JP2008296500A - シャープペンシル - Google Patents

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Abstract

【課題】チャック1を前進させて芯13を繰り出すシャープペンシルにおいて、軸筒の把持部を把持した時に、指のみならず、指間部によって、手が筆記先端部方向へ移動することを抑制する。更に、軸筒の先端部側及び軸筒の後端部側の外形が略同一となっているので、斬新な外観が可能となる。従って、把持し易く、かつ、斬新な外観となるシャープペンシルを提供する。
【解決手段】胴7にグリップ10を被せ、このグリップ10の外形を、先端から徐々に縮径し、かつ、後端に向かって徐々に拡径する傾斜状又は円弧状に形成する。更に、胴7の後部に鞘18を取り付け、この鞘18に外鞘17を被せる。この外鞘17の外形を、先端から徐々に縮径し、かつ、後端に向かって徐々に拡径する傾斜状又は円弧状に形成する。これらの胴7、鞘18、グリップ10及び外鞘17により軸筒を構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、チャックを前進させることにより芯を繰り出すとともに、軸筒の前部に先部材を設け、かつ、軸筒の後端よりノブを突出させたシャープペンシルに関する。
従来から、チャックを前進させることにより芯を繰り出すとともに、軸筒の前部に先部材を設け、かつ、軸筒の後端よりノブを突出させたシャープペンシルは知られている。
こうしたシャープペンシルにおいて、軸筒先端部又は軸筒先端部の把持部にグリップ部材を装着し、グリップ部材の先端部が先端に向かって徐々に拡径している筆記具は、特開平06−227195号公報「筆記具」や特開平08−300878号公報「筆記具用把持具」に開示されている。(特許文献1及び2参照)
また、中間領域が前部領域より細径となるくびれ状とし、前部領域から後部領域に向かって徐々に拡径する筆記具は、特開2001−270281号公報「筆記具」に開示されている。(特許文献3参照)
特開平06−227195号公報 特開平08−300878号公報 特開2001−270281号公報
しかし、特許文献1、2のようにグリップ部材の先端部が先端に向かって徐々に拡径しているだけでは、把持部に装着したグリップ部材を指で把持した時に、筆記先端部方向への移動は、指によって抑制できるが、親指と人差し指の付け根(指間部)に軸筒後端部が当接し難く、指間部の後方への移動を抑制することができなかった。
また、特許文献3のように、中間領域が前部領域より細径となるくびれ状とし、前部領域から後部領域に向かって徐々に拡径する筆記具は、確かに把持部に装着したグリップ部材を指で把持した時に親指と人差し指の付け根(指間部)に軸筒後端部が当接し易く、指間部の後方への移動を抑制することはできるが、指間部と親指と人差し指との間に空間が形成され易く、筆記時等に指間部の筆記先端部方向への移動が防止できないため、大きな筆圧で筆記しなければならないシャープペンシルにおいては特に指への負担が大きくなるという問題があった。
本発明はこうした問題に鑑み、軸筒の把持部を把持した時に、指のみならず、指間部によって、手が筆記先端部方向へ移動することを抑制し、かつ、斬新な外観が得られるシャープペンシルを提供する。
本発明は、チャックを前進させることにより芯を繰り出すとともに、軸筒の前部に先部材を設け、かつ、軸筒の後端よりノブを突出させたシャープペンシルにおいて、前記軸筒の外形が、先部材から徐々に縮径し、前記軸筒の略中間部に向かって徐々に拡径する傾斜状又は円弧状に形成し、かつ、前記軸筒の略中間部から徐々に縮径し、前記軸筒の後端部に向かって徐々に拡径する傾斜状又は円弧状とし、前記軸筒の先端部、中間部、後端部に膨出部を形成したことを第1の要旨とする。
また、前記軸筒が、略中間部を基準として、軸筒先端部側及び軸筒後端部側が略同一であることを第2の要旨とする。
更に、先部材に弾性体からなりかつ略円錐形の先カバーを被せるとともに、ノブに弾性体からなりかつ略円錐形のノブカバーを取り付け、このノブカバーの前端を軸筒の後端に密着させたことを第3の要旨とする。
更にまた、胴に弾性体からなるグリップを被せ、このグリップの外形を、先部材から徐々に縮径し、かつ、後端に向かって徐々に拡径する傾斜状又は円弧状に形成し、更に、胴の後部に鞘を取り付け、この鞘に外鞘を被せ、この外鞘の外形を、先端から徐々に縮径し、かつ、後端に向かって徐々に拡径する傾斜状又は円弧状に形成して、軸筒を構成したことを第4の要旨とする。
更にまた、グリップと外鞘の間にグリップの後端及び外鞘の前端より太径の筒体を設けたことを第5の要旨とする。
請求項1記載の発明は、軸筒の把持部を把持した時に、指のみならず、指間部によって、手が筆記先端部方向へ移動することを抑制するので、大きな筆圧で筆記しなければならないシャープペンシルにおいて指への負担が軽減でき筆記操作性の向上を図ることが可能となる。
請求項2記載の発明は、軸筒先端部側及び軸筒後端部側の外形が略同一となっているので、斬新な外観が可能となる。
請求項3記載の発明は、先部材の後部に略円錐形の先カバーを被せるとともに、ノブに略円錐形のノブカバーを取り付けることにより、シャープペンシル全体の外観が前後略同一形状に構成できるので、いままでにない斬新な外観が可能となる。また、グリップの先に略円錐形の先カバーが設けられているので、先端部分を把持して筆記した場合でも滑り止め効果が可能となる。
請求項4記載の発明は、グリップ及び外鞘が別体で構成されているので、材質及び色彩が任意に設定できる。従って、斬新で高級なデザインが可能となるとともに、手に接触する時の感触も任意に設定でき、筆記操作性のさらなる向上が可能となる。
請求項5記載の発明は、筒体の材質及び色彩を、胴、グリップ、鞘及び外鞘と異なる設定が可能となり、更に斬新で高級なデザインが可能となる。
筆記時における指への負担が軽減できるとともに、斬新で高級なデザインのシャープペンシルを実現した。
図1、図2、図3及び図4により実施例1の振出式シャープペンシルを説明する。尚、図1の左側を前方とし右側を後方とする。先ず、黄銅等からなる金属製のチャック1の後部にポリアセタール製のコネクター2を圧入固着する。このコネクター2には、略中間部に鍔部2Aを形成し、後部に前方面が垂直で後方面が傾斜した外鍔2Bを2個形成する。このコネクター2の後部をポリプロピレン製のパイプ材からなる芯タンク3の前部に圧入固着する。
更に、チャック1の頭部1Aには締具4が外嵌され、締具4を受け止める連結具5とコネクター2の間にスプリング6が張架される。
着色された胴7の前部には細径孔7Aが形成され、この細径孔7A内を芯タンク3及びコネクター2が挿通可能に構成する。更に、胴7の後端部には、他の部位に比して外径と内径とが大きく設定された大径部7Bが形成されている。
この胴7の大径部7Bの外周面には筒体8が回動可能に装着されている。この筒体8の前端部に内鍔8Aが形成され、この内鍔8Aは胴7の後部外段7Cに係止されてそれ以上後方に移動しないように位置決めされる。
また、筒体8には、その円周の一部分が枠状に形成されるとともに内外に貫通した開口部8Bが形成されており、当該開口部8Bには拡大レンズ9が嵌合装備されている。拡大レンズ9は、円形の筒体の半径方向に光軸を向けた状態で筒体8に装備されており、開口部8Bから覗くことが可能な大径部7Bの外周面の一部の範囲を拡大して外部に示すことを可能としている。また、前述したように、筒体8は、大径部7Bに対して回動可能に装着されているので、大径部7Bの外周面上に複数の表示7D(文字、記号、数字、図柄、模様等)を周方向に沿って列記しておくことにより、筒体8の回転操作により各表示7Dを選択的に拡大して外部に表示することが可能となる。
この胴7の前部細径部7Eには滑り止め用のグリップ10が被せられるが、筒体8とグリップ10の間には滑りの良い素材からなるワッシャー11が介挿され、筒体8がグリップ10と摩擦接触することを回避している。従って、筒体8はスムーズに回動することができる。前記グリップ10は、透明あるいは着色透明のシリコーンゴムにて成形される。また、グリップ10の外形は、先端部から徐々に縮径し、かつ、後端に向かって徐々に拡径する傾斜状又は円弧状に形成される。
先部材12には、芯13を適度の力で保持するゴム等の弾性体で構成された芯ホルダー14が内蔵されるとともに、外形が前方に向かうに従って縮径した略円錐状に形成されている。しかも、先部材12の外周面には先カバー15を装着するための前部係止溝12Aと後部係止溝12Bが形成されている。更に、先部材12の後端面には後方に向かって突出する外側突部12Cと内側突部12Dが形成され、グリップ10との接触面積を小さくしている。
先カバー15は、前述したグリップ10と同じ弾性体で形成されており、先部材12の先端部を除く外周面のほぼ全体を覆うように装着される。かかる先カバー15は、前端部に前部内鍔15Aが形成されるとともに、後端部に後部内鍔15Bが形成され、前部内鍔15Aが先部材12の前部係止溝12Aに係合されるとともに後部内鍔15Bが後部係止溝12Bに係合されている。
前記胴7の前方より芯タンク3を挿入するとともに、胴7の前部に先部材12を着脱可能に螺合する。この胴7の前端と先部材12の内段12Eにより前述した連結具5を挾持する。また、先部材12の後端面には外側突部12Cと内側突部12Dが形成されているので、先部材12を螺合する時に先部材12の外側突部12Cがグリップ10の内段面10Aに接触するが、接触面積が少なくなりグリップ10をねじってしまう恐れはない。更に、先部材12に装着された先カバー15の後端とグリップ10の前端とは隙間なく密着される。従って、筆記する時に、グリップ10部分のみではなく先カバー15を把持して筆記した場合でも滑り止め効果が期待できる。
金属製の重量体16は筒状に構成され、この重量体16を前記胴7の後端より開口された内孔7Fに摺動可能に内蔵する。この重量体16の貫通孔に前記芯タンク3が挿通される。
透明あるいは着色透明の合成樹脂にて成形された外鞘17は、先端から徐々に縮径し、かつ、後端に向かって徐々に拡径する傾斜状又は円弧状に形成され、前記グリップ10と略同形に形成される。
また、鞘18の後部に外鍔18Aを形成するとともに外鞘17より長手方向前方に係合突部18Bを形成する。更に、鞘18の内面には、中間部よりやや後方に内鍔18Cを形成し、かつ、前端より長手方向後方に伸びた2つの前部キー18Dが左右に相対して形成されるとともに、後端より長手方向前方に伸びた2つの後部キー溝18Eが上下に相対して形成される。
中子19は前部に内鍔19Aが形成され、中間部の相対する位置に開口窓19Bを形成する。更に、中子19の外面には2つのキー溝19Cが左右に相対して形成される。
押部材20の前部外面の上下には2つの係止突起20Aが相対位置に形成され、この係止突起20Aの前端は傾斜して形成される。また、押部材20の両側には開口窓20Bが形成され、押部材20の前部が撓み可能に形成される。押部材20の後部には外鍔部20Cが形成され、この外鍔部20Cには外方に突出した2つのキー20Dが互いに相対して形成される。更に、押部材20の後部内孔20Eに消しゴム21が嵌合されて取り付けられる。
前記中子19は、中子19のキー溝19Cが鞘18の前部キー18Dに合わせて鞘18の前方より挿入される。尚、前部キー18Dの前部は前方に行くに従って細幅に形成され、キー溝19Cに入り易い形状となっている。また、鞘18の後方より押部材20が鞘18の後部キー溝18Eに押部材20のキー20Dが合わされて挿入され、鞘18の内鍔18Cと押部材20の外鍔部20Cとの間にリターンスプリング22が張架される。そして、押部材20を適宜挿入すると、押部材20の係止突起20Aが中子19の開口窓19Bに係合して取り付けられる。この時、鞘18の前部キー18Dに中子19のキー溝19Cが合わされるとともに鞘18の後部キー溝18Eに押部材20のキー20Dが合わされるので、押部材20の係止突起20Aは中子19の開口窓19Bに確実に嵌め込まれる。従って、通常は押部材20の係止突起20Aが中子19の開口窓19Bに係止されている。この状態では、鞘18の後部キー溝18Eの前縁から押部材20のキー20Dまでは適宜離間されている。この鞘18を前記外鞘17に後方より挿入し、外鞘17の内鍔17Aに鞘18の係合突部18Bを係合させる。
前記胴7の後端から胴7内に重量体16を摺動可能に内蔵し、この重量体16の貫通孔内に芯タンク3が挿通される。
次に、胴7に前記鞘18を着脱可能に螺合し、胴7の後端7Gと鞘18の外鍔18Aにより外鞘17を挾持する。また、胴7内に内蔵された重量体16はコネクター2の鍔部2Aと中子19の内鍔19Aの間を長手方向に摺動可能に構成される。しかも、押部材20の前部内孔20Fには芯タンク3の後部が挿入され、芯タンク3の後端から押部材20の押圧面20Gまでが適宜離間して構成されている。
ノブカバー23は、後方に向かうに従って縮径された略円錐形に形成され、その前端に最大径よりわずかに細径に形成された筒部23Aを形成するとともに、後端側に内鍔23Bを形成する。この筒部23Aと内鍔23Bとの間には、薄肉に形成された可撓部23Cを形成する。しかも、このノブカバー23はシリコンゴム等の弾性体で構成されている。
ノブ24は黄銅等の金属で構成され、筒状部24Aとその後方に細径部24Bが構成される。この細径部24Bに前記ノブカバー23を後方より被せ、細径部24Bにノブカバー23の内鍔23Bを配置させる。更に、ノブ24の細径部24Bに尾栓25を圧入固着し、ノブ24の段部24Cと尾栓25の外鍔25Aによりノブカバー23の内鍔23Bを挾持する。
このノブ24を前記押部材20の後部外側20Hに着脱可能に嵌合し、このノブ24によって消しゴム21を覆っている。また、ノブカバー23の筒部23Aは鞘18の後部細径部18Fと外鞘17の後部内面17Bとの間に嵌合され、外鞘17の後端とノブカバー23の外段部23Dは密着して構成される。
従って、上記振出式シャープペンシルは、胴7、グリップ10、鞘18、外鞘17及び筒体8により軸筒を構成し、筒体8を中心として前後の外形が略同形に形成される。
以上説明した振出式シャープペンシルは、指でグリップ10を把持するとともに、指間部が外鞘17の縮径された部分に圧接されるので、指のみならず指間部によっても手が筆記先端部方向へ移動することを抑制する。従って、指への負担を大幅に軽減できる。また、芯13を繰り出すために軸筒を振ると、重量体16に慣性力が働き、重量体16がコネクター2の鍔部2Aに当接する。すると、コネクター2とともにチャック1及び芯タンク3も前進し一定量芯13が繰り出される。
また、先部材12内に折損芯が発生した場合には、先部材12を外して折損芯を排除する。その後、先部材12を胴7に螺合するが、後端面に外側突部12Cと内側突部12Dが形成されてグリップ10との接触面積を小さくしているので、先部材12とともにグリップ10がねじれてしまう恐れはない。
また、1本の芯13が消耗し次の芯13を追従させるためにノブ24をノックすると、図5に示したように、ノブカバー23の可撓部23Cが折り畳まれるように撓むので、ノブ24のノック操作を軽い押圧力で行うことができる。しかも、ノブカバー23が周囲に広がる方向には膨出しないので、ノック操作を妨げることもない。次に、ノブ24のノック操作を終了すると、押部材20はリターンスプリング22により後方に移動される。ノブカバー23もノブ24とともに後退するが、ノブカバー23の筒部23Aは鞘18の後部細径部18Fと外鞘17の後部内面17Bとの間に嵌合されているので、筒部23Aが外鞘17と離間して後退してしまう恐れはない。従って、ノブカバー23は可撓部23Cの折り畳まれた状態から通常の状態に伸ばされ元の状態に復帰する。従って、外鞘17の後端とノブカバー23の外段部23Dは密着した状態を維持している。
また、消しゴム21を使用する場合には、押部材20からノブ24を外すことにより使用できる。更に、消しゴム21を外せば芯タンク3内に芯13を補充することができる。そして、再度ノブ24を取り付ける場合には、ノブ24を押部材20の後部外側20Hに嵌合するとともに、ノブカバー23の筒部23Aを鞘18の後部細径部18Fと外鞘17の後部内面17Bとの間に差し込んで嵌合することにより取り付ける。
以下、図6に基づいて本発明における実施例2のノック式シャープペンシルを説明する。尚、図1と同一の部材は同一の符号を付してその説明を省略する。先ず、黄銅等からなる金属製のチャック101の後部にポリプロピレン製のパイプ材からなる芯タンク103の前部を圧入固着する。
更に、チャック101の頭部101Aには締具4が外嵌され、締具4を受け止める連結具5と芯タンク103の間にスプリング106が張架される。
鞘118の後部には外鍔118Aを形成するとともに、外鍔118Aより長手方向前方に係合突部118Bを形成する。この鞘118を外鞘17に後方より挿入し、外鞘17の内鍔17Aに鞘118の係合突部118Bを係合させる。この鞘118を前記胴7に着脱可能に螺合し、胴7の後端と鞘118の外鍔118Aにより外鞘17を挾持する。
前記胴7の前方より芯タンク103を挿入するとともに、胴7の前部に先部材12を着脱可能に螺合する。この胴7の前端と先部材12の内段12Eにより前述した連結具5を挾持する。
