JP2008298231A - 最終減速装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】直交軸ギヤと、遊星歯車を用いた減速機構部とを備えた最終減速装置において、コンパクトでありながら、各種歯車の歯当たりの安定化による効率向上並びに異音発生の低減化を図る。
【解決手段】直交軸ギヤ12のベベルリングギヤ122の径方向とディファレンシャルケース141との間に、ラジアル負荷能力が大きいラジアル軸受20、具体的には円筒ころ軸受を配設すると共に、このラジアル軸受20のインナレース側方及びこのインナレースが嵌合したディファレンシャルケース141の嵌合部141aの側方と、サンギヤ131の軸端部との間に、アキシアル負荷能力が大きいスラスト軸受21、具体的にはスラスト玉軸受またはスラストころ軸受を配設し、かつベベルリングギヤ122と減速機構部13のプラネタリキャリア134との間に、アキシアル負荷能力が大きいスラスト軸受23、具体的にはスラスト玉軸受またはスラストころ軸受を配設する。
【選択図】図1

Description

本発明は、最終減速装置に関し、特に、直交軸ギヤと、遊星歯車を用いた減速機構部とを備えた最終減速装置に関する。
従来、最終減速装置の直交軸ギヤにあっては、図3に示されるように、食い違い歯車、所謂ハイポイドギヤが用いられてきたが(例えば、特許文献1参照)、ハイポイドギヤは、オフセットが大きくなるにつれて低負荷時のフリクションが増加してしまう。そこで、図4に示されるように、ハイポイドギヤの代わりにオフセット0の交差軸歯車、所謂ベベルギヤやスパイラルベベルギヤ(1)を用いると共に、ベベルギヤ(1)と差動歯車機構部(2)との間に遊星歯車を用いた減速機構部(3)を介設することによって、最終減速装置の効率を改善することが考えられる(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−40339号公報 特開昭64−6548号公報
しかしながら、上記特許文献2の最終減速装置にあっては、図4に示されるように、ベベルリングギヤ(4)とサンギヤ(5)とを連ねるハウジング(6)が、差動箱(7)を介して左右の出力軸(8),(8)に跨がった状態で支持されている。このため、最終減速装置の大型化や重量増加を招くという問題があった。
そこで、このような問題を解決するために、図5に示されるように、ハウジング(6)を左右の出力軸(8),(8)のうち一方の出力軸に支持されるように形成して、最終減速装置のコンパクト化を図ることが考えられる。しかしながら、装置のコンパクト化に伴ってベベルリングギヤ(4)や減速機構部(3)のインターナルギヤ(9)が片持ち支持されることとなるので、ベベルリングギヤ(4)やインターナルギヤ(9)の支持剛性を高めないと、動力伝達時に、ベベルリングギヤ(4)の回転が不安定になって歯当たり不良が発生したり、減速機構部(3)のプラネタリギヤ(10)などの同軸度が不良となり、効率が低下したり、異音が発生するという問題が生じる。
本発明は、こうした事情に鑑みてなされたものであり、コンパクトでありながら、各種歯車の歯当たりの安定化による効率向上並びに異音発生の低減化を図ることができる最終減速装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1に記載の発明は、入力軸から伝達された回転駆動力を、出力ギヤが差動歯車機構部のディファレンシャルケースに同軸上に配置された直交軸ギヤによって90度曲げたのち、前記ディファレンシャルケースに同軸上に配置され、かつ前記直交軸ギヤの出力ギヤに連なったサンギヤが入力、かつインターナルギヤが固定、かつプラネタリキャリアが出力に割り当てられた減速機構部を介して前記ディファレンシャルケースに伝達すると共に、前記ディファレンシャルケースの内部で前記ディファレンシャルケースと一体的に回転する差動小歯車と、前記差動小歯車に噛み合う差動大歯車とによって、左右の出力軸に伝達する最終減速装置において、
前記直交軸ギヤの出力ギヤの径方向と前記ディファレンシャルケースとの間に、ラジアル負荷能力が大きい第1の軸受部材を配設し、かつ前記第1の軸受部材のインナレース及び前記ディファレンシャルケースと前記サンギヤとの間に、アキシアル負荷能力が大きい第2の軸受部材を配設し、かつ前記直交軸ギヤの出力ギヤと前記プラネタリキャリアとの間に、アキシアル負荷能力が大きい第3の軸受部材を配設したことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、動力伝達時に直交軸ギヤの出力ギヤにかかるラジアル荷重は第1の軸受部材が受け、アキシアル荷重は第1及び第2の軸受部材が分散して受けるようになる。これにより、最終減速装置の大型化や重量増加を招くことなく直交軸ギヤの出力ギヤの支持剛性を増加させることができるようになる。その結果、直交軸ギヤの出力ギヤが回転する際の軸ぶれがなくなり、回転がより安定化すると共に歯当たり不良が防止されるので、直交軸ギヤにおける歯当たり音を大幅に低減することができるようになる。
