JP2008518824A - アンテナを備えた車輪用空気圧タイヤ及びそれを製造する方法 - Google Patents

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Abstract

実質上トロイダル形状の半径方向内部表面(2)を備えた車輪用の空気圧タイヤであって、複数の拘束要素(10)を介して半径方向内部表面(2)と係合した導電性細長体(7)を備えた少なくとも1本のアンテナ(6)を含む。連続拘束要素(10)の各対は、この対の要素(10)間に含まれた細長体部分(7c)の長さよりも小さい直線的な距離(D)を特定する。前記タイヤ(1)の内部表面(2)にアンテナ(6)を設置する方法もまた記載される。

Description

明細書
本発明は、例えば、タイヤ自体の動作パラメータの送信及び/又は受信を可能にするアンテナを備えたタイプの、車輪用の空気圧タイヤに関する。
本発明はまた前記タイヤを製造する方法に関する。
いくつかの自動車類型においてタイヤの動作状況をリアルタイムで監視し、前記動作を表すパラメータの時系列漸進的変化(the evolution in time)を追跡し続ける必要性が感じられる。特に「ランフラット」タイプのタイヤ、すなわちタイヤの空気が抜けた場合でも数キロメートルの距離にわたり走行を確保できるタイヤを使用する自動車の場合、最大速度、温度、及び走行可能な最大距離のような幾つかの動作パラメータが満たされるとすれば、上記要件は前記タイプのタイヤの安全使用に最も重要なものとなる。
例えば、タイヤ内で行われる数学的計算から得られるパラメータと同様に、温度、圧力、さらにタイヤが走行する距離が、一般に考慮されるパラメータとなり得る。
その目的のため、トランスポンダシステムがタイヤ内に搭載され、そのシステムは少なくとも1つのセンサ、(マイクロプロセッサのような)制御ユニット及び/又はデータ記憶ユニット、及びアンテナを有しても良い;そのアンテナのタスクは、車載装置との間で無線信号の交換を可能にすることである。
さらに、アンテナは、内蔵式電源ユニット(例えば、タイヤ内のバッテリ)を使用しないでタイヤ内に存在するシステムに給電できる。したがって、電磁界を発生させる車載装置が提供され、かかる電磁界とタイヤ内に配備されたアンテナが結合され、前記アンテナはかかる電磁界から制御ユニットやセンサに送られる必要なエネルギーを受けることができる。
米国特許出願公開第2004/0032377号明細書は、その内部表面上に、トランスポンダシステムを達成するのに必要な回路構成と一緒にアンテナが搭載されるタイヤを開示している。アンテナ及び他の回路要素は、タイヤ自体の製造中にタイヤに固定されるので、アンテナとタイヤの内部表面との間の接続は、タイヤ自体の周方向延長部(circumferential extension)に沿って連続的である。
欧州特許出願公開1 384 603 A1号明細書は、アンテナとトランスポンダとが非伝導性剛体材料のリングで少なくとも部分的に包囲され、前記リングがタイヤの内部表面と結合している、システムを示す。
本出願人は、上記システムがアンテナとタイヤの内部表面との間での確実な拘束を確保できず、タイヤの動作中にそれらの両者を損傷させ得ることになり、それらの損傷はアンテナ自体の破壊にもつながり得ることを確認した。
タイヤは、事実、使用中、三次元方向のそれぞれに3〜5%程度の弾性変形を受ける;一般に金属材料から製造されるアンテナは、タイヤの固有弾性と比べその低い固有弾性が原因で、これらの変形に絶えられない。
したがって、タイヤが受ける応力に続いて、アンテナは一以上の箇所で破壊され、結果として送受信システムの動作を妨げる。
本出願人は、この欠点が主にタイヤへのアンテナの装着用周知システムによって提案された実質上連続した拘束が原因であることを確認した。事実、この性質の拘束は、それが可撓体、すなわちタイヤと、実質上硬質な物体、すなわちアンテナとの間で得られるので、タイヤに作用する異なる力がアンテナに直接伝達されることになり、上記故障又は異常を生じさせる。
したがって、本出願人は、タイヤが使用条件下で変形した場合でもシステムの完全性を確保するために、アンテナがタイヤと常に機械的に結合されているが、それが走行中タイヤによって伝達される力から実質上分離された状態のままにする必要があることに気付いた。したがって、アンテナは、伸長を通じてよりもむしろその幾何学的配置の変化を通じて、タイヤ変形に順応しなければならない。
