JP2008509875A - 発泡ガラス冷却装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、一枚ものの発泡ガラス板を連続して製造するための装置および方法に関し、発泡ガラスは、エンドレスの発泡ガラスウェブ16を提供するために、熱処理でガラスの粒子および発泡剤から発泡され、その発泡ガラスウェブ16は、発泡の直後、その発泡ガラスがガラスおよびいくつかの小孔でできている応力を受けない構造を有する速度で、連続して室温まで冷却される。

Description

本発明は、それぞれ、請求項11および1の一般的な用語による発泡ガラス板の製造のための装置および方法に関する。
発泡ガラスが知られてから長い時間が経っている。EP12114B1に発泡ガラス顆粒生産のための一方法が説明されている。この方法によれば、細かく砕かれたガラス粉末と、水、珪酸ナトリウム、グリセリンおよびベントナイトナトリウムから成るペースト状の発泡剤(blowing agent)との混合物が生成され、その混合物は、エプロンコンベヤ炉内で乾かされ、さらなる量のガラスの粉が追加されてから膨張させられる。発泡剤とガラス粉末の混合物は、エンドレスコンベヤにより炉を通して運ばれ、それによって発泡ガラスのストランドが熱を加えることおよび発泡剤によって形成され、ガラスの粒子は、複数の小孔を形成することにより共に焼結される。この発泡ガラスのストランドは、炉の出口で内部応力によって解離して、複数のいわゆるグラベル(gravel)という小さな顆粒が形成される。
このグラベルは、例えば、EP0945412B1で説明されているように固定剤(fixing agent)を用いて構造部分に連結することができる。
さらに一体ものの発泡ガラス板を製造するための方法が知られており、その方法によればガラス粉末が発泡剤と共に対応するモールドに導かれ、そのモールドは、その後、発泡剤およびガラス粉末と一緒に熱処理される。発泡されたガラスは、冷却後モールドから取り出され、ソーで切って対応する板に分割される。この方法の欠点は、満たし、また空にしなくてはならないモールドを使用する必要があることである。さらに発泡ガラスの個々の塊は、対応する板に分割しなければならない。さらにその知られている方法は、出発原料として新しく生産したガラスを使用し、そのガラスを砕いてガラス粉末にしなければならないという欠点を有する。
EP12114B1
本発明の目的は、簡単かつ効率的な方式で発泡ガラスの板または全体的に構造部分を一体で形成することができ、固定剤を追加して単体の発泡ガラス本体または粒子を互いに連結するする必要がない方法および装置を提供することである。
この目的は、例えば、EP012114に相当する連続して製造された発泡ガラスのストリング(string)が、溝状のまたは連続した炉の端部で急冷されるのではなく、発泡ガラスのストリングの破裂および破壊につながることもある内部応力を回避するために制御された方式で冷却される方法および装置によって実現される。したがって連続炉、例えば、その中でガラス粉末と発泡剤の混合物が発泡ガラスに形成されるエプロンコンベヤ炉に冷却炉が取り付けられ、その冷却炉が長い距離にわたってガラスのストリングを冷却する。
冷却炉の端部では、ガラスのストリングが搬送方向と直角方向に切断され、それによって単体の板がストリングから製造される。
さらにストリングは、側面でまたは上側もしくは下側で、ガラスストリングの幅方向に1つまたは複数の位置で搬送方向に沿って切ることができ、それによって規定された境界表面を有するいくつかの板を受け取れるようにするのが好ましい。例えば、幅が0.5mから4.0mの範囲、特に1mから2mの範囲、好ましくは1.4mから1.6mの範囲にあるストリングは、0.5mから0.75mの間の幅および1mの長さを有する板が製造されるように、搬送方向に1m後に、中央で分割することができる。その板の厚さは、板の厚さに関して板の連続分割も可能であるように、10mmから150mmの範囲、好ましくは40mmから120mmの範囲、具体的には50mmから100mmの間とすることができる。とはいえその他の寸法、具体的には、より広い幅が可能である。
切断手段としては、例えば、搬送方向に沿う切断に対しては、冷却炉の出口に配設することができる円形または円盤形のソーの形態のダイヤモンドソーが特に考えられる。
発泡ガラスストリングを断面方向で分割するために、コンピュータ制御のソーを設けることができ、このソーは、切断中、発泡ガラスの搬送速度をもって搬送方向で、それに加えて横断方向で発泡ガラスを切断するためにその上を移動する。このようにして、分離しようとする板に対して長さを別々に調整することができる。例えば、0.5mから2.0mの範囲で異なった長さ、具体的には1mを達成することができる。
本発明による方法の利点は、冷却工程および切断工程が連続して実施され、それによってモールドを念入りに充填することおよびモールドから個々の塊を除去することが回避できることにある。さらにすべてが連続した工程で実施され、したがって有効性がより高められる。
本発明を実施するための冷却炉は、好ましくは対応する加熱手段および/または冷却手段として、規定の温度設定を、特に、ストリングの幅方向の横断する方向で可能にするだけでなく、搬送方向に沿って、したがって冷却路に沿っても可能にする。
発泡ガラスストリングの幅および厚さにわたる温度が、実質上一定である間に、発泡ガラスストリングで長さまたは搬送方向においてのみ温度勾配が設定されるのが、特に有利なことである。したがって、断面方向における応力は発生せず、ゆっくりと温度を下げることによって行われる、対応する応力の調整または均一化は、搬送方向においてのみ確実に行われなければならないという利点が実現される。
搬送方向における冷却は、搬送方向に移動している発泡ガラスが先ず第1の冷却速度で発泡温度からより高い緩和温度に、その後第2の冷却速度でより高い緩和温度からより低い緩和温度に、続いて第3の冷却温度でより低い緩和温度からほぼ室温に冷却されるようにするのが好ましい。発泡ガラスのこの間の搬送速度は一定であり、冷却炉または冷却路の割り当てられた冷却ゾーンにおける対応する温度勾配は、それに応じてのみ設定される。
3つの冷却区域が冷却媒体への一様な伝熱が確実に行われることを保証しており、その一様な熱伝達は、発泡ガラスにとっては、その大部分が小孔であるので必要である。
第2の区域に対しては、より高い緩和温度からより低い緩和温度への冷却では最も低い冷却速度が選定され、そこに最も低い冷却速度が存在するのが好ましい。具体的には、より高い緩和温度とより低い緩和温度の間の温度領域で、むらのない内部応力または残留応力が形成されるので、そのために特にガラス内部での良好な温度均一化、およびそれに応じて発泡ガラスのゆっくりとした冷却が必要になり、これが有利である。
より高い緩和温度およびより低い緩和温度は、用いられているガラスまたは発泡ガラスそれぞれの粘度によって決まる。発泡温度は、通常、粘度が107から108dPasの範囲内で、特に107.6dPasで規定され、したがってより高い緩和温度は粘度が1012.5から1013.5dPasの範囲内で、特に1013dPasで選定され、一方、第2の緩和温度は1014から1015dPasの範囲内、特に1014.5dPasにある。
冷却速度に関しては、温度差が原因になって小孔発泡ガラス構造に内部応力が誘発されないように、冷却速度、特に、第2の冷却速度を、小孔内に取り込まれた空気と周囲のガラスとの間の温度均一化が確実に行われるように低く設定することを考慮しなければならない。通常空気は非常に良い絶縁体であるので、それに対応して低い冷却速度を適用しなければならない。しかし、産業上の利用可能性に対しては受容可能な冷却速度を達成することができるように、最も低い冷却速度が、上位緩和速度と下位緩和速度との間の範囲に有利に制限されている。
冷却は、発泡ガラスストリングを通り過ぎる冷却媒体(流体)により達成されることが好ましい。その冷却媒体、特に、空気または不活性物質の様なその他の媒体(この媒体は具体的には高温区域で、冷却しようとする発泡ガラスの範囲にある温度に加熱されなくてはならない)は、本発明による高度に乱れた流れで、その発泡ガラスストリングおよび/または対応する搬送要素の表面を通過する。したがって、冷却媒体と発泡ガラスとの間の温度均一化または伝熱を生じることが可能である。高度に乱れた流れが原因になって、冷却しようとする発泡ガラスの表面を通過する冷却媒体のほぼ全てが発泡ガラスの表面に接触するので、比較的小さな体積流量により良好な伝熱を達成することができることが保障される。
冷却媒体は、長さ方向で発泡ガラスストリングを通過し、一方長さ方向の対流は輸送方向に対して平行、非平行ならびに斜めにまたは鋭角をもって実施することができることが好ましい。高度に乱れた流れは、幅および長さ方向で断面全部にわたって保たれるのが好ましい。これは冷却路を、個々の冷却装置をそれぞれ有する別々のセグメントに分割することによって実現される。
冷却路をセグメントに分割することは、これらセグメントを基本構造に関して同じ方式で設計することができ、それによって設計が簡素化されるという利点にさらにつながっている。さらに個々のセグメントで、別個に調整される搬送手段を設けることができ、それも設計を簡素化する。個々のセグメントそれぞれに加熱および冷却装置を別々に据え付けることにより、加熱および冷却装置は互いに別々に、独立して制御および調整することができる。
加熱手段および冷却手段は、それらが冷却媒体(流体)のための輸送ライン(その中で冷却媒体が冷却路内を、冷却炉に冷却媒体を分配する分配装置へ案内される)を備えるように設計されることが好ましい。
好ましい一実施形態によれば、分配装置は、対応する分配開口またはノズルをそれぞれ有するマニフォールドの形態でできている。ノズルは、それらの分配開口に関して具体的に調整可能であり、具体的に互いに独立して閉鎖可能である。
分配装置またはマニフォールドの開口は、冷却媒体の噴き出し中にその乱流が達成されるように、それぞれ冷却媒体の流入方向に対して、それらの分配開口が横断して配設されていることが好ましい。
高度に乱れた流れは、冷却流の偏向および同上の乱流を達成する、乱流またはそらせ板要素を冷却路に設けることによって保持できることも好ましい。
冷却媒体が分配装置に入る位置に、冷却路の間接加熱が行われるように、ガスもしくは石油バーナ、電気加熱、輻射加熱またはその均等物のような加熱手段を設けることができる。しかし対応する加熱要素を直接冷却路内に設けることも考えられる。
それによって冷却媒体が冷却炉に導入される分配装置に加えて、冷却炉から冷却媒体の流れを除去する吸込み装置を具体的に各セグメントのために設けることが好ましい。それに応じて分配装置ならびに吸込み装置は、発泡ガラスの搬送経路に沿って対向する方式で、開口が互いに向き合って位置合わせされる。分配装置ならびに吸込み装置の開口は、それら開口の断面または流速に関して調整可能であり、さらに閉じることができるように設計されているので、冷却媒体の平行ならびに非平行な長さ方向の流れ、ならびに冷却媒体の斜めの流れをこれらの装置によって設定することができる。さらに、発泡ガラス搬送装置に沿って流れる冷却媒体の体積量は、発泡ガラスストリングの幅にわたって変化させることができ、それによって、例えば、冷却がより早く起こる発泡ガラスストリングの縁部では冷却媒体の流れを少なく調整することができる。
冷却路の個々のセグメントまたは区画またはゾーンから取り除いた冷却媒体は、より低温の区画で加熱された冷却媒体を省エネルギの方式で再利用することができるように直接あるいは対応する温度調整後に他の区域に挿入できることが好ましい。
エネルギの理由から、低い熱容量を有する輸送または搬送装置ならびに冷却媒体用管路または装置を使用することも、このようにすればこれら構成部品を加熱するためのエネルギを節約することができるので有利である。発泡ガラス搬送装置は、エンドレスのメタルメッシュコンベヤの形態で設計されているのが好ましく、そのメッシュの寸法は、熱容量が最小になり、その一方で同時に発泡ガラスストリングの十分な安定性が確保されるように選定されることが好ましい。具体的には、より温度の低い領域では発泡ガラスストリングは既に十分に固化しているので、メタルメッシュストリングの寸法は、冷却装置の長さに対して変わることができる。
加熱手段および/または冷却手段は別々の種類のもの、すなわちガスバーナ、電気加熱、コンデンサコイル、ブロワまたは均等物とすることができる。加熱炉ならびに冷却炉の両方に、精密な温度制御を可能にする、対応する測定およびセンサ装置が設けられていることが好ましい。さらに、厳密に定義された冷却プロファイルまたは加熱プロファイルを設定するために、測定された温度に依存して加熱手段および/または冷却手段を制御しまたは調整する対応する制御装置が設けられていることが好ましい。
発泡ガラスストリングの要らざる応力および破損につながりうる、発泡ガラスストリングの断面にわたる要らざる温度差を回避するために、冷却炉内で搬送ストリップの上および下ならびにその側面に、加熱手段および/または冷却手段を配設することが好ましい。搬送装置ならびに搬送ストリングは、発泡炉内のものと同様に耐熱性材料で製造されていなければならない。
搬送装置を形成する材料の熱容量は、その層厚さの故に、発泡ガラスストリングの熱容量より小さくなければならない。搬送ストリップまたは搬送装置は、耐熱性材料でできていることが好ましい。
本発明の方法のためのガラス粉末として、実質上100%未消費の再生ガラス(その再生ガラスは発泡剤と混合し発泡炉に供給する前に砕いて粉にされる)を使用することが好ましい。
上述の方法によって製造される発泡ガラス板は、一種の焼結工程を用いて複数のとりわけ一様な小孔を形成することによって発泡工程中に互いに連結されるガラスの粒子から成っている。発泡剤に含まれている物質以外には固定剤を追加する必要はない。具体的には、従来技術で知られているように、発泡工程に加えて有機質または無機質の固定剤を用いる固定工程を使用することによって、ある構造部分へ発泡ガラスの顆粒が、連結されることはない。したがって本発明は、一体ものの板または全体的な構造部分が、発泡ガラスの製造の実際である、ガラスの発泡に直ちに続く連続工程で製造されるということを特徴としている。
本発明のさらなる利点、特徴および特性は、添付図面に基づく実施形態の下記詳細な説明の間に明らかになろう。図面は純粋に概略的なものである。
図1には、ホッパー状の供給装置1が、イメージの左半分に図示されており、その供給装置によって、発泡剤とガラス粉末の混合物2が、エンドレス搬送装置3の供給ロール14へ一様な方法で供給される。このようにして、エンドレスコンベヤストリップ3上に堆積15が生成され、その堆積は、規定された速度でエンドレスコンベヤストリップ3によって発泡炉4へ運ばれる。
発泡炉4内には、図示されてはいないが、混合物2または堆積15を、各々約600℃から950℃、特に、約800℃から850℃の温度に加熱する加熱装置が設けられている。それにより、発泡工程が開始し、連続する発泡ガラスストリング16が成長し、その発泡ガラスストリングは、製造直後に連続して冷却炉5に運ばれる。
冷却炉5内には、搬送装置7、8が設けられ、その上を発泡ガラスストリング16が搬送され続ける。勿論、縦に配設された複数の搬送装置を有する複数の冷却炉もしくはセグメント、または単一の搬送装置を有する1つまたは複数のセグメントを伴う単一の冷却炉を設けることができる。
繰り返すが、冷却炉5内には、発泡ガラスストリング16の上方および下方の両方に設けることができる加熱装置および/または冷却機器6が、設けられる。さらに、発泡ガラスストリングの側面(図示せず)に対して加熱装置および/または冷却装置を設けることができ、適用可能な全ての加熱装置および/または冷却機器、例えば、ガスバーナ、電気加熱、ブロワまたはそれらの均等物を設けることができる。
冷却炉5内で、発泡ガラスストリング16の冷却が、一様に遅く規定されているので、冷却によって引き起こされる内部応力は回避され、搬送装置3または搬送装置7および8による幅(1mから2mの間の範囲でよく、好ましくは1.4mから1.6m)を有する連続で長い発泡ガラス板が製造される。ただし、4mまでのより大きな幅が考えられる。
冷却炉5の端部には、発泡ガラスストリング16が、ほぼ室温まで冷却されたときに、その発泡ガラスストリング16を個々の板12に分割するための切断装置9および10が、設けられている。この目的のために、長さ方向で発泡ガラスストリングを切断する切断装置9ならびに横方向で板を切断する切断装置10を設けることができる。切断装置9、10は、ダイヤモンド切削工具またはバンドソーによって形成されていることが好ましい。切断装置の背後で自動持上げ機器11を、切断された板12をパレット様の輸送ユニット17上に積み重ねる装置の端部に設けることができる。
輸送用搬送装置3、7および8は、発泡工程中に生じる600℃から950℃、特に、約800℃の範囲になる温度に破損することなく耐えることができる耐熱性材料で構成される。さらに、輸送用搬送装置の熱容量は、区域単位あたりで、ガラスストリングの熱容量が輸送用搬送装置のものより大きくなるように調整されなければならない。したがって対応する温度制御が確実に行われる。輸送用搬送装置内に冷却コイルのような冷却手段を設けることが好ましい。発泡ガラスストリングは、通常その端部で約50mmから150mm、好ましくは80mmから120mmの厚さを有し、0.5cmから5cmの層厚さの堆積15が適用される。発泡ガラスストリングは、装置の端部(図示せず)で厚さに関して切断されることができる。
図2には、図1からの冷却路5におけるセグメントの詳細図が示されている。
セグメントは、立方体状の基本構造を有し、この基本構造は柱およびバー23によってハウジングとして形成され、覆いを伴っている。冷却装置5または対応するセグメント各々の内部空間内には、発泡ガラスストリング(図示せず)を受け、それを冷却装置5を通して輸送するために、側面ガイド要素21を備えるエンドレス搬送装置8が、メタルメッシュストリングの形態で示されている。輸送用搬送装置が、エンドレス形態(この形態によってメタルメッシュストリングが循環する)であるため、搬送装置の上側部分ならびに下側部分の両方が、冷却装置のハウジング内で認識できる。
この実施形態で示されるように、冷却走路5で本発明による冷却を達成するために、空気または流体分配装置19が、セグメントの端部また出口に矢印22で示す輸送方向に関して設けられ、冷却しようとする発泡ガラスストリングに接触するために調整された空気(流体)が、その矢印方向に吹き入れられる。セグメントの入口側には、図3および5から具体的に見ることができるように、輸送方向に関して対応する吸込み装置24が設けられ、その吸込み装置は、吹き込まれた加熱または冷却媒体を流し出すために流体管路17、18に連結される。セグメントが冷却走路内のどこに配置されるかに依存して、流体、媒体または特に最も使用される空気は、冷却炉または冷却装置5に吹き込まれるために、所定温度に加熱され、あるいは冷却装置の端部で冷却される。
したがって、流体(媒体)を所定温度に至らせるために、ガスバーナ、石油バーナ、電気加熱または均等物のような対応する冷却要素または加熱要素を、流体分配装置19の入口20に設けることができる。勿論、簡単のために図には示されていないが、入口20に流体管路を設けることができる。
特に、吸込み装置24により冷却炉5から除去された流体を、他の適切な場所で再度冷却炉に与える場合に有利である。例えば、冷却装置の端部で吹き込まれた冷たい外気は、発泡ガラスからその空気への伝熱により既に加熱されているので、より暖かい領域でさらなる冷却のために使用することができる。
勿論、図面には図示されてはいないが、流体(空気)を運ぶために対応するポンプまたはブロワが設けられる。
ここに示す実施形態では、流体分配装置19および吸込み装置24は、発泡ガラスストリングの上方および下方で輸送方向に沿って対向する方式で、図3および5に具体的に見ることができるように配設され、それによって長さ方向の流体の対流、つまり発泡ガラスの輸送方向に、平行に対向する流体流が使用される。この長さ方向の対流によって発泡ガラスを冷却するために必要な発泡ガラスストリング内の温度の均一性を、長さ方向に沿って温度勾配が存在している間、簡単な方式で発泡ガラスの幅および厚さにわたって確保することができる。
図3および5から明確に見ることができるように、流体分配装置19および吸込み装置24は、円形および八角形の断面をもって別々に設計される。しかしそれらは、全く同じように形成することができ、それによって単にブロワまたはポンプ装置を切り替えることにより、流体分配装置および吸込み装置の機能を変えて、流れの方向を発泡ガラスを輸送する方向と反対に、または発泡ガラスを輸送する方向に調整することができる。
図4および5によって明確に与えられているように、吸込み装置および流体分配装置19は、発泡ガラスストリングを横切って配置される、ユーザ定義の断面形態をもつマニフォールドとして形成される。マニフォールドは、マニフォールドに吹き込まれたまたは注ぎ込まれた流体を分配するために、またはマニフォールドに流体を吸込むためにまたはそこから分配するために、一側面でまたは対向する側面であるいは円周状に開口26またはノズル25を有する。
流体を、発泡ガラスの輸送方向を横断する方向に吹き込みまたは注ぎ込み、そして流体を、発泡ガラスを輸送する方向でまたは対向する方向で分配することによって、流体をノズル25を通して分配する間に乱流が達成され、それが吸込み装置24への高度に乱れた流体の流れにつながる。乱流により、熱を吸収するための容量を有する十分な流体が、常に発泡ガラスに接触するようになるので、この高度に乱れた流れが原因となり、発泡ガラスから流体への特に良い熱伝達が達成される。
したがって、層流が形成されることを回避するいわゆる乱流要素を、流体分配装置と吸込み装置の間の区域に設けると有利である。このような乱流要素は、しかし図に示されていない。
輸送用搬送装置は、具体的にメタルメッシュストリングとして形成されるとき、メタルメッシュが粗面を形成し、その粗面に沿って通過中に流体を乱流に導くことにより、流体の乱流に貢献するので好ましい。
図4に示すような流体分配装置19と吸込み装置24が、発泡ガラスストリングの上方および下方に配設されており、具体的には流体分配装置19または吸込み装置24はそれぞれ輸送用搬送装置の搬送走路(carrying run)と戻り走路(back run)の間に設けられていることが、図4から5に明らかである。
流体分配装置19または吸込み装置24各々のマニフォールドのノズル25または開口26は、それぞれ、開口の断面が調整可能、すなわちマニフォールドの長さ方向にそって各単体のノズルに対して独立して調整可能であるように設計されている。こうして、例えば、対向する流体分配装置19および吸込み装置24のノズル25または開口26それぞれが、対応して閉じられまたは開かれるとき、断面にわたって異なる流れ状態または斜めの流れ状態を調整することが可能である。流れの分布が発泡ガラスストリングの断面にわたって異なっていることにより、具体的には中央部では流体の特に高い体積流を伴って特に強く、一方より早く冷える縁部では実際に少ない流体流が設定され特に有益であり得る。
一体ものの発泡ガラス板を連続して製造するための装置の一実施形態の側断面図である。 図1の冷却炉または冷却走路(cooling run)のセグメントの斜視図である。 図2のセグメントにおける覆われていない状態での斜視図である。 図2および3のセグメントの断面図である。 図2から4のセグメントを貫通する長手方向の断面図である。

Claims (28)

  1. ガラス粒子と発泡剤とを熱処理で発泡させて、発泡ガラスであるエンドレスな発泡ガラスストリングに形成される、連続して一体ものの発泡ガラス板の製造方法であって、
    前記発泡ガラスストリングが、発泡直後に連続してある速度で室温に冷却されることにより、ガラスおよび複数の小孔を備える構造を有する発泡ガラスが本質的に応力を受けないことを特徴とする発泡ガラス板の製造方法。
  2. 請求項1に記載の発泡ガラス板の製造方法であって、
    前記発泡ガラスストリングの構造ユニットの完全性に影響を与える前記発泡ガラス構造内のクラックの形成またはクラックの伸張が回避されるほどに、前記発泡ガラスストリング(16)内の残留内部応力が小さいことを特徴とする発泡ガラス板の製造方法。
  3. 請求項1または2に記載の発泡ガラス板の製造方法であって、
    前記発泡ガラスストリング(16)が、冷却後、個々の板(12)に切断されることを特徴とする発泡ガラス板の製造方法。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の発泡ガラス板の製造方法であって、
    冷却期間中には、前記発泡ガラスストリングの幅および厚さにわたる温度が一定に保たれている間に、前記発泡ガラスストリングの長さ方向または輸送方向における温度勾配のみが、前記発泡ガラスストリング(16)内に設定されることを特徴とする発泡ガラス板の製造方法。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載の発泡ガラス板の製造方法であって、
    前記発泡ガラスストリング(16)が、前記輸送方向に沿って第1冷却速度で発泡温度からより高い緩和温度へ、第2冷却速度で前記より高い緩和温度からより低い緩和温度へ、第3冷却速度で前記より低い緩和温度からほぼ室温に冷却されることを特徴とする発泡ガラス板の製造方法。
  6. 請求項5に記載の発泡ガラス板の製造方法であって、
    前記第2冷却速度は、前記第1冷却速度および第3冷却速度より小さいことを特徴とする発泡ガラス板の製造方法。
  7. 請求項5または6に記載の発泡ガラス板の製造方法であって、
    前記ガラスが、発泡温度においてη=107から108dPasの範囲、特に、η=107.6dPasである粘度を、前記より高い緩和温度においてη=1012.5から1013.5dPasの範囲、特に、η=1013dPasである粘度を、前記より低い緩和温度においてη=1014から1015dPasの範囲、特に、η=1014.5dPasである粘度を有することを特徴とする発泡ガラス板の製造方法。
  8. 請求項5から7のいずれか1つに記載の発泡ガラス板の製造方法であって、
    前記冷却速度、特に、前記第2の冷却速度が、前記小孔内に取り込まれた空気と周囲のガラスとの間の温度均一化が達成されるように選定されていることを特徴とする発泡ガラス板の製造方法。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の発泡ガラス板の製造方法であって、
    冷却中、前記発泡ガラスストリング(16)が、前記発泡ガラスストリングの表面および/または搬送装置を高度に乱れた流れをもって通過する冷却媒体、特に、空気にさらされることを特徴とする発泡ガラス板の製造方法。
  10. 請求項9に記載の発泡ガラス板の製造方法であって、
    前記流れが、前記発泡ガラスストリングの頂部および/または底部および/または側面で、基本的に前記輸送方向に対して平行、平行に対向、または鋭角、特に、斜めであることを特徴とする発泡ガラス板の製造方法。
  11. 連続する発泡ガラスストリングが内部で製造される発泡炉(4)を用いて、一体ものの発泡ガラス板を、特に、請求項1から11のいずれか1項に記載の発泡ガラス板の製造方法により製造するための発泡ガラス板の製造装置であって、
    搬送装置(8)によって前記発泡ガラスストリング(16)を中に通して移動させる冷却走路(5)が、前記発泡炉に直接隣接して設けられ、
    前記発泡ガラスストリングが、前記冷却走路(5)に沿って配設されている加熱装置および/または冷却装置(6)を用いて規定された方式で冷却されることを特徴とする発泡ガラス板の製造装置。
  12. 請求項11に記載の発泡ガラス板の製造装置であって、
    前記冷却走路が、モジュラ構成式に設計され、特に、基本構造に関して同一である複数のセグメントに分けられることを特徴とする発泡ガラス板の製造装置。
  13. 請求項11または12に記載の発泡ガラス板の製造装置であって、
    前記加熱手段(6)が、直接的または間接的に加熱する加熱要素、特に、ガスまたは石油バーナ、電気加熱、輻射加熱および/またはそれらによって加熱された流れ媒体、具体的には空気を備えることを特徴とする発泡ガラス板の製造装置。
  14. 請求項11から13のいずれか1つに記載の発泡ガラス板の製造装置であって、
    前記冷却手段が、未処置の、冷却されたおよび/または予熱された流れ媒体、特に、外気を含むことを特徴とする発泡ガラス板の製造装置。
  15. 請求項11から14のいずれか1つに記載の発泡ガラス板の製造装置であって、
    前記加熱手段および/または冷却手段(6)が、前記発泡ガラスストリング(16)の前記輸送装置(8)の上方および/または下方および/または側部に配設されていることを特徴とする発泡ガラス板の製造装置。
  16. 請求項11から15のいずれか1つに記載の発泡ガラス板の製造装置であって、
    前記加熱手段および/または冷却手段(6)が、連続的に調整可能であることを特徴とする発泡ガラス板の製造装置。
  17. 請求項11から16のいずれか1つに記載の発泡ガラス板の製造装置であって、
    前記冷却走路(5)が、異なる冷却速度を有する異なるゾーンに分割されることを特徴とする発泡ガラス板の製造装置。
  18. 請求項11から17のいずれか1つに記載の発泡ガラス板の製造装置であって、
    前記加熱手段および/または冷却手段が、流体分配装置(19)で開口している、流体、特に、空気を通過させるための流体管路(17、18)を備え、
    前記流体分配装置(19)は、発泡ガラス輸送路に配設され、温度均一化のための前記流体を前記発泡ガラスストリングと接触させることを特徴とする発泡ガラス板の製造装置。
  19. 請求項18に記載の発泡ガラス板の製造装置であって、
    ガスバーナまたはその均等物のような前記加熱手段および/または冷却手段が、前記流体管路(17、18)内、特に、前記冷却走路の前記入口(20)のところに直接配設されていることを特徴とする発泡ガラス板の製造装置。
  20. 請求項18または19に記載の発泡ガラス板の製造装置であって、
    流体管路(17、18)が連結されるさらなる吸込み装置(24)が設けられ、
    吸込まれた流体が、別の場所で再度前記冷却走路に供給されることを特徴とする発泡ガラス板の製造装置。
  21. 請求項18から20のいずれか1つに記載の発泡ガラス板の製造装置であって、
    前記流体分配装置(19)および/または吸込み装置(24)が、マニフォールドを備え、
    前記マニフォールドが、前記発泡ガラスの輸送方向を横断する方向に配設されているのが好ましい調整可能なノズル(25)または開口(26)を有することを特徴とする発泡ガラス板の製造装置。
  22. 請求項18から21のいずれか1つに記載の発泡ガラス板の製造装置であって、
    各ゾーンおよび/または各セグメントが、別々に機能する流体分配装置(19)および吸込み装置(24)を有し、
    各ゾーンおよび/またはセグメントに対する温度制御が独立して設定されることを特徴とする発泡ガラス板の製造装置。
  23. 請求項18から22のいずれか1つに記載の発泡ガラス板の製造装置であって、
    流体分配器(19)および吸込み装置(24)が、発泡ガラスの輸送方向で互いに向き合ってそれぞれ配設され、
    前記発泡ガラスの輸送方向に平行または鋭角、具体的には斜め、または平行に対向するように前記流体の流れが調整可能であることを特徴とする発泡ガラス板の製造装置。
  24. 請求項18から23のいずれか1つに記載の発泡ガラス板の製造装置であって、
    前記発泡ガラスストリングの中央で前記流体の流れが縁部よりも高くなるように、流体分配装置(19)および吸込み装置(24)が調整可能であることを特徴とする発泡ガラス板の製造装置。
  25. 請求項18から24のいずれか1つに記載の発泡ガラス板の製造装置であって、
    ノズル(25)または開口(26)をもつ前記流体分配装置(19)が、噴出し中に流体の乱流が成長するように設計され、特に、流体の供給が前記噴出し方向を横断する方向で行われることを特徴とする発泡ガラス板の製造装置。
  26. 請求項18から24のいずれか1つに記載の発泡ガラス板の製造装置であって、
    前記流体の流れが、偏向および乱流要素、特に、前記発泡ガラスの輸送路の上方および/または下方で横方向に配設された板により、および/または、特に、前記発泡ガラス輸送路をメタルメッシュストリング形態の外形に設計することによって調整され、それによって、高度に乱れた流れが調整されることを特徴とする発泡ガラス板の製造装置。
  27. 請求項11から26のいずれか1つに記載の発泡ガラス板の製造装置であって、
    各ゾーンおよび/または各セグメントが、特に、好ましくはメタルメッシュストリングとして循環するエンドレス搬送装置である、自らの発泡ガラス輸送装置(8)を有することを特徴とする発泡ガラス板の製造装置。
  28. 請求項11から27のいずれか1つに記載の発泡ガラス板の製造装置であって、
    メタルメッシュストリングでできている前記発泡ガラス輸送路(8)が、大きなメッシュ寸法を有し、それによって前記発泡ガラスストリングを十分に支える一方で、熱容量が最小になることを特徴とする発泡ガラス板の製造装置。
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