JP2008514051A - ダイオード電圧制御を用いた電力増幅器のための温度補償回路 - Google Patents

ダイオード電圧制御を用いた電力増幅器のための温度補償回路 Download PDF

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Abstract

ダイオード電圧制御による電力増幅器のための温度補償回路が提供される。該回路内において、第1の抵抗器(Rref)、第1のダイオード(D1)、及び第2のダイオード(D2)が、基準電圧に直列に接続される。前記温度補償回路は、前記基準電圧に接続された第2の抵抗器(R1)と、該第2の抵抗器に直列に接続された第3の抵抗器(R2)と、該基準電圧に接続された1つの端子を有する第4の抵抗器(Rc)と、アースに接続された1つの端子を有する第5の抵抗器(Re)と、該第2の抵抗器と該第3の抵抗器との間の接点(VS)に接続されたベース端子、該第4の抵抗器のその他の端子に接続されたコレクタ端子、及び該第5の抵抗器のその他の端子に接続されたエミッタ端子とを有する、バイアストランジスタと、前記第1のダイオードと前記第2のダイオードとの間の直列接続端子と該バイアストランジスタの該コレクタ端子との間に接続された第6の抵抗器(Rf)とを備える。前記コレクタ端子の電圧が、温度の補償を変化させる。

Description

本発明は、携帯電話機か又は個人用携帯情報端末(PDA)のような個人用携帯通信装置内に含まれる電力増幅器に関し、特に、電力増幅器のための温度補償された回路に関する。
電子技術の発展によって、携帯電子装置は、効率的に設計され、高コストに事実上製造されている。携帯電子装置は、大抵、ポケベル(携帯無線呼び出し器:pager)、携帯電話機、音楽プレーヤ、計算機、ラップトップコンピュータ、及びPDAを含む。携帯電子装置は、一般には、DC電力を必要とし、1つか又は複数のバッテリが、DC電力を供給するための1つのエネルギー源として用いられる。
コードレス電話機(モバイルハンドセット:mobile handset)か又は携帯電話機(cellular phone)のようなワイヤレスな携帯通信端末は、小型且つ軽量になってきている。従って、コードレス電話機のかなりの部分を占めるバッテリのサイズが、小型且つ軽量であるコードレス電話機内に適合するためにより小型になってきている。携帯電話機の場合には、より小型の端末及びバッテリに加えて、より長い通話時間が要求される。従って、バッテリの持続時間は、コードレス電話機か又は携帯電話機のような移動通信端末において1つの重要な要素である。
これらのパーソナル無線通信装置の使用における温度は、季節の変化か、増幅器の動作か、又は動作継続時間に従って変化する。温度における変化にもかかわらず、電力増幅器のある特定の特性を維持することは、端末の性能を決定することにおける、別の重要な要素である。
温度を補償するためのバイアス回路が、温度の変化にもかかわらず適切な動作範囲内における、電力増幅器の優れた増幅動作のために必要とされる。従来技術による、図1内に示されるような回路が、電力増幅器のバイアスのために使用されている。
図1は、従来の電力増幅器のバイアス回路の回路図である。図1を参照すると、トランジスタQ2は、電力増幅器の増幅端の簡略化された形状である。トランジスタQ1は、バイアストランジスタか、又はDCバッファトランジスタであり、トランジスタQ2のベースに対してバイアス電圧を提供する。トランジスタQ1は、バイアス電圧VがトランジスタQ2のベースに直接的に入力された時に、トランジスタQ2に印加された不十分な電流を補償するため、DCバッファトランジスタと呼ばれる。図1において、基準電圧Vrefがバイアス回路ブロック200の抵抗器Rrefに印加される間、電源電圧VccがトランジスタQ2及びQ1に印加される。トランジスタQ2のコレクタ静的動作電流は、静的動作電流(static operation current)Iによって示される。
従来の発明の説明に先立ち、ダイオードの典型的な電流特性が、理解されることが必要である。典型的なダイオードの電流特性がトランジスタのベース−エミッタ電圧による電流特性と同一であることを、当業者であれば容易に理解されよう。
