JP2008514152A - 電気音響変換器用振動素子 - Google Patents

電気音響変換器用振動素子 Download PDF

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Abstract

互いに分離された少なくとも2つの導電部分(3a、3b)、および凹部(4)を伴う振動板(2)を含む、電気音響変換器用、特にスピーカ用の振動素子(1)が提供される。凹部(4)内に、コイル(5)が、1つの導電部分(3a、3b)とそれぞれ電気的に接触させた2本の接続リード線(6a、6b)とともに配置される。次いで接触点(8a〜8d)が凹部(4)の範囲内に設置される。さらに、振動素子(1)の製造の方法が提供される。その場合、凹部(4)、凹部(4)へのコイル(5)の挿入、ならびにオプションで導電部分(3a、3b)との接続リード線(6a、6b)の接触が1つの工程ステップで行なわれてもよい。

Description

本発明は、互いに分離された凹部および少なくとも2つの導電部分を伴う振動板と、その凹部に配置され、かつ1つの導電部分とそれぞれ電気的に接触する2本のリード線を有するコイルとを含む、電気音響変換器用の振動素子に関する。
さらに、本発明は、前記振動素子を伴うスピーカならびにその振動素子の製造の方法に関する。
前記タイプの振動素子は、多様な電子デバイスに数多く必要とされる比較的小さなサイズのスピーカ内に特に見出されるべきものである。この種の大きさのスピーカでは、その振動板の製造用にプラスチック箔が主に使用され、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリプロピレン、ポリエチレンナフタレート、ポリイミド、さらにはポリエーテルイミドなどの材料が、約8μmから150μmの材料厚さで使用される。ここで、この使用可能なプラスチックのリストは決して完全ではなく、したがって他の材料の使用もまた考えられることに注意されたい。しばしば、高圧深絞り法が本明細書で適用され、この方法では、プラスチック箔が約220℃のガラス転位温度にまで加熱され、次いで20バールから25バールの圧力でもって型に押し付けられる。しかし、原理上は、振動板の製造の場合に他の絞り法および打抜き法もまた実施可能であり、特に型と対向型を用いるものも実施可能である。
一部には、可動コイルを組み込むための凹部がプレス工程中に作製される、いわゆる「袋振動板[bag diaphragm]」が使用される。コイルの挿入は、接続リード線がコイルの上面にあり、したがって挿入後であってもなお容易にアクセス可能であるようにして行なわれる。極めて多くの場合に、これらの接続リード線は振動板の縁部まで導かれ、そこで、振動素子がその中に使用されているスピーカのハウジングに接続される。このリード線は、一方では固定ハウジングに接続されるが、他方ではまた被動振動素子にも接続され、電気抵抗が小さいという利点を有する以外に、以下のいくつかの問題をもたらす。
ワイヤ・ループ[wire loop]ならびに固定部分および被動部分へのその接続部の寿命が特に振動板の振幅が大きいと、非常に限定される。
振動素子の音響的動作がワイヤ・ループの影響をかなり受ける。ワイヤの剛性のために振動板が完全に自由には振動できず、したがってその限界周波数が非常に制限されるということは別として、既定の形状からのワイヤ・ループの各ずれが、既定の振動および周波数動作の影響になる。
望ましくない雑音になることがあるので、接続リード線がその定められた場所以外のところで振動素子またはスピーカ・ハウジングに接触しないように注意が払われなければならない。
ワイヤ・ループは、望ましくない自己共振周波数をもつことさえある。
部分的に非常に細いワイヤが既定されたように引き回されなければならないので、製造工程が比較的複雑になる。
この理由のために、導電材料の被覆の形をとる導電部分を有する振動板が、すでにしばらくの間使用されてきた。加えて、コイル線は、コイルの直近の導電部分と接触し、これらの導電部分を用いて外部接続リード線への接続が実現される。こうすることは確かに上述の問題を軽減するが、完全には取り除かない。さらに、接触点にある振動板は、必要な接着剤またはハンダ接合によって硬化されて、やはりその音響特性を変える。さらなる問題は、導電性接着剤の劣化であり、これは時が経つにつれ強い抵抗変化になる。
したがって、本発明の目的は、前記問題が回避される振動素子を提供することである。
本発明の目的は、冒頭で述べたタイプの、接触点が凹部の範囲内に配置される振動素子を用いて実現される。このようにして、上述の問題を引き起こす前記ワイヤ・ループが回避され得る。コイルが組み込まれる凹部の範囲内に接触点があるので、接触点はコイルと一緒に動く。この理由のために、接続リード線または接続点の寿命を縮める相対的動きがコイルと接続リード線の端部との間にない。さらに、振動板は、ハンダまたは接着剤接合のどちらによっても望ましくない部分で硬化されない。最後に、既定されたように引き回されなければならない接続リード線がないので、製造工程は簡略化される。この時点で、コイルが接続リード線を必須的に2本だけ含むものではないことに注意されたい。補償または測定を目的とする追加の巻線もまた可能である。
両方の接触点が凹部の内面に配置されるならば、有利である。この場合には、コイルの接続リード線はコイルの下面または側面にあり、コイルが凹部内に挿入されたときに自動的に導電部分と接触する。そのとき各コイル線はコイルにのっていればよく、あるいはそれぞれこのコイルに接着されてよい。この場合には、コイルから離れている接続リード線がなく、その結果、コイルはより扱いやすくなり得る。接触点にあるコイル線の絶縁物が除去されていることだけが気を付けるべきことである。
両方の接続リード線が凹部の下部で振動板を貫き、両方の接触点が凹部の外面にあれば、やはり有利である。振動板の下面を構造の細部に基づいて被覆することがより有利かもしれない。この場合には、コイルが凹部内に挿入されるときに、接続リード線は、前もって作製された穴を通して、あるいはまた直接に、のどちらかで振動板を貫く。後の方の場合には、振動板および/または接続リード線を加熱すると、サーモプラスチックを通常含む振動板がそのときより容易に穴をあけられ得るので、有利なことがある。コイルが挿入されたとき、接触を容易にするために接続リード線がまた、振動板の下側で曲げられてもよい。さらに、接続リード線を曲げることは、コイルが凹部の中に保持されるのに寄与する。
最後に、接触点が凹部の内面に配置され、接続リード線が凹部の下部で振動板を貫き、それに伴う接触点が凹部の外面にあれば、やはり有利である。ここでは、両面を完全に被覆された振動板が有利には使用されてよく、この振動板は製造するのが比較的簡単である。その場合、一方の接触部分が振動板の上面に配置され、他方が下面に配置される。
コイルの取付け位置とおおむね無関係に接続リード線が導電部分と電気的に接触するように、導電部分が形成されるならば、特に有利である。コイルが振動板の凹部内に挿入されるときに、何度もコイルの角度不整合が起きる。このために、導電部分と接続リード線の間の接触が行なわれない、または不完全に行なわれるだけであるように、導電部分は、それが円弧から成るように配置される。したがって、振動素子が製作されるときにコイルをねじることが、このようにして有利に補償され得る。
有利な振動素子は、その導電部分が、振動板上に施された導電被覆を含むものである。導電被覆用の材料として、本質的にすべての導電金属、特に貴金属が使用されてよく、これらの金属は、例えば、スパッタリング、物理的気相成長、化学的気相成長、または類似の方法によって施される。しかし、金属の接着箔、特にアルミニウムまたは銅の接着箔の使用もまた可能である。導電部分の対応する形状は、これが必要な限り、例えば後段のエッチングによって作製されてよい。金属被覆以外に、振動板が半導体材料を含むこと、および対応するドーピングによって導電部分が作製されることもまたあり得る。本明細書では、対応するドーピングによって導電性にされ得るプラスチックもまた言及される。
コイルと振動板または被覆部分の間の摩擦および形状整合性それぞれが、凹部内にコイルを保持するのに長期的には十分でないことが多いので、接着剤によってコイルが凹部内に固定されるならば有利である。その場合、安価で非導電性の標準的な接着剤が使用されてもよい。
さらに、接続リード線と導電部分の間の接触がハンダ付け、溶接、または導電性接着剤によって実現される振動素子が有利である。接続リード線と導電部分の間の接触力が、十分に小さい遷移インピーダンスを得るのに十分でない場合には、接触がまたハンダ付け、溶接、または接着によって行なわれてもよい。こうすることが、ボディ接触だけと比べて遷移インピーダンスを低減させ、接触の寿命を長くする。
ハンダ付けの場合には、ハンダが接触点に達しなければならない。このことは、接続リード線または導電部分のどちらか、あるいは両方に、成形作業工程の前に、対応する場所でハンダ・ボールが設けられ、コイルを凹部に挿入するとき、または挿入した後にこのボールが溶融し、それによって接続リード線と導電部分の間の接触を実現するような方法で行なわれる。
振動板の変形作業工程で一般的な温度が、標準的なハンダを溶融させるのに十分でないことがあるので、低融点ハンダの使用もまた有利である。しかし最先端技術による、100℃未満ですでに部分的に溶融する幾つかのハンダが知られている。本明細書においては、2004年5月25日付の米国特許第6740544号「ダイを基板に装着するためのハンダ組成物[Solder compositions for attaching a die to a substrate]」を参照し、特にこの文献の第6欄の表1を参照する。さらに、この文献はまた、ハンダ付けのときに「ハンダ剤[solder agents]」と呼ばれるものを用いて、ハンダの融点を再び上昇させることの可能性も明らかにしている。この方法は、気温の上昇した環境で電気音響変換器が動作されるべき場合に特に有利である。
溶接の場合には、添加剤の供給が省かれてよく、それにより接触は、この方法で生成するのがより簡単になる。振動板の変形の温度は一般に、接続リード線および導電部分に使用される金属の溶融温度よりも低いので、これらの部分は常温圧縮溶接と呼ばれるものによって接続されるが、超音波溶接法の使用もまた可能である。
常温圧縮溶接接合は、高い圧力のもとで、個々の部分の再結晶温度未満で行なわれる。ここでは、各相手側は固体のままであるが、接触部分をずっと近接させて一緒になるようにする塑性変形が必要である。2つの接触部分の極限の接触は、介在原子の結合力により2つの加工物の安定した接続をもたらす。良好な接続部を得るために、十分な冷延性をもつ材料の最小限の変形が、例えば銅とアルミニウムともに必要である。その場合、熱が供給されると溶接工程を容易にする。
最後に、接触がまた、接続リード線または接触点がハンダ付けされる場合のハンダのように付けられる導電性接着剤を用いて行なわれてもよい。その場合、有利には、接触点は、コイルが凹部内に挿入された後に接触点が外気から遮断されるようにして配置される。開放接続に対して、酸素の欠乏または割当てが少ないことによりすでに対処された劣化は、かなり遅く起き、あるいは防止され得ることさえある。したがって接続の抵抗値は変化せず、あるいはほとんど変化しない。
本発明の目的はまた、電気音響変換器、すなわち特に、本発明による振動素子を含むスピーカまたはマイクロフォンを用いても達成される。その場合、変換器の特定の位置に配置された2本の外部接続リード線が、振動素子の取付け位置に大体において無関係に、1つの導電部分とそれぞれ接触するような方法で振動板の導電部分が形成されるならば有利である。振動素子をスピーカのハウジング内に挿入するとき、何度も振動素子の角度不整合が発生する。したがって、この結果としての導電部分と外部接続リード線の間の接触、すなわち誤った接触を回避するために、導電部分は、それが外部接触点で円弧から成るようにして配置される。電気音響変換器が製作されるときに振動素子をねじることが、このようにして有利に補償され得る。
最後に、本発明による目的はまた、互いに分離された少なくとも2つの導電部分をまず振動素子の振動板が有する電気音響変換器用の振動素子を製造する方法によっても達成され、この方法は、
振動板内に凹部を作製するステップと、
2本の接続リード線を含むコイルを凹部内に挿入するステップと、を含み、その結果、
各接続リード線が1つの導電部分とそれぞれ電気的に接触し、その接触点が凹部の範囲内に設置されるようになる。
本発明による振動素子の利点および実施形態は、特定の製造ステップからもたらされ、また本発明による方法にも当てはまり、逆も同様であることに注意されたい。したがって、特定の特性の実現に関する別個の論議は、本発明による振動素子に関してすでに言及されたものなしで行なわれる。
それはともかく、コイルが振動板の製作用の型に取り込まれ、かつ/または型の一部を構成し、この型を用いて凹部が作製されて、凹部を設けること、ならびにコイルを凹部内に挿入することが1つの工程ステップで行なわれる方法が有利である。成形作業工程の後に依然として凹部内に留まるコイルは、したがって別の工程ステップで挿入される必要がない。したがって、本発明による振動素子の製作は特に簡単である。
その場合、導電部分と接続リード線を接触させることもまた同一の工程ステップで行なわれるならば、この方法は特に有利である。凹部、コイル、および接続リード線が適切に形作られている場合には、コイルが凹部に挿入されるときに接触が自動的に行なわれるために、例えば、接触がボディ接触だけによって行なわれるならば、さらに特に簡単である。しかし、ハンダ付け、溶接、または接着の工程が、凹部へのコイルの挿入と同時に行なわれてもよい。
その場合、製作中に圧力および/または熱が供給され、それによって変形工程も接触工程も同時に補助され、または可能にされるならば、この方法は特に有利である。一般に、圧力または熱、あるいは両方が振動板の変形に必要である。同時に、この熱および/または圧力は、例えば、溶接またはハンダ付けに利用されてよく、その結果、供給エネルギーの共用があることになる。ハンダ付けの場合には、融点が作製中の一般的な温度よりも実際のところ低いが、振動素子のその後の動作温度よりは高いハンダが、さらに有利には選択される。動作温度が変形温度にあまりに近い、さらにはそれより低い場合には、すでに述べたハンダ剤が役立つことがある。
本発明の上記および他の態様は、本明細書で後に説明される実施形態から明らかであり、またこれらの実施形態に関して明らかにされるであろうが、本発明は、これらに限定されるとみなされるべきではない。
図1aは、本発明による振動素子1を断面で示し、この振動素子1は、振動板2およびコイル5を含む。振動板2はその上側に、振動板2上に施された導電性被覆の形をとる互いに分離された2つの導電部分3a、3bを有する。さらに、振動板2は、コイル5がその中に組み込まれた凹部4を有する。コイル5の下側に、コイル5の2本の接続リード線6a、6bが配置される。2つの接触点8a、8bで、前記接続リード線6a、6bが導電部分3a、3bと電気的に接触させられる。図1aから十分に推測されてよいように、接触点8a、8bは凹部4の下部の、その内面にある。最後に、コイル5は、接着剤7を用いて脱落しないように固定される。
図1bは、図1aからの振動素子1をここでは上面図で示している。振動板2の上側に配置され、かつ中心で分断された条片の形をとる導電部分3a、3bがあることがはっきりと分かる。この被覆の形状は、2つの金属条片を付けることによって比較的簡単に確定され得る。図1bは、被覆の材料節減形を示す。しかし、振動板2のほぼ表面全体が被覆されることもまたありうる。図1bからわかるように、ここで接触点8a、8bが、コイル5の外側縁部と導電部分3a、3bの交点近くに配置される。この例では、コイル5は、接着剤7の3つの長円形の点によって脱落しないように追加的に固定される。もちろん、他のどんな数の点、あるいはまた連続した接着ビード[bead]も可能である。言うまでもなく、コイル5は、追加的にコイル5の内側円周に接着されてよく、あるいはまたそこだけに接着されてもよい。
次に、図2a〜2eは、第1の製造工程による、図1a、1bからの振動素子の製造のステップを示す。図2aは、振動素子1の製造用の空の型9を示す。第1のステップ2bで、まずコイル5が、接続リード線6a、6bが型9から離れた側に配置されるようにして型9に挿入される。簡単にするために、コイルの保持部分において表された型9は、完全に平坦に示されている。型内でコイル5をより容易に固定するために、もちろんフランジがまた設けられてもよい。
次に第2のステップ2cで、金属被覆の形をとる導電部分3a、3bをすでに含む振動板2が型9に案内される。次に、この例ではサーモプラスチックを含む振動板2が、後続の成形をより容易に行なうことができるように前もって加熱される。次に、振動素子2は、第3のステップ2dで成形される。次に、高空気圧が振動板2の型9から離れた側に加えられ、その結果、振動板2は型9に押し付けられる。実際には、追加の付随物およびシールがもちろんここで必要であるが、簡単にするために、これらは図に示されていない。別の可能性は、対応する反対型を振動板2に押し付けることである。
図2dで、コイル5が型9の一部を構成すると認めるのは容易である。したがって、振動板2の成形ならびに凹部4内へのコイル5の挿入が1つの工程ステップで行なわれる。同じ工程ステップで、導電部分3a、3bとの接続リード線6a、6bの接触がさらに行なわれる。その場合、関連する接触点8a、8bは凹部4の下部にある。その場合、この接触は簡単にはボディ接触によって、あるいはまた接着、溶接、またはハンダ付けのどれかによって行なわれてよい。その場合、振動板2を変形させるために供給される熱および圧力は、同時に(常温圧縮)溶接またはハンダ接合用に使用されてよい。両方が、単なるボディ接触と比べて長寿命および低遷移インピーダンスという利点を提供する。
ハンダ付けの場合には、ハンダが接触点8a、8bに達しなければならない。こうすることは、接続リード線6a、6b、または導電部分3a、3bのどちらか、あるいは両方に、成形作業工程の前に、対応する場所でハンダ・ボールが設けられるような方法で行なわれてよい。コイル5によって凹部4を成形するとき、同時に前記ハンダ接合がさらに連続して生成される。
溶接の場合には、添加剤の供給が省かれてよく、その結果、接触は、この方法で生成するのにより簡単になる。振動板2を成形するための温度は一般に、接続リード線6a、6b、および導電部分3a、3bに使用される金属の溶融温度未満であるので、その部分は常温圧縮溶接と呼ばれるものによって接続される。
最後に、接触はまた、ハンダ付けの場合のハンダのように接続リード線6a、6b、または接続点8a、8bに付けられる導電性接着剤を用いて行なわれてもよい。
最後に図2eは、完成した振動素子1を示す。実際のところ、コイル5は、原理的には摩擦、または形状整合性によって凹部4内に保持されるが、この場合には、脱落しないようにコイルを固定するために、接着剤7が付け加えられる。もちろん、コイル5が、成形工程の前に接着剤で被覆され、それによって凹部4の範囲内で振動板2または導電部分3a、3bそれぞれに接着されることもまた可能である。
次に、図3a〜3eは、第2の製造工程による、図1a、1bからの振動素子の製造のステップを示している。図3aは、空の型9を示している。コイル5の形状は、第1の製造工程とは異なり、型9自体と一体化されている。次に、第1のステップ3bで、金属被覆の形をとる導電部分3a、3bをすでに含む振動板2が型9に案内される。振動板2はやはり、成形工程をより容易に行なうことができるように前もって加熱される。
第2のステップ3cで、振動板2が成形される。高空気圧が振動板2の型9から離れた側に加えられ、その結果、振動板2は型9に押し付けられる。実際には必要な付随物およびシーリングがやはり、簡単にするために示されていない。ここでも、対応する反対型を振動板2に押し付ける可能性がある。振動板2の成形ならびに凹部4内へのコイル5の挿入は、ここでは1回の工程ステップで行なわれない。したがって、図3dに示されている成形済み振動板2は半製品を表す。さらなる工程ステップ3eでようやく、コイル5が凹部4内に挿入され、また、導電部分3a、3bとの接続リード線6a、6bの接触も行なわれることになる。関連する接触点8a、8bはやはり、凹部4の下部にある。
接触は、前の例と同様に、ボディ接触、接着、溶接、またはハンダ付けによって行なわれてよい。しかし、その場合、接続方法に応じて、必要ならば熱および圧力が外部から加えられなければならないことに注意されたい。例えば、感熱性である導電性接着剤によって接触が行なわれる場合には、さらに利点が生じることがある。この方法では、振動板2がそれに応じて、凹部4内にコイル5が挿入される前に冷却されてよい。最後に図3eは、完成した振動素子1を示す。ここでも、脱落しないようにコイルを固定するために、接着剤7が付け加えられる。
次に図4は、振動板2の1つの面に被覆される導電部分3a、3bの有利な配置を示している。導電部分3a、3bの両方がそれぞれ、ほぼ180°の内側および外側の円環から成り、これらの円環は、互いに橋絡部によって接続される。振動板2の成形作業工程の後で内側円環が凹部4の範囲内に配置されて、その結果、導電部分3a、3bは、コイル5の接続リード線6a、6bと接触され得るようになる。したがって、コイル5は、接続リード線6a、6bが互いに対向しているならば、その回転軸の周りをほぼ180°回転されてよく、こうすることで接触を損なうことがない。これは、凹部4内にコイル5を挿入するときの許容差を補償できるようにするのに有利である。
外側の円環の故に、同じことがまた、本発明による振動素子1を含む電気音響変換器の外部接続リード線にも当てはまる。その場合、振動素子1は、各接続リード線が互いに対向しているならば、同様にその回転軸の周りをほぼ180°回転されてよく、こうすることで変換器の特定の場所に配置された各外部接続リード線と導電部分3a、3bそれぞれとの接触を損なうことがない。これはやはり、振動素子1が電気音響変換器のハウジング内に挿入されるときに許容差を補償できるので有利である。図4は、被覆の材料節減形を示し、もちろん、導電部分3a、3bはまた、ほぼ半円の形に配置されてもよい。
図5は、振動板2の1つの面に被覆された導電部分3a、3bのさらに有利な配置を示している。その場合、導電部分3a、3bは、振動板2の外側部分とそれぞれ橋絡部によって接続された2つの同心円環で形成される。その場合、2つの環のうちの外側の環は、内側の環の橋絡部によって分断される。これらの環は、導電部分3a、3bがそれぞれ凹部4の下部および/または側部に配置されるように振動板2の上に設置される(図7および図8も参照)。ここでは導電部分3a、3bの両方が、ほぼ360°の内側および外側の円環から成る。したがって、コイル5は、接続リード線6a、6bが互いのそばにあるならば、その回転軸の周りをほぼ360°回転されてよく、こうすることで導電部分3a、3bと接続リード線6a、6bとの接触を損なうことがない。これもやはり、コイル5が凹部4内に挿入されるときに許容差を補償できるために有利である。
この例の場合には、電気音響変換器のハウジング内に挿入される振動素子2は、導電部分3a、3bが振動板2の外側領域のうちのある位置にしかないので、回転され得ることがほとんどない。しかし、この問題は、対応する各環を前記外側領域にも配置することによって回避され得る。図5はやはり、被覆の材料節減形を示し、もちろん導電部分3a、3bはまた、ほぼ振動板2全体を覆うこともできる。
次に図6は、振動板2の2つの面に被覆された導電部分3a、3bの配置を示す。導電部分3a、3bは、ここでは全く同じであり、第1の導電部分3aが振動板2の上面に配置され、第2の導電部分3bが振動板2の下面に配置されている。導電部分3a、3bは、それぞれ1つの円環で形成され、これらは、それぞれの橋絡部によって振動板2の外部と接続されている。これらの環は、成形後に導電部分3a、3bが凹部4の下部および/または側部に配置されるように振動板2上に配置されている(図9も参照)。この場合、導電部分3a、3bの両方が360°の円環から成る。その場合、コイル5は随意に挿入されてよく、こうすることにより導電部分3a、3bと接続リード線6a、6bとの接触を損なうことがない。この変形形態では、接続リード線3a、3bのうちの1本が振動板2を貫き、その結果、下にある導電部分3bもまた接触され得るようになる。
この場合に、電気音響変換器のハウジング内に挿入される振動素子1は、導電部分3a、3bがやはり振動板2の外側領域のうちのある位置にしかないので、回転され得ることがほとんどない。しかし、この問題はやはり、対応する各円環を前記外側領域に配置することによって回避され得る。図6は、被覆の別の材料節減形を示し、もちろん、導電部分3a、3bはまた、振動板2全体を覆ってもよい。
図7は、振動素子1を断面で示し、接触点8a、8bの両方が凹部4の下方の内面に配置されている。図7は、互いに分離された2つの導電部分3a、3bならびに凹部4を伴う振動板2を含む。その場合、第1の導電部分3aが、中心から遠い方の凹部4の内部を覆い、第2の導電部分3bが、中心に近い方の凹部4の内部を覆う。凹部4内にやはり、コイル5が2本の接続リード線6a、6bとともに配置される。その場合、第1の接続リード線6aが中心から遠い方にあり、したがって第1の接触点8aで第1の導電部分3aと接触させられる。同様に、第2の接続リード線6bが中心に近い方にあり、したがって第2の接触点8bで第2の導電部分3bと接触させられる。コイル5はやはり、脱落しないように接着剤7を用いて固定される。
接続リード線6a、6bは、コイル5の下側の上の場所だけに必須的に突き出るのではなく、コイル5の上に突き出る2つの円環も形成できることに注意されたい。このようにして、導電部分3a、3bが振動板2の1つの位置にだけ設けられる場合に、コイル5は、さらにまた凹部4内にねじられるようにして挿入されてもよい。
図8は、図7と類似の振動素子1を示すが、接触点8a、8bが凹部4の下側ではなく側面に配置されている。この場合、接触点8a、8bにより生じるアンダーカットがここでは役割を果たさないので、有利には、成形工程は、ここでは圧縮空気を用いて行なわれる。コイル5と凹部4の間の形状整合性が十分であり、接触点8a、8bが側面にあるので、コイル5の追加の接着が回避される。その場合、前記形状整合性をなおいっそう向上させるために、接続リード線6a、6bがコイル5の全範囲を囲むことが考えられる。この時点で、アンダーカットの他の形態もまた、コイル5と凹部4の間の形状整合性を実現または向上させるために使用されてよいことに注意されたい。例えば、コイル5が、巻線の特別な構成によって設けられた窪みまたは膨らみを有してもよい。
次に図9は、第1の接触点8aが凹部4の内面に配置され、第2の接触点8cが凹部4の外面に配置されている振動素子1を示す。この場合には、振動板2は、第1の導電部分3aが振動板2の上側に配置され、第2の導電部分3bが振動板2の下側に配置されるように、2つの面に被覆される。コイル5の第1の接続リード線6aは、図7による例のように接触されるが、第2の接続リード線6bは、振動板2および導電部分3a、3bの穴を通して導かれ、凹部4の外面に接して折り曲げられ、そこで第2の導電部分3bと接触点8cで接触させられる。この場合には、振動板2は全体にわたって被覆されてよく、こうすることは状況により製造の際の利点になる。この構成は、電気音響変換器の外部接続リード線の接触の場合でも、例えば、構造上の条件によりこのような接続が必要になるならば、有利であり得る。
最後に図10は、接触点8a、8bの両方が凹部4の外面に配置されている振動素子1を示す。この場合には、振動板2は下側だけに被覆される。その場合、導電部分3a、3bは、例えば図4または図5のように形成される。コイル5を凹部4内に挿入するとき、接続リード線6a、6bは、振動板2および導電部分3a、3bを貫き、後者と接触点8c、8dで接触させられる。接触点8c、8dが凹部4の外面にあることになるので、これらの接触点もまた、ともに容易にハンダ付けまたは接着され得る。溶接もまた、特に接続リード線6a、6bが折り曲げられる場合に、可能である。図9とは反対に、ここでは振動板2は、凹部4内にコイル5が挿入されるときにまだ穴を有していないが、このステップまで穴はあけられない。振動板2の予熱がこの作業工程を補助する。接続リード線6a、6bが、必要ならば振動板2の溶融温度を超えてさえ加熱されることもまた可能である。
図では常に円形の振動板2が示されてはいるが、本発明はもちろんまた、円形の振動板2以外の振動板(例えば、長方形、楕円など)にも当てはまるということに、完全を期するために注意されたい。
さらに、導電部分3a、3bが必須的に金属被覆によって製造される必要がないことが指摘される。それどころか、例えば導電性プラスチックなどからなる被覆もまた可能である。このような被覆は存在しないが、導電部分3a、3bの振動板がドープされ、そこで導電性にさえなるということもまたありうる。
一般に、完全な接触を得るために、接続リード線6a、6bの絶縁物が、意図された場所で前もってはぎ取られなければならないこともまた指摘される。接触中に接触点8a、8bでの一般的な温度によって絶縁物が破壊されることもまた可能であり、したがって別のステップで絶縁物が除去される必要がない。
ところで、振動板2の変形には高温が絶対に必要ということではない。それどころか、振動板2が、例えば室温で変形される可能性がある。
最後に、前記ハンダ接合用に低融点ハンダの使用が可能である。振動板2の変形工程中に見出される温度は、標準的なハンダを融点まで加熱するのに十分でないことさえあり得る。本明細書では、すでに言及した米国特許第6740544号を参照する。
最後に、本発明による各特徴は、たとえ組合せで、または個々に述べられたとしても、それらが個々にも組合せでも現われ得ることにもまた言及しておく。「含む」という用語は、本発明による方法の付加的な特徴、または本発明による目的の付加的な特徴の存在を排除するものではない。さらに、単一ステップまたは単一要素についての言及は、複数のこれらのステップまたは要素の存在を排除するものではなく、逆も同様である。
