JP2008300219A - 放電ランプ点灯装置 - Google Patents
放電ランプ点灯装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008300219A JP2008300219A JP2007145497A JP2007145497A JP2008300219A JP 2008300219 A JP2008300219 A JP 2008300219A JP 2007145497 A JP2007145497 A JP 2007145497A JP 2007145497 A JP2007145497 A JP 2007145497A JP 2008300219 A JP2008300219 A JP 2008300219A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge
- lamp
- lighting device
- metal halide
- lighting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Discharge Lamp (AREA)
- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
Abstract
【課題】細径で長尺のメタルハライドランプを分離発光することなく安定点灯させることができる放電ランプ点灯装置を提供する。
【解決手段】本発明は、気密な発光管520内に放電媒体として希ガス、水銀及びハロゲン化タリウムを封入し、ランプ容器の管軸方向の両端に放電用電極521,522を設置した、外径が35mmφ以下、発光長が200mm以上のメタルハライドランプ52と、メタルハライドランプをその管軸が水平な状態から60°傾斜するまでの範囲内で支持し点灯させる放電点灯回路53とを備えた放電ランプ点灯装置を特徴とする。
【選択図】図3
【解決手段】本発明は、気密な発光管520内に放電媒体として希ガス、水銀及びハロゲン化タリウムを封入し、ランプ容器の管軸方向の両端に放電用電極521,522を設置した、外径が35mmφ以下、発光長が200mm以上のメタルハライドランプ52と、メタルハライドランプをその管軸が水平な状態から60°傾斜するまでの範囲内で支持し点灯させる放電点灯回路53とを備えた放電ランプ点灯装置を特徴とする。
【選択図】図3
Description
本発明は、放電ランプ点灯装置に関する。
一般に、350〜380nm近辺に高い発光強度を持つ紫外線発光のメタルハライドランプは、紫外線硬化塗料の硬化や、近年市場用途の高い機能性高分子フィルムへの光反応に効果的である。
しかしながら、340nm以下の発光波長領域の光は、機能性材料に劣化を与えることが知られており、これらの短波長を抑制して使用されている。
このような要求を満たすものとして、従来、特開平03-250549号公報(特許文献1)に記載されているように、金属タリウムあるいはハロゲン化タリウムを鉄と水銀と共に気密性容器に封入することにより365nm近辺に高い発光強度を持つ紫外線照射ランプが知られている。
しかしながら、このような従来の水銀紫外線ランプの場合、発光管径を細くし、かつ、長尺にすると、用途によって発光管を垂直状態に近い状態で点灯させる場合に、放電媒体の多くが下側に移動して発光管中の薬品の分布に偏りが生じ、分離発光が生じ、安定点灯できなくなってしまう問題点があった。
特開平03-250549号公報
本発明は、上述の技術的課題に鑑みてなされたものであり、細径で長尺のメタルハライドランプを分離発光することなく安定点灯させることができる放電ランプ点灯装置を提供することを目的とする。
本発明は、気密な発光管内に放電媒体として希ガス、水銀及びハロゲン化タリウムを封入し、前記ランプ容器の管軸方向の両端に放電用電極を設置した、外径が35mmφ以下、発光長が200mm以上のメタルハライドランプと、前記メタルハライドランプをその管軸が水平な状態から60°傾斜するまでの範囲内で支持し点灯させる放電点灯回路とを備えた放電ランプ点灯装置を特徴とする。
上記の放電ランプ点灯装置において、前記放電媒体として、鉄元素を含まず、水銀とハロゲン化タリウムを希ガスと共に封入することができる。
本発明の放電ランプ点灯装置によれば、外径が35mmφ以下、発光長が200mm以上のメタルハライドランプをその管軸が水平な状態から60°傾斜するまでの範囲内で支持し点灯させるので、放電媒体の多くが下側に移動して発光管中の薬品の分布に偏りが生じるということがなく、分離発光することなく安定点灯させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳説する。図1を用いて、本発明の1つの実施の形態の放電ランプ点灯装置を説明する。52は紫外線(UV)放電ランプを示している。この紫外線放電ランプ52はメタルハライドランプであり、紫外線透過性を有する石英製の発光管520の内部にタングステン(W)製等の電極521,522が配置され、外部にソケット523,524がそれぞれ設けられた外管径27.5mm、肉厚1.5mm、発光長Lが1000mm、ランプ電圧1100V、ランプ電流値11.0Aの仕様のものである。尚、本発明では、発光管520の外管径RがR≦30mm、発光長LがL≧200mmのものが採用できる。
発光管520の内部には、アルゴン(Ar)ガス等の希ガス、水銀1.68mg/cc以下、そしてハロゲン化タリウムが封入されている。このハロゲン化タリウムとしては、ヨウ化タリウム(TlI)0.012mg/cc以下を封入する。ヨウ化タリウムの場合、図2に示すように、波長352nm、365nm、378nm付近に、特に波長352nm、378nm付近に大きな発光ピークを有する。ヨウ化タリウムに代えて、臭化タリウムを採用することもできる。
タリウム(Tl)は、352nm、365nm、378nmの波長領域内に強い輝線スペクトルを持ち、水銀の発光強度を減少させる効果を持ち、そのため、313nmの水銀発光を抑制し、340〜400nmの波長領域の発光を相対的に多くした紫外線を発光させることできる。よって、本実施の形態のメタルハライドランプ52を液晶パネル製造において紫外線を照射して紫外線反応材料を重合させ配向膜をガラス板上に形成する工程に利用すると、液晶パネルの特性に大きく影響を及ぼす波長領域340nm以下の紫外線の照射を低減できる。
本実施の形態の放電ランプ点灯装置は、図1に示す点灯回路53にてメタルハライドランプ52を点灯する。つまり、メタルハライドランプ52の両端のソケット523,524を給電側ソケット531,532それぞれに装着し、インバータ電源533からこの給電側ソケット531,532に給電することでメタルハライドランプ52を放電点灯させる。
本実施の形態の放電ランプ点灯装置にあっては、図3に示すように、メタルハライドランプ52は点灯回路53に対して、発光管520が水平な状態を0°として±60°までの傾いた状態までの範囲で点灯させる。
本実施の形態の放電ランプ点灯装置によれば、放電媒体として水銀、希ガスと共にタリウムハライドが封入された、外径が35mmφ以下、発光長が200mm以上のメタルハライドランプ52をその管軸が水平な状態から±60°傾斜するまでの範囲内で支持し点灯させるので、放電媒体の多くが下側に移動して発光管中の薬品の分布に偏りが生じるということがなく、分離発光することなく安定点灯させることができる。
52…メタルハライドランプ
520…発光管
521,522…電極
523,524…ソケット
53…点灯回路
520…発光管
521,522…電極
523,524…ソケット
53…点灯回路
Claims (2)
- 気密な発光管内に放電媒体として希ガス、水銀及びハロゲン化タリウムを封入し、前記ランプ容器の管軸方向の両端に放電用電極を設置した、外径が35mmφ以下、発光長が200mm以上のメタルハライドランプと、
前記メタルハライドランプをその管軸が水平な状態から60°傾斜するまでの範囲内で支持し点灯させる放電点灯回路とを備えた放電ランプ点灯装置。 - 前記放電媒体として、鉄元素を含まず、水銀とハロゲン化タリウムが希ガスと共に封入されていることを特徴とする請求項1に記載の放電ランプ点灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007145497A JP2008300219A (ja) | 2007-05-31 | 2007-05-31 | 放電ランプ点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007145497A JP2008300219A (ja) | 2007-05-31 | 2007-05-31 | 放電ランプ点灯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008300219A true JP2008300219A (ja) | 2008-12-11 |
Family
ID=40173539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007145497A Pending JP2008300219A (ja) | 2007-05-31 | 2007-05-31 | 放電ランプ点灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008300219A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011146363A (ja) * | 2009-12-16 | 2011-07-28 | Ushio Inc | 蛍光ランプ |
KR101380492B1 (ko) * | 2009-12-16 | 2014-04-01 | 우시오덴키 가부시키가이샤 | 형광 램프 |
-
2007
- 2007-05-31 JP JP2007145497A patent/JP2008300219A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011146363A (ja) * | 2009-12-16 | 2011-07-28 | Ushio Inc | 蛍光ランプ |
KR101380492B1 (ko) * | 2009-12-16 | 2014-04-01 | 우시오덴키 가부시키가이샤 | 형광 램프 |
TWI470667B (zh) * | 2009-12-16 | 2015-01-21 | Ushio Electric Inc | Fluorescent light |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20090230867A1 (en) | Mercury-free metal halide high-pressure discharge lamp | |
JP2008300219A (ja) | 放電ランプ点灯装置 | |
JP2008146906A (ja) | 紫外線発生装置 | |
JP2005216647A (ja) | 高放射輝度閃光放電ランプ | |
JP5069493B2 (ja) | 紫外線放電ランプ | |
JP3298453B2 (ja) | ショートアーク型放電ランプ | |
JP4580246B2 (ja) | 紫外光源点灯装置および紫外線照射装置 | |
JP5217021B2 (ja) | メタルハライドランプ | |
JP2009266574A (ja) | 紫外線放電ランプ | |
JP6314771B2 (ja) | 紫外線ランプ | |
JP5302637B2 (ja) | 放電ランプ | |
JP2010055911A (ja) | メタルハライドランプ装置 | |
JP5664602B2 (ja) | ショートアーク型水銀ランプ | |
JP5304425B2 (ja) | 紫外線放射放電ランプ | |
JPH03250550A (ja) | 金属蒸気放電灯 | |
JP2008282748A (ja) | メタルハライドランプ | |
TWI449082B (zh) | Excimer lamp | |
WO2010084771A1 (ja) | メタルハライドランプ | |
JPH08124536A (ja) | 誘電体バリア放電ランプ装置 | |
JP2011181265A (ja) | メタルハライドランプ | |
JP2009289530A (ja) | 無電極ランプ、無電極ランプ装置 | |
JP6883258B2 (ja) | ロングアーク型放電ランプ | |
JP2011210557A (ja) | メタルハライドランプ | |
JP2023025358A (ja) | メタルハライドランプ、および紫外線照射装置 | |
JP2019114395A (ja) | 放電ランプ |