JP2008288753A - 多段中継システム - Google Patents

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JP2008288753A JP2007130178A JP2007130178A JP2008288753A JP 2008288753 A JP2008288753 A JP 2008288753A JP 2007130178 A JP2007130178 A JP 2007130178A JP 2007130178 A JP2007130178 A JP 2007130178A JP 2008288753 A JP2008288753 A JP 2008288753A
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Kenji Izawa
賢二 井澤
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Abstract

【課題】本発明は、移動局および各々の中継局からの信号を、移動局の位置に関係なく適切な信号レベルで後段の中継局に送信することによって安定したレベルの信号が基地局に入力され、さらに、中継局数の増加による自動利得制御の時間の遅れがない多段中継システムを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明による多段中継システムは、基地局7と移動局(1、2)とを中継する中継局(4、5、6)が多段でつながっている多段中継システムであって、各々の中継局(4、5、6)内に設けられ、中継局(4、5、6)に入力された信号レベルを所定のレベルで出力するように制御するAGC制御部10と、隣接する中継局(4、5)間に設けられ、後段の中継局に入力された信号レベルに基づいて前段の中継局のAGC制御部10を制御する局間AGC制御部14とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、多段中継機能を用いた無線システムに関する。
図3は、一般的な多段無線中継システムの構成図である。図3に示すように、多段無線中継システムでは、移動1局1、移動2局2、移動n局3のそれぞれから出力された電波が、多段中継局である中継1局4、中継2局5、中継N局6を介して基地局7に送信される。動作の一例として、移動n局3から出力された電波は、中継N局6、中継2局5、中継1局4を介して基地局7に送信される。また、このような無線システムは複数の周波数を使用しており、各々の中継局に備えられた増幅器は複数周波数共用である。
図4は、従来の多段中継無線システムのブロック図である。図4に示すように、各々の中継局には、AGC(Automatic Gain Control:自動利得制御)用増幅器8、AGC用減衰器9、AGC制御部10が備えられている。例えば中継2局5は、移動1局1から中継1局4を介して送信されてきた電波と、移動2局2から出力された電波とを受信しているとする。移動2局2が中継2局5に近接した場合において、中継2局5には移動2局2から大きな信号レベルの電波が入力されるため、中継2局5のAGC制御部10はAGC用減衰器9によって減衰量を増やすか、AGC用増幅器8の増幅量を減らすような制御をする。一方、移動2局2が中継2局5から遠方に離れた場合において、中継2局5には移動2局2から小さな信号レベルの電波が入力されるため、中継2局5のAGC制御部10はAGC用減衰器9によって減衰量を減らすか、AGC用増幅器8の増幅量を増やすような制御をする。
図5は、他の従来の多段中継無線システムのブロック図である。図5に示すように、基地局7の前には上り回線用の方向性結合器11が備えられており、基地局7へ入力される信号レベルを回線状況検出部12で検出し、検出結果に応じてAGC制御部13が各々の中継局のAGC増幅器8およびAGC用減衰器9を制御することによって、基地局7に入力される信号レベルが適切なレベルになるようにする。例えば、基地局7に入力される信号レベルが高い場合は、AGC用減衰器9によって減衰量を増やすかAGC用増幅器8の増幅量を減らす。一方、基地局7に入力される信号レベルが低い場合は、AGC用減衰器9の減衰量を減らすかAGC用増幅器8の増幅量を増やす。このように、基地局7に入力される信号レベルを回線状況検出部12で検出し、検出結果に応じて中継局のAGC制御を行なう方法がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−22895号公報
図4に示した従来の多段中継無線システムでは、移動1局1から中継1局4を経て中継2局5に送信される信号レベルは一定であるのに対して、移動2局2から中継2局5に送信される信号レベルは、移動2局2と中継2局5との距離によって変化する。例えば、移動2局2が中継2局5に近接した場合は、中継2局5に入力される信号レベルが大きいのでAGC制御部10によって信号レベルが小さくなるように制御されるが、中継1局4から適切なレベルで入力された信号も小さくなってしまうという問題がある。また、移動2局2が中継2局5にから遠方に離れた場合でも、中継2局5に入力される信号レベルが小さいのでAGC制御部10によって信号レベルが大きくなるように制御されるが、中継1局4から適切なレベルで入力された信号も大きくなってしまうという問題が生じる。
また、図5に示した他の従来の多段中継無線システムでは、多段中継局数を増加させると、中継局の増加分だけ回線状況を検出する時間が遅れるため、AGC制御部13によって各々の中継局のAGC増幅器8およびAGC減衰器9を制御する時間が遅れてしまうという問題がある。なお、特許文献1のシステムを多段中継無線システムに適用した場合であっても、同様の問題が生じる。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたもので、移動局および各々の中継局からの信号を、移動局の位置に関係なく適切な信号レベルで後段の中継局に送信することによって安定したレベルの信号が基地局に入力され、さらに、中継局数の増加による自動利得制御の時間の遅れがない多段中継システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明による多段中継システムは、基地局と移動局とを中継する中継局が多段でつながっている多段中継システムであって、隣接する中継局内に設けられ、中継局に入力された信号レベルを所定のレベルで出力するように制御する自動利得制御部と、各々の中継局間に設けられ、後段の中継局に入力された信号レベルに基づいて前段の中継局の自動利得制御部を制御する局間自動利得制御部とを備えることを特徴とする。
本発明は、請求項1に記載のように、基地局と移動局とを中継する中継局が多段でつながっている多段中継システムであって、自動利得制御部は各々の中継局内に設けられて中継局に入力された信号レベルを所定のレベルで出力するように制御し、局間自動利得制御部は隣接する中継局間に設けられて公団の中継局に入力された信号レベルに基づいて前段の中継局の自動利得制御部を制御するので、移動局および各々の中継局からの信号を、移動局の位置に関係なく適切な信号レベルで後段の中継局に送信することによって安定したレベルの信号が基地局に入力され、さらに、中継局数の増加による自動利得制御の時間の遅れがないようにすることができる。
本発明の実施形態について、図面に基づいて以下に説明する。
〈実施形態1〉
図1は、本発明の実施形態による多段中継システムのブロック図である。本発明の実施形態1では、各々の中継局にAGC制御部10を備えるとともに、隣接する中継局間に局間AGC制御部14を備えることを特徴としている。図1に示すように、移動1局1から出力された電波は、多段中継局である中継1局4、中継2局5、中継N局6を介して基地局7に送信される。図1では一例として中継1局4および中継2局5を制御する局間AGC制御部14を備えたシステムとしている。なお、局間AGC制御部14の配置は、全ての中継局間であっても、任意の中継局間であってもよい。局間AGC制御部14は、後段の中継局である中継2局5に入力された信号レベルに基づいて、前段の中継局である中継1局4のAGC制御部10を制御している。
中継1局4のAGC制御部10は、移動1局1から出力された信号レベルを中継2局5に適切な信号レベルで出力するように制御する。したがって中継2局5には、中継1局4で最適なレベルに制御された信号が入力されており、中継2局5のAGC制御部10によって最適なレベルに制御された信号が後段の中継局に送信される。例えば、移動2局2が中継2局5に近接した場合において、移動2局2から大きな信号レベルの電波を受信する中継2局5は、適切なレベルの信号を後段に送信するために、AGC制御部10の制御によってAGC減衰器9にて減衰量を増やすかAGC増幅器8にて増幅量を減らす。このとき、局間AGC制御部14は、移動2局2から送信されてきた電波のレベルに応じて中継1局4のAGC制御部10を再度制御し、中継1局4から出力される信号レベルをAGC増幅器8によって増やしてから中継2局5に送信する。このような制御を行なうことによって、中継器1局4および移動2局2から送信されてきた信号は、両方とも適切なレベルで中継2局5より後段の中継局に送信することが可能となる。
一方、移動2局2が中継2局5から遠方に離れた場合において、移動2局2から小さな信号レベルの電波を受信する中継2局5は、適切なレベルの信号を後段に送信するために、AGC制御部10の制御によってAGC減衰器9にて減衰量を減らすかAGC増幅器8にて増幅量を増やす。このとき、局間AGC制御部14は、移動2局2から送信されてきた電波のレベルに応じて中継1局4のAGC制御部10を再度制御し、中継1局4から出力される信号レベルをAGC減衰器9によって減らしてから中継2局5に送信する。このような制御を行なうことによって、中継器1局4および移動2局2から送信されてきた信号は、両方とも適切なレベルで中継2局5より後段の中継局に送信することが可能となる。
以上のことから、移動局および各々の中継局からの信号を、移動局の位置に関係なく適切な信号レベルで後段の中継局に送信することによって安定したレベルの信号が基地局に入力され、さらに、中継局数の増加による自動利得制御の時間の遅れがない多段中継システムとなる。
〈実施形態2〉
図2は、本発明の実施形態による多段中継システムのブロック図である。実施形態1では中継局間を有線でつないで局間AGC制御部14によって制御を行なっていたが、実施形態2では中継局間を無線でつないで局間AGC制御部14によって制御を行なうことを特徴としている。図2に示すように、局間AGC制御部14は中継2局5内に設けられており、基地局7から移動2局2への下り回線を使用することによって中継1局4のAGC制御部10を再度制御し、中継1局4から送信される信号レベルを適切なレベルにしている。具体的に、局間AGC制御部14から下り回線を用いた信号の送信は、中継2局5の上り回線に備えられた局間AGC制御部14から同じ中継2局5の下り回線に有線にて送信され、その後、下り回線である無線にて中継2局5から中継1局4へ信号を送信する。そして、中継1局4内の下り回線から同じ中継1局4内のAGC制御部10へ有線にて信号が送信される。その他の動作については実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
以上のことから、中継局間が無線であっても、移動局および各々の中継局からの信号を、移動局の位置に関係なく適切な信号レベルで後段の中継局に送信することによって安定したレベルの信号が基地局に入力され、さらに、中継局数の増加による自動利得制御の時間の遅れがない多段中継システムとなる。
本発明の実施形態による多段中継システムのブロック図である。 本発明の実施形態による多段中継システムのブロック図である。 一般的な多段無線中継システムの構成図である。 従来の多段中継無線システムのブロック図である。 従来の多段中継無線システムのブロック図である。
符号の説明
1 移動1局、2 移動2局、3 移動n局、4 中継1局、5 中継2局、6 中継N局、7 基地局、8 AGC用増幅器、9 AGC用減衰器、10 AGC制御部、11 方向性結合器、12 回線状況検出部、13 AGC制御部、14 局間AGC制御部。

Claims (4)

  1. 基地局と移動局とを中継する中継局が多段でつながっている多段中継システムであって、
    隣接する前記中継局内に設けられ、前記中継局に入力された信号レベルを所定のレベルで出力するように制御する自動利得制御部と、
    各々の前記中継局間に設けられ、後段の前記中継局に入力された信号レベルに基づいて前段の前記中継局の前記自動利得制御部を制御する局間自動利得制御部と、
    を備えることを特徴とする、多段中継システム。
  2. 前記中継局の各々は、有線によってつながれていることを特徴とする、請求項1に記載の多段中継システム。
  3. 前記中継局の各々は、無線によってつながれていることを特徴とする、請求項1に記載の多段中継システム。
  4. 前記局間自動利得制御部は前記中継局内に設けられ、上り回線において使用したときに、前段の前記中継局の前記自動利得制御部への制御は下り回線を使用することを特徴とする、請求項3に記載の多段中継システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013015619A1 (en) * 2011-07-27 2013-01-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for processing audio signal and audio signal output apparatus adopting the same

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