また、芯タンク103の後部には押部材120の前部内孔120Fが圧入されて取り付けられ、この押部材120の後部内孔120Eに消しゴム21が嵌合されて取り付けられる。
更に、押部材120の後部外側120Hにノブ24が嵌合され、ノブカバー23の外段部23Dが外鞘17の後端に密着して構成される。
従って、上記ノック式シャープペンシルは、胴7、グリップ10、鞘118、外鞘17及び筒体8により軸筒を構成し、筒体8を中心として前後の外形が略同形に形成される。
以上説明したノック式シャープペンシルは、ノブ24をノックすることにより押部材120に押されてチャック101及び芯タンク103が前進し、一定量芯13が繰り出される。しかも、ノブ24が押された時にノブカバー23の可撓部23Cが折り畳まれるように撓むので、ノブ24のノック操作を軽い押圧力で行うことができる。しかも、ノブカバー23が周囲に広がる方向には膨出しないので、ノック操作を妨げることもない。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、外鞘を弾性体で構成することも可能である。また、グリップ及び外鞘を異なる色の着色透明に構成するとともに、胴、筒体及び鞘を異なる材質や異なる色で着色し構成すれば、斬新で高級感のあるデザインが期待できる。
また、軸筒を構成する胴、グリップ、筒体、鞘及び外鞘は、例えば鞘と外鞘、あるいは胴、グリップ及び筒体といったそれぞれ2個以上の部品を一体に構成しても良い。
指への負担が軽減でき、筆記操作性の向上を図ることができるシャープペンシルに適用できる。
本発明の実施例1のシャープペンシルを示す断面図である。(実施例1) 図1のA−A線を示す拡大断面図である。(実施例1) 本発明の実施例1のシャープペンシルにおける前部を示す主要部拡大部分断面図である。(実施例1) 本発明の実施例1のシャープペンシルにおける後部を示す主要部拡大断面図である。(実施例1) 本発明の実施例1のシャープペンシルにおいて、ノブをノックした状態を示す主要部拡大断面図である。(実施例1) 本発明の実施例2のシャープペンシルを示す断面図である。(実施例2)
符号の説明
1 チャック
7 胴
8 筒体
10 グリップ
12 先部材
13 芯
15 先カバー
17 外鞘
18 鞘
23 ノブカバー
24 ノブ
101 チャック
118 鞘
120 押部材

Claims (5)

  1. チャックを前進させることにより芯を繰り出すとともに、軸筒の前部に先部材を設け、かつ、軸筒の後端よりノブを突出させたシャープペンシルにおいて、前記軸筒の外形が、先端部から徐々に縮径し、前記軸筒の略中間部に向かって徐々に拡径する傾斜状又は円弧状に形成し、かつ、前記軸筒の略中間部から徐々に縮径し、前記軸筒の後端部に向かって徐々に拡径する傾斜状又は円弧状とし、前記軸筒の先端部、中間部、後端部に膨出部を形成したことを特徴とするシャープペンシル。
  2. 前記軸筒が、略中間部を基準として、軸筒先端部側及び軸筒後端部側の外形が略同一であることを特徴とする請求項1記載のシャープペンシル。
  3. 先部材に弾性体からなりかつ略円錐形の先カバーを被せるとともに、ノブに弾性体からなりかつ略円錐形のノブカバーを取り付け、このノブカバーの前端を軸筒の後端に密着させたことを特徴とする請求項1又は2記載のシャープペンシル。
  4. 胴に弾性体からなるグリップを被せ、このグリップの外形を、先端部から徐々に縮径し、かつ、後端に向かって徐々に拡径する傾斜状又は円弧状に形成し、更に、胴の後部に鞘を取り付け、この鞘に外鞘を被せ、この外鞘の外形を、先端から徐々に縮径し、かつ、後端に向かって徐々に拡径する傾斜状又は円弧状に形成して、軸筒を構成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシャープペンシル。
  5. グリップと外鞘の間にグリップの後端及び外鞘の前端より太径の筒体を設けたことを特徴とする請求項4記載のシャープペンシル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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