JP6135928B2 - 装飾部材 - Google Patents
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Description
図1に本実施例の装飾部材の斜視図を、図2に図1のA−A断面図を、図3に図1のB−B断面図を示す。この装飾部材は、ポリカーボネートから形成された厚さ数mmの短冊状の透明樹脂基体1からなる。透明樹脂基体1は中央部が厚い蒲鉾形状をなし、視認表面10と、視認表面10と反対側の加飾表面11とを有している。
図4に本実施例の装飾部材の断面図(図1のB−B断面相当)を示す。本実施例は、加飾表面11に追加の積層構造が形成されたこと以外は実施例1と同様である。実施例1と同様の意匠部13の加工面14の表面には、印刷によって透明な厚さ10μm〜30μmの着色塗膜20が形成されている。そして着色塗膜20の表面と、レンズ部12の表面には、金属アルミニウムを蒸着することによって形成された厚さ0.1nm〜10nmの光輝層21が全面に形成されている。光輝層21の表面は、ポリカーボネートなどの透明樹脂からなる保護層2で被覆保護されている。
図5に本実施例の装飾部材の断面図(図1のB−B断面相当)を示す。本実施例は、加飾表面11の構造が異なること以外は実施例1と同様である。加飾表面11には、実施例1と同様のレンズ部12が形成されている。一方、複数の意匠部13の表面には、ピッチ0.5μm〜10μm、深さ(高さ)0.25μm〜5μmの周期的凹凸部からなる加工面15が形成されている。レンズ部12と加工面15は、透明樹脂基体1の成形時に金型の型面が転写されることでそれぞれ透明樹脂基体1と一体に形成されている。
図6に本実施例の装飾部材の断面図(図1のB−B断面相当)を示す。本実施例は、レンズ部12と意匠部13(加工面15)の表面全面に実施例2と同様の光輝層21が形成されていること以外は実施例3と同様である。
図7に本実施例の装飾部材の要部拡大断面図(図6の拡大図相当)を示す。本実施例は、レンズ部12の表面のみに印刷によって厚さ10μm〜30μmの着色塗膜よりなる背景層22が形成され、周期的凹凸部からなる加工面15の表面と背景層22の表面全面に実施例2と同様の光輝層21が形成されていること以外は実施例3と同様である。
図8に本実施例の装飾部材の断面図(図1のB−B断面相当)を示す。本実施例の装飾部材は、加飾表面11の構造が異なること以外は実施例1と同様である。加飾表面11には、実施例1と同様のレンズ部12が形成されている。一方、複数の意匠部13の表面には、レンズ部12のフレネルレンズ構造の凹凸を反転させて逆位相とした高さ0.1〜100μm、ピッチ25μm〜100μmの第二凹凸からなる加工面16が形成されている。レンズ部12と加工面16は、透明樹脂基体1の成形時に金型の型面が転写されることでそれぞれ透明樹脂基体1と一体に形成されている。
図9に本実施例の装飾部材の断面図(図1のB−B断面相当)を示す。本実施例の装飾部材は、加飾表面11の意匠部13の表面構造が異なること以外は実施例6と同様である。
図10に本実施例の装飾部材の断面図(図1のB−B断面相当)を示す。本実施例の装飾部材は、加飾表面11に追加の積層構造が形成されたこと以外は実施例6と同様である。実施例6と同様の意匠部13の加工面16の表面には、蒸着法によって透明なTiO2膜23が100Å〜200nmの厚さに形成されている。TiO2膜23は薄膜であるので加工面16の形状に沿い、その表面には加工面16と同等のフレネルレンズが形成されている。そしてレンズ部12の表面と、TiO2膜23の表面には、金属アルミニウムを蒸着することによって形成された光輝層21が全面に形成されている。
12:レンズ部 13:意匠部 14:加工面(鏡面)
15:加工面(周期的凹凸部) 16:加工面(第二凹凸)
17:第二加工面(周期的凹凸部) 20:着色塗膜(着色層) 22:背景層
Claims (11)
- 外部から視認される視認表面と、該視認表面と反対側の加飾表面と、を一体にもつ透明樹脂基体を有し、
該加飾表面には、該視認表面側から見たときにレンズ作用を有する凹凸からなる第一レンズ部と、該視認表面から視認され該第一レンズ部とは異なるレンズ作用を有する第二凹凸からなる第二レンズ部をもつ意匠部と、を有し、
該第二レンズ部の該第二凹凸は、該第一レンズ部の凹凸を反転させた逆位相をなす装飾部材。 - 外部から視認される視認表面と、該視認表面と反対側の加飾表面と、を一体にもつ透明樹脂基体を有し、
該加飾表面には、該視認表面側から見たときにレンズ作用を有する凹凸からなる第一レンズ部と、該視認表面から視認され該第一レンズ部とは異なるレンズ作用を有する第二凹凸からなる第二レンズ部をもつ意匠部と、を有し、
該第二凹凸の表面には干渉色を呈するピッチ10μm以下の周期的凹凸部からなる第二加工面が形成されている装飾部材。 - 前記第二レンズ部の前記第二凹凸は、前記第一レンズ部の凹凸を反転させた逆位相をなす請求項2に記載の装飾部材。
- 前記周期的凹凸部の深さは0.1μm〜5μmである請求項2又は3に記載の装飾部材。
- 前記第一レンズ部と、前記意匠部の表面には互いに異なる加飾層を有する請求項1〜4の何れか一項に記載の装飾部材。
- 前記加飾層は、無加飾層、着色層及び金属光沢を有する光輝層から選ばれる請求項5に記載の装飾部材。
- 前記意匠部の表面は鏡面加工されている請求項1〜4の何れか一項に記載の装飾部材。
- 前記意匠部の表面は表面粗さ(Rz)が200nm以下である請求項7に記載の装飾部材。
- 前記第一レンズ部及び前記第二レンズ部は、フレネルレンズからなる請求項1〜8の何れか一項に記載の装飾部材。
- 前記第一レンズ部の前記凹凸及び前記第二レンズ部の前記第二凹凸は、それぞれピッチ100μm以下の凹凸からなる請求項9に記載の装飾部材。
- 前記意匠部は前記加飾表面に互いに間隔を隔てて複数個形成され、それぞれの意匠部の周囲に前記レンズ部が形成されている請求項1〜10の何れか一項に記載の装飾部材。
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