JP2008507717A - イメージャの照明系及び対応する投射器 - Google Patents
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Abstract
本発明は、二つの異なる偏光を備えた源のビームを発生させる複数の照明源を含む、イメージャ(16)を照明することが意図される照明系に関する。それら源のビームの有効性を最適化するために、前記のビームは、グリッド偏光子(23)を照明する。本発明に従って、一つの偏光は、第二の偏光が、その偏光の表面によって反射させられる一方で、ミラー(24)によって反射させられると共にその偏光の表面を逆戻りに通過する前に、その偏光子の偏光の表面を通過する。この方式では、それら二つの偏光は、空間的に分離されると共に、引き続き、それら二つの偏光の一方が、位相をシフトさせる手段によって、半分の波長(25)だけ、位相においてシフトさせられる。本発明は、また、その照明系、そのイメージャ、及び、投射レンズを含む投射器にも関する。
Description
本発明は、像の投射の分野に関する。より精密には、本発明は、イメージャ(imager)に特に良好に適合させられた、偏光させられた照明ビームを放出する系に関する。
先行技術に従って、透過性のLCOS又は液晶タイプのイメージャを備えた投射は、均一な偏光させられた光を備えた照明系を用いる。有効な投射を得るために、その照明系は、偏光させられてない光の源から来る照明ビームを偏光させると共にそれら望ましくない偏光を転換する。これをするために、従来の系(フライアイ又はロッドインテグレーター)は、PBS(偏光ビームスプリッター(polarizing beam splitter))の格子を使用する。
先行技術の別の知られた技術に従って、会社Minolta(R)からの米国特許第6,190,013号明細書(特許文献1)に実例を出して説明されるように、その照明系は、第一のフライアイレンズアレイの板を備えた単一のPBSハーフプリズム(多層の偏光スプリッター)を含む。第一の偏光は、反射させられると共に、そして、第二のレンズアレイへ透過させられる。第二の偏光は、そのハーフプリズムを通過すると共にそのハーフプリズムの分割表面の後方に置かれたミラーから反射させられる。その第二の偏光は、再度、そのハーフプリズムを通過すると共に、その第二のレンズアレイの板に位置させられたλ/2(半分の波の)板のアレイを介して戻される。
これらの技術は、大きいPBSプリズムの大きさの欠点を有する。さらには、そのPBSのコントラストにおける角度の限界がある。さらには、そのPBSへの戻りの際における(スキュー光線と呼ばれた)P−偏光させられた光線からのフラックスの喪失がある。
米国特許第6,190,013号明細書
本発明の目的は、その先行技術のこれらの欠点を軽減することである。
より詳しくは、本発明の目的は、大きな発光の効率の系で偏光させられた照明を提供することである。
この目的のために、本発明は、イメージャを照明することが意図された照明系を提案すると共に、その系は、別個の第一の及び第二の偏光を有する、源のビームと呼ばれた、各々が照明ビームを発生させる複数の照明源を含む。本発明に従って、その系は、それが、それら源のビームによって照明されたグリッド偏光子、ミラー、及び、半波長の位相シフト手段をさらに含むという点で、注目に値するものである;前記の源のビームの各々の第一の偏光は、そのミラーによって反射させられると共に再度その偏光子の偏光表面を通過する前に、その偏光子の偏光表面を通過する;それら源のビームの各々の第二の偏光は、その偏光子の偏光表面によって反射させられる;及び、第一の及び第二の偏光の一方のみが、その偏光表面を通過してしまった後に、又は、その偏光表面から反射させられる前に、その位相シフト手段を通過すると共に、それら源のビームの第一の及び第二の偏光は、空間的に分離させられる。
このように、その位相シフト手段の後に、単一の偏光は、そのイメージャを照明するために存在する。
好適な特徴に従って、その系は、それが、ライトパイプ及び主要な光源を含むと共に、それら照明源は、その主要な光源によって発生させられた照明ビームの、そのライトパイプを通じた、透過によって得られるという点で、注目に値するものである。
一つの特定の特徴に従って、そのライトパイプは、ロッドインテグレーターである。
別の特徴に従って、その系は、それが、複数の発光ダイオードを含むと共に、それらダイオードの各々が、それら照明源の一つと関連させられるという点で、注目に値するものである。
好適な特徴に従って、そのミラーの反射表面は、その偏光子の偏光表面に対して平行なものである。
都合良くは、そのグリッド偏光子は、透明な基体を含むと共に、その一方の面は、その偏光子の偏光表面を形成すると共にそれの他方の面は、そのミラーの反射表面を形成する。
好ましくは、その照明系は、それら照明源とその偏光子との間に位置させられた少なくとも一つの焦点を合わせるレンズを含む、レンズの第一の群を含むと共に、その位相シフト手段は、二つの焦点面の間に置かれた平面にあるが、それらには、それら照明源が、その第一の群によって焦点を合わせられると共に、それら二つの焦点面の各々は、その第一の偏光又はその第二の偏光のいずれかに対応する。
一つの好都合な特徴に従って、その照明系は、レンズの第二の群を含むと共に、そのイメージャは、そのレンズの第二の群の第一の焦点面に置かれると共に、そのレンズの第二の群の第二の焦点面は、それら二つの焦点面の間に置かれるが、それらには、それら照明源が、その第一の群によって焦点を合わせられる。
好ましくは、その位相シフト手段は、基体を含むと共に、その面の一つは、半波長の位相シフトバンドを含む。
本発明は、また、
− その照明系;
− その照明系によって照明されたイメージャ;及び
− 投射対物系:
を含む投射器に関する。
− その照明系;
− その照明系によって照明されたイメージャ;及び
− 投射対物系:
を含む投射器に関する。
本発明は、良好に理解されると思われると共に、他の特徴及び利点は、添付した図面を参照する、以下に続く記載を読む際に、明らかになると思われる。
図1は、本発明の一つの特定の実施形態に従った、イメージャ6用の照明系10を用いる逆投射器1(back-projector)を、実例を出して説明する。
逆投射器1は、
− イメージャ16を照明する照明系10;
− イメージャ16によって生じさせられた結像ビーム15を透過させる投射対物系11;
− 結像ビーム15が反射させられる、折りたたみミラー(folding mirror)12及び13;
− 結像ビーム15によって生じさせられた像が、投射される、スクリーン14:
を含む。
− イメージャ16を照明する照明系10;
− イメージャ16によって生じさせられた結像ビーム15を透過させる投射対物系11;
− 結像ビーム15が反射させられる、折りたたみミラー(folding mirror)12及び13;
− 結像ビーム15によって生じさせられた像が、投射される、スクリーン14:
を含む。
本発明に従って、その逆投射器は、相対的に薄いものであることもある。しかしながら、照明系10の小さい大きさ及び折りたたまれる照明ビームのおかげで、本発明は、小さい厚さ(例えば、6又は9インチの厚さ)の逆投射器に特に適切なものである。もちろん、本発明は、また、厚い(例えば、単一の折りたたみミラーを備えた)逆投射器に、及び、正投射器(front projector)も当てはまる。
図2及び3は、それぞれ、側面図で、及び、透視図で、照明系1を示すが、それは、透過性のLCD(液晶ディスプレイ)タイプのイメージャ16を照明する。イメージャ16は、幅li及び高さhiを有するが、それらは、投射させられる像のアスペクト比に依存する。
照明系1は、
− 偏光してない(換言すれば、少なくとも二つの異なる偏光を有する)光を生じさせる複数の光源、それら源は、伝播の軸に対して垂直な平面で分離される;
− 焦点距離F1の第二のレンズ(又は数個のレンズの群)22;
− グリッド偏光子23;
− グリッド偏光子23の後方に位置させられたミラー24;
− 例えば、(例えば、ガラスで作られた)透明な基板26に置かれたλ/2のバンド25の形態における、半波長の位相シフト手段、バンド25は、例えば、基板26における積層によって得られる;及び
− 焦点距離F2の第二のレンズ(又は、数個のレンズの群)27:
を含む。
− 偏光してない(換言すれば、少なくとも二つの異なる偏光を有する)光を生じさせる複数の光源、それら源は、伝播の軸に対して垂直な平面で分離される;
− 焦点距離F1の第二のレンズ(又は数個のレンズの群)22;
− グリッド偏光子23;
− グリッド偏光子23の後方に位置させられたミラー24;
− 例えば、(例えば、ガラスで作られた)透明な基板26に置かれたλ/2のバンド25の形態における、半波長の位相シフト手段、バンド25は、例えば、基板26における積層によって得られる;及び
− 焦点距離F2の第二のレンズ(又は、数個のレンズの群)27:
を含む。
グリッド偏光子23は、例えば、会社MOXTEK(R)によって提供されるが、一方の面は、その偏光表面に対応すると共に他方の面は、例えば、反射性であるように、処理される。
レンズ22の倍率は、G1(ライトパイプ21の入り口の平面に対するバンド25の平面)に等しいものである。
好ましくは、λ/2バンド25は、可視のスペクトルの範囲にわたって色消しものである:その位相遅延は、それぞれ正常な屈折率と異常な屈折率との間の差異が、その可視のスペクトルの範囲にわたってバンド25の厚さによって割られた二分の一波長に等しいものであるように、その波長と共に変動する。
変形に従って、λ/2のバンド25は、その可視のスペクトルの範囲にわたって一定の又は実質的に一定の位相遅延を有する。λ/2のバンド25は、その可視のスペクトルの範囲における精密な周波数、半波長だけ、位相シフトさせられる。好ましくは、この周波数は、その可視のスペクトルの中央の周波数である。
本発明の一つの特定の実施形態に従って、それら複数の光源は、ランプタイプの主要な光源20並びに高さH、長さL及び奥行きpのライトパイプを使用して、発生させられる。それら光源は、このように、その主要な光源によって生じさせられた源の照明ビームの、ライトパイプを通じた、透過によって得られる。そのライトパイプは、例えば、反射させる壁を備えた、中実のロッドインテグレーター又は中空のライトパイプである。
その照明系は、偏光させられた照明ビームで動作するイメージャ16を照明する。また、本発明の変形に従って、そのイメージャは、その結像ビームを再度方向付けるためには、偏光スプリッター(グリッド偏光子又はPBS)と関連させられたLCOS(シリコン上の液晶(liquid crystal on silicon))タイプのものである。
他の変形に従って、偏光子は、その偏光を浄化すると共にそのコントラストを向上させるために、そのイメージャの前に、偏光させられた照明ビームの経路に置かれる。
図4及び5は、それぞれ鉛直な及び水平な偏光に従った系10において用いられた照明ビームを概略的に示す。
ランプ20は、軸zに対して平行にあるライトパイプ21の入り口を照明するが、それの高さ及びそれの奥行きは、それぞれ、軸x及びyに対して平行なものである。そのライトパイプを出る際に、数個の仮想的な源が、存在すると共に、数個の行及び数個の列を含むマトリックスを形成する。
第一のレンズ22は、λ/2のバンド25に近い平面にライトパイプ21の入り口を、及び、無限遠にライトパイプ21の出口を、結像させる(レンズ22とそのライトパイプの出口との間の距離は、F1に等しいものである)。このように、ガイド21の入り口に存在する源に対応する数個の仮想的な源は、λ/2のバンド25の平面の周りに現れる。実例として、図4及び5において、三つの源40から42が、ライトパイプ21の入り口に示されてきた。図7に実例を出して説明されるように、それは、そのライトパイプの入り口に置かれた仮想的な源を示すが、これらは、x軸に沿った距離hによって、及び、y軸に沿った距離pによって、分離される。これらの仮想的な源の各々は、偏光してない光を放出する。
源の数は、そのランプの開口の角度に依存するが、それは、ライトパイプ21におけるそのビームの反射の数を定義する。好ましくは、それら仮想的な源は、少なくとも、三つの行及び三つの列からなるマトリックスを形成する。
その照明ビームの経路において第一のレンズ22の後方に位置させられたグリッド偏光子23は、その水平の偏光からその鉛直の偏光を分割する。そのグリッド偏光子は、好ましくはその照明ビームが伝播するz軸に対して45°の角度で、傾斜させられる。その偏光子のグリッドは、y及びz軸によって定義された伝播の平面に対して垂直な、xの方向に沿って、方位が決定される。このように、その照明ビームの鉛直な偏光は、y方向に沿って反射させられる。しかしながら、その水平な偏光は、偏光子23の偏光表面及び基板を通過する。
そして、その鉛直な偏光は、ストライプ25の外側の領域において基板26を通過すると共に、そして、第二のレンズ27を通過するが、それは、イメージャ16にライトパイプ21の出口を結像させる。
最初に偏光子23を通過してしまった後は、その水平な偏光は、偏光子23の偏光表面に対して平行なミラー24によって反射させられると共にこの表面からの距離eに置かれる。次に、その照明ビームの水平な偏光は、再度偏光子23を通過すると共にストライプ25に衝突するが、それらは、その偏光を回転させると共に、それは、従って、鉛直なものになる。基板26を出る際に、その照明ビームは、従って、ライトパイプ21を出る鉛直な偏光の直接的な透過によって、及び、その水平な偏光を戻すことによって、得られた鉛直な偏光のみを含む。このように、その照明ビームの使用は、最適化される。
代替の実施形態に従って、その偏光子のグリッドは、x方向に対して垂直に、方位が決定される。そして、それは、反射させられる照明ビームの水平な偏光である。この実施形態において、その鉛直な偏光は、その偏光表面を通過する。この場合には、基板26を出る際に、(ストライプ又はバンド25が、同じ場所に位置決めされるとすれば、)その照明ビームは、従って、その水平な偏光のみを含む。
図8に実例を出して説明されるように、その基板は、半分の波のストライプ25を帯びるガラス板26である。その基板が、その照明ビームの経路においてバンド25の前に置かれるか又は後に置かれるかは、重大なことではない。それら列の各々は、距離G1p/2だけ分離されると共に、二つのものにおける一方の列は、偏光子23によって反射させられる、その照明ビームのその部分に対応すると共に他方の列は、ミラー24によって反射させられる、照明ビームのその部分に対応する。好ましくは、バンド25(又は基板26)のエリアは、それが、源の少なくとも六つの列を集めるようなものであると共に、バンドの数は、行の数に依存する。いっそうより好ましくは、基板26のエリアは、それが、源の少なくとも八つの列を集めるようなものである。その基板のエリアは、その対物系の開口からレンズ27までよりも大きいものである。
図6は、偏光子23に衝突する照明ビームの光線60の経路を、詳細に、実例を出して説明する。
入射光線60は、偏光子23の分割表面に対する法線と角度θextをなす。入射光線60は、その偏光表面によって部分的に反射させられると共に、鉛直に偏光させられた光線61を形成すると共に、部分的に屈折させられると共に、水平に偏光させられた光線62を形成する。その光線62は、ミラー24によって反射させられると共に、光線63を形成するが、それは、それ自体で、その偏光表面によって屈折させられると共に、光線64を形成する。
偏光子23の偏光表面及びミラー24は、光学的な屈折率nの及び厚さeの材料によって分離される。図6に示唆されるように、光線61及び64は、距離dだけ分離されるが、それは、等式:
nsin(θint)=sin(θext)
及び
d=2etan(θint)cos(θext)=G1p/2
に従って、パラメーターn及びeに依存する。
nsin(θint)=sin(θext)
及び
d=2etan(θint)cos(θext)=G1p/2
に従って、パラメーターn及びeに依存する。
基板26は、x軸に対して平行なλ/2の位相シフトバンド25を含むが、それは、その偏光を変化させる。それらバンドの各々は、距離dだけ、隣接したバンドから分離されると共に、それ自体で、幅dを有する。それは、光線61が、バンド25を通過すること無く、基板26を通過するように、且つ、対照的に、光線64が、それの偏光が変更させられるように、バンド25を通過すると共に、そして、第二のレンズ27を通過するが、それは、イメージャ16にライトパイプ21の出口を結像させるように、位置決めされる。
本発明の代替の実施形態に従って、バンド25は、偏光子23の偏光表面によって反射させられる偏光の経路に置かれるが、この表面を通過する偏光は、バンド25を照明するものではない。
このように、偏光子23のグリッドの方位の決定に、及び、バンド25の配置に依存して、基板26を出る照明ビームの偏光は、水平なもの又は鉛直なもののいずれかである。イメージャ16は、それを照明する照明ビームの偏光に従って、正しく方位を決定されるものでなければならない。
ライトパイプ21の入り口に置かれた仮想的な源(特に、源41から42)は、偏光子23に衝突する光線の偏光に依存してわずかにオフセットされる二つの平面65及び67に、第一のレンズ22を通じて、焦点を合わせられる:
− 第一の平面65は、偏光子23によって反射させられる光線の焦点合わせに対応する;及び
− 第二の平面67は、偏光子23を通過する光線の焦点合わせに対応する。
− 第一の平面65は、偏光子23によって反射させられる光線の焦点合わせに対応する;及び
− 第二の平面67は、偏光子23を通過する光線の焦点合わせに対応する。
それら平面のオフセットは、これらの光線の間の光路差、即ち、Δに対応すると共に、それは、等式:
Δ=2ne/cos(θint)−2etan((θint)/sin(θext))=2e/cos(θint)×(n−1/n)
を満足する。
Δ=2ne/cos(θint)−2etan((θint)/sin(θext))=2e/cos(θint)×(n−1/n)
を満足する。
