JP2008288399A - 軸受とこれを使用した実装機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は部品に作用する衝撃力を低減できる軸受とこれを使用した実装機を提供することを目的とする。
【解決手段】回転軸11の外周と外側ケーシング10の内周との間に配置されて気密された気密エリア30に、第1の気体供給口25を介して気体29を供給し、回転軸11の内周面と上下軸12の外周面の間に形成された静圧軸受用隙間23に、回転軸11に形成された第2の気体供給口27a〜27dを介して気密エリア30から気体29を供給するので、回転軸11と上下軸12の間の摩擦係数を小さくすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は各種の実装機の装着ヘッドなどに使用される軸受に関するものである。
図13(a)に示す部品供給位置1に供給された部品2を、図13(h)に示す基板搬送経路の上の基板3の実装位置4に実装する実装機では、次の工程で運転されている。
先ず、図13(b)に示すように、部品供給位置に供給された部品2に向かって装着ヘッド5が降下し、装着ヘッド5のノズル6が部品2を吸着して、図13(c)に示すように装着ヘッド5が部品供給位置から上昇する。
次いで、図13(d)に示すように、ノズル6が吸着保持している部品2の姿勢をカメラ7で撮像して認識する。認識した吸着保持中の部品の姿勢と前記実装位置4における部品方向に応じて、図13(e)に示すようにノズル6をその軸芯回り(矢印8方向)に回転させて、前記実装位置4に適合するように部品2の向きを修正する。
部品を吸着保持している装着ヘッド5は、図13(f)に示した基板3の前記実装位置4に向かって水平方向に移動し、図13(g)に示すように装着ヘッド5が前記基板3に向かって降下し、吸着保持していた部品2を基板3の実装位置4に搬送し、ノズル6による吸着保持を解除して、図13(h)に示すように装着ヘッド5が上昇して一つの部品2の実装が完了する。
この実装工程中において、装着ヘッド5が図13(f)から図13(g)に示すように基板3に向かって降下して、部品2が基板3に押し付けられた際に、部品2を破損しないように、ノズル6は装着ヘッド本体に対してその軸芯方向(矢印9方向)に移動自在に支持されている。
特許文献1などに示されている装着ヘッドの構造を図14(a)に示す。
この装着ヘッドは、外側ケーシング10と、外側ケーシング10の内側に配置された回転軸11と、回転軸11の内側に配置された上下軸12を有している。回転軸11はベアリング13a,13bを介して外側ケーシング10に取り付けられており、外側ケーシング10に対して回転軸11は回転自在である。上下軸12はその質量を打ち消すように固定側としての外装ケーシング10との間にスプリング14を介装して支持されるとともに、回転軸11と上下軸12の間の摩擦力を低減することを目的として、回転軸11と上下軸12の間にボールスプライン15が設けられている。
このように構成した装着ヘッドは、外側ケーシング10に対して回転軸11を回動させると、上下軸12が回転軸11とともにその軸芯回り(矢印8方向)に回動する。上下軸12の先端で部品2を吸着保持し、装着ヘッドの全体を基板3に向けて降下させて、図14(b)に示すように部品2が基板3に当接してから、装着ヘッドが図14(c)に示す位置で停止するまでの間には制御誤差16が存在している。これを緩衝するために、ボールスプライン15が設けられており、装着ヘッドの降下量の駆動制御に制御誤差16があっても上下軸12と回転軸11がボールスプライン15によって相対的にスライドして退避し、部品2に作用する衝撃力を軽減している。
特開平8−279697号公報
近年は、抵抗素子等のチップ部品の小型化が進み、実装寸法が400μm×200μmの0402部品の採用が進んできている。今後益々その形状の部品は使用が増加すると思われ、部品に作用する衝撃力をさらに小さくすることが要求されている。
また、チップ部品がさらに小型化していく傾向にあり、衝撃力を低下させる技術は重要な技術である。部品が小型化していくと、部品内蔵基板が進んでくるが、その場合には、同様に、部品を基板の中に内蔵される場合に、衝撃力が重要な要素となる。
このことは、チップ部品の実装の場合だけでなく、フリップチップボンダーでも同様であって、100μmの厚みを遥かに下回る50μmもしくはそれ以下のチップが出てきている。CUP(Circuit under pad)構造の採用やパッドピッチの縮小化で、層間膜の脆弱化で、前記衝撃力の低下は必要な技術となってきている。
また、ダイボンダなどの実装機でも、より衝撃力をすることができるものが要求されているのが現状である。
本発明は、部品に作用する衝撃力を従来品に比べて低減できる軸受とこれを使用した実装機を提供することを目的とする。
本発明の請求項1記載の軸受は、外側ケーシングと、前記外側ケーシングの内側に配置され前記外側ケーシングに対して軸芯の回りに回転駆動される回転軸と、前記回転軸の内側に配置され前記軸芯の方向にスライドする上下軸と、前記回転軸の外周と前記外側ケーシングの内周との間に配置されて気密された気密エリアを形成するシール手段とを設け、前記回転軸の内周面と前記上下軸の外周面の間に静圧軸受用隙間を形成し、前記気密エリアに、前記外側ケーシングに形成された第1の気体供給口を介して気体を供給し、前記静圧軸受用隙間に、前記回転軸に形成された第2の気体供給口を介して気体を供給したことを特徴とする。
本発明の請求項2記載の軸受は、請求項1において、第1の気体供給口の前記外側ケーシングの内周側の開口は、前記気密エリアを取り巻くよう形成された環状溝であることを特徴とする。
本発明の請求項3記載の軸受は、請求項1において、第2の気体供給口の前記回転軸の内周側の開口よりも大きな断面積の気体保持室を第2の気体供給口の途中に設けたことを特徴とする。
本発明の請求項4記載の軸受は、部品を部品供給部から装着ヘッドで保持し、基板上に実装もしくは装着する実装機において、前記装着ヘッドの回転軸並びに前記回転軸の内側に配置され先端で部品を保持し上下方向にスライド可能な上下軸に請求項1乃至3の内の一つに記載の軸受を使用したことを特徴とする。
本発明の請求項5に記載の実装機は、外側ケーシングと、前記外側ケーシングの内側に配置され前記外側ケーシングに対して軸芯の回りに回転駆動される回転軸と、前記回転軸の内側に配置され前記軸芯の方向にスライドする上下軸とを有する装着ヘッドを備え、実装すべき部品を前記上下軸の先端で保持し、前記上下軸で保持された部品の姿勢とこの部品の実装位置での姿勢とに応じて前記外側ケーシングに対して前記回転軸を介して前記上下軸をその軸芯回りに回動させ、実装位置と前記装着ヘッドを相対移動させて前記部品を実装位置に搬送し、前記部品を介して前記上下軸が前記実装位置に衝突した反作用で前記上下軸が前記回転軸に対して前記軸芯の方向にスライドして退避するように、前記回転軸の外周と前記外側ケーシングの内周との間に形成された気密エリアに、前記外側ケーシングに形成された第1の気体供給口を介して気体を供給し、前記回転軸の内周面と前記上下軸の外周面の間に形成された静圧軸受用隙間に、前記気密エリアから前記回転軸に形成された第2の気体供給口を介して気体を供給することを特徴とする。
本発明によると、回転軸の外周と外側ケーシングの内周との間に配置されて気密された気密エリアに、外側ケーシングに形成された第1の気体供給口を介して気体を供給し、回転軸の内周面と上下軸の外周面の間に形成された静圧軸受用隙間に、回転軸に形成された第2の気体供給口を介して気密エリアから気体を供給するので、外装ケーシングに対する回転軸の回動位置が変化しても静圧軸受用隙間に気体を供給することができ、従来品に比べて回転軸と上下軸の間の摩擦係数を小さくすることができ、この軸受を実装機の装着ヘッドに採用した場合には、部品に作用する衝撃力を従来品に比べて低減できる。
以下、本発明の各実施の形態を図1〜図12に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1〜図4は本発明の実施の形態1を示す。
図1に示す装着ヘッド5Aは、外側ケーシング10の内側に、外側ケーシング10に対して軸芯の回りに回動できるようにベアリング13a,13bを介して回転軸11が取り付けられている。
外側ケーシング10の天井部に取り付けられたモータ17の出力軸は、減速器18を介して回転軸11の上面の中心に連結されており、モータ17の駆動によって外側ケーシング10に対して回転軸11がベアリング13a,13bによってガイドされながら回動し、回転軸11のその時々の回動位置は位置検出器19で検出されている。
回転軸11の内側の凹部11aには前記軸芯の方向にスライドする上下軸12が設けられており、上下軸12の下端は外側ケーシング10の外側に突出している。上下軸12の上端は、上下軸12の質量を打ち消すように引っ張り型のスプリング20を介して回転軸11に連結されている。また、この例では、上下軸12がノズル6として作用する場合を示しており、上下軸12の下端に吸着口22が形成されている。吸着口22は上下軸12の下端において吸着ホース21を介して圧力源としての真空源に連結されている。
図2に示すように、回転軸11の凹部11aは水平断面形状が四角形で、この凹部11aに静圧軸受用の隙間23(数ミクロン程度)をあけて係合した上下軸12の形状も四角形であって、回転軸11の回動と一体に上下軸12も回動する。
外側ケーシング10の内周には、環状溝24が形成されており、環状溝24は第1の気体供給口としての第1の連通孔25を介して外部接続口26に接続されている。環状溝24に対応して回転軸11には、回転軸11の凹部11aに連通する第2の気体供給口としての第2の連通孔27a,27b,27c,27dが形成されている。
外側ケーシング10の内周面と回転軸11の外周面の間には、環状溝24から第2の連通孔27a,27b,27c,27dへエアーを気密状態で送れるように、シール手段としてのエアシール28a,28bが前記軸芯方向に互いに離れて配置されている。ここではOリングをエアシール28a,28bとして使用したが、Yパッキンで構成することもできる。
このように構成したため、外部接続口26から供給されたエアー29は、エアシール28a,28bで挟まれた環状溝24の気密エリア30に第1の連通孔25を介して供給され、環状溝24の気密エリア30から第2の連通孔27a,27b,27c,27dを介して隙間23に、外側ケーシング10に対して回転軸11が何れの回動位置にあってもエアーが供給されて放出されているため、回転軸11と上下軸12の間に静圧軸受を構成できる。この場合の実装衝撃力の発生の様子を図4に示す。比較例として、図3には回転軸11と上下軸12の間にボールスプライン15の軸受を設けた従来品の場合の実装機における実装衝撃力の発生の様子を示す。
図3(a)(b)(c)に示す比較例は、図14(a)(b)(c)の実装工程を模式図で表したものであり、図3(a)は初期状態、図3(b)は基板3への当接状態、図3(c)は上下軸12がボールスプライン15によって退避したフローティング状態である。
静摩擦係数μ0、動摩擦係数をμ1とする。H0は上下軸12の質量mによる重力をキャンセルするスプリング14の引っ張り力である。図3(b)において装着ヘッドは速度Vで基板3に部品2を介して当接する。このときの、部品2に作用する力Fは、
F = mv/t + mg + Pμ0 + H0
になる。tは、Vが変化した場合のその時の時間を表す。
この場合には、“mg+H0”でバランスが取れるように設計できる。それ以外に、“mv/t+Pμ0”が大きな要因になる。この場合、Vの速度を低速にすると、ダメージは小さくなるが、Pμ0は、与圧Pと静摩擦係数μ0に依存する。ボールスプライン15を使用した場合には、Pμ0を小さくすることが難しい。よって、接触時の被把持物にかかる力Fが、被対象物にダメージを与える。
また、前記装着ヘッドが基板3に部品2を介して当接後、図3(b)〜(c)の時に部品2に作用する力Fは、
F = mg + Pμ1 + H1
が発生し、Pμ1が重要になる。また、上下軸12は退避するため、“mg+H1”の値も関係してくる。図3(d)は実装工程の時に、部品2に作用する力Fの変化をグラフ化したものである。
図4(a)は初期状態、図4(b)が基板3への当接状態、図4(c)は上下軸12が静圧軸受によって退避したフローティング状態である。ここでのPは、エアーで押す力をそのように定義する。図4(d)は実装工程の時に、部品2に作用する力Fの変化をグラフ化したものであって、実線が静圧軸受の場合であり、仮想線は図3に示したボールスプラインの場合であって、この場合には、上下軸12へのボールスプラインの場合の与圧Pより、静圧軸受の場合のエアー圧による押圧Pが小さくなる。しかも、静摩擦係数と動摩擦係数の両方が、ボールスプラインを使う場合より静圧軸受の方が少なくなり、大幅に初期の衝撃力も、速度がゼロ近傍になった時点での衝撃力も低減できる。
(実施の形態2)
図5〜図7は本発明の実施の形態2を示す。
実施の形態1において回転軸11の凹部11aは水平断面形状が四角形で、上下軸12の形状も四角形であったが、図5に示す別の例のように回転軸11の凹部11aと上下軸12ともに、角部を面取りした形状に構成することもできる。
また、図6に示す別の例のように回転軸11の凹部11aと上下軸12ともに、五角形以上の多角形に構成することもできる。27a〜27fは第2の連通孔である。
また、図7に示す別の例のように回転軸11の凹部11aと上下軸12ともに、円形で、回転軸11と上下軸12の一方に他方に設けた溝31に係合する突起32を形成して構成することもできる。
(実施の形態3)
図8と図9は本発明の実施の形態3を示す。
実施の形態1においては回転軸11のエアー流路は、第2の連通孔27a〜27dが形成されているだけであったが、この実施の形態3では、回転軸11内の全周囲にわたるエアー保持室33が、共通の気体保持室として第2の連通孔27a〜27dの途中に設けた点が異なっている。エアー保持室33は、第2の連通孔27a〜27dの前記回転軸11の内周側の開口よりも大きな断面積であって、安定した圧力のエアーを確保し、摩擦の少ない静圧軸受を構成している。
(実施の形態4)
図10は本発明の実施の形態4を示す。
実施の形態3においては、引っ張り型のスプリング20が回転軸11と上下軸12の間に介装されていたが、上下軸11の途中に形成した鍔部34と外側ケーシング10との間に、上下軸12の質量を打ち消すように圧縮型のスプリング20bを介装している点だけが異なっている。
なお、ここでは図3に示した実施の形態3の場合を例に挙げて説明したが、実施の形態1または実施の形態2においても同様に実施できる。
(実施の形態5)
図11は本発明の実施の形態5を示す。
実施の形態4においては、上下軸12の下端に吸着ホース21が接続されていたが、この実施の形態5では、回転軸11の上面の中心に歯車35の中心を一致させて取り付け、この歯車35を、外側ケーシング10に取り付けられたモータ17の出力軸に取り付けられた歯車36に噛合させて回転軸11を回動させると共に、上下軸12の上端が、回転軸11の上面に形成された孔11bと、歯車35に形成された孔35bと、外側ケーシング10の天井部に形成された孔10bとを通して、外側ケーシング10の外部に延設されている。
また、実施の形態4においては、上下軸12の下端において吸着ホース21が吸着口22に連結されていたが、この実施の形態5では、上下軸12の下端から上端にわたって内部通路12bが形成されており、上下軸12の上端において内部通路12bが吸着ホース21に連結されている。
このように構成したため、上下軸12の下端の吸着口22の付近に吸着ホース21を連結する必要がないため、回動する上下軸12における吸着ホース21の取り回しが実施の形態4の場合に比べて容易である。
なお、ここでは図10に示した実施の形態4の場合を例に挙げて説明したが、実施の形態1〜実施の形態3においても同様に実施できる。
(実施の形態6)
図12は本発明の実施の形態6を示す。
実施の形態5においては、上下軸12の鍔部34と外側ケーシング10との間に介装した圧縮型のスプリング20bだけで、上下軸12の質量を打ち消していたが、この実施の形態6では、上下軸12の上端に設けたシリンダ装置37と圧縮型のスプリング20bとで、上下軸12の質量を打ち消すように構成されている点だけが異なっている。
シリンダ装置37は、上下軸12の上端に被されたシリンダ室37aと、このシリンダ室37aを圧力源に接続するバルブ37bと、バルブ37bを記憶部37cの記憶内容に基づいて制御して補正圧力を発生させる制御部37dとで構成されている。記憶部37cの記憶内容は、上下軸12の初期状態の位置が目的の位置になるように初期設定されている。
上記の各実施の形態のうちで、エアー保持室33を設けたものについては、例えば図8に仮想線で示すように、エアー保持室33から隙間23にエアーを供給するように回転軸11に孔27xを設け、上下軸12の軸芯方向に沿って配列された複数の孔から上下軸12の周面に向かってエアーを噴射することによって、上下軸12の傾きの低減に有効である。
なお、上記の各実施の形態では部品を吸着保持して実装位置にマウントする場合を例に挙げて説明したが、部品を吸着保持するのではなくて、ロボットハンド,開閉爪などの別の把持手段で部品を保持して実装位置にマウントする実装機や、フリップチップボンダーや、ダイボンダなどの実装機でも同様に実施することができる。
本発明は、薄型化されて脆弱化している各種部品を実装時の衝撃力から保護することができ、製品の歩留の向上に寄与することができる。
本発明の実施の形態1の縦断面図 図1のX−XX断面図 比較例の衝撃力の説明図 実施例の衝撃力の説明図 本発明の実施の形態2の水平断面図 別の実施例の水平断面図 更に別の実施例の水平断面図 本発明の実施の形態3の縦断面図 図8のX−XX断面図 本発明の実施の形態4の縦断面図 本発明の実施の形態5の縦断面図 本発明の実施の形態6の縦断面図 一般的な部品実装の工程図 従来の実装ヘッドの構成図
符号の説明
5A 装着ヘッド
10 外側ケーシング
11 回転軸
11a 回転軸11の内側の凹部
12 上下軸
13a,13b ベアリング
17 モータ
18 減速器
19 位置検出器
20 引っ張り型のスプリング
20b 圧縮型のスプリング
21 吸着ホース
22 吸着口
23 静圧軸受用の隙間
24 環状溝
25 第1の連通孔(第1の気体供給口)
26 外部接続口
27a,27b,27c,27d 第2の連通孔(第2の気体供給口)
27x 孔
28a,28b エアシール(シール手段)
29 エアー
30 気密エリア
31 溝
32 突起
33 エアー保持室
34 上下軸12の鍔部
35,36 歯車
37a シリンダ室
37b バルブ
37c 記憶部
37d 制御部

Claims (5)

  1. 外側ケーシングと、
    前記外側ケーシングの内側に配置され前記外側ケーシングに対して軸芯の回りに回転駆動される回転軸と、
    前記回転軸の内側に配置され前記軸芯の方向にスライドする上下軸と、
    前記回転軸の外周と前記外側ケーシングの内周との間に配置されて気密された気密エリアを形成するシール手段と
    を設け、前記回転軸の内周面と前記上下軸の外周面の間に静圧軸受用隙間を形成し、
    前記気密エリアに、前記外側ケーシングに形成された第1の気体供給口を介して気体を供給し、
    前記静圧軸受用隙間に、前記回転軸に形成された第2の気体供給口を介して気体を供給した
    軸受。
  2. 第1の気体供給口の前記外側ケーシングの内周側の開口は、前記気密エリアを取り巻くよう形成された環状溝である
    請求項1記載の軸受。
  3. 第2の気体供給口の前記回転軸の内周側の開口よりも大きな断面積の気体保持室を第2の気体供給口の途中に設けた
    請求項1記載の軸受。
  4. 部品を部品供給部から装着ヘッドで保持し、基板上に実装もしくは装着する実装機において、
    前記装着ヘッドの回転軸並びに前記回転軸の内側に配置され先端で部品を保持し上下方向にスライド可能な上下軸に請求項1乃至3の内の一つに記載の軸受を使用した
    実装機。
  5. 外側ケーシングと、
    前記外側ケーシングの内側に配置され前記外側ケーシングに対して軸芯の回りに回転駆動される回転軸と、
    前記回転軸の内側に配置され前記軸芯の方向にスライドする上下軸と
    を有する装着ヘッドを備え、
    実装すべき部品を前記上下軸の先端で保持し、前記上下軸で保持された部品の姿勢とこの部品の実装位置での姿勢とに応じて前記外側ケーシングに対して前記回転軸を介して前記上下軸をその軸芯回りに回動させ、実装位置と前記装着ヘッドを相対移動させて前記部品を実装位置に搬送し、
    前記部品を介して前記上下軸が前記実装位置に衝突した反作用で前記上下軸が前記回転軸に対して前記軸芯の方向にスライドして退避するように、前記回転軸の外周と前記外側ケーシングの内周との間に形成された気密エリアに、前記外側ケーシングに形成された第1の気体供給口を介して気体を供給し、前記回転軸の内周面と前記上下軸の外周面の間に形成された静圧軸受用隙間に、前記気密エリアから前記回転軸に形成された第2の気体供給口を介して気体を供給する
    実装機。
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