JP2008307136A - 遊技機及び遊技媒体の払い出し速度決定方法並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 大当たりがなく変化の乏しい通常ゲーム時において、メダルの払い出し速度を変化させて遊技者に新たな期待感を持たせる。
【解決手段】 遊技に係る抽選を行い、当該抽選の結果に基づき当選判定を行う当選抽選手段と、前記抽選に係る当選確率を設定するための設定値を予め記憶する設定値記憶部と、前記当選判定の結果に基づきホッパ装置を駆動してメダルを払い出すホッパ装置駆動部とを備えるスロットマシンである。前記ホッパ装置駆動部は、予め定められたタイミングで、前記設定値に応じた抽選確率で抽選を行い、前記抽選の結果が当選のときに前記ホッパ装置による前記遊技媒体の払い出し速度を通常とは異なる速度に変更する。
【選択図】 図3

Description

この発明は、スロットマシン等の遊技機及び遊技媒体(メダル)の払い出し速度決定方法並びにプログラムに関する。
スロットマシン等の遊技機は、遊技者が所定の枚数のメダルを遊技機に投入してゲームを楽しむことができる。遊技に必要なメダルは、遊技ホール内に設けられたメダル貸機等で借りることができ、所望の遊技機のメダル投入口に投入することによりゲームを開始することができる。遊技機は、投入されたメダルを判別するとともに、その枚数を計数するためのメダルセレクタ及び入賞に応じてメダルを払い出すホッパ装置を備えている。
一般的なホッパ装置は、ホッパタンクと、このホッパタンクから落下したメダルがはまり込む複数のメダル穴を有し、前記メダルをメダル排出口へ誘導する回転ディスクと、この回転ディスクを回転駆動することにより遊技者に対してメダルを払い出すホッパモータと、払い出されたメダルの枚数をカウントするためのカウンタローラ及びこれに取り付けられたセンサ(例えばフォトインタラプタ:検出溝を備えるケースの中に発光素子と受光素子を対向配置し、検出溝間の通過物体を非接触で検知するもの)とを備える。回転ディスクに設けられた穴に嵌まり込んだメダルは、その回転に伴い移動し、メダル払い出し口のところでメダル通路の方に誘導される。このとき通路に誘導されたメダルと接触するカウンタローラが回動し、カウンタローラに設けられた突起がセンサの検出溝内に入り、光源の光を遮断し、受光素子がこれを検出する。1つのメダルが払い出されるとき当該メダルはカウンタローラと接触してこれを1回押すので、これに設けられたセンサの検出回数に基づいてメダルの払い出し枚数をカウントできるのである。
メダルの払い出しに関する先行技術として、例えば、特許文献1〜6がある。
特開2004−65334号公報 通常よりもメダルの払い出しが長い異常時は、メダル払い出し速度を遅くする。 特開2004−160048号公報 ホッパの貯留不良等のときに、メダルの払い出し速度を遅くする。 特開2005−46494号公報 メダルの払い出し速度を容易に可変にするためのホッパ装置の構造に関する。 特開2006−61427号公報 精算ボタン押し下げによるクレジットメダルの払い出しの際にのみ、通常よりも遅い払い出し速度でメダルを払い出すようにする。これにより不正行為(いわゆるクレ満君ゴト)をやりにくくさせる。 特開2006−158560号公報 払出演出抽選の結果が当選(RT遊技に当選)している場合にはタイマを通常払出よりも長い払出間隔に設定することで、遊技メダルの払い出しを長期間に亘って行う。遊技メダルの払出速度でRT遊技の抽選結果を遊技者に報知することができる。 特開2006−223742号公報 貸出要求に対して高速にメダルを払い出すことを目的として、貸し出し希望枚数に応じて払い出し速度を変化させる。
特許文献1、2及び4は、異常時あるいは不正行為を検出したときにメダルの払い出し速度を遅くすることを開示する。特許文献3は、超音波モータを用いることで回転ディスクを非常に遅くすることを開示する。特許文献6は、貸し出し希望枚数に応じて払い出し速度を変化させることを開示する。しかし、これらに開示されている技術によって、遊技者に何らかの期待感を持たせることはできない。
特許文献5は、遊技メダルの払出速度でRT遊技の抽選結果を遊技者に報知するものであるが、それだけに留まり、遊技者に新たな期待感を持たせるものではない。
この発明は上記課題に鑑みてなされたもので、大当たりなどがなくゲームが単調になったときにメダルの払い出し速度を変化させることで、抽選に係る設定値を示唆することのできる遊技機及び遊技媒体の払い出し速度決定方法並びにプログラムを提供することを目的とする。通常時の退屈なゲーム時において、遊技者に新たな期待感を持たせることができる。
この発明は、投入された遊技媒体を貯留するとともに前記遊技媒体を払い出すホッパ装置と、
所定の信号に基づき抽選を行い、当該抽選の結果に基づき当選判定を行う当選抽選手段、前記抽選に係る当選確率を設定するための設定値を予め記憶する設定値記憶部、及び、前記当選判定の結果に応じて入賞したとき前記ホッパ装置を駆動して前記遊技媒体を払い出すホッパ装置駆動部を含むメイン基板と、を備える遊技機において、
前記ホッパ装置駆動部は、予め定められたタイミングで、前記設定値ごとに対応付けられた確率で抽選を行う払い出し速度抽選手段と、前記払い出し速度抽選手段による抽選に当選したときに前記ホッパ装置による前記遊技媒体の払い出し速度を予め定められた速度からこれと異なる速度に変更する払い出し速度変更部とを含むものである。
前記払い出し速度変更部は、例えば、前記予め定められた速度を記憶する第1記憶部と、前記異なる速度を記憶する第2記憶部と、前記払い出し速度抽選手段の出力に基づき前記第1記憶部又は前記第2記憶部のいずれかの払い出し速度を選択する速度選択部とを含む。
前記第2記憶部には、前記異なる速度として、前記設定値にそれぞれ対応する複数の払い出し速度が記憶され、
前記速度選択部は、前記抽選に当選したときに、前記第2記憶部に含まれる前記複数の払い出し速度から前記設定値に対応する払い出し速度を選択する、ように構成してもよい。
前記第2記憶部に記憶された前記異なる速度は、払い出しの時間の経過に応じて変化するものであってもよい。
この発明は、投入された遊技媒体を貯留するとともに前記遊技媒体を払い出すホッパ装置と、所定の信号に基づき抽選を行い、当該抽選の結果に基づき当選判定を行う当選抽選手段、及び、前記抽選に係る当選確率を設定するための設定値を予め記憶する設定値記憶部を含むメイン基板と、を備える遊技機において前記遊技媒体の払い出し速度を決定する方法であって、
前記当選抽選手段において当選と判定されたかどうか、又は、前記ホッパ装置に対するメダル払い出し要求があるかどうかを判定する第1ステップと、
前記第1ステップでの判定結果に基づき前記設定値に応じた確率で抽選を実行する第2ステップと、
前記第2ステップでの抽選に当選したかどうか判定する第3ステップと、
前記第3ステップで抽選に当選したときに前記ホッパ装置による前記遊技媒体の払い出し速度を予め定められた速度からこれと異なる速度に変更する第4ステップと、を備えるものである。
この発明は、上記方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
この発明に係るプログラムは、例えば、記録媒体に記録される。
媒体には、例えば、EPROMデバイス、フラッシュメモリデバイス、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、CD(CD−ROM、Video−CDを含む)、DVD(DVD−Video、DVD−ROM、DVD−RAMを含む)、ROMカートリッジ、バッテリバックアップ付きのRAMメモリカートリッジ、フラッシュメモリカートリッジ、不揮発性RAMカートリッジ等を含む。
また、電話回線等の有線通信媒体、マイクロ波回線等の無線通信媒体等の通信媒体を含む。インターネットもここでいう通信媒体に含まれる。
媒体とは、何等かの物理的手段により情報(主にデジタルデータ、プログラム)が記録されているものであって、コンピュータ、専用プロセッサ等の処理装置に所定の機能を行わせることができるものである。
この発明によれば、予め定められたタイミングで、設定値に応じた確率で抽選を行い、当該抽選の結果に基づき遊技媒体の払い出し速度を決定するので、遊技媒体の払い出しを通じて遊技に係る抽選の設定値を示唆することができる。大当たりなどがなくゲームが単調になったときにメダルの払い出し速度を変化させることで、遊技者に新たな期待感を持たせることができる。
この発明の実施の形態に係る遊技機(スロットマシン)について図面を参照して説明する。
図1は前扉を閉めた状態を示すスロットマシンの正面図、図2は前扉を180度開いた状態を示すスロットマシンの正面図を示す。
図1及び図2中、100はスロットマシンを示すもので、このスロットマシン100は、図1に示すように、スロットマシン本体120と、このスロットマシン本体120の前面片側にヒンジ等により開閉可能に取り付けられた前扉130とを備えている。前記前扉130の前面には、図1に示すように、ほぼ中央にゲーム表示部131を設け、ゲーム表示部131の右側下方に、遊技者がメダルを投入するためのメダル投入口132を設け、メダル投入口132の下側には、メダル投入口132から投入され、詰まってしまったメダルをスロットマシン100外に強制的に排出するためのリジェクトボタン133が設けられている。
また、前記ゲーム表示部131の左側下方には、ゲームを開始するためのスタートスイッチ134を設けてあり、3つのリールのそれぞれに対応して3つのストップスイッチ140を設けてある。前扉の下端部中央には、メダルの払出し口135を設けてある。
スロットマシン本体120の内部には、図2に示すように、その内底面に固定され、貯留したメダルを前扉130の前面に設けた払出し口135に1枚ずつ払い出すためのホッパ装置2が設置されている。このホッパ装置2の上部には、上方に向けて開口し、内部に複数のメダルを貯留するホッパタンク1を備えている。スロットマシン本体120の内部には、前扉130を閉めたときにゲーム表示部131が来る位置に三個の回転リールからなるリールユニット203が設置されている。ホッパ装置2の上側のリールユニット203との間には電源部205が設けられている。
前記前扉130の裏面には、図2に示すように、メダル(コイン)セレクタ123が、前扉130の前面に設けられたメダル投入口132の裏側に取り付けられている。このメダルセレクタ123は、メダル投入口132から投入されたメダルの通過を検出しながら、当該メダルをホッパ装置2に向かって転動させ、外径が所定寸法と違う異径メダルや、鉄又は鉄合金などで作製された不正メダルを選別して排除するとともに、1ゲームあたりに投入可能な所定枚数を超えたメダルを選別して排除するための装置である。
また、メダルセレクタ123の下側には、図2に示すように、その下部側を覆って前扉130の払出し口135に連通する導出路136が設けられている。メダルセレクタ123により振り分けられたメダルは、この導出路136を介して払出し口135から遊技者に返却される。
ホッパ装置2の払い出し口は払い出し口135に連通するようになっていて、ホッパ装置2により払い出されたメダルも払出し口135から遊技者へ送り出される。
スロットマシンで遊技を楽しもうとする遊技者は、まずメダル貸機(図示しない)等から遊技媒体であるメダルを借り、メダル投入装置のメダル投入口132に直接メダルを入れることができる。スロットマシンの筐体の中央部及び上部には、遊技者側に向かって臨む四角窓状の表示窓が形成されている。そして、この中央部の表示窓の中央には、三個の回転リールの図柄を見ることができる図柄表示窓が形成されている。スタートスイッチ134は回転リールの斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入を条件に、リールユニットの駆動を開始させる。リールユニット203は、ストップスイッチ140によりその駆動が停止される。リールユニット203は、三個の回転リールから構成されている。そして、各回転リールは、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープとを備えている。このリールテープの外周面には、複数個(例えば21個)の図柄が表示されている。
図3は発明の実施の形態に係るスロットマシンの機能ブロック図を示す。
図3において、200、201はそれぞれCPU、ROM、RAMを内蔵するメイン基板、サブ基板である。メイン基板(制御部)200はメダルの投入枚数の管理、払い出し、リールの回転及び停止制御、当選処理などを行う。サブ基板201は当選処理に基づいた演出表示などの処理を行う。202はスタートスイッチ134やストップスイッチ140、ベットスイッチなどのスイッチからなる操作部である(便宜上、図3の操作部202には、抽選開始の信号を出力するスタートスイッチ134のみを示している)。203は三個の回転リールからなるリールユニットである。204はゲーム表示部131やリールの内部照明、液晶表示装置、スピーカなどを含む演出表示部である。演出表示部204により当選処理によって得られる当選役や押し順の報知がなされる。205は各部に電源を供給する電源部である。
2はメダルを払い出すためのホッパ装置である。ホッパ装置の構造は後に詳述する。ホッパ装置2は、メダルを払い出すために回転ディスクを回転させるホッパモータ34とを備える。ホッパモータ34はメイン基板200のホッパ装置駆動部200cからのメダル払い出し命令(制御信号)により制御される。なお、ホッパ装置駆動部200cをメイン基板200の外部に(例えば独立したユニットとして、あるいはホッパ装置2内に)設けることもできる。
メイン基板200は、スタートスイッチ134の出力に基づき抽選を行い、抽選結果に基づき当選を判定するとともに、入賞したときにメダルの払い出し要求をホッパ装置駆動部200cへ送る当選抽選手段200aと、前記抽選に係る当選確率を設定するための設定値(設定値の意義については後述する)を予め記憶する設定値記憶部200bと、ホッパモータ34の駆動信号を発生するとともに、予め定められたタイミングで、設定値記憶部200bの設定値に応じた抽選確率で抽選を行い、この抽選の結果が当選のときにホッパ装置2によるメダルの払い出し速度を、デフォルト(通常)の速度から別の速度に変更するホッパ駆動装置200cとを含む。
ホッパ駆動装置200cは、予め定められたタイミングで上記抽選を行うが、具体的には、当選抽選手段200aから抽選結果(メダルの払い出しを伴わないものを含む)を受けたとき、又は、メダルの払い出しの要求を受けたとき、上記抽選を行う。
抽選手段200a、設定値記憶部200b及びホッパ装置駆動部200cは、ICなどのハードウエア又はCPUとROMに格納されたプログラムによるソフトウエア、あるいはこれらハードウエアとソフトウエアの組み合わせで実現される。
なお、メイン基板1のROMには、このスロットマシン100で実行されるゲーム処理の手順がシーケンスプログラムとして記憶されている他、当選確率テーブル,図柄テーブルおよび入賞図柄組合せテーブル等がそれぞれ区分されて格納されている。当選確率テーブルは、乱数発生部で抽出された乱数値を各当選態様に区分けするように区分されており、乱数発生部で発生する一定範囲の数値の中から抽出される乱数値を各当選態様に区画するデータを記憶している。すなわち、当選確率テーブルは、乱数発生部がとる乱数の全領域に対応して、各当選態様ごとに区分された領域を有するものである。例えば、0〜一定数の範囲を複数に区分し、ひとつの区分(領域)を外れとし、他の区分(領域)を当選1、当選2、・・・というように設定する。
抽選処理の評価が例えば外れの場合は所定の図柄が揃わないように設定され(いわゆる蹴飛ばし)、当たりの場合はストップスイッチが所定のタイミングで押下されることなどを条件に所定の図柄が揃うように設定される(いわゆる引き込み)。そして、入賞判定で入賞とされたとき、すなわち所定の図柄が揃ったとき入賞図柄に相当するメダルが払い出される。
スロットマシンは、基本的に図柄が揃ったときに賞品としてメダルを払い出すものであるが、上述のように、図柄が揃うかどうかは内部のコンピュータによる抽選の結果に従う。また、ビッグボーナス(BB)、レギュラーボーナス(RB)、小役などのさまざまな賞も内部のコンピュータによる抽選の結果に従う。抽選の処理の内容(内部動作)は所定の範囲内で設定の変更が可能であり、スロットマシンが設置されるホールなどにおいて店側により設定作業が行われる。
具体的には、スロットマシンは、ビッグボーナス(BB)、レギュラーボーナス(RB)、小役等の抽選確率の異なる複数の抽選テーブルを予め備える。スロットマシンの抽選では、それら複数の抽選テーブルの中から1つが設定され、この設定された抽選テーブルに基づいて抽選による当たり/外れの判定がなされる。複数の抽選テーブルのうちどれを使用するかに関する設定(設定値)を変更することを、設定の変更(以下、「設定変更」と記す)と称している。
スロットマシンの設定変更の際には、上記複数の抽選テーブルの中から1つが設定される。例えば、6つの抽選テーブルを備えるときは、設定値として1〜6の整数が割り当てられる。1は当選の確率が最も低い抽選テーブルに対応し、数値が大きくなるにしたがって確率が徐々に上昇し、6は当選の確率が最も高い抽選テーブルに対応する。特定のスロットマシンの設定値がいくらであるかは、外部からうかがい知ることができない。遊技者自身が、遊技を通じてよく出るかどうか主観的に判断し、設定値を推測するしかない。遊技者にとって遊技しているスロットマシンの設定値が何であるかは、大きな関心事である。なお、設定値は、設定値記憶部200bに記憶されている。
図4はホッパ装置の正面図(図4(a))、右側面図(図4(b))、上面図(図4(c))である。図5はホッパ装置のホッパタンク側の分解斜視図、図6はホッパ装置のホッパシャーシ側の分解斜視図である。図7は、回転ディスク3の上面詳細図であり、メダルの払い出し動作を説明するためのものである。図7においてMはメダルの排出経路を示す。
図示されたホッパ装置は、大別すると、メダルMを貯留するホッパタンク1と、このホッパタンク1内に貯留されたメダルMを1枚ずつ排出する本体(ホッパ装置2)とからなる。
ホッパ装置2は、大別すると、ホッパシャーシ2aと、このホッパシャーシ2aに回転可能に支持され、ホッパタンク1から落下したメダルMが上方より1枚ずつはまり込む複数個、ここでは5個のメダル落とし穴3aを有する回転ディスク3と、この回転ディスク3を回転するホッパモータ34とを備えている。このホッパモータ34の駆動力により回転ディスク3の回転時に、そのメダル落とし穴3aに落ち込んだメダルMは、メダル排出口Xから外部に排出される。
上記ホッパシャーシ2aの上部には、ベースプレート5が斜めに取り付けられる。ベースプレート5にはホッパモータ34が固定されている。ホッパモータ34の出力軸34aは、ベースプレート5を貫通して、その上面のほぼ中央に突出している。ベースプレート5が斜めになっているので、ホッパモータの出力軸は垂直方向に対して交差している。このため、回転ディスク3は、そのメダル排出口側が高く、その反対側が低くなっている。
ベースプレート5の上にはハウジングサポート4が位置する。ハウジングサポート4の周囲には隆起した突縁部が形成されている。この突縁部のメダル排出口Xの部分は切り欠かれており、メダルはこの部分を通って排出される。
回転ディスク3のメダル落とし穴3aに落ち込んだメダルMが、回転ディスク3の回転に伴いメダル排出口Xに位置すると、当該メダルMはガイドピン36により移動が妨げられ、メダル落とし穴3aからメダル排出口Xへ押し出されて外部に排出される。このように、回転ディスク3の回転に伴い、メダルMが順番に排出される。
ホッパタンク1及びホッパシャーシ2aはいずれも樹脂製である。
この発明の実施の形態に係るホッパ装置において、払い出されたメダルをカウントするためのカウンタローラ7(カウンタアーム8に設けられている)はセパレータ6を中心に回動する。回転ディスク3に設けられた穴に嵌まり込んだメダルは、回転ディスク3の回転に伴い移動し、メダル排出口Xのところでガイドピン36により押し出されてメダル通路の方に誘導される。このときメダルはカウンタアーム8に設けられているローラ7に接触してこれを図7中の矢印Aの方向へ回動させる。これにより、カウンタアーム8に設けられている突起が遊技メダル払い出しセンサ43(例えばフォトインタラプタ:検出溝を備えるケースの中に発光素子と受光素子を対向配置し、検出溝間の通過物体を非接触で検知するもの)の検出溝の間に入り、光源の光を遮断し、受光素子がこれを検出する。このように、1つのメダルが払い出されるとき当該メダルはローラ7と接触してこれを1回押すので、センサ43の検出回数に基づいてメダルの払い出し数をカウントできる。
2つのガイドピン36は、ハウジングサポート4のメダル排出口X付近に設けられている。2つのガイドピン36はガイドピン押さえ10にそれぞれガイドピン用ばね37を介して取り付けられる。ガイドピン36はガイドピン用ばね37により上方に押圧され、ハウジングサポート4の表面から約1mm程度突出している。ガイドピン用ばね37の弾性により、ガイドピン36が上方から押されると、ガイドピン36はハウジングサポート4内部に後退し、ガイドピン36の頭部がハウジングサポート4の表面と一致するようになる。
図7を参照してメダルの払い出し動作について説明する。回転ディスク3のメダル落とし穴3aに落ち込んだメダルMが、回転ディスク3の回転に伴いメダル排出口Xに位置すると、メダルMはガイドピン36に当たり、回転ディスク3の回転に伴いメダルMは外側に押し出される。その際に押し出されたメダルMによってカウンタアーム8に設けられているカウンタローラ7を矢印Aの方向に押し広げ、遊技メダルガイド12とセパレータ6及びカウンタローラ7の間を通過し、メダルMはメダル通路部23,24を通って外部に排出される。メダルMが排出され接触が解除されると、カウンタローラ7はカウンタ引きばね9(図6参照)の弾性により元の位置に戻る。遊技メダルガイド12は、メダルの動きを規制して、メダルをメダル通路に沿って滑らかに移動させる。メダルをメダル通路部23,24に誘導する際に2つのガイドピン36はそれぞれ異なる役割を果たす。回転ディスク3が時計方向に回転する場合にガイドピン36aはメダルに最初に接触し、メダルを外側に押し出す。ガイドピン36bは外縁に移動しつつあるメダルを、回転ディスク3の回転方向に移動しないように規制しつつ、さらにメダル通路部23,24の方向へと移動させる。
図8(a)は、発明の実施の形態に係るホッパ装置駆動部200cの内部ブロック図である。図8(a)では、発明の実施の形態に係る払い出し速度抽選手段50と、払い出し速度変更部51のみを示し、ホッパモータ34を駆動するためのバッファ回路等の他の要素の表示は省略している。
同図において、50は、予め定められたタイミングで(例えば、当選抽選手段200aから抽選結果(メダルの払い出しを伴わないものを含む)を受けたとき、メダルの払い出しの要求を受けたとき)、前述の設定値に応じた抽選確率で抽選を行う払い出し速度抽選手段である。60は、払い出し速度抽選手段50による抽選の結果が当選のときにホッパ装置2によるメダルの払い出し速度を変更する払い出し速度変更部である。
払い出し速度抽選手段50は、同図に示すように、乱数発生器51、乱数抽出器52、判定部53、及び、当選判定テーブル54を含む。払い出し速度抽選手段50の少なくとも一部の機能(例えば判定部53と当選判定テーブル54)は、メイン基板200のROMに記憶されたプログラムを同上のCPUが実行することにより実現される。乱数発生器51及び乱数抽出器52は、例えばICなどのハードウエアにより実現される。
乱数発生器51は、抽選用の乱数を所定の領域内で発生させるものである。例えば、クロック信号を入力とし、当該クロック信号に従って0〜一定数の範囲(例えば0000〜FFFF(16進))において任意の数値を所定の確率で発生させるカウンタである。
乱数抽出器52は、乱数発生器51が発生する乱数を前記予め定められたタイミングで抽出するものである。乱数発生器51は所定間隔で連続的に乱数を発生させているが、そのうちの一部が乱数抽出器52により抽出される。
当選判定テーブル54は、乱数発生器51がとる乱数の全領域に対応して、当選(又は不当選)に対応する領域を設けたものである。例えば、乱数発生器51が0000〜FFFF(16進))の範囲の数値を発生させる場合において、設定値=1であれば、例えば0100〜01FFの領域を当たりとし、他の領域を外れとしたものである。ROM(半導体記憶素子)で当選判定テーブル54を構成することができる。前記ROMには、予め、アドレス0100〜01FFの範囲に当選を示すデータ(例えば01)を書き込むとともに、他の領域に外れを示すデータ(例えば00)を書き込んでおく。
払い出し速度抽選手段50は、前述の設定値に応じた抽選確率で抽選を行うものであるので、当選判定テーブル54は、例えば、設定値に対応する複数のテーブルを備える。その構成例を図8(b)に示す。
図8(b)では、設定値=1用のテーブル54a−1〜設定値=6用のテーブル54a−6の合計6個のテーブル(ROM)を備え、設定値に基づき選択部54bで前記複数のテーブルのいずれかを選択する。設定値=1用のテーブル54a−1は当選の確率が最も低いように構成され、数値が大きくなるにしたがって当選の確率が徐々に上昇し、設定値=6用のテーブル54a−6は当選の確率が最も高いように構成されている。各テーブル54a−1〜54a−6の当選確率をそれぞれp1〜p6とすると、p1<p2<p3<p4<p5<p6である。当選確率は、各テーブル(ROM)に書き込まれている当選を示すデータの範囲(例えばアドレス0100〜01FF)を、乱数発生器51がとる乱数の全領域(例えば0000〜FFFF)で割った値である。
各テーブル54a−1〜54a−6にはそれぞれ乱数抽出器52で抽出された乱数値が入力されているので、選択部54bで選択することで、設定値に応じた抽選確率で抽選を行うことができる。
設定値に応じた抽選確率で抽選を行うための、当選判定テーブル54の他の構成を図9に示す。図9は当選判定テーブル54に用いられるROMのアドレスマップである。
図9はひとつのROMで当選判定テーブル54を構成した例を示す。同図に示すように、設定値=1の場合の当選領域〜設定値=6の場合の当選領域がそれぞれ定義されている。その当選領域は設定値が大きくなるにしたがって広くなる(設定値=1から6の順番で、その範囲は256、512、768、1024、1280、1536)。当選領域が広いほど当選確率は高くなるから、同図においてもp1<p2<p3<p4<p5<p6である。同図の例では、予め、各領域には設定値ごとに異なる値(例えば、設定値=1の場合の当選領域には01〜設定値=6の場合の当選領域には06)を書き込むとともに、他の領域に外れを示すデータ(例えば00)を書き込んでおく。判定部53は、乱数抽出器52で抽出した乱数値をアドレスとして当選判定テーブル54の内容を読み出し、その値が0x(x=1〜6)であって、xが入力されている設定値に一致しているとき当たりとし、それ以外の場合(その値が00である、又は、設定値に一致していない)は外れとする。
払い出し速度変更部60は、払い出し速度抽選手段50による抽選の結果が当選のときにホッパ装置2によるメダルの払い出し速度を変更する。その構成例を図8(c)に示す。払い出し速度変更部60は、互いに異なる複数の払い出し速度が予め設定されている複数の記憶部(第1記憶部61−1と第2記憶部61−2)と、複数の払い出し速度のいずれかを選択する速度選択部62とを備える。例えば、第1記憶部61−1にはデフォルトの(通常の)払い出し速度が記憶され、第2記憶部61−2にはこれとは異なる(通常よりも非常に速いあるいは遅い)速度が記憶されている。判定部53の出力に基づき、速度選択部62はいずれかの払い出し速度を選択する。なお、払い出し速度は回転ロータ3の回転速度に比例するから、払い出し速度を速くする(遅くする)ときは、ホッパモータ34の回転速度を速く(遅く)する。
なお、払い出し速度としてデジタル信号を記憶させる以外にも、アナログ信号を記憶させるようにしてもよい。この場合、アナログ信号をホッパモータ用の図示しないバッファに直接入力することができる。アナログ信号を記憶させる装置として、公知のアナログメモリ(例えば、サンプル・ホールド回路、一定パルス幅の書き込み信号を用いたフローティングゲート型不揮発性アナログメモリ回路)を用いることができる。あるいは、もっと簡単に、ポテンショメータ(可変抵抗器)を使って、払い出し速度に対応する電圧値を予め設定しておくようにしてもよい。ポテンショメータ(可変抵抗器)を用いたものも、発明の実施の形態に係る第1記憶部61−1及び第2記憶部61−2に含まれる。
払い出し速度抽選手段50及び払い出し速度変更部60により、抽選に当選したときメダルの払い出し速度が変化する。その確率は設定値に対応しているから、遊技者は、頻繁にメダルの払い出し速度が変化すれば設定値は高いと期待する。したがって、遊技者はメダル払い出しの様子にも注意を払うようになり、遊技が単調になったときでも退屈することはない。
なお、第2記憶部61−2には、設定値に応じて複数の払い出し速度が記憶されていてもよい。例えば、設定値=1〜6に対して、互いに異なる速度1〜6が対応づけられて記憶されている(図11及びその説明も参照されたい)。このとき、選択部62は、払い出し速度抽選手段50における抽選の結果が当選のときに、第2記憶部61−2に含まれる複数の払い出し速度(速度1〜6)から設定値に対応する払い出し速度を選択する。
また、第2記憶部61−2に記憶される複数の払い出し速度(速度1〜6)は、それぞれ払い出しの時間の経過に応じて変化するものであってもよい(図12(b)及びその説明も参照されたい)。
次に、図10のフローチャートを参照して、発明の実施の形態に係るスロットマシンの動作について説明する。図10は、発明の実施の形態に係るメダル払い出し速度決定処理についてのみ示しており、抽選処理などの他の処理は省略している。
S1:入賞役に当選したかどうか判定する。当選抽選手段200aからの信号に基づき入賞役に当選したかどうかを判定する。これは払い出し速度抽選の契機とするためである。入賞役に当選したかどうかを判定することに代えて、メダル払い出し要求をうけたかどうかを判定するようにしてもよい。
S2:入賞役に当選したと判定したら(S1でYES)、設定値に応じた抽選確率で抽選を実行する。設定値=1〜6に対応する当選確率をそれぞれp1〜p6とすると、p1<p2<p3<p4<p5<p6である。すなわち、設定値の数値が大きいほど当選確率は高くなる。具体的には、図8(b)のように複数のテーブルを用いるか、図9のようなテーブルを用いる。
S3:抽選に当選したかどうか判定する。当選に抽選しないとき(S3でNO)、払い出し速度を変更することなく(すなわちデフォルトの払い出し速度で)、メダルを払い出す(S5)。
S4:抽選に当選したとき(S3でYES)、払い出し速度を変更する。
S5:そして、変更された速度でメダルを払い出す。
発明の実施の形態によれば、メダル払い出し装置に抽選機能を設け、所定のタイミングで抽選を行う。当該抽選は、設定値に応じて当選確率が異なるものである。当該抽選に当選した場合はメダルの払い出し速度を速く、あるいは遅くしたりなどの変化を付けることで、メダルの払い出し速度により設定値が何であるかを示唆する。よって、発明の実施の形態によれば、メダルの払い出しという遊技するうえで何気ない動作の中にも、プレイヤーに期待感を持たせることができる。通常時の退屈なゲーム時において、メダルの払い出し装置を通じて新たな期待感を表現することができる。なお、設定値が大きくなるにつれて当選確率が低くなるようにしてもよい(p1>p2>p3>p4>p5>p6)。
なお、設定値が高いときには当選役が当選する回数が多いので、メダルの払い出し速度を高くすることで4.1秒ウエイト(待機時間)を消化してもまだ払い出しているという状況が少なくなり、スムーズに遊技できるという効果がある。また、設定値が低いときには当選役が当選する回数が少ないので、4.1秒ウエイトを消化してもまだ払い出しているという状況がもともと少ないことから、メダルの払い出し速度を低くしても支障が少なく、そうすることでホッパモータ34の駆動時間を短くでき、省エネを図ることができる。
以上の説明では、払い出し速度抽選手段50の抽選で当選したとき、メダルの払い出し速度をデフォルトと異なる速度に変更するものであったが、当選時に設定値に対応する速度に変更するようにしてもよい。例えば、図11に示すように、当選判定テーブル54の各当選領域に対応して払い出し速度(第1払い出し速度〜第6払い出し速度)を設定する。第1払い出し速度〜第6払い出し速度は互いに異なる速度である。第1払い出し速度〜第6払い出し速度は、第2記憶部に記憶されていてもよい(第2記憶部として第1払い出し速度〜第6払い出し速度それぞれに対応する6つの記憶部を備えてもよい)。図12(a)の実線に示すように、設定値が大きくなるにつれて速度が高くなるようにしておく(第1払い出し速度<・・・<第6払い出し速度)。
あるいは、同図の点線に示すように、設定値が大きくなるにつれて速度が低くなるようにしてもよい(第1払い出し速度>・・・>第6払い出し速度)。設定値が高いときに非常な高速でメダルを払い出すと射幸性を煽り過ぎかねないので、払い出し速度を下げることで行き過ぎを防止する。これに対し、設定値が低ければ射幸性を煽ることがないので、高速でメダルを払い出してスムーズに遊技を行えるようにする。
図11の当選判定テーブル54の設定値=1の場合の当選領域で当選したら第1払い出し速度に変更される。このように、設定値ごとに異なる払い出し速度にすることにより、設定値が何であるかを報知することができる。観察力の高い遊技者であれば、メダルの払い出し速度から直接設定値を把握することもできるであろう。
また、図12(b)に示すように、払い出し速度に時間変化をもたせるようにしてもよい。例えば、設定値=1のときは最初遅いが段々速くなり、そして再び遅くなる。これとは逆に、設定値=6のときは最初速く途中で遅くなり、そして再び遅くなる。設定値=2〜5のときは時間変化がない(払い出し速度はデフォルトとは異なる)。この場合も、遊技者は直接設定値を把握することができるであろう。特に、最低又は最高の設定値のときは払い出し速度に特徴的な時間変化が生じるので、当該設定値を容易に見抜くことができる。
なお、以上の説明では、当選判定テーブル54は、設定値によって当選確率が異なるように、すなわち、数値が大きくなるにしたがって当選の確率が上昇するように定められていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図13に示すように、設定値によらず、当選確率を同じにしてもよい。このようにしても、設定値にそれぞれ対応する複数の払い出し速度を用意し、抽選結果に応じてそれらのいずれかを選択するようにすれば、一定の効果を奏することができる。このとき、払い出し速度を時間の経過に応じて変化させるようにしてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
前扉を閉めた状態を示すスロットマシンの正面図である。 前扉を180度開いた状態を示すスロットマシンの正面図である。 発明の実施の形態に係るスロットマシンの機能ブロック図である。 ホッパ装置の正面図(図1(a))、右側面図(図1(b))、上面図(図1(c))である。 ホッパ装置のホッパタンク側の分解斜視図である。 ホッパ装置のホッパシャーシ側の分解斜視図である。 ホッパ装置のメダルの払い出し動作を説明するための回転ディスクの上面詳細図である。 発明の実施の形態に係るホッパ装置駆動部のブロック図である。 発明の実施の形態に係る当選判定テーブルの説明図である。 発明の実施の形態に係るメダル払い出し速度決定処理のフローチャートである。 発明の実施の形態に係る他の当選判定テーブルの説明図である(設定値ごとに払い出し速度が異なる例)。 発明の実施の形態に係る払い出し速度と設定値の関係を示すグラフである。 発明の実施の形態に係る他の当選判定テーブルの説明図である。
符号の説明
1 ホッパタンク
2 ホッパ装置
34 ホッパモータ
50 払い出し速度抽選手段
51 乱数発生器
52 乱数抽出器
53 判定部
54 当選判定テーブル
54a 各設定値のテーブル
54b 選択部
60 払い出し速度変更部
61−1、−2 第1、第2記憶部
62 速度選択部
200 メイン基板
200a 当選抽選手段
200b 設定値記憶部
200c ホッパ装置駆動部

Claims (5)

  1. 投入された遊技媒体を貯留するとともに前記遊技媒体を払い出すホッパ装置と、
    所定の信号に基づき抽選を行い、当該抽選の結果に基づき当選判定を行う当選抽選手段、前記抽選に係る当選確率を設定するための設定値を予め記憶する設定値記憶部、及び、前記当選判定の結果に応じて入賞したとき前記ホッパ装置を駆動して前記遊技媒体を払い出すホッパ装置駆動部を含むメイン基板と、を備える遊技機において、
    前記ホッパ装置駆動部は、予め定められたタイミングで、前記設定値ごとに対応付けられた確率で抽選を行う払い出し速度抽選手段と、前記払い出し速度抽選手段による抽選に当選したときに前記ホッパ装置による前記遊技媒体の払い出し速度を予め定められた速度からこれと異なる速度に変更する払い出し速度変更部とを含むことを特徴とする遊技機。
  2. 前記払い出し速度変更部は、前記予め定められた速度を記憶する第1記憶部と、前記異なる速度を記憶する第2記憶部と、前記払い出し速度抽選手段の出力に基づき前記第1記憶部又は前記第2記憶部のいずれかの払い出し速度を選択する速度選択部とを含み、
    前記第2記憶部には、前記異なる速度として、前記設定値にそれぞれ対応する複数の払い出し速度が記憶され、
    前記速度選択部は、前記抽選に当選したときに、前記第2記憶部に含まれる前記複数の払い出し速度から前記設定値に対応する払い出し速度を選択する、ことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記払い出し速度変更部は、前記予め定められた速度を記憶する第1記憶部と、前記異なる速度を記憶する第2記憶部と、前記払い出し速度抽選手段の出力に基づき前記第1記憶部又は前記第2記憶部のいずれかの払い出し速度を選択する速度選択部とを含み、
    前記第2記憶部に記憶された前記異なる速度は、払い出しの時間の経過に応じて変化するものである、ことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  4. 投入された遊技媒体を貯留するとともに前記遊技媒体を払い出すホッパ装置と、所定の信号に基づき抽選を行い、当該抽選の結果に基づき当選判定を行う当選抽選手段、及び、前記抽選に係る当選確率を設定するための設定値を予め記憶する設定値記憶部を含むメイン基板と、を備える遊技機において前記遊技媒体の払い出し速度を決定する方法であって、
    前記当選抽選手段において当選と判定されたかどうか、又は、前記ホッパ装置に対するメダル払い出し要求があるかどうかを判定する第1ステップと、
    前記第1ステップでの判定結果に基づき前記設定値に応じた確率で抽選を実行する第2ステップと、
    前記第2ステップでの抽選に当選したかどうか判定する第3ステップと、
    前記第3ステップで抽選に当選したときに前記ホッパ装置による前記遊技媒体の払い出し速度を予め定められた速度からこれと異なる速度に変更する第4ステップと、を備える遊技媒体の払い出し速度決定方法。
  5. 投入された遊技媒体を貯留するとともに前記遊技媒体を払い出すホッパ装置と、所定の信号に基づき抽選を行い、当該抽選の結果に基づき当選判定を行う当選抽選手段、及び、前記抽選に係る当選確率を設定するための設定値を予め記憶する設定値記憶部を含むメイン基板と、を備える遊技機において前記遊技媒体の払い出し速度を決定する方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記当選抽選手段において当選と判定されたかどうか、又は、前記ホッパ装置に対するメダル払い出し要求があるかどうかを判定する第1ステップと、
    前記第1ステップでの判定結果に基づき前記設定値に応じた確率で抽選を実行する第2ステップと、
    前記第2ステップでの抽選に当選したかどうか判定する第3ステップと、
    前記第3ステップで抽選に当選したときに前記ホッパ装置による前記遊技媒体の払い出し速度を予め定められた速度からこれと異なる速度に変更する第4ステップと、を実行させるためのプログラム。
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