JP2008290517A - 風止構造 - Google Patents

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JP2008290517A
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Noboru Kamitaki
昇 上瀧
Hiroyuki Inoue
寛之 井上
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Abstract

【課題】 風止部材または近接部材の破損や衝突音の発生を招くことなく、これら両者の隙間を良好にシールできる風止構造の提供。
【解決手段】 風止部材(エアガイド3)と近接部材(バンパアーマチュア14、バンパフェイシア20)との風止構造であって、風止部材(エアガイド3)の端部に断面円弧状の薄板部(シール部11)を設けて近接部材(バンパアーマチュア14、バンパフェイシア20)に対面配置させることとした。
【選択図】 図11

Description

本発明は、風止構造に関する。
従来、風止部材の1つとしてのエアガイドをラジエータコアサポートのラジエータコアサポートサイドから車両前方へ張り出すように設ける技術が公知になっている(特許文献1、2参照)。
また、このようなエアガイドと近接部材との隙間をシールする際には、通常、ウレタン等の柔軟な素材のシール部材をエアガイドに取り付けるようにしている。
特開2006−321317号公報 特開2006−199250号公報
しかしながら、従来の発明にあっては、シール部材とエアガイドとが別体で構成されていたため、これら両者の取付け作業に手間が掛かる上、部品点数が増えてコストアップに繋がるという問題点があった。
そこで、シール部材とエアガイドとを一体的に形成することが考えられるが、この場合、近接部材との組み付け寸法誤差等により隙間が生じやすくなり、シール性が低くなる虞があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、部品点数を減らしてコストダウンできると共に、近接部材との良好なシール性を確保できる風止構造を提供することである。
本発明の請求項1記載の発明では、風止部材と近接部材との風止構造であって、前記風止部材の端部に断面円弧状の薄板部を設けて近接部材に対面配置させることを特徴とする。
本発明の請求項1記載の発明にあっては、風止部材と近接部材との風止構造であって、前記風止部材の端部に断面円弧状の薄板部を設けて近接部材に対面配置させるため、部品点数を減らしてコストダウンできると共に、近接部材との良好なシール性を確保できる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
以下、実施例1を説明する。
なお、車両前後方向及び車幅方向を前後方向及び左右方向と称して説明する。
図1は本発明の実施例1のラジエータコアサポートとその周辺部材の配置を説明する簡略図、図2は本実施例1のハーネスの斜視図、図3は本実施例1のエアガイドの斜視図である。
図4は本実施例1のエアガイドの拡大斜視図、図5は本実施例1のエアガイドにおける配管の貫通部位の拡大斜視図、図6は本実施例1のエアガイドにおける配管の貫通部位の側面図である。
図7は図6のS7−S7線における断面図、図8は本実施例1の配管の貫通状態を示す斜視図、図9は本実施例1の配管の貫通状態を示す側面図、図10は本実施例1の配管の貫通状態を示す背面図、図11は図4のS11−S11線における断面図である。
先ず、全体構成を説明する。
図1に示すように、本実施例1の発明では、車両前部のエンジンルーム内に搭載されるラジエータコアサポート1と、このラジエータコアサポート1の前方中央に固定支持される熱交換器2(ラジエータ2a及びコンデンサ2b)と、ラジエータコアサポート1の両側に固定支持されるエアガイド3,4(請求項の風止部材に相当)が備えられている。
また、ラジエータコアサポート1の後方にはヘッドランプ等の電気系統の配線であるハーネス5(請求項の管状部材に相当)が左右方向に亘って配設されると共に、このハーネス5の一部5a(図2参照、以下、ハーネス5と称す)はラジエータコアサポート1の側方からエアガイド3を貫通した後、コンデンサ2bの図外のリキッドタンクに電気的に接続されている。
図1、3に示すように、エアガイド3,4は車両走行風(図1中破線矢印X1で図示)を熱交換器2へ導風し、後方のエンジン側の熱風(図1中破線矢印X2で図示)が側方から熱交換器2へ吹き返すのを防止することを目的として設けられるものであって、ラジエータコアサポート1の左右両側に設けられた図示を省略するラジエータコアサポートサイドから前方へ張り出した状態でそれぞれ固定支持されている。
エアガイド3,4は前述したハーネス5の貫通部位以外は基本的に同様の構造であるため、以下、エアガイド3について詳述する。
図4に示すように、エアガイド3は前後方向へ張り出した平板部6を有して樹脂を素材として一体的に形成される他、その後端部の上部には後方へ略U字状に開口された開口部7(請求項の切欠部に相当)が設けられている。
図5、6に示すように、開口部7の入口側の開口縁部には、上下から内側に対を成して突出した板状のシール部8が複数形成されている。
また、エアガイド3の開口部7の奥側の開口縁部には、ハーネス5の貫通部位となる中心10へ向かって内側へ起立した複数の舌片状の舌片部9が複数形成されている。
また、図7に示すように、各舌片部9は先端側に行くにつれて先細りした断面円弧状となっており、これによって、所望の柔軟性が得られるようになっている。
そして、図8〜10に示すように、ハーネス5を上述した中心10に外側から貫通させた状態として、各舌片部9で該ハーネス5との隙間をシールしながら該ハーネス5を弾性保持できるようになっている。
また、本実施例1の開口部7は後方へ開口されているため、ハーネス5の配設後であってもエアガイド3を前後方向に脱着できるようになっている。
また、各舌片部9は先端側に行くにつれて先細りした断面円弧状に形成されて柔軟性が優れるため、ハーネス5とのシール性を向上できると同時に、これら両者の摩擦接触によるハーネス5の破損を防止できる。
図4に示すように、エアガイド3の前端縁部には、先端側に行くにつれて先細りした断面円弧状を有して内側へ屈曲した複数のシール部11(請求項の薄板部に相当)が形成されている。
これにより、エアガイド3の前端部に前方へ開口された開口部12,13付近では、図11に示すように、該開口部12,13を貫通した状態で配置されるバンパアーマチュア14(二点鎖線で図示、請求項の近接部材に相当)にシール部11を対面配置させて良好にシールできるようになっている。
従って、エアガイド3とバンパアーマチュア14との組み付け寸法誤差が生じた場合でも、これら両者を良好にシールできる。
また、各シール部11は先端側に行くにつれて先細りした円弧断面形状に形成されて柔軟性に優れるため、バンパアーマチュア14とのシール性を向上できると同時に、これら両者の摩擦接触によるシール部11の破損を防止できる。
また、図示を省略するが、開口部12,13以外の部位においてもシール部11をバンパフェイシア20(図1の二点鎖線で図示、請求項の近接部材に相当)の内側に対面配置させてシールできるようになっている。
従って、エアガイド3と複雑な曲面を有するバンパフェイシア20との組み付け寸法誤差が生じた場合でも、これら両者を良好にシールできる。
次に、効果を説明する。
以上、説明したように、本実施例1の風止構造にあっては、風止部材(エアガイド3)と近接部材(バンパアーマチュア14、バンパフェイシア20)との風止構造であって、風止部材(エアガイド3)の端部に断面円弧状の薄板部(シール部11)を設けて近接部材(バンパアーマチュア14、バンパフェイシア20)に対面配置させるため、部品点数を減らしてコストダウンできると共に、近接部材(バンパアーマチュア14、バンパフェイシア20)との良好なシール性を確保できる。
以上、本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、本実施例1では、風止部材をエアガイドに、近接部材をバンパアーマチュア、バンパフェイシアにそれぞれ適用したが、これらは適宜の部材を適用しても良い。
また、図12に示すように、各シール部8や舌片部9の隙間を極力無くして簡略化することもできる。ただし、ハーネス5の挿入性を考慮すると風流れに影響しない程度の隙間を設けた方が良い。
さらに、図13に示すように、エアガイド3のシール部11の基端側に屈曲した断面を有する脆弱部21を形成したり、図14に示すように、シール部11をバンパフェイシア20に対して傾斜状に配置することで、柔軟性を向上できると同時に、車両前方からの外力を吸収できるような構造としても良い。
本発明の実施例1のラジエータコアサポートとその周辺部材の配置を説明する簡略図である。 本実施例1のハーネスの斜視図である。 本実施例1のエアガイドの斜視図である。 本実施例1のエアガイドの拡大斜視図である。 本実施例1のエアガイドにおける配管の貫通部位の拡大斜視図である。 本実施例1のエアガイドにおける配管の貫通部位の側面図である。 図6のS7−S7線における断面図である。 本実施例1の配管の貫通状態を示す斜視図である。 本実施例1の配管の貫通状態を示す側面図ある。 本実施例1の配管の貫通状態を示す背面図である。 図4のS11−S11線における断面図である。 その他の実施例のシール部を説明する図である。 その他の実施例のシール部を説明する図である。 その他の実施例のシール部を説明する図である。
符号の説明
1 ラジエータコアサポート
2 熱交換器
2a ラジエータ
2b コンデンサ
3、4 エアガイド
5 ハーネス
5a (ハーネスの)一部
6 平板部
7 開口部
8 シール部
9 舌片部
10 (貫通部位の)中心
11 シール部
12、13 開口部
14 バンパアーマチュア
20 バンパフェイシア
21 脆弱部

Claims (3)

  1. 風止部材と近接部材との風止構造であって、
    前記風止部材の端部に断面円弧状の薄板部を設けて近接部材に対面配置させることを特徴とする風止構造。
  2. 請求項1記載の風止構造において、
    前記風止部材に略U字状の切欠部を設けると共に、該切欠部に管状部材を保持させることを特徴とする風止構造。
  3. 請求項1または2記載の風止構造において、
    前記風止部材を車両用エアガイドとし、前記近接部材を車両のバンパアーマチュアまたはバンパフェイシアとしたことを特徴とする風止構造。
JP2007136523A 2007-05-23 2007-05-23 風止構造 Withdrawn JP2008290517A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017178011A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 株式会社ファルテック エアダクト及びグリルシャッタユニット
JP2020142689A (ja) * 2019-03-07 2020-09-10 小島プレス工業株式会社 2部品のシール構造

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