JP2008305138A - プラント監視装置およびプラントの運転監視方法 - Google Patents

プラント監視装置およびプラントの運転監視方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008305138A
JP2008305138A JP2007151376A JP2007151376A JP2008305138A JP 2008305138 A JP2008305138 A JP 2008305138A JP 2007151376 A JP2007151376 A JP 2007151376A JP 2007151376 A JP2007151376 A JP 2007151376A JP 2008305138 A JP2008305138 A JP 2008305138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plant
window
display
monitoring
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007151376A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4758950B2 (ja
Inventor
Nobuhisa Osaki
暢久 大崎
Katsuto Shimizu
勝人 清水
Kenichi Tamaru
健一 田丸
Kosuke Yamaguchi
浩介 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2007151376A priority Critical patent/JP4758950B2/ja
Priority to US12/132,687 priority patent/US20080307344A1/en
Priority to CN2008101082535A priority patent/CN101320270B/zh
Publication of JP2008305138A publication Critical patent/JP2008305138A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4758950B2 publication Critical patent/JP4758950B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0481Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] based on specific properties of the displayed interaction object or a metaphor-based environment, e.g. interaction with desktop elements like windows or icons, or assisted by a cursor's changing behaviour or appearance

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】オペレータに多くの情報を提示しながら透過表示を動的に行い、オペレータが実行中のプラント操作の妨げにならずに効率よく操作を可能にする。
【解決手段】プラント監視装置20は、複数のウィンドウからなるプラント監視画面を重ね合わせ表示する表示部10と、プラントの状態変化を監視する監視部14と、監視部14でプラントの状態変化が検出された場合に、表示部10に重ね合わせ表示を行うウィンドウの少なくとも一部領域を透過表示させる制御部21と、により構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、下水処理場、発電所、工場におけるプラントの運転、監視、保守に用いて好適な、プラント監視装置およびプラントの運転監視方法に関する。
従来のプラント監視装置では、プラントの監視画面をマルチウィンドウ表示により監視することが広く行われている。マルチウィンドウ表示の場合、異なる複数の監視画面をモニタ装置上に重ね合わせて表示することができ、このため、モニタ装置に表示できる情報量が格段に増えている(例えば、特許文献1参照)。
一方、近年、モニタ装置のハードウェアが持つ3Dグラフィックス機能や、Windows VISTA(登録商標)等のOS(Operating System)が提供するエアロ機能を用い、重ね合わせ表示されているウィンドウの前面に位置するウィンドウを透過表示することにより、ウィンドウの切替えを行うことなく背面のウィンドウを認識できるようになり、表示情報量の拡大とともに操作性の改善が図られている。
また、重ね合わせ表示されるウィンドウの透過表示に関する技術については従来から多数出願がなされており、プラント監視に応用したものでは、例えば、プラントのアラームに対応してアラームウィンドウを表示するときに、アラームウィンドウの透過率をアラームレベルにより変更する制御用表示装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−345023号公報(段落「0006」、図1) 特開2005−267267号公報(段落「0008」〜「0010」、図1)
しかしながら、前記した従来のウィンドウの透過表示機能によれば、ウィンドウの透過率が予め設定された固定の表示であり、あるいは、可変であっても予めオペレータが透過率を数値で、あるいはスライドバー等を使用して意識的に設定する必要があった。そのため、透過表示の設定を行ってないウィンドウの背面にあるウィンドウは隠れた状態になる。
また、前記した特許文献2に開示された技術によれば、アラームウィンドウの表示により、操作対象がアラームウィンドウに変化し、その時点でオペレータが行っていた操作を中断する必要があり、このため操作効率が悪く、使い勝手の面で問題があった。
本発明は上記した課題を解決するためになされたものであり、オペレータに多くの情報を提示しながら透過表示を動的に行い、オペレータが実行中のプラント操作の妨げにならずに効率よく操作可能な、プラント監視装置およびプラントの運転監視方法を提供することを目的とする。
前記した課題を解決するために本発明のプラント監視装置は、複数のウィンドウからなるプラント監視画面を重ね合わせ表示する表示部と、プラントの状態変化を監視する監視部と、監視部でプラントの状態変化が検出された場合に、表示部に重ね合わせ表示を行うウィンドウの少なくとも一部領域を透過表示させる制御部と、を有するものである。制御部はまた、少なくとも一部領域が透過表示されたウィンドウが選択操作された場合に、透過表示されたウィンドウに表示されてあるプラントに対する操作器具を表示し、当該操作器具が操作されたことを検知して対応するプラントの制御を実行する。
前記した構成により、例えば、優先度の高いウィンドウが優先度の低いウィンドウの背面に隠れて重ね合わせ表示されていた場合、プラントの状態変化が検出された優先度の低い前面のウィンドウの少なくとも一部領域が透過表示されることにより、プラントの状態変化が表示に動的に反映され、また、オペレータは、ウィンドウの切替え操作を要することなく操作を継続可能である。
本発明のプラント監視装置によれば、オペレータに多くの情報を提示しながら透過表示を動的に行うので、オペレータが実行中のプラント操作の妨げにならずに効率の良い操作を可能にすることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るプラント監視装置を有するプラント運転監視システムのシステム構成の一例を示す図である。
