JP2008306117A - 電界効果トランジスタ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】n型MOS電界効果トランジスタ10とp型MOS電界効果トランジスタ20とを備え、そのソース・ドレイン13、14で、シリサイド電極132、142の下に、急峻な濃度勾配を有する2層の高濃度不純物層133、134、143、144を有するCMOS電界効果トランジスタ1を提供する。
【選択図】 図2
Description
現在、CMOSFET等を備えた半導体装置では、耐熱性が高く、かつ低抵抗が得られる配線として、高融点金属のシリサイドからなるシリサイド電極が研究されている。このようなシリサイド電極を形成するための技術の一つとして、シリコン基板に形成された拡散層や多結晶シリコンからなるゲート電極といったシリコン材料を、チタン(Ti)やタングステン(W)等の高融点金属と反応させることによりシリサイドを形成し、エッチング処理により未反応の高融点金属を選択的に除去することでシリサイド電極形成する。
これによって、ソース・ドレイン上の電極とソース・ドレインの拡散領域との界面コンタクト抵抗を低減することで、COMSFETの高性能化、微細化に貢献できる。
本発明では、ソース・ドレインに内に急峻な高濃度不純物層を形成するもので、しかも、高濃度不純物層を2層設け、さらに、シリサイド化した電極を設け、その間の電気抵抗を低減し、ソース・ドレインの薄層化を達成するものである。このために、n型MOS電界効果トランジスタとp型MOS電界効果トランジスタとを備える電界効果トランジスタにおいて、ソース・ドレインで、シリサイド電極の下に、不純物濃度が異なる2層の高濃度不純物層を有する電界効果トランジスタを提供する。
また、本発明では、上述した急峻な不純物層を形成するために、いわゆる不純物偏析効果だけではなく、固相中にイオンを注入してアモルファス化し、その基板のSi単結晶・アモロファス相の界面に不純物が拡散して、平衡状態における固溶限以上に固溶化し、かつ活性化する効果の両方を利用することで、2層の高濃度不純物層を有する拡散層を形成する(非特許文献1、2)。さらに、これらの不純物を形成するときの熱処理で、同時にシリサイド電極を同時に形成することで製造工程を簡略化した電界効果トランジスタの製造方法を提供することができる。
さらに、本発明では、固溶限を越える不純物を意図する所定の界面に偏析させて不純物層を形成することで、急激な濃度変化を備える不純物拡散層を形成することができ、さらに、同時にシリサイド化することで製造工程を簡略化した電界効果トランジスタの製造方法を提供することができた。
電界効果トランジスタ(CMOSFET)1は、nMOSFET10とpMOSFET20との素子間分離酸化膜(STI:Shallow Trench Isolation)30を隔てて2つを備えている。
図1に示すように、Si基板2上には素子分離領域30によりnMOSFET10が形成されるp型の素子領域(p−ウェル)11とpMOSFET20が形成されるn型の素子領域(n−ウェル)21とが形成されており、p−ウェル11上には、ゲート12が形成されている。このゲート12は、ゲート絶縁膜123を介してゲート電極121が、さらに、ゲート電極121の両側には、側壁絶縁膜(サイドウェール)123が形成されている。また、その直下にはチャネル領域124を有している。図示は省略するが、一般に、ポリシリコンで形成されたゲート電極121、221の上部にはシリサイド層が形成されており、ゲート12の電気抵抗の低減がなされている。
また、素子領域のn−ウェル21にはゲート22の側壁絶縁膜の外側に、同様に、pMOSFET20のソース・ドレイン23、24領域を形成されている。(以下、pMOS20については、特に記載しない限りnMOS10と同じであり、省略する。)
本発明のCMOSFET1では、ソース・ドレイン電極132、142に、金属電極として、シリサイド電極132、142を用いる。シリサイドになる金属としては、Ni、Co、W、Mo、Ti、V、Nb等がある。シリサイドは、金属Siより低い電気抵抗を有し、さらに、消費電力を少なくすることができる。このなかで、Ni、Co、電気抵抗が小さいことと、低い温度でシリサイド化させることができ、不純物の拡散を防止することができることから好ましい。
これは、ソース・ドレイン12、13の電気抵抗を小さくするには、ソース・ドレイン13、14の電極132、142とp−ウェル11の拡散領域の界面に多量の不純物を含有させることで、調整することができることがわかった。そこで、本発明では、シリサイド層132、142の直下に、2層の高濃度不純物層133、134、143、144を設けた。この高濃度不純物層133、134、143、144は、いずれも、Si基板2中に対する不純物の固溶限を越えている。または、イオン注入した不純物濃度を高めて濃縮して、1020〜1021cm−3の範囲にしている。この範囲にすることで、ショットキー界面となるシリサイド電極132、142とp−ウェル11の拡散領域の界面における接触抵抗を小さくすることができた。さらに、これをシリサイド電極132、142のそれぞれの下に、高濃度不純物領域131、141を設けることで、高濃度不純物層全体の層厚を制御して、シリサイド電極132、142とp−ウェル11との間のリーク電流が発生するのを防止している。
また、2層の高濃度不純物層133、134、143、144は、異種不純物元素を用いることができる。これは、高濃度不純物層133、134、143、144としては、固溶限以上の不純物を含有しているが、さらに、不純物濃度を高くするときに、異なる元素がそれぞれ含有させた方が、同種の不純物を含有させるより多量に含有させることができる。また、電荷が同じであっても、原子量が異なることから、大きい原子量の不純物はイオン注入したときの分布する幅を小さくすることができる。また、それぞれの原子によって、Si単結晶中の拡散速度も異なることから、熱処理等によって拡散を小さくする観点からも選択することができる。したがって、nMOSFET10では、例えば、V族のPとAsとを用いる場合は、第2層目の高濃度不純物層134にはP、第1層目の高濃度不純物層133にはAsが好ましい。
pMOSFET20では、同種不純物としてはBが好ましく、異種不純物としては、B、Inが好ましく、特に、第2層目の高濃度不純物層143にはIn、第1層目の高濃度不純物層144にはBが好ましい。
また、これらの2層の高濃度不純物層133、134、143、144は、明確な界面を有しても良いが、2層の高濃度不純物層133、134、143、144の界面が不明瞭になって、ほぼ1層になっている状態であってもよい。これは、後述の熱処理において、不純物偏析効果で、第2層目の高濃度不純物層134、144を移動させることから、先に形成された第第1層目の高濃度不純物層133、143と一体になってもよい。
図2は、不純部偏析効果を利用した半導体製造方法の原理を示す模式図である。本発明のCMOS電界効果トランジスタ1の製造方法では、従来にない高濃度であって、非常に薄い層になっている高濃度不純物層133、134、143、144を形成するものである。
(1)は、Si基板に接合位置を定めているが、ここでは、目標とする位置で、特に、界面が存在するではない。実際の半導体装置では、ここは、ソース・ドレインの拡散領域の界面と捉えて良い。
(2)では、最初に、GeをSi基板にイオン注入する。適当なエネルギで注入することで、Si基板の単結晶を破壊してアモルファス層を形成する。A/C界面とは、この単結晶とアモルファス層との界面を示している。このA/C界面の深さも、イオン注入するエネルギで調整することができる。このアモルファス化には、Si、Ge、Ar、Xe等を用いることができる。
(3)では、不純物としてAsをSi基板にドーピングする。このAsの深さも、ドーピングする注入エネルギーで制御することができる。(3)図の縦軸は、この不純物Asに対して任意の目盛りで濃度を示している。
(4)では、このSi基板をLSA(レーザ・アニール)等で加熱する。この加熱によって、先にアモルファス化した部分を加熱で回復させて結晶化するときに、不純物のAsは、このA/C界面に流し込まれる。このときに、A/C界面に流れ込むために、Asの分布が急峻になり、薄い第1層目の高濃度不純物層が形成される。
(5)次に、再度、不純物としてAsをSi基板にイオン注入して、追加する。さらに、その上に、Niをスッパタリングで蒸着させる。
(6)では、このSi基板を加熱する。この加熱によって、Ni、Siの拡散によってシリサイドが形成され、同時に、2回目にドーピングしたAsが、シリサイドとSi基板の間の界面に偏析する。この第2層目の不純物層は、先の第1層目の高濃度不純物層に吸収又は流れ込むのではなく、シリサイドとSi基板の間の界面に急峻な高濃度不純物層を形成する。これによって、As等の不純物が、それぞれ層を形成することで、2層を形成することができる。このときに、第2層目の高濃度不純物層と第1層目の高濃度不純物層とが一体になることもある。
本発明のCMOS電界効果トランジスタ1は、図1に示されているが、この最終構造になるまでの製造過程を以下に説明する。
まず、図3に示すように、常法に従い、nMOSFET10は、pウェル11が形成されたSi基板2上にゲート12が設けられている。ゲート12は、ゲート絶縁膜122を介して形成されたゲート電極121を有しており、ゲート絶縁膜122およびゲート電極121の側壁には側壁絶縁膜123が形成されている。また、側壁絶縁膜123が形成されたゲート12の両側には、ソース・ドレイン13、14が設けられている。同様に、pMOSFET20は、nウェル21が形成されたSi基板2上にゲート22が設けられている。ゲート22の両側には、ソース・ドレイン23、24が設けられている。
なお、ゲート絶縁膜121としては、Si基板2表面を酸処理して形成される酸化シリコン(SiO2)膜のほか、酸窒化シリコン(SiON)膜、高誘電率(High−k)絶縁膜等を用いることができる。High−k絶縁膜としては、酸化ジルコニウム(ZrO2)膜、酸窒化ジルコニウム(ZrON)膜、ジルコニウムシリケート(ZrSiO)膜、酸化ハフニウム(HfO2)膜、酸窒化ハフニウム(HfON)膜、酸窒化シリコンハフニウム(HfSiON)膜等を用いることが可能である。
また、本実施形態のCMOS電界効果トランジスタ1は、高濃度ソース/ドレイン構造を有するが、高濃度不純物領域131、141を設けず、ゲート12直下のチャネル領域124が直接に高濃度不純物領域133、134、143、144に接続するものでもよい。
pMOSFET20を形成するために、nウェル21中に、高濃度不純物領域を形成するために、p型不純物をイオン注入する。このときに、同時に、nMOSFET10を形成する領域には、イオン注入する不純物が異なることから、レジスト膜3を設けておく。
pMOSFET10側に高濃度不純物領域231、241を形成するために、p型不純物としては、B、Ga、In等を用いる場合には、例えば、加速電圧約5〜15keV、ドーズ量約2×1014cm−2〜約1×1016cm−2の条件とする。
Si基板2のソース・ドレイン13、14を、アモルファス化するための元素をイオン注入して、一部をアモルファス化してA/C界面4を形成する。A/C界面4は、最後のシリサイド電極132、142を形成した後に、シリサイド/シリコン界面となる領域よりも若干深い位置かつ、接合よりも浅い位置、例えば、シリサイド電極132、142の膜厚を15nmとすると18nm付近、までGeのイオン注入によりソース・ドレイン13、14のSi基板2のシリコン単結晶をアモルファス化する。アモルファス化するための元素として、Si、Ge等の金属、Ar、Xe等の不活性ガスを用いる。Siイオンでも良い。基板と同じ原子をドープすることで、特性の変動を抑えることができる。
また、Geをイオン注入して、結晶状態からアモルファス化(非晶質化)させる。このときに、Geのドーピングは、例えば、加速電圧約1〜10keV、ドーズ量約1×1014cm−2〜約1×1016cm−2の条件とする。また、この他に、Ar、Xe等の不活性ガスで、原子量の大きいものを用いることができる。不活性ガスであり、Si基板の特性に影響を与えることが少なく、また、原子量が大きくなれば、Si基板の結晶格子に与える衝撃を大きくすることができ、アモルファス化させることが容易だからである。
次に、nMOSFET10を形成するために、ソース・ドレイン13、14の表面近傍に、n型不純物をイオン注入する。イオン注入する位置は、アモロファス化した位置より、さらに浅い位置に不純物の存在するピークが来るような条件で不純物を追加注入する。このときに、同時に、pMOSFET20を形成する方には、レジスト膜3を設けておく。ここで、n型不純物としては、P、As、Sb等を挙げることができる。
このときに、Asのドーピングは、例えば、加速電圧約1keV、ドーズ量約1×1014cm−2〜約1×1016cm−2の条件とする。
次に、pMOSFET20を形成するために、ソース・ドレイン領域の表面近傍に、p型不純物をドーピングする。このときに、同時に、pMOSFETを形成する方には、ドーピングする不純物が異なることから、レジスト膜3を設けておく。ここで、不純物としては、B、Al、Ga、In等を挙げることができる。
このときに、この加熱によって、アモルファス化した部分を回復させて結晶化させることができる。さらに、加熱することによって、Si基板表面近傍にドーピングしたP、As、B等の不純物が、拡散してA/C界面に流れ込んで行く。As、B等の不純物の分布よりGeのイオン注入によって形成されるA/C界面4を狭く形成することが重要になる。その時の状態を、図8に示している。従って、Geのドーピングで形成されたA/C界面4に固溶限以上に活性化したAs等が集められることで、急峻な濃度分布を有する第1層目の高濃度不純物層133、143が形成される。加熱は、レーザーアニール、電子ビーム、赤外線、ハロゲンランプ、フラッシュランプアニール等のいずれのアニール装置でも良い。とくに、レーザアニール法は、レーザ光を照射し、Si基板の表面又は表面に存在する薄膜等を局部的に短時間で熱処理する方法であって、パルスレーザアニール法、CWレーザアニール法等がある。フラッシュランプアニール法は、キセノンランプを使い、高パワー密度の光を照射して、短時間で熱処理する方法である。いずれも、短時間で処理することが可能であり、これによって、局部的に、m秒の非常に短かい時間でアニールすることができ、イオン注入したAs、B等の不純物、Ge等の拡散を抑えることができることから好ましい。このときに、第1の熱処理条件としては、Si基板の表面上を、N2等の不活性ガス雰囲気中で、800〜1300℃の温度範囲にして、数m秒の熱処理時間で熱処理をする。
第1層目の高濃度不純物層133、134と同じように、ソース・ドレイン13、14の表面近傍に、n型不純物をイオン注入する。このときに、同時に、pMOSFET20を形成する方には、イオン注入する不純物が異なることから、レジスト膜3を設けておく。ここで、不純物としては、P、As、Sb等を挙げることができる。このときに、Pのドーピングは、例えば、加速電圧約1keV、ドーズ量約1×1014cm−2〜約1×1016cm−2の条件とする。
pMOSFET20を形成するために、ソース・ドレイン23、24の表面近傍に、p型不純物をイオン注入する。このときに、同時に、nMOSFET10を形成する方には、レジスト膜3を設けておく。ここで、不純物としては、B、Ga、In等を挙げることができる。このときに、Bのイオン注入は、例えば、加速電圧約1keV、ドーズ量約1×1014cm−2〜約1×1016cm−2の条件とする。
STI30、ゲート12をマスクとして、ソース・ドレイン13、14にシリサイド化する金属を堆積させる。堆積させるには、EB蒸着法、ボート蒸着法、スパッタ法等を用いることが可能である。CMOSFET1の量産性や膜質等を考慮すると、従来他の工程でも広く利用されているスパッタ法を用いることが好ましく、特に超高真空スパッタ法を用いることが好ましい。
堆積させる金属としては、Ni、Co、W、Mo、Ti、V、Nb等がある。このなかで、Ni、Coが好ましい。これらは、低い温度でシリサイド化させることができ、不純物の拡散を防止することができる。
図12は、ソース・ドレイン領域の表面に堆積させた金属を熱処理することを示す概略図である。加熱処理をしている状態を示す図である。
このときに、加熱することによって、不純物偏析効果によって、Si基板2近傍にドーピングしたAs、B等の不純物が、その直上に析出させているNi等が加熱によってシリサイド化するときに、Ni等はSi基板2内に界面が移動してゆく。その時に、同時に、直下にある高濃度不純物層134、144も押し出されながら、シリサイド界面表面に拡がってゆき、更に、薄く急峻な濃度勾配を有する第2の高濃度不純物層134、144を形成する。この実施例により、平衡状態での固溶限界以上の濃度を有し、深さ方向への幅が5nm以下である急峻な不純物拡散層を形成することができる。シリサイド化する第2の熱処理条件は、加熱方法は、レーザーアニール、電子ビーム、赤外線、ハロゲンランプ、フラッシュランプアニール等のいずれのアニール装置でも良い。このときに、第2の熱処理条件としては、Si基板の表面上をN2雰囲気中で、200〜500℃、処理時間約1分の条件によるハロゲンランプのRTA処理とする。これによって、不純物の過大な拡散により第2層目の高濃度不純物層134、144の膜厚が厚くなるのを防止して、シリサイド電極を形成することができる。
2 シリコン基板
3 レジスト膜
4 A/C界面
10 nMOSFET
11 p−ウェル
12 ゲート
121 ゲート電極
122 酸化膜
123 側壁絶縁膜(サイドウォール)
124 チャネル領域
13 ソース
131 高濃度不純物領域
132 シリサイド電極
132′ 堆積金属
133 第1層目の高濃度不純物領域
134 第2層目の高濃度不純物領域
14 ドレイン
141 高濃度不純物領域
142 シリサイド電極
143 第1層目の高濃度不純物領域
144 第2層目の高濃度不純物領域
20 pMOSFET
21 n−ウェル
22 ゲート
23 ソース
24 ドレイン
30 素子間分離酸化膜(STI)
Claims (5)
- 電界効果トランジスタにおいて、
前記電界効果トランジスタのソース・ドレインは、シリサイド電極を備え、前記シリサイド電極の下に、平衡状態での固溶限界以上の濃度を有し、深さ方向への幅が5nm以下である不純物層を有する
ことを特徴とする電界効果トランジスタ。 - 前記シリサイド電極は、Co又はNiを含むこと
ことを特徴とする請求項1に記載の電界効果トランジスタ。 - 半導体基板にソース・ドレイン領域を形成する工程を有する電界効果トランジスタの製造方法において、
前記ソース・ドレイン領域を形成する工程は、
前記半導体基板にイオン注入を行うことにより、前記半導体基板表面にアモスファス層を形成する工程と、
前記アモルファス層に第1不純物を注入し、第1熱処理して第1不純物層を形成する第1不純物層形成工程と、
前記アモルファス層表面に第2不純物を注入した後、前記アモルファス層上に高融点金属を堆積させ、第2熱処理して第2不純物層とシリサイド電極とを同時に形成する第2不純物層形成工程と、を有する
ことを特徴とする電界効果トランジスタの製造方法。 - 前記第1熱処理が、レーザーアニール法又はフラッシュランプアニール法で行われる
ことを特徴とする請求項3に記載の電界効果トランジスタの製造方法。 - 前記半導体基板表面に前記アモスファス層を形成する工程は、Geをイオン注入することによって行なわれる
ことを特徴とする請求項3又は4に記載の電界効果トランジスタの製造方法。
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