JP2008503305A - コーヒーメーカーのボイラの加熱プロセス - Google Patents

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    • A47J31/545Control or safety devices

Abstract

ボイラ(6)及び該ボイラ(6)の中身を加熱するための加熱手段(62)を有するコーヒーメーカー(1)において、ボイラ(6)が空であるときに加熱手段(62)が稼動させられるときのコーヒーメーカーの故障を防止するために、安全対策が取られる。コーヒーメーカー(1)は、ボイラ(6)の充填状態を示すフラグが立てられることができるメモリ(15)を有するコントローラ(10)を有し、該コントローラ(10)は、メモリ(15)がフラグを含まない場合、低減された加熱パワーを供給するように加熱手段(62)を稼動させるようにプログラムされる。加熱手段(62)が動作させられた後に遮断される場合であってもボイラ(6)が過熱されるという状況は、これにより予防される。

Description

本発明は、コーヒーメーカー等の装置のボイラの中身を加熱するための加熱手段を制御する方法に関する。
ボイラ及び該ボイラの中身を加熱するための加熱手段を有するコーヒーメーカーは、よく知られている。1つの既知の種類のこの種のコーヒーメーカーは、挽いたコーヒー豆及び熱水からコーヒーがその中で作られるブリューチャンバを含む。ユーザがコーヒーを得ることを望むとき、該ユーザは、或る量の挽いたコーヒー豆で満たされたエンベロープを有するコーヒーパッドをブリューチャンバに配置する。コーヒーメーカーの動作中、或る量の水が、加圧されコーヒーパッドを通過させられる。このプロセスでは、エンベロープはコーヒーフィルタとして動作する。このようにして、加圧された水とブリューチャンバ内のコーヒーパッドとの間の相互作用が、所望のコーヒーを提供する。
コーヒーメーカーにおいて、ボイラは所定の温度まで水を加熱する役目を果たす。水を加熱するために必要とされる加熱パワーは、加熱手段によって供給される。コーヒーメーカーは、水に加圧するためのポンプを有する。ポンプ、ボイラ及びブリューチャンバは、水輸送のための管によって相互接続される。
コーヒーを作るプロセスの開始時にボイラが既に水で満たされている場合には、このプロセスの間、ポンプを1回だけ稼動させるので十分である。このことは、上記プロセスの間にポンプを複数回稼動させることよりも好ましいので、コーヒーメーカーは、コーヒーを作るプロセスの最後には、コーヒーメーカーが次回利用されるときに使用されることができる或る量の水で満たされることを実現するように構成される。より具体的には、コーヒーメーカーが用いられるとき、ボイラはまず、該ボイラに入っている水を加熱するように動作される。水が所定の温度に到達した途端、ポンプは、熱水を、ブリューチャンバ中のコーヒーパッドを通じて押し出し、これと同時に新しい水をボイラに供給するように、稼動されることができる。実際、ポンプの動作中、ブリューチャンバから吐出される熱水は、この新しい水によって置換される。
上の段落で説明されたプロセスは、コーヒーメーカーが以前に既に用いられたことがあるときには、何の問題も無く実行されることができる。しかし、このプロセスは、コーヒーメーカーがまったく初めて用いられるときには利用可能でない。この状況では、コーヒーを作る実際のプロセスが開始される前にボイラが満たされなければならない。
1つの既知の可能性によれば、ボイラをまったく初めて充填するプロセスは、コーヒーメーカーのユーザによって開始されなければならない。この充填プロセスのためには、ユーザは、十分な量の水がボイラに供給されることに注意しなければならず、その後、実際にボイラを水で満たすためにポンプを稼動させなければならない。
ボイラを満たすプロセスがまったく初めてユーザによって開始されなければならないとき、ユーザがこのプロセスを省略して、すぐにコーヒー作りプロセスを実行するようにコーヒーメーカーを稼動させるという危険性がある。その場合、空のボイラが加熱手段によって加熱されるという危険な状況が起こる。これは、コーヒーメーカーの故障の原因となりうる。
当然、空のボイラの加熱プロセスの結果として、コーヒーメーカーの故障を予防するための処置が開発されている。既知の解決策は、ボイラの温度が予め定められた最大値を上回った途端に稼動させられるフューズ(加熱手段がフューズによって遮断される)の使用を伴う。しかし、この予防措置は全ての状況の下で充分であるというわけではないと判明しており、装置の故障は未だ現実のものとなっている。本発明の目的は、加熱手段が空のボイラに加熱パワーを供給することの結果として装置が故障することがないことを確実にするために、追加の予防措置を供給することである。
コーヒーメーカーの場合、コーヒーメーカーの適当な動作のためには特定のレベルの内圧が維持されることが必要とされるという事実からみて、ボイラ内の水位を決定するためのフロート等の形での比較的単純な解決策を適用することができないことに注意されたい。
本発明の目的は、コーヒーメーカー等の装置のボイラの中身を加熱するための加熱手段を制御するための方法であって、前記装置は、前記ボイラの充填状態を示すことができるインジケータ手段を有する、方法において、
−前記ボイラが満たされていることを前記インジケータ手段が示すかどうかチェックするステップと、
−前記ボイラが満たされていることを前記インジケータ手段が示すことが分かった場合に限り、第1の所定のパワー/時間スケジュールに従って前記ボイラに加熱パワーを供給することによって第1の加熱プロセスを実行するように前記加熱手段を稼動させるステップと、
−前記ボイラが満たされていることを前記インジケータ手段が示さないことが分かった場合に限り、第2の所定のパワー/時間スケジュールに従って前記ボイラに加熱パワーを供給することによって第2の加熱プロセスを実行するように前記加熱手段を稼動させるステップと、
を有し、前記第2の所定のパワー/時間スケジュールに従って前記ボイラに供給される前記加熱パワーのレベルは、前記第1の所定のパワー/時間スケジュールに従って前記ボイラに供給される前記加熱パワーのレベルと比較して、少なくとも前記第2の所定のパワー/時間スケジュールによってカバーされる時間部分に亘って低減される、方法によって達成される。
本発明によれば、コーヒーメーカーはボイラの充填状態を示すことができるインジケータ手段を有し、ここで、加熱プロセスは、ボイラが満たされていることをインジケータ手段が示すかどうかをチェックすることで開始する。そのようである場合、第1の加熱プロセスが開始され、このプロセスの間に第1のパワー/時間スケジュールが実行される。実際上は、第1のパワー/時間スケジュールは、通常のパワーレベルで実行される通常の加熱プロセスを表す。本発明によれば、ボイラが満たされていることが確かなときにのみ、第1のパワー/時間スケジュールは実行される。ボイラが満たされていることをインジケータ手段が示さない場合、ボイラが空である危険性があり、第2のパワー/時間スケジュールが実行される第2の加熱プロセスが開始される。本発明の重要な側面によれば、第2のパワー/時間スケジュールにおける加熱パワーのレベルは、第1のパワー/時間スケジュールにおける加熱パワーのレベルと比較して、少なくとも第2のパワー/時間スケジュールによってカバーされる時間部分に亘って低減される。
前の段落から、ボイラが空である場合、第2の加熱プロセスが実行されることが確実にされることは明白である。本発明による方法を実行する実際的な手段において、ボイラの温度は加熱プロセスの全体に亘って連続的にモニタされ、所定の温度が到達された途端に加熱手段は遮断される。本発明によれば、加熱手段が遮断された直後に損傷が発生する状況を予防するために、ボイラが満たされているという表示がない場合、加熱プロセスは、少なくとも或る期間に亘って、通常のパワーレベルに対して低減されたパワーレベルで実行される。加熱プロセスが低減されたパワーレベルで実行されるときには、ボイラの加熱はより遅い速度で起こり、その結果、加熱手段が遮断された後に過熱が発生する可能性は実際上ゼロである。
好ましい実施例において、コーヒーメーカーは第1の所定のパワー/時間スケジュール、第2の所定のパワー/時間スケジュール及び関連条件が入れられるマイクロコントローラを有する。インジケータ手段は、マイクロコントローラのメモリを有することができ、このメモリの中には、ボイラの状態、より詳細にはボイラが満たされている程度を表すフラグが立てられる。1つの適当な可能性によれば、この種のフラグは、ボイラが満たされるときに立てられる。この場合、このフラグがあるようである場合にのみ、第1の加熱プロセスは開始される一方で、このフラグがないようである場合にのみ、第2の加熱プロセスは開始される。他の適当な可能性によれば、加熱プロセスの間パワーが低減されることを必要とすることを示すフラグが用いられる。この場合、このフラグがないようである場合にのみ第1の加熱プロセスが開始される一方で、このフラグがあるようである場合第2の加熱プロセスが開始される。
前記第2の所定のパワー/時間スケジュールの前記加熱パワーのレベルが、前記第1の所定のパワー/時間スケジュールの前記加熱パワーのレベルに対して低減される低減係数は、時間に対して略一定であるので、第1のパワー/時間スケジュール及び第2のパワー時間スケジュールは、時間に対して類似した傾向を有しうる。例えば、第2のパワー/時間スケジュールと関連したパワーレベルは、第1のパワー/時間スケジュールと関連したパワーレベルの2/3であってよい。
また、パワーが第2のパワー/時間スケジュールにおいて変動するが、第1のパワー/時間スケジュールでは略一定であることも可能である。このようにして、第2のパワー/時間スケジュールと関連したパワーレベルは、第1のパワー/時間スケジュールと関連したパワーレベルに対して低減される。例えば、第1のパワー/時間スケジュールでは、パワーは時間に対して所定の一定値に保たれる一方で、第2のパワー/時間スケジュールでは、パワーは所定の一定値及びゼロに交互にセットされる。
本発明は、ここで、図面を参照してより詳細に説明される。図面中では、類似の部分は同一の参照記号によって示される。
図1は、コーヒーメーカー1の種々の構成要素を概略的に示す。このコーヒーメーカー1は、ボイラ及びボイラの中身を加熱するための加熱手段を有する装置の任意の例と捉えられるべきものである。
示されるコーヒーメーカー1の第1の構成要素は、コーヒーメーカー1の大部分の構成要素を収容するためのハウジング2である。ハウジング2の外側にボタン21、22、23が構成され、これらはコーヒーメーカー1のユーザによって押されるべきものである。ボタン21、22、23のうちの1つは、メインボタン21と呼ばれ、ユーザがコーヒーメーカー1を稼動したい場合か又はオフにしたい場合に、該ユーザによって押される必要がある。ボタン21、22、23のうちの別のボタンは、シングルカップボタン22と呼ばれ、ユーザがコーヒーメーカー1に1杯分の量のコーヒーを供給してほしい場合に、コーヒーを作るプロセスの或る段階で押されなければならない。ボタン21、22、23のうちの更に別のボタンは、ツーカップボタン23と呼ばれ、ユーザがコーヒーメーカー1に2杯分の量のコーヒーを供給してほしい場合に、コーヒーを作るプロセスの或る段階で押されなければならない。ハウジング2の外側には、ボタン21、22、23の他に、表示灯24が構成される。
ここで示されるコーヒーメーカー1の第2の構成要素は、水を収容するためのウォータータンク3である。このウォータータンク3は、いかなる形をしていてもよい。好適には、ウォータータンク3は、着脱可能に構成されるので、ユーザは、コーヒーメーカー1全体を動かさなくても、ウォータータンク3を満たすために蛇口等までウォータータンク3を持って行くことができる。しかし、本発明は、ウォータータンクを有さず、適切な封かん具を通じて蛇口等の何らかの水供給システムに接続された、コーヒーメーカーにも関する。
示されるコーヒーメーカー1の第3の構成要素は、コーヒーメーカー1を通じて水を流すためのポンプ4であり、ここでポンプ4は、いかなる適切な種類のものであってもよい。
示されるコーヒーメーカー1の第4の構成要素は、水を加熱するためのボイラ6であり、このボイラ6は、水を収容するための容器61と、水を所定の温度まで加熱するための加熱素子62とを有する。図1において、容器61は破線の長方形として概略的に描かれ、加熱素子62は実線の長方形として描かれる。
ボイラ6は、いかなる適切な種類のものであってもよい。ボイラ6及びポンプ4は、ポンプ管5によって相互接続される。ポンプ4が動作させられると、水は、ポンプ管5を通じて、ポンプ4からボイラ6に流される。
コーヒーメーカー1の第5の示された構成要素は、ブリューチャンバ8である。ブリューチャンバ8及びボイラ6は、ボイラ管7によって相互接続される。ブリューチャンバ8は、少なくとも1つのコーヒーパッドを収容するように構成される。動作中に、コーヒーを作る実際のプロセスは、ブリューチャンバ8内で起こる。なぜなら、水はブリューチャンバ8内でコーヒーパッドを通過して流されるからである。
示されるコーヒーメーカーの第6の構成要素は出口ノズル9であり、これは、ブリューチャンバ8に直接接続されており、ブリューされたばかりのコーヒーをコーヒーメーカー1から出す役目を果たす。
示されるコーヒーメーカー1の第7の構成要素は、コントローラ10であり、これは、コーヒーメーカー1の種々の構成要素の状態(例えばボタン21、22、23の位置)に関連する信号を受信するように構成され、所定の時間計画に従ってこれらの信号を処理するように構成され、動作可能な構成要素(例えば表示灯24及びポンプ4)の動作を制御するように構成される。
コントローラ10は、フラグが立てられることができ且つ記憶されることができるフラグメモリ15を有し、これらフラグは、コーヒーメーカー1の1つ又は複数の素子の状態を表すものである。本発明によれば、メモリ15において、少なくとも、ボイラ6の状態を表す(より詳細にはボイラ6が充填されている度合いを表す)フラグを、立てて記憶することが可能である。例えば、メモリ15はランダムアクセスメモリ(RAM)であってもよい。この種のメモリの特性は、このメモリが、本線に対する接続が中断された途端に、立てられたフラグを失うということである。
示されるコーヒーメーカー1の第8の構成要素は、ボイラ6の温度が所定の最大温度を上回ったかどうか確認し、そのようであれば直ちに加熱素子62を遮断するように構成されるフューズ11である。例えば、フューズ11は、加熱素子62の動作のために必要とされる電力の供給を中断することができる。フューズ11の動作は、コントローラ10から独立している。
示されるコーヒーメーカー1の第9の構成要素は、ボイラ6内の温度を検出するように構成される温度検出器12である。温度検出器12はコントローラ10に接続されているため、コントローラ10は、ボイラ6内の温度を表す信号を温度検出器12から受信することができる。
ユーザが、コーヒーメーカー1を使って1杯又は2杯のコーヒーを作ると決めたら、該ユーザは、まず、以下に示されるステップに従うことによってコーヒーメーカー1を準備することが必要である:
1)ウォータータンク3を水で満たす。
このプロセスの最中に、ユーザは、ウォータータンク3の中の水の量が、少なくともそのコーヒーを作るために必要とされる水の量であるように注意することを必要とする。
2)ブリューチャンバ8に少なくとも1つのコーヒーパッドを配置する。
コーヒーメーカー1は、例えば、ブリューチャンバ8に容易に挿入されることができるコーヒーパッドを受けるための別個の担体を有していてもよい。
3)コーヒーメーカー1からコーヒーを受けるのに適当な位置に1つ又は2つのコーヒーカップを配置する。
コーヒーメーカー1がウォータータンク2の水位を決定するためのフロート(図示せず)を有することに注意されたい。コーヒーを作るプロセスの間、コントローラ10はフロートの位置を検出して、分析する。ウォータータンク2内の水の量がコーヒーの必要な量には不十分であるか又はウォータータンク2が空であると分かったら、コントローラ10はプロセスを停止させ、この場合に速く点滅するように稼動される表示灯24によってコーヒーメーカー1のユーザに警告する。例えば、表示灯24は、コントローラ10によって、交互に0.1秒稼動させられ0.1秒停止する。ウォータータンク2の水位が充分な値に到達したことをコントローラ10がフロートによって検出するまで、コーヒーを作るプロセスは開始されない。
コーヒーメーカー1は、メインボタン21を押すことによって稼動させられる。本発明の重要な側面によれば、メインボタン21を押すことにより生成される信号をコントローラ10が受信した途端、コントローラ10は、第1のプロセスを開始する。コーヒーを作る全プロセスの一部であるこの第1のプロセスは、図2で示され、以下で説明される。
図2が、第1の手順の重要なステップを示しているフローチャートであることに注意されたい。ユーザによって実行される必要はないステップ(即ち長方形のボックスにおいて示されるステップ)は、コーヒーメーカー1のコントローラ10によって実行される。ひし形のボックスで記載される、プロセスの最中になされる決定について、同じことが言える。
第1のプロセスは、ボイラ6が満たされているか否かを示すフラグがコントローラ10のメモリ15に存在するかどうか調べることで開始する。
フラグがない場合には、コントローラ10は、ボイラ6の加熱素子62を稼動させる。同時に、コントローラ10はコーヒーメーカー1がビジーであることをユーザに知らせるために、表示灯24をゆっくり点滅するように稼動させる。例えば、表示灯24は、コントローラ10によって、交互に、1秒間稼動させられ、1秒間停止する。
フラグがある状況においては、ボイラ6が満たされていることは確かである。従って、加熱素子62を稼動させてフル加熱パワーを供給することは安全である。ボイラ6の中身に対する加熱パワーの供給は、ボイラ6の温度を上昇させる。加熱プロセス全体に亘って、温度検出器12はボイラ6内の温度を表す信号をコントローラ10に伝送し、該コントローラ10は、実際の温度が所定の温度にマッチするかどうかチェックするようにプログラムされている。所定の温度が到達されたと分かった途端、加熱素子62は遮断され、表示灯24は連続的に点灯するように稼動させられる。このようにして、ユーザは、コーヒーメーカー1が更なる使用のための準備が完了しており、第2のプロセスを開始するためにシングルカップボタン22又はツーカップボタン23を押してよいことを知らされる。第2のプロセスの間、熱水が、ボイラ6から、ブリューチャンバ8及び該ブリューチャンバ8内に配置される少なくとも1つのコーヒーパッドを通じて出口ノズル9に流され、次のコーヒー作りプロセスの目的のためウォータータンク2からボイラ6にフレッシュな水が供給される。
ボイラ6の充填状態を表すフラグがコントローラ10のメモリ15に存在しない場合、ボイラ6が空である可能性がある。特に、このような場合には、2つの可能性がある。即ち、
1)ボイラ6は確かに空である、及び、
2)ボイラ6はフラグがないという事実にもかかわらず満たされている。
後者の状況は、例えば、フラグが、コントローラ10のメモリ15に存在していたが、コーヒーメーカー1が本線から切断されていることの結果として失われたという場合に発生しうる。ボイラ6の過熱が発生しないことを保証するために、1つの側面が前段落において説明された加熱プロセスとは異なる加熱プロセスが実行される。この1つの側面とは、加熱素子62によって出力される加熱パワーのレベルである。フラグがないとき、供給される加熱パワーのレベルは、所定の期間の間、低減される。例えば、出力された加熱パワーの低下したレベルは、供給される加熱パワーの通常のレベル(即ち、フラグがあり、且つ、加熱素子62がフル加熱パワーを供給するように稼動される状況に関連した供給加熱パワーのレベル)の2/3である。当然、前記所定の期間の長さ及び前記所定の期間の開始時間は、ボイラ6が空の場合、ボイラ6の所定の温度が到達されたら加熱プロセスが低減された電力レベルで起こり、コントローラ10が加熱素子62を遮断するように稼動させられることを確実にするように選択されている。他方、ボイラ6が満たされていれば、加熱プロセスが、安全性の理由のための追加時間のみがかかり、通常の加熱プロセスよりも不必要に長く持続することはないように前記所定の期間の長さが選択されることが好ましい。しかし、これは、ボイラ6の中身を所定の温度まで加熱するプロセス全体の間は低減されたパワーレベルを適用するという可能性が、本発明の範囲内である、という事実を変えることはない。
以下では、ボイラ6の充填状態を示すフラグがメモリ15に存在しない状況と関連した加熱プロセスの好適な一連のステップが、図2を参照して説明される。上記のとおり、加熱素子62は、加熱プロセスの間、所定の期間の間、低減されたレベルで加熱パワーを供給するように稼動させられる。この例では、加熱プロセスが開始された途端、所定の期間は開始される。
所定の期間の間、表示灯24はコーヒーメーカー1がビジーであることをユーザに知らせるためにゆっくり点滅するように稼動させられる。コントローラ10は、温度検出器12によってボイラ6の温度を常にチェックする。
ボイラ6が満たされており、ボイラ6の中身が以前の加熱プロセスの間に予熱されていなかった場合、ボイラ6の所定の温度が到達される前に、所定の期間の終了が到達される。この場合、所定の期間の終わりに、ボイラ6が満たされることを示すフラグがメモリ15において立てられ、コントローラ10は、フルパワーを供給することによって、温度検出器12によって供給される入力に基づいてコントローラ10が所定の温度が到達されると検出するまで、ボイラ6の中身を更に加熱するように加熱素子62を稼動させる。所定の温度が到達されたと分かった途端、加熱素子62は遮断され、表示灯24は連続的に点灯するように稼動させられる。
ボイラ6が満たされており、ボイラ6の中身が予熱されている場合、所定の期間の終了が到達される前に、ボイラ6の所定の温度が到達される可能性がある。この場合、所定の温度が到達されたことが分かった途端、コントローラ10は加熱素子62を遮断し、表示灯24を連続的に点灯するように稼動させる。ボイラ6が満たされていることを示すフラグは、メモリ15においては立てられない。なぜなら、所定の温度が所定の期間の終了の前に到達される状況は、ボイラ6が空のときにも発生するからである。従って、フル加熱パワーが空のボイラ6に供給される状況に至る、フラグが誤って立てられる状況は、除外される。
ボイラ6が空の場合、ボイラ6の所定の温度は所定の期間の終了の前に到達される。なぜなら、空のボイラ6は、満たされたボイラ6よりも速く加熱するからである。この場合、所定の温度に到達したことが分かった途端にコントローラ10は加熱素子62を遮断し、表示灯24は連続的に燃焼するように稼動される。コーヒーメーカー1のこの状態において、ユーザが第2のプロセスを開始するためにシングルカップボタン22又はツーカップボタン23を押した瞬間にコーヒーメーカー1がコーヒーを供給するタスクを遂行しないということに、該ユーザは気が付くことになる。より詳細には、ユーザは、コーヒーメーカー1の動作障害の原因がボイラ6が空であることであると理解し、該ユーザは充填プロセスを開始する。充填プロセスが実行されたあと、ボイラ6が満たされていることを示すフラグがメモリ15において立てられ、引き続きの加熱プロセスはフルパワーで実行されることができる。
ボイラ6が空であるときに適用される低減されたパワーレベルは、過熱の結果としてのコーヒーメーカー1への損害の危険性を、実際上ゼロに低減させる。ボイラ6がより遅い速度で加熱されるので、加熱素子62が遮断された直後に、ボイラ6の温度が高くなり過ぎるという危険性はない。
加熱素子62によって供給される加熱パワーは、いかなる適切な手段によっても低減されることができる。例えば、加熱素子62は電気加熱コイル又は他の電気加熱手段を有することができ、加熱パワーの減少は加熱コイルに供給される電力の減少によって実現されることができる。
本発明の範囲内で、コーヒー作りプロセスのステップが、コーヒーメーカー1が稼動させられると、第2のプロセスの終了がユーザ介入無しに到達されるようなものであることが可能である。その場合、ユーザは、該ユーザが関連したボタン22、23を押すことによって1杯のコーヒー又は2杯のカップコーヒーを要求するかをコーヒー作りプロセスの開始時に示さなければならない。しかし、最初から最後まで途切れずに実行されるコーヒー作りプロセスは好まれない。なぜなら、ユーザは、プロセスの最中におけるポンプ4の突然の開始によって驚く可能性があるからである。
上記例によれば、コントローラ10は、ボイラ6内の水の加熱プロセスが起こっていることを、例えば表示灯24(ゆっくり点滅するように稼動させられることができる)によってユーザに知らせるようにプログラムされることができる。この場合、ユーザは、表示灯24がゆっくり点滅していれば水が加熱されており、表示灯24が連続的に点灯した途端、コーヒーメーカー1は更なる使用の準備ができていることを知る。更に、表示灯24は何か問題があることを示すために用いられることができる。上記のとおり、コントローラ10は、この種の状況において表示灯24を急速に点滅するように稼動させることができる。
本発明の範囲内で、どのような種類の指示手段が用いられるか、及び、特定の状況に指示手段のどのような種類の挙動が結合されるか、ということは本質的なことではないということは理解されるであろう。
当業者には、本発明の範囲は上述の例には制限されておらず、それについての幾つかの変形及び修正が、添付の特許請求の範囲に規定される本発明の範囲から逸脱することなく可能であるということは明らかであろう。
上述のコーヒーメーカー1は、シングルカップボタン22及びツーカップボタン23を有する。しかし、本発明の範囲内で、コーヒーの杯数が選択されることができるか否か、及び、コーヒーメーカー1によって供給されるコーヒーの量は、本質的ではない。例えば、所定の量の唯1杯のコーヒーを供給するように構成され、第2のプロセスを開始するための唯1つのボタンしか持たないコーヒーメーカー1も、本発明によってカバーされる。それどころか、本発明は、ボイラ6の中身を加熱するための加熱手段を有するボイラ6を有するコーヒーメーカー1及び全種類の他の装置に適用可能であり、コーヒーメーカー1又は他の装置の他のデザインは、2次的な重要性のものである。
図3は、コーヒー作りプロセスの第1のプロセスの代替的な一連のステップを示し、これらステップは、ボイラ6が満たされていることを示すフラグを立てる代わりにパワーレベルが低減されなければならないことを示すフラグを立てることの選択がなされるとき実行される。必然的に、上述のプロセスに対する唯一の差は、フラグに関するあらゆるステップが反対であるということである。それ故に、加熱パワーが所定の期間に亘って低減されたレベルで供給される加熱プロセスをトリガするフラグの検出された存在は、そして、フラグの検出された欠如は、最初からフル加熱パワーが供給される加熱プロセスをトリガする。更に、低減されたパワーレベルでの加熱プロセスが実行され、所定の期間の終了が到達されたら、フラグはメモリ15から除去される。
本発明の状況において、低減されたパワーレベルで加熱プロセスを実行する必要性を示すフラグの欠如は、ボイラ6が満たされているという表示であるとみなされるべきである。このフラグがある場合、この種の表示は与えられず、加熱プロセスは、フラグがない場合とは異なったスケジュールに従って実行される。
一般的に言って、本発明によれば、コーヒー作りプロセスの第1のプロセスが開始されるたびに、2つの可能な加熱方法のうちの1つが実行され、加熱プロセスの選択は、ボイラ6が満たされているという表示の存在又は欠如によって決定される。
図2及び3を参照して説明される例において、第1の可能な加熱プロセスは、単純に、ボイラ6の所定の温度が到達されるまで、フル加熱パワーを供給するために加熱素子62を稼動させることを伴い、第2の可能な加熱プロセスは、所定の期間に亘って低減された加熱パワーを供給するように加熱素子62を稼動させ、その後、ボイラ6の所定の温度が到達されるまでフル加熱パワーを供給するように加熱素子62を稼動させることを伴う。第2の可能な加熱プロセスは、パワーが低下したレベルで供給されるとき、即ち、所定の期間が経過する前に所定の温度が到達されたことが検出されているときにもう止められることができる。上述の例において、低減された加熱パワーの供給が起こる期間の間、ボイラ6の所定の温度が到達されないということを条件として、第2の可能な加熱プロセスは、低減された加熱パワーの供給で始まり、フル加熱パワーの供給で終了する。本発明の範囲内で、また、第2の可能な加熱プロセスが別の手法で実行されることがあり得ることに注意されたい。例えば、第2の可能な加熱プロセスは、フル加熱パワーの供給で始まり、ボイラ6の所定の温度が到達されるまでの低減された加熱パワーの供給で終了する。このような場合、フルパワーが供給される所定の期間が、空のボイラ6が過熱されないほど短くなければならないということは、重要である。
本発明による方法が用いられるとき、コーヒーメーカー1のより安全な使用が保証される。ボイラ6が満たされていることが確かな場合にのみ、加熱プロセスはフルパワーで起こる。ボイラ6が満たされていることが確かでない場合、加熱プロセスは、より遅い速度で、即ち低減されたパワーで起こり、所定の温度が到達された途端に加熱プロセスを止めるプロセスによって提供される安全措置が、どのような状況下でも有効となることが確実にされる。例外的な状況においてのみフューズ11が利用される。図2及び3を参照して説明されたプロセスが実行されると、加熱素子62は、ボイラ6の所定の温度が到達された途端に遮断され、フューズ11が動作する必要はない。
本発明による方法を実行するために必要とされるのは、フラグが立てられることができるメモリ15を有するコントローラ10のみであり、フラグの指示関数(indicative function)には、種々の可能性がある。上記においては、フラグがボイラ6の充填状態の表現であってよく、また、加熱プロセスが低減されたパワーレベルで実行されることを必要とするという表示をフラグが供給することがあり得ることが説明された。本発明の重要な側面によれば、コントローラ10は、最初に、加熱プロセスを開始する前にメモリ15内のフラグの存在をチェックし、そのチェックの結果に適合する加熱プロセスを稼動させるようにプログラムされる。
コーヒーメーカー1の適当な実際的な機能のためには、コントローラ10は、ボイラ6が満たされているという表示がない場合だけでなく、他の種々の状況下で、低減された加熱パワーを供給するように加熱素子62を制御するようにプログラムされることに注意されたい。例えば、ボイラ6の中身の温度が所定の温度に近いとき、加熱プロセスが所定の温度で終了することが可能でないほど速い速度で起こる状況を防止するために、加熱パワーが低減される。このような場合、加熱パワーは、例えば、フル加熱パワーの1/3に低減される。コーヒーメーカー1が、ボイラ6の中身を所定の期間に亘って所定の温度に保つ機能を備えている場合、この機能は、低減されたパワーレベル(例えばフルパワーレベルの3%)で実行される。本発明が、低減された加熱パワーを供給するプロセス自体に関するものではないということは、理解されなければならない。そうではなく、本発明は、ボイラ6が空である危険性があるあらゆる可能な状況において、低減された加熱パワーが供給されることを確実にするための手法に関する。
要約すると、ボイラ6と、該ボイラ6の中身を加熱するための加熱素子62等の加熱手段とを有するコーヒーメーカー1において、ボイラ6が空である間に加熱手段が稼動させられる場合にコーヒーメーカー1の故障を防止する安全対策が取られる。コーヒーメーカー1は、ボイラ6の充填状態を示しているフラグが立てられることができるメモリ15を有するコントローラ10を有し、該コントローラ10は、メモリ15がフラグを収容していない場合に、低減された加熱パワーを供給するために加熱手段を稼動させるようにプログラムされる。これにより、加熱手段が動作後に遮断される場合であってもボイラ6が過熱される、という状況が防止される。
コーヒーメーカーの種々の構成要素を示すブロック図である。 コーヒーメーカーが用いられるときに実行される好適な一連のステップを示すフローチャートである。 図2に示されるフローチャートの変形例を示すフローチャートである。

Claims (10)

  1. コーヒーメーカー等の装置のボイラの中身を加熱するための加熱手段を制御するための方法であって、前記装置は、前記ボイラの充填状態を示すことができるインジケータ手段を有する、方法において、
    −前記ボイラが満たされていることを前記インジケータ手段が示すかどうかチェックするステップと、
    −前記ボイラが満たされていることを前記インジケータ手段が示すことが分かった場合に限り、第1の所定のパワー/時間スケジュールに従って前記ボイラに加熱パワーを供給することによって第1の加熱プロセスを実行するように前記加熱手段を稼動させるステップと、
    −前記ボイラが満たされていることを前記インジケータ手段が示さないことが分かった場合に限り、第2の所定のパワー/時間スケジュールに従って前記ボイラに加熱パワーを供給することによって第2の加熱プロセスを実行するように前記加熱手段を稼動させるステップと、
    を有し、前記第2の所定のパワー/時間スケジュールに従って前記ボイラに供給される前記加熱パワーのレベルは、前記第1の所定のパワー/時間スケジュールに従って前記ボイラに供給される前記加熱パワーのレベルと比較して、少なくとも前記第2の所定のパワー/時間スケジュールによってカバーされる時間部分に亘って低減される、方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、前記第2の所定のパワー/時間スケジュールの前記加熱パワーのレベルは、前記第1の所定のパワー/時間スケジュールの前記加熱パワーのレベルに対して、時間に対して略一定である低減係数で低減される、方法。
  3. 請求項1又は2に記載の方法において、前記インジケータ手段は、前記ボイラの充填状態を示すフラグを記憶することができるメモリを有する、方法。
  4. 請求項1又は2に記載の方法において、前記インジケータ手段は、前記第2の加熱プロセスを実行する必要性を示すフラグを記憶することができるメモリを有する、方法。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の方法において、前記加熱手段は電気的であり、前記加熱パワーの前記レベルの前記低減は、前記加熱手段に供給される電力のレベルの低減によって得られる、方法。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載の方法において、前記ボイラの実際の温度がモニタされ、前記ボイラの所定の温度が到達されたことが検出された途端に、前記加熱手段が遮断される、方法。
  7. ボイラと、前記ボイラの中身を加熱するための加熱手段と、前記ボイラの充填状態を示すことができるインジケータ手段と、請求項1乃至6の何れか1項に記載の前記加熱手段を制御する方法を実行するようにプログラムされる制御手段とを有するコーヒーメーカー等の装置。
  8. 請求項7に記載の装置において、前記インジケータ手段は、前記ボイラの充填状態を示すフラグを記憶することができるメモリを有する、装置。
  9. 請求項7に記載の装置において、前記インジケータ手段は、前記第2の加熱プロセスを実行する必要性を示すフラグを記憶することができるメモリを有する、装置。
  10. 請求項7乃至9の何れか1項に記載の装置において、更に、前記ボイラの温度を検出するための温度検出器を有し、前記検出器は、前記ボイラの前記温度を表す信号を前記制御手段に伝送することができ、前記制御手段は、前記ボイラの所定の温度が到達されたことが検出された途端に前記加熱手段が遮断されるようにプログラムされる、装置。
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