2つのマークを各検体上に正確に50cm(20インチ)離して付ける。布伸び率の80%は次の通り式[2]
80%でのE=E%/100×0.80×L [2]
(ここで、E%は布伸び率試験で測定された布伸び率であり、L=2つのマーク間の元の長さ、すなわち50.0cm(20インチ)である)
に従って計算する。しかしながら、80%でのEが35%より大きい場合、そのときは80%でのEを35%にセットする。固定試験機上の下方クランプを「0」マークに移動させ、検体を両クランプ中へ固定する。下方クランプを、指針が式[2]によって計算されるような80%でのE(しかし注記したように35%以下)と同等の目盛と一致するまで下方へ移動させる。クランプをこの位置に固定する。30分後に、下方クランプを自由にし、検体を自由に垂れ下がらせる。60分後に、検体の長さの増加を測定し、伸びを式[3]
%伸び=(L2×100)/L [3]
(ここで、L2は弛緩後の検体上のマーク間の長さの増加であり、Lは検体上のマーク間の元の長さ(すなわち、50cmまたは20インチ)である)
によって計算する。
布収縮または寸法安定性は次の通り測定する。布収縮は、洗濯および乾燥を受けた伸縮素材入り織布での収縮の量である。マークを、互いに予め定められた距離で順化させた検体上に付ける。洗濯および乾燥後に、検体を再順化させ、マーク間の距離を再測定する。寸法安定性を次に、布の弛緩した寸法の変化の百分率として計算する。布を65%相対湿度±2%で20℃±2°(70°F±3°)で少なくとも16時間順化させる。2つの60×60cm(23.5×23.5インチ)検体を布からカットし、経糸方向にマークする。検体を滑らかな表面上に置く。40×40cmである正方形のエッジの角におよび中間点にマークされた8つのスリット付きテンプレートを、検体をマークするために用いる。経糸および緯糸方向でのマーク間の距離を測定する。検体を、水硬度に依存して、1〜3g/Lのレベルで十分なIEC基準洗剤を使って約60℃(140°F)の水温で前洗浄なしに穏やかな洗浄サイクルで洗濯し、回転させる。検体を次に回転式乾燥機中へ入れる。回転式乾燥機の最高温度は70℃(158°F)である。検体を乾燥させ、取り出し、次に平たく置き、65%相対湿度±2%で20℃±2°(70°F±3°)で少なくとも16時間順化させる。マーキング間の距離を経糸および緯糸方向に再測定する。収縮を式[4]
C%=(L1−L2)/L1×100 [4]
(ここで、C=処理後の収縮であり、L1=元の距離であり、L2=洗濯、乾燥および順化後の長さである)
に従って測定する。
(比較例1)
米国陸軍の大きな正規の節度のある戦闘軍服(U.S.Army Large Regular Temperate Battle Dress Uniform)(BDU)から取られたナイコ布の特性を表1に表す。特性のすべてが戦闘服に対するMIL−C−44034D軍用規格を満たすかまたはそれを超える。
(実施例1)
28.7%伸長度を有する伸縮性布地を、経糸として59epiで32s/2ナイコ糸を、緯糸として56ppiで18sナイコ/70D−ライクラ(登録商標)コアスパン複合糸を使用して製造した。布地をエアジェット織機で、2×1 LH綾織で織った。製織後に、生地布のサイズ剤を除去し、スラッシング剤および製織オイルを除去するためにこすり洗いし、次に過酸化物で漂白した。こすり洗いおよび前処理後に、布地を35度トワッデルの水酸化ナトリウム(NaOH)溶液と接触させた。NaOHとの接触を張力下にチェーン・シルケット加工機で行い、布地を幅方向に2インチ(5cm)以下引き伸ばした。シルケット加工後に、布地を約193℃(380°F)で約30秒間乾燥させ、ヒートセットした。製造した布地を連続染色レンジでカモフラージュ印刷に好適な下地の色に染色し、次にデザートカモフラージュ模様でスクリーン印刷した。この布地を次にさらに防縮加工した。実施例1の伸縮性布地の特性を表1に与える。実施例1布地はMIL−C−44034Dに提示されるようなすべての軍用規格を満たすかまたはそれを超える。
(実施例2)
36.8%伸長度を有する伸縮性布地を、経糸として56epiで15sナイコ糸を、緯糸として50ppiで20sナイコ/70D−ライクラ(登録商標)コアスパン複合糸を使用して製造した。布地を実施例1のように織り、染色し、仕上げし、デザートカモフラージュ模様でスクリーン印刷し、防縮加工した。実施例2の伸縮性布地の特性を表1に与える。実施例2の布地は、布重量および破断強度を除きMIL−C−44034Dに提示されるようなすべての軍用規格を満たすかまたはそれを超える。
(実施例3)
37.4%伸長度を有する伸縮性布地を、経糸として56epiで15sナイコ糸を、緯糸として50ppiで20sナイコ/70D−ライクラ(登録商標)コアスパン複合糸を使用して製造した。布地は、布地を漂白せず、そしてウッドランドカモフラージュ模様でスクリーン印刷したことを除いては実施例1のように織り、染色し、仕上げし、防縮加工した。実施例3の伸縮性布地の特性を表1に与える。実施例3布地は、布番手(ppi)および破断強度を除きMIL−C−44034Dに提示されるようなすべての軍用規格を満たすかまたはそれを超える。
(実施例4)
38.2%伸長度を有する伸縮性布地を、経糸として54epiで15sナイコ糸を、緯糸として54ppiで21sナイコ/70D−ライクラ(登録商標)コアスパン複合糸を使用して製造した。布地を実施例1のように織り、染色し、仕上げし、デザートカモフラージュ模様でスクリーン印刷し、防縮加工した。実施例4の伸縮性布地の特性を表1に与える。実施例4布地は、布重量および破断強度を除きMIL−C−44034Dに提示されるようなすべての軍用規格を満たすかまたはそれを超える。
(実施例5)
37.0%伸長度を有する伸縮性布地を、経糸として54epiで15sナイコ糸を、緯糸として54ppiで21sナイコ/70D−ライクラ(登録商標)コアスパン複合糸を使用して製造した。布地は、布地を漂白せず、そしてウッドランドカモフラージュ模様でスクリーン印刷したことを除いては実施例1のように織り、染色し、仕上げし、防縮加工した。実施例5の伸縮性布地の特性を表1に与える。実施例5布地は、破断強度を除きMIL−C−44034Dに提示されるようなすべての軍用規格を満たすかまたはそれを超える。
(実施例6)
44.0%伸長度を有する伸縮性布地を、経糸として54epiで15sナイコ糸を、緯糸として50ppiで22sナイコ/70D−ライクラ(登録商標)コアスパン複合糸を使用して製造した。布地を実施例1のように織り、染色し、仕上げし、デザートカモフラージュ模様でスクリーン印刷し、防縮加工した。実施例6の伸縮性布地の特性を表1に与える。実施例6布地は、布重量および破断強度を除きMIL−C−44034Dに提示されるようなすべての軍用規格を満たすかまたはそれを超える。
(実施例7)
44.0%伸長度を有する伸縮性布地を、経糸として54epiで15sナイコ糸を、緯糸として50ppiで22sナイコ/70D−ライクラ(登録商標)コアスパン複合糸を使用して製造した。布地は、布地を漂白せず、そしてウッドランドカモフラージュ模様でスクリーン印刷したことを除いては実施例1のように織り、染色し、仕上げし、防縮加工した。実施例7の伸縮性布地の特性を表1に与える。実施例7布地は、布重量および破断強度を除きMIL−C−44034Dに提示されるようなすべての軍用規格を満たすかまたはそれを超える。
(実施例8)
39.9%伸長度を有する伸縮性布地を、経糸として54epiで15sナイコ糸を、緯糸として50ppiで21sナイコ/70D−ライクラ(登録商標)コアスパン複合糸を使用して製造した。布地をエア−ジェット織機で織り、ジグ染色機で印刷の準備をした(サイズ剤を除去し、こすり洗いしおよび染色した)。布地を次に、デザートカモフラージュでもウッドランドカモフラージュでもないデベロップメンタルカモフラージュ模様でインクジェット印刷した。実施例8の伸縮性布地の特性を表1に与える。実施例8布地は、布重量および破断強度を除きMIL−C−44034Dに提示されるようなすべての軍用規格を満たすかまたはそれを超える。
Figure 2008523266
Figure 2008523266
上記の説明は決して限定的であることを意図されず、本発明の変更は当業者に明らかになるであろう。
(図面の簡単な説明)
(図1)布地への負荷に基づいた伸縮性織布についての典型的な応力−歪み曲線を描くグラフである。
(図2)人体に着用されたときに衣服の機能伸長と利用可能な伸長との関係の略図である。

Claims (17)

  1. 約2〜約4重量%の伸縮素材と、
    残部のナイロンおよび綿とを含む伸縮性布地であって、
    該ナイロンおよび綿は、ナイロンおよび綿の紡績糸を含み、
    さらに6N(3.37ポンド/平方インチ)の負荷を表す重りを該伸縮性布地に取り付け、該伸縮性布地を重りで自由に垂れ下がらせることによって、該伸縮性布地の伸びの量を測定するときに、約20%〜50%の布地伸長度を示すように、ナイロンおよび綿の紡績糸を含むナイロンおよび綿のステープルファイバーの弾性率を実質的に適合させていることを特徴とする伸縮性布地。
  2. 少なくとも約30%の布伸長度を示すことを特徴とする請求項1に記載の伸縮性布地。
  3. 少なくとも約35%の布伸長度を示すことを特徴とする請求項1に記載の伸縮性布地。
  4. 少なくとも約40%の布伸長度を示すことを特徴とする請求項1に記載の伸縮性布地。
  5. 少なくとも約45%の布伸長度を示すことを特徴とする請求項1に記載の伸縮性布地。
  6. 繻子織、綾織、リップストップ織、バスケット織または基本織の1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の伸縮性布地。
  7. ナイロンおよび綿の前記紡績糸が、実質的に等しい重量のナイロンおよび綿を含む2本諸撚糸を含むことを特徴とする請求項6に記載の伸縮性布地。
  8. 前記弾性ポリマーが、ナイロンおよび綿の糸のコアスパン弾性ポリマー糸を含み、さらに該コアスパン弾性ポリマー糸が、伸縮性布地の製織中によこ方向に伸縮性布地中へ組み込まれることを特徴とする請求項7に記載の伸縮性布地。
  9. 前記伸縮性布地の重量が、約6.5オンス/平方ヤードより大きいことを特徴とする請求項8に記載の伸縮性布地。
  10. ASTM D5034−95によって測定したときの伸縮性布地の破断強度が、伸縮性布地の経糸方向に約160ポンド力より大きく、そして伸縮性布地の緯糸方向に約60ポンド力より大きいことを特徴とする請求項8に記載の伸縮性布地。
  11. ASTM D737−96によって測定したときの伸縮性布地の通気性が、約25立方フィート/分/平方フィート未満であることを特徴とする請求項8に記載の伸縮性布地。
  12. 伸縮性布地の重量が約6.5オンス/平方ヤードより大きく、ASTM D5034−95によって測定したときの伸縮性布地の破断強度が伸縮性布地の経糸方向に約160ポンド力より大きく、そして伸縮性布地の緯糸方向に約60ポンド力より大きく、かつ、ASTM D737−96によって測定したときの伸縮性布地の通気性が約25立方フィート/分/平方フィート未満であることを特徴とする請求項8に記載の伸縮性布地。
  13. 洗濯および乾燥後の伸縮性布地の収縮が約3.5%未満であることを特徴とする請求項8に記載の伸縮性布地。
  14. 伸縮性布地の重量が約6.5オンス/平方ヤード〜約7オンス/平方ヤードであり、ASTM D5034−95によって測定したときの伸縮性布地の破断強度が伸縮性布地の経糸方向に約160〜約220ポンド力であり、そして伸縮性布地の緯糸方向に約60〜約145ポンド力であり、ASTM D737−96によって測定したときの伸縮性布地の通気性が約11立方フィート/分/平方フィートであり、かつ、洗濯乾燥後の収縮が約3.5%未満であることを特徴とする請求項8に記載の伸縮性布地。
  15. 前記弾性ポリマーがポリウレア−ウレタンポリマーを含むことを特徴とする請求項14に記載の伸縮性布地。
  16. 請求項8に記載の布地を含むことを特徴とする衣服。
  17. 模様入り伸縮性織布の製造方法であって、
    該製造方法が、
    ナイロン/綿の糸を準備する工程と、
    弾性コアスパン糸を準備する工程と、
    ナイロン/綿の糸を経糸方向に織機に提供する工程と、
    準備された弾性コアスパン糸を緯糸方向に織機に提供する工程であって、経糸方向が緯糸方向と実質的に直角である工程と、
    緯糸を経糸と織り合わせて、インチ当たり約75〜約90の経糸およびインチ当たり約50〜約60の緯糸を有する織布を形成する工程と、
    織布を、ナイロン/綿の糸および準備された弾性コアスパン糸の綿部分によって受け入れられる染料で染色する工程と、続いて
    織布を、ナイロン/綿の糸および弾性コアスパン糸のナイロン部分によって受け入れられる染料で染色する工程と、続いて
    染色された織布の一面に模様をプリントする工程と、
    模様入り伸縮性織布を形成する工程と
    を含み、
    もって、該模様入り伸縮性織布が、6N(3.37ポンド/平方インチ)の負荷を表す重りを取り付け、そして重り付き検体を自由に垂れ下がらせることによる伸縮性布地の伸びの量によって測定したときに、約20%〜約50%の伸長度を示すことを特徴とする模様入り伸縮性織布の製造方法。
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