JP2008293306A - キー入力支援装置、キー入力方法及びそのプログラム。 - Google Patents

キー入力支援装置、キー入力方法及びそのプログラム。 Download PDF

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Abstract

【課題】誤入力を行った場合でも、極力、指の移動回数を減らしたキー入力支援装置などを得る。
【解決手段】本発明のキー入力支援装置10は、例えば、タイマ15と押下検出部17からなる押下続行時間検出手段20を備え、操作部16に備えた入力キーがしきい値を超えて長時間押下された場合には、その押下の直前の押下げによって得られた表示情報に代え、更にその一つ前の表示情報が表示部11に表示される。これにより操作者は、誤入力の場合に従来必要であったクリアキーに指を移動させることなく表示をクリアできたり、誤って確定した文字などを削除し、再度入力することなく確定直前の状態から操作を行うことができるなど、指の移動回数を減らせることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、主として携帯電話端末などのように文字や記号などの入力キーに制約のある電子機器に採用されるキー入力支援装置、キー入力方法及びそのプログラムに関する。
従来、携帯電話端末やカーナビゲーション機器、DVDレコーダなどの電子機器は、文字を入力する機能はあったが、その外形的な制約から文字などの入力キーの数に制約があった。
例えば、図1に示す携帯電話端末100の例を取って説明すると、平仮名や片仮名の文字の入力の場合、その文字キーなど、キー入力部106に全てのキーを表示できない。図2は、キー入力部106を拡大した図であるが、この場合、例えば、「あ行」の文字を入力する際には、「あ行」にも対応したキー112を押下し、その連続押下回数に対応した「あ行」の文字を液晶などで構成された表示部101に表示していた。そしてその文字表示を確認して入力処理を行うのが一般的であった。
しかしながら、以上のような文字入力では入力が煩雑になり、誤入力を起こしやすいものであった。誤入力をした場合には、クリアキー111を押下して入力した文字を取り消し、再度、正しい文字入力を行う必要があった。
一方、特許文献1には、ユーザの入力ミスを訂正することでユーザの文字入力における労力を低減するべく、押下された文字入力キーとその文字入力キーの連続押下回数、押下時間間隔などに基づいて訂正対象の文字を特定し、訂正する技術が開示されている。
特開2005−115621号公報
前述のように従来の一般的な技術では、例えば、「赤い旗(あかいはた)」を入力したい場合、「赤い」を確定した後、誤って「はな」と入力して変換前に気がついた際には、クリアキーを押下して「な」を削除し、再度、「た」を入力して「はた」とした後、変換キーで「旗」を確定する必要があった。即ち、誤入力があるたびにクリアキー111を押下するべく指を移動させ、操作部106の所定の文字キーまで指を移動させて入力を継続する必要があり、速やかな文字入力を妨げていた。
一方、特許文献1によれば、文字キーの押下回数に対応してコード(文字等)が関連づけられ、キー押下回数を誤って多く押下した場合、そのキーを長時間押し続けることで、一つ前のコード(文字等)が候補として表示に反映され、指の移動が低減される技術が開示されている。しかしながら、この技術は一つ前のコードから順次表示されるという問題がある。例えば、先ほどの事例で「な」の誤入力に気がついた際に、特許文献1の技術では、「な」のひとつ前、「の」が表示され、な行が順次表示されるということは分かるが、表示させたい「た」がどう現れるか不明である。つまり、表示すべき文字がこの事例のようにキーの配列が異なる場合などに対応できていない、という問題を有していた。
本発明は、以上のような課題を解決しようとするものである。即ち、本発明は、誤入力を行った場合でも、極力、指の移動回数を減らしたキー入力支援装置、キー入力方法及びそのプログラムを提供するものである。
本発明のキー入力支援装置は、入力キーを備える操作部と、前記入力キーの押下続行時間を検出する押下続行時間検出手段と、表示部と、前記押下続行時間が所定の時間を超えた場合には、前記押下の直前の押下によって得られた表示情報に代え、更にその一つ前の押下による表示情報を前記表示部に表示させる制御部と、を備えることを特徴とする。即ち、本発明のキー入力支援装置は、押下続行時間が所定の時間を超えた場合には、前記押下の直前の押下げによって得られた表示情報に代え、更にその一つ前の押下による表示情報が表示部に表示される、という機能を備えることにより、クリアキーを用いずに、誤入力された表示情報、例えば文字情報などの表示を誤入力の前の文字情報などの表示に回復することができ、ユーザの指の移動回数を減らすことができる。
本発明のキー入力方法は、複数の入力キーを備え、キー入力に応じて表示部に表示させるキー入力方法において、一のキー入力に対応する一の表示情報が前記表示部に表示された後、引き続くキー入力が、前記一のキーと同一のキーを用いて行われた場合には、前記引き続くキー入力の際のキー押下続行時間を計測するステップと、前記キー押下続行時間が所定の時間を超えた場合には、前記一の表示情報に代え、前記一の表示情報の直前の表示情報を表示部に表示するステップと、を備えることを特徴とする。即ち、本発明のキー入力方法は、前記キー押下続行時間が所定の時間を超えた場合には、前記一の表示情報に代え、前記一の表示情報の直前の表示情報を表示部に表示するステップを備えることにより、クリアキーを用いずに、誤入力された表示情報、例えば文字情報などの表示を誤入力の前の文字情報などの表示に回復することができ、ユーザの指の移動回数を減らすことができる。また、本発明はキー入力方法に関するプログラムも提供する。
以上のように本発明によれば、極力、指の移動回数を減らしたキー入力支援装置及びキー入力方法及びそのプログラムを得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図3、図4、図5を用いて説明する。なお、本発明のキー入力支援装置は、携帯電話端末に限られず、DVDレコーダやカーナビゲーション機器、その他小型の電子機器に広く用いられるが、説明の分かり易さのため、例えば、背景技術で説明した図1の携帯端末100などに備えられた場合を想定して以下の実施形態を説明する。従って、図1、図2も必要により参照して説明する。
図3は、本発明のキー入力支援装置10の構成を示すブロック図である。図3を参照すると、本発明のキー入力支援装置は、表示部11、表示制御部12、制御部13、記憶部14、タイマ15、操作部16、押下検出部17を備える。また、一点鎖線20で囲まれた領域、つまり、タイマ15と押下検出部17とは、押下続行時間検出手段20として把握される。以下、これらの各部などについて簡単に説明する。なお、本発明でいう「キー」は、特に断りの無い場合には、操作部の入力キーを総称するものである。また、入力「キー」は、入力「ボタン」とも言われる場合もある。
表示部11は、液晶などの表示画面などで構成されており、例えば、ユーザが入力した文字などの文字情報や、マーク、漫画、図面等の表示情報を表示する機能を備える。表示部は、図1の携帯電話端末で言えば101に相当する部分である。表示制御部12は、例えば、制御部11から表示を確定した内容を表示部11へ変換する機能などを備え、表示部を直接的に制御する。なお、本明細書でいう文字情報とは、平仮名や片仮名、アルファベットなどの文字や、数字、改行記号などを含む広い概念である。また、表示情報とは、表示画面に表示された文字情報のほか、マーク、写真、漫画などを含む更に広い概念である。
制御部13は、CPU(Central Processing Unit )または、マイクロコントローラ(Microcontroller)などを備え、キー入力支援装置の各部、及び必要により図示していない携帯電話端末のその他の部分を直接、間接に制御している。本発明との関連では、例えばキー入力を確定すること、キーの押下続行時間が所定時間を超えたか否かなどの判定を行うこと、表示部の文字入力の動作を決定することなど、種々の制御を行っている。
記憶部14は、例えばRAM(Random Access Memory)などの記憶装置を備え、過去のキー操作で得られた情報などを蓄えている。タイマ(Timer)15はキーの押下続行時間などを判定するための時間を生成する機能を備えている。操作部16は、使用者(操作者)が文字などの入力を行うキーを備える。操作部16は、図1の106に相当する。図2は操作部のキー配置の一例である。図2に示すように操作部16が備えるキーは多数ある。例えば、電源キー109やクリアキー111など種々有るが、本発明で特に問題とする文字情報キーは、「あ行」も含むキー112、「た行」も含むキー114など、図2の一点鎖線120で囲まれた領域に示すキーをいう。つまり、換言すると、数字、アルファベット、や句読点なども含めた文章を構成する要素の入力に直接用いるキーをいう。また、本発明では、文字情報を確定するキー、つまり、確定キーも後述するように誤入力の効果的な修正の対象となる。一例として図2では確定キーは110で示される。なお、これら一点鎖線で囲まれた領域の文字情報キーに対して、予め備えた、あるいは操作者が設定した絵文字やマークなどの表示情報を通常の文字情報に追加して設定することも勿論可能である。また、文字情報キー以外のキーにこのような指定機能を備えることも勿論できる。
文字押下検出部17は、操作部16のキーが押下されたという情報を検出し、制御部13へ伝える機能を備える。以上のように表示部11、操作部16以外の各部は、図1の外形には現れず、内蔵されている。また、タイマ15と押下検出部17は、特定のキーの押下が操作者により続行されている時間を検出するために用いる。換言すると、タイマ15と押下検出部17とは、押下続行時間検出手段20を構成する。
次に、本発明のキー入力支援装置10の動作について、主に図4の動作フローチャートを参照して説明する。キー入力支援装置10が使用可能な状態になった場合、例えば、これを備える図示しない携帯電話端末などの電子機器に電源が入り、操作可能になった場合に図4のスタート状態となる。
スタート状態になったら、制御部13は速やかにタイマ(Timer)カウント初期設定を行う(ステップS00)。初期設定では、キーの押下時間のしきい値(以下タイマ設定値、Timer設定値ともいう)の設定とタイマ15の初期化が行われる。なお、図4のフローチャートでは、「Timerカウント初期設定」などとタイマを英語標記で記載し、「タイマカウント初期設定」などと片仮名表記では記載していないが、これは、片仮名が続くと読みにくくなるので英語標記にしただけであり、特別な意味はない。以下の説明では英語標記でのフローチャートの記載はそのまま用いる。
次に操作者からキー入力が行われ、その結果としての文字情報が公知の手段により表示画面に表示されることになる。本発明は誤入力などの場合の効果的な対応を目的としているので、ある程度の入力がなされ、誤入力などもなされる可能性のある状況から図4のフローチャートの説明に入る。即ち、操作者などから新しくキーが入力された場合、即ち、キーが押下された場合、押下検出部7は押下を検出する。即ち、キー入力検出が行われる(ステップS2)。
ステップS2で押下検出がなされると、押下検出部7は制御部3へそれを通知し、制御部3はタイマ5に時間計測の開始を指示する。これによりタイマ5でTimerカウント開始が始まる(ステップS3)。次にステップS4で、操作者から先ほど入力されたキーが前と同じキーか否か、即ち、キー入力値が同じか否かを判断する。判断結果によりそれぞれのステップへ進む。ここで、フローチャートに示す「キー入力値」とは、図2を参照すれば、例えば「あ」のキー112、「た」のキー114など、キーの符号ともいうものである。従って、ステップS4では、要するに直前に押下したキーと同じか否かということを判断している、とも言える。このことの意味は具体例を示して後述する。
ステップS4でYESと判断された場合、即ち、前回押されたキー値と同じ場合、つまり、同じキーが押下げされた場合には、操作者がキーを押し続ける時間を検出する(ステップS5)。操作者がキーから指を離したらキーオン信号が検出されなくなる。つまりキーオフ状態となる。キーオフ状態になると図3の押下検出部17はキーオフ信号を制御部13へ送り、制御部13はこれを受けてタイマ15へTimerカウントの停止を命令し、ステップS6のTimerカウントの停止に移る。
次に、タイマのカウント値、つまりカウント時間が所定のしきい値(Timer設定値)を超えているか否かを判断する(ステップS7)。超えている場合、換言すると所定時間を超えて長押しされた場合(以下、単に「長押し」ともいう。)には、Timerカウント値がクリアされ(ステップS8)この現在のキー表示はクリアされ、表示部に示されている表示を、前回押されたキー動作を押される前の状態に戻すように制御部3、表示制御部2が制御する(ステップS9)。この結果、表示部の更新がなされる(ステップS10)。即ち、表示は一つ前の状態に戻る。即ち、ひとつ前の表示情報が再表示されるとも言える。また、表示回復機能を備えるとも換言できる。なお、この具体例は後述する。
なお、ステップS7で、Timerカウント値がTimer設定値以下である場合は通常のキー入力であるので、後述するようにその値が正しい入力値として処理される。
図4のフローチャートの説明途中ではあるが、以上のように長押しがあった場合にその直前のキー入力表示がクリアされるという本発明のポイント部分について、具体的な事例を示した図5も参照して詳細に説明する。
図5の事例1を簡単に述べれば、誤入力の修正の場合である。例えば、「赤いはた」と入力したい場合に、「赤いは」まで確定させた後、次の入力を誤って「な」と入力して、操作者が入力を確定させる前に気がついた場合である。この場合、図4のステップS2の直前の状態での表示部には、「赤いはな」と表示されている。ここで、「な」の下線は、入力の確定処理前の状態を示すものである。以下の下線部も同様である。
操作者は、誤入力に気がついたので誤入力の対象である「な」を取り消すべく、図4のステップ2で誤入力のキーである「な」115を長時間押下する。即ち、長押しする。例えば、通常のキー入力時間、つまり、キー押下時間のしきい値を1秒としておいた場合には、1秒を超えて押下を続ける。この結果、ステップS4の判定は前回のキー入力値と同じなのでYESとなり、ステップS7の判定も長押しなのでYESとなる。この結果として、前回押されたキー動作を押される前の状態へという図4のステップS9が働く。つまり、図5のS01に示した「赤いはな」の「な」を表示部3から取り消す。その結果、ステップS10の更新表示は「赤いは」となる。つまり、本実施形態によれば、長押しの直前の押下げによって得られた文字情報「赤いはな」に代え、更にその一つ前の文字情報である「赤いは」が表示される。即ち、表示回復処理が行われたとも言える。また、この表示回復処理をクリアキーを用いずに行う機能を備えるとも言える。なお、この更新表示がされるまでは、表示画面には、「赤いはな」が表示され続けている。ここで、図4のフローチャートは一旦終了する。
その後の操作、つまり、図5でいう次回以降の操作として、「た」のキー114を1回押下すると、「赤いはた」と表示画面に表示がされる。図5は紙面の都合上、ここまでしか示していないが、その後これの入力を確定処理し、「赤いはた」を得ることができる。従って、従来であれば、このような場合には、指を移動させ、「な」を取り消した後に「た」を入力する必要があったが、この取り消し作業がいらない分、簡単に操作できることとなる。なお、細かい話であるが、「た」の押下げについて、時間的な説明がないのは、異なるキーを押下げしているので、長押しなどの判定を行わないからである。ただ、このような場合、操作者は長押しなどは行わないのが通常である。
なお、期待する入力として「赤い旗」という表示を得たい場合には、図5と異なり、ステップ2直前の表示は、「赤いはな」と表示されており、この場合も図5のステップ2に示したと同様の長押しを行うことで、ステップS10での更新表示は「赤いは」が得られるので、その後、図示しないが、正しい文字である「た」を入力し、「赤いはた」とした後、「はた」に変換キーを押して「旗」、「秦」、「畑」などいくつかの文字候補を画面に表示させる。この後、求める文字である「旗」を選択し、確定キーを用いて確定すれば「赤い旗」が得られる。
次に、図5の事例2の場合を説明する。事例2は直前のキーと同一のキーが押下される場合ではあるが、正常入力の途中状態の事例である。例えば、期待する入力が「赤いはね」の場合である。ここでもステップS2の直前の状態は、事例1と同じく「赤いはな」である。ここで、「赤いはね」の表示を得るためには、引き続き3回、「な」のキー115を押下することが必要である。
図4のフローチャートを正確に説明すべく、図5も参照して丁寧に説明すると、ステップ2での操作として、「な」のキー115を1回、長押しではなく、短時間押下、つまり通常押下げする(なお、以下、キー押下げ時間がしきい値以下、つまり長押しでない場合を「通常押下げ」という)。この結果、ステップS4では前と同じキーなのでYESとなるが、ステップS7では、押下続行時間がしきい値以下なので、判定はNOとなる。また、図4に戻って説明をするとキー値を今回押されたキー値としてRAMへ記憶する(ステップS11)へ進む。この後、Timerカウント値がクリアされる(ステップS12)。このキー入力を有効なものとしてキー入力処理が行われる(ステップS13)。その結果、表示部が更新される(ステップS14)。これで図4のフローチャートは終了となる。図5の事例2に戻って説明すると、図4のステップS14に対応する表示は「赤いはに」である。つまり、今回押されたキー値「な」の2回目の押下げに対応した「に」が表示される。これ以降は、図5に示すように「な」115を更に2回通常押下げすれば、更新された表示は、「赤いはね」となるので、これを確定すれば期待する入力が得られることになる。
図4のステップS4に戻り、キー入力値が前回押されたキー値と異なる場合、つまり、S4でNOの場合には、通常の入力であるので、今回のキー入力に対応する文字情報をRAMへ記憶する(ステップS11)。図示はしないが、図5に示した事例に近い事例で述べれば、例えば期待する入力が「赤いはなお」などで、ステップS2直前の表示は「赤いはな」となっている場合などである。
ステップS11の後、制御部3からTimerカウント値クリア(ステップS12)がされ、今回のキー入力に対応したキー入力処理がされ(ステップS13)、これが表示部に反映される。即ち、表示部が更新される(ステップS14)。
その結果、「赤いはなお」が表示される。その後、確定キーで確定処理を行えば、「赤いはなお」が確定する。
以上の図5の説明は、確定処理前に誤入力を発見した事例(事例1)などを中心にして行ってきたが、本発明による誤入力の修正処理は確定処理後に行うことも可能である。この場合の処理について事例1に近い事例で説明する。例えば、「赤い旗」と入力したい場合において、「赤いはた」と入力し、変換キーで確定の候補として、「畑」「秦」、「旗」などの確定候補文字情報を図示しない表示画面に表示させ、誤って「畑」を選択して確定させた場合である。この場合には、図4のステップ2直前の表示は「赤い畑」である。これの修正には、再度、確定キーを長押しすればよい。この結果は同一の長押しであるので、最終的には図4のステップS10に進む。つまり、前回押されたキー動作を押される前の状態にして表示部が更新される。
具体的に述べると、「畑」「秦」、「旗」などを図示しない表示画面が再度現れる。そこで、操作者は、正しい用語である「旗」を選択して再度確定キーを通常押下げすれば、求める「赤い旗」が得られる。換言すると、長押しの直前の押下げによって得られた文字情報「赤い畑」に代え、更にその一つ前の文字情報である「畑」「秦」、「旗」などの確定候補文字情報が表示される。即ち、表示回復処理が行われ、この表示回復処理を操作者が効果的に用いることができたとも言える。一方、従来のクリアキーの機能をそのまま用いることにした場合には、まず、「赤い旗」の「旗」をクリアキーでクリアした後、新しく「はた」を入力し、候補の文字に変換し、確定処理する必要がある。即ち、従来の場合には「はた」まで入力する必要があるが、本発明ではその必要はない。なお、確定キーの一例として図2に示す110を上げたように、文字情報キー120と異なる領域にある場合が一般的であるが、全体としてキー入力の回数が低減できる。つまり、指の移動回数を低減できる。
以上のように本発明によれば、誤入力を行った場合でも、極力、指の移動回数を減らしたキー入力支援装置、キー入力方法、そのプログラムが得られる。
なお、図4のステップS4でキー入力値が前回のキー入力値と同じか否か、を確認するステップがあり、これの作業を行う対象キーについては、今まで何ら言及していない。全てのキーとすることも可能であるが、これで不都合が生じるようであれば、例えば、図2の一点鎖線120で囲まれた領域に示す文字情報キーや確定キー110など特定のキーに限定することもできるのは言うまでもない。また、押下続行時間検出手段20の例示として、タイマ15と、押下検出部17からなる構成を示したが、必ずしも、タイマ15、押下検出部17の双方を必要とするものではなく、他の構成要素を用いても押下続行時間の検出ができればよいのはいうまでもないことである。
また、本発明の実施形態の説明に際しては、携帯電話端末など、文字などの入力キーの数に制約がある電子機器に用いた場合を中心に説明してきたが、本発明は、必ずしもこれらの電子機器への適用に限定されない。例えば、通常のパーソナルコンピュータのように、アルファベットの全文字に一つのキーが対応しているキーボードを有する電子機器においても本発明で述べた長押しの場合の表示回復機能を備えることも可能である。
また、文字情報を中心に説明を展開してきたが、最近では特定の図、絵文字やマークなどに特別な意味を持たせた使用法も進んでいる。従って、文字情報のみならず、これら表示画面に使用される表示情報全てに本発明が適用できることはいうまでもないことである。
以上、本発明について実施形態を元に説明をしたが、本発明は、以上の開示内容に限定されるものではなく、その発明の思想の範囲内において種々の変形や改変など行えるものであるはいうまでもない。
従来の携帯電話端末の一例である。 図1の操作部を拡大した図である。 本発明のキー入力支援装置の構成を示すブロック図である。 本発明のキー入力支援装置の動作を示すフローチャートである。 図4の動作などについて、具体例に即して説明する図である。
符号の説明
10 キー入力支援装置
11 表示部
12 表示制御部
13 制御部
14 記憶部
15 タイマ
16 操作部
17 押下検出部

100 携帯電話端末
101 携帯電話端末の表示部
106 携帯電話端末の操作部
109、110、111、112、113、114、115 携帯電話端末の入力キー
120 文字情報の入力キー

Claims (8)

  1. 入力キーを備える操作部と、
    前記入力キーの押下続行時間を検出する押下続行時間検出手段と、
    表示部と、
    前記押下続行時間が所定の時間を超えた場合には、前記押下の直前の押下によって得られた表示情報に代え、更にその一つ前の押下による表示情報を前記表示部に表示させる制御部と、
    を備えることを特徴とするキー入力支援装置。
  2. 前記表示部は、前記入力キーの種類と連続押下回数とに対応した表示情報を表示することを特徴とする請求項1記載のキー入力支援装置。
  3. 前記その一つ前の押下による表示情報の表示は、当該押下続行時間が所定の時間を超えたキーと、その直前に押下がなされたキーとが同じ場合に行なわれること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載のキー入力支援装置。
  4. 前記その一つ前の押下による表示情報の表示は、当該押下続行時間が所定の時間を超えたキーと、その直前に押下がなされたキーとが異なる場合には行なわれないこと、
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のキー入力支援装置。
  5. 複数の入力キーを備え、キー入力に応じて表示部に表示させるキー入力方法において、
    一のキー入力に対応する一の表示情報が前記表示部に表示された後、
    引き続くキー入力が、前記一のキーと同一のキーを用いて行われた場合には、前記引き続くキー入力の際のキー押下続行時間を計測するステップと、
    前記キー押下続行時間が所定の時間を超えた場合には、前記一の表示情報に代え、前記一の表示情報の直前の表示情報を表示部に表示するステップと、
    を備えることを特徴とするキー入力方法。
  6. 一のキーに複数の表示情報が割り当てられたキーを複数個用いて、前記表示情報のキー入力を前記一のキーへの連続押下回数に対応して行うことを特徴とする請求項5記載のキー入力方法。
  7. 前記引き続くキー入力が、前記一のキーと異なるキーを用いて行われた場合には、
    前記引き続くキー入力の際のキー押下続行時間を計測するステップは行わず、
    前記一の表示情報の直前の表示情報を表示部に表示するステップも行われないこと、
    を特徴とする請求項5又は請求項6記載のキー入力方法。
  8. 請求項5乃至請求項7のいずれかに記載のキー入力方法をコンピュータで実現するプログラム。
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