JP2008300539A - 部品内蔵プリント配線板、部品内蔵プリント配線板の製造方法および電子機器 - Google Patents

部品内蔵プリント配線板、部品内蔵プリント配線板の製造方法および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】内蔵回路部品で発生した熱を効率よく外部に導出する放熱構造を具備した部品内蔵プリント配線板を提供する。
【解決手段】第1の基材11と、この第1の基材11に積層された第2の基材14と、上記第1の基材11の内層側に実装された第1の半導体集積回路部品12と、上記第2の基材14の内層側に実装された第2の半導体集積回路部品15と、上記第1の半導体集積回路部品12と上記第2の半導体集積回路部品15とを導電性の接合材により接合した接合部16とを具備して構成した部品内蔵プリント配線板10を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回路部品を内蔵した部品内蔵プリント配線板に関する。
パーソナルコンピュータ等の電子機器に用いられるプリント配線板は、配線および部品の高密度実装化に伴い、回路部品を内蔵した多層プリント配線板が開発され適用されるようになってきた。この種、回路部品を内蔵した従来のプリント配線板として、第1基板および第2基板のそれぞれに電子部品を搭載し、第1基板および第2基板を、電子部品を搭載した面を対向させて、電磁シートを挟み、これらを絶縁性接着シートで接着した基板構造が存在する。
特開2006−344887号公報
上記したような回路部品を内蔵したプリント配線板において、内蔵する回路部品が自己発熱の大きな半導体集積回路である場合、内蔵回路部品で発生した熱が基板内に留まり、滞留した熱がさらに内蔵回路部品および基板内の温度上昇を増長することから、内蔵回路部品で発生した熱を効率よく迅速に外部に導出して内蔵回路部品の温度を常に一定の温度以下にする放熱手段が必要とされる。
本発明は、内蔵回路部品で発生した熱を効率よく外部に導出する放熱構造を具備する部品内蔵プリント配線板を提供することを目的とする。
本発明は、第1の基材と、前記第1の基材に積層された第2の基材と、前記第1の基材の内層側に実装された第1の回路部品と、前記第2の基材の内層側に実装された第2の回路部品と、前記第1の回路部品と前記第2の回路部品とを導電性の接合材により接合した接合部と、を具備した部品内蔵プリント配線板を特徴とする。
内蔵回路部品が発生した熱を効率よく外部に導出する放熱構造を具備した部品内蔵プリント配線板が提供できる。
以下図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
本発明の第1実施形態に係る部品内蔵プリント配線板は、図1に示すように、第1の基材11と、この第1の基材11に積層された第2の基材14と、上記第1の基材11の内層側に実装された第1の半導体集積回路部品12と、上記第2の基材14の内層側に実装された第2の半導体集積回路部品15と、上記第1の半導体集積回路部品12と上記第2の半導体集積回路部品15とを導電性の接合材により接合した接合部16とを具備して構成される。
第1の基材11と第2の基材14は絶縁層17を介して積層されている。第1の基材11と第2の基材14には、それぞれ絶縁シートを挟んで表層側および内層側に配線パターンを形成する導電層が設けられている。
第1の基材11の表層側に設けられた導電層11aには、例えばスルーホール(th)、ビアホール(vh)等のランドを含む所定の配線パターンが形成されている。上記第1の基材11の内層側には、上記第1の半導体集積回路部品12を実装する部品実装面部11pに、第1の半導体集積回路部品12に設けられた複数の電極(図示せず)に対応する複数の部品接合電極11bが形成されている。上記各部品接合電極11bは、第1の半導体集積回路部品12の各電極にはんだ(s)で接合されている。ここでは一部の部品接合電極11bが、第1の基材11の表層から穿設されたビアホール(vh)に接続されている例を示している。
第2の基材14の表層側に設けられた導電層14aには、例えばスルーホール(th)、ビアホール(vh)等のランドを含む所定の配線パターンが形成されている。上記第2の基材14の内層側には、上記第2の半導体集積回路部品15を実装する部品実装面部14pに、第2の半導体集積回路部品15に設けられた複数の電極(図示せず)に対応する複数の部品接合電極14bが形成されている。上記各部品接合電極14bは、第2の半導体集積回路部品15の各電極にはんだ接合されている。図1では一部の部品接合電極14bが、第2の基材14の表層から穿設されたビアホール(vh)に接続されている例を示している。なお、部品実装面部11p,14pには、部品実装面全域に亘って一定の間隔で例えば格子状に複数の部品接合電極が配置されているが、図1では省略して部品実装面部11p,14pの両端のみの部品接合電極11b,14bを示している。
上記各部品実装面部11p,14pに実装された第1、第2の半導体集積回路部品12,15は、それぞれ動作時に熱を発生する半導体デバイスであり、互いに対向する面部(電極形成面に対して反対側の面)に、はんだ接合が可能な複数のパッドを有している。例えば、第1、第2の半導体集積回路部品12,15はシリコン貫通電極(c)と該電極のパッドを有して構成されている。
このシリコン貫通電極(c)を用いて、第1の半導体集積回路部品12と第2の半導体集積回路部品15が導電性の接合材を用いた接合部16により相互に接合されている。この接合部16は、例えば、はんだボールを用いて構成される。接合部16は、はんだボールの他に、例えば、Agバンプ、Auバンプ、ACP(anisotropic conductive paste)、ACF(anisotropic conductive film)、NCP(non-conductive paste)若しくはNCF(non-conductive film)等の金属スタッドバンプ若しくは導電性ペースト若しくは異方性導電フィルムを用いて構成することも可能である。
このように構成された部品内蔵プリント配線板10は、例えば第1の基材11の表層を放熱面としたとき、第2の基材14の内層側に実装された第2の回路部品15から発生した熱が、接合部16を放熱路として、第1の半導体集積回路部品12を介し第1の基材11の内層面に伝導され、さらに第1の基材11に設けられたスルーホール(th)、ビアホール(vh)、配線パターン等を介し第1の基材11の表層面に伝導されて放熱される。また、第2の基材14の表層を放熱面としたとき、第1の基材11の内層側に実装された第1の回路部品12から発生した熱が、接合部16を放熱路として、第2の半導体集積回路部品15を介し第2の基材14の内層面に伝導され、さらに第2の基材14に設けられたスルーホール(th)、ビアホール(vh)、配線パターン等を介し第2の基材14の表層面に伝導されて放熱される。このように、内蔵回路部品相互を接合した導電性の接合部16を放熱路とした熱伝導経路によって、内蔵回路部品から発生した熱を効率よく迅速に放熱することができる。
上記した部品内蔵プリント配線板10の製造工程を図2乃至図5に示す。なお、図2乃至図5に示す工程では、スルーホール(th)、ビアホール(vh)、シリコン貫通電極(c)等を省略して示している。また接合部16を構成する導電性の接合材を接合部と同一符号(16)で示し、絶縁層17を形成する絶縁シートを絶縁層と同一符号(17)で示している。
図2に示す工程1では、第1の基材11の内層側に設けられた部品実装面部11pに、第1の半導体集積回路部品12を実装する。この工程1では、第1の基材11の部品実装面部11pに、第1の半導体集積回路部品12を配置して、部品実装面部11pに設けられた複数の部品接合電極11bに、半導体集積回路部品12の電極をはんだ(s)で接合することにより、第1の基材11の部品実装面部11pに、第1の半導体集積回路部品12がはんだ実装される。
図3に示す工程2では、上記工程1と同様に、第2の基材14の内層側に設けられた部品実装面部14pに、第2の半導体集積回路部品15を実装する。この工程2では、第2の基材14の部品実装面部14pに、第2の半導体集積回路部品15を配置して、部品実装面部14pに設けられた複数の部品接合電極14bに、半導体集積回路部品15の電極をはんだ(s)で接合することにより、第2の基材14の部品実装面部14pに、第2の半導体集積回路部品15がはんだ実装される。
図4に示す工程3では、第1の基材11の部品実装面部11pに実装された第1の半導体集積回路部品12(若しくは第2の基材14の部品実装面部14pに実装された第2の半導体集積回路部品15)の上面(電極形成面に対して反対側の面)に、若しくは第2の基材14の部品実装面部14pに実装された第2の半導体集積回路部品15の上面に、導電性の接合材(16)を塗布する。この工程3では、第1の半導体集積回路部品12(若しくは第2の半導体集積回路部品15)の上面に設けられたシリコン貫通電極(c)のパッド上に、導電性の接合材(16)となる、はんだボールを付着させる。
図5に示す工程4では、第1の半導体集積回路部品12を実装した第1の基材11の内層側と、第2の半導体集積回路部品15を実装した第2の基材14の内層側とを対向配置し、位置合わせして、その間に、絶縁層17を形成する絶縁シート(17)を介挿し、熱圧着により、第1の基材11に第2の基材14を積層する。この工程4では、熱圧着による積層工程で、上記工程3において第1の半導体集積回路部品12(若しくは第2の半導体集積回路部品15)のシリコン貫通電極(c)のパッド上に付着させた導電性の接合材(16)となるはんだボールを溶融させて、第1の半導体集積回路部品12と上記第2の半導体集積回路部品15とを導電性の接合材(16)により接合する。
これにより、図1に示すように、第1の基材11の内層側に実装された第1の半導体集積回路部品12と、第2の基材14の内層側に実装された第2の半導体集積回路部品15とを導電性の接合部16により接合した、接合部16を放熱路とした部品内蔵プリント配線板が構成される。
本発明に係る部品内蔵プリント配線板の他の構成例を図6乃至図9に示す。
本発明の第2実施形態に係る部品内蔵プリント配線板は、図6に示すように、第1の基材21と、この第1の基材21に絶縁層27を介して積層された第2の基材24と、上記第1の基材21の内層側に設けられた銅箔のベタパターン21bと、このベタパターン21bに実装された第1の半導体集積回路部品22と、上記第2の基材24の内層側部品実装面部24pに実装された第2の半導体集積回路部品25と、上記第1の半導体集積回路部品22と上記第2の半導体集積回路部品25とを導電性の接合材により接合した接合部26とを具備して構成される。なお、第1の基材21および第2の基材24の表層側に設けられた導電層21a,24aには、例えばスルーホール(th)、ビアホール(vh)等のランドを含む所定の配線パターンが形成されている。部品実装面部24pには、部品実装面全域に亘って一定の間隔で例えば格子状に複数の部品接合電極24bが配置されている。
この図6に示す第2実施形態の部品内蔵プリント配線板20は、図に一点鎖線で示すように、第2の基材24の内層側部品実装面部24pに実装された第2の半導体集積回路部品25から発生した熱が、接合部26を放熱路として、ベタパターン21bに伝導され、さらに第1の基材21に設けられたビアホール(vh)等を介して第1の基材21の表層面に伝導され、放熱される。
本発明の第3実施形態に係る部品内蔵プリント配線板は、図7に示すように、金属プレートにより構成される第1の基材31と、この第1の基材31に絶縁層37を介して積層された第2の基材34と、上記第1の基材(金属プレート)31に実装された第1の半導体集積回路部品32と、上記第2の基材34の内層側部品実装面部34pに実装された第2の半導体集積回路部品35と、上記第1の半導体集積回路部品32と上記第2の半導体集積回路部品35とを導電性の接合材により接合した接合部36とを具備して構成される。なお、第2の基材34の表層側に設けられた導電層24aには、例えばスルーホール、ビアホール等のランドを含む所定の配線パターンが形成されている。部品実装面部34pには、部品実装面全域に亘って一定の間隔で例えば格子状に複数の部品接合電極34bが配置されている。
この図7に示す第3実施形態の部品内蔵プリント配線板30は、図に一点鎖線で示すように、第2の基材34の内層側部品実装面部34pに実装された第2の半導体集積回路部品35から発生した熱が、接合部36を放熱路として、第1の半導体集積回路部品32を介して第1の基材(金属プレート)31に伝導され、放熱される。
本発明の第4実施形態に係る部品内蔵プリント配線板は、図8に示すように、第1の基材41と、この第1の基材41に絶縁層47を介して積層された第2の基材44と、上記第1の基材41の外層側に設けられた、電源のグランドパターン41aと、上記第1の基材41の内層側に実装された第1の半導体集積回路部品42と、上記第2の基材44の内層側部品実装面部に実装された第2の半導体集積回路部品45と、上記第1の半導体集積回路部品42と上記第2の半導体集積回路部品45とを導電性の接合材により接合した接合部46とを具備して構成される。なお、第1の基材41および第2の基材44の表層側に設けられた導電層41a,44aには、例えばスルーホール(th)、ビアホール(vh)等のランドを含む所定の配線パターンが形成されている。第1の基材41および第2の基材44の内層側部品実装面部には、部品実装面全域に亘って一定の間隔で例えば格子状に複数の部品接合電極41b,44bが配置されている。
この図8に示す第4実施形態の部品内蔵プリント配線板40は、図に一点鎖線で示すように、第2の基材44の内層側部品実装面部に実装された第2の半導体集積回路部品45から発生した熱が、接合部46を放熱路として、第1の半導体集積回路部品42を介し第1の基材41の表層面に伝導され、放熱される。
本発明の第5実施形態に係る部品内蔵プリント配線板は、図9に示すように、第1の基材51と、この第1の基材51に絶縁層57を介して積層された第2の基材54と、上記第1の基材51の外層側に設けられた電源のグランドパターン51aと、上記第1の基材51の内層側に設けられた、電磁遮蔽層を兼ねるベタパターン51bと、このベタパターン51bに実装された第1の半導体集積回路部品52と、上記第2の基材54の内層側部品実装面部に実装された第2の半導体集積回路部品55と、上記第1の半導体集積回路部品52と上記第2の半導体集積回路部品55とを導電性の接合材により接合した接合部56とを具備して構成される。なお、第1の基材51および第2の基材54の表層側に設けられた導電層51a,54aには、例えばスルーホール(th)、ビアホール(vh)等のランドを含む所定の配線パターンが形成されている。第2の基材54の内層側部品実装面部には、部品実装面全域に亘って一定の間隔で例えば格子状に複数の部品接合電極54bが配置されている。
この図9に示す第5実施形態の部品内蔵プリント配線板50は、図に一点鎖線で示すように、第2の基材54の内層側部品実装面部に実装された第2の半導体集積回路部品55から発生した熱が、接合部56を放熱路として、第1の半導体集積回路部品52を介し、さらに、電磁遮蔽層を兼ねるベタパターン51bを介して第1の基材51の表層面に伝導され、放熱される。
本発明の第6実施形態を図10に示す。
この第6実施形態は、上記第1実施形態により製造されたプリント配線板10を用いて電子機器を構成している。図10は上記第1実施形態に係るプリント配線板10をハンディタイプのポータブルコンピュータ等の小型電子機器に適用した例を示している。
図10に於いて、ポータブルコンピュータ1の本体2には、表示部筐体3がヒンジ機構を介して回動自在に設けられている。本体2には、ポインティングデバイス4、キーボード5等の操作部が設けられている。表示部筐体3には例えばLCD等の表示デバイス6が設けられている。
また本体2には、上記ポインティングデバイス4、キーボード5等の操作部および表示デバイス6を制御する制御回路を組み込んだ回路板(マザーボード)8が設けられている。この回路板8は、上記図1に示した第1実施形態のプリント配線板10を用いて実現される。
この回路板8を構成するプリント配線板10は、内層側の部品実装面部11pに複数の部品接合電極11bを配置した第1の基材11と、この第1の基材11に積層され、内層側の部品実装面部14pに複数の部品接合電極14bを配置した第2の基材14と、上記第1の基材11の内層側部品実装面部11pに実装された第1の半導体集積回路部品12と、上記第2の基材14の内層側部品実装面部14pに実装された第2の半導体集積回路部品15と、上記第1の半導体集積回路部品12と上記第2の半導体集積回路部品15とを導電性の接合材により接合した接合部16とを具備して構成される。なお、第1の基材11および第2の基材14の表層側に設けられた導電層11a,14aには、例えばスルーホール(th)、ビアホール(vh)等のランドを含む所定の配線パターンが形成されている。
このように構成された部品内蔵プリント配線板10を用いて構成された回路板8において、例えば第1の基材11の表層を放熱面としたとき、第2の基材14の内層側に実装された第2の回路部品15から発生した熱が、接合部16を放熱路として、第1の半導体集積回路部品12を介し第1の基材11の内層面に伝導され、さらに第1の基材11に設けられたスルーホール(th)、ビアホール(vh)、配線パターン等を介し第1の基材11の表層面に伝導されて放熱される。
このように、内蔵回路部品相互を接合した導電性の接合部16を放熱路とした熱伝導経路によって、内蔵回路部品から発生した熱を効率よく迅速に放熱することができる。
上記構成の部品内蔵プリント配線板10を用いて回路板8を構成することによって、回路板8の部品および配線の実装密度をより高め、回路板8および本体2をより小型、薄型化できるとともに、実装半導体集積回路部品を内蔵した回路板8の内部温度を一定の温度に保ち、安定した動作を期待できる。
なお、上記した各実施形態においては、2枚の両面配線基材を積層して4層構造とした部品内蔵プリント配線板を例に示したが、さらに両面配線基材若しくは片面配線基材を積層して多層の部品内蔵プリント配線板を構成することも可能である。
本発明の第1実施形態に係る部品内蔵プリント配線板の構成を示す図。 上記第1実施形態に係る部品内蔵プリント配線板の製造工程を示す図。 上記第1実施形態に係る部品内蔵プリント配線板の製造工程を示す図。 上記第1実施形態に係る部品内蔵プリント配線板の製造工程を示す図。 上記第1実施形態に係る部品内蔵プリント配線板の製造工程を示す図。 本発明の第2実施形態に係る部品内蔵プリント配線板の構成を示す図。 本発明の第3実施形態に係る部品内蔵プリント配線板の構成を示す図。 本発明の第4実施形態に係る部品内蔵プリント配線板の構成を示す図。 本発明の第5実施形態に係る部品内蔵プリント配線板の構成を示す図。 本発明の第6実施形態に係る電子機器の構成を示す図。
符号の説明
1…ポータブルコンピュータ、2…本体、3…表示部筐体、4…ポインティングデバイス、5…キーボード、6…表示デバイス、8…回路板(マザーボード)、10,20,30,40,50…部品内蔵プリント配線板、11,21,331,41,51…第1の基材、12,22,32,42,52…第1の半導体集積回路部品、14,24,34,44,54…第2の基材、15,25,35,45,55…第2の半導体集積回路部品、16,26,36,46,56…接合部(導電性の接合材)。

Claims (9)

  1. 第1の基材と、
    前記第1の基材に積層された第2の基材と、
    前記第1の基材の内層側に実装された第1の回路部品と、
    前記第2の基材の内層側に実装された第2の回路部品と、
    前記第1の回路部品と前記第2の回路部品とを導電性の接合材により接合した接合部と、
    を具備したことを特徴とする部品内蔵プリント配線板。
  2. 前記接合材は、はんだ、若しくは金属スタッドバンプ、若しくは導電性ペースト、若しくは異方性導電フィルムであることを特徴とする請求項1に記載の部品内蔵プリント配線板。
  3. 前記接合部は、前記第2の回路部品で発生した熱を前記第1の基材に伝導する放熱路を形成していることを特徴とする請求項1に記載の部品内蔵プリント配線板。
  4. 前記第1の回路部品は、前記接合部に接合した貫通ビアを有する半導体集積回路部品である請求項1に記載の部品内蔵プリント配線板。
  5. 前記第1の基材の内層に、前記第2の回路部品で発生した熱を前記接合部および前記第1の回路部品を介して受熱するベタパターンを設けたことを特徴とする請求項3に記載の部品内蔵プリント配線板。
  6. 前記第1の基材は金属プレートであることを特徴とする請求項3に記載の部品内蔵プリント配線板。
  7. 前記第1の基材の外層に、前記第2の回路部品で発生した熱を前記接合部および前記第1の回路部品を介して外部に放熱する、電源回路のグランドパターンを設けたことを特徴とする請求項3に記載の部品内蔵プリント配線板。
  8. 部品内蔵プリント配線板の製造方法であって、
    第1の基材の内層側に第1の回路部品を実装する工程と、
    第2の基材の内層側に第2の回路部品を実装する工程と、
    前記第1の回路部品の表面と前記第2の回路部品の表面とを互いに向かい合わせて前記両表面の一部を導電性の接合材により接合し、前記第1の基材に前記第2の基材を積層する工程と、
    を具備したことを特徴とする部品内蔵プリント配線板の製造方法。
  9. 電子機器本体と、この電子機器本体に設けられた回路基板とを具備し、
    前記回路基板は、積層された第1、第2の基材と、前記第1の基材の内層側に実装された第1の回路部品と、前記第2の基材の内層側に実装された第2の回路部品と、前記第1の回路部品と前記第2の回路部品とを導電性の接合材により接合した接合部とを具備した部品内蔵プリント配線板により構成されていることを特徴とする電子機器。
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