JP2008506888A - 直接的な多段式の噴射弁部材制御装置を備えた燃料インジェクタ - Google Patents
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Abstract
本発明は、自己着火式の内燃機関の燃焼室内に燃料を噴射する、噴射弁部材(6)を備えた燃料インジェクタであって、噴射弁部材(6)がアクチュエータ(39)を介して直接的に制御可能であり、該アクチュエータ(39)が圧力増幅装置(12)を直接的に操作し、該圧力増幅装置(12)を用いて、噴射弁部材(6)を負荷する制御室(25)内における圧力に影響を及ぼすことができる形式のものに関する。このような形式の燃料インジェクタにおいて本発明の構成では、圧力増幅装置(12)が第1の圧力増幅ピストン(13)と第2の圧力増幅ピストン(14)とを有しており、両圧力増幅ピストン(13,14)が、切欠きもしくは凹設部(19)の内部で第1のストッパ面(21)と第2のストッパ面(22)との間において移動可能な連行体(20)を介して連結されている。
Description
今日の自己着火式の内燃機関では、ポンプ・ノズル・燃料噴射系の他に、高圧アキュムレータ噴射系(コモンレール)が使用される。高圧アキュムレータ噴射系では、内燃機関のシリンダにそれぞれ配属された個々の燃料インジェクタに、高圧アキュムレータ(コモンレール)から燃料が供給される。燃料インジェクタは電磁弁を介して又はピエゾアクチュエータを介して操作可能である。燃料インジェクタがピエゾアクチュエータを介して操作される場合には、直接的にピエゾアクチュエータを介して操作可能な噴射弁部材を実現することができる。
従来の技術
DE69720145C2に基づいて噴射弁部材が公知である。噴射弁は弁ニードルを有していて、この弁ニードルは、ばね室内におけるばねによって座面に向かって押圧されている。ばねは、弁ニードルに結合されたばね受と、可動のストッパとの間に設けられている。これにより貫流路が狭められ、この狭められた貫流路を通って燃料は、制限された速度もしくは制限された量でしかばね室から流出できない。噴射弁はさらに、可動のストッパ面を備えた弁を有しており、この弁は噴射弁の運転中に操作可能であり、燃料は第2の高い速度もしくは多い量でばね室から流出することができる。この弁は、ばね室と連通する開口の周りに丸く形成された座面によって形成され、可動のストッパは座面と接触することができ、その結果開口を通る燃料流を制御することができる。可動のストッパは、ポンプ室内における燃料圧の影響下で可動に形成されることができる。
DE69720145C2に基づいて噴射弁部材が公知である。噴射弁は弁ニードルを有していて、この弁ニードルは、ばね室内におけるばねによって座面に向かって押圧されている。ばねは、弁ニードルに結合されたばね受と、可動のストッパとの間に設けられている。これにより貫流路が狭められ、この狭められた貫流路を通って燃料は、制限された速度もしくは制限された量でしかばね室から流出できない。噴射弁はさらに、可動のストッパ面を備えた弁を有しており、この弁は噴射弁の運転中に操作可能であり、燃料は第2の高い速度もしくは多い量でばね室から流出することができる。この弁は、ばね室と連通する開口の周りに丸く形成された座面によって形成され、可動のストッパは座面と接触することができ、その結果開口を通る燃料流を制御することができる。可動のストッパは、ポンプ室内における燃料圧の影響下で可動に形成されることができる。