図2は、温度パラメータによる、ダイオードの両端間の電圧に従った電流特性か、又はトランジスタのベース−エミッタ電圧に従った電流特性を示すグラフである。図2において、温度が上昇すると、特性曲線は左に移動するため、ダイオードのターンオン電圧VBE(on)が低下する。周知のように、曲線の移動は、約−2mV/℃の値を有する。バイアス電圧Vbiasが一定の時には、実効ベース−エミッタ電圧は、VBE(eff)=Vbias−VBE(on)であるため、電流が増加する。
次に、約25℃の室温において、抵抗器Rrefと2つのダイオードD1及びD2とによってVノードの電圧が2.6Vとなるように設計されることが、図1の従来のバイアス回路ブロック200の温度補償動作において仮定される。このことは、抵抗器Rrefの値が、直列に接続された2つのダイオードの各々の両端の電圧が1.3Vとなるように設定されることを意味する。
トランジスタQ1及びQ2のベース−エミッタ間電圧は、ダイオードD1及びD2のように、1.3Vである。
図2内に示されるように、トランジスタQ1及びQ2において、動作温度が上昇する時には、ベース−エミッタのターンオン電圧VBE(on)が低下するため、静的動作電流Iは増加する。しかしながら、ダイオードD1及びD2は、トランジスタQ1及びQ2と同じ温度依存性を有するので、従って電圧Vが低下する。電圧Vの低下は、トランジスタQ1及びQ2のベース−エミッタ電圧における低下を意味する。トランジスタQ1及びQ2のベース−エミッタ電圧間の実効電圧VBE(eff)はまた変化しないため、静的動作電流Iは一定である。
動作温度が低下した時には、トランジスタQ1及びQ2のベース−エミッタのターンオン電圧VBE(on)は、増加するため、静的動作電流Iは低下する。しかしながら、ダイオードD1及びD2は、トランジスタQ1及びQ2と同じ温度依存性を有するため、従って電圧Vは増加する。電圧Vの増加は、トランジスタQ1及びQ2のベース電圧における増加を意味する。トランジスタQ1及びQ2のベース−エミッタ電圧間の実効電圧VBE(eff)はまた変化しないため、静的動作電流Iは一定である。
上記の動作をまとめると、ダイオードD1及びD2の各々の両端間の電圧Vは、温度変化に従って、トランジスタQ1及びQ2のベース−エミッタのターンオン電圧を追跡する(たどる:track)ため、実効電圧VBE(eff)は一定に維持される。従って、温度変化にかかわらず、静的動作電流Iは一定である。
米国特許第6,566,954号明細書 米国特許第6,452,454号明細書 米国特許第6,556,082号明細書 米国特許第6,424,225号明細書
しかしながら、実際には、V電圧が約2.4Vに降下する時には、トランジスタQ1及びQ2の各々のベース−エミッタの両端間の電圧は、自動的に約1.2Vに低下する。しかしながら、この場合には、トランジスタQ2の静的動作電流Iは、室温における大きさよりも増加する。これは、莫大な量の電流を駆動するトランジスタQ1及びQ2の大きさが、ダイオードD1及びD2の大きさよりもずっと大きいため、温度依存性が等しくないからである。従って、トランジスタQ2の静的動作電流Iが一定に維持されるよう正確な温度補償を実施するために電圧Vが2.4V未満とする必要があることが問題である。
動作温度が室温よりも低く降下した時には、ダイオードD1及びD2に本来備わった温度依存性によって電圧Vは増加する。電圧Vが約2.8Vに増加した時には、トランジスタQ1及びQ2の各々のベース−エミッタの両端間の電圧は、約1.4Vに自動的に増加する。従って、トランジスタQ2の静的動作電流Iは、室温における電流と比較して低下する。同じ理由について、温度が上昇した場合において、トランジスタQ2の静的動作電流Iが一定に維持されることによって正確な温度補償を実施するために、電圧Vが静的動作電流Iよりも大きい必要がある問題が生じる。図3は、理想的な状態における静的動作電流Iと比較して、上記問題に起因して温度補償機能が不十分である時の静的動作電流Iを示すグラフである。
ダイオードD1及びD2の温度依存性に基づく温度補償機能によってトランジスタQ2静的動作電流Iを一定に維持することが困難である問題を解決するために様々な回路技法が開発されてきた。該回路技法のうちの1つは、より理想的な静的動作電流I特性を提供するために、直列に接続されたダイオードD1及びD2の各々の両端間の電圧が、温度変化に従って任意に及び適切に変化させられることである。
図4を参照すると、追加的な温度補償機能を有する従来技法のうちの1つが記載されている。この回路は、バイアス回路ブロック200と、増幅器ブロック210とを含む。該回路の構成において、トランジスタ226は、RF信号を増幅する増幅回路の部分を示し、トランジスタ224は、DCバッファトランジスタであり、抵抗器R2は、トランジスタ226のベースをDCバイアスする。
バイアス回路ブロック200は、増幅器ブロック210と同じ素子を有し、カレントミラー構造を形成する。トランジスタ220及びトランジスタ222が、トランジスタ224及びトランジスタ226とそれぞれミラー化した対にされる一方で、抵抗器R1は、抵抗器R2とミラー化した対にされる。
ノード234の電圧は、トランジスタ220のベースからトランジスタ222を介してアースに流れるため、電圧降下は2VBEである。抵抗器R1は、トランジスタ222のベースノード240に接続される。DC基準電圧Vrefは、抵抗器Rrefの一方側に接続され、抵抗器Rrefの両端間に流れる電流は、Irefである。
動作温度が上昇した時には、トランジスタ222のベース−エミッタのターンオン電圧VBE(on)が低下する。しかしながら、電流Imirがほぼ一定に維持されるので、ノード240の電圧は、ほぼ一定に維持される。従って、トランジスタ222のベース−エミッタ間の実効電圧が増加するため、トランジスタ222のコレクタ電流が増加し、ノード234の電圧は降下する。ノード234の電圧が降下した時には、ノード242の電圧が自動的に降下する。従って、トランジスタ226のベース−エミッタ間の実効電圧が一定であるため、静的動作電流Iにおける変化は、制限される。
動作温度が低下した時には、トランジスタ222のベース−エミッタのターンオン電圧VBE(on)が増加する。しかしながら、電流Imirがほぼ一定に維持されるので、ノード240の電圧は、ほぼ一定に維持される。従って、トランジスタ222のベース−エミッタ間の実効電圧が低下するため、トランジスタ222のコレクタ電流が低下し、ノード234の電圧は増加する。ノード234の電圧が増加した時には、ノード242の電圧が自動的に増加する。従って、トランジスタ226のベース−エミッタ間の実効電圧が一定であるため、静的動作電流Iにおける変化が制限される。
更に、バイアス回路のダイオードに印加される電圧を精巧に調整する従来技術として、特許文献1は、RF信号を増幅するトランジスタ内に抵抗器の代りに能動デバイスが挿入されるバイアス回路の温度補償機能のための追加的な補償機能を開示している。
特許文献2は、基準電圧Vrefから流れる電流量を調整するためにバイアス回路内に複数のダイオードを並列にか又は電流経路を追加的に提供することによる、追加的な温度補償機能の技術を開示している。
特許文献3は、追加的な温度補償機能を可能にする別の回路技術を開示している。該温度補償機能は、抵抗器を追加して、抵抗器間の比率を調整することにによって達成されている。
特許文献4は、バイアス回路から供給された基準電流を増加することができるか又は低減することができるよう温度変化に従って動作する追加的な回路が提供されている技術を開示している。該回路は、従って、より広い範囲において追加的な温度補償を可能にしている。
[発明の開示]
上記問題を解決するために、本発明は、電力増幅器の温度を補償するために、バイアス回路のダイオード電圧を制御する回路を有する電力増幅器のための温度補償回路を提供する。
本発明の態様によれば、第1の抵抗器(Rref)、第1のダイオード(D1)、及び第2のダイオード(D2)が基準電圧に直列に接続される、ダイオード電圧制御による電力増幅器のための温度補償回路であって、該温度補償回路は、該基準電圧に接続された第2の抵抗器(R1)と、該第2の抵抗器に直列に接続された第3の抵抗器(R2)と、該基準電圧に接続された1つの端子を有する第4の抵抗器(Rc)と、アースに接続された1つの端子を有する第5の抵抗器(Re)と、該第2の抵抗器と該第3の抵抗器との間の接点(VS)に接続されたベース端子、該第4の抵抗器のその他の端子に接続されたコレクタ端子、及び該第5の抵抗器のその他の端子に接続されたエミッタ端子を有する、バイアストランジスタと、該第1のダイオードと該第2のダイオードとの間の直列接続端子と該バイアストランジスタのコレクタ端子との間に接続された第6の抵抗器(Rf)とを備え、該コレクタ端子の電圧が、温度の補償を変化させることからなる、温度補償回路である。
本発明の別の態様によれば、第1の抵抗器(Rref)、第1のダイオード(D1)、及び第2のダイオード(D2)が基準電圧に直列に接続される、ダイオード電圧制御による電力増幅器のための温度補償回路であって、該温度補償回路は、前記基準電圧に接続された第3のダイオード(D3)と、該第3のダイオードに接続された第2の抵抗器(R1)と、該第2の抵抗器に直列に接続された第3の抵抗器(R2)と、該基準電圧に接続された第1の端子を有する第4の抵抗器(Rc)と、アースに接続された1つの端子を有する第5の抵抗器(Re)と、該第2の抵抗器と該第3の抵抗器との間の接点(VS)に接続されたベース端子、該第4の抵抗器のその他の端子に接続されたコレクタ端子、及び該第5の抵抗器のその他の端子に接続されたエミッタ端子を有する、バイアストランジスタと、該第1のダイオードと該第2のダイオードとの間の直列接続端子と該バイアストランジスタのコレクタ端子との間に接続された第6の抵抗器(Rf)とを備え、該コレクタ端子の電圧が、温度の補償を変化させることからなる、温度補償回路である。
本発明の別の態様によれば、第1の抵抗器(Rref)、第1のダイオード(D1)、及び第2のダイオード(D2)が基準電圧に直列に接続される、ダイオード電圧制御による電力増幅器のための温度補償回路であって、該温度補償回路は、前記基準電圧に接続された第2の抵抗器(R1)と、該第2の抵抗器に直列に接続された第3の抵抗器(R2)と、該基準電圧に接続された1つの端子を有する第4の抵抗器(Rc1)と、該第4の抵抗器に直列に接続された第5の抵抗器(Rc2)と、アースに接続された1つの端子を有する第6の抵抗器(Re)と、該第2の抵抗器と該第3の抵抗器との間の接点(VS)に接続されたベース端子、該第5の抵抗器に接続されたコレクタ端子、及び該第6の抵抗器のその他の端子に接続されたエミッタ端子を有する、バイアストランジスタと、該第1のダイオードと該第2のダイオードとの間の直列接続端子と該第4の抵抗器と該第5の抵抗器との間の直列接続端子との間に接続された第7の抵抗器(Rf)とを備え、該コレクタ端子の電圧が、温度の補償を変化させることからなる、温度補償回路である。
本発明の別の態様によれば、第1の抵抗器(Rref)、第1のダイオード(D1)、及び第2のダイオード(D2)が基準電圧に直列に接続される、ダイオード電圧制御による電力増幅器のための温度補償回路であって、該温度補償回路は、該基準電圧に接続された第3のダイオード(D3)と、該第3のダイオードに接続された第2の抵抗器(R1)と、該第2の抵抗器に直列に接続された第3の抵抗器(R2)と、該基準電圧に接続された1つの端子を有する第4の抵抗器(Rc1)と、該第4の抵抗器に直列に接続された第5の抵抗器(Rc2)と、アースに接続された1つの端子を有する第6の抵抗器(Re)と、該第2の抵抗器と該第3の抵抗器との間の接点(VS)に接続されたベース端子、該第5の抵抗器Rc2に接続されたコレクタ端子、及び該第6の抵抗器のその他の端子に接続されたエミッタ端子を有する、バイアストランジスタと、該第1のダイオードと該第2のダイオードとの間の直列接続端子と該第4の抵抗器と該第5の抵抗器との間の直列接続端子との間に接続された第7の抵抗器(Rf)とを備え、該コレクタ端子の電圧が、温度の補償を変化させることからなる、温度補償回路である。
[本発明を実施するための最良モード]
本発明において、図5に示されるように、温度が上昇した時には基準電流を吸い込み、温度が低下した時には基準電流を提供するように動作する回路を設計することによって、より広い範囲における追加的な温度補償が可能である。
本発明は、図5内に示される曲線において示されるように室温において静的動作電流Iの値を維持し(モード1)、規格によって許される範囲内における最高温度において静的動作電流Iの値を維持し(モード2)、及び規格によって許される範囲内における最低温度において静的動作電流Iの値を連続的に維持する(モード3)、方法を含む。
モード1において、室温に対してより低い/より高い温度における電流が、上がっている/下がっている。モード2において、相対的により低い温度における電流が、より高い温度に対して上がっている。モード3において、相対的により高い温度における電流が、より低い温度に対して下がっている。
図6は、本発明の一実施形態による、ダイオード電圧制御による電力増幅器のための温度補償回路の回路図である。該回路は、温度補償回路を有する電力増幅器100と、ダイオード電圧制御回路300とから構成される。
温度補償回路を有する電力増幅器100は、入力信号に従ってDCバッファリングする第1のトランジスタQ1と、該第1のトランジスタQ1に従って制御する第2のトランジスタQ2とを備える。第1のトランジスタQ1のエミッタ端子は、第2のトランジスタQ2のベース端子に接続される。電圧Vccが、第1及び第2のトランジスタQ1及びQ2に印加される。基準抵抗器Rrefが、第1のトランジスタQ1のベース端子に接続されて、バイアス電圧を印加する。第1のダイオードD1と第2のダイオードD2とが、第1のトランジスタQ1のベース端子と、グランドすなわちアースとの間に直列に接続され、基準抵抗器Rrefの抵抗素子値の割合に従って、第1のトランジスタQ1のベース端子に印加されるバイアス電圧を同時に設定する。
ダイオード電圧制御回路300において、分圧抵抗器R1とR2との間の接点電圧Vsが、第3のトランジスタQ3のベースに接続されている。コレクタ抵抗器Rcは、第3のトランジスタQ3のコレクタに接続される。エミッタ抵抗器Reが、第3のトランジスタQ3のエミッタに接続される。抵抗器Rfが、コレクタ抵抗器Rcと第3の抵抗器Q3のコレクタとの間の接点電圧VAUXと、第1のダイオードD1と第2のダイオードD2との間の接点電圧Vとの間に接続される。ダイオード電圧制御回路300は、基準電圧Vrefが印加される分圧バイアス回路である。
図6内に示されるように構成されたダイオード電圧制御による電力増幅器のための温度補償回路の動作が、温度変化に従って、動作モード1、2、及び3に基づいて説明される。
(1)動作モード1:供給+吸収モード
第1に、室温に対して回路の温度が高い時には、第1のトランジスタQ1のベースに入力される電圧Vと第2のトランジスタのベースに入力される電圧VINとにおける低下と比較して、第2のトランジスタQ2のターンオン電圧における低下が著しいので、静的動作電流Iが増加する。高温での静的動作電流Iにおける増加を制限するために、ダイオード電圧制御回路300内において、下記の動作が生じる。
抵抗器R1とR2との間の接点電圧Vsが、温度とは無関係に一定の場合には、第3のトランジスタQ3のターンオン電圧が低下するため、トランジスタQ3のコレクタ電流が増加し、従って、コレクタ抵抗器Rcにおける電圧降下がかなり増加する。コレクタ抵抗器Rcと第3のトランジスタQ3のコレクタ端子との間の接点電圧VAUXが低下する。
第1のダイオードD1と第2のダイオードD2との間の接点電圧Vは、コレクタ抵抗器Rcと第3のトランジスタQ3のコレクタ端子との間の接点電圧VAUXよりも大きい。第1のダイオードD1を通じて流れる電流の一部が、抵抗器Rfを介して第3のトランジスタQ3内へと流れる(I<0)。従って、電圧V、V、及びVINが低下すると、静的動作電流Iにおける増加が制限される。すなわち、温度が室温よりも高い時には、ダイオード電圧制御回路300が、基準電流Irefの一部を吸収する。
第2に、回路の温度が低く、且つ、抵抗器R1とR2との間の接点電圧Vsが一定である時には、第3のトランジスタQ3のターンオン電圧が増加し、第3のトランジスタQ3のコレクタ電流が低下するため、コレクタ抵抗器Rcにおける電圧降下が低下する。コレクタ抵抗器Rcと第3のトランジスタQ3のコレクタ端子との間の接点電圧VAUXが増加する。
第1のダイオードD1と第2のダイオードD2との間の接点電圧Vは、コレクタ抵抗器Rcと第3のトランジスタQ3のコレクタ端子との間の接点電圧VAUXよりも低い。抵抗器Rcを通じて流れる電流の一部が、抵抗器Rfを介して、第2のダイオードD2内へと流れる(I>0)。従って、電圧V、V、及びVINが増加すると、より低い温度における静的動作電流Iにおける増加が制限される。すなわち、室温よりも温度が低い時には、ダイオード電圧制御回路300が、第2のダイオードD2の両端における電流の一部を供給する。
(2)動作モード2:供給モード
回路が動作する全ての範囲内における温度を、規格によって許された最大温度よりも低くすることができる。抵抗器R1とR2との間の接点電圧Vsは、比較的低い温度において固定されるので、第3のトランジスタQ3のターンオン電圧が増加し、第3のトランジスタQ3のコレクタ電流が低下する。従って、コレクタ抵抗器Rcと第3のトランジスタQ3のコレクタ端子との間の接点電圧VAUXが増加する。
第1のダイオードD1と第2のダイオードD2との間の接点電圧Vは、コレクタ抵抗器Rcと第3のトランジスタQ3のコレクタ端子との間の接点電圧VAUXよりも低い。抵抗器Rcを通じて流れる電流の一部が、抵抗器Rfを介して、第2のダイオードD2内へと流れる(I>0)。従って、電圧V、V、及びVINが増加する。従って、温度が低下するにつれて低減されるはずの静的動作電流Iが維持される。
(3)動作モード3:吸収モード
回路が動作する全ての範囲内における温度を、規格によって許される最大温度よりも高くすることができる。抵抗器R1とR2との間の接点電圧Vsは、比較的高い温度において固定されるので、第3のトランジスタQ3のターンオン電圧が低下し、第3のトランジスタQ3のコレクタ電流が増加する。従って、コレクタ抵抗器Rcと第3のトランジスタQ3のコレクタ端子との間の接点電圧VAUXが低下する。
第1のダイオードD1と第2のダイオードD2との間の接点電圧Vは、コレクタ抵抗器Rcと第3のトランジスタQ3のコレクタ端子との間の接点電圧VAUXよりも大きい。抵抗器Rrefを通じて流れる電流の一部が、抵抗器Rfを介して、第3のトランジスタQ3内へと流れるため(I<0)、電圧V、V、及びVINが低下する。従って、温度が上昇するにつれて増加されるはずの静的動作電流Iが維持される。
本発明の別の機能は、基準電圧Vrefの変化とは無関係に、電力増幅器の静的動作電流を一定に維持することである。基準電圧Vrefは、典型的な携帯電話機と、程度が許容されるその変形形態との規格内に含まれる項目である。基準電圧Vrefが増加するか又は低下する時には、図6において示された回路の動作特性は、下記のようになる。
第1に、基準電圧Vrefが増加する時には、接点電圧Vsが増加するため、電圧Vにおける増加が防止される。
第2に、基準電圧Vrefが低減する時には、接点電圧Vsが低下するため、回路が低い温度補償回路のように動作するため、電圧Vにおける低下が防止される。
従って、電力増幅器の特性の変化が、基準電圧Vrefの増減とは無関係に低減される。
図7は、本発明の別の実施形態による、ダイオード電圧制御による電力増幅器のための温度補償回路の回路図である。該回路は、温度補償回路を有する電力増幅器100と、ダイオード電圧制御回路400とから成る。
図7を参照すると、ダイオード電圧制御回路400内において、ダイオードD3が、図3及び図6のダイオード電圧制御回路300における分圧抵抗器R1の前端部に追加されているため、電圧Vsが変化する。電圧V及びVが変更されるため、温度の補償がスムーズになる。
従って、図7内に示される回路において、電圧Vsが高温において増加するため、電流Q3が更に増加する。電圧Vsが低温において低下するため、電流Q1が更に低下する。
図8は、本発明の更に別の実施形態による、ダイオード電圧制御による電力増幅器のための温度補償回路の回路図である。該回路は、温度補償回路を有する電力増幅器100と、ダイオード電圧制御回路500とから成る。
図3及び図5内のダイオード電圧制御回路300内におけるコレクタ抵抗器Rcの代りに抵抗器Rc1及びRc2が追加されたダイオード電圧制御回路500は、抵抗器Rc1とRc2との間の比率を調整することによって、より細かく電圧VAUXを決定することができる。
図9は、本発明の更にまた別の実施形態による、ダイオード電圧制御による電力増幅器のための温度補償回路の回路図である。該回路は、温度補償回路を有する電力増幅器100と、ダイオード電圧制御回路600とから成る。
ダイオード電圧制御回路600において、ダイオードD3が、図5内のダイオード電圧制御回路500内における分圧抵抗器R1の前端部において追加されているため、電圧Vsが温度に従って変更される。電圧V及びVが変更されるため、温度の補償がスムーズになる。抵抗器Rc1とRc2との間の比率を調整することによって、より細かく電圧VAUXを決定することができる。
図10〜図12は、本発明による、ダイオード電圧制御による電力増幅器のための温度補償回路の動作モードを示すグラフである。
図10a、10b、10cは、動作モード1(供給+吸収モード)における温度変化による、I、V、及びIにおける変化をそれぞれ示すグラフである。
図11a、図11b、及び図11cは、動作モード2(供給モード)における温度変化による、I、V、及びIにおける変化をそれぞれ示すグラフである。
図12a、図12b、及び図12cは、動作モード3(吸収モード)における温度変化による、I、V、及びIにおける変化をそれぞれ示すグラフである。
図13は、動作モード1、2、及び3における温度変化に従った、Iの変化を示すグラフである。電圧VAUXの値を調整することによって、図13において示されるように、電流Iを調整することができ、このことは、様々な用途が可能であることを意味する。
本発明が、その好適実施形態に関して具体的に示され且つ説明されてきたが、添付の特許請求の範囲によって画定されるような本発明の原理及び範囲から逸脱することなく、形状及び詳細部におけるその様々な改変を行うことができることが、当業者であれば理解されよう。
[工業適用可能性]
上述のように、本発明による温度補償回路に従って、温度変化にもかかわらず、電力増幅器の静的動作電流が、室温において維持され(モード1)、最高温度における静的動作電流Iの値が、規格によって許される範囲内において維持され(モード2)、及び最低温度における静的動作電流Iの値が、規格によって許される範囲内において一定に維持される(モード3)。従って、電力増幅器に起因する不必要な電力消費が、防止される。
更には、本発明による電力増幅器を有する携帯ワイヤレス通信装置は、より長い通話時間を有する。
電力増幅器の従来のバイアス回路の回路図である。 ベース−エミッタ電圧と、ダイオードか又はトランジスタの電流との間の関係を示すグラフの図である。 温度補償能力が不十分な時の静的動作電流Iと、理想的な状態における静的動作電流Iとの間で比較した結果を示すグラフの図である。 追加的な温度補償機能を有する電力増幅器の従来のバイアス回路の回路図である。 本発明の一実施形態による、バイアス回路の静的動作電流Iを示すグラフの図である。 本発明の一実施形態による、ダイオード電圧制御による電力増幅器のための温度補償回路の回路図である。 本発明の別の実施形態による、ダイオード電圧制御による電力増幅器のための温度補償回路の回路図である。 本発明の更に別の実施形態による、ダイオード電圧制御による電力増幅器のための温度補償回路の回路図である。 本発明の更にまた別の実施形態による、ダイオード電圧制御による電力増幅器のための温度補償回路の回路図である。 本発明による、ダイオード電圧制御による電力増幅器のための温度補償回路の動作モードを示すグラフの図である。 本発明による、ダイオード電圧制御による電力増幅器のための温度補償回路の動作モードを示すグラフの図である。 本発明による、ダイオード電圧制御による電力増幅器のための温度補償回路の動作モードを示すグラフの図である。 本発明による、ダイオード電圧制御による電力増幅器のための温度補償回路の動作モードを示すグラフの図である。 本発明による、ダイオード電圧制御による電力増幅器のための温度補償回路の動作モードを示すグラフの図である。 本発明による、ダイオード電圧制御による電力増幅器のための温度補償回路の動作モードを示すグラフの図である。 本発明による、ダイオード電圧制御による電力増幅器のための温度補償回路の動作モードを示すグラフの図である。 本発明による、ダイオード電圧制御による電力増幅器のための温度補償回路の動作モードを示すグラフの図である。 本発明による、ダイオード電圧制御による電力増幅器のための温度補償回路の動作モードを示すグラフの図である。 動作モード1、2、及び3における温度変化に従った、Iの変化を示すグラフの図である。

Claims (8)

  1. ダイオード電圧制御による、電力増幅器のための温度補償回路であって、該温度補償回路内において、第1の抵抗器(Rref)、第1のダイオード(D1)、及び第2のダイオード(D2)が、基準電圧に直列に接続され、該温度補償回路が、
    前記基準電圧に接続された第2の抵抗器(R1)と、
    前記第2の抵抗器に直列に接続された第3の抵抗器(R2)と、
    前記基準電圧に接続された1つの端子を有する第4の抵抗器(Rc)と、
    アースに接続された1つの端子を有する第5の抵抗器(Re)と、
    前記第2の抵抗器と前記第3の抵抗器との間の接点(VS)に接続されたベース端子、前記第4の抵抗器のその他の端子に接続されたコレクタ端子、及び前記第5の抵抗器のその他の端子に接続されたエミッタ端子を有する、バイアストランジスタと、
    前記第1のダイオードと前記第2のダイオードとの間の直列接続端子と、前記バイアストランジスタの前記コレクタ端子との間に接続された、第6の抵抗器(Rf)
    とを備え、
    前記コレクタ端子の電圧が、温度の補償を変化させることからなる、温度補償回路。
  2. ダイオード電圧制御による、電力増幅器のための温度補償回路であって、該温度補償回路内において、第1の抵抗器(Rref)、第1のダイオード(D1)、及び第2のダイオード(D2)が基準電圧に直列に接続され、該温度補償回路が、
    前記基準電圧に接続された第3のダイオード(D3)と、
    前記第3のダイオードに接続された第2の抵抗器(R1)と、
    前記第2の抵抗器に直列に接続された第3の抵抗器(R2)と、
    前記基準電圧に接続された第1の端子を有する第4の抵抗器(Rc)と、
    アースに接続された1つの端子を有する第5の抵抗器(Re)と、
    前記第2の抵抗器と前記第3の抵抗器との間の接点(VS)に接続されたベース端子、前記第4の抵抗器のその他の端子に接続されたコレクタ端子、及び前記第5の抵抗器のその他の端子に接続されたエミッタ端子を有する、バイアストランジスタと、
    前記第1のダイオードと前記第2のダイオードとの間の直列接続端子と、前記バイアストランジスタの前記コレクタ端子との間に接続された、第6の抵抗器(Rf)
    とを備え、
    前記コレクタ端子の電圧が、温度の補償を変化させることからなる、温度補償回路。
  3. ダイオード電圧制御による、電力増幅器のための温度補償回路であって、該温度補償回路内において、第1の抵抗器(Rref)、第1のダイオード(D1)、及び第2のダイオード(D2)が基準電圧に直列に接続され、該温度補償回路が、
    前記基準電圧に接続された第2の抵抗器(R1)と、
    前記第2の抵抗器に直列に接続された第3の抵抗器(R2)と、
    前記基準電圧に接続された1つの端子を有する第4の抵抗器(Rc1)と、
    前記第4の抵抗器に直列に接続された第5の抵抗器(Rc2)と、
    アースに接続された1つの端子を有する第6の抵抗器(Re)と、
    前記第2の抵抗器と前記第3の抵抗器との間の接点(VS)に接続されたベース端子、前記第5の抵抗器に接続されたコレクタ端子、前記第6の抵抗器のその他の端子に接続されたエミッタ端子を有する、バイアストランジスタと、
    前記第1のダイオードと前記第2のダイオードとの間の直列接続端子と、前記第4の抵抗器と前記第5の抵抗器との間の直列接続端子との間に接続された、第7の抵抗器(Rf)
    とを備え、
    前記コレクタ端子の電圧が、温度の補償を変化させることからなる、温度補償回路。
  4. ダイオード電圧制御による、電力増幅器のための温度補償回路であって、該温度補償回路内において、第1の抵抗器(Rref)、第1のダイオード(D1)、及び第2のダイオード(D2)が基準電圧に直列に接続され、該温度補償回路が、
    前記基準電圧に接続された第3のダイオード(D3)と、
    前記第3のダイオードに接続された第2の抵抗器(R1)と、
    前記第2の抵抗器に直列に接続された第3の抵抗器(R2)と、
    前記基準電圧に接続された1つの端子を有する第4の抵抗器(Rc1)と、
    前記第4の抵抗器に直列に接続された第5の抵抗器(Rc2)と、
    アースに接続された1つの端子を有する第6の抵抗器(Re)と、
    前記第2の抵抗器と前記第3の抵抗器との間の接点(VS)に接続されたベース端子、前記第5の抵抗器(Rc2)に接続されたコレクタ端子、及び前記第6の抵抗器のその他の端子に接続されたエミッタ端子を有する、バイアストランジスタと、
    前記第1のダイオードと前記第2のダイオードとの間の直列接続端子と、前記第4の抵抗器と前記第5の抵抗器との間の直列接続端子との間に接続された、第7の抵抗器(Rf)
    とを備え、
    前記コレクタ端子の電圧が、温度の補償を変化させることからなる、温度補償回路。
  5. 前記コレクタ端子の電圧は、前記第2の抵抗器と前記第3の抵抗器との間の接点の電圧によって決定される、請求項1乃至4のいずれかに記載の温度補償回路。
  6. 前記コレクタ端子の電圧は、前記第4の抵抗器の値によって変化させられる、請求項1又は2に記載の温度補償回路。
  7. 前記コレクタ端子の電圧は、前記第4の抵抗器の値によって変化させられる、請求項3又は4に記載の温度補償回路。
  8. 前記コレクタ端子の電圧は、前記第4の抵抗器と前記第5の抵抗器との比率によって変化させられる、請求項3又は4に記載の温度補償回路。
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