JP2008288121A - シールドコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】シールド部材を簡単かつ確実に組み付けることができ、長期に亘って良好なシールド性を発揮することができるシールドコネクタを提供する。
【解決手段】シールドコネクタ1は、コネクタハウジング2と、シールドシェル3と、編組線41と、シールドリング5と、カバー6とを備えている。シールドシェル3は、コネクタハウジング2に装着される。編組線41は、コネクタハウジング2から導出される電線13を覆う。シールドリング5は、弾性変形して拡径されて内部にシールドシェル3と編組線41とを通した後に弾性復元力によって縮径してシールドシェル3との間に編組線41を挟んで保持する。カバー5は、シールドリング5の外周に重ねられてシールドリング5を縮径する方向に変形させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電線を覆うシールド部材に接続した導電性のシールドシェルを有してノイズ等をアースさせるシールドコネクタに関する。
移動体としての自動車には、多種多様な電子機器が搭載される。前記自動車は、前記電子機器に電力や制御信号等を伝えるために、ワイヤハーネスを配索している。ワイヤハーネスは、複数の電線と、コネクタとを備えている。電線は、導電性の芯線と、該芯線を被覆する絶縁性の被覆部とを備えた所謂被覆電線である。
コネクタは、端子金具と、コネクタハウジングとを備えている。端子金具は、導電性の板金等からなり、電線接続部と、電気接触部とを備えている。電線接続部には、前述の電線が電気的及び機械的に接続される。電気接触部は、コネクタに嵌合する相手側のコネクタや各種の電子機器等の端子金具の電気接触部と電気的及び機械的に接続する。
コネクタハウジングは、絶縁性の合成樹脂等からなり、筒状に形成されている。コネクタハウジングには、端子金具を収容する端子収容室が設けられている。端子収容室は、直線上に延びた孔(空間)である。
前述した電線は、例えば、シールド部材としての編組線で覆われて、外部から電気的にシールドされることがある。編組線は、導電性の金属材料等からなる素線が編まれる等して、全体として筒状に形成されている。編組線は、種々の構造によってコネクタハウジングに固定される(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたシールドコネクタは、前記コネクタハウジングと、前記編組線と、該コネクタハウジングとの間に編組線を挟んで固定する固定部材と、該コネクタハウジングに装着されるシールドシェルとを備えている。
コネクタハウジングの後端部には、位置決め用や係止用の複数の突起が設けられている。固定部材は、導電性の材料からなり、略コ字状に形成されている。固定部材には、コネクタハウジングの位置決め用の突起が通される孔が設けられている。固定部材は一対設けられ、前述した孔にコネクタハウジングの突起が通された状態で一対の固定部材が係合して筒状になってコネクタハウジングの外周に配される。シールドシェルは、導電性の材料からなり、筒状に形成されている。シールドシェルには、コネクタハウジングの係止用の突起が通される孔が設けられ、該孔にコネクタハウジングの突起が通されてシールドシェル内にコネクタハウジングが保持される。
前述した構成のシールド固定部を組み立てる際には、まず、コネクタハウジングの後端部に編組線の端末部分を被せ、該端末部分の先端部を残した部分に一対の固定部材を装着する。このとき、コネクタハウジングの突起をそれぞれの固定部材の孔に挿入し、コネクタハウジングと固定部材との間に編組線を挟みこんで一対の固定部材を係合させる。
そして、編組線の該先端部を固定部材の外表面上に反転させて反転部を形成し、この状態のコネクタハウジングをシールドシェル内に挿入する。すると、該反転部とシールドシェルの後端部内面とが接触して編組線がシールドシェルと接触し、シールド固定部が組み立てられる。
特開2004−327100号公報
しかしながら、前述した構成のシールド固定部においては、編組線をコネクタハウジングに被せる際に編組線がコネクタハウジングの突起に引っ掛かることがあるので、編組線を被せる際の作業性が悪かった。また、固定部材の孔を編組線の上からコネクタハウジングの突起に係合させたり、固定部材で編組線を挟みつつ一対の固定部材を係合させたりするので、固定部材を装着する際の作業性が悪かった。さらに、編組線に反転部を形成するのに手間がかかり、該反転部が外側に膨らむ等してシールドシェルに挿入しにくいので、コネクタハウジングをシールドシェルに挿入する際の作業性が悪かった。以上のように、シールド固定部を組み立てる作業全体において手間が増加する傾向にあった。
さらに、合成樹脂からなるコネクタハウジングが土台となって編組線とシールドシェルとが接触するので、コネクタハウジングの経時的な収縮等がある場合に編組線の接触性が低下する虞があった。
したがって、本発明の目的は、シールド部材を簡単かつ確実に組み付けることができ、長期に亘って良好なシールド性を発揮することができるシールド固定部を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された本発明は、コネクタハウジングに装着される導電性のシールドシェルと、前記コネクタハウジングから導出される電線を覆う柔軟なシールド部材と、径が拡縮するように弾性変形自在であるとともに拡径されて内部に前記シールドシェルと前記シールド部材とを通した後に弾性復元力によって縮径することで前記シールドシェルとの間に前記シールド部材を挟んで保持する第一のリング部材と、前記第一のリング部材の外周に重ねられる第二のリング部材とを備え、前記第一のリング部材が、両端部が重なるように形成されるとともに、前記第二のリング部材が、前記第一のリング部材の両端部の間隔よりも広い間隔で設けられた一対の係合部を有して前記第一のリング部材を縮径する方向に変形させることを特徴としたシールドコネクタである。
請求項2に記載された本発明は、請求項1に記載されたシールド固定部において、前記第一のリング部材が、両端部が重なるように形成された本体部と、前記両端部の先端から立設した一対のフランジ部とを備えたことを特徴としたシールドコネクタである。
請求項3に記載された本発明は、請求項2に記載されたシールド固定部において、前記一対の係合部が、一方のフランジ部が挿入される第一の溝部と、他方のフランジ部が挿入される第二の溝部とから構成されていることを特徴としたシールドコネクタである。
請求項4に記載された本発明は、請求項3に記載されたシールド固定部において、前記第一の溝部の前記第二の溝部寄りの内面に、前記一方のフランジ部の挿入方向に向かうにしたがって前記第二の溝部から離れる方向に傾斜したテーパ面が設けられていることを特徴としたシールドコネクタである。
請求項5に記載された本発明は、請求項3または請求項4に記載されたシールド固定部において、前記第一の溝部が、前記第一の溝部内に挿入された前記一方のフランジ部と係合する弾性アームを備えたことを特徴としたシールドコネクタである。
請求項6に記載された本発明は、請求項1ないし請求項5のうちいずれか一項に記載されたシールド固定部において、前記シールドシェルに、前記第一のリング部材が突き当てられる段部が設けられていることを特徴としたシールドコネクタである。
請求項7に記載された本発明は、請求項1ないし請求項6のうちいずれか一項に記載されたシールド固定部において、前記シールドシェルに、前記第一のリング部材を係止する係止部が設けられていることを特徴としたシールドコネクタである。
請求項1に記載した本発明によれば、コネクタハウジングに装着される導電性のシールドシェルと、コネクタハウジングから導出される電線を覆う柔軟なシールド部材と、径が拡縮するように弾性変形自在であるとともに拡径されて内部にシールドシェルとシールド部材とを通した後に弾性復元力によって縮径することでシールドシェルとの間にシールド部材を挟んで保持する第一のリング部材と、第一のリング部材の外周に重ねられる第二のリング部材とを備え、第一のリング部材が、両端部が重なるように形成されるとともに、第二のリング部材が、第一のリング部材の両端部の間隔よりも広い間隔で設けられた一対の係合部を有して第一のリング部材を縮径する方向に変形させるので、シールド部材はシールドシェルと第一のリング部材との間に簡単に仮固定されるとともに、第二のリング部材によって確実に本固定される。
請求項2に記載した本発明によれば、第一のリング部材が、両端部が重なるように形成された本体部と、該両端部の先端から立設した一対のフランジ部とを備えているので、第一のリング部材は、一対のフランジ部を互いに近づけることで拡径し一対のフランジ部を互いに遠ざけることで縮径する。
請求項3に記載した本発明によれば、一対の係合部が、一方のフランジ部が挿入される第一の溝部と、他方のフランジ部が挿入される第二の溝部とから構成されているので、一方のフランジ部を第一の溝部に挿入し他方のフランジ部を第二の溝部に挿入することで、シールドシェルとの間にシールド部材を挟んだ第一のリング部材はさらに縮径する方向に簡単に変形する。
請求項4に記載した本発明によれば、第一の溝部の第二の溝部寄りの内面に、一方のフランジ部の挿入方向に向かうにしたがって第二の溝部から離れる方向に傾斜したテーパ面が設けられているので、一方のフランジ部は該テーパ面上を摺動して一対のフランジ部は一対のフランジ部の間隔より広い間隔を隔てた第一の溝部及び第二の溝部に容易に挿入される。
請求項5に記載した本発明によれば、第一の溝部が、該第一の溝部内に挿入された一方のフランジ部と係合する弾性アームを備えているので、弾性アームが一方のフランジ部と係合すると、一方のフランジ部は第一の溝部内において一定範囲内で変位自在である。
請求項6に記載した本発明によれば、シールドシェルに第一のリング部材が突き当てられる段部が設けられているので、シールドシェルに装着された第一のリング部材に第二のリング部材を装着する際に第一のリング部材が変位することがない。
請求項7に記載した本発明によれば、シールドシェルに第一のリング部材を係止する孔部が設けられているので、第一のリング部材はシールドシェルに対して係止される。
以上説明したように、請求項1に記載された本発明は、径が拡縮するように弾性変形自在であるとともに拡径されて内部にシールドシェルとシールド部材とを通した後に弾性復元力によって縮径することでシールドシェルとの間にシールド部材を挟んで保持する第一のリング部材と、第一のリング部材の外周に重ねられる第一のリング部材を縮径する方向に変形させる第二のリング部材とを備えているので、シールド部材はシールドシェルと第一のリング部材との間に簡単に仮固定されるとともに、第二のリング部材によって確実に本固定される。したがって、シールド部材を簡単かつ確実に組み付けることができる。
請求項2に記載された本発明は、第一のリング部材が本体部の両端部の先端から立設した一対のフランジ部を備えているので、第一のリング部材は一対のフランジ部を互いに近づけることで拡径し一対のフランジ部を互いに遠ざけることで縮径する。したがって、第一のリング部材を簡単に拡径させてシールドシェルの外周に配した後に、簡単に縮径させてシールド部材をシールドシェルとの間に挟んで固定することができる。
請求項3に記載された本発明は、一対の係合部が、一方のフランジ部が挿入される第一の溝部と、他方のフランジ部が挿入される第二の溝部とから構成されているので、一方のフランジ部を第一の溝部に挿入し他方のフランジ部を第二の溝部に挿入することで、シールドシェルとの間にシールド部材を挟んだ第一のリング部材はさらに縮径する方向に簡単に変形する。したがって、シールド部材を簡単かつ確実に組み付けることができる。
請求項4に記載された本発明は、第一の溝部の第二の溝部寄りの内面に一方のフランジ部の挿入方向に向かうにしたがって第二の溝部から離れる方向に傾斜したテーパ面が設けられているので、一方のフランジ部は該テーパ面上を摺動して一対のフランジ部は一対のフランジ部の間隔より広い間隔を隔てた第一の溝部及び第二の溝部に容易に挿入される。したがって、第二のリング部材を第一のリング部材に簡単に装着することができ、第一のリング部材を簡単に縮径させてシールド部材を組み付けることができる。
請求項5に記載された本発明は、第一の溝部が一方のフランジ部と係合する弾性アームを備えているので、一方のフランジ部は第一の溝部内において一定範囲内で変位自在である。したがって、使用時の振動等を吸収して耐久性を向上させることができ、長期に亘って良好なシールド性を発揮することができる。さらに、一方のフランジ部と弾性アームとの係合を外すだけでシールド固定部を簡単に分解することができる。したがって、リサイクル作業を簡単に行うことができ、環境に配慮した製品を提供することができる。
請求項6に記載された本発明は、シールドシェルに第一のリング部材が突き当てられる段部が設けられているので、シールドシェルに装着された第一のリング部材に第二のリング部材を装着する際に第一のリング部材が変位することがない。したがって、第二のリング部材を第一のリング部材に確実に装着することができ、第一のリング部材を確実に縮径させてシールド部材を固定することができる。
請求項7に記載された本発明は、シールドシェルに第一のリング部材を係止する孔部が設けられているので、第一のリング部材はシールドシェルに対して係止される。したがって、第一のリング部材をシールドシェルから外れることなく確実に装着することができる。
以下、本発明の一実施形態にかかるシールドコネクタ1を図1ないし図17を参照して説明する。本発明の一実施形態にかかるシールドコネクタ1は、図1に示すように、端子金具11と、コネクタハウジング2と、シールドシェル3と、シールド部品4と、第一のリング部材としてのシールドリング5と、第二のリング部材としてのカバー6とを備えている。
端子金具11は、導電性の金属材料等から構成され、板金等を折り曲げる等して形成されている。端子金具11は、電線接続部と、電気接触部とを一体に備えている。電線接続部には、電線13が取り付けられる。電線接続部は、電線13の芯線と電気的に接続される。電線接続部に電線13が取り付けられることで、電線13の端末がコネクタ1に取り付けられる。電気接触部は、相手側の端子金具(図示せず)と接続する。
コネクタハウジング2は、絶縁性の合成樹脂等から構成される。コネクタハウジング2は、略角筒状のアウタハウジング21と、該アウタハウジング21内に配置された円筒状のハウジング本体22とを一体に備えている。ハウジング本体22は、端子金具11を収容する複数の端子収容室23を備えている。端子収容室23は、直線状に延在した空間である。端子収容室23の両端は、ハウジング本体22の外表面に開口している。端子収容室23に端子金具11が収容されると、電線13はコネクタハウジング2から導出される。
前述した構成のコネクタハウジング2には、シールドシェル3が装着される。シールドシェル3は、ハウジング本体22内に挿入される。
シールドシェル3は、導電性の材料、例えば金属材料から構成されている。シールドシェル3は、図1に示すように、大径部31と、該大径部31に連なる小径部32と、大径部31と小径部32との間に配置される段部33と孔部34(係止部)とを備えている。
大径部31と小径部32とは、それぞれ、円筒状に形成されており、互いに同軸的即ち直列に配置されている。大径部31は、シールドシェル3が装着されるコネクタハウジング2寄りに配置されている。小径部32は、該コネクタハウジング2から離れた側に配置されている。大径部31の内径は小径部32の内径より大きく、大径部31の外径は小径部32の外径より大きい。大径部31の内径は、コネクタハウジング2のハウジング本体22の内径より若干小さくなるように設けられている。小径部32の外径は、シールド部品4の後述する編組線41の内径(図1中、右側の内径)より大きくなるように設けられている。
段部33は、大径部31の外壁と小径部32の外壁とを連結する円環状の壁であり、該それぞれの外壁と直交するように設けられている。段部33の高さは、編組線41の厚さと、カバー6の後述する筒部61の厚さとの和と略等しくなるように設けられている。シールドシェル3にシールドリング5及びカバー6が装着されると、段部33にはシールドリング5及びカバー6の端部が突き当てられる。
孔部34は、図8に示すように、段部33の近傍に設けられている。孔部34は、大径部31の外周から凹に設けられている。孔部34の平面形状は略L字状に形成されている。シールドシェル3にシールドリング5が装着されると、孔部34には、シールドリング5の後述する他方のフランジ部53の直交部53b及び該直交部53bに連なる側の平行部53aが挿入される。
前述した構成のシールドシェル3の大径部31は、コネクタハウジング2内に挿入される。また、前述した構成の小径部32の外周には編組線41の端部が被せられる。このとき、図8に示すように、段部33に該端部の先端が接するように編組線41を被せることで、シールドシェル3に被せられる編組線41の長さが常に一定に保たれる。そして、後述するように編組線41が被せられた小径部32の外周にカバー6が装着されると、大径部31の外周とカバー6の筒部61の外周とは略面一になる。
シールド部品4は、可撓性を有しかつ筒状に形成されている。シールド部品4は、編組線41と、外部シース(図示せず)とを備えている。編組線41は、導電性の金属材料等で構成される素線が編まれる等して柔軟性を有し、全体として筒状(袋状)に形成されている。
外部シースは、絶縁性の合成樹脂等から構成され、筒状(袋状)に形成されている。外部シースは、編組線41を覆っている。シールド部品4の端部では、外部シースが除去されて編組線41が露出している。
前述した構成のシールド部品4の編組線41は、内部に前述した電線13を通して該電線13を覆う。そして、編組線41は、電線13を編組線41の外部から電気的にシールドする。即ち、編組線41は、電線13から編組線41の外部に電気的なノイズが放出されることを規制するとともに、電線13に編組線41の外部の電気的なノイズが侵入することを規制する。
シールドリング5は、導電性の金属材料等から構成され、図2に示すように、帯板状の板金等を折り曲げる等してリング状に形成されている。シールドリング5は、シールドシェル3の外周に配されて、シールドシェル3との間に編組線41を挟んで固定する。シールドリング5は、本体部51と、一対のフランジ部52、53とを備えている。
本体部51は、両端部51a、51b(一端部51aと他端部51b)が重なるようにリング状に形成されている。本体部51がシールドシェル3の小径部32の外周に配されて、シールドリング5がシールドシェル3に装着される。そして、本体部51と小径部32との間に編組線41が挟まれて保持される。本体部51の一端部51a側の幅は、本体部51の他端部51b側の幅より狭く設けられている。本体部51の他端部51b側の幅は、シールドシェル3の小径部32の幅と略等しくなるように設けられている。
また、本体部51の内径は、シールドリング5が外力を受けていない初期状態(図2)で、シールドシェル3の小径部32に被せられた編組線41の外径より小さくなるように設けられている。また、本体部51の内径は、シールドリング5が後述するように弾性変形して拡径した(内外径が拡大した)状態(図3及び図6)で、シールドシェル3の小径部32に被せられた編組線41の外径より大きくなるように設けられている。
一対のフランジ部52、52は、それぞれ、本体部51の両端部51a、51bの先端からシールドリング5の外方向に向かって立設されている。一方のフランジ部52は、本体部51の一端部51aの先端から立設されている。一方のフランジ部52は、該一端部51aの幅方向に平行な平行部52aと、該平行部52aに直交する直交部52bとを備え、断面L字状に形成されている。直交部52bは、カバー6と相対する側の平行部52aの端部に連なって設けられている。シールドリング5にカバー6が装着されると、一方のフランジ部52はカバー6の後述する第一の溝部62に挿入される。
他方のフランジ部53は、本体部51の他端部51bの先端から立設されている。他方のフランジ部53は、該他端部51bの幅方向に平行な平行部53aと、該平行部53aに直交する直交部53bとを備え、断面L字状に形成されている。
平行部53aは一対設けられている。一対の平行部53aの間隔は本体部51の一端部51aの幅と略等しく設けられ、一対の平行部53aは互いの間に本体部51の一端部51aを位置付ける。直交部53bは、一対の平行部53aのうちのシールドシェル3と相対する側の平行部53aに連なり、該平行部53aのシールドシェル3と相対する側の端部に連なる。
シールドリング5がシールドシェル3に装着されると、直交部53b及び該直交部53bに連なる側の平行部53aは前述したシールドシェル3の孔部34に挿入されて、シールドリング5はシールドシェル3に対して位置決めされるとともに係止される。また、シールドリング5にカバー6が装着されると、一対の平行部53aはカバー6の後述する第二の溝部63に挿入される。
前述した構成のシールドリング5は、径が拡縮する(拡大したり縮小したりする)ように弾性変形自在である。図3及び図6に示すように、例えば、作業者が指でつまむ等して一対のフランジ部52、53を互いに近づけると、本体部51の両端部51a、51b同士が互いに離れる方向に互いの外表面を摺動して、本体部51が拡径する方向に弾性変形する。このとき、前述したように、本体部51の内径は、シールドシェル3の小径部32に被せられた編組線41の外径より大きくなる。そして、本体部51内に、シールドシェル3の小径部32と編組線41とが通される。
前述した状態から、作業者が指を離す等して一対のフランジ部52、53を互いに離すと、本体部51の両端部51a、51b同士が互いに近づく方向に互いの外表面を摺動して、本体部51が縮径する(内外径が縮小する)方向に弾性復元する。前述した初期状態(図2)での本体部51の内径はシールドシェル3の小径部32に被せられた編組線41の外径より小さいので、図7に示すように、シールドリング5は弾性復元力によって縮径することでシールドシェル3との間に編組線41を挟んで保持する。そして、シールドリング5とシールドシェル3とはいずれも導電性の金属材料等から構成されているので、互いの間に編組線41を確実に挟んで固定する。
カバー6は、絶縁性の合成樹脂等から構成されている。カバー6は、シールドリング5の外周に重ねられる。カバー6は、図4に示すように、筒部61と、係合部64と、第二の溝部63とを備えている。
筒部61は、リング状に形成されている。筒部61の内径は、シールドリング5の本体部51の外径より僅かに大きくなるように設けられている。筒部61の幅は、シールドリング5の本体部51の他端部51b側(幅広な側)の幅と略等しくなるように設けられている。カバー6がシールドリング5の外周に配されてシールドリング5に装着されると、筒部61はシールドリング5の本体部51の外周に配される。
係合部64は、図4に示すように、切り欠き部65と、弾性アーム66と、第一の溝部62と、テーパ面62aとを備えている。切り欠き部65は、筒部61のシールドリング5と相対する側の端部からカバー6の軸心方向に向かって筒部61を切り欠いて形成されている。
弾性アーム66は、切り欠き部65内に収容されるように設けられている。弾性アーム66は、切り欠き部65の基端部に連なったアーム本体66aと、該アーム本体66aの先端部に設けられたロック突起66bとを備えている。
アーム本体66aは、平面形状が略L字状に形成されている。アーム本体66aは、切り欠き部65の第二の溝部63寄りの基端部に連なるとともに、カバー6の軸心方向に延びて設けられている。アーム本体66aは、第二の溝部63に近づく方向に弾性変形自在である。
ロック突起66bは、アーム本体66aの外表面から、第二の溝部63から離れる方向に突出して設けられている。ロック突起66bは、シールドリング5の一方のフランジ部52と係合する。ロック突起66bは、アーム本体66aの先端に向かうにしたがって、第二の溝部63から離れる方向に傾斜したテーパ面を備えている。
前述した構成のロック突起66bが一方のフランジ部52と係合することによって、弾性アーム66は一方のフランジ部52と係合する。弾性アーム66が一方のフランジ部52と係合した状態でカバー6をカバー6の軸心方向に引っ張っても、ロック突起66bと一方のフランジ部52の直交部52bとが当接してカバー6がシールドリング5から抜け落ちることがない。また、このとき、カバー6をカバー6の軸心方向にさらに押しても段部33と突き当たるので、カバー6は前後方向に係止された状態で装着される。
また、前述した弾性アーム66が一方のフランジ部52と係合した状態でカバー6をカバー6の外周方向に回転させると、図15に示すように、アーム本体66aが第二の溝部63に近づく方向に弾性変形してカバー6は一定範囲内で変位自在である。
第一の溝部62は、図4等に示すように、切り欠き部65の第二の溝部63から離れた内面と、弾性アーム66との間に形成される。第一の溝部62には、シールドリング5の一方のフランジ部52が挿入される。
テーパ面62aは、弾性アーム66の第一の溝部62寄りの基端部(即ち、第一の溝部62の第二の溝部63寄りの内面)に設けられている。テーパ面62aは、弾性アーム66の先端部(即ち、第一の溝部62へのシールドリング5の一方のフランジ部52の挿入方向)に向かうにしたがって第二の溝部63から離れる方向に傾斜している。一方のフランジ部52の直交部52bがテーパ面62a上を摺動して、第一の溝部62に一方のフランジ部52が挿入される。
第二の溝部63は、切り欠き状に形成され、図4に示すように、筒部61のシールドリング5と相対する側の端部からカバー6の軸心方向に向かって筒部61を切り欠いて形成されている。第二の溝部63の幅はシールドリング5の他方のフランジ部53の一対の平行部53aの厚さと略等しくなるように設けられ、第二の溝部63の長さは該一対の平行部53aの間隔と略等しくなるように設けられている。カバー6がシールドリング5に装着されると、第二の溝部63には他方のフランジ部53の一対の平行部53aが挿入される。
前述した構成の第一の溝部62と第二の溝部63との間隔は、弾性復元してシールドシェル3との間に編組線41を挟んだ状態のシールドリング5の一対のフランジ部52、53の間隔より広くなるように設けられている。カバー6が前述した状態のシールドリング5の外周に装着されると、一対のフランジ部52、53が第一の溝部62及び第二の溝部63に挿入されて互いに離されてシールドリング5が縮径する方向に変形される。そして、シールドリング5が追い締めされてシールドリング5はさらに強固にシールドシェル3との間に編組線41を挟んで本固定する。
前述した構成のシールドコネクタ1は、編組線41をシールドシェル3の外周に被せ(図6)、該編組線41及びシールドシェル3を弾性変形させたシールドリング5内に通した後に、シールドリング5を弾性復元させてシールドシェル3とシールドリング5との間に編組線41を挟んで仮固定する(図7)。そして、シールドリング5の外周にカバー6を装着してシールドリング5を追い締めして編組線41を本固定し(図14)、編組線41の内部に電線13を通して(図16)、シールドシェル3をコネクタハウジング2に装着する(図17)。このように、シールドコネクタ1は、シールドシェル3と編組線41とシールドリング5とを密に接触させて、シールドシェル3とシールドリング5との間に編組線41を固定する。以下、シールドコネクタ1の組み立て方法を詳細に説明する。
まず、図5に示すように編組線41の端部を広げて、図6に示すように該端部をシールドシェル3の小径部32の外周に被せる。このとき、該端部の先端がシールドシェル3の段部33に接するようにする。
次いで、図7に示すように、編組線41が被せられたシールドシェル3にシールドリング5を装着する。作業者はシールドリング5の一対のフランジ部52、53を指でつまんで互いに近づけて本体部51を拡径させるようにシールドリング5を弾性変形させて、本体部51内に小径部32及び小径部32に被せられた編組線41を通す。
そして、シールドリング5の他方のフランジ部53の直交部53b及び該直交部53bに連なる側の平行部53aをシールドシェル3の孔部34の上側(図8中、紙面手前側)に位置付けて、図8に示すように、該上側から孔部34に挿入する。その後、作業者は指を離して一対のフランジ部52、53を互いに遠ざけてシールドリング5を弾性復元させて本体部51を縮径させ、弾性復元力によってシールドリング5と編組線41とシールドシェル3とを密着させて、シールドリング5とシールドシェル3との間に編組線41を仮固定する。
そして、シールドリング5の外周にカバー6を装着する。図9に示すように、シールドリング5にカバー6を近づけていく。このとき、シールドリング5がシールドシェル3の大径部31側にずれてカバー6が装着しづらいことが考えられるが、シールドリング5はシールドシェル3の段部33に突き当てられてずれることはない。そして、シールドリング5の他方のフランジ部53の一対の平行部53aをカバー6の第二の溝部63内に挿入する。
また、同時に、一方のフランジ部52の直交部52bの先端を第一の溝部62のテーパ面62aと接触させて該テーパ面62a上を摺動させ(図11)、一方のフランジ部52を他方のフランジ部53との間隔を徐々に広げさせながら第一の溝部62内に挿入していく(図12)。そして、該直交部52bを弾性アーム66のロック突起66bと接触させ、一方のフランジ部52と弾性アーム66とを係合させる(図13)。
図14に示すようにシールドリング5にカバー6が装着されると、シールドリング5はさらに内径を小さくした状態で保持され、シールドリング5と編組線41とシールドシェル3とはさらに強固に密着し、シールドリング5とシールドシェル3との間に編組線41が本固定される。そして、図16に示すように編組線41の内部に電線13を通し、シールドシェル3の大径部31をコネクタ1のコネクタハウジング2内に挿入して、図17に示すようにシールドコネクタ1が組み立てられる。
また、組み立てられたシールドコネクタ1を分解する際には、まず、作業者がコネクタハウジング2とカバー6とを引き離し、コネクタハウジング2からシールドシェル3を取り外す。次いで、シールドリング5の一方のフランジ部52とカバー6の弾性アーム66との係合を外して、シールドリング5からカバー6を取り外す。そして、シールドリング5の一対のフランジ部52、53を近づけて本体部51を拡径させてシールドリング5を取り外した後に、シールドシェル3から編組線41を取り外す。以上のように、シールドコネクタ1は簡単に分解される。
本実施形態によれば、径が拡縮するように弾性変形自在であるとともに拡径されて内部にシールドシェル3と編組線41とを通した後に弾性復元力によって縮径することでシールドシェル3との間に編組線41を挟んで保持するシールドリング5と、シールドリング5の外周に重ねられるシールドリング5を縮径する方向に変形させるカバー6とを備えているので、編組線41はシールドシェル3とシールドリング5との間に簡単に仮固定されるとともに、カバー6によって確実に本固定される。したがって、編組線41を簡単かつ確実に組み付けることができる。
シールドリング5が本体部51の両端部51a、51bの先端から立設した一対のフランジ部52、53を備えているので、シールドリング5は一対のフランジ部52、53を互いに近づけることで拡径し一対のフランジ部52、53を互いに遠ざけることで縮径する。したがって、シールドリング5を簡単に拡径させてシールドシェル3の外周に配した後に、簡単に縮径させて編組線41をシールドシェル3との間に挟んで固定することができる。
一方のフランジ部52が挿入される第一の溝部62と、他方のフランジ部53が挿入される第二の溝部63とを備えているので、一方のフランジ部52を第一の溝部62に挿入し他方のフランジ部53を第二の溝部63に挿入することで、シールドシェル3との間に編組線41を挟んだシールドリング5はさらに縮径する方向に簡単に変形する。したがって、編組線41を簡単かつ確実に組み付けることができる。
第一の溝部62の第二の溝部63寄りの内面に一方のフランジ部52の挿入方向に向かうにしたがって第二の溝部63から離れる方向に傾斜したテーパ面62aが設けられているので、一方のフランジ部52は該テーパ面62a上を摺動して一対のフランジ部52、53は一対のフランジ部52、53の間隔より広い間隔を隔てた第一の溝部62及び第二の溝部63に容易に挿入される。したがって、カバー6をシールドリング5に簡単に装着することができ、シールドリング5を簡単に縮径させて編組線41を組み付けることができる。
第一の溝部62が一方のフランジ部52と係合する弾性アーム66を備えているので、一方のフランジ部52は第一の溝部62内において一定範囲内で変位自在である。したがって、使用時の振動等を吸収して耐久性を向上させることができ、長期に亘って良好なシールド性を発揮することができる。さらに、一方のフランジ部52と弾性アーム66との係合を外すだけでシールドコネクタ1を簡単に分解することができる。したがって、リサイクル作業を簡単に行うことができ、環境に配慮した製品を提供することができる。
シールドシェル3にシールドリング5が突き当てられる段部33が設けられているので、シールドシェル3に装着されたシールドリング5にカバー6を装着する際にシールドリング5が変位することがない。したがって、カバー6をシールドリング5に確実に装着することができ、シールドリング5を確実に縮径させて編組線41を固定することができる。
シールドシェル3にシールドリング5を係止する孔部34が設けられているので、シールドリング5はシールドシェル3に対して係止される。したがって、シールドリング5をシールドシェル3から外れることなく確実に装着することができる。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態にかかるシールドコネクタを示す斜視図である。 (a)図1に示されたシールドリングを拡大して示す斜視図である。(b)図2(a)の側面図である。 (a)図2に示されたシールドリングを弾性変形させた状態を示す斜視図である。(b)図3(a)の側面図である。 図1に示されたカバーを拡大して示す斜視図である。 図1に示されたシールドシェルに編組線を被せる直前の状態を示す斜視図である。 図5に示された編組線を被せられたシールドシェルに弾性変形させたシールドリングを通した状態を示す斜視図である。 図6に示されたシールドシェルの外周にシールドリングが配された状態を示す斜視図である。 図7の要部を拡大して示す上面図である。 図7に示されたシールドリングにカバーが装着されつつある状態を示す斜視図である。 図9に示された一方のフランジ部と第一の溝部とを拡大して示す側面図である。 図10に示された一方のフランジ部がテーパ面を摺動している状態を示す側面図である。 図11に示された一方のフランジ部が弾性アームと係合しつつある状態を示す側面図である。 図12に示された一方のフランジ部が弾性アームと係合した状態を示す側面図である。 図9に示されたシールドリングにカバーが装着された状態を示す斜視図である。 (a)図14に示されたシールドリングに対してカバーが一方向に変位した状態を示す側面図である。(b)図14に示されたシールドリングに対してカバーが他方向に変位した状態を示す側面図である。 図14に示された編組線の内部に電線が通された状態を示す斜視図である。 図16に示されたシールドリングがコネクタハウジングに装着された状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 シールドコネクタ
2 コネクタハウジング
3 シールドシェル
5 シールドリング(第一のリング部材)
6 カバー(第二のリング部材)
13 電線
33 段部
34 孔部(係止部)
41 編組線(シールド部材)
51 本体部
51a 一端部(両端部)
51b 他端部(両端部)
52 一方のフランジ部(係合部)
53 他方のフランジ部(係合部)
62 第一の溝部
62a テーパ面
63 第二の溝部
66 弾性アーム

Claims (7)

  1. コネクタハウジングに装着される導電性のシールドシェルと、
    前記コネクタハウジングから導出される電線を覆う柔軟なシールド部材と、
    径が拡縮するように弾性変形自在であるとともに拡径されて内部に前記シールドシェルと前記シールド部材とを通した後に弾性復元力によって縮径することで前記シールドシェルとの間に前記シールド部材を挟んで保持する第一のリング部材と、
    前記第一のリング部材の外周に重ねられる第二のリング部材とを備え、
    前記第一のリング部材が、両端部が重なるように形成されるとともに、
    前記第二のリング部材が、前記第一のリング部材の両端部の間隔よりも広い間隔で設けられた一対の係合部を有して前記第一のリング部材を縮径する方向に変形させることを特徴とするシールドコネクタ。
  2. 前記第一のリング部材が、両端部が重なるように形成された本体部と、前記両端部の先端から立設した一対のフランジ部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のシールドコネクタ。
  3. 前記一対の係合部が、一方のフランジ部が挿入される第一の溝部と、他方のフランジ部が挿入される第二の溝部とから構成されていることを特徴とする請求項2に記載のシールドコネクタ。
  4. 前記第一の溝部の前記第二の溝部寄りの内面に、前記一方のフランジ部の挿入方向に向かうにしたがって前記第二の溝部から離れる方向に傾斜したテーパ面が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のシールドコネクタ。
  5. 前記第一の溝部が、前記第一の溝部内に挿入された前記一方のフランジ部と係合する弾性アームを備えたことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のシールドコネクタ。
  6. 前記シールドシェルに、前記第一のリング部材が突き当てられる段部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のうちいずれか一項に記載のシールドコネクタ。
  7. 前記シールドシェルに、前記第一のリング部材を係止する係止部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のうちいずれか一項に記載のシールドコネクタ。
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