JP3038103U - 熊手付き草削り器 - Google Patents

熊手付き草削り器

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JP3038103U
JP3038103U JP1996012452U JP1245296U JP3038103U JP 3038103 U JP3038103 U JP 3038103U JP 1996012452 U JP1996012452 U JP 1996012452U JP 1245296 U JP1245296 U JP 1245296U JP 3038103 U JP3038103 U JP 3038103U
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JP
Japan
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rake
tip
handle
blade
shaving blade
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1996012452U
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English (en)
Inventor
中 満 田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanaka Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Tanaka Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】雑草等を削り取る作業を能率的、簡便にするた
めに、削り器に小形の熊手を一体に組み付けるについ
て、片手操作でT形の削り刃と小形の熊手とを簡単・迅
速に使い分けることができ、一方を使用するときに他方
ができるだけ邪魔にならないよう、削り刃に対する小形
の熊手の配置を工夫することを課題とする。 【解決手段】柄1の先端に下向きにほぼL形になるよう
に削り刃2を固定し、その柄1の背中に熊手3を上向き
にして固定し、削り刃2の先端と熊手3の先端とをほぼ
揃え、熊手3の位置をワンタッチで自由に変えることの
できるように構成した熊手付き草削り器。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は草削り器に関するものであり、花壇や庭の雑草を削り取る作業を能 率的、簡便にするとともに、塀や樹木、庭石の根元まで綺麗に削り取り、熊手で 綺麗に掻き出すことができるものである。
【0002】
【従来の技術】
花壇や庭の雑草を削り取る作業は片手使いの小さなT形の削り取り器を使って なされ、削り取った雑草や枯れ草、落ち葉等を小さな熊手を使って掻き集めて清 掃する。これがこれまでの花壇や庭の草削り作業の大方のやり方である。この作 業はT形の削り取り器を右手(利き手)に持ち、左手に小さな熊手(以下これを 単に「熊手」という)を持って行なうことになるので、両手が塞がっているので 、草花を掻き分け、押し退ける必要があるときは、いちいち削り取り器または熊 手の一方を手放さなければならないのでこれらの作業を能率的に行なうことがで きず、疲労する。このために左手の熊手を手放して左手を空けて草花を掻き分け るなどの付随的な手作業を行なうことになるので、熊手を見失ったり、熊手を取 りに動くことになりかねない。このような不便を解消するにはT形の削り取り器 に熊手を取付けて一体化すれば便利であることは想到できることであるが、T形 の削り取り器にどのような位置関係をもって組み付けるかによって、実際の使い 勝手が全く異なり、場合によっては、T形の削り取り器による削り取り作業も、 熊手による掻き集め作業もともに不便であることもあり、ブロック塀や樹木、庭 石の根元の草の削り取り作業、掻き出し作業においても特に不便を来す。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
以上の草削り作業における実際上の問題認識を前提として、削り器に小形の熊 手を一体に組み付けるについて、片手操作でT形の削り刃と小形の熊手とを簡単 ・迅速に使い分けることができ、一方を使用するときに他方ができるだけ邪魔に ならないように、削り刃に対する小形の熊手の配置を工夫することをその課題と するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題解決のために講じた手段は次の要素(イ)〜(ロ)によって構成され るものである。 (イ)柄の先端に下向きにほぼL形になるように削り刃を固定し、その柄の背中 に熊手を上向きにして固定したこと、 (ロ)削り刃の先端と熊手の先端とをほぼ揃え、熊手の位置をワンタッチで自由 に変えることのできるようにしたこと。
【0005】
【作 用】
柄の先端に下向きにほぼL形になるように削り刃を固定し、その柄の背中に熊 手を上向きにして固定したことによって柄を握ったままで180度回転させるこ とによって、削り刃と熊手とを選択的に下向きにすることができ、柄を180度 回転させる操作は片手で簡単・容易に行なえる。したがって、削り刃と熊手との 使い分けは簡単・容易であり、削り取りと掻き出し、掻き集めの一連の作業を容 易、かつ能率的に行なうことができる。 また、削り器の柄の背中に熊手を上向きにしてクリップ等の締着具により締着 自在に取付けることにより、該クリップ等の締着具をワンタッチで緩め該熊手の 位置を削り器の柄に沿って自由に変えることができる。 そして、削り刃を使うときは該削り刃の先端と熊手の先端をほぼ揃えて固定す ることによって、熊手の先端が塀や樹木に突っ掛かって熊手が邪魔になることは ない。したがって、削り刃の先端を塀や樹木、庭石の根元に近接させることがで き、これらの根元の草を削り取ることができる。 また、熊手を使うときは、熊手を下向きにし、ワンタッチで締着具を緩め、削 り器の柄に沿って熊手全体を前方に移動し、締着具で該熊手を上記柄の先端に締 着固定する。そのとき熊手は削り刃よりも前方に移動突出しているので、熊手を 塀や樹木、庭石の根元に接近させることができ、これらの根元の引っ掻き作業を 何ら支障なく行うことができる。
【0006】
【実 施 例】
次いで削り刃を下向きにして、削り刃を使う場合を示す図1を参照しつつ一実 施例を説明する。 この実施例の熊手付き草削り器は約38cmで、その柄1はパイプ材であり、 柄1の先端がL字状に下向きに曲げられて(約80度)いて、その下端に削り刃 2の右端が捩子止めして固定されている。この削り刃2の刃先の長さL1は約1 3cmであり、最大幅bは約5cmである。他方、熊手3は多数の線材4を左右 対称に扇形に開かせたものであり、その全長L2は約26cmであり、先端の幅 cは約13cmである。そして熊手3の先端は柄1の先端の削り刃2とほぼ面一 になっている。また、この熊手3は10本の線材4からからなり、各線材4はそ の先端がL字状に上方に約100度に屈曲しており、端部の高さhは約3.5c mである。柄1の背面のほぼ中央に断面L形の支持金具5が捩子止めして固定さ れており、その立上り部5aに一定間隔で設けた孔に線材4を通して支持させて いる。さらに各線材4の後端は止め金具6に固定されており、この止め金具6は 止め捩子によって柄1の背面に固定されている。また、柄1の後端はゴム製のグ リップ7(直径約3cm、長さ約10cm)によって被覆されている。 削り刃2は柄1の中心から右側に幅d(約2cm)だけ張り出しており、した がって削り刃2の左側への張り出し長さは約11cmである。他方熊手3の左右 振り分け幅は約6.5cmである。このことから削り刃2は左方に熊手3の左側 端から約4.5cm張り出し(L3)、また、熊手が右方に削り刃の右側端から 約4.5cm張り出していることになる。以上の関係は図1に示す平面形状にお いてのことであるが、熊手を使うとき、すなわち熊手3を下向きにしたときの熊 手3の削り刃2に対する張り出し方向は、削り刃を使う場合と同様に左方に張り 出した関係になるので、削り刃2の側端を使って塀、樹木、庭石の根元の草を削 り、これを熊手3の側端部を使って掻き出すという一連の作業が非常にやり易い 。 さらに、熊手を下向きにして、該熊手を使う場合を他の実施例について図2を 参照しつつその概略を説明する。 この実施例の熊手付き草削り器の柄1もパイプ材であり、柄1の先端にはL字 状に上向きに曲げられ(約80度)た幅広の削り刃が固定されており、その削り 刃2は柄1に左右対称に取り付けられている。 また、熊手3は竹またはプラスチック製の線条材4からなり、各線条材4はそ の先端がL字状に下方に約100度に屈曲されており、端部の高さは約3.5c mである。熊手3を構成する各線条材4のほぼ中央は支持部材10で支持されて おり、さらに各線条材4の後端は止め具11で結着されている。該止め具11は ワンタッチで締着を緩め得る締着具12で柄1に取り付けられている。したがっ て、熊手3は該締着具12をワンタッチで緩めることにより柄1に沿って前後に 移動可能に設けられている。また、柄1の後端はゴム製のグリップ7によって被 覆されている。 この実施例の場合、熊手3を下向きにして熊手3の先端を削り刃2の先端より 前方に突出させて、即ち、削り刃2が邪魔にならないようにして、削り取った雑 草や枯れ葉等を塀や樹木、庭石等の根元からも掻き集めて清掃できる。 また、削り刃2を使うときは、熊手3を柄1に取り付けている締着具12をワ ンタッチで緩め、該熊手3を柄1に沿って後方に移動させて、熊手3の先端と削 り刃2の先端をほぼ揃えて熊手3を柄1に締着し、削り刃2を下向きにして削り 作業をする。 なお、熊手3を多数の線材(線条材)4で構成したのは草削り器の軽量化を図 る上で有利であるためであるが、鋼板等の金属板を扇形に打ち抜いたものの先端 に串歯を設け、この串歯をほぼ100度の角度に曲げたものとすることもできる 。この場合は、金属板に多数の長孔を設けて余分な部分を落として軽量化を図る ことが望ましい。また、この金属板に代えて熊手をプラスチック製とすることも できる。
【0007】
【効 果】
この考案は、作用の項において詳細に説明した通りの特有の作用・効果を生じ たものであり、市販の草削り器に、熊手を付加するについて、その削り刃と熊手 との配置関係を解決手段の通りに工夫したことにより、草削りと掻き出し、掻き 集めの一連の作業を、この草削り器を片手で操作しながら簡単に、能率的に行な うことができる。 削り刃と熊手との組み合わせについては、柄の先端を伸縮させて、削り刃を熊 手に対して前後方向に移動させて、互いに邪魔にならないようにすることも一つ の工夫であり、また、削り刃を折り畳み可能にして、熊手を使うときに邪魔にな らず、また削り刃を使うときに熊手が邪魔にならないようにするのも一つの工夫 であるが、これらの操作は常に面倒であるばかりでなく、草削り器の機構を複雑 にし、可動部を必要とするのでその製造コストがかさみ、重くなることが避けら れず、さらに耐久性に劣る。これに対して本考案は、削り刃を固定し、熊手を単 純に固定または締着自在にしたものとし、両者の形状と配置の相対関係をそれぞ れ工夫したものであるから、その実施のためのコスト増が全くなく、極めて安価 に製造でき、さらに可及的に重量増加を抑え、耐久性の低下を回避することがで きるものである。これは本考案の大きな利点である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の側面図である。
【図2】本考案の他の実施例の側面図である。
【符号の説明】
1・・・柄 2・・・削り刃 3・・・熊手 4・・・熊手3の線材(線条材) 5・・・支持金具 5a・・・立上がり部 6・・・止め金具 7・・・グリップ 10・・・支持部材 11・・・止め具 12・・・締着具 L1・・・削り刃2の刃先の長さ L2・・・熊手3の全長 L3・・・削り刃2の熊手3に対する左方への張り出し
長さ b・・・削り刃2の最大幅 c・・・熊手3の先端の幅 d・・・柄1の中心から右方への削り刃2の張り出し長
さ h・・・熊手3の端部の高さ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】柄の先端に下向きにほぼL形になるように
    削り刃を固定し、その柄の背中に熊手を上向きにして固
    定し、 削り刃の先端と熊手の先端とをほぼ揃えた熊手付き草削
    り器。
  2. 【請求項2】柄の先端に下向きにほぼL形になるように
    削り刃を固定し、その柄の背中に熊手を上向きにして固
    定し、 削り刃の先端と熊手の先端とをほぼ揃え、熊手の位置を
    ワンタッチで自由に変えることのできる熊手付き草削り
    器。
JP1996012452U 1996-11-22 1996-11-22 熊手付き草削り器 Expired - Lifetime JP3038103U (ja)

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ID=43172793

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0655006A (ja) * 1992-08-07 1994-03-01 Mitsuhiro Takeda 汚泥集排方法及び装置
KR100928648B1 (ko) * 2008-03-27 2009-11-30 송의현 진동식 다용도 농기구

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JPH0655006A (ja) * 1992-08-07 1994-03-01 Mitsuhiro Takeda 汚泥集排方法及び装置
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