上記目的を達成するため請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の構成において、前記最終減速装置の外殻をなすケース本体に取り付けられ、かつ前記ディファレンシャルケースを回転可能に支持する第4の軸受部材を保持する保持部材の外周面部にインロー部を形成すると共に、前記インロー部に嵌合する嵌合部を前記インターナルギヤに形成し、前記インロー部に前記嵌合部を嵌合させた状態で、前記インターナルギヤを前記ケース本体に固定することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、インターナルギヤは、その嵌合部が保持部材のインロー部に嵌合することによって、位置決め精度及び支持剛性が向上した状態で、ケース本体に固定されることとなる。これにより、左右の出力軸やプラネタリギヤに対するインターナルギヤの同軸性能や支持剛性をより向上させることができるようになるので、減速歯車機構における各種歯車の噛み合い精度の向上及び歯当たり音の低減が図られることとなる。
本発明の最終減速装置によれば、ケース本体を大型化することなくベベルリングギヤやインターナルギヤの支持剛性を高めることができるので、動力伝達時における各種歯車の歯当たり不良が低減すると共に、遊星歯車機構における同軸度の不良を低減した効率の良い最終減速装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る最終減速装置について図1、2を参照して詳細に説明する。図1は、この最終減速装置の一実施形態を示した断面図、図2は、図1の側面図である。
図1に示されるように、この発明による最終減速装置11は、直交軸ギヤ12、遊星歯車を用いた減速機構部13、差動歯車機構部14を備えている。
なお、図1,2の最終減速装置11にあっては、図示しない縦置きエンジンに連なったケース本体としてのトランスミッションケース15内に配置された状態を示しており、図1における紙面下側が前方、上側が後方、図2における紙面右側が前方となっている。
直交軸ギヤ12は、ベベルピニオンギヤ121と、このベベルピニオンギヤ121に噛み合うベベルリングギヤ122とを備えている。ベベルピニオンギヤ121は、最終減速装置11の外殻をなすトランスミッションケース15に回転可能に支持された入力軸16の前端部に一体的に設けられている。また、ベベルリングギヤ122は、差動歯車機構部14のディファレンシャルケース141の径方向において同軸上に配設されている。
減速機構部13は、ベベルリングギヤ122に一体的に連なると共にディファレンシャルケース141に相対回転可能に支持されたサンギヤ131と、トランスミッションケース15に固定されたインターナルギヤ132と、サンギヤ131及びインターナルギヤ132に噛み合うプラネタリギヤ133と、プラネタリギヤ133を回転可能に支持すると共にディファレンシャルケース141に一体的に連なったプラネタリキャリア134とを備えている。
差動歯車機構部14は、プラネタリキャリア134が一体的に連なると共にトランスミッションケース15に回転可能に支持されたディファレンシャルケース141と、ディファレンシャルケース141内においてストレートピン142により抜け止め固定されたピニオンシャフト143と、ピニオンシャフト143に回転可能に支持された差動小歯車としての一対のディファレンシャルベベルピニオン144,144と、これらディファレンシャルベベルピニオン144,144に噛み合うと共に左右の出力軸17,18に連なった差動大歯車としての左右一対のディファレンシャルベベルギヤ145,145とを備えている。
詳述すると、入力軸16は、エンジン等の回転駆動力を伝達する動力伝達軸であって、その出力側(ベベルギヤ側)16aが、トランスミッションケース15内の左右支持部15a,15b間に配置されたアンギュラ玉軸受19(背面組合わせ)を介して回転可能に支持されている。このアンギュラ玉軸受19は、アキシアル荷重とラジアル荷重との合成荷重を受けるのに適し、かつモーメント剛性が高いため用いられている。また、この入力軸16の軸心方向と、左右の出力軸17,18の軸心方向とは直交していると共に、入力軸16の出力側16aの軸端部は、左側の出力軸17に対して近接配置されている。そして、この入力軸16の出力側16aの軸端部に、ベベルピニオンギヤ121が一体的に形成されている。このベベルピニオンギヤ121に噛み合うベベルリングギヤ122は、連結部材123を介してサンギヤ131に一体的に連なっている。なお、ここでは、連結部材123をベベルリングギヤ122の一部としてみなしている。
そして、ベベルリングギヤ122は、第1の軸受部材としてのラジアル軸受20、第2の軸受部材としてのスラスト軸受21及びブッシュ22を介してディファレンシャルケース141に相対回転可能に支持されている。さらに、ベベルリングギヤ122とプラネタリキャリア134との間には、第3の軸受部材としてのスラスト軸受23が介設されている。
すなわち、連結部材123の外周部には、ベベルリングギヤ122の背面及び内周面に接合した状態でベベルリングギヤ122を複数の固定用ボルト24により連結部材123に固定するための固定部124が形成されている。固定部124は、背板部124aと座面部124bとを備えている。
背板部124aには、固定用ボルト24を挿通するための等配孔124a1(但し、図1中にあっては1つのみ図示)が形成されていると共に、ベベルリングギヤ122には、等配孔124a1を挿通した固定用ボルト24が螺合するネジ孔122aが形成されている。
座面部124bの外周側には、ベベルリングギヤ122が挿嵌されていると共に、座面部124bの内周側、つまりディファレンシャルケース対向面側には、ラジアル負荷能力が大きく重荷重用に適している軸受部材、例えば、ラジアル軸受20(好ましくは、円筒ころ軸受)のアウタレースが嵌合されるようになっている。そして、このラジアル軸受20のインナレースは、ディファレンシャルケース141の外周面に凹み形成された嵌合部141aに嵌合している。すなわち、ベベルリングギヤ122の径方向、つまりベベルリングギヤ122とディファレンシャルケース141との間にはラジアル軸受20が配置されるので、動力伝達時にベベルリングギヤ122にかかるラジアル荷重はラジアル軸受20が受けるようになる。そのために、ベベルリングギヤ122の支持剛性がより増加して、ベベルピニオンギヤ121とベベルリングギヤ122との歯当たり音が低減するようになる。
なお、ラジアル軸受20は、円筒ころ軸受にのみ限定されるものではなく、その他のころ軸受、例えば、円すいころ軸受、自動調心ころ軸受、針状ころ軸受を用いてもよいし、また、玉軸受、例えば、深溝玉軸受、アンギュラ玉軸受を用いてもよい。また、転動体の列数は、単列にのみ限定されるものではなく、複列であってもよい。また、ラジアル荷重を受けることもできる軸受部材であれば、スラスト軸受を用いてもよい。
さらに、ラジアル軸受20のインナレース側方及びこのインナレースが嵌合したディファレンシャルケース141の嵌合部141aの側方と、サンギヤ131の軸端部、言い換えれば、連結部材123の内周側(連結部材123とサンギヤ131との結合部のこと)との対向面間には、アキシアル負荷能力が大きい第2の軸受部材としてのスラスト軸受21が介設されている。また、連結部材123とプラネタリキャリア134との対向面間には、アキシアル負荷能力が大きい第3の軸受部材としてのスラスト軸受23が介設されている。
すなわち、連結部材123を左右から挟むようにスラスト軸受21,23が配置されることによって、連結部材123、つまりベベルリングギヤ122に図1中左から右方向にかかるアキシアル荷重(スラスト荷重)をスラスト軸受23が受け、図1中右から左方向にかかるアキシアル荷重をスラスト軸受21が受けるようになる。さらには、サンギヤ131とディファレンシャルケース141との対向面間には、ラジアル負荷能力のある軸受部材としての薄肉筒状のブッシュ22が介設されている。これにより、動力伝達時にベベルリングギヤ122にかかるアキシアル荷重をスラスト軸受21,23が分散して受けるようになると共に、サンギヤ131にかかるラジアル荷重をブッシュ22が受けるようになる。その結果、ベベルリングギヤ122の支持剛性がより増加して、ベベルピニオンギヤ121とベベルリングギヤ122との歯当たり音が低減することとなる。
なお、スラスト軸受21,23は、スラスト玉軸受(例えば、スラストアンギュラ玉軸受)またはスラストころ軸受(例えば、スラスト円筒ころ軸受、スラスト針状ころ軸受、スラスト円すいころ軸受)のどちらでもよい。また、アキシアル荷重を受けることもできる軸受部材であれば、ラジアル軸受を用いてもよい。