好ましくは、その偏光子の偏光表面23と反射表面24との間の光学的な距離は、相対的に小さいものであるので、二つの偏光の間の光路差は、焦点面65及び67の間のオフセットであるもののように、それ自体で、相対的に小さいものである。λ/2のバンド25は、焦点面65及び67の間にある平面66に置かれる。好ましくは、平面66は、平面65及び67の中央の平面である。このように、二つの偏光は、バンド25で空間的に良好に分離される。
さらには、第一のレンズ22は、無限遠にライトパイプ21の出口を結像させる(レンズ22とそのライトパイプの出口との間の距離は、F1に等しいものである)。
一方の方面では、レンズ27及びバンド25の平面を分離する距離が、及び、他方では、イメージャ16についてのものが、焦点距離F2に等しいものである。より精密には、
レンズ27の第二の焦点面が、レンズ22の焦点面65及び67の間に、及び好ましくは、平面65及び67の中央の平面に、ある一方で、イメージャ16は、レンズ27の第一の焦点面にある。
レンズ27の第二の焦点面が、レンズ22の焦点面65及び67の間に、及び好ましくは、平面65及び67の中央の平面に、ある一方で、イメージャ16は、レンズ27の第一の焦点面にある。
この方式で、そのイメージャにおける照明は、最適化される。
さらには、角度θextは、好ましくは、30°と60°との間にある。値のある広い範囲は、本発明の様々な実施形態に依存して、可能なものである。事実上、そのグリッド偏光子は、入射の角度に相対的に鈍感なものであるコントラストを与えるという利点を有する。より好ましくは、なお、角度θextは、45°に等しいものである。
その照明系の外形は、また、折りたたまれるものである照明ビームを許容すると共に、それによって、(特に、薄い逆投射器又は正投射器における使用の状況の内で)それの全体的な大きさを低減する。θextの値は、従って、都合良くは、問題になっている投射器に特有の空間の制約条件に従って、選ばれることもある。
x軸に沿った基板26の寸法は、hsであると共に、y軸に沿った、それは、liである。基板26の寸法は、それを照明する仮想的な源の数に従って、選ばれる。
実例として、その照明系のパラメーターは、以下に続くもの:
− d=2.5mm;
− n=1.5(ガラス);
− e=3.3mm;
− 及び、(断面における9mm×5.06mmのライトパイプで)p=9mmについてG1=0.55
であることもある。
− d=2.5mm;
− n=1.5(ガラス);
− e=3.3mm;
− 及び、(断面における9mm×5.06mmのライトパイプで)p=9mmについてG1=0.55
であることもある。
そのライトパイプの寸法は、一般に、そのイメージャのアスペクト比(例えば、3/4又は16/9)によって、良好な集光を有するためには、そのランプの焦点のスポットの大きさによって、及び、およそ2の倍率を有する(他の倍率は可能なものである)ためには、そのイメージャの寸法によって、部分的に設定される。
小さい断面のライトパイプは、その系が、大きい角度を備えた一定の範囲で(典型的には、15°と25°との間で)働くことを許容する。
ランプ20は、また、PBSとは違って、グリッド偏光子23が、高い発光のフラックスのレベルに良好に耐えることができるので、相対的に強力なものであることもある。
さらには、このような偏光子は、また、たいてい波長に鈍感なコントラストを与えるという利点を有する。
図9は、偏光子23及びミラー24についての置き換えとして、本発明に従って、使用することができる偏光子90を、実例を出して説明する。
偏光子90は、偏光子23に類似の、グリッド偏光子91、及び、例えば、それの面の一方における反射する表面93で覆われたガラスで作られた、基板92を含む。
図10は、偏光子23及びミラー24についての置き換えとして、本発明に従って、また使用することができる偏光子95を、実例を出して説明する。
偏光子95は、偏光子23に類似の、グリッド偏光子96、及び、例えば、ガラスで作られた、基板98を含む。基板98及び偏光子96は、空気の薄い層97によって分離される。基板98は、それの面の一方において、反射表面99で覆われるが、それは、好ましくは、空気の層97と共通のものである。
もちろん、本発明は、上に記載された実施形態に限定されるものではない。
本発明は、特に、偏光させられた光を備えた照明ビームを用いる様々なタイプの投射器、特に、逆投射器又は正投射器に関係する。さらには、これらの投射器は、一つ又はより多くの平坦な又は湾曲させられた折りたたみミラーを含むこともあるし含まないこともある。
その照明系は、本発明の異なる実施形態に依存して、そのイメージャに相対的な様々な方式において、位置決めされる又は方位を決定される。好適な実施形態に従って、それは、そのイメージャを照明する、結像ビームの軸に沿った180°の回転を特に被ることもある。4/3又は16/9のスクリーンへの投射の状況において、又は、一般に、一方の寸法が、他方のものよりも大きいものであるとき、それら源は、そのより大きい寸法に沿って、好適な二倍にされたものである。他の実施形態において、その回転は、±90°に等しいものである。それは、また、その投射対物系から相対的に遠いものであることもあると共に、その投射対物系は、その投射器の構造の全体的な外形に調和させられる。その対物系は、特に、歪曲を限定する一方で、そのスクリーンにおけるそのイメージャによって生じさせられた像を、焦点を合わせることを、可能なものにする。しかしながら、その投射対物系は、好ましくは、その照明系に可能な限り近いものである。
(示されない)本発明の一つの実施形態に従って、それら複数の光源は、複数のLED(発光ダイオード(light-emitting diode))を使用して、得られるが、それらLEDの各々は、ある光源に対応する。好ましくは、それらLEDの各々は、そのイメージャを均一に照明するための光学的な手段と関連させられる。これは、反射器又は適切なコリメーション若しくは集光の手段であることもある。
Claims (10)
- イメージャを照明することが意図された照明系であって、
当該系は、別個の第一の及び第二の偏光を有する、源のビームと呼ばれた、各々が照明ビームを発生させる複数の照明源を含む、系において、
当該系は、該源のビームによって照明されたグリッド偏光子、ミラー、及び、半波長の位相シフト手段をさらに含むと共に、
該源のビームの各々の該第一の偏光は、該ミラーによって反射させられると共に再度該偏光子の偏光表面を通過する前に、該偏光子の偏光表面を通過すると共に、
該源のビームの各々の該第二の偏光は、該偏光子の偏光表面によって反射させられると共に、
該第一の及び第二の偏光の一方のみは、該偏光表面を通過してしまった後に、又は、該偏光表面から反射させられた後に、該位相シフト手段を通過すると共に、
該源のビームの該第一の及び第二の偏光は、空間的に分離される
ことを特徴とする、系。 - それは、ライトパイプ及び主要な光源を含むと共に
前記照明源は、該主要な光源によって発生させられた照明ビームの、該ライトパイプを通じて、透過によって得られる
ことを特徴とする、請求項1に記載の系。 - 前記ライトパイプは、ロッドインテグレーターである
ことを特徴とする、請求項1に記載の系。 - それは、複数の発光ダイオードを含むと共に、
該ダイオードの各々は、前記照明源の一つと関連させられる
ことを特徴とする、請求項1に記載の系。 - 前記ミラーの反射表面は、前記偏光子の偏光表面に対して平行である
ことを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の系。 - 前記グリッド偏光子は、透明な基体を含むと共に、
それの一方の面は、前記偏光子の前記偏光表面を形成すると共に
それの他方の面は、前記ミラーの反射表面を形成する
ことを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の系。 - それは、前記照明源と前記偏光子との間に位置させられた少なくとも一つの焦点を合わせるレンズを含むレンズの第一の群を含むと共に、
前記位相シフト手段は、前記照明源が、該第一の群によって焦点を合わせられる、二つの焦点面の間に置かれた平面にあると共に、
該二つの焦点面の各々は、前記第一の偏光又は前記第二の偏光のいずれかに対応する
ことを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の系。 - それは、レンズの第二の群を含むと共に、
前記イメージャは、該レンズの第二の群の第一の焦点面に置かれると共に、
該レンズの第二の群の第二の焦点面は、前記照明源が、前記第一の群によって焦点を合わせられる、二つの焦点面の間に置かれる
ことを特徴とする、請求項7に記載の系。 - 前記位相シフト手段は、基体を含むと共に、
それの面の一つは、半波長の位相シフトバンドを含む
ことを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の系。 - 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の照明系、
該照明系によって照明されたイメージャ、及び
投射対物系
を含む投射器。
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