JP2008293733A - ライトガイドおよび画像投影装置 - Google Patents

ライトガイドおよび画像投影装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ミキシングされなかった迷光を光変調素子に到達させないライトガイド、および、それを搭載する画像投影装置を提供する。
【解決手段】複数の反射部材を筒状につなげ、かつ上記反射部材の反射面を内側に向けることで筒内部を形成し、光を上記筒内部を介して出射させているライトトンネルLTにおいて、光の入射する筒の一端である入射端IPおよび光の出射する筒の一端である出射端OPのうち、少なくとも一方が、先細っているライトガイド。
【選択図】図1

Description

本発明はライトガイド、およびそれを搭載するプロジェクタ(画像投影装置)に関するものである。
画像投影装置の一例であるプロジェクタには、DMD(Digital Micromirror Device;米国テキサスインスツルメンツ社製)等の光変調素子に入射する光の光強度分布を均一にするライトトンネル(ライトガイド)が搭載されている。かかるライトトンネルは、特許文献1に記載のプロジェクタにも搭載されているように、ほとんどのプロジェクタに搭載されている。
そして、このライトトンネルの形状としては、特許文献1に記載のプロジェクタのようにテーパ状になったものや、図9に示すように四角柱状でかつ筒状になったものなどがある(なお、黒抜き矢印は光の進行方向を示す)。詳説すると、図10に示すようなライトトンネルltは、4枚の板状のミラーガラスmgのミラー面mfを内側にし、各ミラーガラスmgの端部(ただし、長手方向に沿う端部)を貼り合わすことで筒状にしている。
そして、筒状の内部の一端(入射端ip)から、ランプの光が入射する。すると、この筒の内部において、光が複数回反射し(光がミキシングされ)、筒他端(出射端op)から出射する光は、光強度を一定にする。
特開2005−292561号公報
ただし、このようなライトトンネルltの場合、入射端ipにおけるミラーガラスmgの端部edが比較的厚い。すると、ランプからの光は、筒の内部だけでなく、かかる端部edにも入射する。このような端部edに入射する光は、筒の内部に入射する光とは異なり、ミキシングされない。そのため、この光の光強度は、ミキシングされた光の光強度とは異なる。
また、筒の内部に入射した光の全てがミキシングするわけではなく、一部の光はミラーガラスmgのミラー面mfを透過し、ミラーガラスmgの内部を進行する。すなわち、筒の内部に入射した光の一部が、ミラーガラスmgの端部edに入射する光と同様に、ミキシングされない。そして、かかるようにしてミキシングされなかった光は、迷光とも呼ばれ、光変調素子に到達した場合に、プロジェクタの画像品質に悪影響を与える。
そこで、本発明は、上記の状況を鑑みてなされたものである。すなわち、本発明の目的は、迷光を光変調素子に到達させないライトトガイド、および、それを搭載する画像投影装置を提供することにある。
ライトガイドは、複数の反射部材を筒状につなげ、かつ反射部材の反射面を内側に向けることで筒内部を形成し、光を筒内部を介して出射させている。そして、かかるライトガイドでは、光の入射する筒の一端である入射端および光の出射する筒の一端である出射端のうち、少なくとも一方が、先細っている。
例えば、入射端が先細っていれば、迷光の原因となる入射端を通じて出射端に向かう光の発生は減少する。また、出射端が先細っていれば、先細っているがゆえに、この出射端から迷光が出射しにくい。
なお、出射端を形成する複数の反射部材の少なくとも1つの端部の厚みが、反射部材の最大の厚みよりも薄くなっていれば、ライトガイドの出射端は先細ることになる。詳説すると、以下の条件式(1)が満たされていると望ましい。
Wout<D … 条件式(1)
ただし、
D :反射部材の最大の厚み
Wout:先細っている出射端を形成する複数の反射部材の出射側面が、反射部材の厚 み方向に沿って有する長さ
である。
また、入射端を形成する複数の反射部材の少なくとも1つの端部の厚みが、反射部材の最大の厚みよりも薄くなっていれば、ライトガイドの入射端は先細ることになる。詳説すると、以下の条件式(2)が満たされていると望ましい。
Win<D … 条件式(2)
ただし、
D :反射部材の最大の厚み
Win:先細っている入射端を形成する複数の反射部材の入射側面が、反射部材の厚み 方向に沿って有する長さ