減速機構部13は、シングルピニオン式の遊星歯車機構が用いられており、ベベルリングギヤ122に連なったサンギヤ131が入力、インターナルギヤ132が固定、プラネタリキャリア134が出力に割り当てられている。サンギヤ131とインターナルギヤ132とに噛み合うプラネタリギヤ133は、プラネタリキャリア134によって回転可能に支持されていると共に、このプラネタリキャリア134は、ディファレンシャルケース141の外周面にスプライン嵌合することによって一体的に連なっている。
そして、この減速機構部13は、サンギヤ131から入力された回転数を、サンギヤ131の歯数aとインターナルギヤ132の歯数cとによって設定される減速比(a+c)/aにより減速してディファレンシャルケース141に伝達する。また、この減速機構部13は、サンギヤ131の回転方向と同一方向に向かってプラネタリキャリア134が回転するようになっている。
なお、減速歯車機構部13にシングルピニオン式の遊星歯車機構を用いたが、これに限定されるものではなく、ダブルピニオン式の遊星歯車機構を用いてもよい。
ここで、インターナルギヤ132の支持構造について説明する。
インターナルギヤ132は、プラネタリギヤ133と噛み合うギヤ本体部132aから図1中右側の保持部材としてのアクスルシャフトホルダ25(以下、同様)の左端部にインロー、つまり精度良く位置決め保持されるように延設された嵌合部132bと、その嵌合部132bよりも外周側においてトランスミッションケースにインターナルギヤをボルト固定するための2つの固定フランジ部132c,132c(図2に図示)とを備えている。
嵌合部132bは、アクスルシャフトホルダ25にインローされた状態にあっては、インターナルギヤ132のアクスルシャフトホルダ側を塞ぐように側面視環状で断面L字状に形成されている。また、この嵌合部132bには油路132dが設けられており、嵌合部132bのアクスルシャフトホルダ側とプラネタリキャリア側との間で潤滑油が行き来できるようになっている。さらには、プラネタリキャリア134内部にも油路134aが形成されており、これら油路132d,134aを通過した潤滑油が、プラネタリギヤ133とプラネタリキャリア134との摺動部のみならず、インターナルギヤ132とプラネタリギヤ133との噛み合い面やサンギヤ131とプラネタリギヤ133との噛み合い面にも潤滑可能するようになっている。
2つの固定フランジ部132c,132cは、図2に示されるように、それぞれの中央に固定用ボルト27,27が挿通するボルト孔132e,132eが形成されていると共に、各ボルト孔132eの中心位置は、インターナルギヤ132の外周半径とほぼ一致するようになっている。また、2つの固定フランジ部132c,132cは、高低差がつくように180度の間隔をあけて設けられていると共に、高位側の固定フランジ部132cは、低位側よりも前側(エンジン側)に位置するようになっている。
アクスルシャフトホルダ25は、図1に示されるように、トランスミッションケース15と、ディファレンシャルケース141を回転可能に支持する第4の軸受部材としての単列アンギュラ玉軸受26のアウタレースとの間に介設されるものである。このアクスルシャフトホルダ25の一端部(ベベルリングギヤ側)には、インロー部25a(2つの部材の取付精度をよくするための嵌め合い部のこと)が、単列アンギュラ玉軸受26のアウタレースに沿って延設されている。また、この単列アンギュラ玉軸受26のインナレースは、プラネタリキャリア134にかかるアキシアル荷重を受けるように配設されている。
なお、軸受部材は、単列アンギュラ玉軸受にのみに限定されるものではなく、ラジアル荷重、アキシアル荷重及びこれらの合成荷重を受けることができる軸受部材であれば、他の軸受部材を用いてもよい。
そして、図1、2に示されるように、アクスルシャフトホルダ25のインロー部25aの外周側にインターナルギヤ132の嵌合部132bを嵌合させることによって、インターナルギヤ132の位置決め精度及び支持剛性を向上させた状態で、各固定フランジ部132cを挿通し、トランスミッションケース15に形成されたボルト孔15cに螺合する廻り止めを兼ねた固定用ボルト27,27によって、インターナルギヤ132はトランスミッションケース15に強固にボルト固定されている。これにより、インターナルギヤ132の支持剛性と同軸性能とが大幅に向上するので、減速機構部13における各種ギア131〜133の噛み合い精度の向上及び歯当たり音の低減が図られることとなる。
以上、インターナルギヤ132の支持構造について説明した。
そして、ディファレンシャルケース141に伝達された駆動力は、ピニオンシャフト143から一対のディファレンシャルベベルピニオン144,144に伝達されたのち、これらディファレンシャルベベルピニオン144,144に噛み合う一対のディファレンシャルベベルギヤ145,145から左右の出力軸17,18に伝達されることによって、図示しない左右の駆動輪が回転することとなる。
以上述べたように本発明によれば、動力伝達時に直交軸ギヤ12のベベルリングギヤ122にかかるラジアル荷重はラジアル軸受20が受け、アキシアル荷重はスラスト軸受21,23が分散して受けるようになる。これにより、最終減速装置11の大型化や重量増加を招くことなくベベルリングギヤ122の支持剛性を増加させることができるようになる。その結果、ベベルリングギヤ122が回転する際の軸ぶれがなくなり、回転がより安定化すると共に歯当たり不良が防止されるので、直交軸ギヤ12における歯当たり音を大幅に低減することができるようになる。
また、本発明によれば、インターナルギヤ132は、その嵌合部132bがアクスルシャフトホルダ25のインロー部25aに嵌合することによって、位置決め精度及び支持剛性が向上した状態で、トランスミッションケース15に強固にボルト固定されることとなる。これにより、インターナルギヤ132の支持剛性や同軸性能をより向上させることができるようになるので、減速機構部13における各種歯車131〜133の噛み合い精度の向上及び歯当たり音の低減が図られることとなる。
なお、本実施形態にあっては、直交軸ギヤ12にオフセット0のベベルギヤを用いたが、これに限定されるものではなく、オフセットが0に近いハイポイドギヤ(食い違い軸歯車)を用いてもよい。
また、本実施形態は、直交軸ギヤを用いた最終減速装置に適用されるのみならず、平行軸ギヤを用いた最終減速装置にも適用することができる。また、リヤディファレンシャル装置にも適用することができる。
本発明の実施の形態に係る最終減速装置の平断面図である。 図1の側面図である。 従来の最終減速装置を説明するためのスケルトン図である。 図3とは異なる従来の最終減速装置の模式図である。 図4とは異なる従来の最終減速装置の模式図である。
符号の説明
11…最終減速装置
12…直交軸ギヤ
121…ベベルピニオンギヤ(入力ギヤ)
122…ベベルリングギヤ(出力ギヤ)
123…連結部材
13…減速機構部
131…サンギヤ
132…インターナルギヤ
132b…嵌合部
132c…固定フランジ部
133…プラネタリギヤ
134…プラネタリキャリア
14…差動歯車機構部
141…ディファレンシャルケース
144…ディファレンシャルベベルピニオン(差動小歯車)
145…ディファレンシャルベベルギヤ(差動大歯車)
15…トランスミッションケース(ケース本体)
16…入力軸
17…左側の出力軸
18…右側の出力軸
20…ラジアル軸受(第1の軸受部材)
21…スラスト軸受(第2の軸受部材)
23…スラスト軸受(第3の軸受部材)
25…アクスルシャフトホルダ(保持部材)
25a…インロー部
26…単列アンギュラ玉軸受(第4の軸受部材)

Claims (2)

  1. 入力軸から伝達された回転駆動力を、出力ギヤが差動歯車機構部のディファレンシャルケースに同軸上に配置された直交軸ギヤによって90度曲げたのち、前記ディファレンシャルケースに同軸上に配置され、かつ前記直交軸ギヤの出力ギヤに連なったサンギヤが入力、かつインターナルギヤが固定、かつプラネタリキャリアが出力に割り当てられた減速機構部を介して前記ディファレンシャルケースに伝達すると共に、前記ディファレンシャルケースの内部で前記ディファレンシャルケースと一体的に回転する差動小歯車と、前記差動小歯車に噛み合う差動大歯車とによって、左右の出力軸に伝達する最終減速装置において、
    前記直交軸ギヤの出力ギヤの径方向と前記ディファレンシャルケースとの間に、ラジアル負荷能力が大きい第1の軸受部材を配設し、かつ前記第1の軸受部材のインナレース及び前記ディファレンシャルケースと前記サンギヤとの間に、アキシアル負荷能力が大きい第2の軸受部材を配設し、かつ前記直交軸ギヤの出力ギヤと前記プラネタリキャリアとの間に、アキシアル負荷能力が大きい第3の軸受部材を配設したことを特徴とする最終減速装置。
  2. 前記最終減速装置の外殻をなすケース本体に取り付けられ、かつ前記ディファレンシャルケースを回転可能に支持する第4の軸受部材を保持する保持部材の外周面部にインロー部を形成すると共に、前記インロー部に嵌合する嵌合部を前記インターナルギヤに形成し、前記インロー部に前記嵌合部を嵌合させた状態で、前記インターナルギヤを前記ケース本体に固定することを特徴とする請求項1に記載の最終減速装置。
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