JP2008310145A - ディスプレイ制御回路およびディスプレイ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ディスプレイ制御回路1は、複数のマスタ2a、2bとの間でディスプレイに画像を表示する条件を規定した属性情報をやり取りする回路である。ディスプレイ制御回路1は、属性情報を格納するメモリ3と、マスタ2a、2bに対応して設けられ、マスタ2a、2bのメモリ3へのアクセス要求を受け付ける複数のチャネル4a、4bと、ハードウエアで構成され、各チャネル4a、4bが受け付けたアクセス要求を調停し、選択した1つのアクセス要求のメモリ3へのアクセスを許可する調停制御部5と、を有する。
【選択図】図1
Description
図29に示すように、ディスプレイ制御回路90が、3chのHDMIコネクタ90a、90b、90cと1chのDVIコネクタ90dとを備えていれば、これらの各入力に対応して、ほぼ同様の(実際はポート番号情報及びチェックサム情報のみ異なることもある)データ(属性情報)が格納された4つの不揮性メモリ91a、91b、91c、91dを搭載する必要があり、回路構成が冗長になるという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で調停を行うことができるディスプレイ制御回路およびディスプレイ装置を提供することを目的とする。
本発明に係るディスプレイ制御回路1は、複数のマスタ2a、2bとの間でディスプレイに画像を表示する条件を規定した属性情報をやり取りする回路である。
まず、本発明の概要について説明し、その後、実施の形態を説明する。
図1は、本発明の概要を示す図である。
メモリ3は、ディスプレイ装置のディスプレイに画像を表示する条件を規定した属性情報(例えばメーカ名、画像サイズ、リフレッシュレート、受け付ける信号の種類等)を格納する。
このようなディスプレイ制御回路1によれば、チャネル4a、4bによりマスタ2a、2bのアクセス要求が受け付けられると、ハードウエアで構成された調停制御部5により、これらのアクセス要求の調停が行われ、選択された1つのアクセス要求のメモリ3へのアクセスが許可される。
図2は、実施の形態のディスプレイ制御回路を示す回路図である。
図2に示すソース(Source)100〜400は、それぞれディスプレイ制御回路10に接続される接続機器であり、それぞれ例えばDVD等の独立したI2Cシングルマスタである。
図3は、実施の形態のスレーブデバイスを示すブロック図である。
これら、シーケンス制御部31〜34には優先順位(優先度)が設定されており、入力される信号の優先度は、どのシーケンス制御部に入力されるかによって定まる。優先度は、図3中上から下に向かって低くなる。すなわち、シーケンス制御部31に入力される信号が最も優先度が高く、シーケンス制御部34に入力される信号が最も優先度が低い。
メモリアクセス制御部36は、チャネル調停制御部35によって許可されたソースのアクセス要求に応じて、メモリ37から属性情報(以下、単にデータと言う)を取り出し、チャネル調停制御部35および対応するシーケンス制御部、コネクタを介してソースに送る。
図4は、チャネル調停制御部の構成を示すブロック図である。
調停回路35a〜35dは、それぞれシーケンス制御部31〜34を介して入力されたアクセス要求の優先度に基づいて、これら各要求のメモリ37に対するアクセスの調停を行う。換言すると、調停回路35a〜35dにそれぞれアクセス要求が入力された場合、調停回路35a〜35dが相互に調停を行うことにより、1つのアクセス要求を許可し、そのアクセス要求をメモリアクセス制御部36に出力する。
調停回路35aは、D−FF回路351a、355aと、遅延回路352aと、ch調停条件出力部353aと、AND回路354aとを有している。
ここで、ソース100〜400がアクセス要求を行う際には、ラインクロックを出力するため、D−FF回路351aは、このクロックをトリガとしてアクセスの有無を判断している。具体的には、D−FF回路351aのCK端子にラインクロックSCL1を切り出したパルスであるトリガ信号ch1_TRGが入力されると、メモリ37へのアクセス権を要求するリクエスト信号ch1_REQを出力する。
ch調停条件出力部353aには、ch2がメモリ37に対しアクセスを行っている場合、そのことを示すメモリアクセス許可信号ch2_ACT、ch3がメモリ37に対しアクセスを行っている場合、そのことを示すメモリアクセス許可信号ch3_ACTおよびch4がメモリ37に対しアクセスを行っている場合、そのことを示すメモリアクセス許可信号ch4_ACTが入力される。
D−FF回路355aのD端子には、“1”が入力されており、CK端子には、AND回路354aの出力が入力される。
図6は、調停回路の動作を示す図である。
D−FF回路351aは、シーケンス制御部31からのメモリ37へのラインクロックSCL1をトリガとしてリクエスト信号ch1_REQを出力する(時刻T1)。
図7〜図9は、他の調停回路の構成を示す図である。
調停回路35b〜35dは、それぞれch調停条件出力部の構成が、調停回路35aと異なっている。
調停回路35bのch調停条件出力部353bには、リクエスト信号ch1_REQ、メモリアクセス許可信号ch3_ACTおよびメモリアクセス許可信号ch4_ACTが入力される。
ch調停条件出力部353cには、リクエスト信号ch1_REQ、リクエスト信号ch2_REQおよびメモリアクセス許可信号ch4_ACTが入力されている。
ch調停条件出力部353dには、リクエスト信号ch1_REQ、リクエスト信号ch2_REQおよびリクエスト信号ch3_REQが入力されている。
調停回路35aのAND回路354aに遅延トリガ信号が入力されたとき、メモリアクセス許可信号ch2_ACTが‘0’なので、ch1がアクセス権を取得し、調停回路35aがメモリアクセス許可信号ch1_ACTを出力する。これにより、ch1がメモリ37へのアクセスを行う。ch1のアクセスが完了した後に、ch2がアクセス権を取得し、調停回路35bがメモリアクセス許可信号ch2_ACTを出力する。これにより、ch2がメモリ37へのアクセスを行う。
調停回路35aのAND回路354aに遅延トリガ信号が入力されたとき、メモリアクセス許可信号ch2_ACTおよびメモリアクセス許可信号ch3_ACTは‘0’なので、ch1がアクセス権を取得し、調停回路35aがメモリアクセス許可信号ch1_ACTを出力する。これにより、ch1がメモリ37へのアクセスを行う。ch1がメモリ37へのアクセスを行っているときに、リクエスト信号ch2_REQが‘1’になっている。ch1のアクセスが完了した後に、リクエスト信号ch1_REQおよびメモリアクセス許可信号ch3_ACTは‘0’なので、調停回路35bがメモリアクセス許可信号ch2_ACTを出力する。これにより、ch2がメモリ37へのアクセスを行う。ch2のアクセスが完了した後に、リクエスト信号ch1_REQおよびリクエスト信号ch2_REQは‘0’なので、調停回路35cがメモリアクセス許可信号ch3_ACTを出力する。これにより、ch3がメモリ37へのアクセスを行う。
調停回路35bのAND回路354bに遅延トリガ信号が入力されたとき、リクエスト信号ch1_REQおよびメモリアクセス許可信号ch3_ACTは‘0’なので、ch2がアクセス権を取得し、調停回路35bがメモリアクセス許可信号ch2_ACTを出力する。これにより、ch2がメモリ37へのアクセスを行う。ch2がメモリ37へのアクセスを行っているときに、ch1のリクエスト信号ch1_REQが‘1’になっている。ch2のアクセスが完了した後に、メモリアクセス許可信号ch3_ACTは‘0’なので、調停回路35aがメモリアクセス許可信号ch1_ACTを出力する。これにより、ch1がメモリ37へのアクセスを行う。ch1がメモリ37へのアクセスを行っているときに、リクエスト信号ch3_REQが‘1’になっている。ch1のアクセスが完了した後に、リクエスト信号ch1_REQおよびリクエスト信号ch2_REQは‘0’なので、調停回路35cがメモリアクセス許可信号ch3_ACTを出力する。これにより、ch3がメモリ37へのアクセスを行う。
以下、第2の実施の形態のディスプレイ制御回路について、前述した第1の実施の形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第2の実施の形態のディスプレイ制御回路のスレーブデバイス30aは、チャネル調停制御部(の構成)が異なっている。
調停回路45aは、システムクロックを持たない(利用しない)システムであり、ソース100〜400が独立して非同期にアクセス要求を行い、調停回路45aは、入力される調停用パルスに基づいて、同期調停を行う。
図17は、第2の実施の形態の調停回路を示す回路図である。
OR回路452aは、これらD−FF回路D451a〜D451dの出力端子の論理和を取り、その結果を出力する。
同期回路455aは、調停用パルス生成回路45bが生成した調停用パルス信号RQCK_D3に基づいて、調停部454aが調停したアクセス要求を確定する。
リクエスト受付部451aは、D−FF回路D451a〜D451dのいずれかにトリガ信号が入力されると、そのD−FF回路がリクエスト信号を出力する。これにより、OR回路452aが、メモリアクセスリクエスト信号ALL_REQを出力する。そして、ラッチ回路453aに調停用パルス信号RQCK_D2が入力されると、ラッチ回路453aのD−FF回路D453a〜D453dが同期して‘1’または‘0’を出力する。その後、調停部454aは、入力された‘1’または‘0’に従って、D−FF回路D455a〜D455dに調停信号を出力する。具体的には、リクエスト信号を出力したラッチ回路453aのD−FF回路に対応する同期回路455aのD−FF回路に‘1’を出力し、それ以外の同期回路455aのD−FF回路には‘0’を出力する。
調停用パルス生成回路45bは、D−FF回路451bと、メモリアクセス完了信号CMPと、D−FF回路451bの出力との論理積を取るAND回路452bと、調停回路45aからのメモリアクセスリクエスト信号ALL_REQと、AND回路452bの出力の反転入力との論理積を取るAND回路453bと、AND回路の出力信号を10ns(所定時間)遅らせて調停用パルス信号RQCK_D2を生成する調停用パルス信号生成回路454bと、調停用パルス信号RQCK_D2を10ns(所定時間)遅らせて調停用パルス信号RQCK_D3を生成する調停用パルス信号生成回路455bとを有している。
初期状態では、D−FF回路451bの出力は‘0’であるため、AND回路452bの出力が‘0’となり、AND回路453bには、‘1’が入力される。
そして、メモリアクセスが完了すると、メモリアクセス完了信号CMP(Loアクティブ)が入力されるため、AND回路452bの出力は‘0’となり、AND回路453bには‘1’が入力される。
そして、第2の実施の形態のディスプレイ制御回路によれば、同期化パルスを自己生成し、調停するようにしたので、システムクロックを持たない完全非同期システムにおいても容易かつ確実に調停を行うことができる。
図19に示すメモリ37aは、00h(ヘキサ)〜7Fh番地がEDID領域であり、80h〜FFh番地がCEA861領域(HDMI拡張データ含む)である。このメモリ37aの番地のうち、例えば9Bh番地がデータ変更アドレスであった場合、このアドレスにアクセス要求があれば、アクセスされたチャネルを判断(識別)し、データ変更アドレスから読み出されるデータの一部を変更してアクセス元のソースに出力する必要がある。
図20は、トレース動作の具体例を示す図である。
メモリ37aのアドレスは、メモリ37a上に記されたコード番号とバイト長とで表されるポインタによるチェーン構成となっている。具体的にはアドレスに格納されているデータの上位3ビットは、コード番号を示し、下位5ビットはバイト長を示す。上位3ビットが‘011b(バイナリ)’(03h)に一致するデータが存在した場合、そのデータが格納されているアドレスから4h番地後のアドレスがデータ変更アドレスであることが予め決まっている。
84h番地に格納されているデータは‘48h’である。‘48h’を2進数で表すと‘01001000b(バイナリ)’であるため、上位3ビットは‘011b(バイナリ)’に一致しない。また、下位5ビットは‘01000b(バイナリ)’=8なので、自身を加えた8バイト+1バイト後のアドレスをトレースする。
8バイト後のアドレスは8dh番地であり、8dh番地に格納されているデータは‘25h’である。‘25h’を2進数で表すと‘00100101b(バイナリ)’であるため、上位3ビットは‘011b(バイナリ)’に一致しない。また、下位5ビットは‘00101b(バイナリ)’=5なので、自身を加えた5バイト+1バイト後のアドレスをトレースする。
5バイト後のアドレスは93h番地であり、93h番地に格納されているデータは‘83h’である。‘83h’を2進数で表すと‘10000011b(バイナリ)’であるため、上位3ビットは‘011b(バイナリ)’に一致しない。また、下位5ビットは‘00011b(バイナリ)’=3なので、自身を加えた3バイト+1バイト後のアドレスをトレースする。
3バイト後のアドレスは97h番地であり、97h番地に格納されているデータは‘65h’である。‘65h’を2進数で表すと‘01100101b(バイナリ)’であるため、上位3ビットが‘011b(バイナリ)’に一致する。ここから4ビット進んだ番地は、9Bh番地であるため、9Bh番地が、データ変更アドレスであることが分かる。
以下、第3の実施の形態のディスプレイ制御回路について、前述した第1の実施の形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図21は、第3の実施の形態のスレーブデバイスを示す回路図である。
図22は、リードデータ置換回路の構成を示すブロック図である。
置換回路38aは、アクセス要求のあったアドレス(メモリアクセスアドレス)が、データ変更アドレスか否かを判断する。そして、データ変更アドレスでなければ、メモリアクセスアドレスから読み出したデータをそのまま出力する。一方、データ変更アドレスであれば、メモリアクセスアドレスから読み出したデータ(以下、「変更前リードデータ」と言う)を、置換回路38a内に予め定められたフォーマットに従って、置換(変更)したデータ(以下、「変更後リードデータ」と言う)に置換してアクセス元のソースに送信する。
イネーブル信号生成回路38cは、変更アドレス検出回路38bを動作させるためのイネーブル信号を生成する。
置換回路38aは、比較部381a、382aと、ラッチ回路383a、384aと、置換データ記憶部385a、386aと、加算部387aと、置換データ選択部388aとを有している。
ここで、比較部381aの比較対象は、変更アドレス検出回路38bから出力されるデータ変更アドレスである。
ラッチ回路383a、384aは、それぞれD−FF回路で構成されており、比較部381a、382aからそれぞれ出力される値をラッチする。
置換データ選択部388aは、ラッチ回路383a、384aがラッチしている値に従って、置換データ記憶部385aが出力する値、加算部387aが出力する値、および変更前リードデータのうちのいずれか1つを選択し、変更後リードデータとしてアクセス元のソースに出力する。具体的には、ラッチ回路383aにラッチされている値Aが‘1’であり、ラッチ回路384aにラッチされている値Bが‘0’である場合、加算部387aが出力する値を変更後リードデータとして出力する。ラッチ回路383aにラッチされている値Aが‘0’であり、ラッチ回路384aにラッチされている値Bが‘1’である場合、置換データ記憶部385aが出力する値を変更後リードデータとして出力する。
図24は、変更アドレス検出回路の構成を示す回路図である。
イネーブル付きFF回路387bは、AND回路385bの出力をイネーブル入力とし、インバータ回路386bの出力に同期して加算器383bの加算値を変更アドレスとして出力する。
次に、変更アドレス検出回路38bの動作を説明する。
そして、AND回路385bが‘1’を出力すると、イネーブル付きFF回路387bは、加算器383bの加算値を変更アドレスとして出力する。
イネーブル信号生成回路38cは、D−FF回路381c〜385cとOR回路386cと、インバータ回路387cとを有している。
次に、イネーブル信号生成回路38cの動作を説明する。
D−FF回路382c〜385cは、シフトレジスタを構成しているため、メモリアクセス完了信号CMPが4回入力されると、D−FF回路385cが‘1’を出力する。このときインバータ回路387cは、‘0’を出力するため、D−FF回路381c〜385cがリセットされ、シーケンスイネーブル信号が‘0’になる。
そして、第3の実施の形態のディスプレイ制御回路によれば、さらに、変更アドレス検出回路38bが、データ変更アドレスの検出をシステムリセット解除時(ソース100〜400のメモリアクセス前)等に予め行っておくことにより、ソース100〜400がデータ変更アドレスにメモリアクセスしたときに、アクセスしたチャネルに応じ、変更前リードデータを即座に置換して出力することで、同一メモリの同一アドレスから異なるデータを擬似的に読み出すことができる。また、データ変更アドレスが、変数値でも固定値でもデータの変更を容易に行うことができる。
また、トレースによるバイト長の加算値がメモリ範囲をオーバーした場合や、コード番号が一度も一致しなかった場合等は異常データとみなし、アドレスの置換を行わないようにすることもできる。
第4の実施の形態のディスプレイ制御回路は、チャネル調停制御部(の構成)が異なり、それ以外は第3の実施の形態と同様である。
リードデータ置換回路39は、イネーブル信号生成回路38cの構成を一部変更したイネーブル信号生成回路38eを有し、さらにデータ変更アドレス更新回路38dを有している。このデータ変更アドレス更新回路38dは、ソース100〜400がメモリ37aに書き込みを行ったことによりポインタの変更が発生した場合、データ変更アドレスを、チェックサムの書き込み時に更新する。
データ変更アドレス更新回路38dは、チェックサムを示すバイトの書き込みが行われたことを示すチェックサム書き込みフラグを生成する回路であり、比較部381dと、AND回路382dと、D−FF回路383d、384dと、インバータ回路385d、386dとを有している。
AND回路382dは、比較部381dの出力と、メモリ37aのライトイネーブル信号(Loアクティブ)の反転入力との論理積を取る。
メモリアクセスアドレスが‘FFh’であり、メモリのライトイネーブル信号が‘0’の場合、AND回路382dは‘1’を出力する。これにより、D−FF回路383dがメモリクロック入力に同期して動作し、‘1’を出力する。従って、チェックサム書き込みフラグが‘1’になる。
イネーブル信号生成回路38eは、D−FF回路381の前段にシステムリセット信号とチェックサム書き込みフラグとの論理和を取るOR回路387cを有している。従って、システムリセット信号とチェックサム書き込みフラグとのうちのいずれか一方が‘1’になることで、イネーブル信号生成回路38eは、シーケンスイネーブル信号を出力する。
そして、第4の実施の形態のディスプレイ制御回路によれば、さらに、ポインタの更新等が生じたときに、チェックサムの書き込み動作をトリガとして、データ変更アドレスの再トレースを行うようにしたので、ユーザがデータ変更アドレスを意識することなく(ユーザが新たなデータ変更アドレスを指定したり、更新を行うシーケンスを実行したりすることなく)、データ変更アドレスを更新することができる。
(付記1) 複数のマスタとの間でディスプレイに画像を表示する条件を規定した属性情報をやり取りするディスプレイ制御回路において、
前記属性情報を格納するメモリと、
前記マスタの前記メモリへのアクセス要求を受け付ける複数のチャネルと、
ハードウエアで構成され、前記各チャネルが受け付けた前記アクセス要求を調停し、選択した1つの前記アクセス要求の前記メモリへのアクセスを許可する調停制御部と、
を有することを特徴とするディスプレイ制御回路。
前記各調停回路は、それぞれ当該調停回路に入力される前記アクセス要求の優先度より高い優先度の前記アクセス要求が入力される調停回路に前記アクセス要求が無く、かつ、当該調停回路に入力される前記アクセス要求の優先度より低い優先度の前記アクセス要求が入力される調停回路が前記メモリへのアクセスを行っていないとき、前記メモリへのアクセス権を獲得することを特徴とする付記2記載のディスプレイ制御回路。
前記アクセス要求に応じて入力される第1の調停用パルスにて、前記アクセス要求の同期を取る複数のラッチ回路と、
前記各ラッチ回路にラッチされている値に基づいて調停を行う調停部と、
第2の調停用パルスにて前記調停部により調停された1つの前記アクセス要求を確定する同期回路と、
を有することを特徴とする付記2記載のディスプレイ制御回路。
前記比較部の比較によって一致した前記アドレスの前記データを置換して出力する置換部とをさらに有することを特徴とする付記1記載のディスプレイ制御回路。
前記比較部は、チェーンをトレースして前記データの変更が必要なアドレスを求め、保持することを特徴とする付記8記載のディスプレイ制御回路。
前記判断部の判断をトリガにして前記チェーンを再トレースすることを特徴とする付記10記載のディスプレイ制御回路。
前記属性情報を格納するメモリと、前記マスタの前記メモリへのアクセス要求を受け付ける複数のチャネルと、ハードウエアで構成され、前記各チャネルが受け付けた前記アクセス要求を調停し、選択した1つの前記アクセス要求の前記メモリへのアクセスを許可する調停制御部と、を備えるディスプレイ制御回路、
を有することを特徴とするディスプレイ装置。
2a、2b マスタ
3、37、37a、37b メモリ
4a、4b チャネル
5 調停制御部
20a、20b、20c HDMIコネクタ
20d DVIコネクタ
30、30a、30b スレーブデバイス
31〜34 シーケンス制御部
35、45 チャネル調停制御部
35a、35b、35c、35d、45a 調停回路
36 メモリアクセス制御部
38、39 リードデータ置換回路
38a 置換回路
381a、382a 比較部
383a、384a ラッチ回路
385a、386a 置換データ記憶部
388a 置換データ選択部
38b 変更アドレス検出回路
38c、38e イネーブル信号生成回路
38d データ変更アドレス更新回路
451a リクエスト受付部
453a ラッチ回路
454a 調停部
455a 同期回路
45b 調停用パルス生成回路
100〜400 ソース
Claims (10)
- 複数のマスタとの間でディスプレイに画像を表示する条件を規定した属性情報をやり取りするディスプレイ制御回路において、
前記属性情報を格納するメモリと、
前記マスタの前記メモリへのアクセス要求を受け付ける複数のチャネルと、
ハードウエアで構成され、前記各チャネルが受け付けた前記アクセス要求を調停し、選択した1つの前記アクセス要求の前記メモリへのアクセスを許可する調停制御部と、
を有することを特徴とするディスプレイ制御回路。 - 前記アクセス要求を受け付けた前記チャネルにより前記アクセス要求の優先度が定まり、前記調停制御部は、前記優先度に基づいて前記アクセス要求を調停することを特徴とする請求項1記載のディスプレイ制御回路。
- 前記調停制御部は、前記各チャネルに対応してそれぞれ設けられる複数の調停回路を有し、
前記各調停回路は、それぞれ当該調停回路に入力される前記アクセス要求の優先度より高い優先度の前記アクセス要求が入力される調停回路に前記アクセス要求が無く、かつ、当該調停回路に入力される前記アクセス要求の優先度より低い優先度の前記アクセス要求が入力される調停回路が前記メモリへのアクセスを行っていないとき、前記メモリへのアクセス権を獲得することを特徴とする請求項2記載のディスプレイ制御回路。 - 前記各調停回路は、それぞれ、より高い優先度の前記アクセス要求が入力される前記調停回路の前記アクセス要求の有無と、より低い優先度の前記アクセス要求が入力される前記調停回路の前記メモリへのアクセス状況のみを監視して前記メモリへのアクセス権を獲得できたか否かを判断することを特徴とする請求項3記載のディスプレイ制御回路。
- 前記調停回路は、前記アクセス要求があった所定時間後に前記アクセス要求を他の前記調停回路の前記アクセス要求の有無および前記メモリへのアクセス状況と比較することを特徴とする請求項3記載のディスプレイ制御回路。
- 前記調停制御部は、いずれかの前記チャネルが受け付けた前記アクセス要求を非同期に受け付ける受付回路と、
前記アクセス要求に応じて入力される第1の調停用パルスにて、前記アクセス要求の同期を取る複数のラッチ回路と、
前記各ラッチ回路にラッチされている値に基づいて調停を行う調停部と、
第2の調停用パルスにて前記調停部により調停された1つの前記アクセス要求を確定する同期回路と、
を有することを特徴とする請求項2記載のディスプレイ制御回路。 - 前記アクセス要求先のアドレスが、前記アドレスに格納されているデータの変更が必要なアドレスに一致するか否かを比較する比較部と、
前記比較部の比較によって一致した前記アドレスの前記データを置換して出力する置換部とをさらに有することを特徴とする請求項1記載のディスプレイ制御回路。 - 前記データの変更が必要なアドレスは、コード番号とバイト長とで示されるポインタによるチェーン構成をなしており、
前記比較部は、チェーンをトレースして前記データの変更が必要なアドレスを求め、保持することを特徴とする請求項7記載のディスプレイ制御回路。 - 前記メモリのチェックサムを示すアドレスへの書き込みが行われたか否かを判断する判断部と、
前記判断部の判断をトリガにして前記チェーンを再トレースすることを特徴とする請求項8記載のディスプレイ制御回路。 - 複数のマスタとの間でディスプレイに画像を表示する条件を規定した属性情報をやり取りするディスプレイ装置において、
前記属性情報を格納するメモリと、前記マスタの前記メモリへのアクセス要求を受け付ける複数のチャネルと、ハードウエアで構成され、前記各チャネルが受け付けた前記アクセス要求を調停し、選択した1つの前記アクセス要求の前記メモリへのアクセスを許可する調停制御部と、を備えるディスプレイ制御回路、
を有することを特徴とするディスプレイ装置。
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