JP2008302107A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 扉用ヒンジの周辺、開閉扉の切り欠き部と枠体との間から、開閉扉の裏側へと不正部材を挿入する等の不正行為を未然に防止できるようにする。
【解決手段】 枠体2を遊技機本体1に対して開閉自在に枢着する枠用ヒンジ3と、開閉扉5を枠体2に対して開閉自在に枢着する扉用ヒンジ7とを上下に近接又は所定の間隔を置いて備え、開閉扉5にその開閉時にヒンジ3,7との干渉を避けるための切り欠き部42を形成した遊技機において、扉用ヒンジ7を覆うヒンジカバー43を枠体2に設け、このヒンジカバー43に、開閉扉5の切り欠き部42側と枠体2との間を塞ぐ閉塞部67を設ける。
【選択図】 図4

Description

本発明は、パチンコ機、アレンジボール機、雀球遊技機、スロットマシン等の遊技機に関するものである。
外枠の前側に上下一対の枠用ヒンジにより前枠を開閉自在に枢着し、この前枠の前側に上下一対の扉用ヒンジによりガラス扉を開閉自在に枢着したパチンコ機等の弾球遊技機の場合、上下の枠用ヒンジと扉用ヒンジとの内、枠用上部ヒンジと扉用上部ヒンジは上下に近接して配置され、しかもそのヒンジピンが前枠及びガラス扉の後端よりも前側にあるため、各ヒンジに対応して前枠及びガラス扉の上隅部に切り欠き部を形成して、前枠及びガラス扉の開閉時にヒンジと干渉しないようにしている。
しかし、このような構造では、その切り欠き部によって前枠とガラス扉との間に大きな隙間ができるため、その隙間からガラス扉の裏側へとピアノ線その他の不正部材を挿入して内部機構を不正に作動させたり、扉用上部ヒンジのヒンジピンを不正に押し下げて解除したりする等の不正行為を招く惧れがある。
そこで、例えば枠用上部ヒンジの外枠側の固定ヒンジブラケットに、上方に突出する突部とその中央に位置するピン孔とを形成し、枠用上部ヒンジの前枠側の可動ヒンジブラケットに、固定ヒンジブラケットの突部と嵌合する凹部を形成し、扉用上部ヒンジの可動ヒンジブラケットのヒンジピンを外枠側の固定ヒンジブラケットのピン孔に挿脱自在に挿入する等の対策が講じられている(特許文献1)。
特開2007−89675号公報
このような構造にすれば、外枠側の固定ヒンジブラケットを枠用上部ヒンジと扉用上部ヒンジとに兼用しているため、ガラス扉の切り欠き部が小さくなり不正行為を少なくできる利点がある。しかし、外枠側の固定ヒンジブラケットとガラス扉の切り欠き部との間には依然として隙間があるため、その隙間からガラス扉の裏側へと不正部材を挿入される惧れがあり、不正行為の防止と云う点では実効性に欠けるという問題がある。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑み、扉用ヒンジの周辺、開閉扉の切り欠き部と枠体との間から、開閉扉の裏側へと不正部材を挿入する等の不正行為を未然に防止できる遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、枠体2を遊技機本体1に対して開閉自在に枢着する枠用ヒンジ3と、開閉扉5を前記枠体2に対して開閉自在に枢着する扉用ヒンジ7とを上下に近接又は所定の間隔を置いて備え、前記開閉扉5にその開閉時に前記ヒンジ3,7との干渉を避けるための切り欠き部42を形成した遊技機において、前記扉用ヒンジ7を覆うヒンジカバー43を前記枠体2に設け、該ヒンジカバー43に、前記開閉扉5の前記切り欠き部42側と前記枠体2との間を塞ぐ閉塞部67を設けたものである。
