JP2008296022A - 自己収縮型オリフィスシール - Google Patents

自己収縮型オリフィスシール Download PDF

Info

Publication number
JP2008296022A
JP2008296022A JP2008141683A JP2008141683A JP2008296022A JP 2008296022 A JP2008296022 A JP 2008296022A JP 2008141683 A JP2008141683 A JP 2008141683A JP 2008141683 A JP2008141683 A JP 2008141683A JP 2008296022 A JP2008296022 A JP 2008296022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal
surgical
loop
fiber
inlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008141683A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5252694B2 (ja
Inventor
Richard D Gresham
ディー. グレシャム リチャード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Covidien LP
Original Assignee
Tyco Healthcare Group LP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tyco Healthcare Group LP filed Critical Tyco Healthcare Group LP
Publication of JP2008296022A publication Critical patent/JP2008296022A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5252694B2 publication Critical patent/JP5252694B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/34Trocars; Puncturing needles
    • A61B17/3462Trocars; Puncturing needles with means for changing the diameter or the orientation of the entrance port of the cannula, e.g. for use with different-sized instruments, reduction ports, adapter seals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M39/00Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
    • A61M39/02Access sites
    • A61M39/06Haemostasis valves, i.e. gaskets sealing around a needle, catheter or the like, closing on removal thereof
    • A61M2039/0633Haemostasis valves, i.e. gaskets sealing around a needle, catheter or the like, closing on removal thereof the seal being a passive seal made of a resilient material with or without an opening
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M39/00Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
    • A61M39/02Access sites
    • A61M39/06Haemostasis valves, i.e. gaskets sealing around a needle, catheter or the like, closing on removal thereof
    • A61M2039/0633Haemostasis valves, i.e. gaskets sealing around a needle, catheter or the like, closing on removal thereof the seal being a passive seal made of a resilient material with or without an opening
    • A61M2039/0653Perforated disc
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M39/00Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
    • A61M39/02Access sites
    • A61M39/06Haemostasis valves, i.e. gaskets sealing around a needle, catheter or the like, closing on removal thereof

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

【課題】器具との強力な係合を提供し得るシールを有するカニューレを提供すること。
【解決手段】組織部位へのアクセスを可能にするための外科手術用入口装置であって、身体組織内に位置決めするための寸法にされた入口部材であって、該組織部位に隣接した外科手術手順を実施する際に使用される外科手術用物体の導入を可能にする、入口部材;ならびに該入口部材に対して設置されてシール軸を規定する、入口シールであって、該入口シールは、弾性部材および少なくとも1つの繊維ループを備え、該繊維ループは、内側ループ部分および外側ループ部分を備え、該内側ループ部分は、該入口穴に少なくとも部分的に外接し、そして該入口穴への該外科手術用物体の挿入の際に、半径方向外向きへの移動に供され、そして該外側ループ部分は、該内側ループ部分の半径方向外向きへの移動の間に、半径方向内向きへの移動に供される、入口シール、を備える、外科手術用入口装置。
【選択図】図1

Description

(関連出願の引用)
本願は、2007年5月30日に出願された、米国仮出願番号60/932,330の利益および優先権を主張する。この米国仮出願の全内容は、本明細書中に参考として援用される。
(技術分野)
本開示は、一般に、外科手術用器具との流体密接続を維持するためのシールを使用する、入口装置に関する。特に、本開示は、この器具の挿入の際に好都合に変形するように適合されたシールを使用する、入口装置に関する。
(関連技術の背景)
外科手術手順(例えば、腹腔鏡手順、関節鏡手順、および内視鏡手順)は、一般に、少なくとも部分的に最小侵襲性である。なぜなら、必要とされる切開が比較的小さく、おそらく長さが1インチ(約2.54cm)以下であるからである。小さい切開は好ましい。なぜなら、小さい切開は、身体組織に対する外傷が固有に小さいからである。また、小さい切開は、内部器官を外部環境の汚染物質に最小限に曝露するのみである。従って、小さい切開は、従来の外科手術のために必要とされる大きい切開において通常であるよりも、短期間の病院での滞在、ならびにより少ない疼痛および瘢痕でのより迅速な回復を可能にする。
内視鏡外科手術は、この目的で特別に設計された器具の利用可能性に部分的に起因して、可能である。例えば、カニューレは、直径が代表的に5mm〜13mmの細長い管であり、小さい切開を通して挿入されて、手術部位に隣接する内部体腔への作業導管を提供する、遠位端を有するように構成され得る。この体腔は、しばしば、通気ガス(例えば、二酸化炭素)で膨張させられて、生命の維持に必要不可欠な器官から体壁を離す。これにより、外科医が周囲の組織を損傷することなく観察器具を導入し得るか、または道具を適所に操縦し得る空間が提供される。次いで、他の種々の器具が、作業空間および手術部位へのアクセスのために、このカニューレを通して挿入され得、そして引き抜かれ得る。カニューレを通ってぴたりとはまるため、かつ切開から遠く離れた組織を外科医が操作することを可能にするために、内視鏡外科手術のために適合される器具は、代表的に、長くて細い円筒形シャフトを備える。このシャフトの遠位端の道具がカニューレを通して挿入され得、そして身体内で手術部位の近くに位置決めされ、一方で、このシャフトの近位端の作業ヘッドは、外部環境に残り、この道具を制御するために外科医により操作される。
内視鏡手順は、一般に、患者の身体に挿入される任意の器具がシールされることを必要とする。すなわち、通気ガス、血液および他の流体が、このカニューレを通って身体から逃れないことを確実にするための準備がなされなければならない。さらに、シールは、外部環境による体腔の汚染を防止するように働く。このような流体密シールが存在しない場合、最小侵襲性外科手術に付随する利点の多くが失われる。カニューレは、しばしば、可撓性材料(例えば、エラストマー)の座金形のリングを備え、このリングは、外科手術用器具の円筒形シャフトを収容するような大きさにされる。このシール材料を通るオリフィスは、挿入されるべき器具よりわずかに小さい大きさにされ得、その結果、このシール材料の中心部分は、この器具により移動させられ得、そしてこのシャフトとの接触を維持する。作製されるシールの質は、このシャフトと接触するシール材料の量に部分的に依存する。空気および通気ガスの漏れは、接触する材料の量が不十分である場合に起こり得る。
従って、器具との強力な係合を提供し得るシールを有するカニューレが必要とされている。
上記課題を解決するために、本発明は、例えば、以下を提供する:
(項目1)
組織部位へのアクセスを可能にするための外科手術用入口装置であって、
身体組織内に位置決めするための寸法にされた入口部材であって、該入口部材は、組織部位にアクセスを提供する通路を有し、そして該組織部位に隣接した外科手術手順を実施する際に使用される外科手術用物体の導入を可能にする、入口部材;ならびに
該入口部材に対して設置されてシール軸を規定する、入口シールであって、該入口シールは、弾性部材および少なくとも1つの繊維ループを備え、該弾性部材は、該シール軸にほぼ沿った該外科手術用物体の通過を可能にするための入口穴を規定し、そして該外科手術用物体に対して実質的にシールされた関係を確立するように適合されており、そして該少なくとも1つの繊維ループは、該弾性部材に少なくとも部分的に包埋されており、該繊維ループは、内側ループ部分および外側ループ部分を備え、該内側ループ部分は、該入口穴に少なくとも部分的に外接し、そして該入口穴への該外科手術用物体の挿入の際に、半径方向外向きへの移動に供され、そして該外側ループ部分は、該内側ループ部分の半径方向外向きへの移動の間に、半径方向内向きへの移動に供される、入口シール、
を備える、外科手術用入口装置。
(項目2)
上記少なくとも1つの繊維ループが、上記外側ループ部分の半径方向内向きへの移動の際に上記外科手術用物体の周りに上記弾性部材を圧縮するように適合されている、項目1に記載の外科手術用入口装置。
(項目3)
上記少なくとも1つの繊維ループが、実質的に非弾性の材料の可撓性の細いストランドを備える、項目2に記載の外科手術用入口装置。
(項目4)
上記少なくとも1つの繊維ループが、上記入口穴を実質的に囲んでループ構造を規定する、項目1に記載の外科手術用入口装置。
(項目5)
上記ループ構造が、長形であり、そして上記シール軸に対して中心をずらして位置する、項目4に記載の外科手術用入口装置。
(項目6)
上記少なくとも1つの繊維ループが、連続的なループ部材を規定する、項目1に記載の外科手術用入口装置。
(項目7)
上記内側ループ部分が少なくとも部分的に重なるように上記シール軸に対して配置された第一の繊維ループおよび第二の繊維ループを備える、項目6に記載の外科手術用入口装置。
(項目8)
上記第一の繊維ループと第二の繊維ループとが、ほぼ直径に沿って反対側にある関係で配置されている、項目7に記載の外科手術用入口装置。
(項目9)
2対の第一の繊維ループおよび第二の繊維ループを備える、項目8に記載の外科手術用入口装置。
(項目10)
組織部位へのアクセスを可能にするための外科手術用入口装置であって、
身体組織内への位置決めのための寸法にされた入口部材であって、該入口部材は、組織部位へのアクセスを提供する通路を有し、そして該組織部位に隣接した外科手術手順を実施する際に使用される外科手術用物体の導入を可能にする、入口部材;ならびに
該入口部材に対して設置され、そしてシール軸を規定する入口シールであって、該入口シールは、弾性部材および複数の繊維ループを備え、該弾性部材は、該シール軸にほぼ沿った該外科手術用物体の通過を可能にするためのオリフィスを規定し、そして該複数の繊維ループは、該弾性部材に少なくとも部分的に包埋されており、該繊維ループは、該シール軸の周りに配置されており、そしてそれぞれの内側ループ部分および外側ループ部分を有し、該内側ループ部分は、該オリフィスに少なくとも部分的に外接し、そして該外側ループ部分は、該シール軸に対してずれており、該内側ループ部分は、該外科手術用物体の挿入の際に半径方向に移動して、該外側ループ部分の対応する半径方向内向きへの移動を引き起こすように適合されており、これによって、該外科手術用物体の周りで該外科手術用物体に対して実質的にシールするように該弾性部材を引く、入口シール、
を備える、外科手術用入口装置。
(項目11)
上記弾性部材が、セプタムシールであり、該弾性部材が、ほぼ平坦なシールを規定する、項目10に記載の外科手術用入口装置。
(項目12)
少なくとも1つの繊維ループが、上記ほぼ平坦なシールから長手軸方向に突出するような寸法にされている、項目11に記載の外科手術用入口装置。
(項目13)
上記少なくとも1つの繊維ループの上記内側ループ部分が、上記外科手術用物体の挿入の際に長手軸方向への移動に供され、該内側ループ部分の該長手軸方向への移動は、該少なくとも1つの繊維ループの上記外側ループ部分の半径方向内向きへの移動に関連する、項目12に記載の外科手術用入口装置。
カニューレアセンブリを通して挿入される外科手術用器具を受容するための装置が開示される。シール部材のオリフィスは、このカニューレアセンブリとほぼ整列する中心長手方向軸を規定する。このシール部材は、このオリフィスの周りで外科手術用物体と係合して流体密界面を形成するための、弾性部材を備える。繊維ループが、この弾性部分に少なくとも部分的に包埋され、そしてこの器具の周りでこの弾性部分の中心部分を圧縮するように働く。この繊維ループは、このオリフィスの周りにループを形成し得、そしてこのシールに同様に包埋された他の繊維ループと協働し得る。
(要旨)
本開示は、外科手術用器具の周囲のシールを維持しながら、外科手術用器具が組織部位に接近することを可能にする、外科手術用入口装置を記載する。この入口装置は、入口部材および入口シールを備え、この入口部材は、身体組織内に位置決めされるための寸法にされており、そして組織部位へのアクセスを提供する通路を有し、この入口シールは、この通路内に設置される。この入口シールは、弾性部材および少なくとも1つの繊維ループを備え、この弾性部材は、シール軸にほぼ沿った入口穴を有し、外科手術用器具に対して実質的にシールされた関係を確立するように変形し得、この少なくとも1つの繊維ループは、この弾性部材に少なくとも部分的に包埋されている。この繊維ループは、内側ループ部分および外側ループ部分を備え、この内側ループ部分は、この入口穴に少なくとも部分的に外接し、そしてこの入口穴への外科手術用物体の挿入の際に、半径方向外向きの移動に供され、そしてこの外側ループ部分は、この内側ループ部分の半径方向外向きの移動の間に半径方向内向きに引かれる。この様式で、この繊維ループは、外側ループ部分の半径方向内向きへの移動の際に、外科手術用物体の周りに弾性部材の中心部分を圧縮するように適合され得る。この繊維ループは、実質的に非弾性の材料の可撓性の細いストランドから形成され得、そして入口穴を実質的に囲むように配置されて、シール軸に対して中心がずれた位置にループ構造を形成し得る。この繊維ループは、連続的なループ部材を形成し得、そして入口シールは、それぞれの繊維ループの内側ループ部分が少なくとも部分的に重なるように配置された、第一の繊維ループおよび第二の繊維ループを備え得る。これらの第一の繊維ループおよび第二の繊維ループは、ほぼ直径に沿って反対側にある関係で配置され得、そして別の対の第一の繊維ループおよび第二の繊維ループにより収容され得る。
別の実施形態において、入口装置は、弾性部材および複数の繊維ループを有するシールを備え、このシールは、シール軸に沿った外科手術用器具の通過を可能にするオリフィスを有し、そしてこの複数の繊維ループは、この弾性部材に少なくとも部分的に包埋されており、その結果、この繊維ループのそれぞれの内側ループ部分が、このオリフィスと少なくとも部分的に外接し、そして外側ループ部分が、シール軸から相対的にずれている。外科手術用物体をこのオリフィスに挿入すると、この内側ループ部分は半径方向に移動し、外側ループ部分の対応する半径方向内向きへの移動を引き起こし、外科手術用器具の周りでこの弾性部材を引き、実質的にシールされた関係を確立する。このシールは、ほぼ平坦な構成を有するセプタムシールとして特徴付けられ得る。少なくとも1つの繊維ループは、このセプタムシールによって規定されるほぼ平坦な面から長手軸方向に突出し得、その結果、繊維ループの内側部分の長手軸方向への移動は、この繊維ループの外側部分の半径方向内向きへの移動に対応する。
本発明により、器具との強力な係合を提供し得るシールを有するカニューレが提供される。
添付の図面は、本明細書に組み込まれ、そして本明細書の一部を構成する。これらの図面は、本開示の実施形態を図示し、そして以下に与えられる実施形態の詳細な説明と一緒に、本開示の原理を説明する役に立つ。
(好ましい実施形態の詳細な説明)
本開示は、ヒトの身体への、全ての型の外科手術用器具(クリップアプライア、把持具、解剖器具、開創器、ステープラー、レーザーファイバー、写真デバイス、内視鏡および腹腔鏡、管などが挙げられる)の導入を企図する。全てのこのような物体は、本明細書中で一般的に「器具」と称される。図および以下の説明において、用語「近位」とは、慣例的であるように、操作者に向く方向、または外科手術用デバイスもしくは器具の操作者に近い方の相対位置をいい、一方で、用語「遠位」とは、操作者から離れる方向、または器具の操作者から遠い方の相対位置をいう。
最初に図1を参照すると、カニューレアセンブリ100は、入口シール(例えば、自己収縮型オリフィスシール)101を備える外科手術用入口器具である。カニューレアセンブリ100の最遠位端には、入口部材(例えば、カニューレ)112が存在する。カニューレ112は、流体密の様式でシール本体122に接触するように構成された中空管である。ポート124は、シール本体122の内側の空洞126と外部環境との間に、導管を提供する。リップシール128は、遠位に延びる2つのリップ130を互いに密封係合させるように付勢するように適合された弾性部材である。リップシール128は、シール本体122の空洞126の内部に位置し、そしてスナップキャップ132によってこの空洞に閉じ込められる。アダプタ136は、スナップキャップ132を下ハウジング142に接続する。円形の開口部146が、下ハウジング142の近位端に位置する。自己収縮型オリフィスシール101は、円形の開口部146の内部に位置し、そして任意の従来の手段による、上ハウジング148の下ハウジング144への接続により閉じ込められる。カニューレアセンブリ100の各構成要素(リップシール128を除く)は、近位端から遠位端へと延びる、中心長手方向軸とほぼ整列する中心通路を備える。
操作において、カニューレ112の遠位端(図示せず)は、患者の体壁に作製された小さい切開を通して挿入され、そして体腔内で、手術部位の近隣に位置決めされる。カニューレ112の近位端は、体壁の外側に残る。次いで、通気ガスがポート124を通して挿入され得、そしてカニューレ112を通して体腔内へと遠位に方向付けられ得る。この時点で、どの器具も使用中ではない状態で、リップシール126は、通気ガスが近位に移動することを防止するゼロ閉鎖弁(zero closure valve)またはシールとして機能する。外科手術用器具がカニューレアセンブリ100に導入される場合、この器具は、最初に、上ハウジング148を通して挿入され得る。外科医がこの器具を遠位に移動させると、この器具は自己収縮型オリフィスシール101に遭遇し、このシールは、以下に詳細に記載されるように、この器具のシャフトとの流体密接続を作製する。この器具は、下ハウジング142、アダプタ136、およびスナップキャップ132を自由に通過し得、その後、リップシール128に遭遇する。この器具は、リップ130を分離してリップシール128を開き、そして通気ガスが自己収縮型オリフィスシール101の近位に移動することを可能にする。この時点で、この器具が適所にある状態で、自己収縮型オリフィスシール101と器具のシャフトとの間の流体密接続が、通気ガスがカニューレアセンブリ100からさらに逃れることを防止する。この流体密接続は、シール本体122およびカニューレ112を通して組織を外科的に操作するために器具が使用され得る体腔までこの器具が通される際に、維持される。
ここで図2Aを参照して、自己収縮型オリフィスシール201が、詳細に記載される。自己収縮型オリフィスシール201は、セプタムシールとして特徴付けられ得る。セプタムシールは、一般に、物体の外側表面を半径方向に圧縮するための特性を有する、実質的に平坦なエラストマー部材として定義される。自己収縮型オリフィスシール201は、以下に記載される2つの主要構成要素を備える。
第一に、弾性部材210が、エラストマー材料から形成される。種々の材料が適切であり得るが、種々のサイズの器具に特に適合可能にするために高い程度のコンプライアンスを有する、低デュロメータのポリマーが選択され得る。中心オリフィス215は、弾性部材210を通って延び、シール軸を規定し、そして外科手術用器具のための入口穴を提供する。中心オリフィス215は、このオリフィスを通して挿入される器具を収容するために拡張し得る。弾性部材の内側部分217が、中心オリフィス215を直接囲む。弾性部材の外側部分219は、内側部分217を囲み、そして弾性部材210の外周まで延びる。
自己収縮型オリフィスシール201の第二の主要構成要素は、繊維ループ220のセットである。繊維ループ220は、弾性部材210に少なくとも部分的に包埋され、そして任意の適切な手段によって包埋され得る。同時成形プロセス(例えば、インサート成形)が使用され得、これによって、第一の材料が鋳型の空洞に注入され、そして少なくとも部分的に硬化させられて、繊維ループ220を形成し、その後、この鋳型の空洞が、弾性部材210を形成するための第二の材料を収容するように改変される。繊維ループ220は、弾性部材210と適合性の任意の可撓性材料から形成され得、そして天然繊維を含んでも合成繊維を含んでもよい(例えば、プラスチック、ゴム、ガラス、または金属)。繊維ループ220は、実質的に非弾性であっても、弾性特性を有してもよいが、弾性部材210よりは弾性が低く、その結果、両方の構成要素に付与される力が、弾性部材210よりも小さい程度まで繊維ループ220を伸長させるべきである。図2Aに示されるように、繊維ループ220は、連続的な細長いループ部材を形成し得る。各長いループ部材は、中心からずれた様式で配置され、その結果、内側ループ部分227は、内側部分217において中心に位置し、そして外側ループ部分229は、弾性部材210の外側部分219に位置する。繊維ループ220は、中心オリフィス215およびシール軸を実質的に囲み、ループ構造を規定する。
ここで図2Bを参照すると、操作において、器具シャフト230は、中心オリフィス215を通して挿入され得る。器具シャフト230を収容するために、弾性部材210は変形して中心オリフィス215を拡張させ、一方で、繊維ループ220は、このループ構造の形状をゆがめる傾向を有する。繊維ループ220の内側ループ部分227は、半径方向外向きに移動し、このループ構造を中心オリフィス215の近くで広げる。この広がりにより、繊維ループ220において、外側ループ部分229を半径方向内向きに引く張力が生じる。外側ループ部分229を内向きに移動させることにより、各ループ構造(弾性部材210の外側部分219を含む)が、これらのループ構造が包埋されている材料上で半径方向内向きに引かれる。このように内向きに引くことにより、弾性部材210を形成する弾性材料のより多くが、器具シャフト230を囲み、そしてこのシャフトに接触する。器具シャフト230の周囲で圧縮される弾性材料の増加した量が、繊維ループ220によってこの材料に付与される内向きの力と一緒になって、弾性部材210と器具シャフト230との間に作製される、ぴったりした流体密接続を確立する。
ここで図3Aを参照すると、自己収縮型オリフィスシール301は、弾性部材310に完全に包埋された、直径に沿って反対側にある2対の繊維ループ320を備える。ここでまた、各繊維ループ320は、中心オリフィス315を囲むループ構造を形成し、そして連続的なループ部材を規定する。これらのループ構造は、図2Aおよび図2Bの実施形態においてのように弾性部材310の外側の境界までは延びず、各ループは細長く、その結果、外側ループ部分329が中心オリフィス315から相対的にずれており、そして対応するシール軸は、内側ループ部分327に関連する。この様式で、繊維ループ320は、器具がループ構造の形状を変形させるにつれて、弾性部材310のいくらかの部分を引くように適合される。図3Bに見られ得るように、繊維ループ320は、互いに独立した連続的なループ部材を形成し得、これらのループ部材は、オリフィス315の近くの重なり領域において、弾性部材310内で長手軸方向に間隔を空ける。他の実施形態は、繊維ループの交差を可能にし得る。
ここで図4を参照すると、自己収縮型オリフィスシール401の代替の実施形態は、弾性部材410、中心オリフィス415、および成形された繊維ループ420を備え、これらの成形された繊維ループは、弾性部材410に部分的に包埋されている。成形された繊維ループ420の内側ループ部分427は、弾性部材410から長手軸方向に突出しており、一方で、外側ループ部分429は包埋されている。成形された繊維ループ420は、連続的なループ部材であり、中心オリフィス415および対応するシール軸を囲み、ループ構造を形成する。成形された繊維ループ420は、上記のような様式で作用し得、これによって、このループ構造の幅の変化が、弾性部材410の一部分を半径方向内向きに引く。さらに、内側ループ部分427の長手軸方向への移動は、弾性部材410の一部分の半径方向内向きへの移動に寄与し得る。自己収縮型オリフィスシール401が、カニューレアセンブリ内で、内側ループ部分427が遠位に突出するように配向される場合、器具が手術部位の方へと進められる際に、この器具は、弾性部材410から突出する内側ループ部分427と係合して、内側ループ部分427を遠位に引き得る。内側ループ部分427のこの長手軸方向への移動は、繊維ループ420に張力を生じ、この張力は、半径方向内向きの成分を有する。繊維ループ420の包埋された部分を囲む弾性部材410の部分は、この半径方向成分に起因して、半径方向内向きに引かれる。これにより、弾性部材410が、オリフィス415および挿入された外科手術用器具の周りで圧縮される。
次に図5Aの実施形態を参照すると、自己収縮型オリフィスシール501は、弾性部材510、中心オリフィス515および繊維部材520を備える。繊維部材520は、内側繊維部分527および外側繊維部分529を備える。弾性部材510の弾性材料を引く連続的なループ部材を形成する必要がない。図5Bに見られ得るように、器具シャフト530を挿入すると、繊維部材520の内側繊維部分527が外向きに移動する。繊維部材520は、弾性部材510より弾性が低いので、外側繊維部分529を半径方向内向きに引くことによってその長さを維持し、内側繊維部分527の外向きの移動に適応する傾向がある。この様式で、弾性部材510は、中心オリフィス515の周りで圧縮される。
上記開示は、明白さまたは理解を目的として、図示および例示としていくらか詳細に記載されたが、特定の変化および改変が、添付の特許請求の範囲内でなされ得ることが明らかである。
図1は、本開示による自己収縮型オリフィスシールを組み込むカニューレアセンブリの分解斜視図である。 図2Aは、弛緩状態にある、図1の自己収縮型オリフィスシールの上面図である。 図2Bは、外科手術用物体を収容するように変形した、図1の自己収縮型オリフィスシールの上面図である。 図3Aは、完全に包埋された繊維ループがオリフィスからある程度の距離で延びている、自己収縮型オリフィスシールの平面図である。 図3Bは、図3Aの線A−Aに沿って見た、自己収縮型オリフィスシールの断面図である。 図4は、部分的に包埋された成形された繊維ループを有する、自己収縮型オリフィスシールの斜視図である。 図5Aは、繊維ループがまっすぐな構成で包埋されている、自己収縮型オリフィスシールの平面図である。 図5Bは、外科手術用物体を収容するために変形した、図5Aの自己収縮型オリフィスシールの平面図である。
符号の説明
100 カニューレアセンブリ
101 入口シール
112 入口部材
122 シール本体
124 ポート
126 空洞
128 リップシール
130 リップ
132 スナップキャップ
136 アダプタ
142 下ハウジング
146 開口部
148 上ハウジング

Claims (13)

  1. 組織部位へのアクセスを可能にするための外科手術用入口装置であって、
    身体組織内に位置決めするための寸法にされた入口部材であって、該入口部材は、組織部位にアクセスを提供する通路を有し、そして該組織部位に隣接した外科手術手順を実施する際に使用される外科手術用物体の導入を可能にする、入口部材;ならびに
    該入口部材に対して設置されてシール軸を規定する、入口シールであって、該入口シールは、弾性部材および少なくとも1つの繊維ループを備え、該弾性部材は、該シール軸にほぼ沿った該外科手術用物体の通過を可能にするための入口穴を規定し、そして該外科手術用物体に対して実質的にシールされた関係を確立するように適合されており、そして該少なくとも1つの繊維ループは、該弾性部材に少なくとも部分的に包埋されており、該繊維ループは、内側ループ部分および外側ループ部分を備え、該内側ループ部分は、該入口穴に少なくとも部分的に外接し、そして該入口穴への該外科手術用物体の挿入の際に、半径方向外向きへの移動に供され、そして該外側ループ部分は、該内側ループ部分の半径方向外向きへの移動の間に、半径方向内向きへの移動に供される、入口シール、
    を備える、外科手術用入口装置。
  2. 前記少なくとも1つの繊維ループが、前記外側ループ部分の半径方向内向きへの移動の際に前記外科手術用物体の周りに前記弾性部材を圧縮するように適合されている、請求項1に記載の外科手術用入口装置。
  3. 前記少なくとも1つの繊維ループが、実質的に非弾性の材料の可撓性の細いストランドを備える、請求項2に記載の外科手術用入口装置。
  4. 前記少なくとも1つの繊維ループが、前記入口穴を実質的に囲んでループ構造を規定する、請求項1に記載の外科手術用入口装置。
  5. 前記ループ構造が、長形であり、そして前記シール軸に対して中心をずらして位置する、請求項4に記載の外科手術用入口装置。
  6. 前記少なくとも1つの繊維ループが、連続的なループ部材を規定する、請求項1に記載の外科手術用入口装置。
  7. 前記内側ループ部分が少なくとも部分的に重なるように前記シール軸に対して配置された第一の繊維ループおよび第二の繊維ループを備える、請求項6に記載の外科手術用入口装置。
  8. 前記第一の繊維ループと第二の繊維ループとが、ほぼ直径に沿って反対側にある関係で配置されている、請求項7に記載の外科手術用入口装置。
  9. 2対の第一の繊維ループおよび第二の繊維ループを備える、請求項8に記載の外科手術用入口装置。
  10. 組織部位へのアクセスを可能にするための外科手術用入口装置であって、
    身体組織内への位置決めのための寸法にされた入口部材であって、該入口部材は、組織部位へのアクセスを提供する通路を有し、そして該組織部位に隣接した外科手術手順を実施する際に使用される外科手術用物体の導入を可能にする、入口部材;ならびに
    該入口部材に対して設置され、そしてシール軸を規定する入口シールであって、該入口シールは、弾性部材および複数の繊維ループを備え、該弾性部材は、該シール軸にほぼ沿った該外科手術用物体の通過を可能にするためのオリフィスを規定し、そして該複数の繊維ループは、該弾性部材に少なくとも部分的に包埋されており、該繊維ループは、該シール軸の周りに配置されており、そしてそれぞれの内側ループ部分および外側ループ部分を有し、該内側ループ部分は、該オリフィスに少なくとも部分的に外接し、そして該外側ループ部分は、該シール軸に対してずれており、該内側ループ部分は、該外科手術用物体の挿入の際に半径方向に移動して、該外側ループ部分の対応する半径方向内向きへの移動を引き起こすように適合されており、これによって、該外科手術用物体の周りで該外科手術用物体に対して実質的にシールするように該弾性部材を引く、入口シール、
    を備える、外科手術用入口装置。
  11. 前記弾性部材が、セプタムシールであり、該弾性部材が、ほぼ平坦なシールを規定する、請求項10に記載の外科手術用入口装置。
  12. 少なくとも1つの繊維ループが、前記ほぼ平坦なシールから長手軸方向に突出するような寸法にされている、請求項11に記載の外科手術用入口装置。
  13. 前記少なくとも1つの繊維ループの前記内側ループ部分が、前記外科手術用物体の挿入の際に長手軸方向への移動に供され、該内側ループ部分の該長手軸方向への移動は、該少なくとも1つの繊維ループの前記外側ループ部分の半径方向内向きへの移動に関連する、請求項12に記載の外科手術用入口装置。
JP2008141683A 2007-05-30 2008-05-29 自己収縮型オリフィスシール Expired - Fee Related JP5252694B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US93233007P 2007-05-30 2007-05-30
US60/932,330 2007-05-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008296022A true JP2008296022A (ja) 2008-12-11
JP5252694B2 JP5252694B2 (ja) 2013-07-31

Family

ID=39714084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008141683A Expired - Fee Related JP5252694B2 (ja) 2007-05-30 2008-05-29 自己収縮型オリフィスシール

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8133174B2 (ja)
EP (1) EP1997445B1 (ja)
JP (1) JP5252694B2 (ja)
AU (1) AU2008202299B2 (ja)
CA (1) CA2631992A1 (ja)
ES (1) ES2373414T3 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7686825B2 (en) 2004-03-25 2010-03-30 Hauser David L Vascular filter device
DK2897536T3 (da) 2012-09-24 2020-11-23 Inari Medical Inc Apparat til behandling af vaskulære okklusioner
US8784434B2 (en) 2012-11-20 2014-07-22 Inceptus Medical, Inc. Methods and apparatus for treating embolism
US10238406B2 (en) 2013-10-21 2019-03-26 Inari Medical, Inc. Methods and apparatus for treating embolism
WO2015191646A1 (en) 2014-06-09 2015-12-17 Inceptus Medical, Llc Retraction and aspiration device for treating embolism and associated systems and methods
JP7253376B2 (ja) 2015-10-23 2023-04-06 イナリ メディカル, インコーポレイテッド 血管閉塞の血管内処置および関連デバイス、システムおよび方法
US9700332B2 (en) 2015-10-23 2017-07-11 Inari Medical, Inc. Intravascular treatment of vascular occlusion and associated devices, systems, and methods
US10342571B2 (en) 2015-10-23 2019-07-09 Inari Medical, Inc. Intravascular treatment of vascular occlusion and associated devices, systems, and methods
JP2018537229A (ja) 2015-12-18 2018-12-20 イナリ メディカル, インコーポレイテッド カテーテルシャフト並びに関連する装置、システム、及び方法
US10098651B2 (en) 2017-01-10 2018-10-16 Inari Medical, Inc. Devices and methods for treating vascular occlusion
AU2018328011B2 (en) 2017-09-06 2022-09-15 Inari Medical, Inc. Hemostasis valves and methods of use
US11154314B2 (en) 2018-01-26 2021-10-26 Inari Medical, Inc. Single insertion delivery system for treating embolism and associated systems and methods
EP3836855A4 (en) 2018-08-13 2022-08-10 Inari Medical, Inc. EMBOLISM TREATMENT SYSTEM AND RELATED DEVICES AND METHODS
CN114845648A (zh) 2019-10-16 2022-08-02 伊纳里医疗有限公司 用于治疗血管闭塞的系统,装置,和方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001112769A (ja) * 1999-10-18 2001-04-24 Olympus Optical Co Ltd トロッカー外套管
JP2001128985A (ja) * 1999-11-04 2001-05-15 Olympus Optical Co Ltd トロッカー外套管
JP2003319946A (ja) * 2002-03-29 2003-11-11 Ethicon Endo Surgery Inc 補強シール付きトロカール
JP2005506144A (ja) * 2001-10-20 2005-03-03 アプライド メディカル リソーシーズ コーポレイション 密閉式外科用アクセス装置
JP2006524552A (ja) * 2003-04-25 2006-11-02 タイコ・ヘルスケア・グループ・リミテッド・パートナーシップ 外科用ハンドアクセス装置

Family Cites Families (51)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5308336A (en) 1982-09-28 1994-05-03 Applied Medical Resources Seal protection mechanism
US5030206A (en) 1986-10-17 1991-07-09 United States Surgical Corporation Trocar
US5053016A (en) 1987-12-31 1991-10-01 United States Surgical Corporation Valve seat for an insufflation cannula assembly
US5059186A (en) 1988-03-07 1991-10-22 Vitaphore Corporation Percutaneous access device
DE8904025U1 (ja) 1988-04-07 1989-05-24 Schneider (Europe) Ag, Zuerich, Ch
DE4000764A1 (de) 1990-01-12 1991-07-18 Braun Melsungen Ag Ansatzstueck
US5514153A (en) 1990-03-02 1996-05-07 General Surgical Innovations, Inc. Method of dissecting tissue layers
US5429609A (en) 1990-07-26 1995-07-04 Yoon; Inbae Endoscopic portal for use in endoscopic procedures and methods therefor
US5395342A (en) 1990-07-26 1995-03-07 Yoon; Inbae Endoscopic portal
US5389080A (en) 1990-07-26 1995-02-14 Yoon; Inbae Endoscopic portal for use in endoscopic procedures and methods therefor
US5180373A (en) 1991-06-07 1993-01-19 United States Surgical Corporation Valve system for introducing objects into anatomical body portions
US5385553A (en) 1991-07-18 1995-01-31 Applied Medical Resources Corporation Trocar with floating septum seal
US5545142A (en) 1991-10-18 1996-08-13 Ethicon, Inc. Seal members for surgical trocars
US5334164A (en) 1992-01-03 1994-08-02 United States Surgical Corporation Variable interior dimension cannula assembly
US5496280A (en) 1992-07-02 1996-03-05 Applied Medical Resources Corporation Trocar valve assembly
US5263944A (en) 1992-09-22 1993-11-23 Minnesota Mining And Manufacturing Company Adapter seal for laparoscopic cannula
US5397314A (en) 1992-10-09 1995-03-14 Farley; Kevin Surgical cannula with ball valve
US5411483A (en) 1993-02-10 1995-05-02 Origin Medsystems, Inc. Gas-tight seal accommodating surgical instruments with a wide range of diameters
US5407433A (en) 1993-02-10 1995-04-18 Origin Medsystems, Inc. Gas-tight seal accommodating surgical instruments with a wide range of diameters
US5385552A (en) 1993-03-11 1995-01-31 Habley Medical Technology Corporation Trocar with overlapping seal elements
US5366445A (en) 1993-03-30 1994-11-22 Habley Medical Technology Corp. Trocar with rotating safety shield
US5391153A (en) 1993-04-09 1995-02-21 Habley Medical Technology Corporation Trocar with linear movement seal
US5342315A (en) 1993-04-12 1994-08-30 Ethicon, Inc. Trocar seal/protector assemblies
US5417705A (en) 1993-05-14 1995-05-23 Habley Medical Technology Corp. Obturator with rotating, resettable safety shield
US5389081A (en) 1993-05-18 1995-02-14 United States Surgical Corporation Stabilizer for a valve assembly for introducing instruments into body cavities
US5657963A (en) 1993-06-16 1997-08-19 United States Surgical Corporation Seal assembly for accommodating introduction of surgical instruments
US5549565A (en) 1993-07-13 1996-08-27 Symbiosis Corporation Reusable surgical trocar with disposable valve assembly
CA2126150C (en) 1993-07-14 2005-02-22 David T. Green Seal assembly for accommodating introduction of surgical instruments
US5391154A (en) 1993-08-30 1995-02-21 United States Surgical Corporation Trocar seal system
US5538509A (en) 1994-01-31 1996-07-23 Richard-Allan Medical Industries, Inc. Trocar assembly
US5603702A (en) 1994-08-08 1997-02-18 United States Surgical Corporation Valve system for cannula assembly
WO1996023536A1 (en) 1995-02-03 1996-08-08 Inbae Yoon Cannula with distal end valve
US5814026A (en) 1996-03-19 1998-09-29 Yoon; Inbae Endoscopic portal having a universal seal and methods for introducing instruments therethrough
US5792113A (en) 1996-12-12 1998-08-11 Ethicon Endo-Surgerym Inc. Universal seal for a trocar
CA2289101C (en) 1997-05-02 2006-07-18 David C. Racenet Trocar seal system
EP2111884A1 (en) 1997-05-28 2009-10-28 United States Surgical Corporation Trocar seal system
AU745352B2 (en) 1997-07-30 2002-03-21 Cook Medical Technologies Llc Medical fluid flow control valve
US5989224A (en) 1998-02-23 1999-11-23 Dexide Corporation Universal seal for use with endoscopic cannula
DE69915868T2 (de) * 1998-12-01 2005-03-17 Atropos Ltd., Bray Laparoskopische abgedichtete zugangsvorrichtung
US6595946B1 (en) 2000-02-25 2003-07-22 United States Surgical Corporation Valve assembly
US6811546B1 (en) 2000-08-25 2004-11-02 Origin Medsystems, Inc. Endoscopic surgical access port and method
DE60135765D1 (de) 2000-10-13 2008-10-23 Tyco Healthcare Ventilanordnung mit einer struktur zur durchmesserverkleinerung eines trokars
US6942671B1 (en) 2000-11-06 2005-09-13 Tyco Healthcare Group Lp Surgical sealing apparatus
US7052454B2 (en) * 2001-10-20 2006-05-30 Applied Medical Resources Corporation Sealed surgical access device
CA2466929A1 (en) 2001-11-13 2003-05-30 Applied Medical Resources Corporation Multi-seal trocar system
CN100577226C (zh) 2002-04-26 2010-01-06 陶特公司 用于一套针的可移动密封组件
US7083626B2 (en) 2002-10-04 2006-08-01 Applied Medical Resources Corporation Surgical access device with pendent valve
US7390317B2 (en) 2002-12-02 2008-06-24 Applied Medical Resources Corporation Universal access seal
US20050155611A1 (en) * 2003-11-05 2005-07-21 Trevor Vaugh Surgical sealing device
EP1773430B1 (en) 2004-07-21 2016-08-31 Covidien LP Introducer assembly with suspended seal
US8545450B2 (en) * 2005-04-08 2013-10-01 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Multi-port laparoscopic access device

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001112769A (ja) * 1999-10-18 2001-04-24 Olympus Optical Co Ltd トロッカー外套管
JP2001128985A (ja) * 1999-11-04 2001-05-15 Olympus Optical Co Ltd トロッカー外套管
JP2005506144A (ja) * 2001-10-20 2005-03-03 アプライド メディカル リソーシーズ コーポレイション 密閉式外科用アクセス装置
JP2003319946A (ja) * 2002-03-29 2003-11-11 Ethicon Endo Surgery Inc 補強シール付きトロカール
JP2006524552A (ja) * 2003-04-25 2006-11-02 タイコ・ヘルスケア・グループ・リミテッド・パートナーシップ 外科用ハンドアクセス装置

Also Published As

Publication number Publication date
US8133174B2 (en) 2012-03-13
EP1997445B1 (en) 2011-09-21
JP5252694B2 (ja) 2013-07-31
AU2008202299A1 (en) 2008-12-18
US20080300466A1 (en) 2008-12-04
EP1997445A1 (en) 2008-12-03
AU2008202299B2 (en) 2012-10-11
ES2373414T3 (es) 2012-02-03
CA2631992A1 (en) 2008-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5252694B2 (ja) 自己収縮型オリフィスシール
JP5248196B2 (ja) リブ付きシールを備えるアクセスアセンブリ
JP5132072B2 (ja) 低プロフィールジンバルシールを備えるイントロデューサーシールアセンブリ
KR101325945B1 (ko) 주름형 투관침 시일
JP5301876B2 (ja) シールを伴う可撓性カニューレ
JP5567867B2 (ja) 可動ハウジングを備える外科手術ポータル装置
US20100100045A1 (en) Trocar cannula with atramatic tip
JP2006239425A (ja) 導入具シールアセンブリ
JP2010221021A (ja) 可撓性ポートシール
US8025641B2 (en) Powered variable seal diameter trocar employing a winepress mechanism
JP2007061648A (ja) 細長い物体をシールした状態で受け入れるための弁組立体
JP2010227559A (ja) スプリングを有する関節連結の外科用ポータル装置
JP2001314516A (ja) 弁組立体
US11712263B2 (en) Surgical instrument guide
EP2241277B1 (en) Vibrating seal for a surgical trocar
US20100174143A1 (en) Dual seal with bellows
JP2010214117A (ja) センタリング機構を含むアクセスポート
US8206358B2 (en) Ring and seal for trocar

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110406

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120326

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121010

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121012

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130325

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130411

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130415

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160426

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees