JP2008306184A - キャパシタレスdram及びその製造方法 - Google Patents

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    • H10B12/20DRAM devices comprising floating-body transistors, e.g. floating-body cells

Abstract

【課題】キャパシタレスDRAM及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ソース、ドレイン及びチャンネルを含む基板と、基板のチャンネル上に形成されたゲートと、チャンネル下に備えられたホール保存ユニットと、を備えることを特徴とするキャパシタレスDRAMである。基板は、絶縁層と、絶縁層上に形成されたソース、ドレイン及びチャンネルを含む半導体層とで形成される。ホール保存ユニットは、他の半導体層と、他の半導体層内に存在するホール保存体と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体素子及びその製造方法に係り、さらに詳細には、キャパシタレスDRAM及びその製造方法に関する。
一般的なDRAM(Dynamic Random Access Memory)(以下、既存のDRAM)のメモリセルは、一つのトランジスタ及び一つのキャパシタを備える1T/1C構造である。このように、既存のDRAMは、トランジスタ及びキャパシタを何れも含むため、セル面積を4F(F:Feature size)以下に縮めるのは非常に難しい。
このようなスケールダウン問題を考慮して、キャパシタなしにトランジスタのみでデータを保存しうるDRAM、いわば、キャパシタレス1T DRAMが提案された。提案されたキャパシタレス1T DRAM(以下、従来のキャパシタレスDRAM)は、電気的にフローティングされたチャンネルボディを有する。
図1A及び図1Bは、従来のキャパシタレスDRAM及びその動作方法を示す。
図1A及び図1Bを参照すれば、SOI(Silicon On Insulator)基板100上にゲート110が形成されている。基板100は、第1シリコン層10、酸化物層20及び第2シリコン層30が順次に積層された構造であり、ゲート110は、ゲート絶縁層40とゲート導電層50とが順次に積層された構造である。ゲート110の両側の第2シリコン層30にソース30a及びドレイン30bが形成されている。ソース30aとドレイン30bとの間に第1シリコン層10と電気的に隔離されたフローティングチャンネルボディ30cが存在する。フローティングチャンネルボディ30cは、150nmほどの厚さを有する部分空乏された領域である。
図1Aに示したように、ゲート導電層50、ソース30a及びドレイン30bのそれぞれに0.6V、0V及び2.3Vの電圧を印加すれば、ソース30aからフローティングチャンネルボディ30cを通じてドレイン30bに電子が移動する。この過程で、フローティングチャンネルボディ30c内で電子衝突による電子−正孔対が発生する。このとき、発生した正孔は、フローティングチャンネルボディ30cの外部に抜け出せず、その内部に蓄積される。このような正孔を超過正孔5という。このようにフローティングチャンネルボディ30cに超過正孔5が蓄積された状態は、第1状態とする。
図1Bに示したように、ゲート導電層50、ソース30a及びドレイン30bのそれぞれに0.6V、0V及び−2.3Vの電圧を印加すれば、フローティングチャンネルボディ30cとドレイン30bとの間に順バイアスが印加される。この結果、図1Aの超過正孔5がフローティングチャンネルボディ30cから除去され、フローティングチャンネルボディ30c内に電子7が過多になる。このように、フローティングチャンネルボディ30cに電子7が過多に存在する状態を第2状態とする。フローティングチャンネルボディ30cは、前記第1及び第2状態で異なる電気抵抗を表すため、前記第1及び第2状態は、それぞれデータ‘1’及び‘0’に対応しうる。
しかし、従来のキャパシタレスDRAMでは、フローティングチャンネルボディ30cのデータ保有特性がよくない。
具体的に説明すれば、従来のキャパシタレスDRAMでフローティングチャンネルボディ30cの広い領域がソース30a及びドレイン30bと接している。そのため、それらの接合領域で多量の電荷が漏れる恐れがある。したがって、フローティングチャンネルボディ30cでのデータ保存時間が短縮される。
本発明が解決しようとする技術的課題は、前記従来の技術の問題点を改善するためのものであって、データ保有特性を改善しうるキャパシタレスDRAMを提供することである。
本発明が解決しようとする他の技術的課題は、前記キャパシタレスDRAMの製造方法を提供することである。
前記課題を達成するために、本発明は、ソース、ドレイン及びチャンネルを含む基板と、前記基板の前記チャンネル上に形成されたゲートと、前記チャンネル下に備えられたホール保存ユニットと、を備えることを特徴とするキャパシタレスDRAMを提供する。
前記基板は、絶縁層と、前記絶縁層上に形成された前記ソース、前記ドレイン及び前記チャンネルを含む半導体層と、で形成される。
前記ホール保存ユニットは、他の半導体層と、前記他の半導体層内に存在するホール保存体と、を備えうる。
前記他の半導体層は、p型半導体層でありうる。
前記ホール保存体の価電子帯は、前記半導体層の価電子帯より高い。
前記ホール保存体の価電子帯は、前記他の半導体層の価電子帯より高い。
前記ホール保存ユニットは、前記ソースと前記ドレインとの間の前記半導体層の下層部に形成され、前記ソース及びドレインと離隔されたホール保存体でありうる。
前記ホール保存体の価電子帯は、前記半導体層の価電子帯より高い。
前記ホール保存体は、前記ソース及び前記ドレインと離隔される。
前記ホール保存体は、半導体物質及び金属物質のうち少なくとも何れか一つを含みうる。
前記半導体層は、Si層であり、前記半導体物質は、Ge、Si−Ge、Al−Sb及びGa−Sbのうち何れか一つでありうる。
前記基板は、SOI基板でありうる。
前記半導体層の前記ソースと前記ドレインとの間の領域は、完全空乏された領域または部分空乏された領域でありうる。
前記ホール保存ユニットは、半導体層及び前記半導体層内に形成されたホール保存体を含みうる。
前記ホール保存体は、層構造でありうる。
前記ホール保存体は、量子点を含みうる。
前記他の課題を達成するために、本発明は、絶縁層及び半導体層が順次に積層された構造の基板を設ける工程と、前記半導体層の下層部に前記絶縁層と接触され、離隔された二酸化領域を形成する工程と、前記酸化領域の間の前記半導体層に不純物をイオン注入してホール保存体を形成する工程と、前記ホール保存体に対応する前記半導体層の領域上にゲートを形成する工程と、前記ゲートの両側の前記酸化領域に対応する前記半導体層の領域にソース及びドレインを形成する工程と、を含むことを特徴とするキャパシタレスDRAMの製造方法を提供する。
前記基板は、SOI基板でありうる。
前記ホール保存体は、前記酸化された二つの領域間の前記半導体層内に埋め込まれている。
前記ホール保存体の価電子帯は、前記半導体層の価電子帯より高い。
前記ホール保存体を形成するために、前記半導体層内にイオン注入する前記不純物は、Geでありうる。
前記酸化領域を形成する工程と前記ホール保存体を形成する工程との間に、前記酸化領域間の前記半導体層内にp型不純物をイオン注入する工程をさらに含みうる。
前記基板を設ける工程と前記酸化領域を形成する工程との間に、前記酸化領域間の前記半導体層内にp型不純物をイオン注入する工程をさらに含みうる。
前記ホール保存体は、前記p型不純物がイオン注入された前記半導体層内に埋め込まれている。
また、前記他の課題を達成するために、本発明は、第1半導体層、ホール保存層及び第2半導体層が順次に積層された構造物を設ける工程と、前記構造物上にゲート用マスク層を形成する工程と、前記マスク層の両側の前記第2半導体層及び前記ホール保存層をエッチングし、前記第1半導体層の一部を所定厚さにエッチングする工程と、前記マスク層を除去する工程と、前記エッチングされた第1半導体層上に前記ホール保存層及び前記第2半導体層を覆う絶縁層を形成する工程と、前記絶縁層が形成された結果物を裏返す工程と、前記ホール保存層に対応する前記第1半導体層の領域上にゲートを形成する工程と、前記ゲートの両側の前記第1半導体層にソース及びドレインを形成する工程と、を含むことを特徴とするキャパシタレスDRAMの製造方法を提供する。
前記ホール保存層の価電子帯は、前記第1及び第2半導体層の価電子帯より高い。
前記第1及び第2半導体層は、Si層でありうる。
前記ホール保存層は、半導体物質層または金属物質層でありうる。
前記ホール保存層は、Ge層、Si−Ge層、Al−Sb層及びGa−Sb層のうち何れか一つでありうる。
前記積層構造物を裏返す工程と前記ゲートを形成する工程との間に、前記第1半導体層の上面を所定の厚さまでエッチングする工程をさらに含みうる。
また、前記他の課題を達成するために、本発明は、絶縁層及び半導体層が順次に積層された構造を含む基板を設ける工程と、前記半導体層の一部上にホール保存体を形成する工程と、前記半導体層上に前記ホール保存体を覆う他の半導体層を形成する工程と、前記ホール保存体の上部の前記他の半導体層上にゲートを形成する工程と、前記ゲートの両側の前記他の半導体層内にソース及びドレインを形成する工程と、を含むことを特徴とするキャパシタレスDRAMの製造方法を提供する。
前記基板は、SOI基板でありうる。
前記基板を設ける工程と前記ホール保存体を形成する工程との間に、一部厚さの前記半導体層をエッチングする工程をさらに含みうる。
前記半導体層と前記他の半導体層とは、同じ物質でありうる。
前記ホール保存体の価電子帯は、前記半導体層及び前記他の半導体層の価電子帯より高い。
前記ホール保存体は、半導体物質及び金属物質のうち少なくとも何れか一つを含みうる。
前記半導体層は、Si層であり、前記半導体物質は、Ge、Si−Ge、Al−Sb及びGa−Sbのうち何れか一つでありうる。
前記他の半導体層を形成する工程と前記ゲートを形成する工程との間に、前記ホール保存体の両側の前記半導体層の一部を酸化させる工程をさらに含みうる。
前記半導体層の酸化された部分に接触される前記他の半導体層の下層部を酸化させうる。
前記ホール保存体は、複数の量子点を含みうる。
前記酸化させる工程と前記ゲート形成工程との間に、前記ホール保存体が存在する前記半導体層及び前記他の半導体層領域にp型不純物を注入しうる。
本発明のキャパシタレスDRAMは、チャンネル領域下にソース及びドレインと離隔され、ホールを容易に保存しうるホール保存体を備えるため、優秀なデータ保有特性を有する。
特に、本発明を利用すれば、チャンネルの長さを狭めても接合漏れ電流の増加を抑制しうるため、素子の集積度を向上させうる。
また、本発明のキャパシタレスDRAMは、一つのトランジスタに一つのゲートが含まれた単一ゲート構造を有するため、デュアルゲート構造を有する従来のキャパシタレスDRAMより消費電力を減らせる。
以下、本発明の実施形態によるキャパシタレスDRAM及びその製造方法の望ましい実施形態を添付された図面を参照して詳細に説明する。この過程で、図面に示された層や領域の厚さは、明細書の明確性のために誇張して示された。詳細な説明の全体にわたって、同じ参照番号は、同じ構成要素を表す。
図2は、本発明の一実施形態によるキャパシタレスDRAMの断面図である。
図2を参照すれば、第1シリコン層15、酸化物層25及び第2シリコン層35が順次に積層された構造を有する基板200上に、ゲート210が形成されている。ゲート210は、ゲート絶縁層45とゲート導電層55が順次に積層された構造でありうる。ゲート210の両側の第2シリコン層35に、ソース35a及びドレイン35bが形成されている。ソース35aとドレイン35bとの間に、第1シリコン層15と電気的に隔離されたチャンネルボディ35cが存在する。チャンネルボディ35cは、20nmほどの厚さを有する完全空乏された領域でありうる。チャンネルボディ35cの上部は、ゲート210によって電気的極性が反転されるチャンネル領域C1である。
チャンネル領域C1下にホール保存ユニット40が形成されている。ホール保存ユニット40は、酸化物層25に埋め込まれた形態である。ホール保存ユニット40は、チャンネルボディ35c下の酸化物層25内に形成された他のシリコン層(以下、第3シリコン層)65と、第3シリコン層65を上下両分するホール保存体75とを備えうる。ホール保存体75は、層構造を有し、第3シリコン層65内に埋め込まれており、ソース35a及びドレイン35bと離隔されている。第3シリコン層65は、p型シリコン層であるが、望ましくは、p+シリコン層でありうる。ホール保存体75は、シリコン(Si)の価電子帯より高い価電子帯を有する半導体物質または金属物質でありうる。例えば、ホール保存体75を構成する物質は、Ge、Si−Ge、Al−Sb及びGa−Sbのうち何れか一つでありうる。このように、ホール保存体75の価電子帯がシリコンの価電子帯より高いため、ホール保存体75内にホールが容易に蓄積される。また、ホール保存体75は、ソース35a及びドレイン35bと離隔されているため、接合漏れ電流に起因したデータ保有特性の劣化が防止される。したがって、本発明を利用すれば、キャパシタレスDRAMのデータ保有特性を改善しうる。
図3は、図2のa−a’線上に存在する領域のうち一部領域、すなわち、チャンネルボディ35c、第3シリコン層65、ホール保存体75及び酸化物層25のエネルギーバンドを示すグラフである。図3で、CB及びVBは、それぞれ伝導帯及び価電子帯を表す。
図3を参照すれば、ホール保存体75の価電子帯VBは、チャンネルボディ35c及び第3シリコン層65の価電子帯VBより高い。これは、ホールがチャンネルボディ35c及び第3シリコン層65よりホール保存体75に容易に蓄積されることを意味する。
図4及び図5は、それぞれ図1Aを参照して説明した従来のキャパシタレスDRAM及び図2を参照して説明した本発明のキャパシタレスDRAMの経時的なドレイン電流(Id)−ゲート電圧(Vg)特性の変化を示す。
具体的に説明すれば、図4は、図1Aのフローティングチャンネルボディ30cにホールを蓄積した後、経時的なドレイン電流(Id)−ゲート電圧(Vg)特性の変化を示し、図5は、図2のホール保存体75にホールを蓄積した後、経時的なドレイン電流(Id)−ゲート電圧(Vg)特性の変化を示す。
図4及び図5で、G1、G2及びG3は、それぞれホール蓄積後に、1msec、100msec及び1000msecが経過した時点で測定したドレイン電流(Id)−ゲート電圧(Vg)グラフである。G0は、ホール蓄積前に測定したドレイン電流(Id)−ゲート電圧(Vg)グラフである。
図4を参照すれば、G3がG0とほぼ同じであるということが分かる。これは、図1Aの従来のキャパシタレスDRAMでは、フローティングチャンネルボディ30cにホールを蓄積した後に約1秒が経過すれば、フローティングチャンネルボディ30cに蓄積されたホールがほとんど流失されるということを意味する。また、図4から関心ゲート電圧である0.5Vで、G1とGOとの差は、2×10−5(A/μm)ほどであり、G3とG0との差(ΔI)は、0.2×10−5(A/μm)ほどであるということが分かる。
図5を参照すれば、関心ゲート電圧である0.5Vで、G3とG0との差(ΔI)は、G1とG0との差と同じである。これは、ホール保存体75に最初保存されたホールが流失されず、比較的長い時間保有されるということを意味する。また、図5から関心ゲート電圧である0.5Vで、G3とG0との差(ΔI)は、2×10−4(A/μm
)ほどと、図4のΔIよりはるかに大きいということが分かる。これは、本発明の
キャパシタレスDRAMのセンシングマージンが従来のキャパシタレスDRAMのそれよりはるかに大きいことを意味する。
図4及び図5の結果から、図2の本発明のキャパシタレスDRAMのデータ保有特性が、図1Aの従来のキャパシタレスDRAMのそれより優秀であるということが分かる。
図2の本発明のキャパシタレスDRAMは、図6及び図7に示したように多様に変形される。
図6を参照すれば、ホール保存体75’は、量子点Q1を含む。図6で、ホール保存体75’を除外した残りの構成要素は、図2のそれと同じである。
図7を参照すれば、量子点Q2を含むホール保存体75”がチャンネルボディ35c’の下部に形成されており、図2の第3シリコン層65は、存在しない。図7のチャンネルボディ35c’、ソース35a’及びドレイン35b’は、図2のチャンネルボディ35c、ソース35a及びドレイン35bより厚い。言い換えれば、図7のチャンネルボディ35c’は、150nmほどの厚さを有する部分空乏された領域でありうる。
一方、図2、図6及び図7には、第1シリコン層15が示されているが、本発明の実施形態によるキャパシタレスDRAMは、第1シリコン層15を備えないこともある。
以下では、本発明のキャパシタレスDRAMの製造方法を説明する。
図8Aないし図8Gは、本発明の一実施形態によるキャパシタレスDRAMの製造方法を示す。
図8Aを参照すれば、第1シリコン層15、酸化物層25及び第2シリコン層35が順次に積層されたSOI基板200を設ける。
図8Bを参照すれば、第2シリコン層35の下層部に離隔され、酸素ドーピングされた第1部分5を形成する。第1部分5は、酸化物層25に接触されるように形成される。第1部分5を形成した後、第1部分5を所定の温度で熱処理して酸化させる。第1部分5を酸化させた以後の状態が図8Cに示されている。図8Cで、25’は、酸化された第1部分を表す。酸化された第1部分25’は、酸化物層25と同一でありうる。
図8Dを参照すれば、酸化された第1部分25’間の第2シリコン層35に不純物領域65を形成する。不純物領域65は、p型不純物をイオン注入して形成したp+不純物領域でありうる。このようなp型不純物イオン注入工程は、選択的な工程でありうる。また、前記p型不純物をイオン注入する時点は変わりうるが、例えば、図8A工程で第2シリコン層35の一部または全領域にp型不純物をイオン注入しうる。
次いで、不純物領域65内に所定の不純物、例えば、ゲルマニウム(Ge)をイオン注入する。この結果、図8Eに示したように、不純物領域65内にGeドーピングされた第2部分7が形成される。第2部分7は、不純物領域65を上下両分するように不純物領域65内に埋め込まれて形成される。第2部分7の深さは、イオン注入条件によって調節される。第2部分7の上側に存在する不純物領域65が第2部分7の下側に存在する不純物領域65より薄い。
次いで、第2部分7をアニーリングしてドーピングされたGeを偏析させる。その結果、図8Fに示したように、Si−Geからなるホール保存体75が形成される。ホール保存体75は、第2シリコン層35内に、特に不純物領域65内に埋め込まれており、ホール保存体75の価電子帯は、不純物領域65、第1及び第2シリコン層15,35の価電子帯より高い。
図8Gを参照すれば、ホール保存体75に対応する第2シリコン層35の領域上にゲート210を形成する。ゲート210は、順次に積層されたゲート絶縁層45及びゲート導電層55を備えうる。次いで、ゲート210の両側の第2シリコン層35にソース35a及びドレイン35bを形成する。
図9Aないし図9Gは、本発明の他の実施形態によるキャパシタレスDRAMの製造方法を示す。図8Aないし図8Gで説明した部材と同じ部材については、該当参照番号をそのまま使用する。
図9Aを参照すれば、シリコン基板35”上にホール保存層75及びシリコン層65’を順次に積層する。ホール保存層75の価電子帯は、シリコン基板35”及びシリコン層65’の価電子帯より高い。シリコン基板35”、ホール保存層75及びシリコン層65’のそれぞれは、第1半導体層、ホール保存層及び第2半導体層に対応する。
図9Aの結果物は、他の方法で形成される。例えば、シリコン基板35”にホール保存層75及びシリコン層65’を積層する代わりに、シリコン基板35”の内部にGeのような不純物をイオン注入してアニーリングして、埋め込まれたホール保存層75を形成することもできる。この時には、ホール保存層75によって、シリコン基板35”は、上下に両分されるので、ホール保存層75によって両分されたシリコン基板35”の上部がシリコン層65’の役割を行う。
図9Bを参照すれば、シリコン層65’上にゲート用マスク層(図示せず)を形成した後、前記マスク層の周りのシリコン層65’及びホール保存層75をエッチングし、シリコン基板35”の所定厚さをエッチングする。以後、前記マスク層を除去する。
次いで、シリコン層65’及びホール保存層75下の前記エッチングによって、結果的に上方に突出したシリコン基板35”の所定領域にp型不純物をイオン注入する。この結果、図9Cに示したように、ホール保存層75の上下部に不純物領域65が形成される。このとき、ホール保存層75にも、前記p型不純物がイオン注入される。前記p型不純物イオン注入工程は、選択的でありうる。
図9Dを参照すれば、エッチングされたシリコン基板35”上に、ホール保存層75及び不純物領域65を覆う酸化物層25”を形成する。以後、酸化物層25”、不純物領域65、ホール保存層75及びシリコン基板35”を備える積層構造物を裏返す。図9Eは、裏返した結果を示す。
図9Fを参照すれば、シリコン基板35”の上面を研磨する。前記研磨は、シリコン基板35”が所望の厚さとなるまで実施する。前記研磨は、例えば、CMP(Chemical Mechanical Polishing)を利用して実施しうる。
図9Gを参照すれば、ホール保存体75に対応するシリコン基板35”の領域上にゲート210を形成する。ゲート210は、順次に積層されたゲート絶縁層45及びゲート導電層55を備えうる。ゲート210の両側のシリコン基板35”内にソース35a及びドレイン35bを形成する。
図10Aないし図10Gは、本発明のさらに他の実施形態によるキャパシタレスDRAMの製造方法を示す。
図10Aを参照すれば、第1シリコン層15、酸化物層25及び第2シリコン層35が順次に積層されたSOI基板200を設ける。
図10Bを参照すれば、第2シリコン層35を研磨して厚さを薄くする。前記研磨は、例えば、CMPを利用しうる。
図10Cを参照すれば、第2シリコン層35の研磨された表面の一部領域上に、量子点Q1からなるホール保存体75’を形成する。このようなホール保存体75’は、多様な方法で形成しうる。例えば、量子点Q1を含むホール保存体75’と所定の溶媒を混ぜた混合物を第2シリコン層35の上面全体上に塗布した後、前記溶媒を揮発させ、ホール保存体75’の一部を除去する。このような塗布法以外に、凝集法または選択的エッチング法などのナノ工程でホール保存体75’を形成しうる。このようなホール保存体75’は、Ge、Si−Ge、Al−SbまたはGa−Sbのような半導体物質で形成し、金属物質で形成することもできる。前記半導体物質及び前記金属物質は、第1及び第2シリコン層15,35より高い価電子帯を有するものならば、如何なるものでも使用しうる。
図10Dを参照すれば、第2シリコン層35上にホール保存体75’を覆う半導体層35’’’を形成する。半導体層35’’’は、シリコン層でありうる。
図10Eを参照すれば、第2シリコン層35のホール保存体75’の両側領域に第1酸化物領域35aを形成する。第1酸化物領域35aに接する半導体層35’’’の下層部の所定領域に第2酸化物領域35a’’’を形成する。第1及び第2酸化物領域35a,35a’’’は、同じ酸化物領域でありうる。第1及び第2酸化物領域35a,35a’’’を備える酸化物領域37は、図8Cで酸化された第1部分25’に対応しうるところ、第1部分25’を形成する方法と同一に形成しうる。酸化物領域37を形成する工程は、選択的でありうる。酸化物領域37を形成しないならば、結果的に、図7のような素子が得られる。酸化物領域37が形成される領域は、変わることもある。例えば、第2シリコン層35の下層部の一部または全部を酸化させ、半導体層35’’’は、酸化させないこともある。
次いで、酸化物領域37の間の第2シリコン層35及び半導体層35’’’内にp型不純物をイオン注入する。この結果、図10Fに示したように、酸化物領域37の間の第2シリコン層35及び半導体層35’’’は、ホール保存体75’を含む不純物領域65となる。前記p型不純物イオン注入工程は、選択的でありうる。また、イオン注入時点は、変わりうるが、例えば、図10Dの工程で半導体層35’’’を形成した後、第2シリコン層35及び半導体層35’’’の一部または全領域にp型不純物をイオン注入しうる。
図10Gを参照すれば、ホール保存体75’に対応する半導体層35’’’の領域上にゲート210を形成する。次いで、ゲート210の両側の半導体層35’’’にソース35a及びドレイン35bを形成する。
前記説明で多くの事項が具体的に記載されているが、それらは、発明の範囲を限定するものではなく、望ましい実施形態の例示として解釈されねばならない。例えば、当業者ならば、基板及びホール保存体の種類、材質及び構造を変更でき、本発明のキャパシタレスDRAMの構造も多様に変形しうるであろう。したがって、本発明の範囲は、説明された実施形態によって決定されず、特許請求の範囲に記載された技術的思想によって決定されねばならない。
本発明は、メモリ素子関連の技術分野に適用可能である。
従来のキャパシタレスDRAMの構造及び動作方法を示す断面図である。 従来のキャパシタレスDRAMの構造及び動作方法を示す断面図である。 本発明の一実施形態によるキャパシタレスDRAMの断面図である。 図2のa−a’線に存在する領域のうち一部領域のエネルギーバンドを示すグラフである。 従来のキャパシタレスDRAMの経時的なドレイン電流(Id)−ゲート電圧(Vg)特性の変化を示すグラフである。 本発明のキャパシタレスDRAMの経時的なドレイン電流(Id)−ゲート電圧(Vg)特性の変化を示すグラフである。 本発明の他の実施形態によるキャパシタレスDRAMの断面図である。 本発明の他の実施形態によるキャパシタレスDRAMの断面図である。 本発明の一実施形態によるキャパシタレスDRAMの製造方法を示す断面図である。 本発明の一実施形態によるキャパシタレスDRAMの製造方法を示す断面図である。 本発明の一実施形態によるキャパシタレスDRAMの製造方法を示す断面図である。 本発明の一実施形態によるキャパシタレスDRAMの製造方法を示す断面図である。 本発明の一実施形態によるキャパシタレスDRAMの製造方法を示す断面図である。 本発明の一実施形態によるキャパシタレスDRAMの製造方法を示す断面図である。 本発明の一実施形態によるキャパシタレスDRAMの製造方法を示す断面図である。 本発明の他の実施形態によるキャパシタレスDRAMの製造方法を示す断面図である。 本発明の他の実施形態によるキャパシタレスDRAMの製造方法を示す断面図である。 本発明の他の実施形態によるキャパシタレスDRAMの製造方法を示す断面図である。 本発明の他の実施形態によるキャパシタレスDRAMの製造方法を示す断面図である。 本発明の他の実施形態によるキャパシタレスDRAMの製造方法を示す断面図である。 本発明の他の実施形態によるキャパシタレスDRAMの製造方法を示す断面図である。 本発明の他の実施形態によるキャパシタレスDRAMの製造方法を示す断面図である。 本発明のさらに他の実施形態によるキャパシタレスDRAMの製造方法を示す断面図である。 本発明のさらに他の実施形態によるキャパシタレスDRAMの製造方法を示す断面図である。 本発明のさらに他の実施形態によるキャパシタレスDRAMの製造方法を示す断面図である。 本発明のさらに他の実施形態によるキャパシタレスDRAMの製造方法を示す断面図である。 本発明のさらに他の実施形態によるキャパシタレスDRAMの製造方法を示す断面図である。 本発明のさらに他の実施形態によるキャパシタレスDRAMの製造方法を示す断面図である。 本発明のさらに他の実施形態によるキャパシタレスDRAMの製造方法を示す断面図である。
符号の説明
15 第1シリコン層
25 酸化物層
35 第2シリコン層
35a ソース
35b ドレイン
35c チャンネルボディ
40 ホール保存ユニット
45 ゲート絶縁層
55 ゲート導電層
65 第3シリコン層
75 ホール保存体
200 基板
210 ゲート
C1 チャンネル領域

Claims (46)

  1. ソース、ドレイン及びチャンネルを含む基板と、
    前記基板の前記チャンネル上に形成されたゲートと、
    前記チャンネル下に備えられたホール保存ユニットと、を備えることを特徴とするキャパシタレスDRAM。
  2. 前記基板は、
    絶縁層と、
    前記絶縁層上に形成された前記ソース、前記ドレイン及び前記チャンネルを含む半導体層と、で形成されたことを特徴とする請求項1に記載のキャパシタレスDRAM。
  3. 前記ホール保存ユニットは、
    他の半導体層と、
    前記他の半導体層内に存在するホール保存体と、を備えることを特徴とする請求項2に記載のキャパシタレスDRAM。
  4. 前記他の半導体層は、p型半導体層であることを特徴とする請求項3に記載のキャパシタレスDRAM。
  5. 前記ホール保存体の価電子帯は、前記半導体層の価電子帯より高いことを特徴とする請求項3に記載のキャパシタレスDRAM。
  6. 前記ホール保存体の価電子帯は、前記他の半導体層の価電子帯より高いことを特徴とする請求項3に記載のキャパシタレスDRAM。
  7. 前記ホール保存ユニットは、
    前記ソースと前記ドレインとの間の前記半導体層の下層部に形成され、前記ソース及びドレインと離隔されたホール保存体であることを特徴とする請求項2に記載のキャパシタレスDRAM。
  8. 前記ホール保存体の価電子帯は、前記半導体層の価電子帯より高いことを特徴とする請求項7に記載のキャパシタレスDRAM。
  9. 前記ホール保存体は、前記ソース及び前記ドレインと離隔されたことを特徴とする請求項3に記載のキャパシタレスDRAM。
  10. 前記ホール保存体は、半導体物質及び金属物質のうち少なくとも何れか一つを含むことを特徴とする請求項5に記載のキャパシタレスDRAM。
  11. 前記ホール保存体は、半導体物質及び金属物質のうち少なくとも何れか一つを含むことを特徴とする請求項6に記載のキャパシタレスDRAM。
  12. 前記ホール保存体は、半導体物質及び金属物質のうち少なくとも何れか一つを含むことを特徴とする請求項8に記載のキャパシタレスDRAM。
  13. 前記半導体層は、Si層であり、前記半導体物質は、Ge、Si−Ge、Al−Sb及びGa−Sbのうち何れか一つであることを特徴とする請求項10に記載のキャパシタレスDRAM。
  14. 前記半導体層は、Si層であり、前記半導体物質は、Ge、Si−Ge、Al−Sb及びGa−Sbのうち何れか一つであることを特徴とする請求項11に記載のキャパシタレスDRAM。
  15. 前記半導体層は、Si層であり、前記半導体物質は、Ge、Si−Ge、Al−Sb及びGa−Sbのうち何れか一つであることを特徴とする請求項12に記載のキャパシタレスDRAM。
  16. 前記基板は、SOI基板であることを特徴とする請求項1に記載のキャパシタレスDRAM。
  17. 前記半導体層の前記ソースと前記ドレインとの間の領域は、完全空乏された領域または部分空乏された領域であることを特徴とする請求項2に記載のキャパシタレスDRAM。
  18. 前記ホール保存ユニットは、半導体層及び前記半導体層内に形成されたホール保存体を含むことを特徴とする請求項1に記載のキャパシタレスDRAM。
  19. 前記ホール保存体は、層構造であることを特徴とする請求項3、8及び18に記載のキャパシタレスDRAM。
  20. 前記ホール保存体は、量子点を含むことを特徴とする請求項3、7及び18に記載のキャパシタレスDRAM。
  21. 絶縁層及び半導体層が順次に積層された構造の基板を設ける工程と、
    前記半導体層の下層部に、前記絶縁層と接触され、離隔された二酸化領域を形成する工程と、
    前記酸化領域の間の前記半導体層に不純物をイオン注入して、ホール保存体を形成する工程と、
    前記ホール保存体に対応する前記半導体層の領域上にゲートを形成する工程と、
    前記ゲート両側の前記酸化領域上の前記半導体層の領域に、ソース及びドレインを形成する工程と、を含むことを特徴とするキャパシタレスDRAMの製造方法。
  22. 前記基板は、SOI基板であることを特徴とする請求項21に記載のキャパシタレスDRAMの製造方法。
  23. 前記ホール保存体は、前記酸化された二つの領域間の前記半導体層内に埋め込まれていることを特徴とする請求項21に記載のキャパシタレスDRAMの製造方法。
  24. 前記ホール保存体の価電子帯は、前記半導体層の価電子帯より高いことを特徴とする請求項21に記載のキャパシタレスDRAMの製造方法。
  25. 前記ホール保存体を形成するために、前記半導体層内にイオン注入する前記不純物は、Geであることを特徴とする請求項21に記載のキャパシタレスDRAMの製造方法。
  26. 前記酸化領域を形成する工程と前記ホール保存体を形成する工程との間に、前記酸化領域の間の前記半導体層内にp型不純物をイオン注入する工程をさらに含むことを特徴とする請求項21に記載のキャパシタレスDRAMの製造方法。
  27. 前記基板を設ける工程と前記酸化領域を形成する工程との間に、前記酸化領域の間の前記半導体層内にp型不純物をイオン注入する工程をさらに含むことを特徴とする請求項21に記載のキャパシタレスDRAMの製造方法。
  28. 前記ホール保存体は、前記p型不純物がイオン注入された前記半導体層内に埋め込まれていることを特徴とする請求項26または27に記載のキャパシタレスDRAMの製造方法。
  29. 第1半導体層、ホール保存層及び第2半導体層が順次に積層された構造物を設ける工程と、
    前記構造物上にゲート用マスク層を形成する工程と、
    前記マスク層の両側の前記第2半導体層及び前記ホール保存層をエッチングし、前記第1半導体層の一部を所定厚さにエッチングする工程と、
    前記マスク層を除去する工程と、
    前記エッチングされた第1半導体層上に、前記ホール保存層及び前記第2半導体層を覆う絶縁層を形成する工程と、
    前記絶縁層が形成された結果物を裏返す工程と、
    前記ホール保存層に対応する前記第1半導体層の領域上にゲートを形成する工程と、
    前記ゲートの両側の前記第1半導体層にソース及びドレインを形成する工程と、を含むことを特徴とするキャパシタレスDRAMの製造方法。
  30. 前記ホール保存層の価電子帯は、前記第1及び第2半導体層の価電子帯より高いことを特徴とする請求項29に記載のキャパシタレスDRAMの製造方法。
  31. 前記第1及び第2半導体層は、Si層であることを特徴とする請求項29に記載のキャパシタレスDRAMの製造方法。
  32. 前記ホール保存層は、半導体物質層または金属物質層であることを特徴とする請求項29に記載のキャパシタレスDRAMの製造方法。
  33. 前記ホール保存層は、Ge層、Si−Ge層、Al−Sb層及びGa−Sb層のうち何れか一つであることを特徴とする請求項32に記載のキャパシタレスDRAMの製造方法。
  34. 前記積層構造物を裏返す工程と前記ゲートを形成する工程との間に、前記第1半導体層の上面を所定の厚さまでエッチングする工程をさらに含むことを特徴とする請求項29に記載のキャパシタレスDRAMの製造方法。
  35. 絶縁層及び半導体層が順次に積層された構造を含む基板を設ける工程と、
    前記半導体層の一部上にホール保存体を形成する工程と、
    前記半導体層上に前記ホール保存体を覆う他の半導体層を形成する工程と、
    前記ホール保存体の上部の前記他の半導体層上にゲートを形成する工程と、
    前記ゲートの両側の前記他の半導体層内にソース及びドレインを形成する工程と、を含むことを特徴とするキャパシタレスDRAMの製造方法。
  36. 前記基板は、SOI基板であることを特徴とする請求項35に記載のキャパシタレスDRAMの製造方法。
  37. 前記基板を設ける工程と前記ホール保存体を形成する工程との間に、一部厚さの前記半導体層をエッチングする工程をさらに含むことを特徴とする請求項35に記載のキャパシタレスDRAMの製造方法。
  38. 前記半導体層と前記他の半導体層とは、同じ物質であることを特徴とする請求項35に記載のキャパシタレスDRAMの製造方法。
  39. 前記ホール保存体の価電子帯は、前記半導体層及び前記他の半導体層の価電子帯より高いことを特徴とする請求項35に記載のキャパシタレスDRAMの製造方法。
  40. 前記ホール保存体は、半導体物質及び金属物質のうち、少なくとも何れか一つを含むことを特徴とする請求項39に記載のキャパシタレスDRAMの製造方法。
  41. 前記半導体層は、Si層であり、前記半導体物質は、Ge、Si−Ge、Al−Sb及びGa−Sbのうち何れか一つであることを特徴とする請求項40に記載のキャパシタレスDRAMの製造方法。
  42. 前記他の半導体層を形成する工程と前記ゲートを形成する工程との間に、前記ホール保存体の両側の前記半導体層の一部を酸化させる工程をさらに含むことを特徴とする請求項35に記載のキャパシタレスDRAMの製造方法。
  43. 前記半導体層の酸化された部分に接触される、前記他の半導体層の下層部を酸化させることを特徴とする請求項42に記載のキャパシタレスDRAMの製造方法。
  44. 前記ホール保存体は、複数の量子点を含むことを特徴とする請求項35に記載のキャパシタレスDRAMの製造方法。
  45. 前記酸化させる工程と前記ゲート形成工程との間に、前記ホール保存体が存在する前記半導体層及び前記他の半導体層領域に、p型不純物を注入することを特徴とする請求項42に記載のキャパシタレスDRAMの製造方法。
  46. 前記酸化させる工程と前記ゲート形成工程との間に、前記ホール保存体が存在する前記半導体層及び前記他の半導体層領域に、p型不純物を注入することを特徴とする請求項43に記載のキャパシタレスDRAMの製造方法。
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