JP2008505065A - ウイルス安全性生物学的流体の調製のための方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本願は、出願番号第695/MUM/2004として2004年6月29日に出願された仮インド仮特許出願からの優先権を主張する。
本発明は、生物学的サンプルからの殺ウイルス性物質の安全な除去のための方法に関する。特に、本発明は、生物学的物質から界面活性剤および/または溶媒を除去するための方法に関する。
ヒト血漿は、有益なタンパク質を誘導するための供給源として役立つ。ヒト血漿由来の治療タンパク質は、広範囲の疾患(一次免疫欠損(免疫グロブリンG)、血液量減少(アルブミン)に関与する救命救急診療、創傷治癒(フィブリノーゲン)、および遺伝的欠損(例えば、血友病A(第VIII因子)、血友病B(第IX因子)、ヴォン・ヴィレブランド病(vWF)、およびα−1プロテイナーゼインヒビター(A1PI)欠損から生じる先天性気腫)が挙げられる)の処置において使用されている。非常に重要なタンパク質を単離するための原材料としてのその用途の他に、全血漿は、凝固因子(clotting factor)欠損を有する患者のための凝固因子(coagulation factor)代償療法の主要な供給源であり続ける。ヒト血漿およびヒト血漿由来の治療タンパク質は、毎年世界中でおよそ100万人より多い患者を処置するために使用される。このような治療薬の世界的需要は、現在の水準の供給より顕著に多い。
本発明は、殺ウイルス性因子を所望のレベルおよび/または薬学的に受容可能なレベルにまで除去することによる、ウイルス安全性生物学的物質(血漿、血漿由来タンパク質、血漿クリオプレシピテート、血漿寒冷上清、血液製剤および任意の他の生物学的流体が挙げられるが、これらに限定されない)の改良のための方法を提供する。
本発明は、生物学的物質からのウイルス汚染の除去および/またはウイルス汚染を不活性化するための新規の方法を提供する。
本明細書中で使用される場合、本発明の目的のための「ウイルス安全性」とは、ウイルス不活性化処理(例えば、ウイルスを実質的に不活性化するための溶媒および/または界面活性剤による、生物学的流体の処理)を受けている、任意の生物学的物質をいう。十分な不活性化は、少なくとも「4log」の程度まで得られる(すなわち、ウイルスは、感染研究によって決定される4logの程度まで不活性化される)。4logの程度において、ウイルスは、104倍に希釈した後でさえ、ウイルス活性が測定され得るような濃度で、未処理の血清中に存在している。あるいは、十分な不活性化は、6logのウイルス(106感染単位)によって行われる場合、2log未満のウイルスがこの方法の完了後に回収される方法によって得られる。
(工程1:溶媒および界面活性剤によるウイルス不活性化)
−20℃のフリーザーから取り出し、ウォーターバス中で30℃で解凍した、特定の群のドナーの血漿を試験する。次いで、血漿を解凍後にプールして、AP 25ミリポアを通して濾過する。
工程1のウイルス不活性化血漿から溶媒および界面活性剤を除去するために高価で時間を消費する方法を用いる既存の技術とは異なり、本発明の方法は、合成ポリマーを用いる疎水性相互作用クロマトグラフィーによって実施される。
樹脂(例えば、SP 825)は、標準的な手順によって活性化および平衡化される。1gの樹脂を、4mlの溶媒界面活性剤処理された血漿に添加(すなわち、1:4(w/v))し、30℃で30分間、穏やかに攪拌する。この樹脂を、モスリン布を用いて分離し、血漿を別々に回収する。
樹脂ならびに第VIII因子含有量および残余の界面活性剤(ppm)の種々の割合を、以下の表にした。
表1:
血漿に関する樹脂の温度および割合のような方法のパラメーターを最適化するために、広範な研究を、SP 825に対して行った。
表2:
血漿とSP 825樹脂との異なる間隔の接触時間を、界面活性剤の効果的な除去のために研究した。
表3:
以下の実験的証拠によって得られたように、樹脂処理後にpHの有意な変化はなかった。
表4:
カラム様式およびバッチ様式における樹脂の性能を、以下の手順によって研究した:
1.10gmの樹脂を秤量して、XK16(Amersham Biosciences,GE Healthcare,UK)カラムに充填した。
表5:
樹脂は、製造業者のLabion TMのデータシートにおいて製造業者Mitsubishiによって指示されるような以下の手順によって、毎実行後に再生され得る。
製造方法は、図1に示されるフローチャートに例示された以下の工程を包含する。
表6:
(a)残余のTriton分析についてのサンプル調製
HIC樹脂処理後のS−D処理された血漿を、75%イソプロパノール(v/v)によりC−18カートリッジ上で抽出した。抽出手順を、サンプル中に既知量のTritonを加える(spike)ことによって調べた。ほぼ99%の量のTritonを回収した。
抽出したサンプルをC−8カラムに負荷して、UV検出器280nmを使用し、残余のtritonを検出した。
次いで、最終サンプルを、ヘキサンで抽出した。エタノールを添加して、透明な上清を得た。1μlの上清のサンプルを、ガスクロマトグラフィー分析のために使用する。抽出手順を、既知量のTNBPを加えることによってモニタリングし、ほぼ99%の量を回収した。
本発明の方法を用いた溶媒界面活性剤処理したプールされた血漿について得られた生成物は、英国薬局方に記載される制限または規格に従う。
表7:
Claims (36)
- ウイルス不活性化血漿を調製する方法であって、該方法は、以下:
ウイルスを含む疑いのある血漿を提供する工程;
該ウイルスを実質的に不活性化するのに十分な量および条件下で該血漿と溶媒界面活性剤とを接触させる工程;および
合成ポリマーで処理することによって血漿から溶媒−界面活性剤を除去する工程、
を包含する、方法。 - 溶媒界面活性剤ウイルス不活性化血漿から溶媒および界面活性剤を除去する方法であって、該方法は、以下:
該溶媒界面活性剤ウイルス不活性化血漿を、該溶媒および界面活性剤が実質的に除去される条件下で、合成ポリマーを含む疎水性相互作用クロマトグラフィーに供する工程、
を包含する、方法。 - 溶媒界面活性剤が除去されたウイルス不活性化血漿を調製する方法であって、該方法は、以下:
ウイルスを実質的に不活性するのに十分な量および条件下で溶媒界面活性剤で処理された血漿を提供する工程;および
合成ポリマーを用いる単一工程処理によって、該溶媒および界面活性剤を血漿から除去する工程、
を包含する、方法。 - 前記溶媒が、n−ブチル、t−ブチル、n−ヘキシル、2−エチルヘキシルおよびn−デシルからなるアルキル基から選択される、トリ−アルキルホスフェートである、請求項1、2または3に記載の方法。
- 前記界面活性剤が、ポリオキシエチレンエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、デオキシコール酸ナトリウム、合成両性イオン性界面活性剤、およびオクチル−β−D−グルコピラノシドからなる群より選択される、請求項1、2または3に記載の方法。
- 前記溶媒が、トリ(n−ブチル)ホスフェートであり、前記界面活性剤が、TRITON(登録商標)X−100である、請求項1、2または3に記載の方法。
- 前記合成ポリマーが、有機マトリックスとして提供される合成芳香族樹脂である、請求項1、2または3に記載の方法。
- 前記合成ポリマーが、疎水性である、請求項1、2または3に記載の方法。
- 前記疎水性合成ポリマーが、ポリスチレンベースのジビニルベンゼンコポリマーおよびメタクリレートベースのポリマーからなる群より選択される、請求項1、2または3に記載の方法。
- 前記合成ポリマーが、HP20、HP22 SS SP285、HP−2MGのグレードにおけるSEPABEADSからなる群より選択される、請求項1、2または3に記載の方法。
- 前記合成ポリマーが、SP70およびSP207からなる群より選択される、請求項1、2または3に記載の方法。
- 前記合成ポリマーが、ポリスチレンベースのジビニルベンゼンコポリマー樹脂である、請求項1、2または3に記載の方法。
- 前記ポリスチレンベースのジビニルベンゼンコポリマー樹脂が、HP20、HP20 SSおよびSP285からなる群より選択される、請求項10に記載の方法。
- 前記ポリスチレンベースのジビニルベンゼンコポリマー樹脂が、SP285である、請求項10に記載の方法。
- 前記合成ポリマーが、メタクリレートベースのポリマーである、請求項1、2または3に記載の方法。
- 前記メタクリレートベースのポリマーが、HP−2MG、SP70およびSP207からなる群より選択される、請求項15に記載の方法。
- 前記合成ポリマーが、1:1〜1:8の範囲、好ましくは1:4〜1:6の範囲の樹脂対溶媒界面活性剤処理された血漿の比で使用される、請求項1、2または3に記載の方法。
- 溶媒−界面活性剤処理された血漿から溶媒−界面活性剤を除去する、請求項3に記載の単一工程方法であって、該方法はさらに、以下:
前記ウイルス不活性化血漿を前記合成ポリマーで10〜60分間処理する工程、
を包含する、方法。 - 前記ウイルス不活性化血漿が、前記合成ポリマーで30分間処理される、請求項18に記載の方法。
- 溶媒−界面活性剤処理された血漿から溶媒−界面活性剤を除去する、請求項3に記載の単一工程方法であって、該方法はさらに、以下:
前記ウイルス不活性化血漿を前記合成ポリマーで4℃〜40℃にて所定の時間、処理する工程、
を包含する、方法。 - 前記不活性化血漿が、20℃〜30℃にて合成ポリマーで処理される、請求項20に記載の方法。
- ウイルス不活性化血漿を調製する方法であって、該方法は、以下:
(a)ドナーから血漿を提供する工程;
(b)ウイルスを不活性化するのに十分な量および条件下で血漿を溶媒界面活性剤で処理する工程、
(c)溶媒界面活性剤を除去するのに十分な条件下で該処理された血漿とポリスチレンベースのジビニルベンゼンコポリマーとを接触させる工程、
を包含する、方法。 - 前記方法が、試験的スケールで使用されるか、または工業的スケールで使用される、請求項1、2または3に記載の方法。
- さらに、前記合成ポリマーが、使用後再生される、請求項1、2または3に記載の方法。
- 前記血漿が、実質的に溶媒−界面活性剤を含まない、請求項1、2または3に記載の方法。
- 前記血漿が、凝固因子の欠損を有する患者のために使用され、かつワルファリン効果、血小板減少症、長いプロトロンビン時間、頭部外傷、関節出血、歯出血、硬膜下血腫、血尿、消化管出血、または腹腔内出血の逆転を必要とする患者において使用される、請求項25に記載の方法。
- 前記血漿が、実質的に溶媒−界面活性剤を含まず、そして生体成分に関する血漿の組成が、実質的に変化しない、請求項1に記載の方法。
- 前記血漿が、受容可能な薬局方収載の制限である2ppm未満の溶媒および5ppm未満の界面活性剤を満たし、さらに該血漿が、実質的に溶媒−界面活性剤を含まない、請求項1に記載の方法。
- 請求項1、2および20のいずれかに記載の方法によって調製される、ウイルス不活性化血漿。
- 前記血漿が、複数のドナーの血漿からプールされる、請求項29に記載のウイルス不活性化血漿。
- ウイルス安全性の生物学的物質を調製する方法であって、該方法は、以下:
ウイルスを含む疑いのある生物学的物質を提供する工程;
該ウイルスを実質的に不活性化するのに十分な量および条件下で該生物学的物質と溶媒界面活性剤とを接触させる工程;および
合成ポリマーで処理することによって、溶媒−界面活性剤を該生物学的物質から除去する工程、
を包含する、方法。 - 前記生物学的物質が、以下:
血漿、血漿濃縮物、血漿由来タンパク質、血漿クリオプレシピテート、血漿上清、ワクチン、血液製剤、血清、生物学的流体、血液の固体成分、溶解物、細胞によって分泌されたタンパク質、血小板濃縮物、白血球(white cell)(白血球(leuckocyte))濃縮物、白血球が乏しい赤血球、血小板豊富血漿、血小板濃縮物、血小板が乏しい血漿、赤血球より上の白血球からなる白色軟膜を含む濃縮細胞集団、ならびに1種以上の顆粒球、単球、インターフェロン、および転移因子の濃縮物を含む集団、
からなる群より選択される、請求項31に記載の方法。 - 請求項31に記載の方法に従って調製される、ウイルス安全性生物学的物質。
- 請求項33に記載のウイルス安全性生物学的物質であって、該生物学的物質は、以下:
血漿、血漿濃縮物、血漿由来タンパク質、血漿クリオプレシピテート、血漿上清、ワクチン、血液製剤、血清、生物学的流体、血液の固体成分、溶解物、細胞によって分泌されたタンパク質、血小板濃縮物、白血球(white cell)(白血球(leukocyte))濃縮物、白血球が乏しい赤血球、血小板豊富血漿、血小板濃縮物、血小板が乏しい血漿、赤血球より上の白血球からなる白色軟膜を含む濃縮細胞集団、ならびに1種以上の顆粒球、単球、インターフェロン、および転移因子の濃縮物を含む集団、
からなる群より選択される、生物学的物質。 - 前記ウイルスが、エンベロープウイルスである、請求項31に記載の方法。
- 前記ウイルスが、HIV、B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス、サイトメガロウイルス、エプスタインバーウイルス、乳酸脱水素酵素増大ウイルス(例えば、アルテリウイルス)、ヘルペス群ウイルス、ラブドウイルス、ロイコウイルス、ミクソウイルス、アルファウイルス、アルボウイルス(B群)、パラミクソウイルス、アレナウイルス、およびコロナウイルスからなる群より選択される、脂質被覆されたウイルスである、請求項35に記載の方法。
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