JP2008289444A - 草刈機用用具及びそれを備える草刈機 - Google Patents

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健二 藤原
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Abstract

【課題】 草刈機に取り付けられる草寄せ部材、低木保持部材、又は刈刃保護部材である草刈機用部材を、使用するとき及び使用しないときに応じて、使用位置及び退避位置に簡単に移動させて固定することができる草刈機用用具及びそれを備える草刈機を提供すること。
【解決手段】 ハンドルシャフト13の先端部に、回転駆動される刈払刃12が設けられた草刈機11のハンドルシャフト13に取り付けることができる草刈機用用具14であって、草寄せ部材15を使用位置と退避位置との間で揺動可能に支持し、草寄せ部材15を使用位置及び退避位置に固定することができる位置決め機構22を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ハンドルシャフトの先端部に刈刃が設けられた草刈機のそのハンドルシャフトに取り付けることができる草刈機用用具であって、この用具に取り付けられている草寄せ部材、低木保持部材、又は刈刃保護部材である草刈機用部材を、使用位置及び退避位置に簡単に移動させて固定することができる草刈機用用具及びそれを備える草刈機に関する。
従来の草刈機の一例として、ハンドルシャフトの先端部に円板状の刈払刃が設けられたものがある。この草刈機を使用して草を刈り取るときは、この草刈機を吊り紐(図示せず)よって肩に掛けて、回転する刈払刃を左右に振ることによって、草刈り作業を行うことができる。
しかし、この草刈機の刈払刃を左右に振ることによって草を刈り取ったときは、その刈り取られた草が飛散して乱雑に地面に散らかった状態となり、この散らかった切断草を熊手や箒で掃き集める必要があり、その手間と時間が掛かる。
そこで、このような問題を解決するために、図17及び図18に示す草刈機1が提供されている(例えば、特許文献1参照。)。この草刈機1は、図18に示すように、ハンドルシャフト2の先端部に草寄せ具3が固定して取り付けられている。つまり、この草寄せ具3は、草寄せ本体4を有し、この草寄せ本体4は、ステー5及び取付け部6を介してハンドルシャフト2にナット7で固定されている。
この図17及び図18に示す草刈機1によると、回転する刈払刃8を左右に振ることによって草刈り作業を行うことができ、そして、刈払刃8によって刈り取られた切断草9を、草寄せ本体4によって受け止めることができる。そして、草刈り作業で行われる刈払刃8を左右に振る動作によって、この草寄せ本体4によって受け止めた切断草9を、作業者の例えば左側に振り落として寄せて集めることができる。これによって、草刈り作業と、切断草9の寄せ集め作業とを同時に行うことができる。
特開2003−143919号公報
しかし、図17及図18に示す従来の草刈機1では、例えば刈り取られた草の長さが比較的長い場合や草が細い場合は、刈り取られた切断草9が草寄せ本体4に巻き付き易く、このような場合は、草寄せ本体4が草刈り作業の邪魔になるので、草寄せ具3を草刈機1から取り外すことが行われている。
このように、草寄せ具3を草刈機1から取り外すときは、図18に示す2つのナット7を緩めて取り外す必要があり、手間と時間が掛かる。更に、草寄せ具3を草刈機1に取り付けて使用するときは、この2つのナット7を取付け部6に螺合させて締め付ける必要があり、この場合も、手間と時間が掛かる。そして、ナット7を緩めたり締め付けるには、工具が必要であり、このような工具を所持していないときは、草寄せ具3を草刈機1から取り外したり、取り付けることができない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、草刈機に取り付けられる草寄せ部材、低木保持部材、又は刈刃保護部材である草刈機用部材を、使用するとき及び使用しないときに応じて、使用位置及び退避位置に簡単に移動させて固定することができる草刈機用用具及びそれを備える草刈機を提供することを目的としている。
本発明に係る草刈機用用具は、ハンドルシャフトの先端部に、駆動される刈刃が設けられた草刈機の前記ハンドルシャフトに取り付けることができる草刈機用用具であって、草寄せ部材、低木保持部材、又は刈刃保護部材である草刈機用部材と、前記草刈機用部材を使用位置と退避位置との間で移動可能に支持し、前記草刈機用部材を前記使用位置及び前記退避位置に固定することができる位置決め機構とを備えることを特徴とするものである。
本発明に係る草刈機用用具によると、草刈機のハンドルシャフトに取り付けて使用することができる。そして、位置決め機構によって、この用具に取り付けられている草寄せ部材、低木保持部材、又は刈刃保護部材である草刈機用部材を、使用するとき及び使用しないときに応じて使用位置及び退避位置に移動させて固定することができる。このように、草刈機用部材を使用しないときに、退避位置に移動させて固定することができるので、草刈機用部材を草刈機から取り外す必要がない。
なお、草寄せ部材は、例えばこの草刈機用用具が取り付けられた草刈機を使用して草刈り作業をしているときに、その刈り取られた草を受け止めて、所望の場所に振り落として寄せ集めることができるものである。低木保持部材は、低木をこの低木保持部材と刈刃との間に保持して、この刈刃によって切断できるようにするものである。刈刃保護部材は、例えば壁や塀等の際に生えている草を刈り取るときに、刈刃が壁や塀に接触しないように刈刃を保護するためのものである。
そして、この発明に係る草刈機用用具において、前記位置決め機構は、前記ハンドルシャフトに固定して取り付けられる固定側部と、前記固定側部に対して回動自在に設けられて前記草刈機用部材が取り付けられ、前記草刈機用部材を、前記使用位置と前記退避位置との間で揺動自在に保持する回動側部と、一端が前記固定側部と連結すると共に、他端が前記回動側部と連結し、前記草刈機用部材が、前記使用位置及び前記退避位置にあるときに短縮状態となり、前記使用位置と前記退避位置との間にあるときに伸長状態となる引っ張りばねとを有する構成とすることができる。
この草刈機用用具が備えている位置決め機構によると、草刈機用用具を、固定側部を介してハンドルシャフトに固定して取り付けることができる。そして、作業者が草刈機用部材を使用するときは、草刈機用部材を使用位置側に傾ける。このようにすると、引っ張りばねのばね力によって、自動的に草刈機用部材(回動側部)を使用位置に揺動させてその使用位置に保持(固定)することができる。これによって、草刈機用部材を固定した状態で使用することができる。また、作業者が草刈機用部材を使用しないときは、草刈機用部材(回動側部)を退避位置側に傾ける。このようにすると、引っ張りばねのばね力によって、自動的に草刈機用部材を退避位置に揺動させてその退避位置に保持(固定)することができる。これによって、草刈機用部材が草刈り作業の邪魔にならないように固定しておくことができる。
そして、この発明に係る草刈機用用具において、前記位置決め機構は、前記ハンドルシャフトに固定して取り付けられる固定側部と、前記固定側部に対して回動自在に設けられ、前記草刈機用部材が取り付けられている回動側部と、前記固定側部と前記回動側部の互いに対向する一方の側面に設けられた係合歯、及び他方の側面に設けられ前記係合歯と噛合うことができる被係合歯とを有し、前記回動側部は、前記係合歯と前記被係合歯とが互いに噛合う噛合い位置と、両者が噛合わない非噛合い位置とに移動することができ、前記草刈機用部材が前記使用位置及び前記退避位置にあるときに、前記回動側部を前記噛合い位置に固定手段によって固定することができる構成とすることができる。
この草刈機用用具が備えている位置決め機構によると、固定側部を介して草刈機用用具をハンドルシャフトに固定して取り付けることができる。そして、作業者が草刈機用部材を使用するときは、固定手段を操作して回動側部を非噛合い位置に移動させて、この草刈機用部材を使用位置に揺動させる。そして、固定手段を操作して、回動側部を噛合い位置に移動させて固定する。これによって、草刈機用部材を使用位置に固定することができるので、草刈機用部材を固定した状態で使用することができる。
また、作業者が草刈機用部材を使用しないときは、固定手段を操作して回動側部を非噛合い位置に移動させて、この草刈機用部材を退避位置に揺動させる。そして、固定手段を操作して、回動側部を噛合い位置に移動させて固定する。これによって、草刈機用部材を退避位置に固定することができるので、草刈機用部材が草刈り作業の邪魔にならないようにすることができる。また、草刈機用部材を使用位置及び退避位置に固定するときは、被係合歯と係合歯とが互いに噛み合う噛合い位置に回動側部を固定手段で固定することができるので、草寄せ部材を使用位置及び退避位置から移動しないように確実に固定することができる。
そして、この発明に係る草刈機用用具において、前記位置決め機構は、前記ハンドルシャフトに固定して取り付けられる固定側部と、前記固定側部に対して回動自在に設けられ、前記草刈機用部材が取り付けられている回動側部と、前記固定側部と前記回動側部の互いに対向する一方の側面に設けられた複数の凹部、及び他方の側面に設けられ当該他方の側面から突出して前記凹部に係合する係合位置と、前記他方の側面よりも下側に埋没する非係合位置との間を移動可能な凸部材と、前記凸部材を前記係合位置側に付勢するばね部材とを有し、前記草刈機用部材が前記使用位置及び前記退避位置にあるときに、前記凸部材が前記凹部に係合する構成とすることができる。
この草刈機用用具が備えている位置決め機構によると、固定側部を介して草刈機用用具をハンドルシャフトに固定して取り付けることができる。そして、作業者が草刈機用部材を使用するときは、草刈機用部材を使用位置に揺動移動させる。このようにすると、ばね部材のばね力によって、自動的に凸部材を係合位置側に付勢して凹部に係合させることができ、草刈機用部材(回動側部)を使用位置に固定することができる。これによって、草刈機用部材を固定した状態で使用することができる。
また、作業者が草刈機用部材を使用しないときは、草刈機用部材を退避位置に揺動移動させる。このようにすると、ばね部材のばね力によって、自動的に凸部材を係合位置側に付勢して凹部に係合させることができ、草刈機用部材(回動側部)を退避位置に固定することができる。これによって、草刈機用部材が草刈り作業の邪魔にならないようにすることができる。
そして、この発明に係る草刈機用用具において、前記草寄せ部材は、前記使用位置で前記刈刃の上方に配置され、前記刈刃によって刈り取られた切断草を受け止めて、前記草刈機の揺動刈取り操作によって前記切断草を寄せるためのものとすることができる。
この草寄せ部材によると、例えばこの草刈機用用具が取り付けられた草刈機を使用して草刈り作業をしているときに、その刈り取られた草を受け止めて、草刈機の揺動刈取り操作によって所望の場所に振り落として寄せ集めることができる。
そして、この発明に係る草刈機用用具において、前記刈刃は、円板状の刈払刃であり、前記低木保持部材は、前記使用位置で前記刈刃の上方に配置され、前記刈刃の周縁部の内側から外側に向かって延びて前記周縁部から突出しているものとすることができる。
この低木保持部材によると、刈刃の回転力によって、低木をこの低木保持部材と刈刃の周縁部との間に保持して、この刈刃によって低木を切断することができる。
そして、この発明に係る草刈機用用具において、前記刈刃保護部材は、縁部に沿って複数の凸部と凹部とが交互に形成され、前記凹部は、前記刈刃に設けられている切刃が当該凹部の内側に配置される深さに形成され、前記使用位置で前記刈刃の上方に配置されるものとすることができる。
この刈刃保護部材によると、この刈刃保護部材に形成されている複数の凸部が、刈刃に設けられている切刃よりも外側に突出しているので、壁や塀等の際に生えている草を刈り取るときに、刈刃が壁や塀に接触しないように、この凸部によって刈刃を保護することができる。そして、刈刃に設けられている切刃が、刈刃保護部材に形成されている複数の凹部の内側に配置されているので、この凹部に入り込んでくる草を切刃によって刈り取ることができる。
そして、本発明に係る草刈機は、本発明の草刈機用用具を備えることを特徴とするものである。
本発明に係る草刈機によると、刈刃によって草を刈り取ることができる。そして、草刈機用用具は、上記と同様に作用するのでその説明を省略する。
そして、この発明に係る草刈機において、前記刈刃は、回転駆動される円板状の刈払刃、往復駆動される直線状に設けられたもの、又は回転駆動される紐状体のものとすることができる。
この草刈機に取り付けられている草刈機用用具は、草刈機の刈刃として、回転駆動される円板状の刈払刃、往復駆動される直線状に設けられたもの、又は回転駆動される紐状体のものが採用されている場合でも、適用することができる。
そして、本発明に係る草刈機用用具は、ハンドルシャフトの先端部に、駆動される刈刃が設けられた草刈機の前記ハンドルシャフトに取り付けることができ、草寄せ部材、低木保持部材、又は刈刃保護部材である草刈機用部材を着脱自在に取り付けることができる草刈機用用具であって、前記草刈機用部材を使用位置と退避位置との間で移動可能に支持し、前記草刈機用部材を前記使用位置及び前記退避位置に固定することができる位置決め機構を備えることを特徴とするものである。
本発明に係る草刈機用用具によると、草寄せ部材、低木保持部材、又は刈刃保護部材を、必要に応じて取り付けて使用することができる。
本発明に係る草刈機用用具によると、草刈機用部材を使用できる使用位置、及び使用しない退避位置に揺動させて固定できる位置決め機構が設けられているので、草刈機用部材を使用しないときは、退避位置に移動させて固定すればよく、草刈機用部材を草刈機から取り外す必要がない。これによって、草刈機用部材を、使用するとき及び使用しないときに、その都度、ハンドルシャフトに対して着脱する必要がなく、そのための手間及び時間を解消することができる。
本発明に係る草刈機によると、この草刈機が備えている草刈機用用具の有する上記効果を奏することができる。
以下、本発明に係る草刈機用用具、及びそれを備える草刈機の第1実施形態を、図1〜図6を参照して説明する。この図1に示す草刈機11は、草刈り作業をする作業者が携帯することができて、刈払刃(刈刃)12を例えばエンジン(回転駆動部)によって所定方向に高速回転させることができ、この高速回転する刈払刃12で草や芝等を刈り取ることができるものである。そして、この草刈機11のハンドルシャフト13の先端部には、草刈機用用具14が取り付けられており、この草刈機用用具14には、草寄せ部材15が取り付けられている。図1及び図2は、草寄せ部材15を使用位置に固定した状態を示す平面図及び正面図である。図3は、草寄せ部材15を退避位置に固定した状態を示す正面図である。
刈払刃12は、図1の平面図に示すように、金属製の円板であり、この円板の外周縁部に沿って複数の凸部16と凹部17とが交互に形成されており、各凸部16、・・・に超硬チップが切刃12a、・・・として設けられている。各切刃12aは、略台形に形成されている凸部16の縁部の頂部に配置されている。勿論、超硬チップが設けられておらず、多数の切刃12aが形成された刈払刃を使用することができる。
この刈払刃12は、図2に示すように、中央に形成されている挿通孔に回転軸18が挿通し、この回転軸18に固定して取り付けられている。この回転軸18に対する刈払刃12の取り付けは、円盤状の挟持部材19とボルト20によって締結されている。
そして、回転軸18は、ケース21内に軸受を介して回動自在に設けられており、このケース21は、ハンドルシャフト13の先端部に固定して取り付けられている。また、回転軸18は、図には示さないが、回転動力伝達部を介して回転駆動部(例えばエンジン)の出力回転軸18と連結している。この回転駆動部は、例えばハンドルシャフト13の基端に設けられている。
草刈機用用具14は、図1及び図2に示すように、ハンドルシャフト13の先端部に固定して取り付けられており、草寄せ部材15と、位置決め機構22とを備えている。
草寄せ部材15は、図1及び図2に示すように使用位置に揺動させた状態で、刈払刃12の上方に配置され、刈払刃12によって刈り取られた切断草9を受け止めることができ、作業者による草刈機11の揺動刈取り操作によって切断草9を所望の場所に振り落として寄せ集めることができるものである。この草寄せ部材15は、切断草9を受け止めるための草寄せ本体15aと、この草寄せ本体15aを位置決め機構22に取り付けるための取付け部15bとを備えている。
草寄せ本体15aは、使用状態を示す図1及び図2に示すように、所定長さの棒状体で形成されて、刈払刃12の上面と所定の間隔を隔てて配置され、刈払刃12の上面と略平行している。また、草寄せ本体15aは、刈払刃12の中心よりも、作業者の側から見て右側に配置してあり、この草寄せ本体15aによって受け止められた切断草9は、刈払刃12の上面であって作業者の側から見て草寄せ本体15aよりも左側部分に保持されるようになっている。更に、草寄せ本体15aの両方の各端部は、刈払刃12の外周縁部に沿うように屈曲形成され、刈払刃12の外周縁部よりも内側に配置されている。これによって、切断草9が刈払刃12の上面からこぼれ落ち難くしている。
取付け部15bは、図1及び図2に示すように、先端部が草寄せ本体15aと結合し、基端部が位置決め機構22の回動側部23と連結している。そして、取付け部15bの略中央部には、保持部24が取り付けられている。
保持部24は、図1に示すように、草寄せ部材15が使用位置に揺動移動している状態で、この草寄せ部材15を使用位置に安定して保持することができるものであり、把持部24aを有している。この把持部24aは、半円状部材であり、草寄せ部材15が使用位置にある状態でハンドルシャフト13を把持するようにして係合することができる。また、この保持部24は、図3に示すように、草寄せ部材15が退避位置にある状態で、把持部24aの背面がハンドルシャフト13に当接することができ、この草寄せ部材15を退避位置に安定して保持することができる。
位置決め機構22は、草寄せ部材15を、図2に示す使用位置と、図3に示す退避位置との間で揺動可能に支持し、草寄せ部材15を使用位置及び退避位置に固定することができるものであり、固定側部25、回動側部23、及び引っ張りばね26を有している。図4(a)は、位置決め機構22の縦断面図であり、図4(b)は、位置決め機構22の引っ張りばね26の取り付け状態を示す正面図である。そして、図4(c)は、位置決め機構22を分解した状態を示す縦断面図である。また、図5(a)、(b)は、固定側部25を示し、図6(a)、(b)は、回動側部23を示している。
固定側部25は、図4(a)、(b)に示すように、ハンドルシャフト13に固定して取り付けられるものであり、この固定側部25とプレート27との間にハンドルシャフト13を挟み込んだ状態で、2本のボルト28、28で締め付け固定されている。そして、固定側部25及びプレート27は、ハンドルシャフト13に当接するそれぞれの側面がハンドルシャフト13の外面を把持できるように、半円状に湾曲形成されている。
回動側部23は、図4(a)、(b)に示すように、円板状に形成されて中心孔29を有し、この中心孔29には、固定側部25の側面に突設された突起30が回動自在に挿通している。これによって、回動側部23は、この突起30を中心にして、固定側部25に対して回動自在であり、回動側部23が固定側部25から外れないように、ボルト31及び座金32で係止されている。そして、図4(b)に示すように、回動側部23に形成されている挿通孔33には、草寄せ部材15の取付け部15bの基端部が挿通されて、ボルト34で固定されている。
引っ張りばね26は、図4(a)に示すように、一端が固定側部25とボルト35を介して連結すると共に、他端が36ボルトを介して回動側部23と連結している。そして、引っ張りばね26は、草寄せ部材15(回動側部23)が、図4(b)及び図2に示すように使用位置にあるとき、及び図3に示すように退避位置にあるときにそれぞれ短縮状態となる。そして、図には示さないが、引っ張りばね26は、草寄せ部材15(回動側部23)が使用位置と退避位置との間にあるときに伸長状態となる。
また、回動側部23には、図4(a)、(b)に示すように、円弧状の長孔37が形成され、この長孔37には固定側部25に結合しているボルト35が挿通している。この円弧状の長孔37は、回動側部23を一方及び他方の方向に回動させたときに、ボルト35が回動側部23と干渉しないようにするためのものである。
この図4(a)、(b)、(c)等に示す位置決め機構22によると、作業者が草寄せ部材15を使用するときは、図2に示すように、草寄せ部材15を使用位置側に傾ける。このようにすると、引っ張りばね26のばね力によって、自動的に草寄せ部材15(回動側部23)を使用位置に揺動させてその使用位置にばね力で保持(固定)することができる。そして、この使用状態で、草寄せ部材15に取り付けられている保持部24の把持部24aがハンドルシャフト13に係合する。これによって、草寄せ部材15を安定して固定した状態で草刈機11を使用することができる。
また、作業者が草寄せ部材15を使用しないときは、図3に示すように、草寄せ部材15(回動側部23)を退避位置側に傾ける。このようにすると、引っ張りばね26のばね力によって、自動的に草寄せ部材15を退避位置に揺動させてその退避位置にばね力で保持(固定)することができる。そして、この退避状態で、草寄せ部材15に取り付けられている保持部24の背面がハンドルシャフト13に当接する。これによって、草寄せ部材15が草刈り作業の邪魔にならないように安定して固定しておくことができる。
なお、図2に示す38は、安全カバーである。図1では、この安全カバー38を省略してある。
次に、図1〜図6に示すように構成された草刈機11を使用して草を刈り取るときは、この草刈機11を吊り紐(図示せず)よって肩に掛けて、回転する刈払刃12を左右に振ることによって、簡単に草刈り作業を行うことができる。そして、刈払刃12によって刈り取られた切断草9は、刈払刃12の上面に保持されてこの刈払刃12に伴って同方向に回転するので、この回転移動する切断草9を草寄せ部材15によって受け止めることができ、この受け止められた切断草9は、図1に示すように、刈払刃12の上面に集められる。そして、草刈り作業で行われる刈払刃12を左右に振る動作によって、この草寄せ部材15によって受け止められた切断草9を、作業者の例えば左側に振り落として寄せて集めることができる。これによって、草刈り作業と、切断草9の寄せ集め作業とを同時に行うことができる。
また、図1〜図3等に示す草刈機用用具14によると、既製の草刈機11のハンドルシャフト13に取り付けて使用することができて便利である。そして、位置決め機構22によって、この用具14に取り付けられている草寄せ部材15を、図2に示すように使用するとき、及び図3に示すように使用しないときに応じて使用位置及び退避位置に移動させて固定することができる。このように、草寄せ部材15を使用しないときに、退避位置に移動させて固定することができるので、草寄せ部材15を草刈機11から取り外す必要がない。よって、草寄せ部材15を、使用するとき及び使用しないときに、その都度、ハンドルシャフト13に対して着脱する必要がなく、そのための手間及び時間を解消することができる。
次に、本発明に係る草刈機用用具、及びそれを備える草刈機の第2実施形態を、図7〜図11を参照して説明する。この図7及び図8に示す第2実施形態の草刈機用用具40、及びそれを備える草刈機41と、図1に示す第1実施形態の草刈機用用具14、及びそれを備える草刈機11とが相違するところは、草寄せ部材15を使用位置と退避位置とに位置決めするための位置決め機構42、22である。
そして、図7及び図8に示す第2実施形態の位置決め機構42と、図1に示す第1実施形態の位置決め機構22とが相違するところは、図1に示す第1実施形態の位置決め機構22は、引っ張りばね26のばね力によって草寄せ部材15を使用位置及び退避位置に固定するようにしたのに対して、図7及び図8に示す第2実施形態の位置決め機構42では、固定側部25及び回動側部23の互いに対向する一方の側面に設けられた係合歯43と他方の側面に設けられた被係合歯44との噛合いによって、草寄せ部材15を使用位置と退避位置とに固定するようにしたところである。これ以外は、第1実施形態の草刈機用用具14、及びそれを備える草刈機11と同等であり、同等部分は同一の図面符号で示し、それらの詳細な説明を省略する。
第2実施形態の位置決め機構42は、第1実施形態の位置決め機構22と同様に、草寄せ部材15を、図7及び図8に示す使用位置と、図3に示すものと同等の退避位置との間で移動可能に支持し、草寄せ部材15を使用位置及び退避位置に固定することができるものであり、固定側部25、回動側部23、固定ボルト45、及び固定ナット(固定手段)46を有している。図9(a)は、位置決め機構42の縦断面図であり、図9(b)は、位置決め機構42を分解した状態を示す縦断面図である。また、図10(a)〜(d)は、固定側部25を示し、図11(a)〜(d)は、回動側部23を示している。
固定側部25は、第1実施形態と同様に、図9(a)、(b)に示すように、ハンドルシャフト13に固定して取り付けられるものであり、この固定側部25とプレート27との間にハンドルシャフト13を挟み込んだ状態で、2本のボルト28で締め付け固定されている。
回動側部23は、図9(a)、(b)に示すように、円板状体であり、固定側部25に向かう側面に円形の窪み部47が形成され、この窪み部47には、固定側部25の側面に形成された円形の突出部48が嵌合している。この突出部48の外周面48aと、窪み部47の内周面47aとの嵌合によって、回動側部23が固定側部25に対して所定位置を中心にして回動自在に保持されている。そして、固定側部25と回動側部23との互いに対向する側面であって、固定側部25の側面には、係合歯43が設けられ、回動側部23の側面には、係合歯43に噛み合うことができる被係合歯44が設けられている。
係合歯43は、図9及び図10に示すように、固定側部25の側面にその中心から外側に向かって放射状に延びるように形成された多数の突条部43a及び溝部43bを備えている。これら多数の突条部43a及び溝部43bは、それぞれ同等の大きさであり、固定側部25の円周方向に沿って交互に形成されている。
被係合歯44は、図9及び図11に示すように、係合歯43と同等のものであり、回動側部23の側面にその中心から外側に向かって放射状に延びるように形成された多数の突条部44a及び溝部44bを備えている。これら多数の突条部44a及び溝部44bは、それぞれ同等の大きさであり、回動側部23の円周方向に沿って交互に形成されている。
また、回動側部23は、図9(a)に示すように、窪み部47の内周面47aが突出部48の外周面48aに軸方向に案内されて、固定側部25の側に押し込むことができ、これによって、被係合歯44が係合歯43に噛み合う噛合い位置に移動させることができる。そして、図には示さないが、窪み部47の内周面47aが突出部48の外周面48aに軸方向に案内されて、回動側部23を固定側部25から引き離すことができ、これによって、被係合歯44と係合歯43とが互いに噛み合わない非噛合い位置に移動させることができる。
このように、被係合歯44と係合歯43とが互いに噛み合わない非噛合い位置に移動させた状態で、回動側部23を固定側部25に対して回動(揺動)させることができる。この回動側部23の揺動は、窪み部47の内周面47aが突出部48の外周面48aに案内されることによって行われる。そして、図9(a)に示す回動側部23に形成されている挿通孔33には、草寄せ部材15の取付け部15bの基端部が挿通されて、ボルト34で固定されているので、草寄せ部材15を、図8に示す使用位置と、図3に示すものと同等の退避位置とに、この回動側部23と嵌合する固定側部25を中心にして揺動させることができる。
そして、草寄せ部材15を、図8に示す使用位置、及び図3に示すものと同等の退避位置に固定するものが、固定ボルト45及びこれに螺合する固定ナット46である。
固定ボルト45及びこれに螺合する固定ナット46は、図9(a)に示すように、係合歯43と被係合歯44とが互いに噛み合う状態で、回動側部23を固定側部25と締付け部材49との間に挟み込んで、回動側部23を固定側部25に対して所望の回動位置で固定することができるものである。つまり、締付け部材49、回動側部23、及び固定側部25には、中心孔50、51、52が形成されており、この3つの中心孔50、51、52に固定ボルト45が挿通している。そして、固定側部25には、中心孔52と連通する六角形の係合凹部53が形成され、この係合凹部53に固定ボルト45の六角形の頭部45aが装着している。また、締付け部材49にも、中心孔50と連通する六角形の係合凹部53が形成され、この係合凹部53に六角形の固定ナット46が装着している。
更に、図9(a)に示すように、回動側部23の固定側部25側の面には、圧縮ばね54の収容部55が形成され、この圧縮ばね54のばね力は、回動側部23を固定側部25から引き離す方向に付勢している。よって、作業者は、固定ナット46を緩める方向に締付け部材49の摘み部49aを所定方向に回転させると、この締付け部材49に伴って固定ナット46が回転して緩み、圧縮ばね54のばね力によって回動側部23が固定側部25から引き離される(図示せず)。これによって、被係合歯44が係合歯43に噛み合わない非噛合い位置に回動側部23を移動させることができる。
そして、作業者は、固定ナット46を締め付ける方向に締付け部材49の摘み部49aを所定方向と反対方向に回転させると、この摘み部49aに伴って固定ナット46が回転して締め付けられ、圧縮ばね54のばね力に抗して回動側部23を固定側部25に押し付けることができる。これによって、図9(a)に示すように、被係合歯44が係合歯43に噛み合う噛合い位置に回動側部23を移動させることができる。
この図9(a)、(b)等に示す位置決め機構42によると、作業者が草寄せ部材15を使用するときは、図9(a)に示す締付け部材49を所定方向に回転させて固定ナット46を緩めて、回動側部23を非噛合い位置に移動させる(図示せず)。そして、図8に示すように、草寄せ部材15を使用位置に揺動させて、草寄せ部材15に取り付けられている保持部24の把持部24aをハンドルシャフト13に係合させる。そして、この状態で、締付け部材49を所定方向と反対方向に回転させて固定ナット46を締め付けて、回動側部23を噛合い位置に移動させて固定する。これによって、草寄せ部材15を使用位置に固定することができるので、草寄せ部材15を確実に固定した状態で草刈機41を使用することができる。
ただし、草寄せ部材15を図8に示す使用位置に固定して使用したが、これに代えて、切断草9の長さに応じて、草寄せ部材15を刈払刃12から更に引き離した上方位置で固定して使用することができる。
また、作業者が草寄せ部材15を使用しないときは、図9(a)に示す締付け部材49を所定方向に回転させて固定ナット46を緩めて、回動側部23を非噛合い位置に移動させる(図示せず)。そして、図3に示すものと同様に、草寄せ部材15を退避位置に揺動させて、草寄せ部材15に取り付けられている保持部24の背面をハンドルシャフト13に当接させる。そして、この状態で、締付け部材49を所定方向と反対方向に回転させて固定ナット46を締め付けて、回動側部23を噛合い位置に移動させて固定する。これによって、草寄せ部材15を退避位置に固定することができるので、草寄せ部材15が草刈り作業の邪魔にならないように確実に固定しておくことができる。
次に、図7〜図11に示すように構成された草刈機41を使用して草を刈り取るときは、図1及び図2等に示す第1実施形態の草刈機11と同様にして、この草刈機41を吊り紐(図示せず)よって肩に掛けて、回転する刈払刃12を左右に振ることによって、簡単に草刈り作業を行うことができる。そして、草刈り作業で行われる刈払刃12を左右に振る動作によって、この草寄せ部材15によって受け止められた切断草9を、作業者の例えば左側に振り落として寄せて集めることができ、これによって、草刈り作業と、切断草9の寄せ集め作業とを同時に行うことができる。
また、図7〜図11に示す草刈機用用具40によると、図1及び図2等に示す第1実施形態の草刈機用用具14と同様に、位置決め機構42によって、この用具14に取り付けられている草寄せ部材15を、図8に示すように使用するとき、及び図3に示すものと同様に使用しないときに応じて使用位置及び退避位置に移動させて固定することができるので、草寄せ部材15を使用するとき及び使用しないときに、その都度、ハンドルシャフト13に対して着脱する必要がなく、そのための手間及び時間を解消することができる。更に、図9(a)に示すように、草寄せ部材15を使用位置及び退避位置に固定するときは、被係合歯44が係合歯43に噛み合う状態で固定ナット46を固定ボルト45に締め付けているので、草寄せ部材15を使用位置及び退避位置から移動しないように確実に固定することができる。
次に、本発明に係る草刈機用用具、及びそれを備える草刈機の第3実施形態を、図12〜図15を参照して説明する。この図12に示す第3実施形態の草刈機用用具61、及びそれを備える草刈機62と、図7に示す第2実施形態の草刈機用用具40、及びそれを備える草刈機41とが相違するところは、草寄せ部材15を使用位置と退避位置とに位置決めするための位置決め機構63、42である。
そして、図12に示す第3実施形態の位置決め機構63と、図7に示す第2実施形態の位置決め機構42とが相違するところは、図7に示す第2実施形態の位置決め機構42は、固定側部25及び回動側部23の互いに対向する一方の側面に設けられた係合歯43と他方の側面に設けられた被係合歯44との噛合いによって、草寄せ部材15を使用位置と退避位置とに固定するようにしたのに対して、図12に示す第3実施形態の位置決め機構63では、固定側部25及び回動側部23の互いに対向する一方の側面に設けられた複数の凹部64と他方の側面に設けられた凸部材65との係合によって、草寄せ部材15を使用位置と退避位置とに固定するようにしたところである。これ以外は、第2実施形態の草刈機用用具40、及びそれを備える草刈機41と同等であり、同等部分は同一の図面符号で示し、それらの詳細な説明を省略する。
第3実施形態の位置決め機構63は、第2実施形態の位置決め機構42と同様に、草寄せ部材15を、図12に示す使用位置と、図3に示すものと同等の退避位置との間で揺動可能に支持し、草寄せ部材15を使用位置及び退避位置に固定することができるものであり、固定側部25、回動側部23、固定側部25に設けられた複数の凹部64、及び回動側部23に設けられたと凸部材65を有している。図13(a)は、位置決め機構63の縦断面図であり、図13(b)は、位置決め機構63を分解した状態を示す縦断面図である。また、図14(a)〜(d)は、固定側部25を示し、図15(a)〜(d)は、回動側部23を示している。
固定側部25は、第2実施形態と同様に、図13(a)、(b)に示すように、ハンドルシャフト13に固定して取り付けられるものであり、この固定側部25とプレート27との間にハンドルシャフト13を挟み込んだ状態で、2本のボルト28で締め付け固定されている。
回動側部23は、第2実施形態と同様に、図13(a)、(b)に示すように、円板状体であり、固定側部25に向かう側面に窪み部47が形成され、この窪み部47には、固定側部25の側面に形成された突出部48が嵌合している。この突出部48の外周面48aと、窪み部47の内周面47aとの嵌合によって、回動側部23が固定側部25に対して所定位置を中心にして回動自在に保持されている。そして、固定側部25と回動側部23との互いに対向する側面であって、固定側部25の側面には、複数の凹部64が設けられ、回動側部23の側面には凸部材65を備える係合具66が設けられている。
複数の凹部64は、図14(a)等に示すように、固定側部25の側面にその中心から所定の間隔を隔てて円周方向に沿って例えば9個形成され、これら9個の各凹部64は例えば約22°間隔で配置されている。
係合具66は、図13(a)及び図15(b)に示すように、回動側部23の中心から所定の間隔を隔てた位置であって複数の各凹部64と対応する位置に、この回動側部23に螺着して取り付けられている。そして、係合具66は、筒体66aを備え、筒体66aは、回動側部23の側面から突出しないように配置されている。そして、筒体66aの先端部には、凸部材65が進退自在に保持されている。つまり、この凸部材65は、図13(a)に示すように、側面から突出して、固定側部25に形成されている凹部64に係合する係合位置と、図には示さないが、この側面よりも下方に埋没する非係合位置との間を移動自在に設けられている。また、係合具66の筒体66a内には、ばね部材67が設けられ、このばね部材67によって凸部材65を係合位置側に付勢している。
更に、図13(a)に示すように、この位置決め機構63は、第2実施形態の位置決め機構42と同様に、回動側部23を固定側部25に対して回動(揺動)させることができる。この回動側部23の揺動は、窪み部47の内周面47aが突出部48の外周面48aに案内されることによって行われる。そして、回動側部23に形成されている挿通孔33には、草寄せ部材15が挿通されてボルト34で固定されているので、草寄せ部材15を、図12に示す使用位置と、図3に示すものと同等の退避位置とに、この回動側部23と嵌合する固定側部25を中心にして揺動させることができる。
そして、草寄せ部材15は、第2実施形態と同様に、図12に示す使用位置、及び図3に示すものと同等の退避位置に、固定ボルト45及びこれに螺合する固定ナット46によって固定することができる。
固定ボルト45及び固定ナット46は、図13(a)に示すように、凸部材65が凹部64に係合する状態で、回動側部23を固定側部25と締付け部材49との間に挟み込んで、回動側部23を固定側部25に対して所望の回動位置で固定することができるものである。
更に、図13(a)に示すように、圧縮ばね54は、回動側部23を固定側部25から引き離す方向に付勢している。よって、作業者は、固定ナット46を少し緩める方向に締付け部材49を回転させると、この締付け部材49に伴って固定ナット46が回転して緩み、圧縮ばね54のばね力によって回動側部23が固定側部25から少し引き離される。これによって、回動側部23を固定側部25に対して所望の回動位置に回動させることができる。
そして、作業者は、固定ナット46を締め付ける方向に締付け部材49を回転させると、この締付け部材49に伴って固定ナット46が回転して締め付けられ、圧縮ばね54のばね力に抗して回動側部23を固定側部25に押し付けることができる。これによって、回動側部23を固定側部25に対して固定することができる。
この図13(a)、(b)等に示す位置決め機構63によると、作業者が草寄せ部材15を使用するときは、図13(a)に示す締付け部材49を所定方向に回転させて固定ナット46を少し緩めて、回動側部23を回動させることができるようにする。そして、図12に示すように、草寄せ部材15を使用位置に揺動させて、草寄せ部材15に取り付けられている保持部24の把持部24aをハンドルシャフト13に係合させる。そして、この状態で、締付け部材49を所定方向と反対方向に回転させて固定ナット46を締め付けて、回動側部23を固定側部25に対して固定する。これによって、草寄せ部材15を使用位置に確実に固定することができるので、草寄せ部材15を固定した状態で草刈機62を使用することができる。
ただし、草寄せ部材15を図12に示す使用位置に固定して使用したが、これに代えて、切断草9の長さに応じて、草寄せ部材15を刈払刃12から更に引き離した上方位置で固定して使用することができる。
また、作業者が草寄せ部材15を使用しないときは、図13(a)に示す締付け部材49を所定方向に回転させて固定ナット46を少し緩めて、回動側部23を回動させることができるようにする。そして、図3に示すものと同様に、草寄せ部材15を退避位置に揺動させて、草寄せ部材15に取り付けられている保持部24の背面をハンドルシャフト13に当接させる。そして、この状態で、締付け部材49を所定方向と反対方向に回転させて固定ナット46を締め付けて、回動側部23を固定側部25に対して固定する。これによって、草寄せ部材15を退避位置に固定することができるので、草寄せ部材15が草刈り作業の邪魔にならないように確実に固定しておくことができる。
なお、草寄せ部材15を使用位置又は退避位置に揺動させた状態で、固定ナット46を締め付けて、回動側部23(草寄せ部材15)を固定側部25に対して固定したが、固定ナット46を締め付けることなく少し緩めた状態でも、草寄せ部材15を使用位置又は退避位置に保持できるので、この状態で草刈り作業を行うこともできる。つまり、図13(a)に示すように、凸部材65が凹部64に係合する所望の揺動位置を、草寄せ部材15の使用位置又は退避位置とすることができる。この状態で、ばね部材67が凸部材65を凹部64内に押し込めているので、草寄せ部材15に対して揺動させる力が働いても、この凸部材65と凹部64との係合によって、草寄せ部材15をこの係合位置に保持できるからである。
次に、図12〜図15に示すように構成された草刈機62を使用して草を刈り取るときは、図7及び図8等に示す第2実施形態の草刈機41と同様にして、草寄せ部材15を使用位置に固定した状態で、回転する刈払刃12を左右に振ることによって、簡単に草刈り作業を行うことができる。そして、草刈り作業で行われる刈払刃12を左右に振る動作によって、この草寄せ部材15によって受け止められた切断草9を所望の場所に振り落として寄せて集めることができ、これによって、草刈り作業と、切断草9の寄せ集め作業とを同時に行うことができる。
また、図12〜図15に示す草刈機用用具61によると、図7及び図8等に示す第2実施形態の草刈機用用具40と同様に、位置決め機構63によって、この用具61に取り付けられている草寄せ部材15を使用するとき、及び使用しないときに応じて使用位置及び退避位置に移動させて固定したり保持できるので、草寄せ部材15を使用するとき及び使用しないときに、その都度、ハンドルシャフト13に対して着脱する必要がなく、そのための手間及び時間を解消することができる。
ただし、第1実施形態の草刈機用用具14では、草寄せ部材15が、図2に示す使用位置にあるとき、及び図3に示す退避位置にあるときに、保持部24がハンドルシャフト13に当接した状態で固定されるようにしたが、これに代えて、図2及び図3に示す回動側部23に形成されている円弧状の長孔37の両方の各端縁部にボルト35を係合させることによって、草寄せ部材15を、使用位置及び退避位置に固定するようにしてもよい。
そして、第3実施形態の草刈機用用具61では、図13(a)に示すように、回動側部23に係合具66を設け、固定側部25に複数の凹部64を形成したが、この係合具66及び複数の凹部64を省略してもよい。このようにした場合も、固定ボルト45及び固定ナット46を締め付けることによって、草寄せ部材15を所望の使用位置及び退避位置に固定することができる。
また、上記第1〜第3実施形態では、図1等に示すように、草寄せ部材15を草刈機用用具14等に取り付けた例を示したが、この草寄せ部材15の代わりに、低木保持部材69又は刈刃保護部材を草刈機用用具14等に取り付けることができる。つまり、第1〜第3実施形態の草刈機用用具14等によると、草寄せ部材15、低木保持部材69、又は刈刃保護部材(図示せず)を必要に応じて取り付けて使用することができる。
図16及び図17は、低木保持部材69を第1実施形態の草刈機用用具14に取り付けた草刈機70を示す。この低木保持部材69は、所定長さの棒状体を約90°に屈曲して形成されたものであり、基端部側が取付け部15bとして形成され、先端部側が低木保持部本体69aとして形成されている。取付け部15bは、同図に示すように、位置決め機構22の回動側部23と連結し、保持部24が取り付けられている。そして、低木保持部本体69aは、使用位置で刈払刃12の上方に配置され、刈払刃12の外周縁部の中心側から外側に向かって延びて刈払刃12の外周縁部から少し突出している。
この低木保持部材69によると、図16に示すように、刈払刃12の回転力によって、低木71をこの低木保持部材69と刈払刃12の外周縁部との間に保持して、この刈払刃12によって低木71を切断することができる。
また、刈刃保護部材は、図には示さないが、図1に示す刈払刃12よりも少し大きい円板状体であり、外周縁部に沿って複数の凸部と凹部とが交互に形成され、各凹部は、刈払刃12に設けられている切刃12aがこれらの凹部の内側に配置される深さに形成されている。そして、刈刃保護部材が使用位置にあるときは、刈払刃12の上方に配置される構成となっている。そして、この刈刃保護部材は、図1に示す取付け部15bと同等のものが設けられ、この取付け部15bは、位置決め機構22の回動側部23と連結し、保持部24が取り付けられている。
この刈刃保護部材によると、刈刃保護部材に形成されている複数の凸部が、刈払刃12に設けられている切刃12aよりも外側に突出しているので、壁や塀等の際に生えている草等を刈り取るときに、切刃12aが壁や塀に接触しないように、この凸部によって切刃12aを保護することができる。そして、切刃12aが、刈刃保護部材に形成されている複数の凹部の内側に配置されているので、この凹部に入り込んでくる草等を切刃12aによって刈り取ることができる。
更に、上記第1〜第3実施形態の草刈機11等では、円板状の刈払刃12を設けたものを例に挙げたが、これ以外の刈刃が設けられた草刈機に本発明を適用することができる。
刈刃の他の例として、例えば固定側刈刃と可動側刈刃とから成るものがある。固定側及び可動側の各刈刃は、略同一の形状であり、直線状縁部に沿って山形状の刃部と谷部とが交互に形成されたものであり、可動側刃部を固定側刃部に沿って直線方向に往復移動させることができ、これによって、草を刈り取ることができるものである。
そして、刈刃の更に他の例として、円板状の回転板の外周部に、例えば1本、又は間隔を隔てて複数本の合成樹脂製の紐状体の基端部を取り付けたものであってもよい。この紐状体として、例えば断面円形の糸状体、帯状体、ロープ等がある。これによると、回転板を回転させることによって紐状体を振り回すことができ、この振り回される紐状体によって草等を刈り取ることができる。
また、第1〜第3の各実施形態では、刈払刃12をエンジンで回転駆動したが、これに代えて、電気モータで回転駆動してもよい。
更に、第1〜第3の各実施形態の草刈機用用具14等は、草寄せ部材15を備えるものとして説明したが、草寄せ部材15を備えていないものとすることができる。要は、草刈機用用具は、草寄せ部材15、低木保持部材69、刈刃保護部材、又はこれら以外の草刈機用部材を、必要に応じて使用位置と退避位置とに揺動させることができるものであればよい。
以上のように、本発明に係る草刈機用用具及びそれを備える草刈機は、草刈機に取り付けられる草寄せ部材、低木保持部材、又は刈刃保護部材である草刈機用部材を、使用するとき及び使用しないときに応じて、使用位置及び退避位置に簡単に移動させて固定することができる優れた効果を有し、このような草刈機用用具及びそれを備える草刈機に適用するのに適している。
この発明の第1実施形態に係る草刈機用用具を備える草刈機において草寄せ部材を使用位置にした状態を示す部分平面図である。 同第1実施形態に係る草刈機の草寄せ部材を使用位置にした状態を示す部分正面図である。 同第1実施形態に係る草刈機の草寄せ部材を退避位置にした状態を示す部分正面図である。 同第1実施形態に係る草刈機用用具の位置決め機構を示す図であり、(a)は、位置決め機構の縦断面図、(b)は、位置決め機構の引っ張りばねの取り付け状態を示す正面図、(c)は、位置決め機構を分解した状態を示す縦断面図である。 同第1実施形態に係る位置決め機構の固定側部を示す図であり、(a)は、正面図、(b)は、縦断面図である。 同第1実施形態に係る位置決め機構の回動側部を示す図であり、(a)は、平面図、(b)は、正面図、(c)は、縦断面図である。 この発明の第2実施形態に係る草刈機用用具を備える草刈機において草寄せ部材を使用位置にした状態を示す部分平面図である。 同第2実施形態に係る草刈機の草寄せ部材を使用位置にした状態を示す部分正面図である。 同第2実施形態に係る位置決め機構を示す図であり、(a)は、位置決め機構の縦断面図、(b)は、位置決め機構を分解した状態を示す縦断面図である。 同第2実施形態に係る位置決め機構の固定側部を示す図であり、(a)は、正面図、(b)は、縦断面図、(c)は、背面図、(d)は、側面図である。 同第2実施形態に係る位置決め機構の回動側部を示す図であり、(a)は、正面図、(b)は、縦断面図、(c)は、背面図、(d)は、側面図である。 この発明の第3実施形態に係る草刈機用用具を備える草刈機において草寄せ部材を使用位置にした状態を示す部分平面図である。 同第3実施形態に係る位置決め機構を示す図であり、(a)は、位置決め機構の縦断面図、(b)は、位置決め機構を分解した状態を示す縦断面図である。 同第3実施形態に係る位置決め機構の固定側部を示す図であり、(a)は、正面図、(b)は、縦断面図、(c)は、背面図、(d)は、側面図である。 同第3実施形態に係る位置決め機構の回動側部を示す図であり、(a)は、正面図、(b)は、縦断面図、(c)は、背面図、(d)は、側面図である。 同発明の草刈機用用具に低木保持部材を取り付けた草刈機において低木保持部材を使用位置にした状態を示す部分平面図である。 図16に示す草刈機の部分正面図である。 従来の草寄せ具付き刈払機を示す斜視図である。 同従来の刈払機の草寄せ具を示す部分拡大平面図である。
符号の説明
9 切断草
11、41、62、70 草刈機
12 刈払刃
12a 切刃
13 ハンドルシャフト
14、40、61 草刈機用用具
15 草寄せ部材
15a 草寄せ本体
15b 取付け部
16 刈払刃の凸部
17 刈払刃の凹部
18 回転軸
19 挟持部材
20、28、31、34、35、36 ボルト
21 ケース
22、42、63 位置決め機構
23 回動側部
24 保持部
24a 把持部
25 固定側部
26 引っ張りばね
27 プレート
29 中心孔
30 突起
32 座金
33 挿通孔
37 長孔
38 安全カバー
43 係合歯
43a、44a 突条部
43b、44b 溝部
44 被係合歯
45 固定ボルト
45a 頭部
46 固定ナット
47 窪み部
47a 内周面
48 突出部
48a 外周面
49 締付け部材
49a 摘み部
50、51、52 中心孔
53 係合凹部
54 圧縮ばね
55 収容部
64 凹部
65 凸部材
66 係合具
66a 筒体
67 ばね部材
69 低木保持部材
69a 低木保持部本体
71 低木

Claims (10)

  1. ハンドルシャフトの先端部に、駆動される刈刃が設けられた草刈機の前記ハンドルシャフトに取り付けることができる草刈機用用具であって、
    草寄せ部材、低木保持部材、又は刈刃保護部材である草刈機用部材と、
    前記草刈機用部材を使用位置と退避位置との間で移動可能に支持し、前記草刈機用部材を前記使用位置及び前記退避位置に固定することができる位置決め機構とを備えることを特徴とする草刈機用用具。
  2. 前記位置決め機構は、
    前記ハンドルシャフトに固定して取り付けられる固定側部と、
    前記固定側部に対して回動自在に設けられて前記草刈機用部材が取り付けられ、前記草刈機用部材を、前記使用位置と前記退避位置との間で揺動自在に保持する回動側部と、
    一端が前記固定側部と連結すると共に、他端が前記回動側部と連結し、前記草刈機用部材が、前記使用位置及び前記退避位置にあるときに短縮状態となり、前記使用位置と前記退避位置との間にあるときに伸長状態となる引っ張りばねとを有することを特徴とする請求項1記載の草刈機用用具。
  3. 前記位置決め機構は、
    前記ハンドルシャフトに固定して取り付けられる固定側部と、
    前記固定側部に対して回動自在に設けられ、前記草刈機用部材が取り付けられている回動側部と、
    前記固定側部と前記回動側部の互いに対向する一方の側面に設けられた係合歯、及び他方の側面に設けられ前記係合歯と噛合うことができる被係合歯とを有し、
    前記回動側部は、前記係合歯と前記被係合歯とが互いに噛合う噛合い位置と、両者が噛合わない非噛合い位置とに移動することができ、
    前記草刈機用部材が前記使用位置及び前記退避位置にあるときに、前記回動側部を前記噛合い位置に固定手段によって固定することができる構成としたことを特徴とする請求項1記載の草刈機用用具。
  4. 前記位置決め機構は、
    前記ハンドルシャフトに固定して取り付けられる固定側部と、
    前記固定側部に対して回動自在に設けられ、前記草刈機用部材が取り付けられている回動側部と、
    前記固定側部と前記回動側部の互いに対向する一方の側面に設けられた複数の凹部、及び他方の側面に設けられ当該他方の側面から突出して前記凹部に係合する係合位置と、前記他方の側面よりも下側に埋没する非係合位置との間を移動可能な凸部材と、
    前記凸部材を前記係合位置側に付勢するばね部材とを有し、
    前記草刈機用部材が前記使用位置及び前記退避位置にあるときに、前記凸部材が前記凹部に係合することを特徴とする請求項1記載の草刈機用用具。
  5. 前記草寄せ部材は、前記使用位置で前記刈刃の上方に配置され、前記刈刃によって刈り取られた切断草を受け止めて、前記草刈機の揺動刈取り操作によって前記切断草を寄せるためのものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の草刈機用用具。
  6. 前記刈刃は、円板状の刈払刃であり、
    前記低木保持部材は、前記使用位置で前記刈刃の上方に配置され、前記刈刃の周縁部の内側から外側に向かって延びて前記周縁部から突出していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の草刈機用用具。
  7. 前記刈刃保護部材は、縁部に沿って複数の凸部と凹部とが交互に形成され、前記凹部は、前記刈刃に設けられている切刃が当該凹部の内側に配置される深さに形成され、前記使用位置で前記刈刃の上方に配置されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の草刈機用用具。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の草刈機用用具を備えることを特徴とする草刈機。
  9. 前記刈刃は、回転駆動される円板状の刈払刃、往復駆動される直線状に設けられたもの、又は回転駆動される紐状体のものであることを特徴とする請求項8記載の草刈機。
  10. ハンドルシャフトの先端部に、駆動される刈刃が設けられた草刈機の前記ハンドルシャフトに取り付けることができ、草寄せ部材、低木保持部材、又は刈刃保護部材である草刈機用部材が設けられる草刈機用用具であって、
    前記草刈機用部材を使用位置と退避位置との間で移動可能に支持し、前記草刈機用部材を前記使用位置及び前記退避位置に固定することができる位置決め機構を備えることを特徴とする草刈機用用具。
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