噴射弁部材を直接的に制御することができる燃料インジェクタにおいてアクチュエータによって噴射弁部材を開放できるようにするためには、アクチュエータは大きな開放力を克服する必要がある。アクチュエータによってもたらすことが必要な大きな開放力は、ノズルニードル状に形成された噴射弁部材が系圧(高圧アキュムレータ室もしくはコモンレールにおける圧力レベル)によって負荷されて、その座に押し付けられることに起因している。噴射弁部材をその座から開放するために必要な力は、数百Nの値、例えば約400Nである。十分な燃料流を、完全に開放された噴射弁部材において噴射開口を通して自己着火式内燃機関の燃焼室内に供給するためには、さらに、噴射弁部材が数百μm、例えば200μmと300μmとの間の値の最大行程運動を実施することが、必要である。上の値、つまり噴射弁部材を開放するために必要な数100Nの力、並びに完全に閉鎖されたポジションから完全に開放されたポジションへの噴射弁部材の最大行程運動距離は、燃料インジェクタ内に組み込まれるピエゾアクチュエータのサイズを規定する主要なパラメータである。確かに、液圧による圧力増幅装置を組み込むことによって、ピエゾアクチュエータの長さ/直径比を変化させることができるが、しかしながら、アクチュエータ容積とも呼ばれる、アクチュエータの構造寸法は、ニードル状に形成された噴射弁部材の最大行程運動距離と、もたらすことのできる開放力とにほぼ比例している。
従来技術に基づいて公知の解決策では、必要な範囲内で噴射弁部材の行程を制御するために必要な、1:3〜4の大きな圧力増幅比には、問題がある。それというのは、大きな圧力増幅比に基づいて、ピエゾアクチュエータの構造寸法は著しく増大するからである。
発明の開示
本発明によれば、多段式の、例えば二段式の圧力増幅装置によって、従来技術における欠点を回避する、噴射弁部材のための制御可能性を得ることができる。本発明の解決策によって得られる噴射経過パターンは、噴射弁部材の下側の部分行程範囲において1:1〜1.5倍の圧力増幅比によって傑出していて、これによって正確かつ迅速で特に安定的な制御可能性が得られる。また噴射弁部材の上側の行程範囲において、圧力増幅比は高いレベルで、例えば1:4〜7で推移する。
本発明によれば、多段式の、例えば二段式の圧力増幅装置によって、従来技術における欠点を回避する、噴射弁部材のための制御可能性を得ることができる。本発明の解決策によって得られる噴射経過パターンは、噴射弁部材の下側の部分行程範囲において1:1〜1.5倍の圧力増幅比によって傑出していて、これによって正確かつ迅速で特に安定的な制御可能性が得られる。また噴射弁部材の上側の行程範囲において、圧力増幅比は高いレベルで、例えば1:4〜7で推移する。
噴射弁部材の下側の部分行程範囲のための圧力増幅比と噴射弁部材の上側の部分行程範囲行程のための圧力増幅比とに分けるのに有利な構成では、多段式に形成された圧力増幅装置が燃料インジェクタの内部に互いに入れ子式に案内される2つのピストンを有していて、両ピストンが連行体を介して互いに連結されている。連行体は、両ピストンのうちの1つのピストンの切欠きもしくは凹設部に係合しており、この切欠きもしくは凹設部は、連行体が所定の部分行程到達後に初めて、内側の圧力増幅ピストンに摺動可能に支承された外側の圧力増幅ピストンを連行するように、寸法設定されている。下側の部分行程範囲における圧力増幅比は、d1とd2との直径比によって、つまり噴射弁部材のヘッド領域の直径と内側に位置するように配置された圧力増幅ピストンの直径との間の直径比によって与えられており、これに対して噴射弁部材の上側の部分行程範囲において有効な圧力増幅比は、d1とd3との直径比、つまり噴射弁部材のヘッド領域の直径と、連行体を介して第1の圧力増幅ピストンに連結された第2の圧力増幅ピストンの外径とによって与えられている。
図面
次に図面を参照しながら本発明の実施例を詳説する。
次に図面を参照しながら本発明の実施例を詳説する。
図1は、多段式に制御可能で直接的に操作されるノズルニードル状の噴射弁部材を備えた燃料インジェクタを示す断面図である。
実施例
図1に示された燃料インジェクタ1は、インジェクタ体2と中間円板3とノズル体4とを有している。インジェクタ体2とノズル体4とは、ノズル緊締ナット5を用いて互いにねじ結合されている。つまりインジェクタ体2とノズル体4とのねじ結合前に、ノズル体4には中間円板3が装着され、この中間円板3は少なくとも2つの流路26;40を有しており、これらの流路については後で詳しく述べる。
図1に示された燃料インジェクタ1は、インジェクタ体2と中間円板3とノズル体4とを有している。インジェクタ体2とノズル体4とは、ノズル緊締ナット5を用いて互いにねじ結合されている。つまりインジェクタ体2とノズル体4とのねじ結合前に、ノズル体4には中間円板3が装着され、この中間円板3は少なくとも2つの流路26;40を有しており、これらの流路については後で詳しく述べる。
燃料インジェクタ1はその他に、単数又は複数部分から輪郭形成可能なニードル状に形成された噴射弁部材6を有しており、この噴射弁部材6によって、燃料インジェクタ1の燃焼室側の端部に形成された噴射開口(図示せず)が開閉可能である。
インジェクタ体2とノズル体4との間における中間円板3は、インジェクタ体2の下側の平らな面に向けられた上側の平らな面7と、ノズル体4の上側の平らな面に向けられた下側の平らな面8とを有している。
燃料インジェクタ1のインジェクタ体2には、さらに中空室9が形成されており、この中空室9内にはアクチュエータ39が形成されていて、このアクチュエータ39は例えば、圧電結晶積層体から構成されたピエゾアクチュエータとして形成されている。中空室9には、系圧に保たれた燃料が蓄えられる図示されていない高圧アキュムレータ(コモンレール)からの燃料供給路10が開口している。この燃料供給路10を介して、系圧(レール圧)下にある燃料は、中空室9に流入し、この中空室9から、燃料インジェクタ1に受容された多段の圧力増幅装置12に沿って、中間円板3の通路40に流入し、そこからノズル体4に流れる。
燃料インジェクタ1の中空室9には多段に形成された圧力増幅装置12が配置されている。多段の圧力増幅装置12は第1の圧力増幅ピストン13と、この第1の圧力増幅ピストン13を取り囲んでいて該第1の圧力増幅ピストン13に沿って案内される第2の圧力増幅ピストン14とを有している。直径d2で形成された第1の圧力増幅ピストン13は、リング状に形成された連行体20のための溝30を有しており、連行体20は、第1の圧力増幅ピストン13を取り囲む第2の圧力増幅ピストン14の切欠きもしくは凹設部19に係合している。第2の圧力増幅ピストン14における凹設部19は第1のストッパ面21と第2のストッパ面22とによって画成されている。
外側の第2の圧力増幅ピストン14は、コイルばねとして形成可能なばねエレメント15によって負荷される端面16を有しており、ばねエレメント15は、ピエゾアクチュエータ39の下に形成された支持円板11に支持されており、この支持円板11はアクチュエータ39への給電時に鉛直方向の運動を行う。支持円板11は、管状のばねエレメントである管ばね17を介して支持されていて、この管ばね17は支持円板11とは反対側の端部で、中間円板3の上側の平らな面7に支持されている。管ばね17を用いて支持円板11は、アクチュエータ39の圧電結晶積層体への給電が中止された時に、休止位置へともたらされる。支持円板11と中間円板3の上側の平らな面7との間における管ばね17は、ストッパスリーブ18を取り囲んでいる。ストッパスリーブ18は第2の圧力増幅ピストン14の段部の下で延びていて、ばね28を取り囲んでおり、このばね28は、制御室25を画成する第1の制御室スリーブ27を、燃料インジェクタ1の中間円板3の上側の平らな面7に接触させる。