JP2008310462A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】電源回路の一次側に設けられた電源スイッチが演算処理部の動作中にオフされても、演算処理部のシャットダウン処理が完了するまで電源回路による電力の供給を維持できる電子機器を提供する。
【解決手段】CPU11は、電流検知センサ28を介して電源スイッチ26がオフされたことを検出すると、シャットダウン処理を行う。トライアック回路29は、電源スイッチ26と並列に電源入力ライン32に接続されたバイパスライン33に挿入され、On/Off制御回路27から与えられる制御信号に応じてバイパスライン33をオン、オフする。On/Off制御回路27は、CPU11の制御により動作し、電源スイッチ26がオフされた際に、CPU11のシャットダウン処理が完了するまでトライアック回路33のトライアック41をオン状態に維持する。
【選択図】図1
【解決手段】CPU11は、電流検知センサ28を介して電源スイッチ26がオフされたことを検出すると、シャットダウン処理を行う。トライアック回路29は、電源スイッチ26と並列に電源入力ライン32に接続されたバイパスライン33に挿入され、On/Off制御回路27から与えられる制御信号に応じてバイパスライン33をオン、オフする。On/Off制御回路27は、CPU11の制御により動作し、電源スイッチ26がオフされた際に、CPU11のシャットダウン処理が完了するまでトライアック回路33のトライアック41をオン状態に維持する。
【選択図】図1
Description
本発明は、演算処理部を備えた電子機器に関する。
マイクロコンピュータ等の演算処理部を備えた電子機器では、電源スイッチがオフされても、その時点では電源を落とさず、シャットダウン処理が完了してから電源回路をオフさせる技術が知られている(特許文献1、2)。これらの電源スイッチは電源回路の二次側に設けられているため、電源スイッチがオフされた後も電源回路が電力の供給を継続できる。
特開2001−228937号公報
特開平11−24797号公報
しかし、電子機器には、電源スイッチが電源回路の一次側に設けられたものもある。このような電子機器では、予めシャットダウン処理を行った後でなければ、安全に電源スイッチをオフできない。もし、演算処理部の動作中に電源スイッチをオフすると、その時点で演算処理部で処理されているデータが失われてしまう。
そこで、本発明の解決すべき課題は、電源回路の一次側に設けられた電源スイッチが演算処理部の動作中にオフされても、演算処理部のシャットダウン処理が完了するまで電源回路による電力の供給を維持できる電子機器を提供することである。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明では、電源回路と、前記電源回路の一次側の電源入力ラインに挿入され、操作に応じて前記電源入力ラインをオン、オフする電源スイッチと、前記電源スイッチの状態を検出する検出部と、前記検出部を介して前記電源スイッチがオフされたことを検出すると、シャットダウン処理を行う演算処理部と、前記電源スイッチと並列に前記電源入力ラインに接続されたバイパスラインに挿入され、制御信号に応じて前記バイパスラインをオン、オフするスイッチング回路と、前記電源スイッチがオフされた際に、前記演算処理部のシャットダウン処理が完了するまで前記スイッチング回路をオン状態に維持するスイッチ制御回路とを備える。
また、請求項2の発明では、請求項1の発明に係る電子機器において、前記スイッチング回路はトライアックを備える。
また、請求項3の発明では、請求項1の発明に係る電子機器において、前記スイッチング回路は機械式リレーを備える。
請求項1に記載の発明によれば、電源回路の一次側に設けられた電源スイッチが演算処理部の動作中にオフされても、演算処理部のシャットダウン処理が完了するまで電源回路による電力の供給を維持でき、処理中のデータの消失等の不都合を回避できる。
請求項2に記載の発明によれば、トライアックは小型、長寿命であるため、電子機器の小型化、長寿命化等に有利である。
請求項3に記載の発明によれば、機械式リレーは安価であるため、電子機器の低コスト化等に有利である。
図1は、本発明の一実施形態に係る電子機器としてのファクシミリ複合装置(以下、単に「複合装置」という)のブロック図である。この複合装置は、図1に示すように、演算処理部としてのCPU(Central Processing Unit)11、NCU(Network Control Unit)12、モデム(MODEM)13、読取機構制御回路14、CCD(Charge Coupled Device)15、読取画像処理回路16、操作パネル17、LAN(Local Area Network)インターフェース18、ROM(Read Only Memory)19、RAM(Random Access Memory)20、画像メモリ21、CODEC(符号化復号器)22、プリント画像処理回路23、プリンタ24、電源回路25、電源スイッチ26、スイッチ制御回路としてのOn/Off制御回路27、検出部としての電流検知28、及び、スイッチング回路としてのトライアック回路29を備えている。この複合装置1に備えられる機能には、プリンタ機能、ファクシミリ機能、インターネットファクシミリ機能、コピー機能、及びスキャナ機能等が含まれる。
