JP2008290410A - 段ボールシートの罫線形成装置及び段ボールシート用製函機 - Google Patents

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Abstract

【課題】段ボールシートの罫線形成装置及び段ボールシート用製函機において、段ボールシートの性質に拘らず折り畳み位置を均一化して折り畳み精度を向上することで高品質な段ボール箱を製造可能とする。
【解決手段】スロッタクリーザ部13に、上罫線ヘッド43と下罫線ヘッド44を設け、下罫線ヘッド44の外周部に周方向に沿って突起部を形成すると共に、この突起部の両側に幅方向の長さ及び曲率の異なる第1押圧部と第2押圧部を対向して設け、且つ、この第1押圧部と第2押圧部を周方向に交互に設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、段ボールシートの表面に中芯の段目に沿って罫線加工を施す段ボールシートの罫線形成装置、並びに、この段ボールシートの罫線形成装置が適用される段ボールシート用製函機に関するものである。
一般的な段ボールシート用製函機は、一対のライナの間に波形形状をなす中芯が糊付けされた段ボールシートを加工することで段ボール箱を製造するものであり、給紙部と印刷部とスロッタクリーザ部とフォルディング部とカウンタエゼクタ部から構成されている。
給紙部は、テーブル上に積み重ねられた段ボールシートを、クランクレバーによって作動するキッカにより蹴り出され、フィードロールにより一定の速度で段ボールシートを挟んで印刷部に送るものである。
印刷部は、1色または多色の印刷を行うものであり、1つまたは複数の印刷ユニットを有している。この印刷ユニットには、印刷シリンダが設けられ、このシリンダに印版が取付けられている。この印刷シリンダの近傍に、印版に当接するインキ供給ロールが設けられ、このインキ供給ロールの近傍に、印刷インキを蓄えるインキチャンバが設けられている。インキ供給ロールの表面には、インキチャンバからインキが供給され、このインキが印版に転移する。また、印刷シリンダの下方に、受ロールが設けられており、段ボールシートは印版と受ロールに挟まれた状態で印刷が行われる。
スロッタクリーザ部は、印刷が終了した段ボールシートに対して、第1罫線ロール及び第2罫線ロールにより罫入加工を施すと共に、罫入加工が施された段ボールシートに対して、スロッタナイフにより溝切加工を施すものである。
フォルディング部は、段ボールシートを移動しながら糊付装置により糊代片に糊を塗布する。そして、糊が塗布された段ボールシートを移動し続けながら、折り畳みバー及び折り畳みベルトにより折り畳むと共に、糊代片を接着することで、段ボール箱を製造するものである。そして、カウンタエゼクタ部は、段ボールシートが折り畳まれて糊付けされて製造された段ボール箱を、ホッパ部で積み重ね、所定枚数のバッチに仕分けした後、所定枚数のバッチにして排出するものである。
このような構成された段ボールシート用製函機にて、スロッタクリーザ部は、フォルディング部で段ボールシートを折り畳むために必要な罫線を形成するものであり、駆動回転可能な罫線ロールと、この罫線ロールに対向する受ロールを有している。罫線ロールは、罫線軸に固定されており、外周部に罫線中心位置に対応する突起部が周方向に沿って形成されると共に、この突起部の両側に押圧部が周方向に沿って形成されている。従って、搬送される段ボールシートに対して、罫線ロールと受ロールが挟持することで、罫線ロールの突起部により中芯の段目に沿って罫線が形成されると共に、押圧部によりこの罫線の両側に凹部が形成される。そのため、フォルディング部では、段ボールシートを凹部により罫線に沿って適正に折り畳むことができる。
なお、このような段ボールシートの罫線形成装置としては、下記特許文献1、2に記載されたものがある。
特開2001−328181号公報 特開2005−035076号公報
ところで、段ボールシートは、表ライナと裏ライナの間に波形をなす中芯が糊付けされて形成されているが、使用する目的に応じて、この構成が異なる。例えば、中芯における段目の高さやピッチ、使用する表ライナと裏ライナと中芯の厚さや紙質、表ライナと裏ライナに挟まれる中芯の枚数などにより段ボールシートの強度が変わってくる。
上述した段ボールシート用製函機にて、高品質な段ボール箱を製造するためには、所定の位置で適正に折り畳む必要があり、そのためには、罫線を正確な位置に強く形成する必要がある。そのため、スロッタクリーザ部では、罫線ロールにおける押圧部の幅を段ボールシートの強度に応じて設定している。即ち、強度の高い段ボールシートに対しては、押圧部の幅を広くすることで、罫線の両側に幅の広い凹部を形成し、折り畳むときに罫線を中心としたその両側部分(内側の腹部)の相互干渉を抑制し、折り精度不良を防止している。一方、強度の低い段ボールシートに対しては、押圧部の幅を狭くすることで、罫線の両側に幅の狭い凹部を形成し、折り畳み位置を一定にして罫線位置で確実に折り、折り精度不良を防止している。
ところが、段ボールシート用製函機を用いて段ボールシートを段ボール箱に加工しているとき、段ボールシートの強度に合わせて罫線ロールを交換するためには、段ボールシート用製函機を途中で停止しなければならず、この停止時間が長くなって作業効率が低下してしまうという問題がある。そのため、罫線ロールにおける押圧部の幅を、強度の高い段ボールシートに適した幅と、強度の低い段ボールシートに適した幅の中間の幅に設定して対処せざるを得ない。従って、従来の段ボールシート用製函機では、強度の高い段ボールシートに対して押圧部による形成する凹部の幅が不十分となる一方、強度の低い段ボールシートに対して凹部の幅が広すぎてしまい、折り畳み位置をばらついて折り精度が低下してしまうという問題がある。
本発明は上述した課題を解決するものであり、段ボールシートの性質に拘らず折り畳み位置を均一化して折り畳み精度を向上することで高品質な段ボール箱を製造可能とする段ボールシートの罫線形成装置及び段ボールシート用製函機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための請求項1の発明の段ボールシートの罫線形成装置は、罫線中心位置に対応する突起部と該突起部の幅方向の両側に位置する押圧部が外周部に周方向に沿って設けられる罫線ロールを有し、該罫線ロールにより一対のライナの間に波形形状をなす中芯が糊付けされた段ボールシートに対して、前記中芯の段目に沿って罫線を形成する段ボールシートの罫線形成装置において、前記押圧部は、幅方向の長さが異なる第1押圧部と第2押圧部を有し、前記突起部の両側に前記第1押圧部と前記第2押圧部が対向して設けられると共に、前記第1押圧部と前記第2押圧部が周方向に交互に設けられることを特徴とするものである。
また、請求項2の発明の段ボールシートの罫線形成装置は、罫線中心位置に対応する突起部と該突起部の幅方向の両側に位置する押圧部が外周部に周方向に沿って設けられる罫線ロールを有し、該罫線ロールにより一対のライナの間に波形形状をなす中芯が糊付けされた段ボールシートに対して、前記中芯の段目に沿って罫線を形成する段ボールシートの罫線形成装置において、前記押圧部は、幅方向の曲率が異なる第1押圧部と第2押圧部を有し、前記突起部の両側に前記第1押圧部と前記第2押圧部が対向して設けられると共に、前記第1押圧部と前記第2押圧部が周方向に交互に設けられることを特徴とするものである。
請求項3の発明の段ボールシートの罫線形成装置では、前記罫線ロールは、前記突起部と該突起部の両側に第1取付部及び第2取付部が形成されて回転軸に固定されるロール本体と、前記第1押圧部が形成されて前記ロール本体における前記第1取付部に固定される第1押圧片と、前記第2押圧部が形成されて前記ロール本体における前記第2取付部に固定される第2押圧片を有することを特徴としている。
請求項4の発明の段ボールシートの罫線形成装置では、前記ロール本体は、周方向に2分割され、前記押圧部は、周方向に複数分割されることで前記第1押圧片と前記第2押圧片が交互に配置されることを特徴としている。
請求項5の発明の段ボールシートの罫線形成装置では、前記罫線ロールの外周部には、前記段ボールシートの長さに対して、少なくとも前記第1押圧部と前記第2押圧部が形成されることを特徴としている。
請求項6の発明の段ボールシート用製函機は、積み重ねられた段ボールシートを一枚ずつ送り出す給紙部と、前記段ボールシートの表面に印刷を施す印刷部と、前記段ボールシートの表面に中芯の段目に沿って罫線加工を施すと共にこの罫線に沿って所定長さの溝加工を施すスロッタクリーザ部と、前記段ボールシートを折り畳んで段ボール箱を形成するフォルディング部と、前記段ボール箱を積み重ねて所定枚数ごとに排出するカウンタエゼクタ部とを具えた段ボールシート用製函機において、スロッタクリーザ部は、罫線中心位置に対応する突起部と該突起部の幅方向の両側に位置する押圧部が外周部に周方向に沿って設けられる罫線ロールを有し、前記押圧部は、幅方向の長さまたは曲率が異なる第1押圧部と第2押圧部を有し、前記突起部の両側に前記第1押圧部と前記第2押圧部が対向して設けられると共に、前記第1押圧部と前記第2押圧部が周方向に交互に設けられることを特徴とするものである。
請求項1の発明の段ボールシートの罫線形成装置によれば、罫線中心位置に対応する突起部とこの突起部の幅方向の両側に位置する押圧部が外周部に周方向に沿って設けられる罫線ロールを有し、押圧部として幅方向の長さが異なる第1押圧部と第2押圧部を設け、突起部の両側に第1押圧部と第2押圧部を対向して設けると共に、この第1押圧部と第2押圧部を周方向に交互に設けている。従って、段ボールシートに対して罫線ロールにより罫入加工を施すとき、突起部により罫線が形成されると共に、第1押圧部と第2押圧部によりその罫線の両側に凹部が形成されるが、このとき、罫線の両側に幅の広い凹部と幅の狭い凹部が対向して形成されると共に、罫線の長手方向に幅の広い凹部と幅の狭い凹部が交互に形成される。そのため、段ボールシートをこの罫線に沿って折り畳むとき、罫線に隣接する腹部同士の干渉が防止されると共に、折り畳み位置が一方側へ偏ることが抑制されることとなり、段ボールシートの性質に拘らず折り畳み位置を均一化することができ、その結果、折り畳み精度を向上するができる。
また、請求項2の発明の段ボールシートの罫線形成装置によれば、罫線中心位置に対応する突起部とこの突起部の幅方向の両側に位置する押圧部が外周部に周方向に沿って設けられる罫線ロールを有し、押圧部として幅方向の曲率が異なる第1押圧部と第2押圧部を設け、突起部の両側に第1押圧部と第2押圧部を対向して設けると共に、この第1押圧部と第2押圧部を周方向に交互に設けている。従って、段ボールシートに対して罫線ロールにより罫入加工を施すとき、突起部により罫線が形成されると共に、第1押圧部と第2押圧部によりその罫線の両側に凹部が形成されるが、このとき、罫線の両側に幅の広い凹部と幅の狭い凹部が対向して形成されると共に、罫線の長手方向に幅の広い凹部と幅の狭い凹部が交互に形成される。そのため、段ボールシートをこの罫線に沿って折り畳むとき、罫線に隣接する腹部同士の干渉が防止されると共に、折り畳み位置が一方側へ偏ることが抑制されることとなり、段ボールシートの性質に拘らず折り畳み位置を均一化することができ、その結果、折り畳み精度を向上するができる。
請求項3の発明の段ボールシートの罫線形成装置によれば、罫線ロールを、突起部とこの突起部の両側に第1取付部及び第2取付部が形成されて回転軸に固定されるロール本体と、第1押圧部が形成されてロール本体における第1取付部に固定される第1押圧片と、第2押圧部が形成されてロール本体における第2取付部に固定される第2押圧片により構成するので、罫線ロールにおける突起部の両側に幅方向の長さまたは曲率が異なる第1押圧部と第2押圧部を容易に形成することができ、加工性を向上することができると共に、下降コストを低減することができる。
請求項4の発明の段ボールシートの罫線形成装置によれば、ロール本体を周方向に2分割し、押圧部を周方向に複数分割することで第1押圧片と第2押圧片を交互に配置するので、回転軸へのロール本体の装着性を向上することができると共に、罫線ロールの外周部に周方向に沿って幅方向の長さまたは曲率が異なる第1押圧部と第2押圧部を容易に交互に形成することができ、加工性を向上することができると共に、下降コストを低減することができる。
請求項5の発明の段ボールシートの罫線形成装置によれば、罫線ロールの外周部に、段ボールシートの長さに対して少なくとも第1押圧部と第2押圧部を形成するので、罫線の長手方向に幅の広い凹部と幅の狭い凹部を交互に形成することができ、畳み位置を均一化することができる。
請求項6の発明の段ボールシート用製函機によれば、給紙部と印刷部とスロッタクリーザ部とフォルディング部とカウンタエゼクタ部とから構成し、スロッタクリーザ部は、罫線中心位置に対応する突起部とこの突起部の幅方向の両側に位置する押圧部を外周部に周方向に沿って設けられる罫線ロールを有し、押圧部として幅方向の長さまたは曲率が異なる第1押圧部と第2押圧部を設け、突起部の両側に第1押圧部と第2押圧部を対向して設けると共に、この第1押圧部と第2押圧部を周方向に交互に設けている。従って、段ボールシートに対して罫線ロールにより罫入加工を施すとき、突起部により罫線が形成されると共に、第1押圧部と第2押圧部によりその罫線の両側に凹部が形成されるが、このとき、罫線の両側に幅の広い凹部と幅の狭い凹部が対向して形成されると共に、罫線の長手方向に幅の広い凹部と幅の狭い凹部が交互に形成される。そのため、段ボールシートをこの罫線に沿って折り畳むとき、罫線に隣接する腹部同士の干渉が防止されると共に、折り畳み位置が一方側へ偏ることが抑制されることとなり、段ボールシートの性質に拘らず折り畳み位置を均一化することができ、折り畳み精度を向上するができ、その結果、高品質な段ボール箱を製造することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る段ボールシートの罫線形成装置及び段ボールシート用製函機の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施例に係る段ボールシートの罫線形成装置を表す概略図、図2は、本実施例の段ボールシートの罫線形成装置における罫線ロールの正面図、図3は、本実施例の段ボールシートの罫線形成装置における罫線ロールの裏面図、図4は、図3のIV−IV断面図、図5は、図3のV−V断面図、図6は、本実施例の段ボールシートの罫線形成装置における罫線ロールの側面図、図7は、本実施例の段ボールシート用製函機の概略構成図、図8は、加工前の段ボールシートの斜視図、図9は、罫線及び溝切加工後の段ボールシートの斜視図、図10は、折り畳み状態を表す段ボールシートの斜視図、図11−1から図11−5は、本実施例の段ボールシート用製函機による段ボールシートの加工工程を表す断面図である。
本実施例の段ボールシートの罫線形成装置が適用された段ボールシート用製函機は、図7に示すように、段ボールシートSを加工することで段ボール箱Bを製造するものであり、給紙部11と印刷部12とスロッタクリーザ部(段ボールシートの罫線形成装置)13とフォルディング部14とカウンタエゼクタ部15から構成されている。この段ボールシートSは、表ライナと裏ライナの間に波形をなす中芯が糊付けされて形成されたものであるが、使用する目的に応じて、中芯における段目の高さやピッチ、表ライナと裏ライナと中芯の厚さや紙質、表ライナと裏ライナに挟まれる中芯の枚数などによりその強度が異なる。
給紙部11にて、テーブル21上に多数枚の段ボールシートSが積み重ねられており、クランクレバー機構22により往復運動するキッカ23がその最下位にある段ボールシートSを一枚ずつ蹴り出して上下一対のフィードロール24に送り出すことができる。この上下のフィードロール24は、一定の速度で回転しており、キッカ23により蹴り出された段ボールシートSを挟んで引き出し、印刷部12に送ることができる。
印刷部12は、4色の印刷を行うために4つの印刷ユニット31,32,33,34が設けられており、4つのインキ色(例えば、シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック)を使用して印刷を行うことができる。各印刷ユニット31,32,33,34は、ほぼ同様の構成をなし、印刷シリンダ35とインキ供給ロール36とインキチャンバ37と受ロール38を有している。印刷シリンダ35は、外周部に印版39が取付けられており、この印刷シリンダ35の近傍に印版39に当接するインキ供給ロール36が設けられており、このインキ供給ロール36の近傍にインキを蓄えるインキチャンバ37が設けられている。また、印刷シリンダ35の下方に対向して受ロール38が設けられている。
従って、印刷ユニット31にて、インキ供給ロール36の表面にはインキチャンバ37からインキが供給されており、印刷シリンダ35及びインキ供給ロール36が同期回転すると、インキ供給ロール36のインキが印版39に転移され、印刷シリンダ35と受ロール38との間に段ボールシートSが搬送されると、この段ボールシートSが印版39(印刷シリンダ35)と受ロール38とにより挟持され状態で、その表面に印刷が施される。また、印刷シリンダ35及び受ロール38の下流側には、上下一対の送りロール40が設けられており、この送りロール40により段ボールシートSが次の印刷ユニット32に搬送される。
スロッタクリーザ部13は、段ボールシートSに対して、罫線加工を施すと共に溝切加工を施すものである。このスロッタクリーザ部13にて、上下一対のロール軸41,42には、上罫線ヘッド43、下罫線ヘッド(罫線ロール)44が固定されており、この上罫線ヘッド43及び下罫線ヘッド44は同期回転可能となっている。また、上下一対のスロッタ軸45,46には、上スロッタヘッド47、下スロッタヘッド48が固定されており、この上スロッタヘッド47及び下スロッタヘッド48は同期回転可能となっている。そして、この罫線ヘッド43,44とスロッタヘッド47,48との間には、上下一対の搬送ロール49,50が設けられており、同期回転可能となっている。
この上罫線ヘッド43及び下罫線ヘッド44は、その間に搬送された段ボールシートSに対して、その表面に罫線を形成するものであり、詳細は後述する。一方、上スロッタヘッド47及び下スロッタヘッド48は、その間に搬送された段ボールシートSに対して、溝切り加工を行うものであり、上スロッタヘッド47の外周部に2つのスロッタナイフ47aが固定されている。なお、この上罫線ヘッド43及び下罫線ヘッド44、上スロッタヘッド47及び下スロッタヘッド48は、軸方向に複数、本実施例では4組設けられている。
フォルディング部14は、段ボールシートSを移動しながら糊代片に糊を塗布した後、折り畳んで接着することで、段ボール箱Bを製造するものである。このフォルディング部14にて、段ボールシートSの搬送方向に沿ってガイドレール51が配設されると共に、このガイドレール51の上方に搬送ベルト52が循環可能に設けられている。そして、ガイドレール51及び搬送ベルト55に沿って、糊付装置53、折り畳みバー54、折り畳みベルト55が配設されている。
従って、溝や糊代片が形成された段ボールシートSは、フォルディング部14にて、ガイドレール51及び搬送ベルト52に支持されて移動しながら、糊付装置53により糊代片に糊が塗布された後、折り畳みバー54で折り畳まれる。この折り畳みが180度近くまで進むと、更に折り畳みベルト52が作用して折り畳み力が強くされ、上下の送出ロール56により糊代片がしっかりと押えられて接着が確実なものとされてから送り出される。
カウンタエゼクタ部15は、段ボールシートSが糊付けされて折り畳まれて製造された段ボール箱Bを積み重ね、所定枚数のバッチに仕分けした後、排出するものであり、ホッパ装置61を有している。このホッパ装置61は、昇降自在なエレベータ62と前当板63と整角板64を有しており、エレベータ62の下方に搬出コンベア65が配設されている。
従って、段ボール箱Bが上下の送出ロール56により送り出されると、この段ボール箱Bは、先端部が前当板63に当たり、水平方向の移動が停止して下方に落下し、エレベータ62上に積み重ねられると共に、整角板64によりずれが補正される。そして、ホッパ装置61に所定数の段ボール箱Bが積み重ねられると、エレベータ62が下降し、このエレベータ62上の箱バッチ(所定数の段ボール箱B)を搬出コンベア65上に移し、この搬出コンベア65により箱バッチが次の行程に送られる。
このように構成された段ボールシート用製函機のスロッタクリーザ部13は、図1に示すように、上下一対のロール軸41,42に装着された上罫線ヘッド43及び下罫線ヘッド44と、上下一対のスロッタ軸45,46に装着された上スロッタヘッド47及び下スロッタヘッド48と、上下一対の搬送ロール49,50とから構成されている。
本実施例にて、下罫線ヘッド44は、外周部に、罫線中心位置に対応して突起部が設けられると共に、この突起部の幅方向の両側にそれぞれ押圧部(第1押圧部、第2押圧部)が設けられており、段ボールシートSに対して、突出部により中芯の段目に沿って罫線を形成すると共に、この罫線の両側に押圧部により凹部を形成することができる。そして、この第1、第2押圧部は、幅方向の長さ及び曲率が異なっており、突起部の両側に対向して設けられると共に、周方向に交互に設けられている。
即ち、下罫線ヘッド44は、図2乃至図6に示すように、2つのヘッド本体(ロール本体)71と、8つの第1押圧片72と、8つの第2押圧片73とから構成されている。このヘッド本体71は、周方向に2分割された半円部材がリング形状を連結されて構成されており、下ロール軸42に一体に形成されたフランジ部42aに締結ボルト74により固定されている。また、ヘッド本体71は、外周部に突起部75が周方向の全周にわたって形成されると共に、この突起部75の幅方向における両側に第1取付部76及び第2取付部77が形成されている。
第1押圧片72は、幅方向の長さが長く、且つ、幅方向の曲率が小さい第1押圧部78が形成されており、ヘッド本体71の第1取付部76または第2取付部77に嵌合している。また、第2押圧片73は、幅方向の長さが短く、且つ、幅方向の曲率が大きい第2押圧部79が形成されており、ヘッド本体71の第1取付部76または第2取付部77に嵌合している。そして、第1押圧片72第1取付部76または第2取付部77に嵌合し,且つ、第2押圧片73が第1取付部76または第2取付部77に嵌合し多状態で、締結ボルト80が第1押圧片72とヘッド本体71と第2押圧片73を貫通して締結することで、各押圧片72,73がヘッド本体71に固定される。
この場合、前述したように、第1押圧片72(第1押圧部78)と第2取付部77(第2押圧片73)は、突起部75の両側に対向するようにヘッド本体71の第1取付部76と第2取付部77に固定されると共に、周方向に交互に固定されている。即ち、図4に示すように、ヘッド本体71の第1取付部76に第1押圧片72が固定され、第2取付部77に第2押圧片73が固定された部分では、下罫線ヘッド44の幅方向一方側に幅が広く曲率の小さい第1押圧部78が位置し、幅方向他方側に幅が狭く曲率の大きい第2取付部77が位置することとなる。そして、図5に示すように、ヘッド本体71の第1取付部76に第2押圧片73が固定され、第2取付部77に第2押圧片73が固定された部分では、下罫線ヘッド44の幅方向一方側に幅が広く曲率の小さい第1押圧部78が位置し、幅方向他方側に幅が狭く曲率の大きい第2取付部77が位置することとなる。つまり、下罫線ヘッド44の押圧部78,79が幅方向に2分割されると共に、周方向に8分割されることとなる。
なお、上述したように、下罫線ヘッド44は、ヘッド本体71の周方向に第1押圧片72と第2押圧片73が交互に固定されており、段ボールシートの長さに対して、少なくともこの第1押圧片72(第1押圧部78)と第2押圧片73(第2押圧部79)が形成されている。即ち、下罫線ヘッド44が回転し、段ボールシートSの表面に、突出部75により罫線を形成すると共に、この罫線の両側に各押圧部78,79により凹部を形成するが、段ボールシートの搬送方向に対して、この各押圧部78,79により形成される各凹部が少なくともそれぞれ1つずつ形成されるように、第1押圧片72(第1押圧部78)と第2押圧片73(第2押圧部79)における周方向の長さ、つまり、分割個数が設定されている。
また、上罫線ヘッド43は、下罫線ヘッド44の上方に対向して配設されており、外周部に図示しないウレタンが固定されている。
ここで、本実施例の段ボールシート用製函機による段ボール箱の製造方法について説明する。
段ボールシートSは、図8及び図11−1に示すように、表ライナ101と裏ライナ102の間に波形をなす中芯103が糊付けされて形成されており、前工程にて、2つの折り線201,202が形成されている。この段ボールシートSは、図7に示すように、給紙部11に積み重ねられており、クランクレバー機構22により往復運動するキッカ23がその最下位にある段ボールシートSを一枚ずつ蹴り出し、フィードロール24がこの段ボールシートSを挟んで引き出し、印刷部12に送り出す。そして、印刷部12にて、4つの印刷ユニット21,22,23,24により4つのインキ色を使用し、段ボールシートSの表面に印刷が施される。
印刷部12で印刷が施された段ボールシートSは、送りロール40によりスロッタクリーザ部13に送られる。このスロッタクリーザ部13では、段ボールシートSに対して、罫線加工を施すと共に溝切加工を施す。図1乃至図6に示すように、このスロッタクリーザ部13にて、段ボールシートSは、上下の上罫線ヘッド43と下罫線ヘッド44の間を通過するときに、その裏面、つまり、裏ライナ102側に、下罫線ヘッド44の突起部75により罫線301,302,303,304(図9参照)が形成されると共に、この罫線301,302,303,304の両側に凹部311a,311b,312a,312b,313a,313b,314a,314b(図9参照)が形成される。
このとき、本実施例の下罫線ヘッド44は、突起部75の両側に対向して第1押圧部78と第2押圧片73が対向して形成されると共に、この第1押圧部78と第2押圧片73が周方向に交互に形成されている。そのため、図9及び図11−2、図11−3に示すように、段ボールシートSは、裏ライナ102側に、各罫線301,302,303,304の両側に異なる幅の凹部311a,311b,312a,312b,313a,313b,314a,314bが形成される。即ち、段ボールシートSの裏ライナ102側には、突起部75により形成された罫線301,302,303,304の一方側に、第1押圧部78により形成された幅の広い凹部311a,312a,313a,314aが形成され、突起部75により形成された罫線301,302,303,304の他方側に、第2押圧片73により形成された幅の狭い凹部311b,312b,313b,314bが形成される。そして、この幅の広い凹部311a,312a,313a,314aと幅の狭い凹部311b,312b,313b,314bは、段ボールシートSの搬送方向に対して交互に形成される。
上下の上罫線ヘッド43と下罫線ヘッド44により、段ボールシートSに、罫線301,302,303,304と凹部311a,311b,312a,312b,313a,313b,314a,314bが形成されると、図1に示すように、この段ボールシートSは、搬送ロール49,50により搬送される。そして、段ボールシートSは、上下の上スロッタヘッド47と下スロッタヘッド48の間を通過するときに、上スロッタヘッド47のスロッタナイフ47aにより溝401,402,403(図9参照)が形成されると共に、糊代片404(図9参照)が形成される。
そして、スロッタクリーザ部13で、罫線加工及び溝切加工が施された段ボールシートSは、フォルディング部14に送られ、ここで、折り畳み加工が施されて段ボール箱Bが製造される。即ち、段ボールシートSは、図1及び図10に示すように、ガイドレール51及び搬送ベルト52に支持されて移動し、糊付装置53により糊代片404に糊が塗布された後、折り畳みバー54及び折り畳みベルト55により折り畳まれ、糊代片404が接着される。
このとき、段ボールシートSには、罫線301,302,303,304が形成されると共に、その一方側に幅の広い凹部311a,312a,313a,314aが形成され、その他方側に幅の狭い凹部311b,312b,313b,314bが形成され、且つ,幅の広い凹部311a,312a,313a,314aと幅の狭い凹部311b,312b,313b,314bが搬送方向の交互に形成されている。
そのため、段ボールシートSは、フォルディング部14により折り畳まれるとき、図11−4及び図11−5に示すように、幅の広い凹部311a,312a,313a,314aと幅の狭い凹部311b,312b,313b,314bがうまく噛み合って、腹部同士の干渉が防止される。また、段ボールシートSは、幅の広い凹部311a,312a,313a,314aと幅の狭い凹部311b,312b,313b,314bとの噛み合い関係が、段ボールシートSの長手方向で交互になることから、段ボールシートSにおける折り畳み位置が罫線301,302,303,304からずれることが抑制される。
フォルディング部14で製造された段ボール箱Bは、その後、カウンタエゼクタ部15にて、送出ロール56によりホッパ装置61に送り出され、先端部が前当板63に当たり、整角板64によりずれが補正された状態でエレベータ62上に積み重ねられ、所定数の段ボール箱Bが箱バッチとなって搬出コンベア65により次の行程に送られる。
このように本実施例の段ボールシートの罫線形成装置にあっては、スロッタクリーザ部13に、上罫線ヘッド43と下罫線ヘッド44を設け、下罫線ヘッド44の外周部に周方向に沿って突起部75を形成すると共に、この突起部75の両側に幅方向の長さ及び曲率の異なる第1押圧部78と第2押圧部79を対向して設け、且つ、この第1押圧部78と第2押圧部79を周方向に交互に設けている。
従って、段ボールシートSに対して下罫線ヘッド44により罫入加工を施すとき、突起部75により罫線301,302,303,304が形成されると共に、第1押圧部78と第2押圧部79によりその罫線301,302,303,304の両側に凹部311a,311b,312a,312b,313a,313b,314a,314bが形成されるが、このとき、罫線301,302,303,304の両側に幅の広い凹部311a,312a,313a,314aと幅の狭い凹部311b,312b,313b,314bが対向して形成されると共に、罫線301,302,303,304の長手方向に幅の広い凹部311a,312a,313a,314aと幅の狭い凹部311b,312b,313b,314bが交互に形成される。そのため、段ボールシートSをこの罫線301,302,303,304に沿って折り畳むとき、罫線に隣接する腹部同士の干渉が防止されると共に、折り畳み位置が一方側へ偏ることが抑制されることとなり、段ボールシートSの性質に拘らず折り畳み位置を均一化することができ、その結果、折り畳み精度を向上するができる。
また、本実施例の段ボールシートの罫線形成装置では、下罫線ヘッド44を、突起部75とこの突起部75の両側に第1取付部76及び第2取付部77が形成されてロール軸42に固定されるヘッド本体71と、第1押圧部78が形成されてヘッド本体71における第1取付部76に固定される第1押圧片72と、第2押圧部79が形成されてヘッド本体71における第2取付部77に固定される第2押圧片73により構成している。従って、下罫線ヘッド44における突起部75の両側に幅方向の長さまたは曲率が異なる第1押圧部78と第2押圧部79を容易に形成することができ、加工性を向上することができると共に、下降コストを低減することができる。
また、本実施例の段ボールシートの罫線形成装置では、ヘッド本体71を周方向に2分割し、押圧部を周方向に複数分割して第1押圧片72と第2押圧片73を交互に配置している。従って、ロール軸42へのヘッド本体71の装着性を向上することができると共に、下罫線ヘッド44の外周部に周方向に沿って幅方向の長さまたは曲率が異なる第1押圧部78と第2押圧部79を容易に交互に形成することができ、加工性を向上することができると共に、下降コストを低減することができる。
また、本実施例の段ボールシートの罫線形成装置では、下罫線ヘッド44の外周部に、段ボールシートSの長さに対して、少なくとも第1押圧部78と第2押圧部79を形成しており、罫線301,302,303,304の長手方向に幅の広い凹部311a,312a,313a,314aと幅の狭い凹部311b,312b,313b,314bを交互に形成することができ、畳み位置を均一化することができる。
そして、本実施例の段ボールシート用製函機にあっては、給紙部11と印刷部12とスロッタクリーザ部13とフォルディング部14とカウンタエゼクタ部15とから構成し、スロッタクリーザ部13に、上罫線ヘッド43と下罫線ヘッド44を設け、下罫線ヘッド44の外周部に周方向に沿って突起部75を形成すると共に、この突起部75の両側に幅方向の長さ及び曲率の異なる第1押圧部78と第2押圧部79を対向して設け、且つ、この第1押圧部78と第2押圧部79を周方向に交互に設けている。
従って、段ボールシートSに対して下罫線ヘッド44により罫入加工を施すとき、罫線301,302,303,304の両側に幅の広い凹部311a,312a,313a,314aと幅の狭い凹部311b,312b,313b,314bが対向して形成されると共に、罫線301,302,303,304の長手方向に幅の広い凹部311a,312a,313a,314aと幅の狭い凹部311b,312b,313b,314bが交互に形成される。そのため、段ボールシートSをこの罫線301,302,303,304に沿って折り畳むとき、罫線に隣接する腹部同士の干渉が防止されると共に、折り畳み位置が一方側へ偏ることが抑制されることとなり、段ボールシートSの性質に拘らず折り畳み位置を均一化することができ、その結果、折り畳み精度を向上することができ、その結果、高品質な段ボール箱を製造することができる。
なお、上述した各実施例では、下罫線ヘッド44のヘッド本体71を2分割にし、各押圧部78,79を幅方向に2分割すると共に、周方向に8分割したが、この分割数は実施例に限定されるものではなく、段ボールシートSの長さや形状に応じて適宜設定すればよいものである。
また、上述した各実施例では、下罫線ヘッド44にて、突起部75の両側に幅方向の長さ及び曲率の異なる第1押圧部78と第2押圧部79を対向して設けたが、この構成に限定されるものではない。例えば、突起部の両側に幅方向の長さだけ異なる第1押圧部と第2押圧部を対向して設けたり、突起部の両側に幅方向の曲率だけ異なる第1押圧部と第2押圧部を対向して設けてもよい。
更に、上述した各実施例では、下罫線ヘッド44にて、第1押圧部78と第2押圧部79を周方向の全周にわたって交互に設けたが、部分的に交互に設けてもよい。つまり、下罫線ヘッド44にて、突起部75の両側に幅方向の長さ及び曲率の同じ押圧部を設け、この押圧部にて、周方向に置ける所定箇所に、突起部の両側に幅方向の長さまたは曲率の異なる第1押圧部と第2押圧部を対向して設け、且つ、この第1押圧部と第2押圧部を周方向に交互に設けてもよい。
また、下罫線ヘッド44をヘッド本体71と各押圧片72,73を分割して設けたが、製造が可能であれば、一体的に設けてもよい。
本発明の段ボールシートの罫線形成装置は、段ボールシートの性質に拘らず折り畳み位置を均一化して折り畳み精度を向上することで高品質な段ボール箱を製造可能とするものであり、いずれの種類の段ボールシート用製函機にも適用することができる。
本発明の一実施例に係る段ボールシートの罫線形成装置を表す概略図である。 本実施例の段ボールシートの罫線形成装置における罫線ロールの正面図である。 本実施例の段ボールシートの罫線形成装置における罫線ロールの裏面図である。 図3のIV−IV断面図である。 図3のV−V断面図である。 本実施例の段ボールシートの罫線形成装置における罫線ロールの側面図である。 実施例の段ボールシート用製函機の概略構成図である。 加工前の段ボールシートの斜視図である。 罫線及び溝切加工後の段ボールシートの斜視図である。 折り畳み状態を表す段ボールシートの斜視図である。 本実施例の段ボールシート用製函機による段ボールシートの加工工程を表す断面図である。 本実施例の段ボールシート用製函機による段ボールシートの加工工程を表す断面図である。 本実施例の段ボールシート用製函機による段ボールシートの加工工程を表す断面図である。 本実施例の段ボールシート用製函機による段ボールシートの加工工程を表す断面図である。 本実施例の段ボールシート用製函機による段ボールシートの加工工程を表す断面図である。
符号の説明
11 給紙部
12 印刷部
13 スロッタクリーザ部(段ボールシートの罫線形成装置)
14 フォルディング部
15 カウンタエゼクタ部
43 上罫線ヘッド
44 下罫線ヘッド(罫線ロール)
71 ヘッド本体(ロール本体)
72 第1押圧片
73 第2押圧片
75 突起部
78 第1押圧部
79 第2押圧部
301,302,303,304 罫線
311a,312a,313a,314a 凹部
311b,312b,313b,314b 凹部
S 段ボールシート
B 段ボール箱

Claims (6)

  1. 罫線中心位置に対応する突起部と該突起部の幅方向の両側に位置する押圧部が外周部に周方向に沿って設けられる罫線ロールを有し、該罫線ロールにより一対のライナの間に波形形状をなす中芯が糊付けされた段ボールシートに対して、前記中芯の段目に沿って罫線を形成する段ボールシートの罫線形成装置において、前記押圧部は、幅方向の長さが異なる第1押圧部と第2押圧部を有し、前記突起部の両側に前記第1押圧部と前記第2押圧部が対向して設けられると共に、前記第1押圧部と前記第2押圧部が周方向に交互に設けられることを特徴とする段ボールシートの罫線形成装置。
  2. 罫線中心位置に対応する突起部と該突起部の幅方向の両側に位置する押圧部が外周部に周方向に沿って設けられる罫線ロールを有し、該罫線ロールにより一対のライナの間に波形形状をなす中芯が糊付けされた段ボールシートに対して、前記中芯の段目に沿って罫線を形成する段ボールシートの罫線形成装置において、前記押圧部は、幅方向の曲率が異なる第1押圧部と第2押圧部を有し、前記突起部の両側に前記第1押圧部と前記第2押圧部が対向して設けられると共に、前記第1押圧部と前記第2押圧部が周方向に交互に設けられることを特徴とする段ボールシートの罫線形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の段ボールシートの罫線形成装置において、前記罫線ロールは、前記突起部と該突起部の両側に第1取付部及び第2取付部が形成されて回転軸に固定されるロール本体と、前記第1押圧部が形成されて前記ロール本体における前記第1取付部に固定される第1押圧片と、前記第2押圧部が形成されて前記ロール本体における前記第2取付部に固定される第2押圧片を有することを特徴とする段ボールシートの罫線形成装置。
  4. 請求項3に記載の段ボールシートの罫線形成装置において、前記ロール本体は、周方向に2分割され、前記押圧部は、周方向に複数分割されることで前記第1押圧片と前記第2押圧片が交互に配置されることを特徴とする段ボールシートの罫線形成装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一つに記載の段ボールシートの罫線形成装置において、前記罫線ロールの外周部には、前記段ボールシートの長さに対して、少なくとも前記第1押圧部と前記第2押圧部が形成されることを特徴とする段ボールシートの罫線形成装置。
  6. 積み重ねられた段ボールシートを一枚ずつ送り出す給紙部と、前記段ボールシートの表面に印刷を施す印刷部と、前記段ボールシートの表面に中芯の段目に沿って罫線加工を施すと共にこの罫線に沿って所定長さの溝加工を施すスロッタクリーザ部と、前記段ボールシートを折り畳んで段ボール箱を形成するフォルディング部と、前記段ボール箱を積み重ねて所定枚数ごとに排出するカウンタエゼクタ部とを具えた段ボールシート用製函機において、スロッタクリーザ部は、罫線中心位置に対応する突起部と該突起部の幅方向の両側に位置する押圧部が外周部に周方向に沿って設けられる罫線ロールを有し、前記押圧部は、幅方向の長さまたは曲率が異なる第1押圧部と第2押圧部を有し、前記突起部の両側に前記第1押圧部と前記第2押圧部が対向して設けられると共に、前記第1押圧部と前記第2押圧部が周方向に交互に設けられることを特徴とする段ボールシート用製函機。
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