振動素子の断面図である。 図1aの振動素子の上面図である。 第1の製造工程による、図1a、1bの振動素子の製造の一ステップを示す図である。 第1の製造工程による、図1a、1bの振動素子の製造の図2aに続くステップを示す図である。 第1の製造工程による、図1a、1bの振動素子の製造の図2bに続くステップを示す図である。 第1の製造工程による、図1a、1bの振動素子の製造の図2cに続くステップを示す図である。 第1の製造工程による、図1a、1bの振動素子の製造の図2dに続くステップを示す図である。 第2の製造工程による、図1a、1bの振動素子の製造の一ステップを示す図である。 第2の製造工程による、図1a、1bの振動素子の製造の図3aに続くステップを示す図である。 第2の製造工程による、図1a、1bの振動素子の製造の図3bに続くステップを示す図である。 第2の製造工程による、図1a、1bの振動素子の製造の図3cに続くステップを示す図である。 第2の製造工程による、図1a、1bの振動素子の製造の図3dに続くステップを示す図である。 振動板の1つの面に被覆される導電部分の有利な配置を示す図である。 振動板の1つの面に被覆される導電部分のさらに有利な配置を示す図である。 振動板の2つの面に被覆される導電部分の有利な配置を示す図である。 両方の接触点が凹部の内面の底部に配置される振動素子を示す図である。 両方の接触点が凹部の内面の側面に配置される振動素子を示す図である。 1つの接触点が凹部の内面に、1つの接触点が凹部の外面に配置される振動素子を示す図である。 両方の接触点が凹部の外面に配置される振動素子を示す図である。

Claims (11)

  1. 電気音響変換器用の振動素子であって、
    凹部、および、互いに分離された少なくとも2つの導電部分を伴う振動板と、
    前記凹部内に配置され、かつ、1つの導電部分とそれぞれ電気的に接触する、2本の接続リード線を有するコイルと、を含み、その接触点が前記凹部の範囲内に配置される、振動素子。
  2. 両方の接触点が前記凹部の内面に配置される、または
    両方の接続リード線が、前記凹部の下部で前記振動板を貫き、両方の接触点が前記凹部の外面にある、または
    1つの接触点が前記凹部の内面に配置され、1本の接続リード線が前記凹部の下部で前記振動板を貫き、それに伴う接触点が前記凹部の外面にある、請求項1に記載の振動素子。
  3. 前記導電部分が、前記コイルの取付け位置とおおむね無関係に、前記接続リード線が前記導電部分と電気的に接触させられるように形成される、請求項1に記載の振動素子。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の振動素子を含む、電気音響変換器。
  5. 前記振動板の前記導電部分が、前記振動素子の取付け位置と大体において無関係に、前記変換器の特定の位置に配置された2本の外部接続リード線が1つの導電部分とそれぞれ接触するように形成される、請求項4に記載の電気音響変換器。
  6. 電気音響変換器用の振動素子を製造する方法であって、前記振動素子の振動板がまず、互いに分離された少なくとも2つの導電部分を有し、前記方法が
    前記振動板内に凹部を作製するステップと、
    2本の接続リード線を含むコイルを前記凹部内に挿入するステップと、を含み、その結果前記接続リード線が導電部分とそれぞれ電気的に接触させられ、前記接触点が前記凹部の範囲内に設置されるようになる、方法。
  7. 両方の接触点が前記凹部の内面に設置される、または
    両方の接続リード線が前記凹部の下部で前記振動板を貫き、両方の接触点が前記凹部の外面に設置される、または
    1つの接触点が前記凹部の内面に設置され、1本の接続リード線が前記凹部の下部で前記振動板を貫き、それに伴う接触点が前記凹部の外面に設置される、請求項6に記載の方法。
  8. 前記コイルが前記振動板の製作用の型に取り込まれ、かつ/または、前記型の一部を構成し、この型を用いて前記凹部が作製されて、前記凹部を設けることならびに前記コイルを前記凹部内に挿入することが1つの工程ステップで行なわれる、請求項6に記載の方法。
  9. 導電部分と接続リード線を接触させることもまた同一の工程ステップで行なわれる、請求項8に記載の方法。
  10. 前記凹部の作製中に圧力および/または熱が供給され、それによって変形工程および接触工程の両方が同時に補助され、または可能にされる、請求項9に記載の方法。
  11. 前記振動板が、前記凹部内に前記コイルが挿入されるときに、既定の許容差にかかわらず前記接続リード線が確実に前記導電部分と接触させられるような部分で導電性にされることを特徴とする、請求項6ないし10のいずれかに記載の方法。
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