JP2008515624A - 塗工フィルム及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 熱可塑性樹脂フィルムにおける波しわ外観を最小限及び/又は完全に抑制する熱可塑性樹脂フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】 塗工フィルム(136)の製造方法は、ベースフィルム(114)の第1面(116)をコーティング材料(124)で被覆して塗工フィルム(136)を形成することを含むが、ベースフィルム(114)はカレンダー法で形成され、カレンダー加工の際に所定時間において第1面(116)が第1ロール(104)と物理的に接触する表面積が第2面(118)が第2ロール(106)と物理的に接触する表面積よりも小さく、塗工フィルム(136)は非塗工の第2面を有する。
【選択図】図1
【解決手段】 塗工フィルム(136)の製造方法は、ベースフィルム(114)の第1面(116)をコーティング材料(124)で被覆して塗工フィルム(136)を形成することを含むが、ベースフィルム(114)はカレンダー法で形成され、カレンダー加工の際に所定時間において第1面(116)が第1ロール(104)と物理的に接触する表面積が第2面(118)が第2ロール(106)と物理的に接触する表面積よりも小さく、塗工フィルム(136)は非塗工の第2面を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は塗工フィルムの製造方法及び塗工フィルムに関する。
熱可塑性樹脂フィルム(シート、層、ホイルなどともいう。)の製造方法では、押出装置を使用でき、熱可塑性樹脂をスクリュー押出機で押出して熱可塑性樹脂フィルムを形成することができる。押出された熱可塑性樹脂フィルムをプルロールで引っ張って、第1ニップロールと第2ニップロールの間で圧延することができ、これらのニップロールは別々のモーターで独立に駆動できる(例えば、直流(DC)電気モーターで駆動される)。ただし、ロール間のロール速度の変動は、押出熱可塑性樹脂フィルムに「波しわ」を生じることがある。フィルムに波しわを生じる可能性のあるその他の要因としては、ロール間のニップ力の差、ニップロールとプルロールにおけるフィルム搬送速度の差、ロール速度の差などが挙げられる。
波しわが問題となりかねない用途の一つは、熱可塑性樹脂フィルムを光学フィルムとして用いる用途(例えば、コンパクトディスク(CD)、デジタルビデオディスク(DVD)、液晶ディスプレイ(LCD)装置用の調光フィルム、眼鏡、窓ガラスなど)である。具体的には、熱可塑性樹脂フィルムにおける波しわは、フィルムに望ましくない光学的性質(例えば輝度(例えば明るさ)の減少及びヘイズの増加)をもたらす可能性があり、観察者の目を疲れさせかねない。
米国特許第3681483号明細書
米国特許第3937863号明細書
米国特許第4011976号明細書
米国特許第4247507号明細書
米国特許第4351920号明細書
米国特許出願公開第2002/0114922号明細書
米国特許出願公開第2003/0108710号明細書
英国特許第2039244号明細書
米国特許第5271968号明細書
米国特許第5455105号明細書
米国特許第5468542号明細書
米国特許第5990984号明細書
米国特許第6250904号明細書
そこで、当技術分野では、熱可塑性樹脂フィルムにおける波しわ外観を最小限及び/又は完全に抑制する熱可塑性樹脂フィルムの製造方法に対するニーズが存在する。
本明細書では、塗工フィルムの製造方法及び塗工フィルムについて開示する。
塗工フィルムの製造方法の一実施形態は、ベースフィルムの第1面をコーティング材料で被覆して塗工フィルムを形成することを含むが、ベースフィルムはカレンダー法で形成され、カレンダー加工の際に所定時間において第1面が第1ロールと物理的に接触する表面積は第2面が第2ロールと物理的に接触する表面積よりも小さく、塗工フィルムは非塗工の第2面を有する。
塗工フィルムの製造方法の別の実施形態は、ベースフィルムの第1面をコーティング材料で被覆して塗工フィルムを形成することを含むが、ベースフィルムはカレンダー法で形成され、カレンダー加工の際に、樹脂を第1ロール及び第2ロール上に押出し、樹脂が第1ロールと第2ロールの間を通過してベースフィルムを形成し、第1ロールは所定時間において樹脂と物理的に接触する表面積が第2ロールよりも小さく、第1面が第1ロールと物理的に接触し、塗工フィルムは非塗工の第2面を有する。
塗工フィルムの一実施形態は、コーティング材料で被覆された第1面と非塗工の第2面とを有するベースフィルムを含むが、ベースフィルムはカレンダー法で形成され、カレンダー加工の際に所定時間において第1面が第1ロールと物理的に接触する表面積は第2面が第2ロールと物理的に接触する表面積よりも小さい。
塗工フィルムの別の実施形態は、コーティング材料で被覆された第1面と非塗工の第2面とを有するベースフィルムを含むが、ベースフィルムはカレンダー法で形成され、カレンダー加工の際に、樹脂を第1ロール及び第2ロール上に押出し、樹脂が第1ロールと第2ロールの間を通過してベースフィルムを形成し、第1ロールは所定時間において樹脂と物理的に接触する表面積が第2ロールよりも小さく、第1面が第1ロールと物理的に接触する。
上記その他の特徴は、以下の詳細な説明、図面及び添付の特許請求の範囲から当業者には明らかであろう。
以下、典型的な実施形態に関して図面を参照するが、図面において類似した要素には類似の番号を付した。
本明細書において「第1」、「第2」などの用語は、いかなる順序、量又は重要性も意味するものではなく、ある要素を別のものから区別するために用いるものであり、単数形で表したものであっても、数の限定を意味するものではなく、そのものが少なくとも1つ存在することを意味する。さらに、本明細書に記載した範囲はすべて包括的で結合可能である(例えば「約25重量%以下、望ましくは約5重量%〜約20重量%、さらに望ましくは約10重量%〜約15重量%」という記載は、その範囲の上下限とその中間のあらゆる値(例えば「約5重量%〜約25重量%、約5重量%〜約15重量%」など)を包含する。)。
今回、ベースフィルムをコーティング材料で被覆することによって、フィルムの波しわ外観を抑制できることが判明した。具体的には、以下さらに詳細に説明する通り、ベースフィルムがその第1面で被覆され、ベースフィルムの第1面が第1ロールと物理的に接触するベースフィルムの面であるときに、波しわの顕著な低減が観察されることが判明した。具体的には、第1ロールは、所定の時間においてベースフィルムの第2表面と物理的に接触する第2ロールと比較してベースフィルムと物理的に接触する表面積の最も小さいロールである。ベースフィルムの第1面及び第2面、第1ロール及び第2ロールなどに関しては、図に示す例示的な実施形態を参照することによって理解を深めることができよう。
図1を参照すると、全体を符号100で示す例示的な押出システムの概略図を示す。このシステムは、スロットダイ102、第1カレンダーロール104、第2カレンダーロール106及びプルロール108を備える。ニップ(又はギャップ)110は、第1カレンダーロール104と第2カレンダーロール106の間に形成される。この図において、スロットダイ102は第1及び第2カレンダーロール(104,106)に垂直である。ただし、その他の実施形態も想定され、スロットダイ102が第1及び第2カレンダーロール(104、106)と平行であるもの(例えば図2に示すシステム200)、並びにスロットダイ102が第1及び第2カレンダーロール(104、106)に対して所定の角度で配置されたもの(図示せず)も考えられる。さらに、このシステムは、追加のロール(例えば図2におけるロール120)をさらに備えていてもよい。
運転中、溶融熱可塑性樹脂112(例えば樹脂のガラス遷移温度(Tg)よりも高い温度に加熱された熱可塑性樹脂)がスロットダイ102から押出される。溶融熱可塑性樹脂112は次いでニップ110を通過し、冷却されるとベースフィルム114を形成する。フィルムは、所定の時間において第1カレンダーロール104よりも第2カレンダーロール106の周囲に巻き付く。換言すれば、第1カレンダーロール104は、所定の時間において第2カレンダーロール106よりも物理的に接触する表面積が小さい。さらに、ベースフィルム114の第1表面116が第1ロール104と物理的に接触する表面であり、ベースフィルム114の第2表面118が第2カレンダーロール106と物理的に接触する表面である。
溶融熱可塑性樹脂がニップ110を通過したら、熱可塑性樹脂は冷却され(例えば、樹脂のTg未満の温度に)、次いでプルロール108間を通過する。冷却フィルム(ベースフィルム114)は後段での加工(例えば被覆)のために巻取(保存)してもよいし、或いはベースフィルム114は塗工フィルム形成用のコーティングステーション(装置)に直接供給してもよい。
第1及び第2カレンダーロール(104、106)に関して、カレンダーロールの種類はベースフィルム114の所望の最終用途に応じて変更できる。具体的には、カレンダーロールは、ベースフィルムに望まれる表面テクスチャー(例えば鏡面仕上げ面、マット面など)に応じたロール表面テクスチャーを有していてもよい。さらに、第1表面116が第2表面118と同一又は異なる表面テクスチャーをもつように、第1カレンダーロール104は、第2カレンダーロール106と同一又は異なるロール表面テクスチャーを有していてもよい。
様々な実施形態では、カレンダーロール(104、106)は鏡面ロール(例えばクロム製又はクロムメッキロール)を備えていてもよい。別の実施形態では、ロールは、粗面ロール(例えばエラストマー材料(例えばEPDM(エチレン−プロピレン−ジエンモノマー)系ゴム)からなるロール)を備えていてもよい。様々な実施形態では、ロールはすべてエラストマー材料で作ることができる。別法では、エラストマー材料をロールの外面に設けて、ベースフィルムと物理的に接するロール表面としてもよい。ロールに好適な材料としては、プラスチック、金属(例えば、クロム、ステンレス鋼、アルミニウムなど)、ゴム(例えば、EPDM)、セラミック材料などが挙げられる。
さらに、一般にロールのサイズ、ロールの材料、ロールの数、ロールに巻き付けるフィルムなどは、用いるシステムに応じて変更できる。さらに、加工条件(例えばカレンダーロールの温度、ライン速度、ニップ圧力など)もベースフィルム114の所望の最終用途に基づいて調節し、変更できる。
ベースフィルム114として好適な熱可塑性樹脂は、フィルムの形態に押出すことができるものが包含される。考えられる幾つかの熱可塑性樹脂として、特に限定されないが、芳香族ポリカーボネート、ポリエーテルイミド、ポリエステル、ポリフェニレンエーテル、ポリフェニレンエーテル/スチレンポリマーブレンド、ポリアミド、ポリケトン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン及びこれらの1種以上を含む組合せが挙げられる。一実施形態では、ベースフィルムは、例えばGeneral Electric社(米国ニューヨーク州スケネクタディ)から市販のLexan(登録商標)のような熱可塑性ポリカーボネート樹脂から形成される。
上記で簡単に述べた通り、ベースフィルム(例えば114)はさらに加工されて塗工フィルムを形成する。具体的には、塗工ベースフィルムの形成に適した方法によって、コーティング材料をベースフィルムの第1面(例えば116)に施工する。例えば、ベースフィルム上にコーティング材料を設ける好適な方法として、特に限定されないが、吹き付け、刷毛塗り、電着、浸漬、フローコーティング、ロールコーティング、グラビア、スクリーン印刷が挙げられる。ベースフィルムの典型的な塗工法は、Coyle他の米国特許第5455105号及Coyle他の米国特許第5271968号に開示されており、それらの開示内容は援用によって本明細書の内容の一部をなす。
図3を参照すると、ベースフィルムにコーティング材料を施工するための典型的なシステム(全体を符号300で示す)を示す。具体的には、ベースフィルムロール122からベースフィルム114を巻き戻し、アプリケーター126(例えばダイヤフラムポンプなど)を用いてコーティング材料124を第1面116に滴下させることによってベースフィルム114の第1面116にコーティング材料124を施工することができる。コーティング材料124を施工したベースフィルム114を、ロール130及びキャスティングドラム132の間に形成されるニップ128に通してもよい。様々な実施形態では、コーティング材料124を施工したベースフィルムにニップ128で加えられる圧力は、コーティング材料124の硬化前にコーティング材料中の空気(酸素)の存在量が最小限となるように調整できる。コーティング材料124をベースフィルム114に施工し、硬化(後でさらに詳しく説明する。)した後、得られた塗工フィルム136を、適宜、アイドラーロール140、142及び144に案内してから、巻取りロール146に回収してもよい。
また、キャスティングドラム132に関して、キャスティングドラム132は最終製品(例えば塗工フィルム)の塗工面の所望の表面のテクスチャーに応じた表面のテクスチャーを有していてもよい。例えば、キャスティングドラム132は、第1カレンダーロール104及び第2カレンダーロール106に関して記載した表面テクスチャー(例えば鏡面仕上げ面、マット面など)を有していてもよい。さらに、他の実施形態では、キャスティングドラム132は様々なミクロ構造を有していてもよく、このミクロ構造をコーティング材料124に複製してミクロ構造を有する塗工製品を形成できる。かかるミクロ構造は、(例えばDVDに適したスパイラルパターン)、(例えばCDに適した)ピット及びグルーブ、光方向変換構造(調光フィルム(バックライトディスプレイ装置用の輝度向上フィルム)に適したプリズム状(ピラミッド状)キューブコーナー、球面、エッジなど)などを有していてもよい。
様々な実施形態では、システム300は、さらに紫外線(UV)照射エネルギー源134を備えていてもよく、コーティング材料124がUV硬化性材料を含む実施形態で特に有用である。例えば、紫外線(UV)放射エネルギー源134を用いて、コーティング材料124が塗工されたベースフィルム114にUV放射エネルギーを伝え、コーティング材料124を硬化させ、塗工フィルム136を形成することができる。特に、UV放射エネルギーを、ベースフィルム114の第2面118を通してベースフィルム114の第1面116に伝え、コーティング材料124がUVエネルギーを吸収するようにしてもよい。換言すれば、UV放射線は、コーティング材料124の硬化に適した波長を含む。例えば、UV放射線は約2900Å〜約4050Åの波長を有していればよい。好適な放射線エネルギー源134としては、放電ランプ(例えば、キセノン、金属ハライド、金属アークなど)が挙げられる。
コーティング材料124は、ベースフィルム114に塗工したときに波しわ外観を低減/解消できる材料を含む。例えば、コーティング材料124は硬化性組成物を含んでいればよく、概して重合性化合物を含む。本明細書で用いる重合性化合物とは、ラジカル重合、カチオン重合、アニオン重合、熱重合及び/又は光重合するのできる1以上の官能基を有するモノマー又はオリゴマーである。好適な官能基としては、例えばアクリレート、メタクリレート、ビニル、エポキシドなどが挙げられる。例えば、硬化性組成物は、単量体及び二量体アクリレート、例えばシクロペンチルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、メチルシクロヘキシルメタクリレート、トリメチルシクロヘキシルメタクリレート、ノルボルニルメタクリレート、ノルボルニルメチルメタクリレート、イソボルニルメタクリレート、ラウリルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレート、ヘキサンジオールアクリレート、2−フェノキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、ジエチレングリコールアクリレート、ヘキサンジオールメタクリレート、2−フェノキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、ジエチレングリコールメタクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、エチレングリコールジアクリレート、プロピレングリコールジメタクリレート、プロピレングリコールジアクリレート、アリルメタクリレート、アリルアクリレート、ブタンジオールジアクリレート、ブタンジオールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、トリメチルプロパントリアクリレート、ペンタエリトリトールテトラアクリレート、ヘキサンジオールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、トリメチルプロパントリメタクリレート、ペンタエリトリトールテトラメタクリレート、並びにこれらのアクリレートの1種以上を含む組合せを含んでいてもよい。
さらに、硬化性組成物は、硬化性成分の重合を促進する重合開始剤を含んでいてもよい。好適な重合開始剤としては、紫外放射線に露光したときに成分の重合を促進する光開始剤が挙げられる。好適な光開始剤としては、特に限定されないが、ベンゾフェノン及びその他のアセトフェノン、ベンジル、ベンズアルデヒド及びO−クロロベンズアルデヒド、キサントン、チオキサントン、2−クロロチオキサントン、9、10−フェナントレンキノン、9、10−アントラキノン、メチルベンゾインエーテル、エチルベンゾインエーテル、イソプロピルベンゾインエーテル、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、α、α−ジエトキシアセトフェノン、α、α−ジメトキシアセトフェノン、1−フェニル−1、2−プロパンジオール−2−o−ベンゾイルオキシム、2、4、6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド及びα、α−ジメトキシ−α−フェニルアセトフェノン並びにこれらの1種以上を含む組合せが挙げられる。
ベースフィルム(例えば114)の第1面(例えば116)に施工されたコーティング材料(例えば硬化性組成物)は、フィルムでの波しわ外観を抑制/解消するのに十分な厚さを有していればよい。波しわ外観は、押出加工条件によって影響されるだけでなく、押出ベースフィルムの厚さに応じて変化し得る。同じ押出加工ウィンドウでは、フィルム厚が厚いとフィルム厚の薄いものに比べて、劣悪な波しわ外観を呈する可能性がある。理論に束縛されるものではないが、厚肉フィルムには、薄肉フィルム上の薄い皮膜と同様の波しわ低減/解消効果を与えるため、薄肉フィルムよりも厚い皮膜が用いられる。例えば、コーティング材料の厚さは、約2μm以上、さらに具体的には約2μm〜約18μmとし得る。
ある実施形態では、塗工フィルムは、コーティング材料で被覆された第1面と非塗工の第2面とを有するベースフィルムを含んでなる塗工フィルムであって、ベースフィルムは、カレンダー工程で形成され、カレンダー加工の際に所定時間において第1面が第1ロールと物理的に接触する表面積が第2面が第2ロールと物理的に接触する表面積よりも小さい。換言すれば、第1面が第1ロールと物理的に接触する時間は、第2面が第2ロールと物理的に接触する時間よりも短い。
さらに、本明細書に開示した塗工フィルムは、所望の用途に応じてさらに加工してもよい。例えば、複数の塗工フィルムを一緒に積層してラミネートフィルムを形成してもよいし、塗工フィルムの塗工面に追加の皮膜層を追加してもよい。さらに、本明細書に開示した塗工フィルムは光学フィルムとして特に有用であるが、上記で定義した第1の塗工面と第2の非塗工面とを有するフィルムはすべて本発明の技術的範囲に属する。
本例では、フィルムにおける波しわ外観について検討した。フィルムの波しわを測定する標準法(例えば米国材料試験協会(ASTM)法)は存在しないので、以下の波しわ標準を案出し、フィルムの波しわの比較に用いた。
波しわの評価基準は5〜10の評価尺度からなり、評点5が最小波しわ量を示し、評点10が最大波しわ量を示す。図4〜図9に、各サンプルの評価に用いた各評点を示す。波しわ外観が、2つの評点の中間であったときは、そのサンプルには2つの評点の平均を評点とした(例えば、サンプルが5と6の中間であった場合、評点は5.5。)。フィルムの波しわは、フィルムの「暗」領域と「明」領域の間のコントラストとして観測した。換言すれば、暗領域と明領域の間のコントラストが増すほど、波しわ評点は増す。さらに、各図には定規を設けたが、これは図の尺度を示すものにすぎない。
フィルムサンプルは、各々12インチ(約20cm)×24インチ(約61cm)の寸法の2枚のサンプルにカットした。フィルムのサンプルの中央部分は無視した。映写面(例えば壁、映写スクリーンなど)から約4フィートの位置に立ったオペレーターが、各人の手に各サンプルを持っていた。シャドウグラフ(Kneisley Electric社(米国オハイオ州トレド)から市販のKni−tron整流器)のスイッチを入れた。各サンプルの影が映写面に映し出された。波しわ外観に劣る縁部のサンプルを選んで、標準サンプルと比較した。具体的には、サンプルの劣った縁部(つまり波しわの多い縁部縁部)を標準サンプルの劣った縁部と並べた。サンプルに評点を付けた。
これらの実施例では、ポリカーボネート含有量99重量%超(重量%はベースフィルムの全重量を基準)、厚さ25ミル(635μm)のポリカーボネートベースフィルムを上述の方法で押出した。コーティング材料なしのベースフィルムは波しわ評点8を有していた。
40.00重量%のヘキサンジオールジアクリレート(HDODA)、40.00重量%のトリメチロールプロパントリアクリレート(TMPTA)、11.30重量%のジペンタエリトリトールペンタアクリレート(DPEPA)、2.10重量%のジエトキシアセトペノン(DEAP)及び6.60重量%のセルロースアセテートブチレート(CAB)を含むコーティング組成物を用いて上述の塗工法で、サンプルを調製した。具体的には、Coyle他の米国特許第5455105号及びCoyle他の米国特許第5271968号に記載された塗工法でサンプルを塗工した。コーティング材料の厚さは約2μm〜4μmであった。
ベースフィルムの第2面を塗工した塗工ベースフィルムは波しわ評点7を有していた。ベースフィルムの第1面を塗工した塗工ベースフィルムは意外にも波しわ評点5を有していた。さらに、Tekra社から市販の厚さ25ミル(635μm)の両面塗工ポリカーボネートベースフィルム(すなわち、第1面と第2面の両面を塗工したベースフィルム)を試験したところ、波しわ評点約5を有していた。
換言すれば、ベースフィルムの第1面を塗工したフィルムは、非塗工ベースフィルム及び第2面を塗工したベースフィルムのいずれよりも大幅に改善されていた。さらに、第1面(上記で定義)を塗工したベースフィルムが、材料の使用量が少ないにもかかわらず、第1面と第2面の両面を塗工したベースフィルムに匹敵する波しわ外観の低減を示すという予想外の知見が得られた。第1面を塗工したベースフィルムは6未満の波しわ評点、特に5の波しわ評点をもつようにできる。
なお、塗工フィルムはベースフィルムの第2面、つまり第2ロールと物理的に接触するベースフィルム面(第2ロールは、第1ロールと比較して所定の時間においてフィルムと物理的に接触する表面積が大きいロールである)で塗工するのが従来の慣行であった。従来の塗工法とは異なり、本明細書に開示した方法では、ベースフィルムの第1面、すなわち、第1ロールと物理的に接触するベースフィルム面(第1ロールは、第2ロールと比較して所定の時間においてフィルムと物理的に接触する表面積が小さいロールである)を塗工する。
さらに、フィルムの波しわ外観を減少させる従来の方法は、概して、波しわ外観の原因とされてきた加工条件(例えばロール間のニップ力の差、ニップロールとプルロールにおけるフィルム搬送速度の差、ロール速度の差など)を監視・制御することに焦点が当てられていた。しかし、これらの方法は、例えば押出プロセスの際の流れの不安定性のようなその他の波しわ発生原因には対処していない。さらに、これらのシステムでは、本明細書に開示したシステムに比べると制御システムが増す。換言すると、本明細書に開示したシステム及び方法では、ベースフィルムの押出、塗工法に複雑な制御システムを追加しなくても、フィルムでの波しわ外観を有効に低減/解消する。
さらに、本発明のシステム及び方法が、ベースフィルムの第1面と第2面の両面を塗工するものに比べて利点を有することは明らかである。具体的には、ベースフィルムの第1面と第2面を塗工したフィルムに比べて、塗工フィルムの材料及び製造コストが削減できるとともに、フィルム全体の厚さも低減できる。塗工フィルムの用途の一つは、光学デバイス及び光学製品であるので、本明細書に開示した塗工フィルムは、ベースフィルムの第1面と第2面の両面を塗工したフィルムに比べて、フィルム全体の厚さを低減でき、高性能の薄肉フィルムに対する消費者の需要を満足することができるという利点がある。さらに、本明細書に開示したシステム及び方法は、従来の方法の複雑な電気機械的制御システムでも改善できない例えば押出プロセス時の流れの不安定性のような他の原因に起因するフィルムの波しわ外観を低減/解消することができる。
以上、本発明の幾つかの実施形態を参照して本発明を説明してきたが、本発明の技術的範囲から逸脱せずに様々な変更をなし、本発明の構成要素を均等物で置き換えることができることは当業者には明らかであろう。また、本発明の要旨から逸脱せずに、特定の状況又は材料を本発明の教示内容に適合させるための様々な変更をなすこともできる。したがって、本発明は、本発明を実施するための最良の形態として開示した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の技術的範囲に属するあらゆる実施形態を包含する。
Claims (20)
- ベースフィルムの第1面をコーティング材料で被覆して塗工フィルムを形成することを含んでなる塗工フィルムの製造方法であって、ベースフィルムがカレンダー法で形成され、カレンダー加工の際に所定時間において第1面が第1ロールと物理的に接触する表面積が第2面が第2ロールと物理的に接触する表面積よりも小さく、塗工フィルムが非塗工の第2面を有する、方法。
- 前記コーティング材料の厚さが約2μm超約18μm以下である、請求項1記載の方法。
- 前記コーティング材料がUV硬化性材料を含む、請求項1記載の方法。
- 前記ベースフィルムの第2面を通してベースフィルムの第1面にUV放射エネルギーを通過させることによってコーティング材料を硬化することをさらに含む、請求項3記載の方法。
- 前記ベースフィルムが該ベースフィルムの全重量を基準にして50重量%〜約100重量%のポリカーボネートを含み、前記コーティング材料がアクリレートである、請求項1記載の方法。
- ベースフィルムの第1面及び第2面が鏡面仕上げ面を有する、請求項1記載の方法。
- コーティング材料で被覆された第1面と非塗工の第2面とを有するベースフィルムを含んでなる塗工フィルムであって、ベースフィルムがカレンダー法で形成され、カレンダー加工の際に所定時間において第1面が第1ロールと物理的に接触する表面積が第2面が第2ロールと物理的に接触する表面積よりも小さい、塗工フィルム。
- 前記コーティング材料の厚さが約2μm超約18μm以下である、請求項7記載の塗工フィルム。
- 前記ベースフィルムが該ベースフィルムの全重量を基準にして50重量%〜約100重量%のポリカーボネートを含み、前記コーティング材料がアクリレートである、請求項7記載の塗工フィルム。
- ベースフィルムの第1面及び第2面が鏡面仕上げ面を有する、請求項7記載の塗工フィルム。
- 塗工フィルムの塗工面がピット及びグルーブをさらに含む、請求項7記載の塗工フィルム。
- 塗工フィルムの塗工面がスパイラルパターンをさらに含む、請求項7記載の塗工フィルム。
- 塗工フィルムの塗工面が光方向変換ミクロ構造をさらに含む、請求項7記載の塗工フィルム。
- ベースフィルムの第1面をコーティング材料で被覆して塗工フィルムを形成することを含んでなる塗工フィルムの製造方法であって、ベースフィルムがカレンダー法で形成され、カレンダー加工の際に、樹脂を第1ロール及び第2ロール上に押出し、樹脂が第1ロールと第2ロールの間を通過してベースフィルムを形成し、第1ロールは所定時間において樹脂と物理的に接触する表面積が第2ロールよりも小さく、第1面が第1ロールと物理的に接触し、塗工フィルムが非塗工の第2面を有する、方法。
- 前記コーティング材料の厚さが約2μm超約18μm以下である、請求項14記載の方法。
- 前記コーティング材料がUV硬化性材料を含む、請求項14記載の方法。
- 前記ベースフィルムの第2面を通してベースフィルムの第1面にUV放射エネルギーを通過させることによってコーティング材料を硬化することをさらに含む、請求項16記載の方法。
- 前記ベースフィルムが該ベースフィルムの全重量を基準にして50重量%〜約100重量%のポリカーボネートを含み、前記コーティング材料がアクリレートである、請求項14記載の方法。
- コーティング材料で被覆された第1面と非塗工の第2面とを有するベースフィルムを含んでなる塗工フィルムであって、ベースフィルムがカレンダー法で形成され、カレンダー加工の際に、樹脂を第1ロール及び第2ロール上に押出し、樹脂が第1ロールと第2ロールの間を通過してベースフィルムを形成し、第1ロールは所定時間において樹脂と物理的に接触する表面積が第2ロールよりも小さく、第1面が第1ロールと物理的に接触する、塗工フィルム。
- 前記ベースフィルムが該ベースフィルムの全重量を基準にして50重量%〜約100重量%のポリカーボネートを含み、前記コーティング材料がアクリレートである、請求項19記載の塗工フィルム。
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