JP3219161U - 伐採装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】正逆の両方向の回転による伐採が行えて伐採性能に優れ、さらに旋回によって伐採方向を変化できる伐採装置を提供する。
【解決手段】回転ドラム9の回転に伴ってその周面に設けられた複数の刃体7によって伐採動作を行う伐採装置1において、刃体7が回転ドラム9面の周方向に沿う両端位置のそれぞれに刃部を備えるとともに回転ドラム9が正逆2方向の回転を行い、さらに、ブラケット5に対して本体部3が旋廻変位可能に取り付けられる。
【選択図】図1
【解決手段】回転ドラム9の回転に伴ってその周面に設けられた複数の刃体7によって伐採動作を行う伐採装置1において、刃体7が回転ドラム9面の周方向に沿う両端位置のそれぞれに刃部を備えるとともに回転ドラム9が正逆2方向の回転を行い、さらに、ブラケット5に対して本体部3が旋廻変位可能に取り付けられる。
【選択図】図1
Description
この考案は、ショベルに連結使用されて草木の伐採等に使用される伐採装置に関する。
伐採装置は回転ドラムの回転に伴ってその周面に設けられた複数の刃体によって雑草や雑木の伐採動作を行うもので、ショベルのアームの端部に取り付けられて使用される。
現状の伐採装置は刃体の回転方向が一定であることで、伐採機能に限界がある。雑草や雑木はその形状や立ち方向が様々であって、伐採方向との対応で刃体が一方向に回転するだけでは伐採が十分に行われない問題があった。
この考案は上記の事情に鑑みて行ったもので、正逆の両方向の回転による伐採が行われ、伐採性能に優れる伐採装置の提供を目的とする。
この考案では、回転ドラムの回転に伴ってその周面に設けられた複数の刃体によって伐採動作を行う伐採装置において、前記刃体が前記回転ドラム面の周方向に沿う両端位置のそれぞれに刃部を備え、前記回転ドラムが正逆2方向の回転を行うことを特徴とする。
上記構成によれば、回転ドラムが正逆2方向に回転され刃体の両端位置それぞれの刃部による伐採が行える。これにより、種々の伐採条件に対応してショベル位置をそのままとして相反する2方向においての伐採が可能となり、伐採効率が向上する。くわえて、両端位置の刃部が兼用されることで刃部それぞれの寿命が長くなり、その取り換えの手間を少なくできる。
刃体が複数種において取り換え可能に使用されることで、草木の伐採の他、倒木、立木の伐採、根株の伐採、粉砕等が可能となる。
刃体が回転ドラム面の周方向に沿って搖動可能に設けられることで、回転時において伐採に使用される刃部が効率よく草木に当たって他の部分の接触抵抗が少ないことで伐採がスムーズに行われる。とくに、伐採に使用されない側の刃部は草木が当たりにくいことで保護されて損傷しない。
伐採装置がショベルのアームに連結されるブラケットとブラケットに取り付けられる本体部とから構成され、ブラケットに対して本体部が旋廻変位可能に取り付けられることで、ブラケットに対して本体部を旋廻変位させることで立木の途中部分での伐採が行える。
回転ドラムの両側位置に取り外し可能に設けられ、取り付け時において刃体の回転外周面より下方に突出する脚部を備えることで、両脚部を取り外して回転ドラムにおける刃体の外周面を直接地面に接触させて地面に残る根株を伐採、粉砕することができる。
回転ドラムが油圧モータにより直接駆動される構成とされることで、動力伝達ベルト等を用いない簡略な構成において、回転ドラムが安定作動される。
この考案によれば、正逆の両方向の回転による伐採が行われて伐採性能に優れる伐採装置が得られ、これにより草木の伐採作業が効率よく行われるようになるとともに、刃部の取り換え作業を少なくできる。
図1はこの考案の伐採装置の斜視図、図2は平面図である。伐採装置1は伐採機能を発揮する本体部3とショベルの作動支持体(ムーブ及びアーム)に連結されるブラケット5とからなる。本体部3は横長で下側が開放するケーシング6内に、スペーサー8を介して多数の刃体7が取り付けられた回転ドラム9が納められて構成されている。ケーシング6は両端に位置する側部11とその間の上側に位置するカバー部13とカバー部13の中央上部に位置する取り付け台部14とからなり、図3に示すように、側部11それぞれの位置で両端の軸部15が軸支されて回転ドラム9がケーシング6内に設けられている。12のそれぞれは脚部であり、ケーシング6の側部11の下部にネジ固定により取り外し可能に設けられている。
上記ケーシング6の一方の側部11には外方から油圧モータ20が組み込まれており、その油圧モータ20の駆動軸22が回転ドラム9の一方の軸部15に連結され、油圧モータ20が駆動されることで回転ドラム9が回転する。23は油圧モータ20に接続される油ホースである。
ケーシング6の取り付け台部14の上部には、図4に示すように、環状の内歯旋回ギヤ25が設けられており、この内歯旋回ギヤ25にブラケット5の円形の底板2上に固定された油圧モータ30の下方に突出する駆動軸32に取り付けられたピニオン34が歯合し、これにより油圧モータ30が駆動されることで、ブラケット5に対して本体部3が旋廻変位されるようになっている。
図5、図6は回転ドラム9面への刃体7の取り付け構成を示し、刃体7は回転ドラム9面に軸方向において、周方向において所定の間隔において複数個のものが配置されている。刃体7は基台40の両端面に刃片(刃部)42のそれぞれがネジ43で固定されて構成されている。44は回転ドラム9面に固設された取り付け台で、底部47と相対する一対の側部48とからなる。刃体7は基台40の中央位置が取り付け台44の側部48間に取り付けられたピン49で軸支されて取り付けられ、これにより刃体7は回転ドラム9面の周方向に沿って搖動可能に取り付けられている。その搖動は基台40の下面と取り付け台44の底部47の上面との間のクリアランスC幅において生じ、P1位置とP2位置とが、Q1位置とQ2位置とがそれぞれ当接することで搖動幅が規制される。刃片42はネジ43を外すことで取り外し可能で、一方の刃片42が摩耗した場合には上下位置を逆として使用することができ、また、図7に示すような異なる形態の刃片42に取り換えることができる。
刃体7が上記のように基台40の両端面に刃片42を備えるとともに、回転ドラム9面に搖動可能に取り付けられていることで、図6に示すように、回転ドラム9の正転(矢印X)時には被伐採物が当たることで搖動した刃体42Aによる伐採が行われ、逆転(矢印Y)時には被伐採物が当たることで搖動した刃体42Bによる伐採が行われる。このような構成により、それぞれの回転時において伐採に使用される刃片42が効率よく草木に当たり、他の部分の接触抵抗が少ないことで伐採がスムーズに行われる。
以下、ショベルによる伐採装置1を使用について説明する。図8は草や低木の伐採時を示し、ショベル100はキャビン101側がクローラ102側に対して90°回動され、クローラ102側から作動支持体105が側方に延び出した位置にある。伐採装置1がその長手方向を作動支持体105方向と同様とし、かつ、その回転ドラム9の回転伐採面を下方として配置されている。この状態において伐採装置1が作動されショベル100が矢印A方向に移動されることで、回転伐採面によって草や低木の伐採が行われる。その際、ショベル100の移動方向に対応して、回転ドラム9が正転、逆転されることで、伐採が効率良く行われる。また、伐採装置1の下方に移動方向に沿うように倒木T1が配置されることで、回転伐採面によって倒木T1の粉砕が行われる。
上記の草木の伐採は、図1に示すように、ケーシング6の両側部11の下部に脚部12それぞれが取り付けられた状態で行われる。脚部12それぞれが刃体7の回転ドラム9における刃体7の回転外周面より下方に突出していることで地面に当接してガイドとなり、伐採が安定して行われる。これに対し、両脚部12を取り外して回転ドラム9における刃体7の外周面を直接地面200に接触させることで、図9に示すように、地面200に残る根株Nを、例えば、地面下約8cmの深さ位置まで伐採、粉砕するように使用することができる。その際には、草木用の刃片42に代えて根株用の刃片42が使用される。
図8に示す状態において、ショベル100においてキャビン101側がクローラ103側に対して矢印Bで示すように90°復帰回動されるとともに、油圧モータ30が駆動されることでブラケット5に対して本体部3が、図10に示すように、矢印C方向に90度旋廻変位され、さらに、作動支持体105の作動により伐採装置1の回転伐採面が前方に向くように変位された状態において、ショベル100が矢印D方向である前方に移動することで、図11に示すように、高さのある立木T2を途中部分において切断伐採が行われる。
1 伐採装置
3 ブラケット
5 本体
7 刃体
9 回転ドラム
42 刃片(刃部)
3 ブラケット
5 本体
7 刃体
9 回転ドラム
42 刃片(刃部)
Claims (6)
- 回転ドラムの回転に伴ってその周面に設けられた複数の刃体によって伐採動作を行う伐採装置において、
前記刃体が前記回転ドラム面の周方向に沿う両端位置のそれぞれに刃部を備え、前記回転ドラムが正逆2方向の回転を行うことを特徴とする伐採装置。 - 前記刃体が複数種において取り換え可能に使用されることを特徴とする請求項1記載の伐採装置。
- 前記刃体が前記回転ドラム面の周方向に沿って搖動可能に設けられてなる請求項1または2記載の伐採装置。
- 当該伐採装置がショベルのアームに連結されるブラケットと前記ブラケットに取り付けられる本体部とから構成され、前記ブラケットに対して前記本体部が旋廻変位可能に取り付けられてなる請求項1または2記載の伐採装置。
- 前記回転ドラムの両側位置に取り外し可能に設けられ、取り付け時において前記刃体の回転外周面より下方に突出する脚部を備えてなる請求項1または2記載の伐採装置。
- 前記回転ドラムが油圧モータにより直接駆動される請求項1または2記載の伐採装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018002974U JP3219161U (ja) | 2018-07-14 | 2018-07-14 | 伐採装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018002974U JP3219161U (ja) | 2018-07-14 | 2018-07-14 | 伐採装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015177042A Continuation JP2017042151A (ja) | 2015-08-24 | 2015-08-24 | 伐採装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3219161U true JP3219161U (ja) | 2018-12-06 |
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ID=64560581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018002974U Expired - Fee Related JP3219161U (ja) | 2018-07-14 | 2018-07-14 | 伐採装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3219161U (ja) |
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2018
- 2018-07-14 JP JP2018002974U patent/JP3219161U/ja not_active Expired - Fee Related
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