JP2008300479A - 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法 - Google Patents

荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法 Download PDF

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Abstract

【目的】描画時間を短縮すると共にマルチカラムを用いた場合でも高さ測定を行なうセンサ数を低減させた装置を提供することを目的とする。
【構成】本発明の一態様の描画装置100は、試料101を載置して、所定の方向に移動するXYステージ105と、試料101の描画領域に電子ビーム200を照射するカラム220と、カラム220の後方に位置し、試料101の描画領域に電子ビーム300を照射するカラム320と、所定の方向に対してカラム220が電子ビーム200を照射する位置よりも前方と前記照射する位置の略直下とのいずれかの位置での試料の高さを測定するzセンサ(投光器209と受光器210)と、を備えたことを特徴とする。本発明によれば、描画時間を短縮することができ、かつカラム数よりもセンサ数を少なくすることができる。
【選択図】図9

Description

本発明は、荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法に係り、例えば、試料面高さで描画位置を補正する場合の試料面高さの測定手順或いは利用方法、及び試料面高さを測定するマルチカラムを搭載した描画装置に関する。
半導体デバイスの微細化の進展を担うリソグラフィ技術は半導体製造プロセスのなかでも唯一パターンを生成する極めて重要なプロセスである。近年、LSIの高集積化に伴い、半導体デバイスに要求される回路線幅は年々微細化されてきている。これらの半導体デバイスへ所望の回路パターンを形成するためには、高精度の原画パターン(レチクル或いはマスクともいう。)が必要となる。ここで、電子線(電子ビーム)描画技術は本質的に優れた解像性を有しており、高精度の原画パターンの生産に用いられる。
図14は、可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。
可変成形型電子線(EB:Electron beam)描画装置は、以下のように動作する。まず、第1のアパーチャ410には、電子線330を成形するための矩形例えば長方形の開口411が形成されている。また、第2のアパーチャ420には、開口411を通過した電子線330を所望の矩形形状に成形するための可変成形開口421が形成されている。荷電粒子ソース430から照射され、開口411を通過した電子線330は、偏向器により偏向される。そして、可変成形開口421の一部を通過して、ステージ上に搭載された試料に照射される。ステージは、描画中、所定の一方向(例えば、X方向とする)に連続的に移動している。このように、開口411と可変成形開口421との両方を通過できる矩形形状が、試料340の描画領域に描画される。開口411と可変成形開口421との両方を通過させ、任意形状を作成する方式を可変成形方式という。
ここで、電子ビーム描画装置では、マスクやウェハ等の試料面の高さによって、描画位置が変化する。そのため、高さ(z)を測定してその値に依存して位置を補正することが求められる。例えば、描画前に事前にマスク全体の高さを測定しておき、その値を利用して補正しながら描画する(例えば、特許文献1参照)。或いは、描画しながら高さのデータを得て、その値を利用してリアルタイムに補正しながら描画するといったことも考えられる。
また、1つの電子鏡筒に2つ以上の光学系カラムを積み込んだマルチカラムセル(MCC)方式の描画装置が開発されている。そして、各カラムは同じ描画条件に構成され、各カラムでそれぞれ可変成形描画を行なっている(例えば、非特許文献1〜3参照)。
特許第3277746号公報 安田洋、原口岳士 他,"マルチコラムセルMCC−PoC(proof of concept)system評価",第3回荷電粒子光学シンポジウム,pp125−128,平成15年9月18−19日 T.Haraguchi,T.Sakazaki,S.Hamaguchi and H.Yasuda,"Development of electromagnetic lenses for multielectron beam lithography system",2726,J.Vac.Sci.Technol.B20(6),Nov/Dec 2002 T.Haraguchi,T.Sakazaki,T.Satoh,M.Nakano,S.Hamaguchi,T.Kiuchi,H.Yabara and H.Yasuda,"Multicolumn cell:Evaluation of the proof of concept system",985,J.Vac.Sci.Technol.B22(3),May/Jun 2004
上述したように、事前に高さを測定する手法がある。しかしながら、事前に高さを測定する場合、その測定時間がそのままロスタイムとなって描画時間が長くなってしまうといった問題があった。また、マルチカラムを搭載した描画装置においてリアルタイムで補正する場合には、カラムの数分だけの高さ測定器(zセンサ)が必要となってしまう。これでは装置の製造コストが上がってしまうといった問題が生じる。さらに、多くのzセンサの実装にはzセンサを小型化しなければならず困難が伴ってしまう。
そこで、本発明は、かかる問題点を克服し、高さ測定に伴う描画時間の増加を抑制する方法を提供することを目的とする。また、その他に、マルチカラムを用いた場合にセンサ数を低減させる装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様の荷電粒子ビーム描画装置は、
試料を載置して、所定の方向に移動するステージと、
試料の描画領域に荷電粒子ビームを照射する第1のカラムと、
所定の方向に対して第1のカラムの後方に位置し、試料の描画領域に荷電粒子ビームを照射する第2のカラムと、
所定の方向に対して第1のカラムが荷電粒子ビームを照射する位置よりも前方と照射する位置の略直下とのいずれかの位置での試料の高さを測定するセンサと、
を備えたことを特徴とする。
また、荷電粒子ビーム描画装置は、カラム数よりも少ない数の上述したセンサを備えたことを特徴とする。
そして、かかる装置を用いた本発明の一態様の荷電粒子ビーム描画方法は、
試料の描画領域を短冊状に仮想分割したことによって形成された複数の描画小領域のうち、第n番目の描画小領域の試料面高さを、試料を所定の方向に移動させながら測定する工程と、
所定の方向に対して前方に位置する第1のカラムを通って照射された荷電粒子ビームを用いて、所定の方向に移動する試料上の第n番目の描画小領域に測定された第n番目の描画小領域の試料面高さに基づいて描画位置が補正された第1のパターンを描画する工程と、
所定の方向に対して後方に位置する第2のカラムを通って照射された荷電粒子ビームを用いて、所定の方向に移動する試料上の第n番目の描画小領域に既に1回用いられた第n番目の描画小領域の試料面高さの情報を再度用いて描画位置が補正された第2のパターンを描画する工程と、
を備えたことを特徴とする。
かかる構成により、1回の描画動作中に高さ測定と描画位置補正を行なう。そのため、高さ測定のための時間を別に用意する必要がない。よって、描画時間を短縮することができる。さらに、前方後方の2段のマルチカラムを用いる場合でも1つのセンサで済ますことができる。すなわち、カラム数よりも少ないセンサでも描画位置補正を行なうことができる。後方のカラムでの補正に使用するために、メモリ等が、測定した高さの情報を描画小領域上の位置情報とともに記憶しておけばよい。
また、第n番目の描画小領域の試料面高さの測定と同時期に、所定の方向に移動する試料上の第n+k(k≧1)番目の描画小領域の試料面高さを測定する工程と、
第n番目の描画小領域への第1のカラムを用いた描画と同時期に、所定の方向に対して前方に位置する第3のカラムを通って照射された荷電粒子ビームを用いて、所定の方向に移動する試料上の第n+k番目の描画小領域に測定された第n+k番目の描画小領域の試料面高さに基づいて描画位置が補正された第3のパターンを描画する工程と、
第n番目の描画小領域への第2のカラムを用いた描画と同時期に、所定の方向に対して後方に位置する第4のカラムを通って照射された荷電粒子ビームを用いて、所定の方向に移動する試料上の第n+k番目の描画小領域に既に1回用いられた第n+k番目の描画小領域の試料面高さの情報を再度用いて描画位置が補正された第4のパターンを描画する工程と、
をさらに備えると好適である。
かかる構成により、2×2のマルチカラムを搭載した描画装置において、センサ数を減らしながらも描画位置を補正した描画を平行して2列同時に行なうことができる。その結果、さらに、描画時間の短縮を図ることができる。
本発明の他の態様の荷電粒子ビーム描画方法は、
試料の描画領域を短冊状に仮想分割したことによって形成された複数の描画小領域のうち、第n番目の描画小領域に荷電粒子ビームを用いて試料を所定の方向に移動させながら第n番目の描画小領域用のパターンを描画する工程と、
第n番目の描画小領域の描画が終了後、試料を所定の方向の逆方法に移動させながら第n+1番目の描画小領域の試料面高さを測定する工程と、
第n+1番目の描画小領域の試料面高さの測定終了後、第n+1番目の描画小領域に、第n番目の描画小領域への描画に用いたカラムを通って照射された荷電粒子ビームを用いて試料を前記所定の方向に移動させながら既に測定された第n+1番目の描画小領域の試料面高さに基づいて描画位置が補正された第n+1番目の描画小領域用のパターンを描画する工程と、
を備えたことを特徴とする。
第n番目の描画小領域の描画終了後に第n+1番目の描画小領域の描画終了位置から描画開始位置に戻るように移動する。その結果、戻る間に第n+1番目の描画小領域の試料面高さを測定することができる。そのため、高さ測定のための時間を別に用意する必要がない。よって、描画時間を短縮することができる。
また、各描画小領域を描画する際に、複数のカラムを通って照射される複数の荷電粒子ビームが用いられるようにしても好適である。
また、第n番目の描画小領域への描画と同時期に、所定の方向に移動する試料上の第n+k(k≧2)番目の描画小領域に、第n番目の描画小領域への描画に用いるカラムと異なるカラムから照射された荷電粒子ビームを用いて第n+k番目の描画小領域用のパターンを描画する工程と、
第n+1番目の描画小領域の試料面高さの測定と同時期に、所定の方向の逆方法に移動する試料上の第n+k+1番目の描画小領域の試料面高さを測定する工程と、
第n+1番目の描画小領域への描画と同時期に、所定の方向に移動する試料上の第n+k+1番目の描画小領域に、第n+k番目の描画小領域への描画に用いたカラムを通って照射された荷電粒子ビームを用いて既に測定された第n+k+1番目の描画小領域の試料面高さに基づいて描画位置が補正された第n+k+1番目の描画小領域用のパターンを描画する工程と、
をさらに備えても好適である。
かかる構成により、異なる描画小領域を同時に描画することができるので、描画時間の短縮につながる。さらに、次の描画開始位置まで戻る際にそれぞれ次の描画小領域の試料面高さを測定することができる。
本発明によれば、描画時間を短縮することができる。さらに、リアルタイムで高さを測定して描画位置を補正する際にマルチカラムを用いる場合でも高さを測定するセンサの数はカラム数よりも少なくすることができる。
以下、実施の形態では、荷電粒子ビームの一例として、電子ビームを用いた構成について説明する。但し、荷電粒子ビームは、電子ビームに限るものではなく、イオンビーム等の他の荷電粒子を用いたビームでも構わない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における描画装置の構成を示す概念図である。
図1において、描画装置100は、描画部150と制御部160を備えている。描画装置100は、荷電粒子ビーム描画装置の一例となる。そして、描画装置100は、試料101に所望するパターンを描画する。制御部160は、制御回路110、メモリ112、及び磁気ディスク装置114を備えている。描画部150は、電子鏡筒102、描画室103を有している。電子鏡筒102内には、電子銃201、照明レンズ202、第1のアパーチャ203、投影レンズ204、偏向器205、第2のアパーチャ206、対物レンズ207、及び偏向器208が配置されている。また、描画室103内には、移動可能に配置されたXYステージ105が配置されている。また、XYステージ105上には、試料101が配置されている。試料101として、例えば、ウェハにパターンを転写する露光用のマスクが含まれる。また、このマスクは、例えば、まだ何もパターンが形成されていないマスクブランクスが含まれる。さらに、描画室103の上面側には、試料101のz方向(試料101の描画面と直交する方向)の位置(試料面高さ)を検知する投光器209と受光器210を有するzセンサが配置されている。投光器209として例えば投光素子を用いると好適である。また、受光器210として、位置検出素子(PSD:Position Sensitive Device)を用いると好適である。また、磁気ディスク装置114には、描画データが格納されている。制御回路110は、描画部150を制御する。また、制御回路110は、描画部150以外にも、受光器210、メモリ112及び磁気ディスク装置114にバスを介して接続されている。ここで、図1では、実施の形態1を説明する上で必要な構成部分について記載している。描画装置100にとって、通常、必要なその他の構成が含まれても構わないことは言うまでもない。
照射部の一例となる電子銃201から出た電子ビーム200は、照明レンズ202により矩形例えば長方形の穴を持つ第1のアパーチャ203全体を照明する。ここで、電子ビーム200をまず矩形例えば長方形に成形する。そして、第1のアパーチャ203を通過した第1のアパーチャ像の電子ビーム200は、投影レンズ204により第2のアパーチャ206上に投影される。かかる第2のアパーチャ206上での第1のアパーチャ像の位置は、偏向器205によって偏向制御され、ビーム形状と寸法を変化させることができる。その結果、電子ビーム200は成形される。そして、第2のアパーチャ206を通過した第2のアパーチャ像の電子ビーム200は、対物レンズ207により焦点を合わせ、偏向器208により偏向される。その結果、連続移動するXYステージ105上の試料101の所望する位置に照射される。
図2は、実施の形態1における描画方法の要部工程を示すフローチャート図である。
図2において、実施の形態1における描画方法は、第1ストライプ描画工程(S102)、第2ストライプz測定工程(S104)、第2ストライプ描画工程(S106)、・・・第nストライプz測定工程(S110)、第nストライプ描画工程(S112)、第n+1ストライプz測定工程(S114)、第n+1ストライプ描画工程(S116)、・・・といった一連の工程を最終ストライプまで実施する。
図3は、実施の形態1における描画方法のフローの一例を説明するための概念図である。
まず、試料101に描画する場合に、試料101の描画(露光)領域面を電子ビーム200が偏向器208によって偏向可能な短冊状の複数のストライプ領域10に仮想分割する。そして、制御回路110は、磁気ディスク装置114から1つのストライプ領域分の描画データを読み出し、装置内のフォーマットに変換する。そして、描画データに定義される図形の位置や形やサイズの情報から描画部150の各構成を制御することになる。このようにして、描画する対象が定まると、XYステージ105を例えばX方向に連続移動させながら、対象となるストライプ領域上に電子ビーム200を照射することで所望する図形を描画していくことでこのストライプ用のパターンが描画される。
S(ステップ)102において、第1ストライプ描画工程として、描画部150は、XYステージ105を例えばX方向に連続移動させながら、第1番目のストライプ領域上に電子ビーム200を照射することで第1番目のストライプ領域用のパターンを描画する。第1番目のストライプ領域の描画を開始するときには、まだ、第1番目のストライプ領域上をzセンサで高さ測定していないので、ここではリアルタイム補正を行なう。具体的には、第1番目のストライプ領域上に描画部150の偏向領域がくるようにXYステージ105をX方向に連続移動させ描画を開始させる。そして、連続移動する試料101の描画位置の前方位置で試料101面の高さ(z)を測定する。そして、リアルタイムでその値を用いて描画位置を補正したパターンを描画部150が描画位置に描画していく。或いは、第1番目のストライプ領域分だけ予め高さ(z)を測定しておいても好適である。その場合でも全ての描画面の高さ測定を行なう場合に比べて測定時間を大幅に短縮することができる。
S104において、第2ストライプz測定工程として、第1番目のストライプ領域の描画が終了後、XYステージ105を−Y方向に1ストライプ領域分移動させ、第2番目のストライプ領域上を投光器209が照射でき、かつ受光器210が受光できる位置に移動させる。そして、XYステージ105が試料101をX方向の逆方法に移動させながら、zセンサが第2番目のストライプ領域の試料面高さを測定する。そして、測定されたデータはメモリ112に一時的に記憶される。
S106において、第2ストライプ描画工程として、まず、制御回路110は、測定された第2番目のストライプ領域の試料面高さに基づいて第2番目のストライプ領域用のパターンの描画位置を補正する。そして、第2番目のストライプ領域の試料面高さの測定終了後、描画部150は、XYステージ105をX方向に連続移動させながら、第2番目のストライプ領域上に電子ビーム200を照射することで、描画位置が補正された第2番目のストライプ領域用のパターンを描画する。同様にして描画と高さ測定を行なっていく。
S110において、第nストライプz測定工程として、第n−1番目のストライプ領域の描画が終了後、XYステージ105を−Y方向に1ストライプ領域分移動させ、第n番目のストライプ領域上を投光器209が照射でき、かつ受光器210が受光できる位置に移動させる。そして、XYステージ105が試料101をX方向の逆方法に移動させながら、zセンサが第n番目のストライプ領域の試料面高さzを測定する。そして、測定されたデータはメモリ112に一時的に記憶される。
S112において、第nストライプ描画工程として、第n番目のストライプ領域の試料面高さの測定終了後、まず、制御回路110は、測定されたストライプ領域10の試料面高さに基づいてストライプ領域10用のパターンの描画位置を補正する。ストライプ領域10の試料面高さは、メモリ112から読み出せばよい。そして、図3の(1)で示すように、描画部150は、XYステージ105をX方向に連続移動させながら、第n番目のストライプ領域10上に電子ビーム200を照射することで、描画位置が補正されたストライプ領域10用のパターンを描画する。
S114において、第n+1ストライプz測定工程として、ストライプ領域10の描画が終了後、XYステージ105を−Y方向に1ストライプ領域分移動させ、ストライプ領域10n+1上を投光器209が照射でき、かつ受光器210が受光できる位置に移動させる。そして、図3の(2)で示すように、XYステージ105が試料101をX方向の逆方法に移動させながら、zセンサがストライプ領域10n+1の試料面高さzを測定する。そして、測定されたデータはメモリ112に一時的に記憶される。
S116において、第n+1ストライプ描画工程として、ストライプ領域10n+1の試料面高さの測定終了後、まず、制御回路110は、測定されたストライプ領域10n+1の試料面高さに基づいてストライプ領域10n+1用のパターンの描画位置を補正する。ストライプ領域10n+1の試料面高さは、メモリ112から読み出せばよい。そして、図3の(3)で示すように、描画部150は、XYステージ105をX方向に連続移動させながら、ストライプ領域10n+1上に電子ビーム200を照射することで、描画位置が補正されたストライプ領域10n+1用のパターンを描画する。ストライプ領域10n+1の試料面高さは、メモリ112から読み出せばよいことは言うまでもない。
以上のように、描画後に次のストライプの高さを測定しながら描画開始位置側に戻ることで、次のストライプを描画する際に描画位置の補正を行なうことができる。次に多重描画を行なう場合について説明する。
図4は、実施の形態1における多重描画を行なう場合の描画方法のフローの一例を説明するための概念図である。
多重描画を行なう場合、例えば、n回描画を行なう場合には、次に描画するストライプ領域を前回からストライプ幅の1/nだけずらした位置に設定することが行なわれる。例えば、2回描画を行なう場合、図4(a)で示すように、2回目に描画するストライプ領域12を1回目に描画するストライプ領域10からストライプ幅の半分だけずらした位置に設定する。そして、ストライプ領域10n−1を描画した後、ストライプ領域12n−1を描画する。そして、次に、ストライプ領域10を描画した後、ストライプ領域12を描画する。このようにして、順次、描画を進めていく。
ここで、実施の形態1では、図4(b)で示すように、ストライプ領域10を描画した後、XYステージ105を−Y方向に1ストライプ領域分移動させ、ストライプ領域10n+1上を投光器209が照射でき、かつ受光器210が受光できる位置に移動させる。そして、XYステージ105が試料101をX方向の逆方法に移動させながら、zセンサがストライプ領域10n+1の試料面高さzを測定する。そして、測定されたデータはメモリ112に一時的に記憶される。次に、XYステージ105をY方向に移動させ、1/2ストライプ領域分戻すようにする。そして、2回目の描画用のストライプ領域12を描画することになる。ここで、ストライプ領域12は、ストライプ領域10とストライプ領域10n+1との間に位置する領域である。そこで、ストライプ領域12を描画する際には、既に測定されたストライプ領域10の試料面高さとストライプ領域10n+1の試料面高さとをメモリ112から読み出す。そして、ストライプ領域10の試料面高さとストライプ領域10n+1の試料面高さとに基づいて描画位置が補正されたストライプ領域12用のパターンを描画する。ストライプ領域12の試料面高さは、ストライプ領域10の試料面高さとストライプ領域10n+1の試料面高さを内挿して求めれば好適である。図4(b)に示す例では、z01とz11とからzを求めるようにすればよい。
以上のように、所定の領域の描画終了後、その先の領域のzを測定しながら戻ることで、z測定時間を新たに設けなくてもz測定を行なうことができる。また、z測定を行なうために、戻り速度を遅くする必要がない。その結果、描画時間を短縮することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、1つのカラムを搭載した描画装置を用いた場合を示したが、これに限るものではない。実施の形態2では、マルチカラムを搭載した描画装置を用いた場合について説明する。
図5は、実施の形態2における描画装置の構成を示す概念図である。
図5において、電子鏡筒102内では、図1の構成の他に、さらに、遮へい筒212,312、電子銃301、第1のアパーチャ303、偏向器305、第2のアパーチャ306、及び偏向器308が配置されている。ここで、電子銃201、第1のアパーチャ203、偏向器205、第2のアパーチャ206、遮へい筒212、及び偏向器208で第1のカラム220を構成する。また、電子銃301、第1のアパーチャ303、成形偏向器305、第2のアパーチャ306、遮へい筒312及び偏向器308で第2のカラム320を構成する。電子鏡筒102は、照明レンズ202、投影レンズ204、対物レンズ207といったレンズ系をカラム間で共通にして、複数のカラムを搭載している。ここでは、独立した電子ビームの光路を制御するサブシステムをカラムと呼ぶ。また、描画室103の上面側には、カラム220用の投光器209と受光器210の他に、さらに、カラム320用の投光器309と受光器310を有するzセンサが配置されている。投光器209と受光器210のセットと同様に、投光器309と受光器310のセットは、カラム320を通って照射される電子ビーム300で描画する試料101のz方向(試料101の描画面と直交する方向)の位置(試料面高さ)を検知する。その他の構成は、図1と同様である。投光器309として例えば投光素子を用いると好適である点や、受光器310として、PSDを用いると好適である点は、投光器209と受光器210のセットと同様と同様である。また、制御回路110は、さらに、受光器310にもバスを介して接続されている。ここで、図5では、実施の形態2を説明する上で必要な構成部分について記載している。描画装置100にとって、通常、必要なその他の構成が含まれても構わないことは言うまでもない。
図6は、実施の形態2における描画装置の動作を説明するための概念図である。
カラム220側での動作は、実施の形態1で説明した通りである。また、カラム320側での動作もカラム220側での動作と同様、以下のように動作する。照射部の一例となる電子銃301から出た電子ビーム300は、照明レンズ202により矩形例えば長方形の穴を持つ第1のアパーチャ303全体を照明する。ここで、電子ビーム300をまず矩形例えば長方形に成形する。そして、第1のアパーチャ303を通過した第1のアパーチャ像の電子ビーム300は、投影レンズ204により第2のアパーチャ306上に投影される。かかる第2のアパーチャ306上での第1のアパーチャ像の位置は、偏向器305によって偏向制御され、ビーム形状と寸法を変化させることができる。その結果、電子ビーム300は成形される。そして、第2のアパーチャ306を通過した第2のアパーチャ像の電子ビーム300は、対物レンズ207により焦点を合わせ、偏向器308により偏向される。その結果、連続移動するXYステージ105上の試料101の所望する位置に照射される。
図7は、実施の形態2における描画方法の要部工程を示すフローチャート図である。
図7において、実施の形態2における描画方法は、第nストライプ描画工程(S112)、第n+1ストライプz測定工程(S114)、第n+1ストライプ描画工程(S116)といった一連の工程と同時期に、第n+kストライプ描画工程(S212)、第n+k+1ストライプz測定工程(S214)、第n+k+1ストライプ描画工程(S216)といった一連の工程を実施する。カラム220側で行なう第nストライプ描画工程(S112)、第n+1ストライプz測定工程(S114)、及び第n+1ストライプ描画工程(S116)の内容は、実施の形態1と同様である。
図8は、実施の形態2における描画方法のフローの一例を説明するための概念図である。
カラム220とカラム320は、光軸間距離が所定の長さだけ離れているので、XYステージ105の一回の移動動作で2つのストライプ領域を同時期に描画していくことができる。ここでは、図8における(1−1)及び(1−2)で示すように、カラム220でストライプ領域10を描画する(S112)際に、同時期にカラム320でストライプ領域10n+kを描画する(S212)。ここでは、k≧2の自然数とする。実施の形態1の方法と同様、カラム220でストライプ領域10を描画した後、XYステージ105を−Y方向に移動させ、ストライプ領域10n+1上を投光器209が照射でき、かつ受光器210が受光できる位置に移動させる。その際、カラム320でもストライプ領域10n+kの描画が終了している。また、XYステージ105を−Y方向に1ストライプ領域分移動させることで、ストライプ領域10n+k+1上を投光器309が照射でき、かつ受光器310が受光できる位置になる。
そして、図8における(2−1)及び(2−2)で示すように、XYステージ105が試料101をX方向の逆方法に移動させながら、カラム220用のzセンサがストライプ領域10n+1の試料面高さzを測定する(S114)。そして、同時期にカラム320用のzセンサがストライプ領域10n+k+1の試料面高さzを測定する(S214)。そして、測定された2つの領域のデータは共にメモリ112に一時的に記憶される。
次に、ストライプ領域10n+1の試料面高さの測定とストライプ領域10n+k+1の試料面高さの測定終了後、図8の(3−1)及び(3−2)で示すように、描画部150は、XYステージ105をX方向に連続移動させながら、ストライプ領域10n+1上にカラム220を通った電子ビーム200を照射することで、既に測定されたストライプ領域10n+1の試料面高さに基づいて描画位置が補正されたストライプ領域10n+1用のパターンを描画する(S116)。また、XYステージ105をX方向に連続移動させることで、同時期に、ストライプ領域10n+k+1上にカラム320を通った電子ビーム300を照射して、ストライプ領域10n+k+1用のパターンを描画することができる(S216)。その際には、既に測定されたストライプ領域10n+k+1の試料面高さに基づいて描画位置が補正されたストライプ領域10n+k+1用のパターンを描画する。ストライプ領域10n+1の試料面高さとストライプ領域10n+k+1の試料面高さは、メモリ112から読み出せばよい。また、描画位置の補正は、測定された試料面高さに基づいて制御回路110が行なえばよい。
以上のように、各ストライプ領域を描画する際に、複数のカラムを通って照射される複数の電子ビームを同時期に用いることで、さらに、描画時間を短縮することができる。
実施の形態3.
実施の形態1及び2では、後段側のストライプ領域の高さをXYステージ105が描画開始位置まで戻る際に測定することで描画時間の短縮を図った。実施の形態3では、マルチカラムを搭載した描画装置でリアルタイム補正を行なう場合について説明する。装置構成は、2×2の4つのカラムを搭載した描画装置を一例として用いる。
図9は、実施の形態3における描画装置の構成を示す概念図である。
図9において、電子鏡筒102内では、図5の構成の他に、さらに、遮へい筒412,512、電子銃401,501、第1のアパーチャ403,503、偏向器405,505、第2のアパーチャ406,506、及び偏向器408,508が配置されている。ここで、電子銃401、第1のアパーチャ403、偏向器405、第2のアパーチャ406、遮へい筒412、及び偏向器408で第3のカラム222を構成する。また、電子銃501、第1のアパーチャ503、成形偏向器505、第2のアパーチャ506、遮へい筒512及び偏向器508で第4のカラム322を構成する。電子鏡筒102は、照明レンズ202、投影レンズ204、対物レンズ207といったレンズ系をカラム間で共通にして、複数のカラム220,320,222,322を搭載している。ここでも、独立した電子ビームの光路を制御するサブシステムをカラムと呼ぶ。その他の点は、図5と同様である。装置構成は、図5で示した2つのカラムをさらに2つ追加した場合と同様である。そして、例えば、第1と第2のカラムで1つのストライプ領域を前後の位置で同時期に描画する。そして、第3と第4のカラムで別の1つのストライプ領域を前後の位置で同時期に描画する。ここで、図9では、実施の形態3を説明する上で必要な構成部分について記載している。描画装置100にとって、通常、必要なその他の構成が含まれても構わないことは言うまでもない。
カラム222やカラム322内での動作は、カラム220やカラム320と同様である。まず、カラム222側での動作は以下のように動作する。照射部の一例となる電子銃401から出た電子ビーム400は、照明レンズ202により矩形例えば長方形の穴を持つ第1のアパーチャ403全体を照明する。ここで、電子ビーム400をまず矩形例えば長方形に成形する。そして、第1のアパーチャ403を通過した第1のアパーチャ像の電子ビーム400は、投影レンズ204により第2のアパーチャ406上に投影される。かかる第2のアパーチャ406上での第1のアパーチャ像の位置は、偏向器405によって偏向制御され、ビーム形状と寸法を変化させることができる。その結果、電子ビーム400は成形される。そして、第2のアパーチャ406を通過した第2のアパーチャ像の電子ビーム400は、対物レンズ207により焦点を合わせ、偏向器408により偏向される。その結果、連続移動するXYステージ105上の試料101の所望する位置に照射される。
同様に、カラム322側での動作は以下のように動作する。照射部の一例となる電子銃501から出た電子ビーム500は、照明レンズ202により矩形例えば長方形の穴を持つ第1のアパーチャ503全体を照明する。ここで、電子ビーム500をまず矩形例えば長方形に成形する。そして、第1のアパーチャ503を通過した第1のアパーチャ像の電子ビーム500は、投影レンズ504により第2のアパーチャ506上に投影される。かかる第2のアパーチャ506上での第1のアパーチャ像の位置は、偏向器505によって偏向制御され、ビーム形状と寸法を変化させることができる。その結果、電子ビーム500は成形される。そして、第2のアパーチャ506を通過した第2のアパーチャ像の電子ビーム500は、対物レンズ207により焦点を合わせ、偏向器508により偏向される。その結果、連続移動するXYステージ105上の試料101の所望する位置に照射される。
図10は、実施の形態3における描画方法の要部工程を示すフローチャート図である。
図10において、実施の形態3における描画方法は、第nストライプz測定工程(S402)、第nストライプカラム(1)描画工程(S404)及び第nストライプカラム(2)描画工程(S406)といった一連の工程を実施する。さらに、同時期に、第n+kストライプz測定工程(S502)、第n+kストライプカラム(3)描画工程(S504)及び第n+kストライプカラム(4)描画工程(S506)といった一連の工程を実施する。
図11は、実施の形態3における描画方法のフローの一例を説明するための概念図である。
電子鏡筒102内には、図11に示すように、2行2列に4つのカラム220,320,222,322が配置されている。そして、各カラムは、互いに光軸間距離が所定の長さだけ離れているので、XYステージ105の一回の移動動作で2つのストライプ領域を同時期に描画していくことができる。さらに、XYステージ105の一回の移動動作で同じストライプ領域を2つのカラムで描画することができる。図11の例では、2つのカラム220,320でストライプ領域10を描画する。そして、2つのカラム222,322でストライプ領域10n+kを描画する。なお、kは、k≧1の自然数をとる。XYステージ105がX方向に移動することで、その反対の方向に描画が進むので、ここでは−X方向が描画方向Vとなる。ここでは、描画方向Vに対して、カラム220がストライプ領域10の前方側を描画する。また、描画方向Vに対してカラム320がカラム220の後方に位置し、カラム320がストライプ領域10の後方側を描画する。同様に、描画方向Vに対して、カラム222がストライプ領域10n+kの前方側を描画する。また、描画方向Vに対してカラム322がカラム222の後方に位置し、カラム322がストライプ領域10n+kの後方側を描画する。
また、2つのカラム220,320で1つのzセンサを用いる。ここでは、2つのカラム220,320用のzセンサとして、投光器209と受光器210のセットを用いる。そして、カラム220,320用のzセンサは、描画方向Vに対してカラム220が電子ビーム200を照射する位置よりも前方の位置20での試料101の高さを測定することができる位置に配置される。或いは、カラム220が電子ビーム200を照射する位置の略直下の位置でも構わない。ここでの略直下の位置には少し後方の位置も含まれる。同様に、2つのカラム222,322で1つのzセンサを用いる。ここでは、2つのカラム222,322用のzセンサとして、投光器309と受光器310のセットを用いる。そして、カラム222,322用のzセンサは、描画方向Vに対してカラム222が電子ビーム400を照射する位置よりも前方の位置30での試料101の高さを測定することができる位置に配置される。或いは、カラム222が電子ビーム400を照射する位置の略直下の位置でも構わない。ここでの略直下の位置には少し後方の位置も含まれる。
以上のように、2つのカラムで1つのzセンサを備えている。すなわち、カラム数よりも少ない数のzセンサを備えている。
S402において、第nストライプz測定工程として、XYステージ105は、試料101をX方向に移動させる。そして、カラム220,320用のzセンサは、X方向に移動している試料101のストライプ領域10の試料面高さzを測定する。ストライプ領域10の試料面高さzはメモリ112に一時的に記憶される。
S404において、第nストライプカラム(1)描画工程として、まず、制御回路110は、測定されたストライプ領域10の試料面高さに基づいてストライプ領域10用のパターンの描画位置を補正する。そして、カラム220を通って照射された電子ビーム200を用いて、X方向に移動する試料101上のストライプ領域10に、描画位置が補正されたストライプ領域10のカラム(1)用パターンを描画する。
S406において、第nストライプカラム(2)描画工程として、後方に位置するカラム320を通って照射された電子ビーム300を用いて、X方向に移動する試料101上のストライプ領域10に既に1回用いられたストライプ領域10の試料面高さの情報を再度用いて描画位置が補正されたストライプ領域10のカラム(2)用パターンを描画する。後方のカラム320での補正に使用するために、既に測定された高さの情報はストライプ領域10上の位置情報と共にメモリ122に記憶しておけばよい。
図12は、実施の形態3における各カラムで描画する領域の一例を示す図である。
ここでは、カラム220で「A」で示す領域を描画し、カラム320で「B」で示す領域を描画する。このように、交互に描画領域を分けて同時期に描画することで描画時間を短縮することができる。或いは、各領域内のパターンを半分ずつ描画するようにしても好適である。
以上のように、1回の描画動作中に高さ測定と描画位置補正を行なう。そのため、高さ測定のための時間を別に用意する必要がない。よって、描画時間を短縮することができる。さらに、1つのストライプ領域10について前方後方の2段のマルチカラム220,320を用いる場合でも1つのzセンサで済ますことができる。すなわち、カラム数よりも少ないzセンサでも描画位置補正を行なうことができる。
S502において、第n+kストライプz測定工程として、ストライプ領域10の試料面高さの測定と同時期に、そして、カラム222,322用のzセンサは、X方向に移動する試料101上のストライプ領域10n+kの試料面高さを測定する。ストライプ領域10n+kの試料面高さzは、同様にメモリ112に一時的に記憶されればよい。
S504において、第n+kストライプカラム(3)描画工程として、ストライプ領域10へのカラム220を用いた描画と同時期に、制御回路110は、測定されたストライプ領域10n+kの試料面高さに基づいてストライプ領域10n+k用のパターンの描画位置を補正する。そして、X方向に対して前方に位置するカラム222を通って照射された電子ビーム400を用いて、X方向に移動する試料101上のストライプ領域10n+kに描画位置が補正されたストライプ領域10n+kのカラム(3)用パターンを描画する。
S506において、第n+kストライプカラム(4)描画工程として、ストライプ領域10へのカラム320を用いた描画と同時期に、X方向に対して後方に位置するカラム322を通って照射された電子ビーム500を用いて、X方向に移動する試料101上のストライプ領域10n+kに既に1回用いられたストライプ領域10n+kの試料面高さの情報を再度用いて描画位置が補正されたストライプ領域10n+kのカラム(4)用パターンを描画する。後方のカラム322での補正に使用するために、既に測定された高さの情報はストライプ領域10n+k上の位置情報と共にメモリ122に記憶しておけばよい。
ここでは、図12に示すように、カラム222で「C」で示す領域を描画し、カラム322で「D」で示す領域を描画する。ストライプ領域10n+kでもストライプ領域10と同様、交互に描画領域を分けて同時期に描画することで描画時間を短縮することができる。また、各領域内のパターンを半分ずつ描画するようにしても好適である点は説明した通りである。
以上のように構成することで、zセンサ数を減らしながらも描画位置を補正した描画を平行して2列同時に行なうことができる。その結果、さらに、描画時間の短縮を図ることができる。
以上の説明において、上述した実施の形態2,3で説明したマルチカラムを搭載した描画装置100は、各電子レンズを共通にする構成となっていたが、これに限るものではない。
図13は、レンズ系を独立にしたマルチカラムを搭載した描画装置の構成を示す概念図である。
ここでは、一例として、図5に対応する2つのマルチカラム220,320の場合について示している。また、制御系については、図示していないが図5と同様である。電子銃201、照明レンズ202、第1のアパーチャ203、投影レンズ204、偏向器205、第2のアパーチャ206、対物レンズ207、偏向器208、及び絶縁カラム214で第1のカラム220を構成する。また、電子銃301、照明レンズ302、第1のアパーチャ303、投影レンズ304、偏向器305、第2のアパーチャ306、対物レンズ307、偏向器308、及び絶縁カラム314で第2のカラム320を構成する。上述した実施の形態2,3では、照明レンズ202、投影レンズ204、対物レンズ207といったレンズ系をカラム間で共通にしていたが、図13に示すように、電子鏡筒102では、レンズ系をカラム毎に独立にして、複数のカラムを搭載しても好適である。そして、絶縁カラム214内に、電子銃201、照明レンズ202、第1のアパーチャ203、投影レンズ204、偏向器205、第2のアパーチャ206、対物レンズ207、及び偏向器208を納めている。同様に、絶縁カラム314内に、電子銃301、照明レンズ302、第1のアパーチャ303、投影レンズ304、偏向器305、第2のアパーチャ306、対物レンズ307、及び偏向器308を納めている。このように、それぞれ絶縁カラム内に独立した電子ビームの光路を制御するサブシステムを納めて他方と絶縁することで相手側の電場や磁場の影響を排除することができる。2×2の4つのカラムを搭載する場合にも同様にレンズ系をカラム毎に独立にして、複数のカラムを搭載しても好適である点はいうまでもない。
以上、具体例を参照しつつ実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、実施の形態1,2では、次の描画領域上を戻りながらz測定していたが、描画時間を短縮する方法として、次のようにしてもよい。例えば、描画前、或いは描画中にドリフト補正を行なう場合がある。ドリフト補正は、XYステージ105に別途設けられたマークを電子ビームで走査することでドリフト量を測定し、その分を補正する。このように、ドリフト補正を行なう場合には、マーク位置がカラムの照射可能位置に入るまでXYステージ105を移動させることになる。このマーク位置に移動させる際に、あるストライプ領域のz測定を同時に行なうことで、その分のz測定時間を短縮するようにしてもよい。これによって、その分の描画時間を短縮することができる。
また、装置構成や制御手法等、本発明の説明に直接必要しない部分等については記載を省略したが、必要とされる装置構成や制御手法を適宜選択して用いることができる。例えば、描画装置100を制御する制御部構成については、記載を省略したが、必要とされる制御部構成を適宜選択して用いることは言うまでもない。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての荷電粒子ビーム描画方法及び装置は、本発明の範囲に包含される。
実施の形態1における描画装置の構成を示す概念図である。 実施の形態1における描画方法の要部工程を示すフローチャート図である。 実施の形態1における描画方法のフローの一例を説明するための概念図である。 実施の形態1における多重描画を行なう場合の描画方法のフローの一例を説明するための概念図である。 実施の形態2における描画装置の構成を示す概念図である。 実施の形態2における描画装置の動作を説明するための概念図である。 実施の形態2における描画方法の要部工程を示すフローチャート図である。 実施の形態2における描画方法のフローの一例を説明するための概念図である。 実施の形態3における描画装置の構成を示す概念図である。 実施の形態3における描画方法の要部工程を示すフローチャート図である。 実施の形態3における描画方法のフローの一例を説明するための概念図である。 実施の形態3における各カラムで描画する領域の一例を示す図である。 レンズ系を独立にしたマルチカラムを搭載した描画装置の構成を示す概念図である。 従来の可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。
符号の説明
10,12 ストライプ領域
100 描画装置
101,340 試料
102 電子鏡筒
103 描画室
105 XYステージ
110 制御回路
112 メモリ
114 磁気ディスク装置
150 描画部
160 制御部
200 電子ビーム
201,301,401,501 電子銃
202,302 照明レンズ
203,303,403,503,410 第1のアパーチャ
204,304 投影レンズ
205,305,405,505,208,308,408,508 偏向器
206,306,406,506,420 第2のアパーチャ
207,307 対物レンズ
209,309 投光器
210,310 受光器
220,222,320,322 カラム
330 電子線
411 開口
421 可変成形開口
430 荷電粒子ソース

Claims (5)

  1. 試料を載置して、所定の方向に移動するステージと、
    前記試料の描画領域に荷電粒子ビームを照射する第1のカラムと、
    前記所定の方向に対して前記第1のカラムの後方に位置し、前記試料の描画領域に荷電粒子ビームを照射する第2のカラムと、
    前記所定の方向に対して前記第1のカラムが荷電粒子ビームを照射する位置よりも前方と前記照射する位置の略直下とのいずれかの位置での前記試料の高さを測定するセンサと、
    を備えたことを特徴とする荷電粒子ビーム描画装置。
  2. カラム数よりも少ない数の前記センサを備えたことを特徴とする請求項1記載の荷電粒子ビーム描画装置。
  3. 試料の描画領域を短冊状に仮想分割したことによって形成された複数の描画小領域のうち、第n番目の描画小領域の試料面高さを、前記試料を所定の方向に移動させながら測定する工程と、
    前記所定の方向に対して前方に位置する第1のカラムを通って照射された荷電粒子ビームを用いて、前記所定の方向に移動する前記試料上の前記第n番目の描画小領域に測定された前記第n番目の描画小領域の試料面高さに基づいて描画位置が補正された第1のパターンを描画する工程と、
    前記所定の方向に対して後方に位置する第2のカラムを通って照射された荷電粒子ビームを用いて、前記所定の方向に移動する前記試料上の前記第n番目の描画小領域に既に1回用いられた前記第n番目の描画小領域の試料面高さの情報を再度用いて描画位置が補正された第2のパターンを描画する工程と、
    を備えたことを特徴とする荷電粒子ビーム描画方法。
  4. 試料の描画領域を短冊状に仮想分割したことによって形成された複数の描画小領域のうち、第n番目の描画小領域に荷電粒子ビームを用いて前記試料を所定の方向に移動させながら第n番目の描画小領域用のパターンを描画する工程と、
    前記第n番目の描画小領域の描画が終了後、前記試料を所定の方向の逆方法に移動させながら第n+1番目の描画小領域の試料面高さを測定する工程と、
    前記第n+1番目の描画小領域の試料面高さの測定終了後、前記第n+1番目の描画小領域に、前記第n番目の描画小領域への描画に用いたカラムを通って照射された荷電粒子ビームを用いて前記試料を前記所定の方向に移動させながら既に測定された前記第n+1番目の描画小領域の試料面高さに基づいて描画位置が補正された第n+1番目の描画小領域用のパターンを描画する工程と、
    を備えたことを特徴とする荷電粒子ビーム描画方法。
  5. 各描画小領域を描画する際に、複数のカラムを通って照射される複数の荷電粒子ビームが用いられることを特徴とする請求項4記載の荷電粒子ビーム描画方法。
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