JP2008522676A - 顔の筋肉の電子抑制のための装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、使用者の頭部における支持体(1)、2つの接触電極(2)、前記電極(2)で低電圧の電気パルスを発生するための電子回路(3)、直流電力供給源(4)、および頭部上に前記構成要素を固定およびロックするための手段(7)を使用して、純粋に審美的な目的のために顔の筋肉の電気抑制を実施する方法に関する。本発明は、眉間で、鼻の上部の両側に電極(2)を配置する工程;電極(2)を介して電気インパルスを鼻の錐体筋に通過させ、前記鼻の錐体筋を弛緩させ、その結果、額の筋肉および2つの眉の筋肉からなるその拮抗筋を弛緩させる工程を含むことを特徴とする。
【選択図】 図1
【選択図】 図1
Description
本発明は、顔の上部の特定の筋肉を弛緩することができる電気抑制(electric inhibition)または「電子抑制(electro−inhibition)」に関する。
皺は、年齢、太陽光に誘発された損傷などのような一連の要因によって引き起こされるかもしれないが、それらは特に顔の表情、すなわち繰り返される筋肉の収縮(喜び、怒り、悲しみ、恐怖、驚きなどの表情)によって引き起こされる。それゆえ、それらは「表情皺」と呼ばれる。顔の上半分に主に現れるこれらの皺は、皮膚と下にある筋肉との相互作用によって引き起こされる。特に、額の上に現れる縦皺、「烏の足跡(crow’s feet)」として知られる目尻の皺、額の上の横向きの皺などがある。
従って、額の上の皺、ならびに「頭痛」または「偏頭痛」として一般的に知られる大半の慢性頭痛は、顔の上部の3つの筋肉:額の筋肉(前頭筋)、眉の上の1対の筋肉(皺眉筋)、および鼻の錐体筋(鼻根筋)のいずれか1つの慢性収縮を引き起こすか、または同時にこれらのうちのいくつかの慢性収縮さえも引き起こす、長期の緊張の結果である。
錐体筋は、鼻の後の上部で目の間に位置される、肉質の小さな筋肉の束である。この筋肉の束は鼻骨それ自体の下部を覆う筋膜と、眉の間の領域における皮膚の深層との間を通る。それは眉を下向きに、かつ中央線に向かって引っ張り、鼻の根元にひだを引き起こす。それは眉間に皺を寄せること、集中の表情、または明るい光の場合にまぶしい光を単に減少することに関与する。
額の筋肉は、額の皮膚の下に位置される平らな筋肉である。これは頭蓋の上にある腱膜の前縁から生じ、その肉質線維は下に延びて眉の領域および眉の間の領域において皮膚の深層に付着する。これは眉の皮膚を持ち上げ、額の上に横方向のひだおよび皺を生じさせる。
両眉の筋肉は、眉弓の内部に沿って眉間のいずれかの側を通る。それらは眉弓の内縁から生じ、眉弓に沿って外側に通過し、眉の皮膚の深層に至る。それらは眉を中央線の方向に引っ張り、眉間の縦方向の皮膚のひだおよび皺を引き起こす。
従って、これらの筋肉を弛緩させることは、頭痛と闘い、皺を伸ばすことに寄与するだろう。さらに、顔の上部のこれら3つの筋肉を弛緩させることは、後頭部領域における筋肉の活動を優勢にすることを可能にするようである。これらの筋肉は、後頭部の筋肉(後頭筋)および2つの耳の後部の筋肉(後耳介筋)である。
この顔の筋肉と後頭部の筋肉との間の均衡の後頭部の筋肉の方への変化は、顔の皮膚を引き延ばすようであり、顔の外観を改善する生理学的な顔の皺取りの効果を有する。
額もしくは眉間の上の皺、または年をとってきた顔に表れる烏の足跡のような見苦しい皺を修正するための様々な処置がすでに知られている。
顔用保護クリームの複数の製造業者は、顔の筋肉を弛緩させるための好適なマッサージを勧める。しかしながら、特に表情皺がすでにはっきりと付いている場合に、このような処置の有効性は疑われるかもしれない。
ヒアルロン酸またはクロストリディウムボツリヌス(Clostridium botulinum)細菌に由来するA型ボツリヌス毒素(商品名Botox(登録商標)として知られる)のような一時的作用を有する化合物を注射する処置もまた存在する。Botox(登録商標)は特定の筋内に低用量で注射され、その筋肉は麻痺されて、もはや収縮できない。これらの化合物は2〜3ヶ月の活性持続期間を有する。
プラスチック微小球に基づく永続的なインプラントまたはPTFEから作られた管状インプラント、あるいはコラーゲンまたはシリコーンもまた、注射される。これらのインプラントの寿命は数年である。これは所望により復元可能な手術に依存する。
しかし、これらの注射技術は、注射の後にアレルギーまたは浮腫を発現する危険、感染、赤色斑、あざ、炎症などの危険のような特定の副作用を伴う。
さらに、Botox(登録商標)注射は、患者の全身循環に入る。ある特定の副作用は、燕下に関する筋肉において観察された望ましくない麻痺(燕下困難障害)である。
さらに、筋肉の電気刺激がよく知られている。例えば、米国特許US−A−4,957,480は、顔の筋肉および組織の周りに栄養を与えるために組織内に粒子を挿入するために、正および負に帯電された粒子の溶液で湿潤された電極を通して、所定の振幅、周波数および極性のガルバニック電流を適用することによって、運動神経を刺激し、結果として起こる顔の筋肉の収縮による、顔の筋肉および組織の調子を整える方法を記載する。この文献から、例えば、この手段によって筋肉上への直接的な電極の慎重な配置によって、額の筋肉を疲労させ、その結果弛緩させることができることが知られている。電流は330〜640μAであり、周波数は30〜99Hzであり、分極は交互にし、適用時間に1〜4秒、または10秒さえもある。使用される電気パラメーターは、筋肉の自発的な疲労と類似した労働疲労を発生させるが、これはほんのわずかな弛緩を生じるか、まったく生じない。これは短い収縮を生じさせるための、100Hzより低い周波数での電気刺激の伝統的な分野である。
米国特許US−A−3,709,228は、鼻および耳の上に載り、かつ反対方向に延びて、それらの端に皮膚と接触する電極を担持することができる可撓性アームを有する支持体を備える、使用者の顔の神経を電気刺激し、その結果筋肉を電気刺激するための装置を記載する。第1の電極は、顔の神経の前頭分岐を刺激するために配置される。第2の電極は、顔の神経の上顎分岐を刺激するために配置される。最後に、第3の電極は顔の神経の大顎分岐を刺激するために配置される。この文献は、眉の間の空間における電極の配置を示唆しない。
発明の目的
本発明は、電流によって、顔の上部の1つまたは複数の筋肉、特に額の筋肉(前頭筋)、両眉の筋肉(皺眉筋)および鼻の錐体筋(鼻根筋)を弛緩することができる装置を提供しようとする。
本発明は、電流によって、顔の上部の1つまたは複数の筋肉、特に額の筋肉(前頭筋)、両眉の筋肉(皺眉筋)および鼻の錐体筋(鼻根筋)を弛緩することができる装置を提供しようとする。
本発明は特に、簡単で、非侵襲性で、かつ副作用が無い、皺を修正する方法および慢性頭痛を和らげる方法を提案しようとする。
発明の主要な特徴的要素
本発明の第1の目的は、請求項1に記載されるように、使用者の頭部上の支持体、2つの接触電極、前記電極の高さで低電圧の電気インパルスを発生するための電子回路、直流電力供給源、および前記頭部上に上述の要素を取り付けおよび固定するための手段を備える装置を使用して、純粋に審美的な目的のための顔の筋肉の電気抑制のための方法において、以下の工程:
− 眉間の高さで鼻の上部の両側に電極を配置する工程、および
− 鼻の錐体筋を弛緩させ、その結果として額の筋肉および2つの眉の筋肉からなるその拮抗筋を弛緩させるために、電極による前記電気インパルスを鼻の錐体筋に通過させる工程
を含むことを特徴とする方法に関する。
本発明の第1の目的は、請求項1に記載されるように、使用者の頭部上の支持体、2つの接触電極、前記電極の高さで低電圧の電気インパルスを発生するための電子回路、直流電力供給源、および前記頭部上に上述の要素を取り付けおよび固定するための手段を備える装置を使用して、純粋に審美的な目的のための顔の筋肉の電気抑制のための方法において、以下の工程:
− 眉間の高さで鼻の上部の両側に電極を配置する工程、および
− 鼻の錐体筋を弛緩させ、その結果として額の筋肉および2つの眉の筋肉からなるその拮抗筋を弛緩させるために、電極による前記電気インパルスを鼻の錐体筋に通過させる工程
を含むことを特徴とする方法に関する。
請求項2〜5は、請求項1に記載の方法の好ましい実施形態を規定する。
本発明の第2の目的は、請求項6に記載されるように、使用者の頭部の高さの支持体、眉間の高さで鼻の上部の両側に配置される2つの接触電極、前記電極の高さで低電圧の電気インパルスを発生するための電子回路、および直流電力供給源を備える、顔の筋肉の電気抑制のための装置において、両電極が、両電極のための支持体として作用する一片の布を備える単一の電極構造に属し、両電極がそれらの内部面、すなわち使用者の皮膚と接触しなければならない面上を粘着性の導電性ゲルで覆われていることを特徴とする装置に関する。
請求項7〜18は、請求項6に記載の装置の好ましい実施形態を規定する。
最後に、本発明の第3の目的は、請求項19に記載されるように、顔の筋肉の電気抑制による、緊張型頭痛の治療処置方法としての、請求項1に記載の方法の使用に関する。
図面の簡単な記載
図1は、使用者の頭部上に配置された、本発明の第1の好ましい実施形態における電子抑制装置の正面図を概略的に示す。
図1は、使用者の頭部上に配置された、本発明の第1の好ましい実施形態における電子抑制装置の正面図を概略的に示す。
図2は、図1の装置の背面図を示す。
図3は、図1の装置の上面図を示す。
図4は、図1の装置の前方部の上部横断面図を示す。
図5は、使用者の頭部上に配置された、本発明の第2の好ましい実施形態における電子抑制装置の正面図(電極無し)を概略的に示す。
図6は、図5の装置の背面図ならびにその支持体上に配置された両電極の詳細図を示す。
図7は、図6の電極の異なる図を示す。
方法
本発明が基づく新規な原理は、3つの筋肉の1つのみ、すなわち錐体筋への電流の適用によって顔の上部における上述の3つの筋肉の抑制を生成することである。従って、電極の特定の配置は、錐体筋を抑制することによって、顔の上部の他の筋肉における反射弛緩作用を可能にする。それゆえ、これは所望の目的が筋肉の弛緩であり、それらの収縮ではないので、電子刺激において所望される効果と逆の効果を目的とした方法である。
本発明が基づく新規な原理は、3つの筋肉の1つのみ、すなわち錐体筋への電流の適用によって顔の上部における上述の3つの筋肉の抑制を生成することである。従って、電極の特定の配置は、錐体筋を抑制することによって、顔の上部の他の筋肉における反射弛緩作用を可能にする。それゆえ、これは所望の目的が筋肉の弛緩であり、それらの収縮ではないので、電子刺激において所望される効果と逆の効果を目的とした方法である。
技術の記載
図1〜4に示される発明によると、抑制する電流が鼻の錐体筋を通過するように、眉間として知られる眉の間の空間において2つの小さな電極2が互いに平行に配置される。電極2は、ヘッドバンド1によって支持される。
図1〜4に示される発明によると、抑制する電流が鼻の錐体筋を通過するように、眉間として知られる眉の間の空間において2つの小さな電極2が互いに平行に配置される。電極2は、ヘッドバンド1によって支持される。
これらの電極2は本質的に矩形形状を有し、そのサイズはほぼ25mm×5mmであり、わずか3〜15mmの距離だけ離されている。
電極のこの特定の配置について2つの利点が存在する:
− 簡単:わずか2つの電極および単一の刺激チャネルを用いて、後述される生理学的機構(電気疲労、腱求心性神経の抑制反射および興奮反射)のおかげで、同時に3つの標的筋肉に対して弛緩効果が得られること
− 快適:両電極間の非常に小さな間隙(3〜15mm)は、電流を受ける組織の体積をできるだけ減少することによって不快感を限定することができる(1,2)。実際に、電極間のこの小さな間隙は2つの結果を有し、1つには、非常に小さな表面積の皮膚が電流を受けること、そしてもう1つには、電流の非常に弱い浸透深さであり、後者は好ましくは非常に痛みを感じやすい骨膜の神経終末を興奮させること無く、表皮の表層を循環する。
− 簡単:わずか2つの電極および単一の刺激チャネルを用いて、後述される生理学的機構(電気疲労、腱求心性神経の抑制反射および興奮反射)のおかげで、同時に3つの標的筋肉に対して弛緩効果が得られること
− 快適:両電極間の非常に小さな間隙(3〜15mm)は、電流を受ける組織の体積をできるだけ減少することによって不快感を限定することができる(1,2)。実際に、電極間のこの小さな間隙は2つの結果を有し、1つには、非常に小さな表面積の皮膚が電流を受けること、そしてもう1つには、電流の非常に弱い浸透深さであり、後者は好ましくは非常に痛みを感じやすい骨膜の神経終末を興奮させること無く、表皮の表層を循環する。
電極2に適用される電流は、運動神経のレベルで活動電位(AP)を引き起こすことができることが知られている電気インパルスからなる。長さが30〜100μs、強度が0〜30mAの矩形インパルスが存在する(3)。このタイプのインパルスの使用は、より長いインパルスの使用による興奮よりも低い痛覚線維の興奮を導く。しかし、運動ニューロンにおいてAPを引き起こすのに十分ないかなる他のタイプのインパルスも使用することができる。
本発明の本質的な特徴は、有利に適用される電流が、100Hzを超える周波数を有するインパルスを使用することであり、それは錐体筋の非常に迅速な電気疲労を引き起こす(4,5)。この運動神経の連続的な興奮のために、興奮した運動神経によって刺激された筋線維の電気的活動の急速な休止が起こる(6)。このインパルス周波数が一定に維持されると、錐体筋は数十秒以内にもはや興奮されなくなり、その緊張を失い、従って完全に弛緩する(7)。
錐体筋の運動ニューロンの興奮はまた、相互抑制の反射を介して、その拮抗筋である額の筋肉の弛緩も引き起こす(8)。実際、筋肉のレベルでの電気インパルスは、この筋肉の運動ニューロンを興奮させるだけではなく、この筋肉の求心性固有受容的線維をも興奮させる。後者の興奮は、拮抗筋の運動ニューロンを抑制する(9,10)。
さらに、電極2は眉の筋肉の内腱の高さに配置され、電流がこれらの腱の求心性神経、すなわちゴルジ腱紡錘から出る神経を興奮させる。これらの腱求性心性神経はそれらの筋肉、すなわち両眉の筋肉の運動ニューロンを抑制するので、電気インパルスによるそれらの興奮は筋肉の弛緩を引き起こす(11,12)。
本発明によると、特許US−A−4,957,480よりも電気の周波数が高く(少なくとも120または150Hz)、かつ適用時間がはるかに長い(典型的には60sより長い)。それゆえ、これは、労働疲労ではなく、強い、いわゆる「電気」疲労を導く(4,6)。静止電位および活動電位によって特徴づけられる、筋線維における電気的活動は、細胞外カリウムイオン(K+)の蓄積の結果として消失する。筋肉活動の電気機械的連結は、線維の電位の消失によって破壊される。これは筋肉の機械的活動の全停止を生じ、従って弛緩を完了し、筋肉は電気化学的発症の可逆的な状態になる。さらに、従来の電子刺激において、この状態に到達することは避けられ、推奨されていない。それは本発明の特定の電気パラメーターのおかげでのみ起こることができる。それは電子刺激においても随意収縮においても観察されない。
装置
電子抑制を可能にする全システムは、単一の装置1に含まれる。
電子抑制を可能にする全システムは、単一の装置1に含まれる。
図1〜4に示される第1の好ましい実施形態によると、それは、鼻の正面の上に載り、かつ2つの好適なアームによって耳の後に載る、眼鏡フレームと同様に設計される。電子回路3および電池の形態の供給源4は、装置の中空の前部に、フラップ5の高さで配置される。前部6の内面および中間面の上の電極は、装置が対象者上に配置されたときに、眉の間の領域に正確に配置されるように構成される。
この装置の複数の有利な実施形態が可能であり、例えば以下のようなものが挙げられる:
− 図2に示されるようにヘッドバンド上に装着する。この場合、ヘッドバンドが対象者上の適所にあるときに電源をオンにするスイッチとしても作用する取り付けおよび固定手段7が与えられてもよい。
− 眉間の高さに配置された粘着性表面上に装着する。
− 頭蓋の中央線上に載る、装置の支持輪。
− 小さなヘルメットなど。
− 図2に示されるようにヘッドバンド上に装着する。この場合、ヘッドバンドが対象者上の適所にあるときに電源をオンにするスイッチとしても作用する取り付けおよび固定手段7が与えられてもよい。
− 眉間の高さに配置された粘着性表面上に装着する。
− 頭蓋の中央線上に載る、装置の支持輪。
− 小さなヘルメットなど。
図5〜7に示される第2の好ましい実施形態によると、「二重電極」2A、すなわち両方の導電性極2が単一の同じ構造上に担持される電極が設計されている。使用者にとって、この配置は、電気療法の全ての伝統的な技術の場合において一般的である2つの電極ではなく、1つの電極を設置しさえすればよいという利便性を有する。
電極2Aは、処置される領域に適応された形状および大きさ、すなわち眉間の領域を覆い、かつ錐体筋を抑制することができるような形状および大きさを有する。本発明によると、電極2Aは本質的に矩形の布の片21を備え、その長辺はほぼ垂直に配置されなければならず、この布は鼻の頂部に配置されるその下部で切断された角、及び額の上に配置される丸みのある上部縁を有する(図7)。
電極の機械的支持体を形成する布の片21は、布の厚みを貫通する2つの導電性の銀メッキ領域2で含浸される。従って、布は皮膚に対して配置されるその内部表面と、電気装置の高さで接触パッドの側に配置されるその外部表面との間の導体となる。従来技術では、電気装置と電極との間の導電は通常、ケーブルまたは金属スナップによって確実にされ、電極の外表面はさらに非導電性である。本発明によると、電極の極の外表面は導電性であり、これは装置の2つの導電性パッド25を極と直接接触させる。
導電性領域2と使用者の皮膚との間の最適な導電は、皮膚と接触する電極の内部表面上の前記導電性領域を覆う粘着性導電性ゲル22の2つの領域によって確実にされる。これらの2つの導電性ゲル領域は好ましくは、対応する銀メッキ領域2を完全に覆うのに十分な幅にわたって、外側横方向縁から、布の片の全長にわたって延びる(図7)。
銀を含浸させる有利な代替策は、電極の布に2つの穴を作り、上述のパッドを導電性ゲル、またはカーボンのフィルム、所望により布と導電性ゲルとの間に配置される銀メッキ層で覆われたカーボンのフィルムと直接接触させることからなる(図示せず)。
電極2Aの両極2の間の絶縁は、粘着性導電性ゲル22を欠く中央領域23によって確実にされる。
さらに本発明の有利な実施形態によると、電極2Aはピン24の形状の非導電性部分を与えられており、このピン24は、支持装置と電極2Aとの機械的取り付けを確実にするためのもの、及び両接触パッド25を電極の両方の導電性外部領域上に正確に適合させるためのものである。
上述のように、電子回路は支持装置1の中央領域に位置される。この回路から、上述の電極2Aの両方の導電性外側表面、すなわち導電性銀で含浸された電極の両方の領域に適合することが意図される両方の接触バンドまたはパッド25が突き出る。
両方の接触パッド25の間で、ハウジングの中央部分は中空にされ、電極のピン24が適合するための凹所26を備える。この凹所26はその底部で広く、かつ頂部で狭く、これは使用者が電極を支持装置に極めて容易に適合することを可能にする。有利には、ピン24はふくらんだ丸い頭部で終わる短い心棒を備え、これは支持装置1の凹所26の細い部分においてピンが固定されることを可能にする(図6)。
具体例によると、布支持体21の寸法は37mm×22mmであり、電極の寸法は21mm×7mmであり、粘着性ゲルを有さない電極間の中央領域23は5mm幅であり、ピン24は部品2Aの下縁から16.5mmの距離に固定される。
眼鏡フレーム形状における支持装置1の安定性は、3点によって与えられ、二つは耳の上に載る両アームであり、もう一つは眉間に張り付く電極である。これは、安定性を与える3点目が鼻のブリッジによってか、または鼻の上に載るプレートによって与えられる伝統的な眼鏡フレームと異なる。この後者のシステムは、本発明の装置には適さない。なぜなら、鼻の大きさおよび形状は人によって異なるので、接触パッドを電極の導電性表面上に常に正確に配置させることが可能であるとは限らないからである。
利点
既に上述した簡単および快適の利点を別にして、本発明の装置はまた、製造が安価である利点、特に使用者の家庭において、容易かつ極めて迅速(典型的には5分未満)に使用できる利点、注射技術で見られる副作用(アレルギー、赤色斑、浮腫、人工インプラントの存在など)を全く伴わない利点を有する。
既に上述した簡単および快適の利点を別にして、本発明の装置はまた、製造が安価である利点、特に使用者の家庭において、容易かつ極めて迅速(典型的には5分未満)に使用できる利点、注射技術で見られる副作用(アレルギー、赤色斑、浮腫、人工インプラントの存在など)を全く伴わない利点を有する。
Claims (19)
- 使用者の頭部上の支持体(1)、2つの接触電極(2)、前記電極(2)の高さで低電圧の電気インパルスを発生するための電子回路(3)、直流電力供給源(4)、および前記頭部上に上述の要素を取り付けおよび固定するための手段(7)を備える装置を使用して、純粋に審美的な理由のために顔の筋肉の電気抑制を起こす方法において、
− 眉間の高さで鼻の上部の両側に電極(2)を配置する工程、および
− 鼻の錐体筋を弛緩させ、その結果として額の筋肉および2つの眉の筋肉からなるその拮抗筋を弛緩させるために、電極(2)による前記電気インパルスを鼻の錐体筋に通過させる工程
を含むことを特徴とする、方法。 - インパルスは、120Hzより高い周波数を有し、少なくとも1分間の単一の連続期間、適用される、請求項1に記載の方法。
- インパルスの周波数は、150Hzより高い、請求項2に記載の方法。
- インパルスの連続適用時間は、1〜15分間であり、好ましくは5〜10分間である、請求項2または3に記載の方法。
- インパルスは、30〜100μsの長さおよび0〜30mAの強度を有する、請求項2または3に記載の方法。
- 使用者の頭部の高さの支持体(1)、眉間の高さで鼻の上部の両側に配置される2つの接触電極(2)、前記電極(2)において低電圧の電気インパルスを発生するための電子回路(3)、および直流電力供給源(4)を備える、顔の筋肉の電気抑制のための装置であって、両電極(2)は、両電極(2)のための支持体として作用する一片の布(21)を備える単一の電極構造(2A)に属し、両電極はそれらの内部面、すなわち使用者の皮膚と接触しなければならない面上を粘着性の導電性ゲル(22)で覆われている、装置。
- 布で作られた単一構造は、矩形の長辺がほぼ垂直に配置された本質的に矩形の形状を有し、その上で電極(2)は3〜15mmの距離だけ互いに分離され、前記構造は所望により、その角がその下部で切断されて鼻の頂部に配置され、丸みのある上部縁は額の高さに配置される、請求項6に記載の装置。
- 両電極(2)は前記布(21)に含浸された2つの導電性の銀メッキ領域の形状を有し、布はその内部面および外部面の両方、すなわち電気装置のパッド(25)と接触する面上で導電性である、請求項6または7に記載の装置。
- 前記パッド(25)を、所望により布と導電性ゲルとの間に挿入された銀の層で覆われたカーボンフィルムまたは前記粘着性導電性ゲル(22)と直接接触できるようにするために、2つの穴が布(21)中に作られている、請求項6または7に記載の装置。
- 導電性ゲル(22)は、両電極(2)を完全に覆うのに十分な幅にわたって外側横方向縁から延び、かつ布(21)の全長にわたって延びる領域の形態で適用される、請求項6に記載の装置。
- 布(21)は、電極(2)間の電気絶縁を確実にするように、導電性ゲルを欠く中央領域を有する、請求項6に記載の装置。
- 単一の電極構造(2A)は、前記パッド(25)がそれぞれの電極(2)と接触させられるように支持体(1)への前記構造(2A)の機械的取り付けを確実にするように、ピン(24)の形状の非導電性部分を与えられている、請求項6〜11のいずれかに記載の装置。
- ピン(24)は、膨らんだ丸い頭部を頂部に付けられた短い心棒を備え、この頭部は頂部より広い底部を有する支持体(1)の凹所(26)の細い部分に嵌合することができる、請求項12に記載の装置。
- 取り付けおよび固定手段(7)は、電極の単一構造(2A)の高さで鼻の正面の上に載る眼鏡フレーム型の手段であり、耳の上に配置される2つのアームを備える、請求項6〜13のいずれかに記載の装置。
- 取り付けおよび固定手段(7)は、額の上に配置されることが意図されるヘッドバンドを備える、請求項6〜13のいずれかに記載の装置。
- 取り付けおよび固定手段(7)は、頭蓋の中央線上に載る支持輪を備える、請求項6〜13のいずれかに記載の装置。
- 取り付けおよび固定手段(7)は、軽量な材料で作られたヘルメットを備える、請求項6〜13のいずれかに記載の装置。
- 固定手段は、ロック位置および非ロック位置のそれぞれにおいて、システムが前記電気回路(3)の閉スイッチおよび開スイッチの両方として作用するように構成される、請求項6〜17のいずれかに記載の装置。
- 患者の頭部上の支持体(1)、2つの接触電極(2)、前記電極(2)において低電圧の電気インパルスを発生するための電子回路(3)、直流電力供給源(4)、および前記頭部上に上述の要素を取り付けおよび固定するための手段(7)を備える装置を使用した、顔の筋肉の電気抑制による緊張型頭痛の治療処置のための方法において、請求項1〜5のいずれかに記載の方法の工程を含むことを特徴とする、方法。
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