CPU11は、この複合装置11の制御を統括するものであり、動作停止時には所定のシャットダウン処理を行ってから、動作を停止する。このCPU11の後述する電源スイッチ26がオフされたときの処理については後に詳述する。
NCU12は、アナログの公衆電話回線網(PSTN)との回線の接続等を行うハードウェアであり、必要に応じてモデム13を公衆電話回線網と接続する。モデム13は、ファクシミリ通信が可能なファクシミリモデムから構成されている。
読取機構制御回路14は、原稿から画像を読み取るためのフラットベット型の読取機構及び自動原稿送り機構等をCPU11の指示に基づいて制御する。CCD15は、原稿からの画像の読み取りに用いられる。読取画像処理回路16は、CCD15から与えられた画像データに対して画像処理を施す。
操作パネル17は、複合装置1の操作のために用いられるものであり、キーボード、液晶表示部等を備える。LANインターフェース18は、ネットワーク(LAN及びインターネット等の外部ネットワーク)を介したデータ通信を担う。
ROM19には、CPU11に読み込まれる各種プログラム及び設定データ等が保存されている。RAM20はCPU11のワークエリア等として用いられる。画像メモリ21は、ファクシミリの送信又は受信される画像データ、CCD15によって読みとられた画像データ等が保存される。CODEC22は、ファクシミリで送信又は受信される画像データのエンコード又はデコード等に用いられる。
プリント画像処理回路23は、後述するプリンタ24で印刷される印刷データに対して各種の画像処理を施す。プリンタ24は、CCD15により原稿から読み取られた画像データ、ファクシミリで受信された画像データ等を記録紙に印刷する。
電源回路25は、商用電源31から電源入力ライン32又は後述するバイパスライン33を介して与えられる電力に基づいて、この複合装置1内の各部に電力を供給する。電源スイッチ26は、電源回路25の一次側の電源入力ライン32に挿入され、操作に応じて電源入力ライン32をオン、オフする。
電流検知センサ28は、電源スイッチ26の状態を検出するために設けられるものであり、電源入力ライン32に流れる電流の有無を検出することにより電源スイッチ26の状態を検出する。例えば、電流検知センサ28により、電源入力ライン32を流れる電流が検出されるときには電源スイッチ26がオンされている状態であり、電源入力ライン32を流れる電流が検出されないときには電源スイッチ26がオフされている状態である。このような電流検知センサ28は、電源入力ライン32を流れる電流が検出されなくなると、すなわち電源スイッチ26がオフされると、所定のトリガー信号をCPU11の所定の割り込みポートに与える。なお、電流検知センサ28としては、例えば電源入力ライン32に挿入された発光素子を備えたホトカプラ等を用いて構成される。
トライアック回路29は、電源スイッチ26と並列に電源入力ライン32に接続されたバイパスライン33に挿入され、後述するOn/Off制御回路27から与えられる制御信号に応じてバイパスライン33をオン、オフする。トライアック回路29は、図2に示すように、バイパスライン33に挿入されたトライアック41、及び、On/Off制御回路27から与えられる制御信号により、トライアック41をオン、オフさせるホトカプラ42等を備えている。ホトカプラ42の発光素子にOn/Off制御回路27からの信号が入力されると、その発光素子が発光する。ホトカプラ42の受光素子は、その発光素子の光を受光すると、トライアック41をオンさせるための信号をトライアック41のゲートに与え、これによってトライアック41がオンする。
On/Off制御回路27は、CPU11の制御により動作し、電源スイッチ26がオフされた際に、CPU11のシャットダウン処理が完了するまでトライアック回路33のトライアック41をオン状態に維持する。
より具体的には、例えば、On/Off制御回路27は、CPU11が起動されたときに、トライアック41をオンさせるためのセット信号がCPU11から与えられるのに応答して、トライアック回路29のトライアック41をオンさせる。この点に関する変形例として、電源スイッチ26がオンされるのに伴って電流検知センサ28から与えられる信号に応じて、On/Off制御回路27がトライアック回路29のトライアック41をオンさせてもよい。あるいは、電源スイッチ26がオフされるのに伴って電流検知センサ28から与えられる信号に応じて、On/Off制御回路27がトライアック回路29のトライアック41をオンさせてもよい。
On/Off制御回路27は、上記のようにしてトライアック回路29のトライアック41をオンさせると、シャットダウン処理の完了に伴ってCPU11から与えられるシャットダウン完了信号が入力されるまで、トライアック41をオン状態に維持する。
図3は、電源スイッチ26がオフされた際のCPU11の処理を示すフローチャートである。動作中に電源スイッチ26がオフされ、電流検知センサ28からの上述のトリガー信号が割り込みポートに与えられると、CPU11により、図3に示すように、ステップS1にてシャットダウン処理が開始される。続くステップS2では、CPU11により、シャットダウン処理が完了したか否かが判断され、シャットダウン処理が完了していない場合はシャットダウン処理が完了するまでその処理が継続される。そして、シャットダウン処理が完了すると、ステップS3にて、CPU11により、On/Off制御回路27に対して上述のシャットダウン完了信号が出力される。On/Off制御回路27は、そのシャットダウン完了信号が与えられると、トライアック回路29のトライアック41をオフさせる。
以上のように、本実施形態によれば、電源回路25の一次側に設けられた電源スイッチ26がCPU11の動作中にオフされても、CPU11によるシャットダウン処理が完了するまで電源回路25による電力の供給を維持でき、処理中のデータの消失等の不都合を回避できる。
また、トライアック回路29に用いられるトライアック41は小型、長寿命であるため、複合装置1の小型化、長寿命化等に有利である。
なお、上述の実施形態では本発明に係るスイッチング回路として、トライアック41を備えたトライアック回路29を用いたが、機械式リレーを用いてもよい。この場合、機械式リレーは安価であるため、複合装置1の低コスト化等に有利である。
また、本実施形態では本発明に係る技術をファクシミリ複合装置1に適用した例について説明したが、本発明に係る技術を他の電子機器に適用してもよい。
1 ファクシミリ複合装置
11 CPU
25 電源回路
26 電源スイッチ
27 On/Off制御回路
28 電流検知センサ
29 トライアック回路
41 トライアック
11 CPU
25 電源回路
26 電源スイッチ
27 On/Off制御回路
28 電流検知センサ
29 トライアック回路
41 トライアック
Claims (3)
- 電源回路と、前記電源回路の一次側の電源入力ラインに挿入され、操作に応じて前記電源入力ラインをオン、オフする電源スイッチと、前記電源スイッチの状態を検出する検出部と、前記検出部を介して前記電源スイッチがオフされたことを検出すると、シャットダウン処理を行う演算処理部と、前記電源スイッチと並列に前記電源入力ラインに接続されたバイパスラインに挿入され、制御信号に応じて前記バイパスラインをオン、オフするスイッチング回路と、前記電源スイッチがオフされた際に、前記演算処理部のシャットダウン処理が完了するまで前記スイッチング回路をオン状態に維持するスイッチ制御回路と、を備えることを特徴とする電子機器。
- 請求項1に記載の電子機器において、
前記スイッチング回路はトライアックを備えることを特徴とする電子機器。 - 請求項1に記載の電子機器において、
前記スイッチング回路は機械式リレーを備えることを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007155958A JP2008310462A (ja) | 2007-06-13 | 2007-06-13 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007155958A JP2008310462A (ja) | 2007-06-13 | 2007-06-13 | 電子機器 |
Publications (1)
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JP2008310462A true JP2008310462A (ja) | 2008-12-25 |
Family
ID=40238025
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007155958A Pending JP2008310462A (ja) | 2007-06-13 | 2007-06-13 | 電子機器 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2008310462A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011173286A (ja) * | 2010-02-23 | 2011-09-08 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム |
JP2013092817A (ja) * | 2011-10-24 | 2013-05-16 | Toyota Motor Corp | 電源装置の制御方法及び電源装置 |
JP2014176443A (ja) * | 2013-03-14 | 2014-09-25 | Sammy Corp | 遊技機 |
-
2007
- 2007-06-13 JP JP2007155958A patent/JP2008310462A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013092817A (ja) * | 2011-10-24 | 2013-05-16 | Toyota Motor Corp | 電源装置の制御方法及び電源装置 |
JP2014176443A (ja) * | 2013-03-14 | 2014-09-25 | Sammy Corp | 遊技機 |
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