JP2008502419A - 防音保護具として使用するためのキャップおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、防音保護具として使用するための、使用者の外耳を囲うように適合されたキャップであって、少なくとも一部が実質的に透明な材料で製造されたキャップ・シェル4を有するキャップにおいて、このキャップ3は、キャップ3の使用中に使用者と向き合うように配置される前記キャップ・シェル4の側に、少なくとも1つの物体または層9を支持するように構成されており、また前記物体または層9は、キャップ・シェル4を通して視認可能であることを特徴とするキャップに関する。本発明は、そのようなキャップを製造する方法にも関する。
Description
本発明は、防音保護具して使用するための、使用者の外耳を囲うように適合されたキャップに関する。このキャップは、実質的に透明な材料によって少なくとも部分的に製造されたキャップ・シェルを有する。さらに本発明は、防音保護具として使用するためのキャップを製造する方法に関する。
一般的なタイプの防音保護具は、ヘッドバンドによって接続された2つのキャップを有している。ヘッドバンドは、使用者の頭上に載るように適合され、2つのキャップは、使用者の頭部のそれぞれの側に1つずつ配置されて、使用者の両方の外耳を囲うように適合される。キャップは、通常はプラスチックで製造されたキャップ・シェル、使用者の頭部にフィットするように適合された密閉リング、およびキャップの内側に配置されたある種の吸音材料を有している。キャップ・シェルと密閉リングの間に配置されて吸音材料をキャップの内側の適所に保持する、いわゆる底部プレートが配置されるのも一般的である。
防音保護具は専門企業によって製造され、例えば防音保護具の使用が必要な製造設備を有する他の企業、および個人に販売される。他に防音保護具を頻繁に使用する人々は、例えば空港、自動車レース、道路工事などの職員である。防音保護具を購入する企業にはしばしば、外観または機能に関する様々な要求がある。多くの場合、例えば防音保護具が企業独自のロゴや他の何らかのタイプの情報を有していることが望まれる。特定の顧客の要求の有無に関わらず、防音保護具を製造する企業はしばしば、防音保護具にその独自のロゴの画像を与えることを望む。
防音保護具に所望の画像を与えるために、防音保護具の製造業者は基本的に、別々にまたは組み合わせて使用することができる2つの選択肢を用いる。
第1の選択肢では、特別な射出成形型が製造され、その中で、関係する顧客企業の浮き出たロゴを有するキャップ・シェルが製造される。その後、任意選択で、企図されたロゴを正確に再現するために様々な色が塗られる。成形型コストが防音保護具の製造コストのかなりの部分になるため、この選択肢を顧客特有の情報を提供するのに経済的に妥当なものとするためには、顧客企業は多数の防音保護具を購入する必要がある。
第2の選択肢では、キャップ・シェルの射出成形後に、顧客企業のロゴまたは他の何らかの特定情報を適用する。こうした後からの適用は、例えばキャップの外側にロゴをプリントすること、または塗ることから成る。後からの適用には、キャップの外側にプリントされたステッカーを接着することも含まれる。この選択肢の欠点は、後から適用されたプリントまたはステッカーが、使用および使用者のロッカーでの防音保護具の保管と共にすり減る傾向があることである。とりわけ、使用者が防音保護具を片付けたり、ベルトに留めて運んだりするときに、プリントまたはステッカーがすり減る。他にプリントまたはステッカーがすり減るのは、例えばある特定の溶接、研削およびブラスティング作業の実施に関連する場合、ならびにその後防音保護具を掃除する場合である。屋外作業で太陽に曝すことも、プリントまたはステッカーの品質低下を加速させる可能性がある。
したがって現在のところ、顧客または製造企業に特有な情報を経済的且つ技術的に適切な形で防音保護具にどのように与えるかについて、満足のいく解決策は存在していない。
米国特許第6151717号明細書は、この文脈において言及すべきものである。この公報は、きわめて特殊な要求に焦点を合わせて製造される防音保護具を開示している。この公報は、光学材料でできた窓部分を備えたキャップを開示しており、この窓部分は、耳に挿入されるイヤーマフを視覚的に確認できるような程度まで人の目が材料を透視できるように光線を通過させる。この場合に要求されるのは、法律や他の規則によってイヤーマフの使用が規定されている場合に、使用者が外側の防音保護具を取り外すことなしに、すなわち使用者が仕事を中断し、さらに聴覚障害の危険を冒す必要なしに、現場監督や安全代表者などが、窓付きの防音保護具の使用者がイヤーマフも使用しているかどうかを確認できるようにすべきことである。この文脈において、この公報が、顧客または製造企業に特有の情報を、経済的且つ技術的に適切な形で防音保護具にどのように与えるかに関する前述の問題への解決策を与えるものではないことに留意すべきである。
したがって本発明の目的は、顧客または防音保護具の製造企業に特有の情報を、経済的且つ技術的に適切な形で防音保護具にどのように与えるかに関する前述の問題への解決策を与えることである。
本発明によれば、この目的は、前文として述べられたキャップであって、このキャップは、キャップの使用中に使用者と向き合うように配置されるキャップ・シェルの面上に、少なくとも1つの物体または層を支持するように配置されており、また前記物体または層がキャップ・シェルを通して認識可能であるという特徴を与えられたキャップによって達成される。
この方法では、顧客に特有の区別のないキャップ・シェルを大量生産することが可能であるため、コスト効率のよい解決策が得られる。また、例えばプリントされたロゴまたはステッカーの形態の情報がキャップ・シェルによって保護され、したがって後から外側に適用されたプリントまたはステッカーのようにすり減ることがないため、特有の情報を適用するための技術的に適切な方法が得られる。情報とは、文字、数字、図案、パターン、色分け、またはキャップ・シェルを通して認識可能であり、且つ使用者および使用者のまわりの他の人々に対してメッセージを伝えるために用いることができる他の何らかのタイプの視覚的な違いなど、様々なタイプの情報を意味している。様々なタイプの情報を互いに組み合わせることが可能であることにも留意すべきであり、有利には、例えばキャップ・シェルの成形によるある種の浮き出したパターンを、部分的に半透明なステッカーと組み合わせて用いることが可能であり、そのステッカーは、文字および画像を含み、その色がキャップ・シェルの内側およびステッカーに塗布された着色ニスによって強められ、その結果、ステッカーおよびキャップ・シェル、ならびにそれぞれステッカーの外側の領域のキャップ・シェル自体を通してニスの色を認識することができるようになる。設計についての考慮に関しては、設計の点から望ましいどんなプリントもすぐにすり減ってしまう通常のキャップと比べて、本発明のキャップはかなり自由に設計することも可能である。設計についての考慮とは、美的外観だけではなく、例えば異なる種類の防音保護具の異なるタイプの色分け、または従業員と来客など異なる使用者のグループを区別するために用いることができる色分けなどを意味している。顧客特有の区別のないキャップ・シェルの大量生産を可能にすることによって、販売用により多くの形またはサイズのキャップを提供することも可能になるが、それは、そうしたすべての形またはサイズの範囲内において、特定サイズのキャップの数もいくつかの異なる顧客特有の生産系列に分けなければならない場合に比べ、より多くの量が得られるためである。これまでに知られている前述のキャップと比べると、何らかの理由で使用者を実際に確認することが重要である場合には、キャップにダイオード、白熱電球などの発光体、または化学発光体などを配置する選択肢も生じる。これは、例えば十分な主照明を確保するのが難しい可能性がある夜間の屋外作業の場合である。確認することが重要になる可能性がある他の場合には、道路工事、自動車レースまたは空港が含まれる。通常のキャップの場合、キャップに対してキャップの外側に扱いにくいダイオードおよび他の電子装置を封入したものを提供することと、キャップを不注意に扱った際にダイオードおよび電子装置が損傷を受けやすくなることを容認させることとの間で妥協が必要になる。前記物体または層は、キャップ内に反射物または光反射材料を含むことも可能である。様々なタイプの反射物をキャップの中に配置することができるため、多くの一連のキャップ・シェルを維持することも可能であるが、様々な色の反射物を備えた少量の一連の特殊なキャップを提供することも可能である。
本発明のキャップの好ましい実施例は、従属請求項によって定められている。
シースルー部分を含むキャップ・シェルは、ポリマー材料で製造すると有利である。このように、キャップ・シェルを所望の形に型成形するために、従来技術を簡単な方法で使用することが可能である。
好ましい実施例によれば、前記物体または層は、文字、画像、色分け、発光体、光反射材料などの情報を有している。前述のように、有利には、企業の名称、ロゴ、防音保護具の分類など、様々なタイプの情報を表示するために前述の発明を使用することが可能である。
キャップ・シェルに対して前記物体または層を、キャップの使用中に使用者と向き合うように配置されるキャップ・シェルの面上に提供すると有利である。これによって、物体とキャップ・シェルが互いにぴったりとフィットするようになるため、不都合な光屈折現象が発生する危険が低減される。さらに、前記物体または層をキャップ・シェル上に配置することにより、前記物体または層がキャップ上にどのように配置されているかどうかを大して考慮する必要なく、キャップの他の部分を通常の方法で構成することが可能になる。
好ましい実施例では、前記物体は、少なくとも部分的にキャップ・シェルの中に成形することによってキャップ・シェルに取り付けられる。このようにして、物体がしっかりと取り付けられる。さらに、物体とキャップ・シェルが互いにぴったりとフィットするため、不都合な光屈折現象が発生する危険が低減される。したがって、キャップ・シェル内への成形は、キャップ・シェルを通して物体をはっきりと認識できるようにするのを助ける。
さらにキャップは、1つまたは複数の要素で構成されたパッドであって、実質的に使用者の外耳を覆うようにキャップ内に配置された吸音材料のパッドを有すると有利である。このようにして、キャップの優れた吸音機能が得られる。
好ましい実施例では、前記物体は少なくとも1つのキャップの振動減衰用ウェイト要素を含み、前記ウェイト要素は、前記ウェイト要素がないとキャップ内に存在するようになる振動の可聴周波モードを少なくとも部分的に遮断するように配置される。振動の可聴周波モードを遮断することは、音周波数スペクトルにおける共振ピークを低下させること、または完全になくすことを意味する。このように、別の方法ではキャップが比較的不十分、もしくは完全に不十分な減衰を有する危険を冒すある特定の危険な周波数に対して、防音保護具の減衰能力を著しく向上させることが可能になる。さらに、透明なキャップ・シェルによって、使用者は、振動減衰用ウェイト要素がキャップ・シェルに正しく取り付けられているかどうかを確認することが可能になるため、使用者に対する安全性が高まる。
本発明によれば、前述の目的はまた、少なくとも一部が実質的に透明な材料で製造されたキャップ・シェルを提供するステップと、少なくとも1つの物体または層を、キャップ内の、キャップの使用中に使用者と向き合うように配置されるキャップ・シェルの面上に配置するステップであって、前記物体または層がキャップ・シェルを通して認識可能であるステップとを含む、防音保護具として使用するためのキャップを製造する方法によって達成される。
キャップに関連して先に言及したように、この方法によって、顧客特有の区別のないキャップ・シェルを大量生産することが可能になるため、コスト効果の高い解決策が得られ、また例えばプリントされたロゴまたはステッカーの形態の情報がキャップ・シェルによって保護され、したがって後から外側に適用されたプリントまたはステッカーのようにすり減ることがないため、顧客特有の情報を適用するための技術的に適切な方法が得られる。キャップを製造する本発明の方法について、いくつかの追加の利点を本発明のキャップに関連して詳しく論じてきたが、明確にするためには、こうした利点が前述のキャップの製造方法によっても達成されることに留意すべきである。
キャップ・シェルを提供するステップは少なくとも、閉鎖状態において空洞を画定する開閉可能な成形型を提供するステップと、型成形可能な状態の少なくとも1種類の実質的に透明なポリマー材料を、成形型によって画定された空洞に供給して、キャップ・シェルを製造するステップと、成形型の中に製造されたキャップ・シェルを型から取り外すステップとを含むことが有利である。この方法によれば、商業的に有効であり且つ従来通りに試験された製造工程によって、商業的に許容可能な価格および満足のいく品質でキャップを製造することができる。
好ましい実施例では、その方法は、空洞にポリマー材料を供給するステップの前に、空洞に物体を供給するステップであって、該物体が少なくとも部分的にキャップ・シェル内に一体に成形されるように配置されるステップを含む。キャップに関連して先に言及したように、これによって物体の確実な取り付けが促される。さらに、物体およびキャップ・シェルが互いにぴったりとフィットするため、好ましくない光屈折現象が発生する危険が低減される。有利には、物体を顧客特有のもの、あるいはキャップ・シェルを通して確認するためのものにすぎない部分に特別に設計された他の何らかの方法によるものとすることが可能であり、またキャップ・シェルの型成形と共に成形型によって保持されるように企図された部分について規格化することも可能である。
他の好ましい実施例では、前述の方法は、成形型の中に製造されたキャップ・シェルを成形型から取り外した後、使用者と向き合うように適合されるキャップ・シェルの側に物体または層を提供するステップであって、前記物体または層がキャップ・シェルを通して視認可能であるステップも含む。このように、例えばある顧客特有の情報を簡単に提供することが可能になるが、顧客は限られた数の防音保護具を購入するだけである。この情報は、例えば企業のロゴ付きのプリントされたステッカーとすることができる。この方法を、着色ニス、蛍光塗料またはニスなどの層を塗布して、ある種の色分け(カラー・コーディング)を提供するために用いることもできる。先に言及したように、これを浮き出したパターン、後からのステッカーの適用、または型成形による物体の固定と組み合わせて用いることも可能である。
本発明のキャップのその他の利点、および有利な使用法の実施例は、詳細な記述から明らかになるであろう。
添付の概略図は、現在における本発明の好ましい実施例を示している。
図6から明らかなように、防音保護具1は、ヘッドバンド2および2つのキャップ3a〜bを有している。ヘッドバンド1は、使用者の頭上に載せるように意図され、2つのキャップ3a〜bは、使用者の頭部のそれぞれの側に1つずつ配置されて、使用者の両方の外耳を囲うように意図されている。
図1、図3および図6から明らかなように、キャップ3a〜bはそれぞれ、キャップ・シェル4、密閉リング5、およびキャップ3a〜bの内側に配置されたある種の吸音材料6を有している。さらに、キャップ・シェル4と密閉リング5の間に配置され、吸音材料6をキャップ3a〜bの内側の適所に保持する底部プレート7が存在している。密閉リング5は、使用者の頭部にフィットするように適合される。
ヘッドバンド2は、密閉リング5と使用者の頭部の間で空気および音が漏れるのを防止するのに十分な力で、キャップ3a〜bを使用者の頭部に押し付ける機能も有している。
ヘッドバンド2はキャップを持ち運ぶことを可能にし、通常はY字形の2つのフォーク部分1a、1bを備えている。各フォーク部分1a〜bでは、2本の脚がそれぞれのキャップ3a〜bの反対側に延びている。キャップ3a〜bは通常、それぞれのキャップ3a〜bから延びるピンであって、前記フォーク部分1a〜bの対応する脚の陥凹部1cにはまる2つのピン8a〜bを備えている(図6は右側のフォーク部分1aのみを完全に示している)。その結果、キャップ4a〜bはヘッドバンド2によって枢支されるようになる。キャップ3a〜bをヘッドバンド1に取り付ける商業的に利用可能な技術はいくつか存在しており、したがって、構造のこの部分についてさらに詳しく述べる必要はないと思われる。本発明は、このキャップとヘッドバンドの間の接続のタイプに限定されず、他のタイプの接続を用いることも可能である。他の接続の一実施例は、ヘッドバンドの各面に、キャップ中央に位置する固定点とかみ合うフォークを有している。こうした構造は一般に、使用者にとって頭頂部、首筋の後ろ、顎の下など異なる位置でヘッドバンドを支えることが望ましい場合に用いられる。
図2、図4および図5から明らかなように、キャップ・シェル4は透明な材料で製造される。キャップ3a〜bはまた、キャップ3a〜bの使用中に使用者と向き合うように配置されるキャップ・シェル4の面上に、少なくとも1つの物体9または層を有するように配置される。キャップ・シェル4は透明な材料で製造されるため、前記物体9または層を、キャップ・シェル4を通して認識することができる。
前記キャップ・シェルの製造に用いるのに好ましい材料は、透明な非晶質ポリマーおよび結晶性PP(ポリプロピレン)である。これらの材料は、この目的に十分な透明性またはシースルー効果をもたらす。このグループにおいて特に好ましい材料は、PP(ポリプロピレン)、ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレンコポリマー)、SBS(スチレン−ブタジエンベースの熱可塑性エラストマー)、MBS(メチル−メタクリレート−ブタジエン−スチレン)、PC(ポリカーボネート樹脂)、PET(ポリエチレンテレフタレート)およびPMMA(メチル−メタクリレート樹脂)である。従来の方法によって、これらをある程度直接的にキャップ・シェル4の射出成形に用いることができる。
図2〜5は、文字10および画像11を有する実質的に四角いステッカー9の形態の物体または層の実施例を示している。図3の分解図から分かるように、ステッカーはキャップ・シェル4の内側に配置される。このことは、図4および図5からも明らかである。絞り加工技術は、キャップ・シェル4の中心に半径の変化部分4cを必要とする。図4および図5では、この半径の変化部分4cは、キャップ・シェル4に対するステッカー9の位置を示すため、維持されている。図5に示す実施例では、ステッカー9は実質的にくすんで(opaque)おり、または不透明(non−transparent)であり、そのことは、キャップ・シェル4の内側から半径の変化部分4cを認識することができるが、キャップ・シェル4の中央ではステッカー9で覆われ、もはや部分的に見えなくなっていることによって明らかである。ステッカー9をある程度透明な材料で製造することもできる。文字または画像をある程度透明なものにすることもできる。
好ましい実施例では、ステッカー9は実質的に半透明であり、ロゴまたは文字の形態のプリントを備えている。ステッカー9をキャップ・シェル4の内側に適用した後、キャップ・シェル4の内側、したがってステッカー9の裏面を、ステッカー9およびキャップ・シェル4を通して認識可能な着色ニスなどで被覆する。ステッカー9の裏面とは、キャップ・シェル4から離れる方向を向いた面を指す。ステッカー9の前面とは、キャップ・シェル4と向き合い、透視性のないステッカー9が含まれる場合にもキャップ・シェル4を通して認識することができる面を指す。ステッカー9に対して少なくとも部分的に透視性のあるプリントを選択することにより、塗布された着色ニスがプリントを通して部分的に認識され、その色を強めることを用いて、きわめて実物に近い画像を提供することが可能になる。
透視性のないステッカー9でも多くの場合、キャップ・シェルの内側に着色ニスまたは透明ニスの層を塗布することが望ましいが、それは、こうすることによってステッカー9の付着を改善し、ステッカーおよびプリントの変色をもたらす可能性がある乾燥、ならびにステッカーをキャップ・シェルに付着させ、その接着力を失わせる粘着物など、意図しない影響を受けることからステッカー9を保護するためである。
2層以上のニスの塗布を使用することも可能である。例えば、キャップ・シェルの内側をニスの第1の層で被覆し、その後すぐニスの層が乾燥する前にステッカーを適用し、したがって、ニスの層をステッカーに対する接着剤として使用する。さらに、この直接接触によって、望ましくない光屈折現象の危険が低減される。次いで任意選択で、キャップ・シェルの内側を、ステッカーを封じ込める他の層で被覆することができる。
ここまでの記述では、ニスという単語を層として塗布される物質に対して用いてきた。しかし層は、異なるタイプの塗料、あるいは例えば液体や(スプレー塗料などの)エーロゾルの形で塗布することができる他の物質を含むことも可能であることに留意すべきである。層は、例えば第2の射出成形ステップで塗布されたプラスチック材料の第2の層からなることもできる。ニス、塗料またはプラスチックは、任意のタイプの着色顔料、またはキャップ・シェルを通して認識可能な効果をもたらす他のタイプの成分を有することができる。こうした成分の例は、自動車塗装においてメタリック塗料と呼ばれるものに使用される顔料フレークのタイプである。乾燥するとひびが入るラッカーまたは塗料を用いることも可能である。こうしたひびが入ったラッカーまたは塗料は、キャップ・シェルの内側でラッカーまたは塗料からなる他の層によって被覆されることが好ましい。
図2に示す文字および画像は、必ずしもプリントされたステッカーによって適用される必要はなく、キャップ・シェル4の内側に直接プリントし、好ましくはその後、ステッカー9に関連して述べたのと同じ方法で、キャップ・シェル4の内側でラッカーによって被覆することも可能である。
図6は、キャップ・シェルを通して認識可能な物体9を部分的にキャップ・シェル4の中に成形した他の実施例を示している。これは、例えば前記物体9を、キャップ・シェル4の射出成形に用いられる型20に配置することによって提供される。そうした成形型を図8に示す。
成形型20は2つの空洞21a〜bを画定し、2つのキャップ・シェル4a〜bを形成するために、プラスチックを空洞21a〜bに供給するように適合されている。空洞21a〜bの境界面は、外側の型21a〜bおよび内側の型23a〜bによって形成される。プラスチックはランナー24を通って成形型20の内部、および2つの空洞21a〜bへ供給される。空洞21a〜bを完全に満たすように、プラスチックは加圧下で加熱され成形可能な状態で供給される。圧力および温度の選択は、特にどのタイプのポリマー材料を使用し、射出成形される物体がどのくらい複雑な形を有しているかに依存する。さらに、仮に外側の型および/または内側の型を複数の部分に分割する場合、どの方向に且つどの分割線に沿うのが適切であるかは、形状および必要な圧力によって制御される。ポリマー材料の射出成形は商業的にはよく知られた技術であり、前述の決定も当分野の技術者には一般に知られているため、別法を1つだけ、もっぱら本発明を理解するのに必要な詳細レベルまで記述する。
図8は、ホルダ26a〜bを含む特別に設計された内側部分25a〜bを有するようにするために、内部の型23a〜bのそれぞれがどのように調整されたかを示している。物体9を空洞21a〜bの正しい位置に保持するようにホルダ26a〜bを配置して、プラスチックが前記ランナー24を通って空洞21a〜bに供給されたとき、物体9が部分的にキャップ・シェル4a〜bの中に成形されるようにする。内部の型23a〜bはさらに、前記物体9それぞれのまわりに延びる環状の陥凹部27a〜bと共に成形されている。陥凹部27a〜bはプラスチックで満たされ、したがってキャップ・シェル4は、前記物体9それぞれのまわりに延びるエッジ28と共に成形される(図7参照)。物体9を空洞21a〜b内の適所に保持するために、物体9はピン29を備え、前記ホルダ26a〜bはそれとかみ合うように配置される。
吸音材料9は通常、透視性のないパッドを形成するフォーム・プラスチック、ガラス・ダウン(glass down)、繊維布または紡織繊維で製造される。
吸音材料は多孔性であり、且つある程度の厚さを有しているため、吸音材料を通して向けられる光線に対して、異なる屈折率を有する材料間、あるいは異なる屈折率を有する材料と空気の間に多数の境界層が形成される。したがって、個々の繊維を製造する材料、または発泡させた材料が透明であろうとなかろうと、吸音材料は透明ではなくなる。きわめて薄い材料のみが半透明になるが、それでは聴覚に関する目的を果たさない。
本明細書では、透明および透視性という用語をある程度同義語として用いてきたが、場合によっては、キャップ・シェルが十分な半透明性を有していれば、十分な透明性が与えられることに留意すべきである。そのような場合には、例えばキャップ・シェルの内側に配置された発光ダイオードが含まれる。必要とされる透明性または半透明性の程度は、もちろん適用分野によって変わり、重要なことは、キャップ・シェルの内側に配置された物体または層が、キャップ・シェルの外側から認識できるかどうかである。
他の好ましい実施例では、図7に示した物体9は、バッテリーを有する封入されたプリント回路カード、制御回路、およびキャップ・シェル4を通して認識することができるようにキャップ・シェル4と向き合う、1つまたは複数のランプまたはダイオードを有している。キャップ・シェル4は、射出成形などによって製造されると有利であり、前記封入されたプリント回路カードが締まりばめなどによって内部に固定されるように配置された空間を形成するエッジ28を備えている。
他の好ましい実施例では、物体9は、キャップの取り付け時に、接着剤によって、ある点にねじまたはリベットで留めることによって、あるいは例えばキャップ・シェルと底部プレートのエッジとの間に留め金で留めることによって、キャップに取り付けられた反射体を有している。反射体9は、様々なサイズ、形または色を有することが可能であり、それ自体で多くの情報を伝えることを企図することができる。反射体はまた、その後の締まりばめや、キャップ・シェルの射出成形時に型の中に配置することによって、図7に示した方法でキャップ・シェルに固定することができる。
他の好ましい実施例では、キャップ4a〜bの前記物体9は、振動減衰用ウェイト要素として働く機能も有しており、前記ウェイト要素は、それがないとキャップ内に存在するようになる振動の可聴周波モードを少なくとも部分的に遮断するように配置される。前述の定義によれば、振動の可聴周波モードとは、音周波数スペクトルにおける共振ピーク、すなわちキャップが入力する音波と共振状態で振動または震動しているキャップの状態である。振動の可聴周波モードを遮断することは、前述のように、音周波数スペクトルにおける共振のピークを低下させること、またはなくすことを意味する。
図7に示した実施例では、ウェイト要素9は、部分的にキャップ・シェル4の中に成形することによって配置される。特に約1kHz以上の高めの周波数では、環境からのノイズのために、振動は正確にキャップのキャップ・シェル4の中で発生する。ウェイト要素9をキャップ・シェル4の中に配置することによって、キャップ・シェル4が、他の方法ではその近くで入力するノイズと共振状態になる恐れがある特定の望ましくない固有周波数を示すのを防ぐことが可能になる。
ウェイト要素9が、キャップ・シェル4の他の部分の密度より高い密度を有していると有利である。その結果、比較的小さい体積のウェイト要素9によって効果的な共振吸収が得られる。密度の違いは、ウェイト要素9を金属、好ましくは亜鉛または亜鉛合金などの重い材料で製造し、キャップ・シェル4を通常の方法によってプラスチックで製造することによってもたらされる。亜鉛は、鉄など多くの他の金属と同様にプラスチックよりかなり高い密度(7倍程度高い)を有する。さらに亜鉛は、所望の形に成形するのが比較的容易である。ウェイト要素9の成形は、例えばダイカスト、穿孔、鍛造、旋削、フライス削り、穴あけ、浮き出し加工によって行うことが可能であり、それによって継続される製造のための複雑な形が得られる。
物体をウェイト要素9として用いる場合にも、透視性のあるキャップ・シェルに関する前述の利点が損なわれないことに留意すべきである。物体はキャップ・シェル4と向き合う(したがって、それを通して認識することができる)面に、プリント、浮き出したロゴなどを設けることができる。キャップ・シェルは透視性があるため、ウェイト要素がキャップに取り付けられていることを使用者が目視によって確認することができ、したがって不快感または難聴の危険を低減させることも可能になる。
Claims (11)
- 防音保護具(1)として使用するための、使用者の外耳を囲うように適合されたキャップであって、少なくとも一部が実質的に透明な材料で製造されたキャップ・シェル(4a〜b)を有するキャップにおいて、
前記キャップ(3a〜b)は、前記キャップ(3a〜b)の使用中に前記使用者と向き合うように配置される前記キャップ・シェル(4a〜b)の側に、少なくとも1つの物体または層(9)を支持するように構成されており、また前記物体または層(9)は、前記キャップ・シェル(4a〜b)を通して視認可能であることを特徴とするキャップ。 - 透明部分を含む前記キャップ・シェル(4a〜b)がポリマー材料で製造される請求項1に記載のキャップ。
- 前記物体または層が、文字、画像、色分け、発光体、光反射材料などの情報を有する請求項1または請求項2に記載のキャップ。
- 前記物体または層(9)は、前記キャップ(3a〜b)の使用中に前記使用者と向き合うように配置される前記キャップ・シェル(4a〜b)の側の前記キャップ・シェル(4a〜b)に提供される請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のキャップ。
- 前記物体(9)は、少なくとも部分的に前記キャップ・シェル(4a〜b)内に成形されることによって、前記キャップ・シェル(4a〜b)に取り付けられる請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のキャップ。
- 1つまたは複数の要素で構成された吸音材料のパッド(6)であって、実質的に前記使用者の外耳を覆うように前記キャップ(3a〜b)内に配置されるパッド(6)をさらに有する請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載のキャップ。
- 前記物体が、前記キャップ(3a〜b)の振動減衰用ウェイト要素(9)を少なくとも1つ含み、該ウェイト要素は、該ウェイト要素(9)がないと前記キャップ(3a〜b)内に存在するであろう振動の可聴周波モードを少なくとも部分的に遮断するように配置される請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載のキャップ。
- 防音保護具(1)として使用するためのキャップを製造する方法であって、
少なくとも一部が実質的に透明な材料で製造されたキャップ・シェル(4a〜b)を提供するステップと、
少なくとも1つの物体または層(9)を、前記キャップ(3a〜b)内の、前記キャップ(3a〜b)の使用中に使用者と向き合うように配置される前記キャップ・シェル(4a〜b)の側に配置するステップであって、前記物体または層(9)が前記キャップ・シェル(4a〜b)を通して視認可能であるステップと
を含む方法。 - キャップ・シェル(4a〜b)を提供する前記ステップが少なくとも、
閉鎖状態において空洞(21a〜b)を画定する開閉可能な成形型(20)を提供するステップと、
型成形可能な状態の少なくとも1種類の実質的に透明なポリマー材料を、前記成形型(20)によって画定された前記空洞(21a〜b)に供給して、キャップ・シェル(4a〜b)を製造するステップと、
前記成形型の中に製造された前記キャップ・シェル(4a〜b)を前記成形型(20)から取り外すステップと
を含む請求項8に記載の方法。 - ポリマー材料を前記空洞(21a〜b)に供給する前記ステップの前に、前記空洞(21a〜b)に物体(9)を供給するステップであって、該物体(9)は少なくとも部分的に前記キャップ・シェル(4a〜b)の中に成形されるように配置されるステップをさらに含む請求項9に記載の方法。
- 前記成形型(20)の中に製造された前記キャップ・シェル(4a〜b)を前記型(20)から取り外した後で、前記使用者と向き合うように適合される前記キャップ・シェル(4a〜b)の側の前記キャップ・シェル(4a〜b)に物体または層(9)を提供するステップであって、前記物体または層(9)が前記キャップ・シェル(4a〜b)を通して視認可能であるステップをさらに含む請求項9または請求項10に記載の方法。
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