本発明では、ヒンジカバー43を設けることにより、扉用ヒンジ7の周辺、開閉扉5の切り欠き部42と枠体2との間から、開閉扉5の裏側へと不正部材を挿入する等の不正行為を未然に防止できる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図面は本発明をパチンコ機等の弾球遊技機に採用した一実施例を例示する。図1、図2において、1は矩形枠状の外枠(遊技機本体の一例)であり、この外枠1の前に前枠(枠体の一例)2が配置されている。前枠2は左側において前枠2の上下両端部に配置された枠用上部ヒンジ3及び枠用下部ヒンジ4を介して外枠1に縦軸心廻りに開閉自在及び着脱自在に枢着されている。
前枠2の前面にはガラス扉(開閉扉の一例)5と前面扉6とが上下に配置され、このガラス扉5及び前面扉6は上下両端部に配置された扉用上部ヒンジ7,8、扉用下部ヒンジ9,10により前枠2に対して枠用ヒンジ3,4と同じ側で縦軸心廻りに開閉自在に装着されている。また前枠2にはガラス扉5の裏側に対応して遊技盤11が着脱自在に装着されている。なお、前枠2、ガラス扉5、前面扉6は枠用ヒンジ3,4と反対側に設けられた施錠手段12により外枠1に閉状態で施錠されている。
遊技盤11の前面には、発射手段13から発射された遊技球を案内するガイドレール14が環状に装着され、そのガイドレール14の内側の遊技領域15内に図柄表示手段、図柄始動手段、可変入賞手段、普通入賞手段等(何れも図示省略)の複数の遊技部品が装着されている。
ガラス扉5は、図5〜図10にも示すように、遊技盤11の遊技領域15に対応する窓孔16を有する扉枠17と、この扉枠17の裏側に装着された板金製の補強板18と、補強板18の裏側で扉枠17に着脱自在に装着され且つ窓孔16を塞ぐガラスユニット19と、窓孔16の外周で扉枠17の前面に装着された各種の装飾カバー20とを備え、ガラスユニット19を通して遊技盤11の遊技領域15を視認できるようになっている。
なお、ガラス扉5の前面上部には左右両側に放音口21が設けられ、この各放音口21に対応して前枠2の前面上部の左右両側にスピーカ22が設けられている。
前面扉6の前面には、発射用の遊技球を貯留するための供給皿24が装着され、この供給皿24を挟んで灰皿25と発射手段13の発射ハンドル26とが左右両側に配置されている。また前面扉6の裏側には球送り手段27が装着されており、遊技に際して遊技者が発射ハンドル26を操作した場合に、この球送り手段27が発射手段13の発射動作に連動して供給皿24の遊技球を発射手段13の発射レール28上へと1個ずつ送るようになっている。
前枠2は合成樹脂製であって、外枠1の前面側に当接可能な矩形状の枠部30と、この枠部30の上部側に設けられた遊技盤装着部31と、この遊技盤装着部31の下側で枠部30の下部に配置された支持板32とを一体に備えている。
前枠2の枠部30のヒンジ3,4、7〜10側の側縁部33には、図2、図3に示すように、枠用上部ヒンジ3、枠用下部ヒンジ4間に跨がって補強金具34が外側から嵌合され、この補強金具34によって前枠2の側縁部33が補強されている。補強金具34は前縁36と後縁37とを有する断面コ字状であり、その後縁37が裏側からのネジ等により枠部30の裏面に固定されている。
遊技盤装着部31には遊技盤11が前側から嵌脱自在に嵌合されている。遊技盤11はガイドレール14と反対側に配置された上下一対の固定具38により着脱自在に固定されている。支持板32には発射手段13、スピーカ39等が左右に配置されている。
発射手段13は球送り手段27に対応して支持板32の左右方向の略中央に配置されている。そして、遊技に際して遊技者が発射ハンドル26を操作した場合に、発射手段13の打撃槌で発射レール28上の遊技球を打撃してガイドレール14側へと発射するようになっている。
前枠2用の枠用上部ヒンジ3とガラス扉5用の扉用上部ヒンジ7は、図3〜図11に示すように、上下に所定の間隔で近接して配置されている。一方、ガラス扉5の上隅部には、図3、図11に示すように、ガラス扉5の開閉時に枠用上部ヒンジ3、扉用上部ヒンジ7との干渉を避けるための切り欠き部42が枠用上部ヒンジ3、扉用上部ヒンジ7に対応して設けられている。また前枠2の上隅部の前面には、図3〜図10に示すように、扉用上部ヒンジ7を覆い且つ切り欠き部42側でのガラス扉5と前枠2との間を閉塞するヒンジカバー43が設けられている。
従って、ガラス扉5を自在に開閉でき、またガラス扉5の上隅部に比較的大きな切り欠き部42があるにも拘わらず、扉用上部ヒンジ7の周辺を含む切り欠き部42側からガラス扉5の裏側、例えば遊技盤11の遊技領域15等への不正部材の挿入を防止できるようになっている。
ガラス扉5の切り欠き部42を除く上縁、施錠手段12側の側縁は、閉状態のときにガラス扉5の外周部の後端縁が枠部30の外周部の前面に当接又は近接し、補強板18の折り曲げ縁が枠部30の内側に嵌合している。またガラス扉5のヒンジ3,4,7〜10側の側縁部33では、補強板18の折り曲げ縁が補強金具34の前縁36の後側に嵌合している。このため、ガラス扉5の切り欠き部42を除く外周側でも、ガラス扉5の裏側へと不正部材を挿入することはできない。
切り欠き部42は、ガラス扉5の開閉時に枠用上部ヒンジ3、扉用上部ヒンジ7との干渉を避けるためのものであって、図3に示すように、枠用上部ヒンジ3に対応する上縦切り欠き面45及び上横切り欠き面46と、扉用上部ヒンジ7に対応する下縦切り欠き面47及び下横切り欠き面48から成り、全体としてガラス扉5の中央側から外下側へと下がる階段状に形成されている。このためガラス扉5の上隅部の切り欠き部42は、枠用上部ヒンジ3及び扉用上部ヒンジ7の上下方向の位置、前方への突出量を考慮して必要最小限の大きさにできる。
前枠2用の枠用上部ヒンジ3は、外枠1の上端に固定され且つ切り欠き部42の上横切り欠き面46の上側近傍の高さで前方に突出する固定ヒンジブラケット50と、前枠2の上端に固定され且つ固定ヒンジブラケット50の上側で前方へと突出する可動ヒンジブラケット51とを有する。そして、可動ヒンジブラケット51の前端部に下向きに固定されたヒンジピン52が固定ヒンジブラケット50のピン孔53に上側から挿脱自在に嵌合されている。固定ヒンジブラケット50は前枠2、ガラス扉5の上端面よりも下に配置され、またヒンジピン52は前枠2の後端よりも前側に配置されている。
なお、前枠2の上端部には、前枠2の開閉時に外枠1側の固定ヒンジブラケット50との干渉を避けるための切り欠き部54が補強金具34の上側に形成されている。しかし、この切り欠き部54は前枠2を閉状態にしたときに、後端周縁が外枠1の前面によって当接して閉塞されている。このため切り欠き部54側から前枠2の裏側へと不正部材を挿入することはできない。
ガラス扉5用の扉用上部ヒンジ7は、図3〜図5に示すように、枠用上部ヒンジ3の下側に所定の間隔を置いて配置されており、前枠2に固定され且つ切り欠き部42の下横切り欠き面48の上側近傍で前方へと突出する固定ヒンジブラケット55と、切り欠き部42の下横切り欠き面48側でガラス扉5に上下動自在に設けられ且つ固定ヒンジブラケット55の前端部のピン孔56に下側から挿脱自在に挿入されたヒンジピン57とを有する。ヒンジピン57はガラス扉5の前部側(ガラス扉5の後端よりも前側)に配置されている。
固定ヒンジブラケット55は、図5に示すように、前枠2の枠部30の裏側で下方へと屈曲する取り付け部55aを有し、その取り付け部55aが補強金具34にネジ等で着脱自在に固定されている。ヒンジピン57は補強板18に固定されたコ字状の保持金具58に上下方向に摺動自在に挿通されると共に、バネ59により固定ヒンジブラケット55側へと上方に付勢されている。
なお、ヒンジピン57は、補強板18の通孔60から裏側へと突出する摘まみ部61が屈曲形成され、この摘まみ部61によりヒンジピン57を上下方向に挿脱操作するようになっている。
保持金具58は、図5に示すように、その上端が切り欠き部42の下横切り欠き面48と略面一状に配置されており、補強板18の裏面に配置された当て板62と共にリベット等により補強板18の後縁に固定されている。当て板62の上端には、固定ヒンジブラケット55の下側近傍で後方へと屈曲してガラス扉5の後端縁よりも後方へと突出する屈曲部62aが設けられ、この屈曲部62aにより保持金具58の裏側で前枠2の枠部30との間の隙間を閉塞している。
このため、ガラス扉5の下横切り欠き面48と固定ヒンジブラケット55との間から、ガラス扉5の裏側へと不正部材を挿入することはできない。なお、ガラス扉5には、図10、図11に示すように、屈曲部62aの内側近傍で下縦切り欠き面47の後端から後方へと突出する突出壁63が設けられている。
ヒンジカバー43は、図3〜図12に示すように、前枠2の枠部30の前面に当接する本体部65と、この本体部65から前側に突出し且つ扉用上部ヒンジ7の固定ヒンジブラケット55を上側及び外周側から覆うカバー部66と、本体部65の前側に設けられ且つ切り欠き部42側が前側から当接及び/又は近接して前枠2とガラス扉5との間を塞ぐ閉塞部67とを一体に備え、ガラス扉5の裏側等への不正部材の挿入を阻止するようになっている。
本体部65は裏側が開放する箱状であって、左右方向に複数、例えば2本のネジ68,69により裏側から前枠2の枠部30に固定されている。2本のネジ68,69の内、一方のネジ68は補強金具34の裏側で覆われており、他方のネジ69は枠用上部ヒンジ3の可動ヒンジブラケット51の取り付け部51aと前枠2の枠部30を挟んで共締めしている。
カバー部66は本体部65の下部から前方に突出しており、また本体部65にはカバー部66の上側に枠用上部ヒンジ3に対応する切り欠き部70が形成され、この切り欠き部70とカバー部66との間に、カバー部66よりも突出量の小さい段部71が形成されている。このためカバー部66が本体部65から大きく突出しているにも拘わらず、この段部71によってカバー部66の基部側を補強でき、不正行為によるカバー部66の損傷等を未然に防止できる。
カバー部66の下側には凹部72が形成され、その凹部72に固定ヒンジブラケット55が下側から嵌合している。なお、カバー部66には、固定ヒンジブラケット55の上面に当接する当接縁73が前後方向に形成されている。
閉塞部67はカバー部66及び段部71の内側に縦方向に形成された外重合面74と、この外重合面74の後端側に形成された後当接面75と、本体部65の前面に形成された前当接面76と、前当接面76の前上側に形成された屈曲重合面77とを有する。
外重合面74は下端がカバー部66よりも若干下側に突出しており、ガラス扉5が閉状態のときに切り欠き部42の下縦切り欠き面47と左右に重合し、また下端部が屈曲部62aと突出壁63との間に嵌合している。
更に後当接面75の下端は外重合面74よりも若干下側に突出しており、ガラス扉5が閉状態のときに突出壁63の後端が前側から当接又は近接している。このためカバー部66と切り欠き部42の下縦切り欠き面47との間からガラス扉5の裏側へと不正部材を挿入することはできない。
前当接面76にはガラス扉5の切り欠き部42側の上縦切り欠き面45、上横切り欠き面46の後端が前側から当接又は近接している。屈曲重合面77は前当接面76から前側に突出する偏平な突部78の側面及び下面により形成され、ガラス扉5の閉状態のときに切り欠き部42の上縦切り欠き面45及び上横切り欠き面46に対して左右方向、上下方向に重合するようになっている。
このようにヒンジカバー43は、その当接面にガラス扉5の切り欠き部42側の後端縁が前側から当接又は近接するだけでなく、切り欠き部42の切り欠き面45〜48に近接して左右方向、上下方向に重合する重合面74,77を有するため、ヒンジカバー43の閉塞部67とガラス扉5の切り欠き部42との間に屈曲迷路状の閉塞路が形成されることになり、無理に外力を加えて不正部材を挿入するようなことも困難であり、不正行為の防止効果が更に向上する。
本体部65の外周には、前枠2の枠部30の外周縁30bに前側から当接する外周当接縁79がその上側から外側にかけて形成されている。このためヒンジカバー43と前枠2との間からガラス扉5の裏側へと不正部材を挿入することはできない。またカバー部66の外側は外周当接縁79の前側に外側からの切り込み部80があり、この切り込み部80に補強金具34の前縁36側の切り欠き部が入り、この切り欠き部の上側の外周当接縁79が補強金具34の前縁36の裏側に入っている。このため補強金具34側でも、ヒンジカバー43との間からガラス扉5の裏側へと不正部材を挿入することもできない。
従って、このような形状、構造のヒンジカバー43を使用し、そのヒンジカバー43の各部に対応してガラス扉5の切り欠き部42及び前枠2の対応部分を所定の形状、構造とすることによって、扉用上部ヒンジ7、切り欠き部42等の周辺部分からガラス扉5の裏側へと不正部材を挿入して、遊技盤11その他の内部機構に対して不正工作を行う等の不正行為を未然に防止できる。
また強度的、構造的に面積を比較的確保し難い後当接面75側では、外重合面74と下縦切り欠き面47との前後方向の重合幅を十分に取り、逆に上下方向及び左右方向の面積を確保し易い前当接面76側では、屈曲重合面77と上縦切り欠き面45及び上横切り欠き面46との前後方向の重合幅を小さくしているので、扉用ヒンジ7,9廻りのガラス扉5の開閉動作を損なうことなく不正部材の挿入を確実に阻止できる。
またヒンジカバー43のカバー部66は本体部65から前方に突出しているが、その基部側に段部71がある上に、下側の凹部72に固定ヒンジブラケット55が嵌合し、しかも枠用上部ヒンジ3の固定ヒンジブラケット50がその上側近傍にあるため、前枠2の着脱、ガラス扉5の着脱等に際してもヒンジカバー43、取り分けそのカバー部66の損傷等を防止できる。
なお、図2に示すように、ガラス扉5用の扉用下部ヒンジ9と前面扉6用の扉用上部ヒンジ8、前面扉6用の扉用下部ヒンジ10と前枠2用の枠用下部ヒンジ4は夫々上下に近接して配置されている。
前枠2用の枠用下部ヒンジ4は、前枠2の下側で外枠1に固定されて前側に突出する固定ヒンジブラケット83と、前枠2の下端に固定されて前側に突出する可動ヒンジブラケット84とを有し、固定ヒンジブラケット83の前端部に上向きに固定されたヒンジピンが可動ヒンジブラケット84のピン孔に下側から挿脱自在に嵌合されている。
前枠2用の枠用下部ヒンジ4と前面扉6用の扉用下部ヒンジ10との間には、図1、図13、図14に示すように、前枠2から前方に突出し且つ前面に枠用下部ヒンジ4に沿うように保護カバー85が装着された突部86が設けられている。保護カバー85は裏側に突出する左右一対の係合爪87を有し、この係合爪87を突部86の左右一対の係合孔88に係合させて着脱自在に固定されている。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は実施例に限られるものではなく種々の変更が可能である。例えば、実施例ではガラス扉5の上部側に配置された枠用上部ヒンジ3及び扉用上部ヒンジ7に対応する部分について例示したが、開閉扉側に切り欠き部42を設ける必要のある箇所であれば、他の枠用ヒンジ、扉用ヒンジに対応する箇所に利用してもよい。従って、開閉扉は、ガラス扉5以外の扉でもよい。
またヒンジカバー43の構造、扉側の切り欠き部42の形状、構造は、両者間に隙間が生じないように閉塞できるものであれば十分である。枠用ヒンジと扉用ヒンジは、実施例に例示するように上下方向に所定の間隔を置いて配置してもよいし、ガラス扉5の開閉に支障が生じないように上下に近接して配置してもよい。従って、カバー部66の上下に、枠用ヒンジと扉用ヒンジとの固定ヒンジブラケット50,55が嵌合する凹部を設け、このカバー部66で上下両側の固定ヒンジブラケット50,55を覆うように構成してもよい。
実施例では遊技機本体として外枠1を、枠体として前枠2を夫々例示しているが、枠体は遊技機本体の内側に配置される内枠とし、この内枠に開閉扉を開閉自在に装着してもよい。
その他、実施例では弾球遊技機について例示しているが、弾球遊技機以外の遊技機、例えばスロットマシン等の各種の遊技機でも同様に実施することができる。
本発明の一実施例を示すパチンコ機等の弾球遊技機の斜視図である。 同開閉扉を開放した状態の斜視図である。 同ヒンジ部の斜視図である。 同前枠の上隅部の正面図である。 同図4のA矢示図である。 同図4のB矢示図である。 同図4のC矢示図である。 同図4のD矢示図である。 同図4のE矢示図である。 同図4のF矢示図である。 同ガラス扉のヒンジ部側の平面図である。 同ヒンジカバーの斜視図である。 同保護カバー部の断面図である。 同保護カバーの斜視図である。
符号の説明
1 外枠(遊技機本体)
2 前枠(枠体)
3 枠用上部ヒンジ
5 ガラス扉(開閉扉)
7 扉用上部ヒンジ
11 遊技盤
30b 外周縁
42 切り欠き部
43 ヒンジカバー
45 上縦切り欠き面
46 上横切り欠き面
47 下縦切り欠き面
48 下横切り欠き面
65 本体部
66 カバー部
67 閉塞部
74 外重合面
76 当接面
77 屈曲重合面
79 外周当接部

Claims (5)

  1. 枠体(2)を遊技機本体(1)に対して開閉自在に枢着する枠用ヒンジ(3)と、開閉扉(5)を前記枠体(2)に対して開閉自在に枢着する扉用ヒンジ(7)とを上下に近接又は所定の間隔を置いて備え、前記開閉扉(5)にその開閉時に前記ヒンジ(3,7)との干渉を避けるための切り欠き部(42)を形成した遊技機において、前記扉用ヒンジ(7)を覆うヒンジカバー(43)を前記枠体(2)に設け、該ヒンジカバー(43)に、前記開閉扉(5)の前記切り欠き部(42)側と前記枠体(2)との間を塞ぐ閉塞部(67)を設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記開閉扉は前記枠体(2)に装着された遊技盤(11)の遊技領域(15)を透視可能に覆うガラス扉(5)であり、前記閉塞部(67)は前記ガラス扉(5)を閉じたときに該ガラス扉(5)の前記切り欠き部(42)側の後端縁が前側から近接又は当接することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記ヒンジカバー(43)は、前記枠体(2)の前面に当接して固定される本体部(65)と、該本体部(65)から前側に突出し且つ前記扉用ヒンジ(7)が下側から嵌合するカバー部(66)と、前記本体部(65)の前側に配置され且つ前記開閉扉(5)を閉じたときに該開閉扉(5)の前記切り欠き部(42)側の後端縁が前側から当接する前記閉塞部(67)とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記閉塞部(67)は、前記開閉扉(5)の前記切り欠き部(42)側の後端が前側から当接する前当接面(76)と、該前当接面(76)よりも前側に突出し且つ前記切り欠き部(42)の切り欠き面(45〜48)に近接し重合する重合面(74,77)とを有することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
  5. 前記ヒンジカバー(43)は、前記枠用ヒンジ(3)の近傍で前記枠体(2)の外周縁(30b)の前面に当接する外周当接部(79)を有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の遊技機。
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