JP2008311183A - ワイヤーハーネス - Google Patents

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Takafumi Kumada
貴文 熊田
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Abstract

【課題】呼吸作用及び毛細管現象によるコネクタ内部への浸水を防止したワイヤーハーネスを得る。
【解決手段】この発明に係るワイヤーハーネスは、芯線8がチューブで被覆されたリード線2と、このリード線2の一端部に設けられた端子と、リード線2の他端部に設けられたコネクタとを備えたワイヤーハーネスにおいて、リード線2の中間部でチューブが除かれ芯線8が露出した露出部位Bでは、芯線8に浸透した樹脂12で覆われている。
【選択図】図2

Description

この発明は、芯線がチューブで被覆されたリード線と、このリード線の一端部に設けられた端子と、前記リード線の他端部に設けられたコネクタとを備えたワイヤーハーネスに関する。
従来、芯線がチューブで被覆されたリード線と、このリード線の一端部に設けられた端子と、前記リード線の他端部に設けられた防水コネクタとを備え、リード線の一端部で芯線を露出させ、この露出した芯線露出部位に前記端子を取り付けたワイヤーハーネスが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平11−55823号公報
このものの場合、例えばエンジン制御用ユニットにコネクタを接続されたときにコネクタの内部に入った空気は、コネクタの温度変化によって膨張と収縮とを繰り返した場合、リード線を通じてリード線の一端部の芯線露出部位から呼吸を行うことになる。
そして、端子に水分が付着していた場合、この呼吸作用により、端子に付着した水分は芯線の内部に吸引される。
芯線の内部に吸引された水分は、引き続き芯線の毛細管現象によって、芯線に沿ってコネクタまで到達し、この水分に起因してコネクタ内部のターミナルが腐食するという問題点があった。
また、コネクタ内部で端子間が短絡してしまい、機能不良になる恐れがあるという問題点もあった。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題とするものであって、呼吸作用及び毛細管現象によるコネクタ内部への浸水を防止したワイヤーハーネスを得るものである。
この発明に係るワイヤーハーネスは、芯線がチューブで被覆されたリード線と、このリード線の一端部に設けられた端子と、前記リード線の他端部に設けられたコネクタとを備えたワイヤーハーネスにおいて、前記リード線の中間部で前記チューブが除かれ前記芯線が露出した露出部位では、前記芯線に浸透した樹脂で覆われている。
この発明に係るワイヤーハーネスによれば、呼吸作用及び毛細管現象によるコネクタ内部への浸水を防止することができる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態について図に基づいて説明するが、各図において同一または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。
図1はこの発明の実施の形態1のワイヤーハーネスを示す正面図、図2図1に示したケース10の断面図である。
このワイヤーハーネスでは、芯線8がチューブ11で被覆されたリード線2の一端部の、芯線8が露出した露出部位Aには、リング状の端子7が取り付けられている。リード線2の他端部には、電気ユニットであるエンジン制御用ユニット1に設けられた雌側コネクタ5に挿入される雄側コネクタ4が設けられている。リード線2の中間部には、芯線8を覆った樹脂12を収納したケース10が設けられている。
このワイヤーハーネスでは、図3に示すように、リード線2の中間部でチューブ11を剥がすことで芯線8を露出した後、この芯線8の露出部位BをVの字形状に折曲してケース10内に収納する。この後、このケース10内に、芯線8内に浸透する樹脂12を充填し、硬化させることで、芯線8の露出部位Bは樹脂12で強固に覆われている。
この樹脂12としては、例えば注型用ウレタンSU−3600(サンユレック社製)が用いられる。
このワイヤーハーネスによれば、リード線2の途中では芯線8の露出部位Bが樹脂12で覆われ、この樹脂12で芯線8に沿った空気の移動を遮断している。そのため、コネクタ4,5の内部に入った空気に起因する、芯線8の先端部の露出部位Aでの呼吸作用は生じない。
また、端子7に付着した水分が毛細管現象により、芯線8に沿って雄側コネクタ4側に移動しても、その移動は、樹脂12で遮断される。
従って、芯線8の露出部位Aでの呼吸作用、芯線8の毛細管現象によって、コネクタ4,5の内部まで水分が到達し、この水分に起因してコネクタ4,5内部のターミナルが腐食する事態、及びコネクタ4,5内部の端子間が短絡する事態を防止することができる。
また、芯線8の露出部位Bは樹脂12で完全に覆われているので、その露出部位Bの水分の付着による劣化も生じない。
また、リード線2は切断されず、チューブ11のみを剥がしているので、リード線2を切断して切断両端部のチューブ11を剥がし、切断した芯線8同士を再接続することで発生する接続不良の恐れも無い。
なお、上記実施の形態では、一本のリード線2の芯線8の露出部位Bの全体を樹脂12で覆った場合について説明したが、ケース10の開口部の面積、体積を大きくすることで、複数本のリード線2の各露出部位Bを同一のケース10内に収納するようにしてもよい。
また、上記実施の形態のワイヤーハーネスは、エンジン制御用ユニット以外の電気ユニットにも適用できるのは勿論である。
この発明の実施の形態1のワイヤーハーネスを示す正面図である。 図1のケースの断面図である。 図1のリード線のチューブが剥がれた状態を示す図である。
符号の説明
1 エンジン制御用ユニット、2 リード線、7 端子、8 芯線、10 ケース、11 チューブ、12 樹脂、A,B 露出部位。

Claims (4)

  1. 芯線がチューブで被覆されたリード線と、このリード線の一端部に設けられた端子と、前記リード線の他端部に設けられたコネクタとを備えたワイヤーハーネスにおいて、
    前記リード線の中間部で前記チューブが除かれ前記芯線が露出した露出部位では、前記芯線に浸透した樹脂で覆われていることを特徴とするワイヤーハーネス。
  2. 前記樹脂は、前記露出部位を収納したケース内に充填されていることを特徴とする請求項1に記載のワイヤーハーネス。
  3. 前記ケース内には、複数本の前記リード線の各前記露出部位が収納されていることを特徴とする請求項1または2に記載のワイヤーハーネス。
  4. 前記コネクタは、エンジン制御用ユニットに接続されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のワイヤーハーネス。
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