である。
なお、先細り方の一例としては、先細っている出射端を形成する複数の反射部材の端部(出射端部)、および先細っている入射端を形成する複数の反射部材の端部(入射端部)、の少なくとも一方には、反射部材の反射面に対して鋭角に傾斜した傾斜面が含まれていれば望ましい。
または、反射部材の非反射面には、少なくとも1個以上の段差が形成されており、その段差を境に並列する低段の一面と高段の一面とにおいて、低段の一面が、先細っている出射端を形成する複数の反射部材の端部、および先細っている入射端を形成する複数の反射部材の端部、の少なくとも一方に含まれていれば望ましい。
なお、出射端を形成する複数の反射部材の出射側面において、上記条件式(1)を満たす出射側面は、少なくとも1面存在していればよい。
また、入射端を形成する複数の反射部材の入射側面において、上記条件式(2)を満たす入射側面は、少なくとも1面存在していればよい。
そして、以上のライトガイドを備える画像投影装置も本発明といえる。
本発明によれば、ライトガイドの入射端が先細っていれば、光を反射部材内に進入させないようにすることで、迷光の発生を抑制する。また、ライトガイドの出射端が先細っていれば、反射部材内を通過する光の出射を抑制することで、迷光の発生を抑制する。
[実施の形態1]
実施の一形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、便宜上、部材符号、ハッチング等を省略する場合もあるが、かかる場合、他の図面を参照するものとする。また、黒抜き矢印は光の進行方向を示す。
図8は、プロジェクタ(画像投影装置)49の構成図である。この図に示すように、プロジェクタ49は、ランプ31、カットフィルタ32、カラーホイール33、ライトトンネル(ライトガイド、インテグレータロッド)LT、平面ミラー34、集光レンズ35、光変調素子36、および投影光学系37を含んでいる。
ランプ31は、光を発するものであれば、特に限定されない。例えば、水銀ランプであっても、LED(Light Emitting Diode)モジュールであってもよい。なお、図中のランプ31は、ガラス製のバルブ31aと、バルブ31aの発する光を反射かつ集光させるリフレクタ31bと、を含んでいる。
カットフィルタ32は、ランプ31からの出射光を受光できる位置にあり、受けた光を透過させることで、光変調素子36に悪影響を与える波長域の光をカットするものである。なお、カットフィルタ32とランプ31との間に、照明光学系が配置されていてもよい。
カラーホイール33は、赤色、緑色、青色、および透明のフィルタを周方向に並べることで、ホイール状になったものである。そして、カラーホイール33は、カットフィルタ32からの出射光を受光できる位置にあり、各フィルタを通過させることで光の色を変化させている。
ライトトンネルLTは、筒状の部材であり、カラーホイール33からの出射光を受光できる位置にある、そして、ライトトンネルLTは、筒内部を形成するミラー面(反射面)MFによって、光を複数回反射させることで(ミキシングされることで)、光度を均一化させて出射させている(詳細については後述)。
なお、ライトトンネルLTに進行してくる光は束状になっており、ライトトンネルLTの筒内部(トンネル)に入射するだけでなく、ライトトンネルLTを形成するミラーガラスMGの端部ED(入射端部)にも入射する(後述の図1参照)。また、トンネル内を進行する光の一部はミラー面MFを透過して、ミラーガラスMG内部を進行する。
平面ミラー34は、ライトトンネルLTからの出射光を受光し、かつ反射させることで、ランプ31から投影光学系37に至るまでの光路を折り曲げている。具体的には、平面ミラー34は、ライトトンネルLTからの出射光を反射させて、集光レンズ35に導いている。
集光レンズ35は、ライトトンネルLTからの光を、光変調素子36に向けて集光させる。なお、集光される光の光束幅は、光変調素子36の受光面よりも若干大きくなっている。
光変調素子36は、集光レンズ35を介して進行してくる光を、画像データ等に基づき変調するものである(変調された光を画像光と称す)。なお、光変調素子としては、例えば、DMDや液晶素子が挙げられる。
投影光学系37は、複数のレンズ等の光学素子を含んでいる。そして、かかる投影光学系37は、光変調素子36からの画像光を、不図示のスクリーンに向けて発散させながら投影する。
そして、以上のようなプロジェクタ49では、ランプ31のバルブ31aが光を発し、その光はリフレクタ31bによって集光されつつ、カットフィルタ32およびカラーフィルタ33を通過し、ライトトンネルLTの入射端IPに入射する。そして、ライトトンネルLTに入射した光は出射端OPから出射後、平面ミラー34を介して集光レンズ35に到達する。集光レンズ35は、到達した光を集光させながら光変調素子36に導き、光変調素子36は入射する光を変調させて投影光学系37へ導く。その結果、投影光学系37から、スクリーンに画像が投影される。
ここで、以上のようなプロジェクタ49におけるライトトンネルLTについて、図1を用いて詳説する。ライトトンネルLTは4枚のミラーガラス(反射部材)MGを含んでおり、各ミラーガラスMGは短手および長手を規定できる板状(例えば、矩形の板状)になっている。
そして、ライトトンネルLTは、4枚のミラーガラスMG(MG1〜MG4)の長手同士を貼り合わせることで筒状になっている。詳説すると、2枚のミラーガラスMG1・MG2が互いの長手方向を同方向にしつつ平行に対向することで、それらのミラーガラスMG1・MG2の長手の端部EDが同方向に向くようになる。
さらに、かかる長手の端部EDに、残りの2枚のミラーガラスMG3・MG4のミラー面(裏面、反射面)MFが対向するように配置できる。そして、このミラー面MFと長手の端部EDとが貼り合うことで、4枚のミラーガラスMGで筒状のライトトンネルLTが完成する。
つまり、ミラーガラスMGのミラー面MFが内側に向くことで、ライトトンネルLTの内部(筒内部)が形成されている。なお、ライトトンネルLTの一端はランプ31に向いており、他端は平面ミラー34に向いている。そのため、光は、ライトトンネルLTの一端(入射端IP)から入射し、トンネル(筒内部)を経て、他端(出射端OP)から出射する。
かかるようなライトトンネルLTでは、出射端OPを形成するミラーガラスMGの厚みがその他の部分(例えば、ライトトンネルLTの長手における中心付近)を形成するミラーガラスMGの厚みよりも薄くなっている。
例えば、図1および図2(図1の拡大図)に示すように、出射端OPを形成する各ミラーガラスMGの端部(出射端部)EDが先細っている(テーパ状になっている)。詳説すると、出射端OPから長手方向に沿ってある程度離れた位置までに相当する非ミラー面NF(表面、非反射面;後述の図3参照)の一部が傾斜することで、ミラーガラスMGの端部EDが先細っている(ミラーガラスMGにおける長手方向での一端が先細っている)。
このようになっていると、出射端OPを形成するミラーガラスMGの端部EDの厚みは、ミラーガラスMGの板厚(最大厚等)よりも薄くなる。すなわち、ミラーガラスMGの板厚方向に沿う端部EDの長さが比較的短くなり、その端部EDに含まれる一面(出射側面EFout)の面積が小さくなる。そして、これは以下の条件式(1)によって表現できる。
Wout<D … 条件式(1)
ただし、
D :ミラーガラスMGの最大の厚み
Wout:先細っている出射端OPを形成する複数のミラーガラスMGの
出射側面EFoutが、ミラーガラスMGの厚み方向に沿って有する長さ
である。
この条件式(1)が満たされていると、出射側面EFoutの面積が小さくなり、それに起因して、以下の効果が生じる。
上述したように、ライトトンネルLTを形成するミラーガラスMGの端部ED(入射端OPを形成する端部ED)にも光は入射したり、トンネル内を進行する光の一部はミラー面MFを透過して、ミラーガラスMG内部を進行する。すると、かかる光は、ライトトンネルLTの内部にてミキシングされないため、ミキシングされた光とは異なる光強度を有することになる。
その上、この光は、出射端OPを通じて外部に進行する(かかるように進行する光を迷光と称する)。このように進行する迷光がミキシングされた光と交わり合うと、光変調素子36に到達する光の光強度分布にむらが生じる。すると、このむらがスクリーンに投影される画像に悪影響を及ぼす。
しかしながら、出射端OPを形成するミラーガラスMGの端部EDに含まれる一面(出射側面EFout)の面積が小さければ、その小さな面積に起因して、出射側面EFoutを通じて出射する光量は減少する。すなわち、迷光の量が減少する。そのため、スクリーンに投影される画像の品位は劣化せず、プロジェクタ49の画質品位は向上することになる。
また、ミラーガラスMGの傾斜面SFから進行する迷光は、ライトトンネルLTにてミキシングされた光とは異なる方向に進みやすい。例えば、図3(図2のA−A’線矢視断面図)に示すように、ライトトンネルLTにてミキシングされた光は、通常、ライトトンネルLTの長手方向に沿うように進む(矢印P参照)。
しかし、ミラーガラスMGの傾斜面SFを透過する迷光は、屈折し、ライトトンネルLTの長手方向から乖離する方向に進みやすい(矢印Q参照)。そのため、かかる迷光は、光変調素子36に到達しない。すると、光変調素子36に到達する光の光強度分布にむらが生じにくくなる。
[その他の実施の形態]
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
例えば、実施の形態1では、各ミラーガラスMGにおける長手方向の一方の端部EDがテーパ状になっており、そのテーパ状の端部EDが環状につながることで、ライトトンネルLTの出射端OPが形成されていた。しかし、これに限定されることはない。
図4に示すように、段差DRの形成されたミラーガラスMGで、ライトトンネルLTが形成されてもよい。詳説すると、各ミラーガラスMGは、長手方向において板厚の異なった部分を並列させることで、段差DRを生じさせている。特に、薄い板厚部分が出射端OP側、厚い板厚部分が入射端IP側に位置することで、出射端OPを形成するミラーガラスMGの端部EDの厚みは薄くなる。
つまり、このようなライトトンネルLTであっても、実施の形態1でのライトトンネルLT同様に、出射端OPを形成するミラーガラスMGの端部EDは、ミラーガラスMGの板厚(厚い方の板厚部分)よりも短くなり、出射側面EFOUTの面積が小さくなる。そのため、この出射側面EFOUTを通じて出射する迷光の光量は減少し、スクリーンに投影される画像の品位は劣化しない。
また、ライトトンネルLTにおいて、傾斜面SFまたは段差DR等の加工の施される箇所は、出射端OPに限定されるものではない。すなわち、図5に示すように、出射端OPおよび入射端IPを形成するミラーガラスMGの端部EDに傾斜面SF等の加工が施されていてもよい。すなわち、以下の条件式(2)が満たされているとよい。
Win<D … 条件式(2)
ただし、
D :ミラーガラスMGの最大の厚み
Win:先細っている入射端IPを形成する複数のミラーガラスMGの
入射側面EFinが、ミラーガラスMGの厚み方向に沿って有する長さ
である。
このようになっていると、入射端IPを形成するミラーガラスMGの端部EDに入射するカラーホイール33からの光量は少なくなる。そのため、迷光も発生しにくくなる。つまり、ライトトンネルLTにおいて、入射端IPおよび出射端OPのうち、少なくとも一方が、先細っていればよい。
また、以上の説明では、先細った出射端OPを形成する複数のミラーガラスMGにおける4個の端部EDの全てに加工が施されていた。しかし、これに限定されるものではない。すなわち、図6に示すように、出射端OPを形成する4個のミラーガラスMGの端部EDのうち、少なくとも1個の端部EDの厚みが、ミラーガラスMGの厚みよりも薄くなっていればよい。
また同様に、入射端IPが先細っている場合、その入射端IPを形成する4個のミラーガラスMGの端部EDのうち、少なくとも1個の端部EDの厚みが、ミラーガラスMGの厚みよりも薄くなっていればよい。
詳説すると、出射端OPを形成する複数のミラーガラスMGの出射側面EFoutにおいて、上記条件式(1)を満たす出射側面EFoutは、少なくとも1面存在していればよい。また同様に、入射端IPを形成する複数のミラーガラスMGの入射側面EFinにおいて、上記条件式(2)を満たす入射側面EFinは、少なくとも1面存在していればよい。
また、ライトトンネルLTにおける出射端OPおよび入射端IPの先細り方は特に限定されるものではない。例えば、図1に示すように、ミラーガラスMGの反射面MFに対して鋭角に傾斜した傾斜面SFが、出射端OPに含まれていてもよい。
また、ミラーガラスMGの非ミラー面NFに形成された段差DRを境に並列する低段の一面LFと高段の一面HFとにおいて、低段の一面LFが、出射端OPに含まれていてもよい(なお、図7のように、入射端IPおよび出射端OPの双方が先細っている場合、低段の一面LFは2面、高段の一面HFは1面となるため、段差DRは2個生じる)。
このようになっていれば、ライトトンネルLTとしての出射端OPは、先細ることになるためである。もちろん、図1および図4のようにして、入射端IPのみが先細っていてもよい。要は、入射端IPおよび出射端OPの少なくとも一方には、傾斜面SFまたは低段の一面LFが含まれていればよい。
なお、以上の傾斜面SFおよび段差DRの形成方法は種々あるが、例えば、各非ミラー面が、出射端OPからある程度離れた位置から、出射端OPを形成する端部EDに向かって削り取られることで、かかる非ミラー面NFの一部が傾斜したり、段差DRを有したりするようになる。また、金型成型でミラーガラスMGが形成されていても構わない。
は、ライトトンネルの斜視図である。 は、図1のライトトンネルの部分拡大図である。 は、図2のA−A’線矢視断面図であり、光路を示した光路図でもある。 は、図1の他の一例を示すライトトンネルの斜視図である。 は、両端に加工を施したライトトンネルの斜視図である。 は、ライトトンネルの出射端の一例を示す斜視図である。 は、図5の他の一例を示すライトトンネルの斜視図である。 は、プロジェクタの構成図である。 は、従来のライトトンネルの斜視図である。 は、図9のライトトンネルの部分拡大図である。
符号の説明
LT ライトトンネル(ライトガイド)
IP ライトトンネルの入射端
OP ライトトンネルの出射端
MG ミラーガラス(反射部材)
ED ミラーガラスの端部
EF ミラーガラスの端部に含まれる側面
EFin ライトトンネルの入射端を形成するミラーガラスの端部に含まれる側面
EFout ライトトンネルの出射端を形成するミラーガラスの端部に含まれる側面
SF ミラーガラスの端部に含まれる傾斜面
MF ミラーガラスのミラー面(反射面)
NF ミラーガラスの非ミラー面
DR ミラーガラスの非反射面における段差
HF 非ミラー面において段差を境に隣り合った面のうち高段の一面
LF 非ミラー面において段差を境に隣り合った面のうち低段の一面
31 ランプ(光源)
33 カラーホイール
34 平面ミラー
35 集光レンズ
36 光変調素子
37 投影光学系
49 プロジェクタ(画像投影装置)

Claims (8)

  1. 複数の反射部材を筒状につなげ、かつ上記反射部材の反射面を内側に向けることで筒内部を形成し、光を上記筒内部を介して出射させているライトガイドにあって、
    光の入射する筒の一端である入射端および光の出射する筒の一端である出射端のうち、少なくとも一方が、先細っているライトガイド。
  2. 以下の条件式(1)を満たす請求項1に記載のライトガイド;
    Wout<D … 条件式(1)
    ただし、
    D :上記反射部材の最大の厚み
    Wout:先細っている出射端を形成する複数の反射部材の出射側面が、反射部材の厚 み方向に沿って有する長さ
    である。
  3. 以下の条件式(2)を満たす請求項1または2に記載のライトガイド;
    Win<D … 条件式(2)
    ただし、
    D :上記反射部材の最大の厚み
    Win:先細っている入射端を形成する複数の反射部材の入射側面が、反射部材の厚み 方向に沿って有する長さ
    である。
  4. 先細っている出射端を形成する複数の反射部材の端部、および先細っている入射端を形成する複数の反射部材の端部、の少なくとも一方には、
    上記反射部材の反射面に対して鋭角に傾斜した傾斜面が含まれている請求項2または3に記載のライトガイド。
  5. 上記反射部材の非反射面には、少なくとも1個以上の段差が形成されており、上記段差を境に並列する低段の一面と高段の一面とにおいて、
    上記低段の一面が、先細っている出射端を形成する複数の反射部材の端部、および先細っている入射端を形成する複数の反射部材の端部、の少なくとも一方に含まれている請求項2または3に記載のライトガイド。
  6. 上記の出射端を形成する複数の反射部材の出射側面において、上記条件式(1)を満たす出射側面は、少なくとも1面存在している請求項2〜5のいずれか1項に記載のライトガイド。
  7. 上記の入射端を形成する複数の反射部材の入射側面において、上記条件式(2)を満たす入射側面は、少なくとも1面存在している請求項3〜6のいずれか1項に記載のライトガイド。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のライトガイドを備える画像投影装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012078844A (ja) * 2011-11-14 2012-04-19 Necディスプレイソリューションズ株式会社 投写型表示装置

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