ばね28は持続的に、中空室9における燃料圧に基づいて緊縮されているので、第1の制御室スリーブ27の下側に形成された食いつき縁部29を、常に中間円板3の上側の平らな面7に当て付けることが保証されており、その結果制御室25はシールされている。制御室25からは、この制御室25内における燃料は、制御室25内への第1の圧力増幅ピストン13もしくは第2の圧力増幅ピストン14の進入又は両圧力増幅ピストンの進入に相応して圧縮されて、通路26を介して、中間円板3の下側の平らな面8の下に位置する液圧室に流入し、この液圧室は、ニードル状に形成された噴射弁部材6のヘッド31を液圧的に負荷する。
制御室25は一方では中間円板3の上側の平らな面7によって、かつ他方では第1の圧力増幅ピストン13の端面23と第2の圧力増幅ピストン14の端面24とによって負荷される。
中間円板3の下に配置されていてニードル状に形成された噴射弁部材6は、直径d1で形成されたヘッド31を有している。この直径d1に対して第2の圧力増幅ピストン14は外径d3を有しており、この外径d3は、第1の圧力増幅ピストン13の直径d2及びニードル状に形成された噴射弁部材6のヘッド直径d1を上回っている。中間円板3の下側の平らな面8とニードル状に形成された噴射弁部材6の上側の端面との間における液圧室は、第2の制御室スリーブ32によって画成される。第2の制御室スリーブ32はそれ自体ばね33を介して負荷されており、このばね33は支持リング34に支持されていて、この支持リング34は例えば、ニードル状に形成された噴射弁部材6の周面に焼き嵌めされていることができ、つまりプレス座を用いて、ニードル状に形成された噴射弁部材6の周面と結合されている。支持リング34の下においてニードル状に形成された噴射弁部材6の周囲には、2つ又はそれ以上の切欠きもしくは間隙36が配置されており、これらの間隙36を介して燃料は流れ方向38で見てリング間隙37内へと流入する。このリング間隙37の下においてニードル状に形成された噴射弁部材6とノズル体4との間には、燃料インジェクタ1の燃焼室側の端部に図示されていない噴射開口が設けられている。
間隙36はニードル状に形成された噴射弁部材6の構成に応じて、3つの流れ間隙36が形成されている場合には各120°の角度をおいて、又は4つの流れ間隙36が形成されている場合には各90°の角度をおいて、ニードル状に形成された噴射弁部材6にそれぞれ配置されている。
噴射弁部材6の閉鎖された状態では、アクチュエータ39の圧電結晶積層体は給電されていて、鉛直方向において長く伸ばされている。これにより支持円板11は鉛直方向で下方に向かって変位されて、管ばね17を負荷し、その結果この管ばね17はアクチュエータ39の鉛直方向の行程方向とは逆向きに予負荷もしくはプレロードされる。アクチュエータ39の圧電結晶積層体の給電に基づいて、多段式に形成された圧力増幅装置12の第1の圧力増幅ピストン13及び第2の圧力増幅ピストン14は制御室25内に進入させられる。これによって制御室25内においては高められた圧力が生じ、この圧力は中間円板3における通路26を介して、ニードル状に形成された噴射弁部材6のヘッド31の上における液圧室に対して作用する。アクチュエータ39への給電が中断されると、アクチュエータ39の圧電結晶積層体は収縮し、鉛直方向におけるその長さは短縮される。予負荷された管ばね17によって、支持円板11は鉛直方向において、アクチュエータ39の圧電結晶積層体の伸張の戻りに応じて上方に向かって移動し、その結果第1の圧力増幅ピストン13の、制御室25に向いた端面23は、制御室25から外に、つまり制御室25を拡大する方向に移動し、これにより制御室25における圧力は低下する。制御室25における圧力降下と、ニードル状に形成された噴射弁部材6のヘッド31の上における液圧室への制御室25の液圧的な接続とに基づいて、ニードル状に形成された噴射弁部材6もまた上方に向かって移動し、噴射開口は開放される。図示された部分行程範囲内において、多段式に形成された圧力増幅装置12は、1:1〜1.5の圧力増幅比で働く。図示された部分行程範囲内におけるこの圧力増幅比は、直径d1/d2によって規定され、この場合d1は、ニードル状に形成された噴射弁部材6のヘッド31の直径を示し、かつd2は、多段式に形成された圧力増幅装置12の第1の圧力増幅ピストン13の外径である。この部分行程範囲内において有効な1:1〜1.5の圧力増幅比に基づいて、燃料インジェクタ1の燃焼室側の端部に形成された噴射開口の迅速かつ正確でしかも安定的な開放を行うことができる。
アクチュエータ39の給電が引き続き中断されると、アクチュエータ39の圧電結晶積層体はさらに収縮し、つまり鉛直方向におけるその長さがさらに減じられる。それに基づいて、第1の圧力増幅ピストン13の、制御室25を負荷する端面23は、さらに大きく制御室25から外に移動する。リング状に形成された連行体20の上側が、第2の圧力増幅ピストン14における凹設部19の第1のストッパ面21に当接すると、h1で示された行程を超過した後で、第1の圧力増幅ピストン13の周囲に摺動可能に受容されている第2の圧力増幅ピストン14は、連行体によって上方に向かって連行される。これによって、同様に制御室25を負荷する第2の圧力増幅ピストン14のリング状に形成された端面24もまた、さらに制御室25から外に移動する。行程h1を進んだ後で、多段式に形成された圧力増幅装置は今や1:4〜7の第2の圧力増幅比で働き、この第2の圧力増幅比は、直径d1/d3の直径比によって規定される。この場合d1は、既に述べたように、ニードル状に形成された噴射弁部材6のヘッド31のヘッド直径であり、d3は、第1の圧力増幅ピストン13に沿って摺動可能な第2の圧力増幅ピストン14の外径である。行程h1の超過後に一緒に制御室2ノズル緊締ナット5から外に移動する端面23,24に基づいて、制御室25における圧力は、第1の圧力増幅ピストン13の端面23だけが制御室25から外に移動する状態に比べて、迅速に降下する。これに基づいて、小さなアクチュエータ行程によって、ニードル状に形成された噴射弁部材6の完全な開放を、大きな液圧的な面(23+24)の運動により達成することができ、このことは内燃機関の全負荷領域において大きな意味がある。
ピエゾアクチュエータ39の圧電結晶積層体が再び給電されると、この圧電結晶積層体に対する給電レベルに相応して圧電結晶積層体は伸長させられ、これによって支持円板11は、中間円板3の上側の平らな面7に支持された管ばね17の作用に抗して圧縮される。管ばね17はストッパスリーブ18を取り囲んでおり、このストッパスリーブ18は、その上縁部で第2の圧力増幅ピストン14の外周部における段部に下から係合し、その基本位置を規定する。支持円板11がアクチュエータ39の圧電結晶積層体の伸長に基づいて鉛直方向で下方に向かって移動すると、まず初めに、内側に位置している第1の圧力増幅ピストン13の端面23が制御室25内に進入し、連行体20の下側が凹設部19の第2のストッパ面22に接触するや否や、第2の圧力増幅ピストン14もまたその基本位置へと移動し、この基本位置は、同様に中間円板3の上側の平らな面7に支持されたストッパスリーブ18によって規定されている。
燃料供給路10を介して、系圧(レール圧)下にある燃料が、インジェクタ体2における中空室9に流入し、中間円板3に設けられた通路40を介してノズル体4に流入する。第1の制御室スリーブ27における食いつき縁部29及び第2の制御室スリーブ32の食いつき縁部35の作用に基づいて、制御室25と、ニードル状に形成された噴射弁部材6のヘッド31の上における液圧室とに受容された制御容積は、噴射弁部材6に流れる燃料から分離される。
燃料は通路40を介してノズル室4に流入し、ニードル状に形成された噴射弁部材6の周囲に設けられた間隙36を介して、リング間隙37に流入し、このリング間隙37は、ニードル状に形成された噴射弁部材6の外周部とノズル体4の内側との間で画成されている。流れ方向38において流れる燃料容積は、燃料インジェクタ1の燃料室側の端部に形成された噴射開口へと流れ、これらの噴射開口を介して、噴射弁部材6の全開放時又は部分開放時に、自己着火式の内燃機関の燃焼室内に達する。
本発明による解決策は特に次のことによって傑出している。すなわち本発明の解決策では、ニードル状に形成された噴射弁部材6の第1の部分行程範囲において、高い強度を有するニードル状に形成された噴射弁部材の開放を、1:1〜1.5の小さな圧力増幅比によって生ぜしめて、アクチュエータ行程と噴射弁部材との間において実現することができる。その結果、噴射弁部材6の第1の部分行程範囲において続く、燃焼室側に配置された噴射開口の開放がコントロールされ、つまり、ニードル状に形成された噴射弁部材6の速すぎる開放に基づいて生じる、燃焼室内にもたらされる燃料量に関する量の飛躍が、回避され、これによって、燃焼時における煤煙形成は著しく減じられる。部分行程h1が得られた後で一緒に行われる、多段式の圧力増幅装置12の両圧力増幅ピストン13,14の放圧運動に基づいて、開放方向において部分行程h1が超えられた場合に、多段式に形成された圧力増幅装置12の1:4〜7の高い圧力増幅比が生ぜしめられる。このようにして小さなアクチュエータ行程によって、端面23,24が一緒に運動することにより、ニードル状に形成された噴射弁部材6のさらなる開放を大きな圧力増幅をもって行うことができる。
本発明による解決策に基づいて、従来技術による公知の解決策とは異なり、アクチュエータ構造容積を著しく減じることができる。ニードル状に形成された噴射弁部材6の部分行程に相当する2つの圧力増幅比、つまり第1の部分行程範囲における1:1〜1.5の圧力増幅比と別の部分行程範囲における1:4〜7の圧力増幅比とによって、自己着火式内燃機関の燃焼室への噴射経過もしくは噴射パターンを形作ることができ、この場合特に、ニードル状に形成された噴射弁部材6を制御するアクチュエータ39を、可能な限り構造空間を節減して燃料インジェクタ1の中空室9内に収容するという要求が、配慮されている。
1 燃料インジェクタ、 2 インジェクタ体、 3 中間円板、 4 ノズル体、 5 ノズル緊締ナット、 6 噴射弁部材、 7 上側の平らな面、 8 下側の平らな面、 9 中空室、 10 燃料供給路、 11 支持円板、 12 多段式の圧力増幅装置、 13 第1の圧力増幅ピストン、 14 第2の圧力増幅ピストン、 15 第1の圧力増幅ピストン用のばねエレメント、 16 第2の圧力増幅ピストン用のばねエレメント、 17 管ばね、 18 ストッパスリーブ、 19 凹設部、 20 連行体、 h1 連行体20の前行程、 21 凹設部19の第1のストッパ面、 22 凹設部19の第2のストッパ面、 23 第1の圧力増幅ピストン13の端面、 24 第2の圧力増幅ピストン14の端面、 25 制御室、 26 通路、 27 第1の制御室スリーブ、 28 ばね、 29 27の食いつき縁部、 d1 噴射弁部材6のヘッド直径、 d2 第1の圧力増幅ピストン13の直径、 d3 第2の圧力増幅ピストン14の直径、 30 連行体20用の受容溝、 31 噴射弁部材6のヘッド、 32 第2の制御室スリーブ、 33 ばね、 34 支持リング、 35 第2の制御スリーブ32の食いつき縁部、 36 間隙(120°、90°)、 37 リング間隙、 38 燃料の流れ方向、 39 アクチュエータ
Claims (12)
- 自己着火式の内燃機関の燃焼室内に燃料を噴射する、噴射弁部材(6)を備えた燃料インジェクタであって、噴射弁部材(6)がアクチュエータ(39)を介して制御可能であり、該アクチュエータ(39)が圧力増幅装置(12)を直接的に操作し、該圧力増幅装置(12)を用いて、噴射弁部材(6)を負荷する制御室(25)内における圧力に影響を及ぼすことができる形式のものにおいて、圧力増幅装置(12)が第1の圧力増幅ピストン(13)と第2の圧力増幅ピストン(14)とを有しており、両圧力増幅ピストン(13,14)が、切欠きもしくは凹設部(19)の内部で第1のストッパ面(21)と第2のストッパ面(22)との間において移動可能な連行体(20)を介して連結されていることを特徴とする、直接的な多段式の噴射弁部材制御装置を備えた燃料インジェクタ。
- 多段式の圧力増幅装置(12)の第2の圧力増幅ピストン(14)が、内側に位置する第1の圧力増幅ピストン(13)に摺動可能に支承されている、請求項1記載の燃料インジェクタ。
- 圧力増幅ピストン(13,14)に配属された伝達エレメント(11)が、インジェクタ体(2)内に支持された管状のばねエレメント(17)によって負荷されている、請求項1記載の燃料インジェクタ。
- ニードル状に形成された噴射弁部材(6)の、前行程h1に相当する第1の部分負荷範囲内において、アクチュエータ(39)への給電の中断時に、第1の圧力増幅ピストン(13)が制御室(25)から外に、つまり制御室を拡大する方向に移動する、請求項1記載の燃料インジェクタ。
- ニードル状に形成された噴射弁部材(6)の、前行程h1に相当する第1の部分負荷範囲の超過後に、連行体(20)が第2の圧力増幅ピストン(14)を、第1の圧力増幅ピストン(13)と一緒に制御室(25)から外に、つまり制御室を拡大する方向に移動させる、請求項1記載の燃料インジェクタ。
- 前行程h1が、連行体(20)の平らな面と、第2の圧力増幅ピストン(14)における凹設部(19)の第1のストッパ面(21)との間の間隔に相当している、請求項1記載の燃料インジェクタ。
- 第1の圧力増幅ピストン(13)の端面(23)を介して又は第1の圧力増幅ピストン(13)及び第2の圧力増幅ピストン(14)の端面(23,24)を介して負荷可能な制御室(25)が、液圧通路(26)を介して、ニードル状に形成された噴射弁部材(6)のヘッド領域(31)の上における液圧室と、液圧的に接続されている、請求項1記載の燃料インジェクタ。
- 制御室(25)と、ニードル状に形成された噴射弁部材(6)の上における液圧室とが、ばね負荷された制御室スリーブ(27,32)を介して画成されている、請求項7記載の燃料インジェクタ。
- 第1の制御室スリーブ(27)が食いつき縁部(29)で、燃料インジェクタ(1)の中間円板(3)の上側の平らな面(7)に接触している、請求項8記載の燃料インジェクタ。
- 第2の制御室スリーブ(27)が食いつき縁部(35)で、燃料インジェクタ(1)の中間円板(3)の下側の平らな面(8)に接触している、請求項8記載の燃料インジェクタ。
- 第1の制御室スリーブ(27)を中間円板(3)の上側の平らな面(7)に当て付けるばね(28)が、第1の圧力増幅ピストン(13)に摺動可能に支承された第2の圧力増幅ピストン(14)のリング状の段部に接触している、請求項1記載の燃料インジェクタ。
- 多段式の圧力増幅装置(12)の第2の圧力増幅ピストン(14)の端面(16)が、ピエゾアクチュエータ(39)の下における伝達エレメント(11)に支持されたばねエレメント(15)を介して負荷されている、請求項1記載の燃料インジェクタ。
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