図1に示されるように、プラント運転監視システム1は、プラント監視装置20と、プラント運転監視支援装置23と、コントローラ28とが、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等のネットワーク27経由で接続される。コントローラ28には、ポンプ、バルブ、センサ等のプロセス機器30が、プロセス入出力(I/O)装置29を介して接続されている。
プラント監視装置20は、OSが提供するマルチウィンドウ表示機能により、後記する表示メモリに描画された画面データに基づき、運転監視、経営/運営指示、保守用の複数画面(ウィンドウ)を、表示部10、例えば液晶モニタ上に表示する。
このため、プラント監視装置20は、表示部10と、制御部21と、監視部14と、ネットワークインタフェース(I/F)部22と、入力部31とにより構成される。
前記したように表示部10は、複数のウィンドウからなるプラント監視画面を重ね合わせ表示する。一方、監視部14は、プラントの状態変化を監視してプラントの状態変化を検出して制御部21に引き渡す。このとき、制御部21は、監視部14でプラントの状態変化が検出された場合に、表示部10に重ね合わせ表示を行うウィンドウの少なくとも一部領域を透過表示させる。
なお、ネットワークI/F部22は、ネットワーク27とのインタフェースを司り、プラント運転監視支援装置23およびコントローラ28との間のデータ交換路になる。また、入力部31は、オペレータが操作することにより、表示部10に表示されたウィンドウの選択、およびウィンドウ内に表示される操作器具に対して操作入力を行い、このとき、制御部21は、少なくとも一部領域が透過表示されたウィンドウが選択操作された場合に、当該透過表示されたウィンドウに表示されてあるプラントに対する操作ウィンドウを表示し、当該操作器具が操作されたことを検知して対応するプラントの制御を実行する。
一方、プラント機器の保守タイミング、運転時間制限、工事の開始、終了等の保守タイミング、生産量の指示、出荷時期の指定、オペレータの交代等、経営上、あるいは運営上の指示は、管理者が、プラント運転監視支援装置23が有する入力部24を操作することにより行われる。入力部24により操作入力された指示内容は、経営/運営指示入力取得部25によって取り込まれ、指示電文に変換され、ネットワークI/F部26経由でネットワーク27に伝送される。
プラント運転監視支援装置23により生成される電文は、ネットワーク27を介してプラント監視装置20のネットワークI/F部22に伝送され、監視部14に引き渡される。監視部14は、電文によって指示された内容にしたがいプラントの状態変化を監視する。
ここで、「プラントの状態変化」とは、プラントの設備、プロセス量、運転状態の異常、あるいは、運転準備開始、運転開始、停止指示、停止準備、停止完了などのプラントの運転フェーズのブレークポイントを示す。これらブレークポイントは、プロセスI/O装置29によって取得されたプロセス状態をトリガとし、コントローラ28がプロセス機器30の状態変化を検知し、電文に変換してネットワーク27に伝送される。
プラント監視装置20の監視部14は、受信した電文を解釈して制御部21に引き渡す。制御部21は、予め定められた条件にしたがい重ね合わせ表示されるウィンドウの透過率を決定し、ハードウェアあるいはOSに対してウィンドウの透過表示要求を発行して表示部10に表示される重ね合わせウィンドウの透過表示を行う。
ここで、「透過表示」とは、重なり合うウィンドウ間の背景の明度を全体的、あるいは部分的に変化させ、前面に位置するウィンドウ(あるいはウィンドウ内の表示要素)に対して透過効果を持たせる表示をいい、また、「透過率」とは、後面に位置するウィンドウに対して前面に位置するウィンドウが透過して見える比率をいい、100%は前面に位置するウィンドウが完全に透けて背面に位置するウィンドウが見える状態、0%は、背面に位置するウィンドウが前面に位置するウィンドウに隠れて見えない状態をいう。
図2は、図1に示す制御部21の内部構成を機能展開して示したブロック図である。図2に示されるように、制御部21は、ハードウェア的には、マイクロプロセッサおよびメモリを含む周辺LSI(いずれも不図示)で構成され、機能的には、優先度演算部210と、透過率設定要求生成部211と、表示画面管理部212と、描画表示制御部213と、透過情報記憶部214と、優先度情報記憶部215と、表示中画面情報記憶部216と、画面データ記憶部217と、表示メモリ218と、操作入力取得部219とにより構成される。
優先度演算部210は、監視部14によりプラントの状態変化が検知されたことを契機に、重なり合うウィンドウ毎、もしくは表示要素毎の優先度、および重なり合うウィンドウ間、もしくは表示要素間の優先度差を演算し、当該演算の結果生成される優先度差に関する情報を透過率設定要求生成部211へ供給する。
図3は、ウィンドウ種別の優先度値を示した優先度情報の一例であり、図4は、表示要素の優先度値を示した優先度情報の一例である。
優先度演算部210は、図3、図4にそのデータ構造の一例が示されるように、優先度情報記憶部215から、ウィンドウ種別、あるいは表示要素毎に定義された優先度値を取得し、画面データ記憶部217、および表示中画面情報記憶部216に記憶された画面情報を参照して表示部10に重ね合わせ表示されるウィンドウ毎、もしくは表示要素毎の優先度差を演算する。図3、図4に示す優先度値の詳細については後記する。
なお、後記するように、ウィンドウの優先度値は、図3に示されるウィンドウ種別の優先度値と、図4に示される表示要素の優先度値とを用いて演算される。
透過率設定要求生成部211は、優先度演算部210で演算された優先度差毎にあらかじめ設定される透過率にしたがい表示部10にウィンドウの少なくとも一部領域を透過表示させる透過率設定要求を生成して表示画面管理部212へ供給する。
図5は、図2に示す透過情報記憶部214に記憶される透過情報のデータ構造の一例を示す。
透過率設定要求生成部211は、図5に示されるように、透過情報記憶部214にあらかじめ設定され記憶される透過率を表示画面管理部212へ供給する。図5に示す透過率の詳細については後記する。
表示画面管理部212は、透過率設定要求生成部211から供給される透過率設定要求(透過率)にしたがい表示部10に表示すべき画面情報(マルチウィンドウ)を生成し、描画表示制御部213へ供給する。描画表示制御部213は、表示画面管理部212により生成される画面情報を、表示メモリ218に描画するとともに、表示メモリ218に描画された画面情報を表示部10の表示タイミングに同期して読み出して表示する。なお、表示メモリ218は、少なくとも表示部10が有する画面容量分の記憶容量を有する。
なお、表示中画面情報記憶部216には、表示部10に現在表示中の各ウィンドウに関する情報(ウィンドウ種別のひとつ)が格納され、画面データ記憶部217には、そのウィンドウ内の表示中画面データ(表示要素のひとつ)が格納される。
操作入力取得部219は、オペレータが入力部31を操作することにより取得される、表示部10に表示されたウィンドウの選択情報、およびウィンドウ内に表示される操作器具に対する指示入力を取り込んで表示画面管理部212へ供給する。表示画面管理部212は、少なくとも一部領域が透過表示されたウィンドウが選択操作された場合に、透過表示されたウィンドウに表示されてあるプラント(表示要素のひとつ)に対する操作器具を表示し、当該操作器具が操作されたことを検知して対応するプロセス機器30の制御を実行する制御信号を生成して不図示のプラント制御系へ出力する。
ここで、「操作器具」とは、操作ウィンドウのことをいい、少なくとも一部領域が透過表示されたウィンドウ(表示要素のひとつ)の表示位置に対応して表示される。
図6は、本発明の実施の形態に係るプラント監視装置20の動作を示すフローチャートである。
以下、図6に示すフローチャートを参照しながら、図1〜図5に示す本発明の実施の形態に係るプラント監視装置20の動作について詳細に説明する。
プラント監視装置20は、監視部14により検知されるプラントの状態変化により、制御部21を起動し、制御部21は、優先度演算部210により、重ね合わせ表示される各ウィンドウの優先度、およびウィンドウ間の優先度差の演算を実行する。
前記した優先度の演算を実行するにあたり、優先度演算部210は、まず、表示画面管理部212が管理する表示中画面情報を、表示中画面情報記憶部216を参照することによって取得する(ステップS601)。優先度演算部210はまた、表示中画面情報のウィンドウ種別から画面データ記憶部217を参照し、画面データ記憶部217に格納されている画面データの中から表示中画面データを特定する。そして、ここで特定された表示中画面データに含まれる表示要素内に、監視部14で検知されたプラントの状態変化に対応する表示要素があるか否かを判定する(ステップS602)。
表示中画面情報には、画面に表示されているウィンドウの情報が含まれる。例えば、表示画面中にウィンドウが2つあれば、ウィンドウ情報も2つある。
ここで、プラントの状態変化に対応する表示要素とは、例えば、重故障、軽故障が発生したプラント機器、あるいは、ガイド、運用指示、経営指示のあったプラント機器のことをいう。
ステップS602の処理において、特定された表示中画面データに含まれる表示要素内に状態変化に対応する表示要素があると判定された場合(ステップS602“Yes”)、優先度演算部210は、その表示要素を含むウィンドウ毎の優先度を演算し、表示画面管理部212が管理する表示中画面情報記憶部216に保存する(ステップS603)。特定された表示中画面データに含まれる表示要素内に状態変化に対応する表示要素がないと判定された場合は(ステップS602“No”)、ステップS603のウィンドウ毎の優先度演算処理・保存をスキップして、ステップS604の処理へ進む。前記した動作(ステップS602〜S603)は、表示中の各ウィンドウ分繰り返し実行される(ステップS604)。
なお、図6のフローチャートは所定のインターバルで繰り返し実行されており、ウィンドウの追加・削除などはその時に対処するものとする。
次に、透過率設定要求生成部211に処理が移り、透過率設定要求生成部211は、優先度が変化したウィンドウの有無を判定し(ステップS605)、ありと判定された場合(ステップS605“Yes”)、優先度演算部210は、ウィンドウ間の重なりの関係を取得(ステップS606)して変化があったウィンドウと他のウィンドウとの重なりを判定する(ステップS607)。そして、ウィンドウの重なりがあり、かつ前面に位置するウィンドウの優先度が低い場合には(ステップS607“低い”)、ウィンドウ間の優先度差を演算して透過率設定要求生成部211へ引き渡す。
透過率設定要求生成部211は、優先度演算部210から得られる優先度差に関する情報から前面に位置するウィンドウの透過率を決定(ステップS608)して表示画面管理部212に制御を渡し、表示画面管理部212は、前面に位置するウィンドウの透過表示をハードウェアあるいはOSに設定する(ステップS609)。なお、ステップS607の処理において、前面に位置するウィンドウの優先度が高い、またはウィンドウの重なりが無い場合には(ステップS607“高いまたは重なり無し”)、何もしない。
また、優先度が変化したウィンドウはないと判定された場合(ステップS605“No”)、全ての処理を終了する。そして、所定のインターバルで再度ステップS601から実行する。
以下、優先度演算処理(ステップS603)、および透過率の決定処理(ステップS608)について詳細説明を行う。
優先度の演算は、優先度演算部210が、優先度情報記憶部215に予め格納されている優先度情報をもとに演算することにより行われる。優先度情報は、図3にそのデータ構造の一例が示されるように、ウィンドウ種別毎に優先度値が設定され、あるいは図4にそのデータ構造の一例が示されるように、表示要素毎の優先度値が設定されている。ここで、「ウィンドウ種別」とは、図3にその一例が示されるように、メニュー、メッセージ一覧、トレンド、系統図、スケジュール、オペフレーム等々であり、「表示要素」とは、図4にその一例が示されるように、重故障、軽故障、ガイド、運用指示、経営指示等々をいい、それぞれに優先度値が定義されている。この優先度値の設定については、プラント監視装置20の設計者あるいは運用管理者により予め設定されるか、あるいは、後記するようにプラントの運転監視、保守を委託されたプラント運転監視支援業者、あるいは保守支援業者が管理運営するサーバからネットワーク経由で提供される値を使用してもよい。
現在表示しているウィンドウの優先度値は、ウィンドウ種別毎の優先度値と、当該ウィンドウに属する表示要素の優先度値との総和(ウィンドウ種別毎の優先度値+Σ表示要素の優先度値)により演算する。
例えば、表示している系統図中に、重故障が発生しているポンプが1台、軽故障が発生しているポンプが3台ある場合、3(系統図)+5(重故障)×1+3(軽故障)×3=17となり、したがって、優先度値は、17になる。
なお、図3に示すウィンドウ種別毎の優先度値、および図4に示す表示要素毎の優先度値は、メニューウィンドウを除き固定ではなく、プラントの規模、プラントの種類、プラントの状態変化の発生頻度、オペレータの特性などを勘案して自由に設定が可能である。
優先度演算部210は、更に、優先度演算部210が表示中画面情報記憶部216に格納された表示中のウィンドウ毎の優先度と、表示部10に表示されているウィンドウとの重なり関係を参照し、重なり合っているウィンドウ間における優先度差を演算する。具体的に、優先度演算部210は、重なり合っているウィンドウの背面に位置するウィンドウの優先度から前面に位置するウィンドウの優先度を減算して得られる優先度差に関する情報を透過率設定要求生成部211へ引き渡す。
透過率設定要求生成部211は、優先度演算部210により演算された優先度差に関する情報に基づき、図5にデータ構造の一例が示される透過情報記憶部214を参照し、当該透過情報記憶部214に記憶されている優先度差に対する透過率との関係から前面のウィンドウの透過率を決定し、表示画面管理部212に対してウィンドウの透過率設定要求を行う。これにより、表示画面管理部212は、表示中画面情報記憶部216を参照して当該ウィンドウに対して透過率の設定要求をハードウェアまたはOSに対して行う。
このとき、表示画面管理部212は、ウィンドウ間に重なりがない場合や、前面に位置するウィンドウの方が背面に位置するウィンドウより優先度が高い場合には透過表示を行わない。具体的に、重なり合うウィンドウ間の優先度差が小さい場合には透過率を比較的小さく設定し、例えば、図7に監視画面に関するウィンドウの重なりの一例が示されるように、前面に位置するウィンドウ41があまり透けず、背面に位置するウィンドウ40の表示要素42が薄く表示されるようになる。一方、優先度差が大きい場合には透過率を大きく設定し、例えば、図8に監視画面に関するウィンドウの重なりの一例が示されるように、前面に位置するウィンドウ41の表示内容が透け、背面に位置するウィンドウ40の内容が明確に現れる表示になる。
本発明の実施の形態に係るプラント監視装置によれば、プラントの規模、プラント種類、プラント状態の変化発生の頻度、オペレータの特性などを勘案し、図5に示される優先度差に対する透過率は自由に設定が可能である。
なお、前面のウィンドウの透過率の設定は、ウィンドウ全体に対して行ってもよいが、例えば、図9に破線で示される矩形部分43のように、予め表示要素毎に設定された一部分に対応する前面に位置するウィンドウの一部分のみを透過表示してもよい。前面のウィンドウ全体を透過表示するか、表示要素毎に予め設定された一部分のみを透過表示するかは、オペレータの設定により任意に選択が可能である。この場合は、予め表示要素に対する透過表示領域の形を、矩形、円形、楕円形、三角形、その他任意の図形を選択し、その形状を単位に透過表示を行う。なお、前面のウィンドウは、これから表示するウィンドウ、あるいは実行する機能を示すバー、ポップアップ、サムネイル等、常にウィンドウに表示されるメニューウィンドウでも良い。
以上説明のように、本発明の実施の形態に係るプラント監視装置20によれば、図3、図4に表形式で示される優先度情報のデータ構造から明らかなように、予めウィンドウ毎に設定された優先度情報に基づき、前面に重ね合わせ表示されるウィンドウの全体を透過表示させ、もしくは一部領域を透過表示させることが可能である。
つまり、ウィンドウの全体を透過表示する場合、制御部21は、ウィンドウの全体に対して予め設定される優先度情報記憶部215にある優先度情報(図3)にしたがって透過表示させ、ウィンドウの一部領域の透過表示を行う場合、前面に重ね合わせ表示されるウィンドウの表示要素毎に設定される優先度情報(図4)と、背面に重ね合わせて表示されるウィンドウの表示要素毎に設定される優先度情報(図4)との関係(優先度差)から、背面に表示されるウィンドウの表示要素と重なり合う前面に表示されるウィンドウの一部領域を、予め表示要素に対して選択された透過表示領域の形にしたがい透過表示させることで可能になる。
図10は、本発明の実施の形態にかかわる表示画面構成の一例を示す図であり、操作器具60と、操作・設定ウィンドウ61との関係が示されている。
図10に示す表示画面は、具体的には、操作・設定ウィンドウ61が前面に位置するプラント監視ウィンドウ41の透過表示により透けて見えている状態である。
オペレータが、入力部31を操作し、操作・設定ウィンドウ61が選択されることにより、ここでは、操作器具60(操作器具部位62の集合)がダイアログ表示される。オペレータが、その操作・設定ウィンドウ61の表示位置に対応して最もx軸方向の表示位置が近い操作器具部位62を操作することにより、操作・設定ウィンドウ61が入力を受付け、所定の処理(プラントの運転制御)を実行する。このとき、操作・設定ウィンドウ61は、透過表示により表示されていないか、あるいは前面に表示されていてもよい。
具体的に、プラント監視装置20の制御部21は、操作入力取得部219が、オペレータによる操作・設定ウィンドウ61の選択入力を取り込み、これを受けた表示画面管理部212が、透過表示された操作・設定ウィンドウ61が選択操作されたことを検知して、操作器具60を表示部10にダイアログ表示させる。操作入力取得部219は、更に表示部10に表示される操作器具部位62に対するオペレータの指示入力を検知し、表示画面管理部212が、意図するプラントの制御を実行する制御信号を生成して不図示のプラント制御系へ出力する。
以上説明のように本発明の実施の形態に係るプラント監視装置は、監視部14でプラントの状態変化が検出された場合に、制御部12が、表示部10に重ね合わせ表示を行うウィンドウの少なくとも一部領域を透過表示させるものであり、具体的には、表示画面管理部212が管理しているウィンドウ種別、もしくは表示要素と、予め定義された透過表示条件をもとに表示部10に表示されているウィンドウ間の優先度を決定し、当該優先度に応じて透過表示を行うものである。
前記した構成によれば、優先度の高いウィンドウが優先度の低いウィンドウの背面に隠れていた場合、優先度の低い前面に位置するウィンドウの少なくとも一部領域が透過表示されることにより、オペレータがウィンドウの表示順序切替え操作を行うことなく、優先度の高いウィンドウに表示されている重要な情報を認識することができ、見逃しや認識遅れを防ぐことができる。このとき、制御部21は、前面に位置するウィンドウの優先度と背面に位置するウィンドウとの関係により透過表示の要否を決定し、重なり合うウィンドウ間の優先度の差異の大小により前面に位置するウィンドウの透過率を決定する。
また、背面に位置するウィンドウの優先度が前面に位置するウィンドウより高く、優先度の差異が大きい場合には透過率を高く設定し、逆に、差異が小さい場合には透過率を低く設定することにより、状況に応じて最適な透過率で表示することができる。ここで、前面に位置するウィンドウを操作の対象とするため、前面に位置するウィンドウの操作を継続しながら背面に位置するウィンドウの内容を確認することができる。
なお、予めウィンドウ種別毎に透過範囲を設定しておくことにより、優先度の低い前面に位置するウィンドウを全体透過し、またはウィンドウを一部透過とすることを選択でき、その設定にしたがい透過表示を行うことができる。ウィンドウ全体を透過表示した場合にはウィンドウ全体の優先度により透過率を決め、一部透過表示を選択した場合には、背面に位置するウィンドウに表示されている表示要素毎の優先度と前面に位置するウィンドウ表示要素毎の優先度との関係により決定する。
また、優先度を決定する要素としては、プラントの状態以外にプロセス機器30の保守タイミング、運転時間制限や工事の開始終了などの保守タイミング、生産量の指示、出荷時期の指定やオペレータの交代などの経営上、あるいは運営上の指示でもよい。
また、本発明の実施の形態に係るプラント監視装置20によれば、表示部10に、少なくとも一部領域が透過表示されたウィンドウ(図10の操作・設定ウィンドウ61)が選択操作された場合に、当該透過表示されたウィンドウに表示されてあるプラントに対する操作器具60を表示し、当該操作器具60の前記プラントに対応する操作器具部位62が操作されたことを検知して意図するプラントの制御を実行することも可能である。このため、オペレータに対して多くの情報を提示しながらウィンドウの選択操作を繰り返すことなくオペレータ操作が可能になるため、操作性の改善に寄与し、使い勝手が向上する。
なお、図1、図2に示す制御部21が有する各構成ブロックの機能は、全てをソフトウェアによって実現しても、あるいはその少なくとも一部をハードウェアで実現してもよい。例えば、優先度演算部210、透過率設定要求生成部211、表示画面管理部212、描画表示制御部213におけるデータ処理は、1または複数のプログラムによりコンピュータ上で実現してもよく、また、その少なくとも一部をハードウェアで実現してもよい。
図11は、本発明の実施の形態に係るプラント運転監視支援方法の各工程を説明するために示したシーケンス図である。
ここでは、プラント監視装置20を管理運営するプラントの運転監視会社と、プラントの運転監視支援を行う業者とがそれぞれ独立して存在し、それぞれがWAN等のネットワーク27を介して接続されるサーバ(プラント監視装置20、プラント運転監視支援装置23)を備えることとし、契約により相互にプラントの運転監視を行うケースを例示したものである。
図11のシーケンス図において、プラント運転監視会社は、プラント運転監視支援業者との間で、予め情報管理・提供の役務契約を交わしておき(ステップS111)、対価としてプラントの運転監視支援役務の費用をプラント運転監視支援業者に支払うものとする(ステップS112)。
ここで、「プラントの運転監視支援役務」とは、例えば、運転中のプラントの監視データを取得し、異常や異常の予兆を検知したりする等、本来はプラント運転監視会社が実施すべき情報処理の提供役務であり、あるいはプラントのデータを蓄積し統計管理した結果作成される最適な運転操作のガイダンスであり、あるいはプラントデータの延長上での出来事の先行シミュレーションにより予想される事象に対する先行的な予防のための運転操作ガイダンス等である。すなわち、プラント運転監視会社がより良いプラント運転を実現するための支援情報の提供役務と、その提示タイミングと、提示時における透過表示のための優先度情報を提供する役務である。
ここでは、プラント運転監視支援装置23がシミュレーションにより、例えば、図3、図4に示される優先度情報を生成し、ネットワーク27経由でプラント監視装置20に提供し、プラント監視装置20が、提供された優先度情報に基づき、重なり合うウィントウ間の透過表示を行うビジネスモデルを採用している。
すなわち、本発明の実施の形態に係るプラントの運転監視方法は、例えば、図1に示されるように、複数のウィンドウからなるプラント監視画面を重ね合わせ表示するプラント監視装置20と、前記プラント監視装置20によるプラントの運転監視を支援するプラント運転監視支援装置23とがネットワーク27を介して接続されるプラント運転監視システム1におけるプラントの運転監視方法であって、例えば、図11のシーケンス図に示されるように、前記プラント監視装置20が、前記プラントの運転状態を監視し、前記プラント運転監視支援装置23に対し取得した監視データ(プラント監視データ)を送信するステップ(ステップS113)と、前記プラント運転監視支援装置23が、前記監視データを前記ネットワーク27経由で受信し、前記受信した監視データに基づき運転状態のシミュレーションを行い、前記シミュレーションの結果にしたがい前記プラント監視装置20がプラント監視画面を重ね合わせ表示する際のウィンドウ毎、もしくは表示要素毎の優先度情報を生成し、送信するステップ(ステップS114、S115)と、前記プラント監視装置20が、前記優先度情報を受信し、前記受信した優先度情報に基づき、重なり合うウィンドウ毎、もしくは表示要素毎の優先度差を演算し、前記演算された優先度差毎にあらかじめ設定される透過率にしたがい前記重ね合わせ表示を行うウィンドウの少なくとも一部領域の透過表示を行うステップ(ステップS116)と、を有するものである。
前記した本発明の実施の形態に係るプラントの運転監視方法によれば、プラント監視装置20は、プラントの運転状態の監視、解析、シミュレーションの情報処理に関する負荷をプラント運転監視支援装置23に分担させることにより、自身はプラントの運転処理に集中できるため、スループットが向上し、また、重要なプラントの状態変化の見逃しや認識遅れを是正するとともに、オペレータが実行中のプラント操作の妨げにならずに効率の良い操作が可能になる。
また、プラント運転監視会社は、本来はプラントの運転監視会社が実施すべき情報処理に関する役務の提供を受けることにより、スキルの高い管理者、あるいはオペレータを不要とし、効率の良いプラントの管理が可能になる。
なお、前記した本発明の実施の形態によれば、プラントの監視を行う場合のプラントの運転監視方法について説明したが、プラントの監視のみならず、プラントの保守においても同様の工程により実施が可能である。図12にそのシーケンスが示されている。
すなわち、保守の場合、プラント運転監視会社はプラントの保守支援業者と予め情報管理・提供の役務契約を交わしておき(ステップS121)、これにしたがい、プラント運転監視会社は、プラントの運転監視における保守支援役務の対価としての費用をプラント保守支援業者に支払うものとする(ステップS122)。
ここで、「プラント運転監視における保守支援役務」とは、情報処理の提供役務と、支援情報の提供役務とを適切なタイミングで、優先度に応じた透過率で表示する役務である。情報処理の提供役務とは、例えば、運転中のプラントのデータを監視し、複数の代替設備がある場合には設備の利用を均等に行うための運転設備の切替え等の管理に係わる情報や、設備の保守が必要な状況を検知する等の保守に係わる情報を提供する役務であり、また、支援情報の提供役務とは、例えば、プラントのデータを蓄積し、統計管理等の結果である最適な保守計画のガイダンス、プラントデータの延長上での出来事の先行シミュレーションにより予想される事象に対する先行的な予防のため保守ガイダンス等、プラント運転監視会社がより良いプラントの運転監視を行うための情報、あるいは、保守コストの低減を実現するための情報を提供する役務である。
ここでは、図1に示すプラント運転監視システム1に更に、ネットワーク27経由でプラント運転保守支援業者が管理運営するサーバ(プラント運転保守支援装置33)が接続され、プラント運転保守支援装置33がシミュレーションにより、例えば、図3、図4に示される優先度情報を生成し、ネットワーク27経由でプラント監視装置20に提供し、プラント監視装置20が、提供された優先度情報に基づき、重なり合うウィントウ間の透過表示を行うビジネスモデルを採用している。
なお、図12に示すシーケンス図中、ステップS123〜S126は、図11に示すステップS113〜S116のそれぞれに相当し、同じ工程を実施するため、重複を回避する意味で説明を省略する。
本発明の実施の形態に係るプラント監視装置が接続されるプラント運転監視システムのシステム構成の一例を示す図である。 図1に示す制御部21の内部構成を機能展開して示したブロック図である。 図2に示す優先度情報記憶部に記憶されるウィンドウ種別の優先度値を示した優先度情報のデータ構造の一例を示す図である。 図2に示す優先度情報記憶部に記憶される表示要素の優先度値を示した優先度情報のデータ構造の他の例を示す図である。 図2に示す透過情報記憶部に記憶される透過情報のデータ構造の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るプラント監視装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るプラント監視装置により生成される画面構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るプラント監視装置により生成される画面構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るプラント監視装置により生成される画面構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るプラント監視装置により生成される画面構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るプラント運転監視方法の工程の一例を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態に係るプラント運転監視方法の工程の他の例を示すシーケンス図である。
符号の説明
1 プラント運転監視システム
10 表示部
14 監視部
20 プラント監視装置
21 制御部
22、26 ネットワークI/F部
23 プラント運転監視支援装置
25 経営/運営指示入力取得部
27 ネットワーク
28 コントローラ
29 プロセスI/O装置
30 プロセス機器
24、31 入力部
33 プラント運転保守支援装置
210 優先度演算部
211 透過率設定要求生成部
212 表示画面管理部
213 描画表示制御部
214 透過情報記憶部
215 優先度情報記憶部
216 表示中画面情報記憶部
217 画面データ記憶部
218 表示メモリ
219 操作入力取得部

Claims (8)

  1. 複数のウィンドウからなるプラント監視画面を重ね合わせ表示する表示部と、
    プラントの状態変化を監視する監視部と、
    前記監視部でプラントの状態変化が検出された場合に、前記表示部に重ね合わせ表示を行うウィンドウの少なくとも一部領域を透過表示させる制御部と、
    を有することを特徴とするプラント監視装置。
  2. 前記制御部は、
    予めウィンドウ毎に設定された優先度情報に基づき、前面に重ね合わせ表示されるウィンドウの全体を透過表示させ、もしくは一部領域を透過表示させることを特徴とする請求項1に記載のプラント監視装置。
  3. 前記制御部は、
    前記ウィンドウの全体を透過表示する場合、前記ウィンドウの全体に対して予め設定される優先度情報にしたがって透過表示させ、前記ウィンドウの一部領域の透過表示を行う場合、前面に重ね合わせ表示されるウィンドウの表示要素毎に設定される優先度情報と、背面に重ね合わせて表示されるウィンドウの表示要素毎に設定される優先度情報との関係にしたがい透過表示させることを特徴とする請求項1または2に記載のプラント監視装置。
  4. 前記制御部は、
    前記重ね合わせ表示を行うウィンドウ毎、もしくは表示要素毎に設定される優先度情報に基づき、重なり合うウィンドウ毎、もしくは表示要素毎の優先度差を演算し、前記演算された優先度差毎にあらかじめ設定された透過率にしたがい前記表示部に透過表示させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のプラント監視装置。
  5. 前記重ね合わせ表示するウィンドウに、前記監視用画面の選択入力を促すメニューウィンドウを含み、
    前記制御部は、
    前記メニューウィンドウに付与される固定の表示優先度情報に基づき、重なり合うウィンドウ毎の優先度差を演算し、前記演算された優先度差毎にあらかじめ設定される透過率にしたがい前記表示部に前記メニューウィンドウの少なくとも一部領域を透過表示させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のプラント監視装置。
  6. 前記制御部は、
    前記監視部において前記プラントの状態変化が検出された場合に、前記表示部に表示されているウィンドウの重ね合わせ表示を、前記ウィンドウの少なくとも一部領域を透過表示する重ね合わせ表示に切替えることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のプラント監視装置。
  7. 前記制御部は、
    前記少なくとも一部領域が透過表示されたウィンドウが選択操作された場合に、前記透過表示されたウィンドウに表示されてあるプラントに対する操作器具を表示し、前記操作器具が操作されたことを検知して意図するプラントの制御を実行することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のプラント監視装置。
  8. 複数のウィンドウからなるプラント監視画面を重ね合わせ表示するプラント監視装置と、前記プラント監視装置によるプラントの運転監視を支援するプラント運転監視支援装置とがネットワークを介して接続されるプラント運転監視システムにおけるプラントの運転監視方法であって、
    前記プラント監視装置が、前記プラントの運転状態を監視し、前記プラント運転監視支援装置に対し取得した監視データを送信するステップと、
    前記プラント運転監視支援装置が、前記監視データを前記ネットワーク経由で受信し、前記受信した監視データに基づき運転状態のシミュレーションを行い、前記シミュレーションの結果にしたがい前記プラント監視装置がプラント監視画面を重ね合わせ表示する際のウィンドウ毎、もしくは表示要素毎の優先度情報を生成し、送信するステップと、
    前記プラント監視装置が、前記優先度情報を受信し、前記受信した優先度情報に基づき、重なり合うウィンドウ毎、もしくは表示要素毎の優先度差を演算し、前記演算された優先度差毎にあらかじめ設定される透過率にしたがい前記重ね合わせ表示を行うウィンドウの少なくとも一部領域の透過表示を行うステップと、
    を有することを特徴とするプラントの運転監視方法。
JP2007151376A 2007-06-07 2007-06-07 プラント監視装置およびプラントの運転監視方法 Expired - Fee Related JP4758950B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007151376A JP4758950B2 (ja) 2007-06-07 2007-06-07 プラント監視装置およびプラントの運転監視方法
US12/132,687 US20080307344A1 (en) 2007-06-07 2008-06-04 Plant Monitoring Equipment and Plant Operation Monitoring Method
CN2008101082535A CN101320270B (zh) 2007-06-07 2008-06-05 设备监视装置以及设备的运行监视方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007151376A JP4758950B2 (ja) 2007-06-07 2007-06-07 プラント監視装置およびプラントの運転監視方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008305138A true JP2008305138A (ja) 2008-12-18
JP4758950B2 JP4758950B2 (ja) 2011-08-31

Family

ID=40097033

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007151376A Expired - Fee Related JP4758950B2 (ja) 2007-06-07 2007-06-07 プラント監視装置およびプラントの運転監視方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20080307344A1 (ja)
JP (1) JP4758950B2 (ja)
CN (1) CN101320270B (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011128936A (ja) * 2009-12-18 2011-06-30 Yokogawa Electric Corp 表示装置
JP2011133837A (ja) * 2009-01-14 2011-07-07 Tpo Displays Corp マルチビュー表示装置
JP2012215913A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Sony Corp 表示制御装置、表示制御方法、及びプログラム
JP2013109432A (ja) * 2011-11-18 2013-06-06 Mitsubishi Electric Corp プラント監視制御装置
JP2014109806A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Mitsubishi Electric Corp 表示装置および表示方法
JP2015132976A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションInternational Business Machines Corporation 特定領域を生成し表示する方法、装置及びプログラム。
JP2018005428A (ja) * 2016-06-29 2018-01-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 表示入力装置及び画像形成装置

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2422252B1 (en) * 2009-04-22 2019-10-09 ABB Schweiz AG Supervisory control system, method and computer program products
JP5734902B2 (ja) * 2012-03-19 2015-06-17 株式会社東芝 建設工程管理システムおよびその管理方法
US10817123B2 (en) * 2015-05-26 2020-10-27 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Operation assistance apparatus and operation assistance method
DE112017000687T5 (de) * 2016-09-01 2018-10-18 Fuji Electric Co., Ltd. Geräteverwaltungsvorrichtung, Geräteverwaltungssystem, computerlesbares Medium und Geräteverwaltunsverfahren
CN109964183B (zh) * 2016-11-25 2022-02-22 三菱电机株式会社 监视系统、数据模型管理装置及显示数据生成方法
CN108595082B (zh) * 2018-03-15 2020-05-26 维沃移动通信有限公司 一种信息提示方法及终端设备
CN113728286A (zh) * 2019-04-25 2021-11-30 三菱电机株式会社 画面数据生成系统、画面数据生成方法及程序
CN113205573B (zh) * 2021-04-23 2023-03-07 杭州海康威视数字技术股份有限公司 一种图像显示方法、装置、图像处理设备及存储介质

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02157909A (ja) * 1988-12-09 1990-06-18 Toshiba Corp プラント運転操作装置
JPH0546138A (ja) * 1991-10-28 1993-02-26 Hitachi Ltd 計算機システムの多重画面表示制御方法
JPH06103476A (ja) * 1992-09-22 1994-04-15 Hitachi Ltd プラント監視装置
JPH09198125A (ja) * 1996-01-22 1997-07-31 Shinko Electric Co Ltd 監視装置の表示方法および表示装置
JPH09243381A (ja) * 1996-03-12 1997-09-19 Fujitsu Ten Ltd ナビゲーションシステムの表示装置
JPH11203014A (ja) * 1998-01-20 1999-07-30 Hitachi Ltd マルチウインドウシステムでのヘルプ表示方式
JP2000194476A (ja) * 1998-12-28 2000-07-14 Nec Corp 重ね合わせ表示システムと重ね合わせ表示方法および重ね合わせ表示プログラムを記録した記録媒体
JP2002032168A (ja) * 2000-07-13 2002-01-31 Hitachi Ltd ウィンドウ制御方法
JP2005267267A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Digital Electronics Corp 制御用表示装置、画面データ生成装置、並びに、それらのプログラムおよび記録媒体
JP2006085328A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Toyoda Mach Works Ltd 工作機械制御装置
WO2007052382A1 (ja) * 2005-11-02 2007-05-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 表示オブジェクト透過装置

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4477804A (en) * 1982-03-01 1984-10-16 The Babcock & Wilcox Company Electrical circuit for providing an abnormal transient display system for nuclear reactor operation
US5142400A (en) * 1989-12-26 1992-08-25 Cubic Corporation Method and apparatus for automatic acquisition and alignment of an optical beam communication link
JPH04101201A (ja) * 1990-08-21 1992-04-02 Toshiba Corp プラント監視制御システム
FR2669752B1 (fr) * 1990-11-24 1994-04-01 Hitachi Ltd Systeme de controle de processus et procede d'affichage de fenetres pour un tel systeme.
US5650940A (en) * 1991-10-25 1997-07-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Process monitoring system with remote supervision
JPH06274305A (ja) * 1993-03-18 1994-09-30 Hitachi Ltd 画面表示装置及びその制御方法
JPH08107550A (ja) * 1994-10-05 1996-04-23 Sony Corp 文字表示制御装置
JP3406760B2 (ja) * 1996-01-26 2003-05-12 株式会社東芝 監視制御装置
US6142871A (en) * 1996-07-31 2000-11-07 Konami Co., Ltd. Apparatus, method and recorded programmed medium for simulating driving using mirrors displayed in a game space
JP4192545B2 (ja) * 2002-09-27 2008-12-10 株式会社日立メディコ 超音波診断装置
JP2004164132A (ja) * 2002-11-11 2004-06-10 Nec Corp マルチウィンドウ表示装置、該装置に用いられるマルチウィンドウ管理方法及び表示制御プログラム
EP1489591B1 (en) * 2003-06-12 2016-12-07 Microsoft Technology Licensing, LLC System and method for displaying images utilizing multi-blending
US7612666B2 (en) * 2004-07-27 2009-11-03 Wael Badawy Video based monitoring system
US7747965B2 (en) * 2005-01-18 2010-06-29 Microsoft Corporation System and method for controlling the opacity of multiple windows while browsing
JP2007065356A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Toshiba Corp 合成オブジェクト表示装置、合成オブジェクト表示方法およびプログラム
JP5119587B2 (ja) * 2005-10-31 2013-01-16 株式会社デンソー 車両用表示装置
US8191003B2 (en) * 2007-02-14 2012-05-29 International Business Machines Corporation Managing transparent windows
EP1965301A1 (en) * 2007-02-27 2008-09-03 Abb Research Ltd. Method and system for generating a control system user interface
JP4905258B2 (ja) * 2007-06-05 2012-03-28 横河電機株式会社 グラフィック情報生成装置
WO2009034000A1 (en) * 2007-09-11 2009-03-19 Abb Ab A system and a computer implemented method for automatically displaying process information in an industrial control system

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02157909A (ja) * 1988-12-09 1990-06-18 Toshiba Corp プラント運転操作装置
JPH0546138A (ja) * 1991-10-28 1993-02-26 Hitachi Ltd 計算機システムの多重画面表示制御方法
JPH06103476A (ja) * 1992-09-22 1994-04-15 Hitachi Ltd プラント監視装置
JPH09198125A (ja) * 1996-01-22 1997-07-31 Shinko Electric Co Ltd 監視装置の表示方法および表示装置
JPH09243381A (ja) * 1996-03-12 1997-09-19 Fujitsu Ten Ltd ナビゲーションシステムの表示装置
JPH11203014A (ja) * 1998-01-20 1999-07-30 Hitachi Ltd マルチウインドウシステムでのヘルプ表示方式
JP2000194476A (ja) * 1998-12-28 2000-07-14 Nec Corp 重ね合わせ表示システムと重ね合わせ表示方法および重ね合わせ表示プログラムを記録した記録媒体
JP2002032168A (ja) * 2000-07-13 2002-01-31 Hitachi Ltd ウィンドウ制御方法
JP2005267267A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Digital Electronics Corp 制御用表示装置、画面データ生成装置、並びに、それらのプログラムおよび記録媒体
JP2006085328A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Toyoda Mach Works Ltd 工作機械制御装置
WO2007052382A1 (ja) * 2005-11-02 2007-05-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 表示オブジェクト透過装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011133837A (ja) * 2009-01-14 2011-07-07 Tpo Displays Corp マルチビュー表示装置
JP2011128936A (ja) * 2009-12-18 2011-06-30 Yokogawa Electric Corp 表示装置
JP2012215913A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Sony Corp 表示制御装置、表示制御方法、及びプログラム
JP2013109432A (ja) * 2011-11-18 2013-06-06 Mitsubishi Electric Corp プラント監視制御装置
JP2014109806A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Mitsubishi Electric Corp 表示装置および表示方法
JP2015132976A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションInternational Business Machines Corporation 特定領域を生成し表示する方法、装置及びプログラム。
US9600161B2 (en) 2014-01-14 2017-03-21 International Business Machines Corporation Generating and displaying a specific area
JP2018005428A (ja) * 2016-06-29 2018-01-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 表示入力装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4758950B2 (ja) 2011-08-31
CN101320270A (zh) 2008-12-10
CN101320270B (zh) 2010-09-29
US20080307344A1 (en) 2008-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4758950B2 (ja) プラント監視装置およびプラントの運転監視方法
JP4921338B2 (ja) プラント監視制御システム
US8184065B2 (en) Efficient mode switching in a video processor system
US9158453B2 (en) Human-machine interface having multiple touch trend manipulation capabilities
CA2679738A1 (en) Controlling display of a plurality of windows
CN100565659C (zh) 一种多显示器监控方法及装置
US20160109473A1 (en) Web-based interactive process facilities and systems management
EP2309358A1 (en) Plant monitoring control system
US20120166991A1 (en) Computing resource management in information technology systems
JP2012160073A (ja) プログラマブル表示器
JP5083629B2 (ja) 状態表示装置
JP4870034B2 (ja) プラント監視制御装置
JP2013105291A (ja) 監視制御Webシステム
US20150032419A1 (en) Plc designing apparatus
JP2009282870A (ja) 監視制御システム及び監視制御画面表示方法
US9972280B2 (en) Display control device, input operation device, and air traffic control system
JP2007157039A (ja) 監視制御画面表示装置
JP4197466B2 (ja) プロセスイベント発生履歴の表示方法
JP2012226653A (ja) 監視制御システム
JP2017151129A (ja) マルチディスプレイシステム
WO2015169681A1 (en) Method for operating a control system and graphical user interface
JP2017146868A (ja) プラント監視制御システム
CN113064570B (zh) 一种多显示器的显示方法、装置和设备及介质
KR102106155B1 (ko) 가상머신 토폴로지 상태 모니터링 방법 및 장치
CN101685618B (zh) 一种多显示器监控方法及装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090623

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110603

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4758950

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140610

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees