JP2008295952A - 遊技機、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】図柄の変動パターンへの興味を高める。
【解決手段】図柄の変動表示中に第1始動口又は第2始動口に遊技球が入賞した場合、このときに保留球の個数が4個未満、つまり0〜3個であった場合は保留球が記憶される。保留球が書き込まれると、図柄の変動表示の残り表示時間が算出される。算出された残り表示時間は基準時間と比較される。残り表示時間が基準時間よりも長かった場合には、変動差し替え抽選が行われる。変動差し替え抽選に当選すると、残り表示時間での変動パターンが差し替えパターンに差し替えられる。差し替えパターンによる図柄の変動表示が終了すると確定画像が差し替え確定画像に差し替えられる。また、次回の変動表示の際に変動パターンが差し替えパターンに差し替えられる。
【選択図】図3

Description

本発明は、パチンコ店に設置されるパチンコ機などの遊技機に関する。
現在、様々なタイプのパチンコ機が提供されているが、その1つとして、乱数を利用した当たり抽選が行われて当たり又はハズレが決定されるとともに、例えば7セグメント型の表示装置や液晶ディスプレイで図柄の変動表示が行われて当たり抽選の結果が表示されるものが知られている。
当たりに当選すると当たりモードに移行して開閉板(アタッカ)が開放し、通常では閉じられている状態の大入賞口が開放される。アタッカが開放されると遊技盤の盤面上を流下する遊技球の大半がアタッカの内面で案内されて大入賞口に入賞する。アタッカが開放して一定時間が経過するか又は大入賞口に一定個数の遊技球が入ると、アタッカは一旦閉止して第1ラウンドが終了する。第2ラウンド以降もアタッカは同様に開閉制御され、当たりモードでは例えば第15ラウンドまで繰り返すことができるのが通常となっている。これにより、当たりモードでは通常モードに比べて短期間で大量のパチンコ球を獲得できる。
以上のことから、当たり抽選の結果への興味を遊技者に抱かせることは遊技への興趣を高めるうえで重要な要素であるため、これらへの期待感を高める工夫が凝らされたパチンコ機が各メーカーから提供される傾向にある。このような背景から、例えば特許文献1〜3では、様々な図柄の変動パターンを設けて遊技者の期待感を高めることが提案されている。
特開2006−239187号公報 特開2006−239306号公報 特開2005−334111号公報
ところで、上記のように変動パターンに工夫を凝らしたパチンコ機では、様々な変動パターンで図柄の変動パターンが行われても長期間遊技を行う、あるいは、繰り返し遊技を行うと、変動パターンの種類によって当たりへの期待度が高いか否かを見抜けてしまうため、期待感の薄い変動パターンで図柄の変動表示が行われると、却ってこれが煩わしく感じさせることがあった。
本発明は、上記問題点を考慮してなされたもので、図柄の変動パターンへの興味を高めることができる遊技機、プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、始動入賞口で遊技球が検知されたときに当たり又はハズレを決定する当たり抽選が行われ、当たり抽選の結果に応じた確率で行われる演出抽選によって図柄の変動パターンが複数種類のうちから決定されるとともに、決定された変動パターンによって図柄の変動表示が行われ、図柄の変動表示中に始動入賞口で遊技球が検知されたときにはこの遊技球が保留球として記憶され、図柄の変動パターンは当たりのときのほうがハズレのときのよりも図柄の変動時間が長くなる遊技機において、前記当たり抽選でハズレとなり、かつ図柄の変動表示中に始動入賞口で遊技球が検知された場合、前記検知のときから図柄の変動表示の終了までの残り表示時間を算出する残り時間算出手段と、前記残り表示時間と予め定められた基準時間とを比較し、その比較結果に応じて、前記残り表示時間での図柄の変動表示を予め設定された変動パターンに差し替えて行わせるとともに、次回の演出抽選で決定された変動パターンを予め設定された変動パターンに差し替える画像表示制御手段とを備えたものである。
なお、複数の前記始動入賞口と、各始動入賞口での保留球を個別に記憶する保留球記憶手段と、前記演出抽選で用いられ、かつ各々が互いに異なる始動入賞口と対応付けされ、各々が複数種類の変動パターンを記憶するとともに、図柄の変動時間が互いに異なる複数の演出選択テーブルと、複数の始動入賞口での保留球が記憶されている場合に、相対的に図柄の変動時間が長い演出選択テーブルを用いて次回の演出抽選を行わせるテーブル選択手段とを備えることが好ましい。
また、前記画像表示制御手段は、差し替えを行う変動パターンを変動表示中の変動パターンに基づいて決定することが好ましい。
上記目的を達成するために本発明のプログラムは、当たり抽選でハズレとなり、かつ図柄の変動表示中に始動入賞口で遊技球が検知された場合、前記検知のときから図柄の変動表示の終了までの残り表示時間を算出する残り時間算出手段と、前記残り表示時間と予め定められた基準時間とを比較し、その比較結果に応じて、前記残り表示時間で図柄の変動表示を予め設定された変動パターンに差し替えて行わせるとともに、次回の演出抽選で決定された変動パターンを予め設定された変動パターンに差し替える画像表示制御手段として遊技機のコンピュータを機能させるものである。
上記目的を達成するために本発明の記録媒体は、当たり抽選でハズレとなり、かつ図柄の変動表示中に始動入賞口で遊技球が検知された場合、前記検知のときから図柄の変動表示の終了までの残り表示時間を算出する残り時間算出手段と、前記残り表示時間と予め定められた基準時間とを比較し、その比較結果に応じて、前記残り表示時間で図柄の変動表示を予め設定された変動パターンに差し替えて行わせるとともに、次回の演出抽選で決定された変動パターンを予め設定された変動パターンに差し替える画像表示制御手段として遊技機のコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なものである。
なお、上記目的を達成するために、始動入賞口で遊技球が検知されたときに当たり又はハズレを決定する当たり抽選が行われ、当たり抽選の結果に応じた確率で行われる演出抽選によって図柄の変動パターンが複数種類のうちから決定されるとともに、決定された変動パターンによって図柄の変動表示が行われ、図柄の変動表示中に始動入賞口で遊技球が検知されたときにはこの遊技球が保留球として記憶され、図柄の変動パターンは当たりのときのほうがハズレのときのよりも図柄の変動時間が長くなる遊技機において、前記当たり抽選でハズレとなり、かつ図柄の変動表示中に始動入賞口で遊技球が検知された場合、前記検知のときから図柄の変動表示の終了までの残り表示時間を算出する残り時間算出手段と、前記残り表示時間と予め定められた基準時間とを比較し、基準時間よりも残り表示時間のほうが長い場合には、図柄の変動パターンを予め設定された変動パターンに差し替えて残り表示時間で図柄の変動表示を行わせる画像表示制御手段とを備えてもよい。
また、複数の前記始動入賞口と、各始動入賞口での保留球を個別に記憶する保留球記憶手段と、前記演出抽選で用いられ、かつ各々が互いに異なる始動入賞口と対応付けされ、各々が複数種類の変動パターンを記憶するとともに、図柄の変動時間が互いに異なる複数の演出選択テーブルと、複数の始動入賞口での保留球が記憶されている場合に、次回の演出抽選で用いる演出選択テーブルとそれ以降の演出抽選で用いる演出選択テーブルとが記憶した図柄の変動時間を比較し、次回の演出抽選で用いる演出選択テーブルよりもそれ以降の演出抽選で用いる演出選択テーブルのほうが図柄の変動時間が長かった場合には、図柄の変動時間が長い演出選択テーブルを用いて次回の演出抽選を行わせるテーブル選択手段とを備えてもよい。
本発明によれば、図柄の変動表示の残り表示時間と予め定められた基準時間とを比較し、その比較結果に応じて、前記残り表示時間での図柄の変動表示を予め設定された変動パターンに差し替えて行わせるとともに、次回の演出抽選で決定された変動パターンを予め設定された変動パターンに差し替えるから、ハズレになったにも関わらず当たりになったときの変動パターンが選択されたように見せることが可能になり、図柄の変動パターンへの興味を高めることができる。また、図柄の変動パターンをバリエーション豊かにすることができる。
また、複数の始動入賞口での保留球が記憶されている場合に、相対的に図柄の変動時間が長い演出選択テーブルを用いて次回の演出抽選を行わせるから、変動パターンを差し替えたときの変動時間を長くすることが可能になり、より当たりになったように見せることができる。
また、差し替えを行う変動パターンを変動表示中の変動パターンに基づいて決定するので、変動パターンを差し替えても図柄の変動表示が不自然になることを防止でき、ハズレになったにも関わらず当たりになったときの変動パターンが選択されたように見せることがより確実になる。
図1に示すように、パチンコ機10は遊技盤11を備えている。遊技盤11の盤面上には遊技領域11aが形成されており、打ち出された遊技球は遊技領域11aを流下する。遊技領域11aには第1始動口(始動入賞口)12と第2始動口(始動入賞口)13が設けられている。遊技球が各入賞口に入賞すると予め決められた個数の遊技球が賞球として払い出される。
第1始動口12又は第2始動口13に遊技球が入賞すると当たり又はハズレを決定する当たり抽選が行われる。当たりに当選した場合には、当たりモードに移行する。当たりモードに移行すると、15ラウンドのラウンド遊技が行われる。各ラウンドでは、遊技領域11aの下方に設けられたアタッカ(可動扉)14が1回ずつ開放する。アタッカ14が開放すると遊技球の大半がその内面で大入賞口に案内され、多数の賞球を得ることができる。1回のラウンドでは、大入賞口に遊技球が10個入賞するか又はラウンド開始から30秒が経過するとアタッカ14が閉じる。そして、15ラウンドが終了すると当たりモードが終了する。
遊技領域11aの略中央部にはセンター役物15が設けられている。センター役物15には、液晶ディスプレイ16が組み込まれている。液晶ディスプレイ16の画面16aでは当たり抽選の結果が表示される。
通常モード中に第1始動口12又は第2始動口13に遊技球が入賞すると、液晶ディスプレイ16の画面16aでは、例えば1列が0〜9の数字からなる3列の図柄の変動表示が開始され、図柄が上から下へスクロールする。そして、図柄は1列ずつ順次(左→右→中の順)停止し、全ての図柄が停止したときに同一の図柄が揃っていると当たり、それ以外ではハズレとなる。図柄の変動表示は、複数種類の変動パターンのうちのいずれかで行われ、図柄の変動時間は第1始動口12に遊技球が入賞したときよりも第2入賞口13に遊技球が入賞したときのほうが長くなる。
液晶ディスプレイ16の上方には保留球表示部17が設けられている。保留球表示部17は4つのランプを備えている。図柄の変動表示中に第1始動口12又は第2始動口13遊技球が入賞すると、入賞した遊技球が保留球として扱われ、当たり抽選の権利が持ち越される。保留球は4個を上限に記憶され、保留球が1個記憶されるたびに保留球表示部17のランプが1つ点灯する。保留球は図柄の変動表示後に1個ずつ消化される。保留球が1個消化されると、保留球表示部17のランプが1つ消灯するとともに当たり抽選が行われ、図柄の変動表示が1回行われる。
パチンコ機10の下部には、遊技球を遊技領域11aに発射させる周知の発射ハンドル18、賞球が払い出される受け皿19などが設けられている。
図3に示すように、パチンコ機10は制御基板に取り付けられたCPU30を備えている。CPU30は制御部(画像表示制御手段)30aを備えている。CPU30は、ワーキングメモリ31に格納された遊技の制御プログラムや制御データに従ってアタッカ14の開閉制御や液晶ディスプレイ16での表示制御、保留球表示部17のランプの点灯制御などパチンコ機10全体の動作を制御する。CPU30の動作は制御部30aによって管制される。なお、液晶ディスプレイ16から表示させる画像の画像データもワーキングメモリ31に格納されている。
第1始動入賞センサ32は第1始動口12に入賞した遊技球を検知し、第2始動入賞センサ33は第2始動口13に入賞した遊技球を検知する。賞球払い出し装置34は、第1始動口12、第2始動口13又は大入賞口に遊技球が入賞した際に作動され、規定数の遊技球を賞球として払い出す。アタッカ駆動装置35は、当たりモードでアタッカ14を毎ラウンド開閉する。また、図示しないが、パチンコ機10には遊技球発射装置が設けられており、発射ハンドル20が回動操作されたことに応答して遊技球を1球ずつ発射する。
当たり抽選部36は、第1始動口12又は第2始動口13に遊技球が入賞したときに制御部30aからコマンドを受けて乱数を利用した当たり抽選を行い、当たり又はハズレを決定する。当たり抽選では、その抽選時に抽出された乱数が当たり判定テーブルと比較され、抽出された乱数が当たり乱数か否かを判定することによって当たりか否かが決定される。
演出抽選部37は、当たり抽選の終了後に作動される。演出抽選部37は乱数を利用した演出抽選を行って図柄の変動パターンを決定する。演出抽選は、第1始動口12に遊技球が入賞した場合には第1抽選テーブル(演出選択テーブル)37a、第2始動口13に遊技球が入賞した場合には第2抽選テーブル(演出選択テーブル)37bを用いて行われる。いずれの始動口で遊技球が入賞したかは制御部30aから入力されるコマンドによって識別される。第1,第2抽選テーブル37a,37bはそれぞれ複数種類の変動パターンを記憶している。各々の抽選テーブルでは、ハズレになったときと当たりに当選したときとでは図柄の変動パターンの抽選確率が異なっており、ハズレになったときよりも当たりに当選したときのほうが図柄の変動時間が長くなりやすくなっている。また、第1抽選テーブル37aよりも第2抽選テーブル37bのほうが図柄の変動時間が長くなるように図柄の変動時間が設定されている。このため、第2始動口13に遊技球が入賞したときのほうが図柄の変動時間が長くなる。
停止図柄抽選部38は当たり抽選の結果に応じて乱数を利用した停止図柄抽選を行い、図柄の変動表示後に停止させる図柄の組み合わせを決定する。停止図柄抽選は、当たり抽選の結果に応じて当たり用の抽選テーブル又はハズレ用の抽選テーブルのいずれかを選択して行われる。当たり用テーブルでは、同一図柄が揃う組み合わせのいずれかが決定され、ハズレ用のテーブルでは、同一の図柄が揃わない組み合わせのいずれかが決定される。制御部30aは、停止図柄抽選で決定された図柄の組み合わせを変動表示後の確定画像として液晶ディスプレイ16から表示させる。
残り時間算出部(残り時間算出手段)39は、当たり抽選でハズレとなり、かつ図柄の変動表示中に第1始動入賞センサ32又は第2始動入賞センサ33で遊技球が検知された場合、検知のときから図柄の変動表示の終了までの残り表示時間を算出する。図柄の変動時間はタイマー40によって計測される。制御部30aは図柄の変動開始とともにタイマー40を作動させ、図柄の変動表示中に第1始動入賞センサ32又は第2始動入賞センサ33で遊技球が検知されたときにタイマー40を停止する。こうして計測された変動時間は制御部30aによって残り時間算出部39に入力される。タイマー40の時間は読み出しと同時にクリアーされる。また、これと同時に制御部30aは、演出抽選部37で決定された変動パターンでの全体の変動時間を残り時間算出部39に入力する。残り時間算出部39は、全体の変動時間から遊技球が入賞するまでの変動時間を差し引くことによって、第1始動入賞センサ32又は第2始動入賞センサ33で遊技球が検知されたときから図柄の変動表示の終了までの残り表示時間を算出する。残り表示時間が算出されると、制御部30aは予め設定された基準時間をワーキングメモリ31から読み出し、読み出した基準時間と残り表示時間とを比較する。そして、残り表示時間のほうが基準時間よりも長かった場合には、変動差し替え抽選部41を作動する。
変動差し替え抽選部41は、残り変動時間が基準時間よりも長かった場合に作動される。変動差し替え抽選部41は、乱数を利用した変動差し替え抽選を行い、残り表示時間及び次回変動の図柄の変動パターンを差し替えるか否かを決定する。変動差し替え抽選部41は、複数の抽選テーブルを備えており、各抽選テーブルでは、残り表示時間及び次回変動で差し替える変動パターン(差し替えパターン)、変動表示後の確定画像の種類が互いに異なっている。いずれの抽選テーブルを使用して変動差し替え抽選を行うかは、変動表示中の変動パターンに応じて決定される。変動表示中の変動パターンを示すコマンドは制御部30aから入力される。そして、変動差し替え抽選に当選すると、残り表示時間の変動パターンが、変動差し替え抽選で決定された差し替えパターンに差し替えられ、次回の変動においても、変動差し替え抽選で決定された差し替えパターンに差し替えられる。また、変動差し替え抽選に当選した場合、制御部30aは、残り表示時間での変動表示後の確定画像も予め設定された差し替え確定画像に差し替える。
変動表示中の変動パターン、残り表示時間での差し替えパターン、差し替え確定画像、次回変動での差し替えパターンは、あたかも1回の図柄の変動表示に見えるようにその態様が設定されており、遊技者は次回変動での差し替えパターンが終了したときに先行して開始された図柄の変動表示が終了したかのように見える。このような見せ方としては、例えば、差し替え確定画像は暗号化された図柄で液所ディスプレイ16の隅で確定させるとともに、図柄よりも大きな演出画像を表示させ、残り表示時間での差し替えパターン及び次回変動での差し替えパターンは、差し替え確定画像を表示するときの演出画像に観念的に繋がるものにする態様、あるいは、差し替え確定画像では、リーチ状態のハズレ(先行して停止した左右の図柄が同一で最後に停止した図柄のみが異なる状態)となって、第2差し替えパターンは、一度停止したリーチ状態のハズレから発展したような態様にするなど、様々な手法が挙げられる。
保留球記憶部42には、図柄の変動表示中に第1始動口12又は第2始動口13で保留球が発生したときに、その個数が始動口ごとに個別に書き込まれる。書き込まれた保留球は、図柄の変動表示の終了時に読み出され、保留球が読み出されると当たり抽選部36で当たり抽選が行われるとともに、再度図柄の変動表示が開始される。なお、保留球が発生したときに当たり抽選部36で乱数の抽出のみを行ってこれを保留球として記憶おき、保留球を読み出したときに読み出した乱数を当たり判定テーブルと照合してもよい。
次に、図柄の変動パターンを差し替えるときの処理の流れについて説明する。図3及び図4に示すように、遊技者が発射ハンドル20の回動操作を行うと遊技球が1球ずつ遊技領域11aに発射される。遊技領域11aを流下した遊技球は、第1始動口12又は第2始動口13に入賞するか、これらに入賞しなかった場合はアウト球として回収される。第1始動口12又は第2始動口13に遊技球が入賞すると賞球が払い出される。
図柄の変動表示中に第1始動口12又は第2始動口13に遊技球が入賞した場合、このときに保留球の個数が4個未満、つまり0〜3個であった場合は保留球が記憶される。保留球が書き込まれると、図柄の変動表示の残り表示時間が算出される。算出された残り表示時間は基準時間と比較される。
残り表示時間が基準時間よりも長かった場合には、変動差し替え抽選が行われる。変動差し替え抽選に当選すると、しばらく変動表示を行わせてから残り表示時間で差し替えパターンに差し替えられる。差し替えパターンによる図柄の変動表示が終了すると確定画像が差し替え確定画像に差し替えられる。
この後、1個目の保留球が第1始動口12で発生した保留球であった場合、2個目以降の保留球に第2始動口13で発生した保留球が含まれているか否かが判定される。
そして、1個目の保留球が第1始動口12で発生した保留球で、かつ第2始動口13で発生した保留球が2個目以降に含まれている場合には、これが優先して消化され、第2抽選テーブル37bを用いて演出抽選が行われる。また、1個目の保留球が第2始動口13で発生した保留球の場合にも第2抽選テーブル37bを用いて演出抽選が行われる。
また、第2始動口13で発生した保留球が2個目以降に含まれていなかった場合、すなわち、記憶されている保留球が全て第1始動口12で発生したものであった場合は第1抽選テーブル37aを用いて演出抽選が行われる。演出抽選が終了すると、次変動での変動パターンが差し替えパターンに差し替えられ、変動時間は演出抽選で決定された変動パターンの変動時間とされる。差し替えパターンによる図柄の変動表示が終了すると、通常通り確定画像が表示されて遊技が終了する。
図5は記録媒体(CD,フレキシブルディスク,ICメモリ,MO等)60をパチンコ機10にインストールする例を示しており、記録媒体60には図3及び図4のフローチャートで示すような手段を、CPU30及びワーキングメモリ31を含むコンピュータ61で実現するためのプログラムが格納されている。この場合、例えば当たり抽選でハズレとなり、かつ図柄の変動表示中に始動入賞口で遊技球が検知された場合、前記検知のときから図柄の変動表示の終了までの残り表示時間を算出する残り時間算出手段と、前記残り表示時間と予め定められた基準時間とを比較し、その比較結果に応じて、前記残り表示時間で図柄の変動表示を予め設定された変動パターンに差し替えて行わせるとともに、次回の演出抽選で決定された変動パターンを予め設定された変動パターンに差し替える画像表示制御手段としてコンピュータ61を機能させるためのプログラムを記録媒体60に記録する。そして、この記録媒体60を読み取り装置62に装填して、プログラムをパチンコ機10にインストールする。
なお、前記プログラムは、記録媒体60を介してインストールする代わりにインターネットを利用してパチンコ機10に配信することができる。また、配信された本発明のプログラム、又は、記録媒体60から読み出した本発明のプログラムをパソコンにインストールし、モニタ上でパチンコ機の遊技を行うことも可能である。
上記実施形態では、始動入賞口を第1始動口12と第2始動口13とから構成したが、始動入賞口の数は適宜数にしてよい。
上記実施形態では、当たりに当選すると当たりモードに移行したが、例えば当たりを、当たりモードにのみ移行する通常当たりと、当たりモード後に通常モードよりも当たりの当選確率が高くなる確率変動モードに移行する確変当たりとから構成するなど当たりの態様は適宜の態様にしてよい。なお、当たりを通常当たりと確変当たりとから構成した場合、始動入賞口への遊技球の入賞率を変化させる可動片を設け、通常当たりに当選した場合には、当たりモード後に、図柄の変動時間が短縮されるとともに可動片の開放時間が通常モードよりも長くなる時短モードに移行させてもよい。
上記実施形態では、基準時間を1種類にしたが基準時間及び差し替えパターンを複数種類設け、残り表示時間に応じた基準時間を比較に用い、比較に用いた基準時間に応じて差し替えパターン及び差し替え確定画像の種類を決定してもよい。
上記実施形態では、変動表示中の変動パターンに応じて差し替えパターンを変化させたが、差し替えパターンは予め設定されたものでもよい。
上記実施形態では、遊技機の1つとしてパチンコ機を例に挙げて説明したが、遊技球を遊技媒体として用いるスロットマシンなど、他の遊技態様の遊技機に本発明を適用してもよい。また、画像表示装置は、液晶ディスプレイに限らず、7セグメント型の表示装置やEL(エレクトロルミネッセンス)を用いた表示装置など適宜の表示装置を用いてよい。
パチンコ遊技機の正面図である。 パチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。 図柄の変動パターンを差し替えるときの処理の流れを示すフローチャートである。 図柄の変動パターンを差し替えるときの処理の流れを示すフローチャートである。 プログラムが格納された記録媒体をパチンコ機にインストールする場合の説明図である。
符号の説明
10 パチンコ機(遊技機)
12第1始動口(始動入賞口)
13 第2始動口(始動入賞口)
16 液晶ディスプレイ
30a 制御部(画像表示制御手段)
37 演出抽選部(テーブル選択手段)
37a 第1抽選テーブル(演出選択テーブル)
37b 第2抽選テーブル(演出選択テーブル)
39 残り時間算出部(残り時間算出手段)
41 変動差し替え抽選部
60 記録媒体
61 コンピュータ

Claims (5)

  1. 始動入賞口で遊技球が検知されたときに当たり又はハズレを決定する当たり抽選が行われ、当たり抽選の結果に応じた確率で行われる演出抽選によって図柄の変動パターンが複数種類のうちから決定されるとともに、決定された変動パターンによって図柄の変動表示が行われ、図柄の変動表示中に始動入賞口で遊技球が検知されたときにはこの遊技球が保留球として記憶され、図柄の変動パターンは当たりのときのほうがハズレのときのよりも図柄の変動時間が長くなる遊技機において、
    前記当たり抽選でハズレとなり、かつ図柄の変動表示中に始動入賞口で遊技球が検知された場合、前記検知のときから図柄の変動表示の終了までの残り表示時間を算出する残り時間算出手段と、
    前記残り表示時間と予め定められた基準時間とを比較し、その比較結果に応じて、前記残り表示時間での図柄の変動表示を予め設定された変動パターンに差し替えて行わせるとともに、次回の演出抽選で決定された変動パターンを予め設定された変動パターンに差し替える画像表示制御手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 複数の前記始動入賞口と、
    各始動入賞口での保留球を個別に記憶する保留球記憶手段と、
    前記演出抽選で用いられ、かつ各々が互いに異なる始動入賞口と対応付けされ、各々が複数種類の変動パターンを記憶するとともに、図柄の変動時間が互いに異なる複数の演出選択テーブルと、
    複数の始動入賞口での保留球が記憶されている場合に、相対的に図柄の変動時間が長い演出選択テーブルを用いて次回の演出抽選を行わせるテーブル選択手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記画像表示制御手段は、差し替えを行う変動パターンを変動表示中の変動パターンに基づいて決定することを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 当たり抽選でハズレとなり、かつ図柄の変動表示中に始動入賞口で遊技球が検知された場合、前記検知のときから図柄の変動表示の終了までの残り表示時間を算出する残り時間算出手段と、
    前記残り表示時間と予め定められた基準時間とを比較し、その比較結果に応じて、前記残り表示時間で図柄の変動表示を予め設定された変動パターンに差し替えて行わせるとともに、次回の演出抽選で決定された変動パターンを予め設定された変動パターンに差し替える画像表示制御手段として遊技機のコンピュータを機能させるためのプログラム。
  5. 請求項4記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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