より詳しく言えば、アンテナは別個の拘束要素によってタイヤの半径方向内部表面と係合され、かかる係合は、各対の拘束要素が、前記対の要素間に含まれたアンテナ部分の長さよりも短い直線的な距離(orthodromic distance)を特定するように、なされる
この状況において「直線的な距離」は、トロイダル表面上の2つの点間の最小限の距離を意味する。
このように、この長さは、タイヤ変形へのその順応を可能にするに足るものである。すなわち、アンテナは、タイヤから伝達される機械適応力から実質上分離される。このようにして、該アンテナを、1つ以上の箇所でその完全性を損なわせる応力を受けることから防ぐ。
特に、第1の態様において本発明は実質上トロイダル形状の半径方向内部表面を有する車輪用タイヤに関し:該タイヤは、複数の拘束要素を介して前記半径方向内部表面と係合した導電性細長体を備えた少なくとも1つのアンテナを含み、連続拘束要素の各対は前記対の要素間に含まれる細長体部分の長さよりも短い直線的な距離を特定する。
他の態様において本発明は、実質上トロイダル形状のタイヤの半径方向内部表面上に少なくとも1つのアンテナを設置する方法に関し、前記方法は次の:少なくとも1つの導電性細長体を設置するステップと;前記細長体を複数の拘束要素で前記内部表面に固定するステップであって、連続拘束要素の各対が前記対の要素間に含まれる細長体部分の長さよりも短い直線的な距離を特定する、ステップと;を含む。
他の特徴や利点は、本発明に従った、車輪用のタイヤの、及び前記タイヤの半径方向内部表面上に少なくとも1つのアンテナを設置する方法の、好ましいが排他的でない実施形態の詳細な説明からより明白となろう。
この説明は、非限定的な例として、添付の図を参照して以下で示される。
図を参照するに、本発明による車輪用のタイヤは、一般に参照番号1で確認される。
タイヤ1は自動車又はオートバイのような任意の種類の車両に装着できる;より詳しくは、タイヤ1は、タイヤ自体の内部に収容される装置であって、以下で説明される装置と協働及び相互に作用し合うのに必要な電子構成部品を内部に装備している車両で使用されるように設置される。
タイヤ1は実質上トロイダル形状の半径方向内部表面2を有する;この内部表面は、通常「ライナ」と称される一層のエラストマ材料で画定される。
前記半径方向内部表面2上に取り付けられるのは、タイヤ1及びタイヤの動作条件に関する動作パラメータを検出、及び/又は記憶、及び/又は処理するように設定された制御ユニット3である。
制御ユニット3(図7に図示された)は前記動作パラメータを検出するための1つ以上のセンサ4を有しても良い;前記パラメータは、タイヤ温度、内部タイヤ圧力、及び/又は車載装置(the devices located onboard)と協働して計算可能な走行距離とすることができる。
制御ユニット3は、動作制御用に前記センサ4と連結されたマイクロプロセッサ5をさらに備えている;さらにマイクロプロセッサ5と連携されているのは、センサ4によって検出されたデータを記憶するメモリ30である。
同様に、タイヤ1を識別するデータをメモリ30に記憶できるので、タイヤは上述の動作パラメータの処理及び評価中に、一義的に認識される。
異なる実施形態において、タイヤ1を識別するデータの読み取り及び/又は同タイヤに関する他のデータを記憶できることだけが興味対象であるとき、制御ユニット3はマイクロプロセッサ5によって制御されるメモリ30だけを包含しても良い。
マイクロプロセッサ5は、車両に搭載された電子装置と通信するように設置されることが好ましく、その車両の車輪にタイヤ1が装着される。
マイクロプロセッサ5と車載電子装置との間の通信を可能にするために、アンテナ6が、制御ユニット3及び、特に、マイクロプロセッサ5と動作可能に連携されるように提供される。
アンテナ6はタイヤ1の半径方向内部表面2上に取り付けられるのが好ましい。
上述に加えて、アンテナ6は、制御ユニット3及びその内蔵装置に給電するためにも使用され得るので、タイヤ1内の自律電源ユニット(self-governed power supply units)の使用が回避される。
その目的のために、アンテナ6はループ形状(あるいは、より正確には以下で規定されるように「クローズド」タイプの形状)をしているので、車載装置によって発生される電磁界と結合して(be coupled with an electromagnetic field)、制御ユニット3の電源供給に必要なエネルギーを吸収することができる。
マイクロプロセッサ5と前記電子装置との間でのデータ交換は、無線周波信号(RF信号)の送信及び受信を通じて行われ、その周波数は、約100kHzと約50MHzとの間に含まれても良く、約125kHzに一致するのが好ましい。特にこの周波数範囲は、制御ユニット3が、この場合「クローズド」タイプの構成を有するアンテナ6それ自体によって給電されることが望まれる場合に、使用することができる。対照的に、アンテナ6がデータ送信/受信用に使用されることが好ましい場合、約300mHzと約2.5GHzとの間に含まれる周波数が想定されても良く、この場合「オープン」タイプの構成を有するアンテナが使用される。
この文脈において、及び添付請求項において、「オープン」タイプのアンテナによって、その構造が電気的開回路を規定するアンテナが意図される。例えば、アンテナ本体は、制御ユニット3と連結された1つ以上の端部、及び1つ以上の「自由」端部を有することができる。
「クローズド」タイプのアンテナとの表現によって、その構造が電気的閉回路を規定するアンテナが意図される。
車載装置、アンテナ6と制御ユニット3との間の協働は、ゆえに、タイヤ1に内蔵されたバッテリ又は同等の電源ユニットがなくても制御ユニット3を動作させることを可能にするトランスポンダシステムを構成する。
アンテナ6(図1)は、複数の拘束要素10を介してタイヤ1の内部表面2と係合した導電性細長体7を備えている;より詳しくは、細長体7は、少なくとも1つの導電体8及び導電体用の少なくとも1つの保護被膜9を含む(図4a、4b)。好ましくは、保護被膜9は、エラストマ材料から製造され、約100オーム/メートルと約10オーム/メートルとの間に含まれるUNI4288標準に準拠する固有電気抵抗を有する。
以下でより明らかにされるように、保護被膜9は、タイヤ2のよりたわみやすい半径方向内部表面2(例えば、ライナの表面)と、より硬い金属材料の細長体7との間の、直接接触の影響が低減されることを可能にする。そのような接触は、磨耗、局部摩損、切断の原因となり得る。
このように、保護被膜9は、タイヤ1の通常使用時にその振動によってアンテナ6が前記タイヤの半径方向内部表面2に重大な損傷を与える可能性を最小限まで減少させる。
第1の好ましい実施形態において、導電体8は、7×3スキームに従って製造されたコード、すなわち、7本のストランドから構成されたコードであって、各ストランドが3本の真ちゅう被膜鋼線又は銅線から形成され、前記線のそれぞれが約0.1mmと約0.2mmとの間に含まれる直径を有する、コードである。好ましくは、アンテナ6の全インピーダンスを低減するために、中央ストランド(あまり応力を受けない)の3本の線については、銅の使用が好ましいが、残りの6本のストランドの他の線については、鋼が使用される。
約2.5mの長さの細長体7を有するアンテナ6に対し、0.15mの直径の線が使用される場合、そのインピーダンスは、線が真ちゅう被覆鋼から製造される場合、約2.1オームのものとなり;銅線が使用される場合、そのインピーダンスは約0.21オームのものとなり;真ちゅう被覆鋼の6本のストランド及び1本(中央ストランド)の銅が使用される場合、そのインピーダンスは約1.5オームのものとなる。
他の代替実施形態において、導電体8は、3×3スキームに従って製造されたコード、すなわち、上述と同構造を有するが、線径が約0.1mmと約0.2mmとの間に含まれており、7本の代わりに3本のストランドを含むコードである;この場合、約0.12mmの直径の真ちゅう被覆鋼線の使用で、約7オームのインピーダンスを有するアンテナ6が得られる。
他の実施形態において、導電体8は、以下のハイブリッド2+2スキームに従って製造されたコードからなる。該スキームでは、それ自体に巻かれた2本の真ちゅう被覆鋼線が(2 wires of brass-coated steel wound upon themselves)、それ自体に巻かれた2本のアルミニウム線で、撚られる。;各線の直径は、約0.2mmと約0.3mmとの間に含まれ、約0.25mmの直径を有する線を使用すると、アンテナ6のインピーダンスは約3オームとなる。
一般に、アンテナ6は、約0.02オームと約10オームとの間に含まれるインピーダンス、特に約0.02オームと約5オームとの間に含まれるインピーダンスを有する;好ましくは、アンテナ6のインピーダンスの値は約1オームである。
一般に、アンテナ6の細長体7は、制御ユニット3の第1の端部3aと動作可能に連携された第1の端部7aと、制御ユニット3の第2の端部3bと動作可能に連携された第2の端部7bとを有する;要求及び使用されるトランスポンダシステムの特徴により、アンテナ6はオープン又はクローズドタイプのいずれかである。
上述のように、細長体7は、複数の拘束要素10を介してタイヤ1の半径方向内部表面2と係合している;この係合は、連続する拘束要素10の各対が、前記対の要素10間に含まれる細長体7の一部分7cの長さであって、細長体7それ自体の延長部に沿って測定された長さよりも短い直線的な距離Dを特定する(identify)ように行われる。
換言すれば、細長体7は、連続する拘束要素10間の周方向に従って(in a circumferential conformation)(平面延長部に直線的に)配置されるが、様々な応力がある状況で移動が適当に自由となるように取り付けられるので、それは、タイヤ1の半径方向内部表面2が使用時に受ける変形(特に足跡範囲で受けるが、それだけでない)に起因する、前記拘束要素10間の相互の距離の変化に順応できる。
このようにタイヤ1と機械的に結合されているアンテナ6は、走行中にそれから伝達された力から実質上分離される;事実、アンテナ6は、同アンテナの完全性を損なわせる応力を受けることなく、前記変形に関する長さにおいてその幾何学的配置の変化を通じてタイヤ1の変形に順応する。
本出願人は、上述の挙動が、ランフラットタイヤ(すなわち、空気が抜けた条件下での走行も可能にする補強インサートを側壁に備えたタイヤ)の使用中に、前記タイヤの少なくとも一方の空気が抜けたとき、すなわち、それらの一方についてパンク状態での走行中、最も重要なことであることを観察した。事実、本発明のタイヤ1はアンテナに、接地が原因の力をほとんど影響しない程度で伝達する。かかる力は、通常内部圧力条件下での走行中に作用するものよりもはるかに大きい。このようにもっとも過酷なタイヤ条件中でも、運転者がタイヤ状況を「読み取る」こと、ゆえに自動車の安全条件を改良することが常に可能となる。
細長体7は、連続した波で画定された波状長手方向延長部11を有することが好ましい。各波は、2つの軸方向に間隔を空けた先端部間に延びる。前記軸方向に間隔を空けた先端部を、一方のタイヤ側壁に近い領域において直線的なラインで互いに接合することによって、及び、前記軸方向に間隔を空けた端部を、反対側のタイヤ側壁に近い領域において互いに接合することによって、「エンドライン」L、L’で画定される2つのラインが得られる(図1b)。
本明細書及び添付請求項において、各波のピッチ「P」によって、同じエンドラインの2つの軸方向に間隔を空けた連続する先端部間に含まれる区間が意図される。
本明細書及び添付請求項において、各波の高さ「H」によって、前記軸方向に間隔を空けた先端部の一方と、それと反対のエンドラインとの間の、直線的な距離が意図される。
好ましい実施形態において、前記波状長手方向延長部11は、実質上正弦波構造を有する。この場合、各エンドラインは、最大点を接合するラインと、最小点を接合するラインとそれぞれ一致する。各波のピッチPは、2つの連続する最大点又は最小点間の直線的な距離と一致し、高さ「H」は、最大点とその波に関するピッチPを画定する(平面延長部での直線的な)ストレッチとの間の距離と一致している。
この好ましい実施形態において、各波は、2つの半波12に分割され、各半波は、隣接する半波に対し反対凹面を有する(図2〜3)。
したがって、各半波12は2つの連続変曲点F間に含まれ、各変曲点は、半波12と、その前又は後の半波との間の凹面の変化を識別する。
実質上正弦波構造を有する波状延長部11の変曲点Fは、タイヤ1の赤道面Eに好ましくは実質上配置されたライン(これから波状延長部11の「長手方向軸」Xとして示される)に沿って、タイヤ1の内部表面2上で互いに続く。
好ましくは、細長体7の波状延長部11の波ピッチPと波高Hとの間の比は、約1と約5との間に含まれる。
より好ましくは、この比は、約4/3と約4との間に含まれ、さらに好ましい実施形態においては、この比は、実質上約10/3に相当する。
事実上は、実質上正弦波構成の波状延長部11の波ピッチP(図2及び3)は、例えば約100mmで、高さHは、約30mmである;約2メートルまでの赤道面の延長部を有するタイヤで、約40個の拘束要素が使用され、細長体の長さは約2510mmである。
アンテナ6を内部表面2に固定するのに使用された拘束要素10は、波状延長部11の正弦波構成の最大又は最小点「A」に位置決めされる(図3)。
あるいは、又は上記に加えて、拘束要素10は、細長体7の波状延長部11内の前記正弦波構成の変曲点Fに配置される(図2)。
前述の場合、拘束要素10はタイヤ1の赤道面E内に実質上配置されることが好ましい。さらに、前記拘束要素10は、タイヤ1の半径方向内部表面へのアンテナ2の接着、及びタイヤに作用する力とアンテナに伝達される力との間の前記実質上の分離の両方を、確実にするように適合された任意の好都合な方法で配置される。
第1の実施形態(図4a)において、拘束要素10は、タイヤ1の半径方向内部表面2への細長体7の直接及び実質上弾性的な固定を可能にする、シリコーンベースの密封エラストマ材料のプレートから成る。
この材料は、内部表面2への接合のための十分な機械的特徴及び優れた接着特性を有する。
第2の実施形態(図4b)において、各拘束要素10は、少なくとも1つの接着要素14を含む結合インサート13を備えている;この接着要素は、タイヤ1の半径方向内部表面に細長体7を固定する働きを有する。
好ましくは、接着要素14は、タイヤ1の内部表面2と接触する第1の接着表面14aと、細長体7が固定される第2の接着表面14bとを有する、両面接着テープとして製造される。
有利に、各結合インサート13は、さらに細長体7と前記接着要素14との間に配置されたエラストマ層15を含む。
エラストマ層15は、各拘束要素10において、約30°ショアAと約70°ショアAとの間に含まれる硬度(25℃で測定された)、及び約100オーム/メートルと約10オーム/メートルとの間に含まれるUNI4288標準に準拠する固有電気抵抗を有する、ゴムプレートから成る。
細長体7は、前記シリコーンベースの密封エラストマ材料によるか又は異なる材料によって、拘束要素10に固定される。それらの材料は、いずれの場合も、それらがいったん設置された場合、今説明したように要素間の接着及び力間の分離を確実にするのに十分な弾性及び可撓性を備えている。
好ましくは、タイヤ1の製造中、細長体7は、タイヤ1の半径内部表面2上に拘束要素10を配置する前に、拘束要素10に係合される。
特に、拘束要素10の連なり23が設置され(図8)、それぞれは好ましくは上述のように製造される;各拘束要素10は、一時的拘束部22を介して隣接拘束要素と係合して、提供される。
この一時的拘束部22は、製造工程の終了時に容易に取り外せる例えば細い木綿糸によって得られる。
続いて、細長体7は前記拘束要素10の連なり23と係合状態にされる;細長体7の正弦波延長部の場合、隣接する拘束要素10の各対間の距離は、細長体7の波状延長部11の波のハーフピッチP/2(図2)を画定できる。
次のステップにおいて、接着要素14を介して、拘束要素10の連なり23は、タイヤ1の半径方向内部表面2に固定される。
その結果、細長体7もタイヤ1の内部表面2と係合状態となる。最後に、隣接する拘束要素10間の各一時的拘束部22は取り外される;このように、拘束要素10を内部表面2に固定するステップ中に拘束要素10の相互位置を画定した後は、これらの拘束要素10はもはや互いにつながれておらず、ゆえにタイヤ1がその使用中に受ける変形によって決まる移動に従動する。
他の実施形態において、タイヤ1の半径方向内部表面2は、複数の係合シート17を備えている半径方向内部突起部16を有する。図5及び6に詳細に示された各係合シート17は、対応する拘束要素10を画定する。
好ましい実施形態において、各係合シート17は、細長体7の実質上正弦波構成の波状延長部11内の波のハーフピッチP/2に等しいストレッチ(図5)だけ隣接シートから間隔が空けられている。
好ましくは、半径方向内部突起部16はタイヤ1の内部表面2上の周方向連続主リブ18によって画定され、前記主リブ18の長手方向対称軸は、タイヤ1の赤道面Eに実質上包含される。
係合シート17は、主リブ18内に適当な空洞19を設けることによって得られる;各空洞19は、入口部分19aとハウジング部分19bとを有利に有する。
入口部分19aは、主リブ18の長手方向延長部に対し横方向に形成されたカットによって画定されるのが好ましい;このカットは、係合シート17に圧入できるように(enable a forced fitting into the engagement seat 17)細長体7の直径よりも小さい幅を有する。
ハウジング部分19bは、入口部分19aに対し半径方向外部位置にあり、細長体7と主リブ18との間で相互係合を得るように適合された状態で、細長体7を包囲する働きがある。
有利に、細長体7の前記係合シート17への挿入後に、1つ以上の前記シートは、内部に包囲された細長体と共に、十分な可撓特性を有する、少なくとも1層の接着材料、例えばシリコーンベースのカバー密封材料で、覆われるべきであるとされる。このようにして、細長体7とタイヤ1の半径方向内部表面2との間に存在する拘束部は、より確実で強く構成される。
タイヤ1は、タイヤ1の半径方向内部表面2上に配置された1つ以上の支持突起部20をさらに有することが好ましい。
支持突起部20は、前記係合シート17内に包囲されない細長体7の部分を少なくとも部分的に支持することができるので、タイヤ1及び/又はアンテナ6の完全性を損なうという危険のもと(at the risk of impairing the integrity of tyre 1 and/or antenna 6)、最も重大な振動を前記部分がタイヤ1の使用中に受けるのを防ぐことができる。
好ましい実施形態において、支持突起部20は、タイヤ1の赤道面Eと実質上平行な面に配置された一対の周方向連続補助リブ21を含むことができる。
好ましくは、補助リブ21は、前記主リブ18の両側に配置され、好ましくは同リブ18から同距離間隔を空けて配置され、それらは細長体7の最外部分に支持部(rest)を与える。
他の好ましい実施形態において、主リブ18、及び、それがある場合の補助リブ21は、タイヤ1の半径方向内部表面と直接接触して、前記リブ18、21の半径方向外部に配置された補助層(図示せず)の上に置かれる。
タイヤ1の半径方向内部表面に対し保護機能を有する、前記補助層は、エラストマ材料又はタイヤ構造と適合する他の材料から製造できる。好ましくは、補助層は、約60mmと約100mmとの間に含まれる軸方向の幅と、約0.1mmと約0.3mmとの間に含まれる半径方向の厚みとを有する。
注目すべきは、主リブ18、補助リブ21及び補助層が、全てタイヤ1の製造工程中に同タイヤ上に直接製造され得ること;あるいは、リブ18、21及び/又は補助層は、別々に製造され、タイヤ1の製造工程の終了時に、例えば接着を通じて、タイヤ1の内部表面2に締結され得ることである。
本発明によるタイヤの部分斜視図である。 本発明によるタイヤの内部表面の部分斜視図である。 図1のタイヤの内部表面の平面延長部を図示する。 図1のタイヤの内部表面の平面延長部を図示する。 図1において見られるタイヤの第1の実施形態の線IV−IVについての部分断面図である。 図1において見られるタイヤの第2の実施形態の線IV−IVについての部分断面図である。 図1において見られるタイヤの他の実施形態の部分斜視図である。 図5において見られる細部の線VI−VIについての部分断面図である。 図1のタイヤの一部である装置のブロック線図である。 本発明の方法で使用された動作要素の平面図である。

Claims (43)

  1. 実質上トロイダル形状の半径方向内部表面(2)を有する車輪用のタイヤであって:
    −複数の拘束要素(10)を介して前記半径方向内部表面(2)と係合した導電性細長体(7)を備えた少なくとも1つのアンテナ(6)を含み;
    連続拘束要素(10)の各対が、前記対の要素(10)間に含まれる細長体部分(7c)の長さよりも短い直線的な距離(D)を特定する、タイヤ。
  2. 前記細長体(7)が:
    −少なくとも1つの導電体(8)と;
    −前記導電体(8)用の少なくとも1つの保護被膜(9)とを含む、請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記保護被膜が、約100オーム/メートルと約10オーム/メートルとの間に含まれるUNI4288標準に準拠する固有電気抵抗を有する材料から製造される、請求項2に記載のタイヤ。
  4. 前記導電体(8)が7本のストランドから構成されたコードを含み、各ストランドが3本の線から形成されている、請求項2あるいは3に記載のタイヤ。
  5. 中央ストランドが銅線から構成され、残りの6本のストランドが真ちゅう被覆鋼線から構成される、請求項4に記載のタイヤ。
  6. 前記導電体(8)が3本のストランドから構成されたコードを含み、各ストランドが3本の線から形成されている、請求項2あるいは3に記載のタイヤ。
  7. 前記導電体(8)が、それら自体に巻き付けられた2本の真ちゅう被覆鋼線から構成されたコードであって、それら自体に巻き付けられた2本のアルミニウム線で撚られたコードを含む、請求項2あるいは3に記載のタイヤ。
  8. タイヤ(1)の前記半径方向内部表面(2)と係合した前記細長体(7)が波状延長部(11)を有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載のタイヤ。
  9. 前記波状延長部(11)が、波高さ(H)及び波ピッチ(P)を有し、前記ピッチ(P)と前記高さ(H)との間の比が約1と約5との間に含まれる、請求項8に記載のタイヤ。
  10. 前記比が約4/3と約4との間に含まれる、請求項9に記載のタイヤ。
  11. 前記波状延長部(11)が正弦波延長部である、請求項8〜10のいずれか一項に記載のタイヤ。
  12. 前記拘束要素(10)が前記細長体(7)の変曲点(F)に配置される、請求項1〜11に記載のタイヤ。
  13. 前記拘束要素(10)が前記細長体(7)の波状延長部(11)の軸方向に間隔を空けた端部に配置される、請求項8〜11のいずれか一項に記載のタイヤ。
  14. 前記拘束要素(10)が実質上前記タイヤ(1)の赤道面(E)に配置される、請求項1〜12のいずれか一項に記載のタイヤ。
  15. 前記アンテナ(6)を介して前記タイヤ(1)の識別パラメータを受信及び/又は送信する制御ユニット(3)をさらに含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載のタイヤ。
  16. 前記アンテナ(6)を介して前記タイヤ(1)の動作パラメータを受信及び/又は送信する制御ユニット(3)をさらに含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載のタイヤ。
  17. 前記制御ユニット(3)が前記タイヤ(1)の半径方向内部表面(2)上に取り付けられ、第1及び第2の端部(3a、3b)を有し、前記細長体(7)が前記制御ユニット(3)の第1の端部(3a)と動作可能に連携された第1の端部(7a)と、前記制御ユニット(3)の第2の端部(3b)と動作可能に連携された第2の端部(7b)とを有する、請求項16に記載のタイヤ。
  18. 前記アンテナ(6)が約0.02オームと約10オームとの間に含まれるインピーダンスを有する、請求項1〜17のいずれか一項に記載のタイヤ。
  19. 前記アンテナが約0.02オームと約5オームとの間に含まれるインピーダンス(6)を有する、請求項18に記載のタイヤ。
  20. 前記拘束要素(10)のそれぞれが、前記細長体(7)と前記内部表面(2)との間に配置された少なくとも1つの接着要素(14)を備えた結合インサート(13)を含む、請求項1に記載のタイヤ。
  21. 前記結合インサート(13)のそれぞれが前記接着要素(14)と前記細長体(7)との間に配置されたエラストマ層(15)をさらに含む、請求項20に記載のタイヤ。
  22. 前記タイヤ(1)の半径方向内部表面(2)が前記細長体(7)と前記タイヤ(1)との間の相互係合用の少なくとも1つの半径方向内部突起部(16)を有する、請求項1〜19のいずれか一項に記載のタイヤ。
  23. 前記少なくとも1つの突起部(16)が1つ以上の係合シート(17)を備え、それぞれが前記細長体(7)と前記タイヤ(1)の半径方向内部表面(2)との間の前記拘束要素(10)を画定する、請求項22に記載のタイヤ。
  24. 前記突起部(16)が主リブ(18)によって画定され、主リブ(18)は前記タイヤ(1)の半径方向内部表面(2)上で周方向に連続的であり、実質上同タイヤ(1)の赤道面(E)に配置される、請求項22あるいは23に記載のタイヤ。
  25. タイヤ(1)の半径方向内部表面(2)上に、前記細長体(7)が載る1つ以上の支持突起部(20)をさらに含む、請求項22〜24のいずれか一項に記載のタイヤ。
  26. 前記1つ以上の支持突起部(20)が前記主リブ(18)に対する両側に前記タイヤ(1)の赤道面(E)と平行な面に配置された一対の周方向連続補助リブ(21)を含む、請求項25に記載のタイヤ。
  27. 前記タイヤ(1)が前記半径方向内部突起部(16)の半径方向外部に補助層を含む、請求項22〜26のいずれか一項に記載のタイヤ。
  28. 前記補助層が、約60mmと約100mmとの間に含まれる軸方向の幅、及び約0.1mmと約0.3mmとの間に含まれる半径方向の厚みを有する、請求項27に記載のタイヤ。
  29. アンテナ(6)がオープンタイプのものである、請求項1〜28のいずれか一項に記載のタイヤ。
  30. アンテナ(6)がクローズドタイプのものである、請求項1〜28のいずれか一項に記載のタイヤ。
  31. 実質上トロイダル形状のタイヤ(1)の半径方向内部表面(2)上に少なくとも1つのアンテナ(6)を設置する方法であって:
    −少なくとも1つの導電性細長体(7)を設置するステップと;
    −連続拘束要素(10)の各対が前記対の要素(10)間に含まれる細長体部分(7c)の長さよりも短い直線的な距離(D)を特定するように、複数の拘束要素(10)において前記内部表面(2)に前記細長体(7)を固定するステップとを含む、方法。
  32. 前記細長体(7)を前記半径方向内部表面(2)に固定するステップが:
    −前記拘束要素(10)をタイヤ(1)の半径方向内部表面(2)上に配置するステップと;
    −前記細長体(7)を前記拘束要素(10)のそれぞれと係合させるステップとを含む、請求項31に記載の方法。
  33. 前記拘束要素(10)を配置するステップが、前記細長体(7)と前記半径内部表面(2)との間に接着要素(14)を配置するステップを含む、請求項32に記載の方法。
  34. 前記拘束要素(10)を配置するステップが、前記接着要素(14)と前記細長体(7)との間に一層のエラストマ材料(15)を配置するステップを含む、請求項33に記載の方法。
  35. 前記拘束要素(10)が実質上タイヤ(1)の赤道面(E)においてタイヤ(1)の半径方向内部表面(2)に固定される、請求項31〜34のいずれか一項に記載の方法。
  36. 前記細長体(7)を前記拘束要素(10)と係合させるステップが、前記拘束要素(10)を前記半径方向内部表面(2)上に配置する前に行われる、請求項33〜35のいずれか一項に記載の方法。
  37. 前記細長体(7)を前記内部表面(2)に固定するステップが:
    −それぞれが一時的拘束部(22)を介して隣接拘束要素(10)と係合した、拘束要素(10)の連なり(23)を設置するステップと;
    −前記細長体(7)を前記拘束要素(10)と係合させるステップと;
    −前記拘束要素(10)を前記内部表面(2)と係合させるステップと;
    −前記一時的拘束部(22)を取り外すステップとをさらに含む、請求項32に記載の方法。
  38. 前記細長体(7)を前記半径方向内部表面(2)に固定するステップが:
    −少なくとも1つの半径方向内部突起部(16)を前記半径方向内部表面(2)上に設置するステップと;
    −少なくとも1つの係合シート(17)を前記少なくとも1つの突起部(16)内に形成するステップであって、各シートが前記細長体(7)と前記半径方向内部表面(2)との間のそれぞれの拘束要素(10)を画定する、ステップとを含む、請求項31に記載の方法。
  39. 前記細長体(7)を前記半径方向内部表面(2)に固定する前記ステップが:
    ‐前記少なくとも1つの係合シート(17)内に前記細長体(7)を係合させるステップと;
    ‐前記少なくとも1つの係合シート(17)とその内部に係合された前記細長体(7)とを少なくとも一層の接着材料で覆うステップとを含む、請求項38に記載の方法。
  40. 前記少なくとも1つの突起部(16)を形成するステップが、前記半径方向内部表面(2)上に周方向連続主リブ(18)を造るステップを含み、前記主リブ(18)の長手方向対称軸が実質上タイヤ(1)の赤道面(E)に包含される、請求項38に記載の方法。
  41. 前記細長体(7)がその上に載る少なくとも1つの支持突起部(20)を造るステップをさらに含む、請求項38〜40のいずれか一項に記載の方法。
  42. 前記少なくとも1つの支持突起部(20)を造るステップが、前記半径方向内部表面(2)上に一対の周方向連続補助リブ(21)を造るステップを含み、それらの補助リブは、前記主リブ(18)に対し両側に、前記タイヤ(1)の赤道面(E)と平行な面に配置される、請求項41に記載の方法。
  43. 少なくとも1つの半径方向内部突起部(16)を前記半径方向内部表面(2)上に設置するステップが、半径方向内部位置における補助層をタイヤ(1)の前記半径方向内部表面(2)に設置するステップの後に行われる、請求項38〜42のいずれか一項に記載の方法。
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