JP2007020588A - 刈払機用ガイド装置 - Google Patents

刈払機用ガイド装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007020588A
JP2007020588A JP2006301915A JP2006301915A JP2007020588A JP 2007020588 A JP2007020588 A JP 2007020588A JP 2006301915 A JP2006301915 A JP 2006301915A JP 2006301915 A JP2006301915 A JP 2006301915A JP 2007020588 A JP2007020588 A JP 2007020588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary blade
guide
brush cutter
cut
guide device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006301915A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007020588A5 (ja
JP4224548B2 (ja
Inventor
Jiyunya Ito
潤弥 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ito Denki Co Ltd
Original Assignee
Ito Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ito Denki Co Ltd filed Critical Ito Denki Co Ltd
Priority to JP2006301915A priority Critical patent/JP4224548B2/ja
Publication of JP2007020588A publication Critical patent/JP2007020588A/ja
Publication of JP2007020588A5 publication Critical patent/JP2007020588A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4224548B2 publication Critical patent/JP4224548B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

【課題】
雑草の刈取りや山林の下刈りに利用される刈払機を用いて、竹や太い潅木を安全に切断できるガイド装置を提供する。
【解決手段】
刈払機は支持杆1の先端にヘッド部3を備え、ヘッド部3に装着した回転刃2によって草や潅木を切断する。回転刃2の上方位置に上ガイド4を、回転刃の下方位置に下ガイド5を配置する。上ガイド4には、回転刃の回転の上流側において前方に突出する突出部6を形成し、下ガイド5には、回転刃の回転の下流側において前方に突出する突出部7を形成する。上ガイドの突出部6と下ガイドの突出部7の間に導入された被切断物は、回転刃の切削抵抗によって下ガイドの突出部7に押圧された状態で切断作業が進行する。ガイド装置は、一定間隔を隔てた一対のガイド杆を回転刃の上方位置に配置して先方に突出させ、回転刃の下方位置に折り返して構成することもできる。
【選択図】 図1

Description

支持杆の先端に回転刃を装着するヘッド部を備え、エンジンもしくはモータを動力源としてヘッド部に装着した回転刃によって草や潅木を切断する刈払機に関し、主として竹や潅木といった比較的太い被切断物を切断するためのガイド装置に係る発明である。
支持杆の先端に備えたヘッド部に、チップソーなどの回転刃を装着し、雑草や山林の下刈りを行う刈払機が広く普及し汎用されている。このような刈払機は雑草などを刈取るのに適しているが、太い潅木や竹など比較的太いものを切断しようとすると、高速回転をしている回転刃の反動で勢い良く跳ね返えされて危険である。そのため、細い潅木などは刈払機によって切断するが、ある程度太い潅木や竹を切断する場合は、手挽き鋸などを利用して手作業によって切断しているのが実情である。
刈払機には、回転刃によって切断された草などの被切断物が周辺に飛散するのを防止するため、被切断物を回転刃の一方に案内して排出させるガイドを、回転刃の上方に配置する思想が特許文献1に開示されている。しかしながら、刈払機を利用して竹やある程度太い潅木を安全に切断する手段はなかった。
特許2931284号公報
竹や潅木を手作業によって切断するには、多大な労力と時間を要する欠点がある。手作業以外にチェーンソーによる伐採も行なわれているが、この場合はカッター部が手や身体に近く危険であるとともに、腰をかがめての作業となるため重労働であるといった欠点があった。
上記、従来技術の欠点に鑑み、本発明は主として雑草などの刈払に利用されている刈払機を用いて、竹や潅木を安全かつ能率的に切断することができるガイド装置を提供することを目的とするものである。また、通常の刈り払い作業に使用する場合においても、作業性がよく、安全に作業を進めることができる、刈払機用ガイド装置を提供することを目的とするものである。
請求項1記載の本発明は、支持杆1の先端に回転刃2を装着するヘッド部3を備え、ヘッド部3に装着した回転刃2によって草や潅木を切断する刈払機において、回転刃2の上方位置に上ガイド4を、回転刃2の下方位置に下ガイド5を配置する。回転刃2の上方位置に配置する上ガイド4には、回転刃2の回転の上流側において先方に突出する突出部6を形成するとともに、回転刃2の下方位置に配置する下ガイド5には、回転刃2の回転の下流側において先方に突出する突出部7を形成する。上ガイド4の突出部6と、下ガイド5の突出部7とは、竹や潅木などの被切断物を導入することができる間隔を隔てて配置する。
上記構成とすることによって、上ガイド4の突出部6と下ガイド5の突出部7の間に、竹や潅木などの被切断物を位置させた状態で、支持杆1の先端を先方に押し出すと、回転刃2が被切断物に当接して切り込みが行なわれる。このとき、回転刃2が被切断物に当接することによって刈払機に作用する反力が、被切断物を下ガイド5の突出部7に押し付けるように作用し、刈払機が跳ね返されることなく安定する。この状態で、回転刃2を先方に押し出して行くと、竹や潅木などの被切断物が切断され、切断された竹や潅木は回転刃2の上面を滑って回転刃2の回転の下流側に排出される。
請求項2記載の発明は、具体的な構成として、上ガイド4を刈払機の支持杆1もしくはヘッド部3に固定する。一方、下ガイド5は上ガイド4に対して着脱自在とする。これにより、下ガイド5を取り外すと上ガイド4のみが装着された状態となり、通常の下草刈りなどに利用する。このとき、下ガイド5が草刈りの邪魔になることがなく、上ガイド4は刈取った草が飛散するのを防止し、被切断物を集積させるガイド手段として機能させることが可能である。
上ガイド4及び下ガイド5は、回転刃2の上方位置と下方位置に配置するのではなく、回転刃2の上方位置に配置し、その先方部分を折り返すことによって形成することもできる。
すなわち、請求項3記載の発明は、回転刃2の上方位置に竹や潅木などの被切断物を導入することができる間隔を隔てて、一対のガイド杆27,28を配置する。一対のガイド杆27,28は、基端部を支持杆1などの固定部材に固定するとともに、一対のガイド杆27,28にはそれぞれ先方に突出する突出部29,30を形成する。この突出部29,30の双方もしくはいずれか一方には、回転刃2よりも下方位置において基方に折り返す折り返し部29a,30aを形成する。
請求項4記載の発明は、左右一対のガイド杆27,28のうち、回転刃2の回転方向の下流側に位置するガイド杆28の突出部30の突出寸法を、回転刃2の回転方向の上流側に位置するガイド杆27の突出部29の突出寸法よりも大きくすることである。
請求項5記載の発明は、左右一対のガイド杆27,28の突出部29,30に形成する折り返し部29a,30aを、傾斜部29b,30bを有するそり形状としたこと、請求項6記載の発明は、左右一対のガイド杆部27,28を一体に形成し、支持杆1などの固定部材に対して着脱自在とすることである。
請求項1記載の本発明刈払機用ガイド装置によれば、竹や潅木といった比較的太く、回転刃2の回転力の反力によって跳ね返されるようなものであっても、回転刃2の回転による反力は、被切断物を下ガイド5の突出部7に押し付けるように作用し安定する。そのため刈払機全体、換言すれば回転刃2を先方に押し出すことによって、安全かつ容易に比較的太い竹や潅木を切断することができる。このとき、切断された被切断物は、回転刃2の上面を滑って円滑に排出され、下ガイド5の突出部と回転刃2の間に噛み込むようなことがなく、能率的に作業を進めることができる。
請求項2記載の発明によれば、下ガイド5を取り外すことによって通常の雑草などを刈るための刈払機として利用することができる。このとき、上ガイド4は切断された被切断物が飛散するのを防止し、刈取った雑草などをなるべく片側に寄せるガイドとして機能させ、刈り払い作業後の掃除に便利なものとして活用することができる。
なお、上ガイド4を、刈払機の支持杆1やヘッド部3に着脱自在とするとともに、上ガイド4に対して下ガイド5を着脱自在とすれば、現在使用中の汎用の刈払機を利用して竹や潅木を安全かつ能率的に切断することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様に、竹や潅木といった比較的太く、回転刃2の回転力の反力によって跳ね返されるようなものであっても、回転刃2の回転によって発生する反力は、被切断物をガイド杆28の突出部30に押し付けるように作用し安定する。そのため刈払機全体、換言すれば回転刃2を先方に押し出すことによって、安全かつ容易に比較的太い竹や潅木を切断することができる。このとき、ガイド杆28の突出部30は、折り返し部30aを有するため、被切断物は回転刃による切断位置の上下二箇所で支持されて刈払機の振れを低減し、安定した切断作業が可能となる。
請求項4記載の発明によれば、被切断物の取り込みを円滑に行い、切断に際して被切断物を安定良く支持することができる。請求項5記載の発明によれば、潅木の伐採などの作業以外にも、雑草刈りなどの刈り払い作業に際して、回転刃が地面に食い込むことなく、地面に対して滑らすように安定良く移動させることができる。請求項6記載の発明によれば、ガイド杆全体を一体とすることによって取扱いが容易となり、作業能率を向上させることができる。
以下、本発明に係る刈払機用ガイド装置の、好ましい実施形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1は、ガイド装置を取り付けた刈払機全体の斜視図、図2は図1に示す刈払機の先端部分のみの平面図、図3はガイド装置のみの斜視図である。
図1に示す刈払機は、支持杆1の基端部にエンジン8やモータなどの回転駆動手段を備えるとともに、支持杆1の先端部にギアーを内蔵したヘッド部3を設け、該ヘッド部3にチップソーなどの回転刃を装着するものである。これにより、作業者は支持杆1を持って先端に装着した回転刃2を地面に沿って動かすことにより、雑草の刈り払い作業、山林の下刈り作業などを行う。
支持杆1の先端部分には、線材を折曲することによって形成したガイド装置を装着している。図2及び図3から理解されるように、ガイド装置は線材を折曲形成した上ガイド4と、同じく線材を折曲形成した下ガイド5とで構成し、上ガイド4は固定金具9,9によって支持杆1に対して着脱自在としている。
上ガイド4の後半部は回転刃2の上方位置において、回転刃2の後方外周縁を周回する如く半円状に折曲し、支持杆1との取り付け部10,10を形成し、該取り付け部10に固定金具9を取り付けている。上ガイド4の前半部は、回転刃2の回転の上流側、すなわち左回転をしている回転刃の中心より左側に、回転刃2の外周縁より大きく突出する突出部6を形成し、突出部6を形成した上ガイド4の線材は、回転刃2の中心に位置するヘッド部3を迂回し、回転刃の右側において回転刃2を横断している。上ガイド4の横断部4aは、回転刃2の後方を周回させた周回部に連続し一体に形成される。
下ガイド5は、回転刃2の下方位置において回転刃2の左右方向に掛け渡し、その両端部分を上ガイド4の対向位置に、ビス11,11で着脱自在に固定させるようにしている。線材を折曲形成する下ガイド5の前半部は、回転刃2の回転の下流側、すなわち左回転をしている回転刃の中心より右側において、回転刃2の外周縁より大きく突出する突出部7を形成している。下ガイド5の突出部7と上ガイド4の突出部6は、支持杆1の延長方向である回転刃2の中心を挟んで一定幅Wを保持して被切断物Aの導入部12を形成している。導入部12の幅Wは、少なくとも切断しようとする竹などの比較的太い被切断物を、自由に通過させることができる幅である。
上記ガイド装置を備えた刈払機を用いて、竹などの被切断物を切断するには、被切断物を導入部12から導入させ、刈払機を被切断物に向けて押し出す。刈払機を前方に押し出すと、図4に示すように被切断物Aが回転刃2に当たり、回転刃2の外周縁に形成したチップや鋸刃といった切刃によって切断が開始される。回転刃2の矢印方向の回転によって、被切断物Aを右方向に押し出す力が作用するが、被切断物は固定位置にあるため、反力として刈払機は左方向に振られる。このとき、回転刃2の下に位置する下ガイド5の突出部7が被切断物Aに押し当てられて支持される。したがって、安定した状態で切断が進行し、作業者は回転刃2を装着した刈払機のヘッド部3を前方に押し出すだけで、竹などの切断作業を安全に進めることが可能となる。
図示実施形態では、刈払機を前方に押し出して被切断物の切断作業を行うようにしているが、刈払機を左右方向に移動させて切断作業を行う場合は、突出部6や7は側方に向けて形成することになる。
切断が完了すると、切断された被切断物Aは回転刃2の上面を滑るように押されて排出される。このとき刈払機は、下ガイド5の突出部7が被切断物Aの切り残された地上部分に支えられることになり、切断作業が完了した途端に刈払機が振られるような危険性がなく安全に切断作業を完了することができる。このように、安定した状態で安全に作業を進めることができるため、一本の竹などの切断作業が完了すると、直ちに次ぎの切断作業に安全に移行することができ、能率的に作業を進めることができる。
下ガイド5を上ガイド4に固定しているビス11,11を緩め、下ガイド5を取り外すと、回転刃2を地上部に沿わせて移動させる雑草などの刈り払い作業に際し、下ガイド5が邪魔にならない。したがって通常の刈り払い作業を支障なく、進めることができる。このとき、上ガイド4の後半部は、回転刃2の外周を周回しているため安全カバー(安全ガード)として作業者の安全がはかれるとともに、切断されて回転刃2の上面に落ちた雑草などの細かい被切断物が、上ガイドの横断部4aによってせき止められ、被切断物をなるべく飛散させないように作用させることができる。さらに、前方に突出している突出部6は、刈り払い作業に際し、切断しようとする草などを寄せ集めるように作用させることができる。したがって、上ガイド4の横断部4aは、草などができるだけ集まるように湾曲形成しておくのが好ましい。
図1ないし図4に示す実施形態では、上ガイド4及び下ガイド5を、それぞれ線材で構成しているが、図5および図6に示すように鋼板など、丈夫な板状部材で形成することもできる。図5及び図6に示す実施形態の上ガイド13は、円形の中心部分に回転軸が通過する軸孔15を穿設するとともに、軸孔15の少し外方に四つの取り付け孔16,16を配置し、後半部は回転刃2よりも大径の略半円状に形成している。上ガイド13の前半部は、前記図1ないし図4に示す実施形態と同様、図面上の左側前方に向けて突出する突出部17を形成するとともに、上ガイド13の中央部及び右側部分は、中心よりやや前方位置において横方向に切断し、回転刃2を横断する横断部13aを形成している。すなわち、略半円を基本形状とし、左側に突出部17を形成している。
略半円形である上ガイド13の後半部には、外鍔18を形成し、該外鍔に複数の取り付け孔19を穿設している。以上述べた上ガイド13は、軸孔15に刈払機のヘッド部3から突出する回転軸を通過させ、取り付け孔16を利用してヘッド部3の鍔部20にボルト21で固定する。
一方、下ガイド14の中央部および左側部分は、円形中心よりも後方の位置において横方向に切断し、右側にのみ突出部22を形成している。略半円形である下ガイド14の後半部には、回転刃2が自由に回転するように上ガイド13と一定間隔を保持できる立ち上がり部23を形成し、その上端に、前記上ガイド13に形成した外鍔18と対応する外鍔24を形成するとともに、外鍔24に前記上ガイドの取り付け孔19に対応する取り付け孔25を形成している。これにより、取り付け孔19と取り付け孔25にボルト26,26を通して締め付けることにより、上ガイド13と下ガイド14を組立てることができ、又ボルト26を取り除くことによって下ガイド14を取り外すことができる。
この実施形態では、回転刃2の後半部分が上ガイド13と下ガイド14で完全に閉塞され、回転刃が露出しないためより安全である。
上ガイド13の突出部17と下ガイド14の突出部22は、回転刃2の中心を挟んで一定幅Wの間隔を保持して被切断物の導入部12を形成すること、導入部12の幅が少なくとも竹などの被切断物が通過する幅Wであること、あるいは竹や潅木といった被切断物を切断する場合の上ガイド13及び下ガイド14の働きは、先に説明した図1ないし図4に示す実施形態の場合と同様である。
図7ないし図9は、本発明のさらに別の実施形態を示すもので、図7は斜視図、図8は平面図、図9は側面図である。この実施形態に係るガイド装置は、回転刃2の上方位置において、竹や潅木などの被切断物を導入することができる間隔、すなわち一定幅Wで配置した一対のガイド杆27,28によって構成している。図示例では、線材を組み合わせて接合し、一体に形成した状態の実施形態を示しているが、線材以外に板材を組み合わせて構成するものであってもよい。
