JP2008520665A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2008520665A5
JP2008520665A5 JP2007543066A JP2007543066A JP2008520665A5 JP 2008520665 A5 JP2008520665 A5 JP 2008520665A5 JP 2007543066 A JP2007543066 A JP 2007543066A JP 2007543066 A JP2007543066 A JP 2007543066A JP 2008520665 A5 JP2008520665 A5 JP 2008520665A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkyl
group
hydrogen
phenyl
methyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007543066A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4969451B2 (ja
JP2008520665A (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/US2005/038292 external-priority patent/WO2006055184A2/en
Publication of JP2008520665A publication Critical patent/JP2008520665A/ja
Publication of JP2008520665A5 publication Critical patent/JP2008520665A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4969451B2 publication Critical patent/JP4969451B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Claims (36)

  1. 式(I)
    Figure 2008520665
    [式中、
    Wは、O、SおよびNRFから成る群から選択され、ここで、
    Fは、水素、ヒドロキシ、シアノ、C1-4アルキル、C1-4アルコキシおよび−SO2−C1-4アルキルから成る群から選択され、
    1は、C1-4アルキルおよびハロゲン化C1-4アルキルから成る群から選択され、R2は、水素、C1-4アルキル、ハロゲン化C1-4アルキル、−C(O)O−C1-4アルキル、−C(O)−C1-4アルキルおよび−C(O)−(ハロゲン化C1-4アルキル)から成る群から選択され、
    aは、0から1の整数であり、
    Figure 2008520665
    は、フェニル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニルおよびピリダジニルから成る群から選択され、
    3は、存在しないか、或は水素、ハロゲン、C1-4アルキル、ハロゲン化C1-4アルキル、シアノ、ニトロ、アミノ、C1-4アルキルアミノ、ジ(C1-4アルキル)アミノ、−O−C1-4アルキル、−S(O)0-2−C1-4アルキル、−NRA−C(O)−C1-4アルキル、ベンジル、−O−フェニル、−C(O)−フェニルおよび−S(O)0-2−フェニルから成る群から選択され、ここで、RAは水素またはC1-4アルキルから選択され、
    4は、存在しないか、或は水素、ハロゲン、C1-4アルキル、ハロゲン化C1-4アルキル、シアノ、ニトロ、アミノ、C1-4アルキルアミノ、ジ(C1-4アルキル)アミノ、−O−C1-4アルキル、−S(O)0-2−C1-4アルキル、−NRB−C(O)−C1-4アルキル、ベンジル、−O−フェニル、−C(O)−フェニルおよび−S(O)0-2−フェニルから成る群から選択され、ここで、RBは水素またはC1-4アルキルから選択されるが、但し
    Figure 2008520665
    がフェニルの時にはR3またはR4の中の少なくとも一方が水素以外であることを条件とし、
    6およびR7は、各々独立して、存在しないか、或は水素、ハロゲン、C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C1-4アルコキシ、シアノ、−C(O)−C1-4アルキルおよび−S(O)0-2−C1-4アルキルから成る群から選択されるが、但し
    窒素原子が
    Figure 2008520665
    の3位に存在する時にはR3が存在しないことをさらなる条件とし、窒素原子が
    Figure 2008520665
    の4位に存在する時にはR4が存在しないことをさらなる条件とし、窒素原子が
    Figure 2008520665
    の6位に存在する時にはR6が存在しないことをさらなる条件とし、窒素原子が
    Figure 2008520665
    の2位に存在する時にはR7が存在しないことをさらなる条件とし、
    Figure 2008520665
    から成る群から選択され、ここで、
    5'は、ハロゲンおよびC1-4アルキルから成る群から選択され、そしてここで、R10およびR11は、各々独立して、水素、C1-4アルキル、ベンジルまたは−C(O)−CF3から選択され、
    5は、水素、カルボキシ、アルキル、ハロゲン化C1-4アルキル、ヒドロキシ置換C1-4アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール−アルキル−、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル−アルキル−、−C(O)−アルキル、−C(O)−(ハロゲン化C1-4アルキル)、−C(O)O−C1-4アルキル、−C(O)O−アリール、−C1-4アルキル−S(O)0-2−C1-4アルキル、t−ブチル−ジメチル−シリルおよびトリメチルシリルから成る群から選択され、ここで、
    前記アリール、シクロアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロシクロアルキルは、単独であるか或は置換基の一部として存在するかに拘わらず、任意にハロゲン、ヒドロキシ、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、ハロゲン化C1-4アルキル、ハロゲン化C1-4アルコキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、C1-4アルキルアミノ、ジ(C1-4アルキル)アミノ、−NRC−C(O)−C1-4アルキル、NRC−C(O)−(ハロゲン化C1-4アルキル)、−C(O)O−C1-4アルキル、−S(O)0-2−C1-4アルキル、−SO2−NRCD、トリメチル−シリルおよびt−ブチル−ジメチル−シリルオキシから成る群から独立して選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、ここで、RCおよびRDは、各々独立して、水素またはC1-4アルキルから選択される]
    で表される化合物またはこれの製薬学的に受け入れられる塩。
  2. WがO、SおよびNRFから成る群から選択され、ここで、RFが水素、ヒドロキシ、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、シアノおよび−SO2−C1-4アルキルから成る群から選択され、
    1がC1-4アルキルおよびハロゲン化C1-4アルキルから成る群から選択され、
    2が水素、C1-4アルキル、ハロゲン化C1-4アルキルおよび−C(O)−(ハロゲン化C1-4アルキル)から成る群から選択され、
    aが0から1の整数であり、
    Figure 2008520665
    がフェニルおよびピリジルから成る群から選択され、
    3が存在しないか或は水素、ハロゲン、ハロゲン化C1-4アルキル、シアノ、ニトロ、ベンジル、−O−フェニル、−C(O)−フェニル、−S(O)0-2−C1-4アルキルおよび−S(O)0-2−フェニルから成る群から選択され、
    4が存在しないか或は水素、ハロゲン、ハロゲン化C1-4アルキル、シアノ、ニトロ、ベンジル、−O−フェニル、−C(O)−フェニル、−S(O)0-2−C1-4アルキルおよび−S(O)0-2−フェニルから成る群から選択されるが、但し
    Figure 2008520665
    がフェニルの時にはR3またはR4の中の少なくとも一方が水素以外であることを条件とし、
    6およびR7が各々独立して存在しないか或は水素、ハロゲン、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、シアノ、−C(O)O−C1-4アルキルおよび−S(O)0-2−C1-4アルキルから成る群から選択されるが、但し
    窒素原子が
    Figure 2008520665
    の3位に存在する時にはR3が存在しないことをさらなる条件とし、窒素原子が
    Figure 2008520665
    の4位に存在する時にはR4が存在しないことをさらなる条件とし、窒素原子が
    Figure 2008520665
    の6位に存在する時にはR6が存在しないことをさらなる条件とし、窒素原子が
    Figure 2008520665
    の2位に存在する時にはR7が存在しないことをさらなる条件とし、
    Figure 2008520665
    から成る群から選択され、ここで、
    5'がハロゲンおよびC1-4アルキルから成る群から選択され、そしてここで、R10が水素、C1-4アルキル、ベンジルまたは−C(O)−CF3から選択され、
    5が水素、カルボキシ、アルキル、ハロゲン化C1-4アルキル、ヒドロキシ置換C1-4アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、−C(O)−C1-4アルキル、−C(O)−(ハロゲン化C1-4アルキル)、−C(O)O−C1-4アルキル、−C(O)O−アリール、−C1-4アルキル−S(O)0-2−C1-4アルキル、t−ブチル−ジメチル−シリルおよびトリメチルシリルから成る群から選択され、ここで、
    前記アリール、ヘテロアリールまたはヘテロシクロアルキルが、単独であるか或は置換基の一部として存在するかに拘わらず、任意にハロゲン、ヒドロキシ、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、ハロゲン化C1-4アルキル、シアノ、ニトロ、−NRC−C(O)−C1-4アルキル、NRC−C(O)−(ハロゲン化C1-4アルキル)、−C(O)O−C1-4アルキル、トリメチル−シリルおよびt−ブチル−ジメチル−シリルオキシから成る群から独立して選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、ここで、RCおよびRDが各々独立して水素またはC1-4アルキルから選択される、
    請求項1記載の化合物またはこれの製薬学的に受け入れられる塩。
  3. WがO、SおよびNRFから成る群から選択され、ここで、RFが水素、ヒドロキシ、C1-4アルキル、C1-2アルコキシ、シアノおよび−SO2−C1-2アルキルから成る群から選択され、
    1がC1-4アルキルおよびハロゲン化C1-2アルキルから成る群から選択され、
    2が水素、C1-4アルキル、ハロゲン化C1-2アルキルおよび−C(O)−(ハロゲン化C1-2アルキル)から成る群から選択され、
    aが0から1の整数であり、
    Figure 2008520665
    がフェニルおよびピリジルから成る群から選択され、
    3が存在しないか或は水素、ハロゲン、ハロゲン化C1-4アルキルおよびシアノから成る群から選択され、
    4が存在しないか或はハロゲン、シアノ、ニトロ、ベンジル、−O−フェニル、−C(O)−フェニル、−S(O)0-2−C1-4アルキルおよび−S(O)0-2−フェニルから成る群から選択され、
    6およびR7が各々独立して存在しないか或は水素、ハロゲン、C1-2アルキル、C1-2アルコキシ、シアノ、−C(O)O−C1-2アルキル、−S−C1-4アルキルおよび−SO2−C1-4アルキルから成る群から選択されるが、但し
    窒素原子が
    Figure 2008520665
    の3位に存在する時にはR3が存在しないことを条件とし、窒素原子が
    Figure 2008520665
    の4位に存在する時にはR4が存在しないことをさらなる条件とし、窒素原子が
    Figure 2008520665
    の6位に存在する時にはR6が存在しないことをさらなる条件とし、窒素原子が
    Figure 2008520665
    の2位に存在する時にはR7が存在しないことをさらなる条件とし、
    Figure 2008520665
    から成る群から選択され、ここで、
    5'がハロゲンであり、そしてここで、R10が水素、C1-4アルキル、ベンジルまたは−C(O)−CF3から選択され、
    5が水素、カルボキシ、C1-4アルキル、ハロゲン化C1-4アルキル、−C1-4アルキル−OH、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、−C1-4アルキル−S−C1-4アルキル、−C(O)O−C1-4アルキル、−C(O)−(ハロゲン化C1-4アルキル)およびトリメチルシリルから成る群から選択され、ここで、
    前記アリールが、単独であるか或は置換基の一部として存在するかに拘わらず、任意にヒドロキシ、ハロゲン、C1-4アルキル、−O−C1-4アルキル、−C(O)O−C1-4アルキル、−NH−C(O)−C1-4アルキル、−NH−C(O)−(ハロゲン化C1-4アルキル)またはt−ブチル−ジメチル−シリルオキシから独立して選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、
    請求項2記載の化合物またはこれの製薬学的に受け入れられる塩。
  4. WがO、SおよびNRFから成る群から選択され、ここで、RFが水素、ヒドロキシ、メチル、エチル、メトキシ、シアノおよび−SO2−メチルから成る群から選択され、
    1がメチル、(S)−メチル、(R)−メチル、エチル、n−プロピルおよびトリフルオロメチルから成る群から選択され、
    2が水素、メチル、トリフルオロエチルおよび−C(O)−CF3から成る群から選択され、
    aが0から1の整数であり、
    Figure 2008520665
    がフェニル、3−ピリジルおよび4−ピリジルから成る群から選択され、
    3が存在しないか或は水素、クロロ、トリフルオロメチルおよびシアノから成る群から選択され、
    4が存在しないか或はクロロ、ブロモ、シアノ、ニトロ、ベンジル、−O−フェニル、−S−フェニル、−C(O)−フェニル、−SO2−メチルおよび−SO2−フェニルから成る群から選択され、
    6が水素、クロロ、ヨード、エチル、メトキシ、シアノ、−C(O)O−メチル、−S−エチル、−S−t−ブチルおよび−SO2−エチルから成る群から選択され、
    7が水素、クロロおよびエチルから成る群から選択されるが、但し
    窒素原子が
    Figure 2008520665
    の3位に存在する時にはR3が存在しないことを条件とし、窒素原子が
    Figure 2008520665
    の4位に存在する時にはR4が存在しないことをさらなる条件とし、窒素原子が
    Figure 2008520665
    の6位に存在する時にはR6が存在しないことをさらなる条件とし、窒素原子が
    Figure 2008520665
    の2位に存在する時にはR7が存在しないことをさらなる条件とし、
    Figure 2008520665
    から成る群から選択され、ここで、
    5'がクロロであり、そしてここで、R10が水素、メチル、エチル、ベンジルまたは−C(O)−CF3から選択され、
    5が水素、カルボキシ、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、イソブチル、t−ブチル、トリフルオロメチル、2,2,2−トリフルオロ−エチル、1,1,2,2,2−ペンタフルオロ−エチル、ヒドロキシ−メチル−、2−ヒドロキシ−フェニル、4−フルオロフェニル、3,4−ジフルオロフェニル、2,3,4,5,6−ペンタフルオロフェニル、4−エチルフェニル、4−メトキシフェニル、2−ヒドロキシ−3−フルオロ−フェニル、2−フルオロ−3−ヒドロキシ−フェニル、3−メチル−4−フルオロ−フェニル、シクロペンチル、シクロヘキシル、4−メトキシ−カルボニル−フェニル、3−メチル−カルボニル−アミノ−フェニル、4−メチル−カルボニル−アミノ−フェニル、4−(トリフルオロメチル−カルボニル−アミノ)−フェニル、2−(t−ブチル−ジメチル−シリルオキシ)−3−フルオロ−フェニル、t−ブチル−ジメチル−シリルオキシ−フェニル、4−メチル−カルボニル−アミノ−ベンジル、4−メチル−カルボニル−アミノ−フェニル、2−フリル、2−チエニル、3−ピリジル、2−テトラヒドロフリル、メチル−チオ−エチル−、エチル−チオ−エチル−、エトキシ−カルボニル−、t−ブトキシ−カルボニル−、トリフルオロメチル−カルボニル−およびトリメチルシリルから成る群から選択される、
    請求項3記載の化合物またはこれの製薬学的に受け入れられる塩。
  5. WがO、SおよびNRFから成る群から選択され、ここで、RFが水素、ヒドロキシ、シアノ、C1-4アルキル、C1-2アルコキシおよび−SO2−C1-2アルキルから成る群から選択され、
    1がC1-4アルキルおよびハロゲン化C1-4アルキルから成る群から選択され、
    2が水素、C1-4アルキル、ハロゲン化C1-2アルキルおよび−C(O)−(ハロゲン化C1-2アルキル)から成る群から選択され、
    aが0から1の整数であり、
    Figure 2008520665
    がフェニルであり、
    3が水素、ハロゲン、ハロゲン化C1-4アルキルおよびシアノから成る群から選択され、
    4がハロゲン、シアノ、ニトロ、ベンジル、−O−フェニル、−C(O)−フェニル、−S(O)0-2−C1-4アルキルおよび−S(O)0-2−フェニルから成る群から選択され、
    6およびR7が各々独立して水素、ハロゲン、C1-2アルキル、C1-2アルコキシ、シアノ、C(O)O−C1-2アルキル、−S−C1-4アルキルおよび−SO2−C1-4アルキルから成る群から選択され、
    Figure 2008520665
    から成る群から選択され、ここで、
    5'がハロゲンであり、そしてここで、R10が水素、C1-4アルキル、ベンジルおよび−C(O)−CF3から成る群から選択され、
    5が水素、カルボキシ、C1-4アルキル、ハロゲン化C1-4アルキル、−C1-4アルキル−OH、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、−C1-4アルキル−S−C1-4アルキル、−C(O)O−C1-4アルキル、−C(O)−(ハロゲン化C1-4アルキル)およびトリメチルシリルから成る群から選択され、ここで、
    前記アリールが、単独であるか或は置換基の一部として存在するかに拘わらず、任意にヒドロキシ、ハロゲン、C1-4アルキル、−O−C1-4アルキル、−C(O)O−C1-4アルキル、−NH−C(O)−C1-4アルキル、−NH−C(O)−(ハロゲン化C1-4アルキル)またはt−ブチル−ジメチル−シリルオキシから独立して選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、
    請求項2記載の化合物またはこれの製薬学的に受け入れられる塩。
  6. WがO、SおよびNRFから成る群から選択され、ここで、RFが水素、メチル、エチル、メトキシ、シアノおよび−SO2−メチルから成る群から選択され、
    1がメチル、(S)−メチル、(R)−メチル、エチル、n−プロピルおよびトリフルオロメチルから成る群から選択され、
    2が水素、メチル、トリフルオロエチルおよび−C(O)−CF3から成る群から選択され、
    aが0から1の整数であり、
    Figure 2008520665
    がフェニルであり、
    3が水素、クロロ、トリフルオロメチルおよびシアノから成る群から選択され、
    4がクロロ、ブロモ、シアノ、ニトロ、ベンジル、−O−フェニル、−S−フェニル、−C(O)−フェニル、−SO2−メチルおよび−SO2−フェニルから成る群から選択され、
    6が水素、クロロ、ヨード、エチル、メトキシ、シアノ、−C(O)O−メチル、−S−エチル、−S−t−ブチルおよび−SO2−エチルから成る群から選択される、
    7が水素、クロロおよびエチルから成る群から選択され、
    Figure 2008520665
    から成る群から選択され、ここで、
    5'がクロロであり、そしてここで、R10が水素、メチル、エチル、ベンジルまたは−C(O)−CF3から選択され、
    5が水素、カルボキシ、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、イソブチル、t−ブチル、トリフルオロメチル、2,2,2−トリフルオロ−エチル、1,1,2,2,2−ペンタフルオロ−エチル、ヒドロキシ−メチル−、2−ヒドロキシ−フェニル、4−フルオロフェニル、3,4−ジフルオロフェニル、2,3,4,5,6−ペンタフルオロフェニル、4−エチルフェニル、4−メトキシフェニル、2−ヒドロキシ−3−フルオロ−フェニル、2−フルオロ−3−ヒドロキシ−フェニル、3−メチル−4−フルオロ−フェニル、シクロペンチル、シクロヘキシル、4−メトキシ−カルボニル−フェニル、3−メチル−カルボニル−アミノ−フェニル、4−メチル−カルボニル−アミノ−フェニル、4−(トリフルオロメチル−カルボニル−アミノ)−フェニル、2−(t−ブチル−ジメチル−シリルオキシ)−3−フルオロ−フェニル、t−ブチル−ジメチル−シリルオキシ−フェニル、4−メチル−カルボニル−アミノ−ベンジル、4−メチル−カルボニル−アミノ−フェニル、2−フリル、2−チエニル、3−ピリジル、2−テトラヒドロフリル、メチル−チオ−エチル−、エチル−チオ−エチル−、エトキシ−カルボニル−、t−ブトキシ−カルボニル−、トリフルオロメチル−カルボニル−およびトリメチルシリルから成る群から選択される、
    請求項5記載の化合物またはこれの製薬学的に受け入れられる塩。
  7. WがOであり、
    1がC1-4アルキルであり、
    2が水素であり、
    aが0であり、
    Figure 2008520665
    がピリジルであり、
    3が存在しないか或は水素であり、
    4が存在しないか或はシアノおよびハロゲンから成る群から選択されるが、但し窒素原子が
    Figure 2008520665
    の3位に存在する時にはR3が存在しないことを条件とし、窒素原子が
    Figure 2008520665
    の4位に存在する時にはR4が存在しないことをさらなる条件とし、
    Figure 2008520665
    5がハロゲン化C1-4アルキルおよびアリールから成る群から選択され、ここで、
    前記アリールが任意に1から2個のハロゲンで置換されていてもよい、
    請求項2記載の化合物またはこれの製薬学的に受け入れられる塩。
  8. WがOであり、
    1がメチルであり、
    2が水素であり、
    aが0であり、
    Figure 2008520665
    が3−ピリジルおよび4−ピリジルから成る群から選択され、
    3が存在しないか或は水素であり、
    4が存在しないか或はシアノおよびクロロから成る群から選択されるが、但し窒素原子が
    Figure 2008520665
    の3位に存在する時にはR3が存在しないことを条件とし、窒素原子が
    Figure 2008520665
    の4位に存在する時にはR4が存在しないことをさらなる条件とし、
    Figure 2008520665
    5がトリフルオロメチルおよび4−フルオロフェニルから成る群から選択される、
    請求項7記載の化合物またはこれの製薬学的に受け入れられる塩。
  9. WがO、NH、N(OH)、N(エチル)およびN(メトキシ)から成る群から選択され、
    1がメチル、(R)−メチル、(S)−メチル、エチルおよびトリフルオロメチルから成る群から選択され、
    2が水素およびメチルから成る群から選択され、
    aが0から1の整数であり、
    Figure 2008520665
    がフェニルであり、
    3が水素およびトリフルオロメチルから成る群から選択され、
    4がブロモ、シアノ、ニトロおよび−SO2−フェニルから成る群から選択され、
    6が水素、ヨード、クロロおよび−S−エチルから成る群から選択され、
    7が水素およびエチルから成る群から選択され、
    Figure 2008520665
    から成る群から選択され、ここで、
    5'がクロロであり、そしてここで、R10が水素、メチルおよびエチルから成る群から選択され、
    5がメチル、トリフルオロメチル、1,1,2,2,2−ペンタフルオロ−エチル、−C(O)O−エチル、4−メチル−カルボニル−アミノ−フェニル、4−トリフルオロメチル−カルボニル−アミノ−フェニルおよび4−メチル−カルボニル−アミノ−ベンジルから成る群から選択される、
    請求項4記載の化合物またはこれの製薬学的に受け入れられる塩。
  10. WがOおよびN(エチル)から成る群から選択され、
    1がメチルであり、
    2が水素およびメチルから成る群から選択され、
    aが0から1の整数であり、
    Figure 2008520665
    がフェニルであり、
    3がトリフルオロメチルであり、
    4がクロロ、シアノおよびニトロから成る群から選択され、
    6が水素、クロロ、エチルおよび−SO2−エチルから成る群から選択され、
    7が水素、クロロおよびエチルから成る群から選択され、
    Figure 2008520665
    であり、ここで、R10が水素およびエチルから成る群から選択され、
    5が水素、n−プロピル、イソプロピル、トリフルオロメチル、4−フルオロフェニル、3,4−ジフルオロフェニル、2,3,4,5,6−ペンタフルオロフェニル、4−メトキシフェニル、4−エチルフェニル、シクロヘキシル、2−フリルおよび2−チエニルから成る群から選択される、
    請求項4記載の化合物またはこれの製薬学的に受け入れられる塩。
  11. 3−メチル−5−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピラゾール−3−カルボン酸(4−シアノ−3−トリフルオロメチル−フェニル)−アミド;
    3−エチル−5−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピラゾール−3−カルボン酸(4−シアノ−3−トリフルオロメチル−フェニル)−アミド;
    5−(4−アセチルアミノ−フェニル)−3−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピラゾール−3−カルボン酸(4−シアノ−3−トリフルオロメチル−フェニル)−アミド;
    5−(4−アセチルアミノ−フェニル)−3−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピラゾール−3−カルボン酸(4−ニトロ−3−トリフルオロメチル−フェニル)−アミド;
    3−メチル−5−[4−(2,2,2−トリフルオロ−アセチルアミノ)−フェニル]−3,4−ジヒドロ−2H−ピラゾール−3−カルボン酸(4−ニトロ−3−トリフルオロメチル−フェニル)−アミド;および
    これらの製薬学的に受け入れられる塩、
    から成る群から選択される請求項4記載の化合物。
  12. (R)−3−メチル−5−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピラゾール−3−カルボン酸(4−シアノ−3−トリフルオロメチル−フェニル)−アミド;(S)−3−メチル−5−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピラゾール−3−カルボン酸(4−シアノ−3−トリフルオロメチル−フェニル)−アミド;およびこれらの製薬学的に受け入れられる塩から成る群から選択される請求項11記載の化合物。
  13. 製薬学的に受け入れられる担体と請求項1記載の化合物を含んで成る製薬学的組成物。
  14. 請求項1記載の化合物を有効成分として含んでなるアンドロゲン受容体が媒介する障害治療用製薬学的製剤
  15. アンドロゲン受容体が媒介する障害が前立腺癌、良性前立腺過形成(BPH)、多毛症、脱毛症、拒食症、乳癌、にきび、エイズおよび悪液質から成る群から選択される請求項14記載の製剤
  16. アンドロゲン受容体が媒介する障害が男性避妊または男性機能である請求項14記載の製剤
  17. 請求項1記載の化合物を有効成分として含んでなる前立腺癌、良性前立腺過形成(BPH)、多毛症、脱毛症、拒食症、乳癌、にきび、エイズ、悪液質、男性避妊および男性機能から成る群から選択される状態治療用製薬学的製剤
  18. 式(II)
    Figure 2008520665
    [式中、
    Zは、ORE、SREおよびN(RF2から成る群から選択され、ここで、
    Eは、水素およびC1-4アルキルから成る群から選択され、
    各RFは、独立して、水素、ヒドロキシ、シアノ、C1-4アルキル、C1-4アルコキシおよび−SO2−C1-4アルキルから成る群から選択されるが、但し一方のRF基がヒドロキシまたはシアノの時にはもう一方のRF基が水素であることを条件とするか、別法として、
    2個のRF基がこれらが結合している窒素原子と一緒になって5から6員の飽和複素環式環構造を形成しており、
    1は、C1-4アルキルおよびハロゲン化C1-4アルキルから成る群から選択され、aは、0から1の整数であり、
    Figure 2008520665
    は、フェニル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニルおよびピリダジニルから成る群から選択され、
    3は、存在しないか、或は水素、ハロゲン、C1-4アルキル、ハロゲン化C1-4アルキル、シアノ、ニトロ、アミノ、C1-4アルキルアミノ、ジ(C1-4アルキル)アミノ、−O−C1-4アルキル、−S(O)0-2−C1-4アルキル、−NRA−C(O)−C1-4アルキル、ベンジル、−O−フェニル、−C(O)−フェニルおよび−S(O)0-2−フェニルから成る群から選択され、ここで、RAは水素またはC1-4アルキルから選択され、
    4は、存在しないか、或は水素、ハロゲン、C1-4アルキル、ハロゲン化C1-4アルキル、シアノ、ニトロ、アミノ、C1-4アルキルアミノ、ジ(C1-4アルキル)アミノ、−O−C1-4アルキル、−S(O)0-2−C1-4アルキル、−NRB−C(O)−C1-4アルキル、ベンジル、−O−フェニル、−C(O)−フェニルおよび−S(O)0-2−フェニルから成る群から選択され、ここで、RBは水素またはC1-4アルキルから選択されるが、但し
    Figure 2008520665
    がフェニルの時にはR3またはR4の中の少なくとも一方が水素以外であることを条件とし、
    6およびR7は、各々、存在しないか、或は独立して水素、ハロゲン、C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C1-4アルコキシ、シアノ、−C(O)O−C1-4アルキルおよび−S(O)0-2−C1-4アルキルから成る群から選択されるが、但し
    窒素原子が
    Figure 2008520665
    の3位に存在する時にはR3が存在しないことをさらなる条件とし、窒素原子が
    Figure 2008520665
    の4位に存在する時にはR4が存在しないことをさらなる条件とし、窒素原子が
    Figure 2008520665
    の6位に存在する時にはR6が存在しないことをさらなる条件とし、窒素原子が
    Figure 2008520665
    の2位に存在する時にはR7が存在しないことをさらなる条件とし、
    Figure 2008520665
    から成る群から選択され、ここで、
    5'は、ハロゲンおよびC1-4アルキルから成る群から選択され、そしてここで、R10およびR11は、各々独立して、水素、C1-4アルキル、ベンジルまたは−C(O)−CF3から選択され、
    5は、水素、カルボキシ、アルキル、ハロゲン化C1-4アルキル、ヒドロキシ置換C1-4アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール−アルキル−、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル−アルキル−、−C(O)−アルキル、−C(O)−(ハロゲン化C1-4アルキル)、−C(O)O−C1-4アルキル、−C(O)O−アリール、−C1-4アルキル−S(O)0-2−C1-4アルキル、t−ブチル−ジメチル−シリルおよびトリメチルシリルから成る群から選択され、ここで、
    前記アリール、シクロアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロシクロアルキルは、単独であるか或は置換基の一部として存在するかに拘わらず、任意にハロゲン、ヒドロキシ、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、ハロゲン化C1-4アルキル、ハロゲン化C1-4アルコキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、C1-4アルキルアミノ、ジ(C1-4アルキル)アミノ、−NRC−C(O)−C1-4アルキル、NRC−C(O)−(ハロゲン化C1-4アルキル)、−C(O)O−C1-4アルキル、−S(O)0-2−C1-4アルキル、−SO2−NRCD、トリメチル−シリルおよびt−ブチル−ジメチル−シリルオキシから成る群から独立して選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、ここで、各RCおよびRDは、各々独立して、水素またはC1-4アルキルから選択される]
    で表される化合物またはこれの製薬学的に受け入れられる塩。
  19. ZがORE、SREおよびN(RF2から成る群から選択され、ここで、
    Eが水素およびC1-4アルキルから成る群から選択され、
    各RFが独立して水素、ヒドロキシ、シアノ、C1-4アルキル、C1-4アルコキシおよび−SO2−C1-4アルキルから成る群から選択されるが、但し一方のRF基がヒドロキシまたはシアノの時にはもう一方のRF基が水素であることを条件とするか、別法として、
    2個のRF基がこれらが結合している窒素原子と一緒になって5から6員の飽和複素環式環構造を形成しており、
    1がC1-2アルキルおよびハロゲン化C1-2アルキルから成る群から選択され、
    aが0から1の整数であり、
    Figure 2008520665
    がフェニルおよびピリジルから成る群から選択され、
    3が存在しないか或は水素、ハロゲンおよびハロゲン化C1-2アルキルから成る群から選択され、
    4が存在しないか或は水素、ハロゲン、ハロゲン化C1-2アルキルおよびシアノから成る群から選択され、
    6およびR7が各々独立して存在しないか或は水素、ハロゲン、C1-4アルキルおよびハロゲン化C1-2アルキルから成る群から選択されるが、但し
    窒素原子が
    Figure 2008520665
    の3位に存在する時にはR3が存在しないことを条件とし、窒素原子が
    Figure 2008520665
    の4位に存在する時にはR4が存在しないことをさらなる条件とし、窒素原子が
    Figure 2008520665
    の6位に存在する時にはR6が存在しないことをさらなる条件とし、窒素原子が
    Figure 2008520665
    の2位に存在する時にはR7が存在しないことをさらなる条件とし、
    Figure 2008520665
    から成る群から選択され、ここで、
    5'がハロゲンおよびC1-4アルキルから成る群から選択され、そしてここで、R10が水素、C1-4アルキル、ベンジルまたは−C(O)−CF3から成る群から選択され、
    5が水素、カルボキシ、C1-4アルキル、ハロゲン化C1-4アルキル、−C1-4アルキル−OH、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、−C1-4アルキル−S−C1-4アルキル、−C(O)O−C1-4アルキル、−C(O)−(ハロゲン化C1-4アルキル)およびトリメチルシリルから成る群から選択され、ここで、
    前記アリールが、単独であるか或は置換基の一部として存在するかに拘わらず、任意にヒドロキシ、ハロゲン、C1-4アルキル、−O−C1-4アルキル、−C(O)O−C1-4アルキル、−NH−C(O)−C1-4アルキル、−NH−C(O)−(ハロゲン化C1-4アルキル)またはt−ブチル−ジメチル−シリルオキシから独立して選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、
    請求項18記載の化合物またはこれの製薬学的に受け入れられる塩。
  20. ZがORE、SREおよびN(RF2から成る群から選択され、ここで、
    EがC1-4アルキルから成る群から選択され、
    各RFが独立して水素、ヒドロキシ、シアノ、C1-4アルキル、C1-2アルコキシおよび−SO2−C1-2アルキルから成る群から選択されるが、但し一方のRF基がヒドロキシまたはシアノの時にはもう一方のRF基が水素であることを条件とするか、別法として、
    2個のRF基がこれらが結合している窒素原子と一緒になって1−ピロリジニルまたは1−ピペリジニルを形成しており、
    1がC1-2アルキルから成る群から選択され、
    aが0であり、
    Figure 2008520665
    がフェニルであり、
    3がハロゲン化C1-2アルキルであり、
    4がシアノであり、
    6が水素であり、
    7が水素であり、
    Figure 2008520665
    から成る群から選択され、ここで、
    10が水素およびC1-4アルキルから成る群から選択され、
    5がハロゲン化C1-2アルキルから成る群から選択される、
    請求項19記載の化合物またはこれの製薬学的に受け入れられる塩。
  21. ZがORE、SREおよびN(RF2から成る群から選択され、ここで、
    Eがメチルおよびエチルから成る群から選択され、
    各RFが独立して水素、ヒドロキシ、シアノ、メチル、エチル、メトキシおよび−SO2−メチルから成る群から選択されるが、但し一方のRF基がヒドロキシまたはシアノの時にはもう一方のRF基が水素であることを条件とするか、別法として、
    2個のRF基がこれらが結合している窒素原子と一緒になって1−ピロリジニルを形成しており、
    1がメチル、(R)−メチルおよび(S)−メチルから成る群から選択され、
    aが0であり、
    Figure 2008520665
    がフェニルであり、
    3がトリフルオロメチルであり、
    4がシアノであり、
    6が水素であり、
    7が水素であり、
    Figure 2008520665
    から成る群から選択され、ここで、
    10が水素、メチルおよびエチルから成る群から選択され、
    5がトリフルオロメチルである、
    請求項20記載の化合物またはこれの製薬学的に受け入れられる塩。
  22. Zが−O−メチル、−O−エチル、−S−エチル、−NH2、−NH(OH)、−NH−エチル、−N(エチル)2および−NH(OCH3)から成る群から選択され、
    1がメチルおよび(S)−メチルから成る群から選択され、
    aが0であり、
    Figure 2008520665
    がフェニルであり、
    3がトリフルオロメチルであり、
    4がシアノであり、
    6が水素であり、
    7が水素であり、
    Figure 2008520665
    から成る群から選択され、ここで、
    10が水素およびエチルから成る群から選択され、
    5がトリフルオロメチルである、
    請求項21記載の化合物またはこれの製薬学的に受け入れられる塩。
  23. N−(4−シアノ−3−トリフルオロメチル−フェニル)−N’−エチル−3−メチル−5−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピラゾール−3−カルボキサミジンおよびこれの製薬学的に受け入れられる塩から成る群から選択される請求項21記載の化合物。
  24. 製薬学的に受け入れられる担体と請求項18記載の化合物を含んで成る製薬学的組成物。
  25. 請求項18記載の化合物を有効成分として含んでなるアンドロゲン受容体が媒介する障害の治療用製薬学的製剤
  26. アンドロゲン受容体が媒介する障害が前立腺癌、良性前立腺過形成(BPH)、多毛症、脱毛症、拒食症、乳癌、にきび、エイズおよび悪液質から成る群から選択される請求項25記載の製剤
  27. アンドロゲン受容体が媒介する障害が男性避妊または男性機能である請求項25記載の製剤
  28. 請求項18記載の化合物を有効成分として含んでなる前立腺癌、良性前立腺過形成(BPH)、多毛症、脱毛症、拒食症、乳癌、にきび、エイズ、悪液質、男性避妊および男性機能から成る群から選択される状態の治療用の製薬学的製剤
  29. Figure 2008520665
    [ここで、
    Fは、水素、ヒドロキシ、シアノ、C1-4アルキル、C1-4アルコキシおよび−SO2−C1-4アルキルから成る群から選択され、
    1は、C1-4アルキルおよびハロゲン化C1-4アルキルから成る群から選択され、aは、0から1の整数であり、
    Figure 2008520665
    は、フェニル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニルおよびピリダジニルから成る群から選択され、
    3は、存在しないか、或は水素、ハロゲン、C1-4アルキル、ハロゲン化C1-4アルキル、シアノ、ニトロ、アミノ、C1-4アルキルアミノ、ジ(C1-4アルキル)アミノ、−O−C1-4アルキル、−S(O)0-2−C1-4アルキル、−NRA−C(O)−C1-4アルキル、ベンジル、−O−フェニル、−C(O)−フェニルおよび−S(O)0-2−フェニルから成る群から選択され、ここで、RAは水素またはC1-4アルキルから選択され、
    4は、存在しないか、或は水素、ハロゲン、C1-4アルキル、ハロゲン化C1-4アルキル、シアノ、ニトロ、アミノ、C1-4アルキルアミノ、ジ(C1-4アルキル)アミノ、−O−C1-4アルキル、−S(O)0-2−C1-4アルキル、−NRB−C(O)−C1-4アルキル、ベンジル、−O−フェニル、−C(O)−フェニルおよび−S(O)0-2−フェニルから成る群から選択され、ここで、RBは水素またはC1-4アルキルから選択されるが、但し
    Figure 2008520665
    がフェニルの時にはR3またはR4の中の少なくとも一方が水素以外であることを条件とし、
    6およびR7は、各々、存在しないか、或は独立して水素、ハロゲン、C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C1-4アルコキシ、シアノ、−C(O)O−C1-4アルキルおよび−S(O)0-2−C1-4アルキルから成る群から選択されるが、但し
    窒素原子が
    Figure 2008520665
    の3位に存在する時にはR3が存在しないことをさらなる条件とし、窒素原子が
    Figure 2008520665
    の4位に存在する時にはR4が存在しないことをさらなる条件とし、窒素原子が
    Figure 2008520665
    の6位に存在する時にはR6が存在しないことをさらなる条件とし、窒素原子が
    Figure 2008520665
    の2位に存在する時にはR7が存在しないことをさらなる条件とし、
    Figure 2008520665
    から成る群から選択され、ここで、
    5'は、ハロゲンおよびC1-4アルキルから成る群から選択され、そしてここで、R10およびR11は、各々独立して、水素、C1-4アルキル、ベンジルまたは−C(O)−CF3から選択され、
    5は、水素、カルボキシ、アルキル、ハロゲン化C1-4アルキル、ヒドロキシ置換C1-4アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール−アルキル−、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル−アルキル−、−C(O)−アルキル、−C(O)−(ハロゲン化C1-4アルキル)、−C(O)O−C1-4アルキル、−C(O)O−アリール、−C1-4アルキル−S(O)0-2−C1-4アルキル、t−ブチル−ジメチル−シリルおよびトリメチルシリルから成る群から選択され、ここで、
    前記アリール、シクロアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロシクロアルキルは、単独であるか或は置換基の一部として存在するかに拘わらず、任意にハロゲン、ヒドロキシ、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、ハロゲン化C1-4アルキル、ハロゲン化C1-4アルコキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、C1-4アルキルアミノ、ジ(C1-4アルキル)アミノ、−NRC−C(O)−C1-4アルキル、NRC−C(O)−(ハロゲン化C1-4アルキル)、−C(O)O−C1-4アルキル、−S(O)0-2−C1-4アルキル、−SO2−NRCD、トリメチル−シリルおよびt−ブチル−ジメチル−シリルオキシから成る群から独立して選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、
    ここで、各RCおよびRDは、各々独立して、水素またはC1-4アルキルから選択される]
    を含んで成る互変異性混合物またはこれの製薬学的に受け入れられる塩。
  30. Fが水素、ヒドロキシ、シアノ、C1-2アルキル、C1-2アルコキシおよび−SO2−C1-2アルキルから成る群から選択され、
    1がC1-2アルキルおよびハロゲン化C1-2アルキルから成る群から選択され、
    aが0から1の整数であり、
    Figure 2008520665
    がフェニルであり、
    3が水素、ハロゲンおよびハロゲン化C1-2アルキルから成る群から選択され、
    4がハロゲン化C1-2アルキルおよびシアノから成る群から選択され、
    6が水素であり、
    7が水素であり、
    Figure 2008520665
    であり、ここで、R10が水素およびC1-2アルキルから成る群から選択され、
    5がハロゲン化C1-2アルキルから成る群から選択される、
    請求項29記載の互変異性混合物またはこれの製薬学的に受け入れられる塩。
  31. Fが水素、ヒドロキシ、シアノ、メチル、エチル、メトキシおよび−SO2−メチルから成る群から選択され、
    1がメチルおよび(S)−メチルから成る群から選択され、
    aが0であり、
    Figure 2008520665
    がフェニルであり、
    3がトリフルオロメチルであり、
    4がシアノであり、
    6が水素であり、
    7が水素であり、
    Figure 2008520665
    であり、ここで、R10が水素およびエチルから成る群から選択され、
    5がトリフルオロメチルである、
    請求項29記載の互変異性混合物またはこれの製薬学的に受け入れられる塩。
  32. 製薬学的に受け入れられる担体と請求項29記載の互変異性混合物を含んで成る製薬学的組成物。
  33. 請求項29記載の互変異性混合物を有効成分として含んでなるアンドロゲン受容体が媒介する障害の治療用製薬学的製剤
  34. アンドロゲン受容体が媒介する障害が前立腺癌、良性前立腺過形成(BPH)、多毛症、脱毛症、拒食症、乳癌、にきび、エイズおよび悪液質から成る群から選択される請求項33記載の製剤
  35. アンドロゲン受容体が媒介する障害が男性避妊または男性機能である請求項33記載の製剤
  36. 請求項29記載の互変異性混合物を有効成分として含んでなる前立腺癌、良性前立腺過形成(BPH)、多毛症、脱毛症、拒食症、乳癌、にきび、エイズ、悪液質、男性避妊および男性機能から成る群から選択される状態の治療用製薬学的製剤

JP2007543066A 2004-11-16 2005-10-25 選択的アンドロゲン受容体モジュレーター(sarm)として有用な新規な複素環誘導体 Active JP4969451B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US62833704P 2004-11-16 2004-11-16
US60/628,337 2004-11-16
PCT/US2005/038292 WO2006055184A2 (en) 2004-11-16 2005-10-25 Novel heterocycle derivatives useful as selective androgen receptor modulators (sarms)

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008520665A JP2008520665A (ja) 2008-06-19
JP2008520665A5 true JP2008520665A5 (ja) 2008-12-25
JP4969451B2 JP4969451B2 (ja) 2012-07-04

Family

ID=36218098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007543066A Active JP4969451B2 (ja) 2004-11-16 2005-10-25 選択的アンドロゲン受容体モジュレーター(sarm)として有用な新規な複素環誘導体

Country Status (10)

Country Link
US (3) US7465809B2 (ja)
EP (1) EP1817292B1 (ja)
JP (1) JP4969451B2 (ja)
CN (2) CN101103003A (ja)
AR (1) AR051958A1 (ja)
AU (1) AU2005307003B2 (ja)
CA (1) CA2587678C (ja)
MY (1) MY142048A (ja)
TW (1) TWI483725B (ja)
WO (1) WO2006055184A2 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007092727A1 (en) * 2006-02-10 2007-08-16 Janssen Pharmaceutica N.V. Novel imidazolopyrazole derivatives useful as selective androgen receptor modulators
DE102006047617B4 (de) * 2006-10-09 2008-11-27 Clariant International Limited Verfahren zur Herstellung basischer (Meth)acrylamide
AU2009215843B2 (en) 2008-02-22 2011-09-08 Ellipses Pharma Ltd Selective androgen receptor modulators
US8268872B2 (en) 2008-02-22 2012-09-18 Radius Health, Inc. Selective androgen receptor modulators
AU2011212813B2 (en) 2010-02-04 2014-10-23 Radius Health, Inc. Selective androgen receptor modulators
DK2568806T3 (en) 2010-05-12 2016-08-15 Radius Health Inc therapy Programs
US8642632B2 (en) 2010-07-02 2014-02-04 Radius Health, Inc. Selective androgen receptor modulators
US9290485B2 (en) 2010-08-04 2016-03-22 Novartis Ag N-((6-amino-pyridin-3-yl)methyl)-heteroaryl-carboxamides
JP5965909B2 (ja) 2010-09-28 2016-08-10 ラジウス ヘルス,インコーポレイテッド 選択的アンドロゲン受容体モジュレーター
US9421264B2 (en) 2014-03-28 2016-08-23 Duke University Method of treating cancer using selective estrogen receptor modulators
EP3834824A1 (en) 2014-03-28 2021-06-16 Duke University Method of treating cancer using selective estrogen receptor modulators
CA3027563A1 (en) 2016-06-22 2017-12-28 Radius Health, Inc. Ar+ breast cancer treatment methods
EP3478284B1 (en) * 2016-06-29 2023-10-04 The Regents of The University of California Compounds and compositions for the treatment of cancer
CN106748884B (zh) * 2016-12-13 2021-08-20 山西振东制药股份有限公司 一种比卡鲁胺中间体的制备方法
EP3565542B1 (en) 2017-01-05 2024-04-10 Radius Pharmaceuticals, Inc. Polymorphic forms of rad1901-2hcl
US20200039930A1 (en) 2017-03-21 2020-02-06 AbbVie Deutschland GmbH & Co. KG Proline amide compounds and their azetidine analogues carrying a specifically substituted benzyl radical
WO2020010216A1 (en) 2018-07-04 2020-01-09 Radius Pharmaceuticals, Inc. Polymorphic forms of rad 1901-2hcl
SG11202111402PA (en) 2019-05-14 2021-11-29 Nuvation Bio Inc Anti-cancer nuclear hormone receptor-targeting compounds
US11952349B2 (en) 2019-11-13 2024-04-09 Nuvation Bio Inc. Anti-cancer nuclear hormone receptor-targeting compounds
CN117295747A (zh) 2021-03-23 2023-12-26 诺维逊生物股份有限公司 抗癌核激素受体靶向化合物
AU2022269568A1 (en) 2021-05-03 2023-11-16 Nuvation Bio Inc. Anti-cancer nuclear hormone receptor-targeting compounds
WO2024010817A2 (en) * 2022-07-07 2024-01-11 University Of Tennessee Research Foundation Selective androgen receptor degrader (sard) o-linked ligands and methods of use thereof

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU4966497A (en) * 1996-11-18 1998-06-10 Yamanouchi Pharmaceutical Co., Ltd. Novel acylamino-substituted acylanilide derivatives or pharmaceutical composition comprising the same
US6339099B1 (en) 1997-06-20 2002-01-15 Dupont Pharmaceuticals Company Guanidine mimics as factor Xa inhibitors
CA2346396C (en) 1998-10-09 2009-04-28 Janssen Pharmaceutica N.V. 4,5-dihydro-isoxazole derivatives and their pharmaceutical use
US6472415B1 (en) * 1998-12-18 2002-10-29 Biophysica, Inc. Androgen receptor suppressors in the therapy and diagnosis of prostate cancer, alopecia and other hyper-androgenic syndromes
WO2002000651A2 (en) 2000-06-27 2002-01-03 Bristol-Myers Squibb Pharma Company Factor xa inhibitors
US7026484B2 (en) * 2001-02-23 2006-04-11 Ligand Pharmaceuticals Incorporated Tricyclic androgen receptor modulator compounds and methods
US6657770B2 (en) * 2001-06-22 2003-12-02 Lucent Technologies Inc. Programmable optical multiplexer/demultiplexer
US6738540B2 (en) * 2001-06-22 2004-05-18 Lucent Technologies Inc. Optical cross-connect switch using programmable multiplexers/demultiplexers
US7030141B2 (en) * 2001-11-29 2006-04-18 Christopher Franklin Bigge Inhibitors of factor Xa and other serine proteases involved in the coagulation cascade
US20050014952A1 (en) 2003-06-13 2005-01-20 Ng Raymond A. Novel thiazoline derivatives as selective androgen receptor modulators (SARMS)
CA2579514A1 (en) * 2004-09-10 2006-03-23 Janssen Pharmaceutica N.V. Novel imidazolidin-2-one derivatives as selective androgen receptor modulators (sarms)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008520665A5 (ja)
ES2609335T3 (es) Quinazolinas como inhibidores de los canales iónicos de potasio
CA2456817A1 (en) Alkyne-aryl-naphthyridin-4 (1h)-one derivatives as type iv phosphodiesterase inhibitor
CA2602738A1 (en) Aminopyrimidine compounds and their salts, process for preparation and pharmaceutical use thereof
JP2005535586A5 (ja)
JP2013505969A5 (ja)
JP2002543183A5 (ja)
RU2007101236A (ru) Новые гидантоиновые производные для лечения обструктивных заболеваний дыхательных путей
JP2005508313A5 (ja)
JP2018535211A5 (ja)
CA2710182A1 (en) Pyrimidyl indoline compound
JP2007511504A5 (ja)
JP2008505171A5 (ja)
JP2004528334A5 (ja)
JP2007516206A5 (ja)
JP2008509955A5 (ja)
KR960017658A (ko) 알파₁-아드레날린수용체 길항물질로서의 [3-(4-페닐피페라진-1-일)프로필-아미노, 티오 및 옥시]-피리딘, 피리미딘 및 벤젠 유도체
CN110357789B (zh) 作为dhodh抑制剂的n-取代丙烯酰胺衍生物及其制备和用途
RU2009133846A (ru) Новые производные гидантоина в качестве ингибиторов металлопротеиназ
JP2012527487A5 (ja)
JP2017529346A5 (ja)
JP2005504725A5 (ja)
JP2004525183A5 (ja)
JP2007501831A5 (ja)
JP2004532276A5 (ja)