JP2008296484A - 塗布具 - Google Patents

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Natsuko Ogawara
夏子 小河原
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Abstract

【課題】 インキ収容部から塗布先までの距離が長くなり、塗布先にすぐにインキを供給できず、インキの吐出に対するインキ供給の応答性が悪くなる、という問題点があった。
【解決手段】 インキ収容部から塗布先までインキを供給するためのインキ中継部材を備えたリフィルを有し、そのリフィルを付勢するスプリングによって前記塗布先を外装体から出没可能とする出没機構を備えた塗布具において、前記スプリングをインキ中継部材の周囲に配置すると共に、前記スプリングを錐状に形成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インキ収容部と塗布先とを少なくとも有するリフィルを外装体内に前後動自在に配置すると共に、外装体とリフィルとの間に、直接又は接続部材を介して、リフィルを前方又は後方に付勢するコイルスプリングを配置した塗付具に関する。
従来、出没式筆記具として、外装体の内部に直管状のコイルスプリングを配置したものが知られている。(特許文献1参照)。
特開平10−114188号公報
特許文献1に開示されているものは、インキ中継部材の周囲に直管状のコイルスプリングが配置され、そのコイルスプリングがリフィルを常時後方に付勢し、筆記時には後端を押圧操作することによって、リフィルが外装体より突出可能となり、後端よりの押圧が解除されると、コイルスプリングの弾発力によってリフィルを外装体内に押し戻す構造となっている。ここに示されているコイルスプリングは、直管状をしているため、最圧縮状態となった場合に、線径分の厚みの重なり合いの長さとなる。これは、塗布具を短くコンパクトに形成する際の障害となっていた。
本発明は、インキ収容部と塗布先とを少なくとも有するリフィルを外装体内に前後動自在に配置すると共に、外装体とリフィルとの間に、直接又は接続部材を介して、リフィルを前方又は後方に付勢するコイルスプリングを配置した塗布具において、前記コイルスプリングの隣り合ったコイル径が異なることを要旨とする。
本発明によれば、コイルスプリングの隣り合ったコイル平均径が異なるので線径が重なり合った厚みよりも短い状態に圧縮可能となり、コイルスプリングの収容長さの空間が少なくてすみ、リフィルが収容される外装体を短くコンパクトにする事ができる。
以下、図面に基づき説明する。図1において、外装体1の先端には塗布先3が突出する塗布先突出口1aがあり、インキ収容部側には出没機構の操作を施すノック2が配置されている。出没機構としては、ノック機構に限らず回転式の繰り出し機構やサイドでのスライド機構を使用しても良く、使用状況に応じて適宜設定出来る。
外装体1の内側には、塗布先3又は塗布先3に接続されるインキ中継部材4とインキ収容部5に沿った形状の中筒6からなるリフィル11を、前後動自由に配置している。インキ中継部材としてはインキ収容部よりも毛管力の強い別部材の物があり、塗布先と一体となっていても良い。塗布先としては、インキ中継部材からインキを供給し、紙面又は塗布面に塗布出来る物であればよく、例えば筆穂やウレタンフォームやポリエチレンフォームなどのような多孔質の塗布先にする事もでき、これに限らず、ポリアセタールなどの合成樹脂の塗布先、ボールに塗布液を供給するボールペン先でもよい。また、インキ収容部としては、中綿等の吸蔵部材を使用しても良いし、ジャバラ構造等のインキ吐出制御構造を持った生インキ構造を使用しても良い。
外装体1とリフィル11の間には、隣り合ったコイル平均径が異なるコイルスプリング7を配置しており、リフィル11と密閉リング10に接し、リフィル11を常にインキ収容部側へ付勢している。また、コイルスプリングの荷重はその使用状況に応じて、線径や巻き数を変える事によって適宜設定出来る。さらに、複数のコイルスプリングを水平に配置してもよい。コイルスプリング7の前方には、塗布先からのインキ蒸発を抑制する為に、外気から内部を密閉する密閉部8を持ち、前方の密閉蓋9と後方の密閉リング10が形成されている。密閉部はインキの蒸発を抑える事が出来る構造であれば良く、例えば軸の前後動に連動し密閉蓋を回転させて密閉をする物、紐等を用いて紐の張力によって密閉する物などがあげられ、塗布先内部に弁機構を持つボールペン先のような時には無くてもよい。
外装体1のインキ収容部側に配置されたノック2を押圧することによって、塗布先3が密閉蓋9を押し開け、塗布先突出口1aから突出し、外装体内部に配置された係止機構により係止される事によって筆記状態となる。ここで言う係止機構とは塗布先を突出状態で維持する物であればどのような構造でも良い。
図2に示すようなコイルスプリング7の圧縮状態において、コイルスプリング7が錐状をしている為、隣り合ったコイルが径方向にずれた位置に移動する。そまた、錐状のコイルスプリングにすることによって、圧縮加重等が円柱状のコイルスプリングに劣る等の問題はない為、塗布具自体の性能をおとす事なく短くコンパクトにする事が可能である。ここで言う錐状のコイルスプリングとは、コイルスプリングの隣り合ったコイル平均径が異なるコイルスプリングの事を言う。
また、本例のコイルスプリングは前方に向かうにしたがって縮径しているが、後方に向かうにしたがって縮経しもよい。さらに、スプリングの中間部に向かうにしたがって縮経してもよく、両端部が縮経するもの、部分的に縮経するもであってもよい。
尚、コイルスプリングの位置は外装体内であればどこでも効果を得ることが出来る。特に、図1のように塗布先とインキ収容部の間をつなぐインキ中継部材4を持つ塗布具で、インキ中継部材4の周囲にコイルスプリング7を配置した塗布具においては、錐状のコイルスプリングを用いると、インキ中継部材の長さを短くする事が出来る為、インキの応答性を上げることが出来る。よって、早書きを行った場合においても筆記に必要なインキ量を短時間で供給出来る為、より効果的である。また、マーカーのような幅広の塗布先で吐出量が比較的多い筆記具に用いると、インキの追従が良く、より効果的である。
以下、図3に基づき他の一例について説明する。
図3に示したものは、コイルスプリングの圧縮状態において、隣り合ったコイルが水平に並び、錐状のコイルスプリング7の密着高さが線径と同様な長さとなる物である。よって、コイルスプリングの密着高さが最小になり、コイルスプリングを収容する長さの空間を最も短くすることが出来る為、最も外装体を短くコンパクトにできる。
最良の形態を示す縦断面図。 最良の形態におけるコイルスプリングの圧縮状態を示す縦断面図。 他の一例のコイルスプリングの圧縮状態を示す縦断面図。
符号の説明
1 外装体
1a 塗布先突出口
2 ノック
3 塗布先
4 インキ中継部材
5 インキ収容部
6 中筒
7 コイルスプリング
8 密閉部
9 密閉蓋
10 密閉リング
11 リフィル

Claims (2)

  1. インキ収容部と塗布先とを少なくとも有するリフィルを外装体内に前後動自在に配置すると共に、外装体とリフィルとの間に、直接又は接続部材を介して、リフィルを前方又は後方に付勢するコイルスプリングを配置した塗布具において、前記コイルスプリングの隣り合ったコイル平均径が異なる塗布具。
  2. 前記コイルスプリングのリフィルに対する直接または接続部材を介した接合部を、前記塗布先とインキ収容部との間に形成した請求項1に記載の塗布具。
JP2007146346A 2007-05-31 2007-05-31 塗布具 Pending JP2008296484A (ja)

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