回転刃2の上方位置において、左右に一定間隔で配置されるガイド杆27と28は、その基端部において一体的に接合されるとともに、ガイド杆27,28の先方は、図8に示すように回転刃2の外周縁よりも外方に延長させて突出部29,30を形成している。突出部29,30は、それぞれ回転刃2の下方位置に折り返され、折り返し部29a,30aを備えている。折り返しの態様は、半円弧状に折り返すものであってもよいが、図示実施形態においては、小さな円弧で折り返し、傾斜部29b,30bを介して水平な折り返し部29a30aとすることによって、そり形状としている。折り返し部29a,30aの先端は、下端部を斜めに切除して小さな後端傾斜部29c,30cを形成している。折り返し部は、ガイド杆27,28のいずれか一方、例えば回転刃2の回転方向の下流側に位置する突出部30にのみ折り返し部30aを形成するものであってもよい。いずれにしても、ガイド杆27,28の双方もしくはいずれか一方は、図9に示すように回転刃2の上方位置から回転刃の周縁を抱き込むように下方位置に折り返えされる。
左右のガイド杆27,28の突出寸法は、同じであってもよいが、図示実施形態においては、回転刃2の回転の上流側に位置するガイド杆27の突出寸法を小さく、回転刃2の回転の下流側に位置するガイド杆28の突出寸法を大きく形成している。これにより、被切断物の取り込みを適度に行い、被切断物の支持を確実に行わせることができる。
ガイド杆27と28は基端部において接合されるとともに後方に延長させて取り付けネジ部31を形成するとともに、ガイド杆27と28の上面に補強杆32,33を接合している。さらに、補強杆32と33を接合するとともに、補強杆33は後方に延長させて取り付けネジ部34を形成している。しかして、取り付けネジ部31と取り付けネジ部34に装着した固定具35、36で刈払機の支持杆1を挟持させ、ナット37を締め付けることによって、ガイド装置全体を着脱自在としている。
上記図7ないし図8に示すガイド装置は、図2に示す実施形態のガイド装置と同等の機能を有する。すなわち、図2の突出部6は、図7に示す実施形態の突出部29に対応し、図2の突出部7は、図7の突出部30の折り返し部30aに対応する。このとき、図7に示す実施形態では、回転刃2の回転方向の下流側に位置するガイド杆30が折り返し構造であるため、被切断物は上下二箇所で支持される。そして、支持の中間位置において回転刃2によって切断されるため、切断抵抗の反力が均等に掛かり、刈払機に回転モーメントが作用することがない。すなわち、刈払機が振れずに、安定良く使用することができる点で相違する。
さらに、ガイド杆29,30の折り返し部29a,30aをそり形状としていることによって、折り返し部29a,30aを接地させた状態で安定よく滑らせることができ、地表面から一定寸法位置を移動させることができる。したがって、地表からの刈取り寸法が一定する状態で、雑草やブッシュなどの刈り払い作業を能率的に進めることができる。また、折り返し部の後端部にも、後端傾斜部29c,30cを形成してあるため、刈払機を先方(切断作業方向であって、前方もしくは左右方向)に移動させる際、地表面に引っ掛かることなく、後戻りさせることが可能である。
別の利用方法として、そり形状のガイド杆の突出部分を、例えば塀や礎石などの障害物に当接させて移動させることによって、回転刃2が障害物に直接接触することなく安全に際刈り作業を行うことができる。このように、本発明では竹や潅木を安全に切断することができるだけでなく、通常の刈り払い作業においても、安全かつ能率的に作業を進めることができる特長がある。
図示実施形態においては、回転刃2の上方位置に配置する一対のガイド杆27,28のいずれにも、折り返し部29a,30aを形成しているが、いずれか一方のガイド杆にのみ折り返し部を形成するものであってもよい。すなわち、回転刃2の、回転の下流側のガイド杆28にのみ折り返し部を形成するものであっても、潅木などの切断を安定良く行うことができ、回転刃2の、回転の上流側のガイド杆27にのみ折り返し部を形成するものでは、刈払機を滑らすためのガイドとして機能させることができる。
図1は、ガイド装置を取り付けた刈払機全体の斜視図、 図2は、図1に示す刈払機の先端部分のみの平面図、 図3は、ガイド装置のみの斜視図、 図4は、被切断物の切断時における切断状況を示す概略図、 図5は、別の実施形態のガイド装置を取り付けた刈払機の先端部分のみの平面図、 図6は、図5に示す実施形態のガイド装置のみの斜視図、 図7は、さらに別の実施形態のガイド装置のみの斜視図、 図8は、図7に示すガイド装置の平面図、 図9は、図7に示すガイド装置の側面図である。
符号の説明
1…支持杆、 2…回転刃、 3…ヘッド部、 4…上ガイド、 4a,13a…横断部、 5…下ガイド、 6,7…突出部、 8…エンジン、 9…固定金具、 10…取り付け部、 11…ビス、 12…導入部、 13…上ガイド、 14…下ガイド、 15…軸孔、 16…取り付け孔、 17…突出部、 18…外鍔、 19…取り付け孔、 20…鍔部、 21…ボルト、 22…突出部、 23…立ち上がり部、 24…外鍔、 25取り付け孔、 26…ボルト、 27,28…ガイド杆、 29,30…突出部、 29a,30a…折り返し部、 29b,30b…傾斜部、 29c,30c…後端傾斜部、 31,34…取り付けネジ部、 32,33…補強杆、 35,36…固定具、 37…ナット。

Claims (6)

  1. 支持杆の先端に回転刃を装着するヘッド部を備え、該ヘッド部に装着した回転刃によって草や潅木を切断する刈払機において、回転刃の上方位置に上ガイドを、回転刃の下方位置に下ガイドを配置し、回転刃の上方位置に配置する上ガイドには回転刃の回転の上流側において先方に突出する突出部を形成するとともに、回転刃の下方位置に配置する下ガイドには回転刃の回転の下流側において先方に突出する突出部を形成し、上ガイドの突出部と下ガイドの突出部とは竹や潅木などの被切断物を導入することができる間隔を隔てて配置したことを特徴とする刈払機用ガイド装置。
  2. 上ガイドは、刈払機の支持杆もしくはヘッド部に固定し、上ガイドに対して下ガイドを着脱自在に装着することを特徴とする請求項1記載の刈払機用ガイド装置。
  3. 支持杆の先端に回転刃を装着するヘッド部を備え、該ヘッド部に装着した回転刃によって草や潅木を切断する刈払機において、回転刃の上方位置に竹や潅木などの被切断物を導入することができる間隔を隔てて一対のガイド杆を配置し、該一対のガイド杆は基端部を支持杆などの固定部材に固定するとともに、一対のガイド杆にはそれぞれ先方に突出する突出部を形成し、該突出部の双方もしくはいずれか一方に、回転刃よりも下方位置において基方に折り返す折り返し部を形成したことを特徴とする刈払機用ガイド装置。
  4. 左右一対のガイド杆のうち、回転刃の回転方向の下流側に位置するガイド杆の突出部の突出寸法が、回転刃の回転方向の上流側に位置するガイド杆の突出部の突出寸法よりも大きいことを特徴とする請求項3記載の刈払機用ガイド装置。
  5. 左右一対のガイド杆の突出部に形成する折り返し部は、折り返し部分が傾斜部を有するそり形状としたことを特徴とする請求項3又は4記載の刈払機用ガイド装置。
  6. 左右一対のガイド杆は一体に形成し、支持杆などの固定部材に対して着脱自在としたことを特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載の刈払機用ガイド装置。
JP2006301915A 2004-06-29 2006-11-07 刈払機及び刈払機用ガイド装置 Expired - Fee Related JP4224548B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006301915A JP4224548B2 (ja) 2004-06-29 2006-11-07 刈払機及び刈払機用ガイド装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004190971 2004-06-29
JP2006301915A JP4224548B2 (ja) 2004-06-29 2006-11-07 刈払機及び刈払機用ガイド装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005036406A Division JP2006042797A (ja) 2004-06-29 2005-02-14 刈払機用ガイド装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007020588A true JP2007020588A (ja) 2007-02-01
JP2007020588A5 JP2007020588A5 (ja) 2008-04-24
JP4224548B2 JP4224548B2 (ja) 2009-02-18

Family

ID=37782158

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006301915A Expired - Fee Related JP4224548B2 (ja) 2004-06-29 2006-11-07 刈払機及び刈払機用ガイド装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4224548B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1971022A2 (en) 2007-03-13 2008-09-17 Itoh Denki Co., Ltd. Brake-controllable brushless motor
JP2008289444A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Kobayashi Tekkosho:Kk 草刈機用用具及びそれを備える草刈機
JP2011182784A (ja) * 2010-02-09 2011-09-22 Masao Yamashita 刈払機
JP2015043697A (ja) * 2013-08-27 2015-03-12 栄 杉山 携帯草刈機の刈刃用保護部材
CN104429307A (zh) * 2014-10-27 2015-03-25 宁夏天纵泓光余热发电技术有限公司 多功能牧草收割机
WO2016099003A1 (ko) * 2014-12-17 2016-06-23 김도균 예취기용 날
JP6093953B1 (ja) * 2016-06-13 2017-03-15 三郎 金田 刈払機のアタッチメント取付装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1971022A2 (en) 2007-03-13 2008-09-17 Itoh Denki Co., Ltd. Brake-controllable brushless motor
US7816877B2 (en) 2007-03-13 2010-10-19 Itoh Denki Co., Ltd. Brake-controllable brushless motor
JP2008289444A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Kobayashi Tekkosho:Kk 草刈機用用具及びそれを備える草刈機
JP2011182784A (ja) * 2010-02-09 2011-09-22 Masao Yamashita 刈払機
JP2015043697A (ja) * 2013-08-27 2015-03-12 栄 杉山 携帯草刈機の刈刃用保護部材
CN104429307A (zh) * 2014-10-27 2015-03-25 宁夏天纵泓光余热发电技术有限公司 多功能牧草收割机
WO2016099003A1 (ko) * 2014-12-17 2016-06-23 김도균 예취기용 날
JP6093953B1 (ja) * 2016-06-13 2017-03-15 三郎 金田 刈払機のアタッチメント取付装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4224548B2 (ja) 2009-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4224548B2 (ja) 刈払機及び刈払機用ガイド装置
JP2007020588A5 (ja)
US4202094A (en) Rotary machine attachment
JP2006042797A (ja) 刈払機用ガイド装置
US9468143B2 (en) Grass blade for a trimmer
US4278133A (en) Attachments for lawn edgers
US5407012A (en) Portable handheld edge cutter
US8590166B1 (en) Debris deflector and knife for string trimmer
JP4405579B1 (ja) 樹木造形用円形中空回転刃部品
JP5712466B2 (ja) 芝刈機
US20120261148A1 (en) Machete rake
EP3379917B1 (en) Collection assembly for a power device
JP5830067B2 (ja) 携帯草刈機の刈刃用保護部材
JP3103013U (ja) 刈払い機における草刈り刃の高さ維持装置
JP3236143U (ja) チェーンソー用ガイド装置
KR102547624B1 (ko) 다목적 양손 예초기
US20050050873A1 (en) Tractor mountable brush cutting device
JP2872980B2 (ja) 芝生根切り具
JP2007209317A (ja) 刈払機及び刈払機用隅切り保護具
JP2011036185A (ja) バリカン式刈刃装置
WO2007091925A1 (en) A portable tool comprising an engine placed at one end of an elongated tube and a working tool placed in the opposite end.
JP3038103U (ja) 熊手付き草削り器
JPH0755867Y2 (ja) 小型エンジン作業機
JP2007166987A (ja) 芝刈機
JP3002953U (ja) 刈り払い機の草捲き付き防止用刈り刃

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061117

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071113

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080423

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080619

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080924

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081016

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121205

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131205

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees