JP2008287831A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】データ検出時のビット線電位を下げることなく、正確にデータを検出することができ、かつ、簡単な回路構成で実現されたセンス回路を提供する。
【解決手段】半導体記憶装置は、メモリセルMCと、ビット線BLと、キャパシタC_SENと、メモリセルのデータに対応した電位を伝達するセンスノードSENと、ビット線、キャパシタおよびセンスノードを充電するためのプリチャージ部10と、データをラッチするラッチ部40と、ゲートがセンスノードに接続され、ソースまたはドレインの一方が電源に接続され、その他方がラッチ部に接続されたセンストランジスタTP4と、ラッチ部とセンストランジスタとの間の第1のノードをビット線へ接続するクランプ部30とを備え、データ検出時に、キャパシタが電荷をビット線へ供給し、尚且つ、センスノードの電位に応じてセンストランジスタがクランプ部を介して電源からの電荷をビット線へ供給する。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体記憶装置に係り、例えば、NAND型フラッシュメモリに用いられるセンス回路に関する。
近年、モバイル機器で画像や動画などの大容量のデータを扱う用途が増加している。それとともに、モバイル機器に用いられるNAND型フラッシュメモリ等の半導体記憶装置の需要が急激に増加している。NAND型メモリは、メモリセルを直列接続したNANDストリング構造を採用しているため、縮小化に優れているが、メモリセルに流れるセル電流は比較的小さい。従って、NAND型フラッシュメモリのセンスアンプは、小さいセル電流を精度よく検出する必要がある。
センスアンプは、センスノードに接続されたキャパシタおよびビット線を充電するプリチャージ回路を備えている。プリチャージ回路は、データ検出前に、ビット線およびキャパシタを予め充電するとともに、ビット線電位を保持する役目を果たす。
例えば、ビット線に接続された選択メモリセルが比較的大きな電流(セル電流)を流す場合、即ち、その選択メモリセルがオン状態のメモリセル(以下、オンセルともいう)である場合、データ検出時に、まず、センスノードに接続されたキャパシタがビット線へ電荷を供給する。キャパシタに蓄積された電荷が減少すると、センスノードの電位が低下する。センスノードの電位が所定の電位まで低下すると、プリチャージ回路がキャパシタに代わってビット線に電荷を供給する。このとき、センスノードの電位が充分に低下していないと、センスアンプが正常に動作せず、メモリセルがオンセルであることを認識することができない場合がある。
プリチャージ回路は、複数のトランジスタを介してビット線に接続されている。それらのトランジスタのゲート電圧に応じて、プリチャージ回路による電荷供給時のセンスノードの電位が決まる。従って、センスノードの電位を低くするためには、プリチャージ回路とビット線との間に介在するトランジスタのゲート電圧を下げることが考えられる。しかし、これらのトランジスタのゲート電圧は、データ検出時のビット線電位も決定する。従って、これらのトランジスタのゲート電圧を低下させることは、ビット線電位の低下によりセル電流を低下させる。セル電流の低下は、データ検出時間の増大という問題に繋がる。
米国特許第7046568号明細書(図10、図14、図18、図24)
データ検出時のビット線電位を下げることなく、正確にデータを検出することができ、かつ、簡単な回路構成で実現されたセンス部を備えた半導体記憶装置を提供することである。
本発明に係る実施形態に従った半導体記憶装置は、データを記憶するメモリセルと、前記メモリセルに接続されたビット線と、前記メモリセルへ電荷を供給するキャパシタと、前記メモリセルのデータに対応した電位を伝達するセンスノードと、前記ビット線、前記キャパシタおよび前記センスノードを充電するためのプリチャージ部と、前記メモリセルのデータをラッチするラッチ部と、ゲートが前記センスノードに接続され、ソースまたはドレインの一方が電源に接続され、その他方が前記ラッチ部に接続されたセンストランジスタを含むセンス部と、前記ラッチ部と前記センストランジスタとの間の第1のノードを前記ビット線へ接続するクランプ部とを備え、前記メモリセルのデータの検出時に、前記キャパシタが電荷を前記ビット線へ供給し、尚且つ、前記センスノードの電位に応じて前記センス部が前記クランプ部を介して前記電源からの電荷を前記ビット線へ供給することを特徴とする。
本発明による半導体記憶装置は、データ検出時のビット線電位を下げることなく、正確にデータを検出することができ、かつ、簡単な回路構成で実現されたセンス部を備えている。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係る第1の実施形態に従った半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。この半導体記憶装置は、例えば、NAND型フラッシュメモリである。半導体記憶装置は、メモリセルアレイ100と、ロウデコーダ130と、カラムデコーダ160と、読出し・書込み回路170を備えている。
読出し・書込み回路170は、カラムデコーダ160を介してメモリセルアレイ100にアクセスすることができるように構成されている。メモリセルアレイ100内のメモリセルのゲートは、ロウ方向に延びているワード線に接続されている。メモリセルのドレインは、カラム方向に延びているビット線に接続されている。ワード線はロウデコーダ130に接続され、ロウデコーダ130はアドレスに従って1または複数のワード線を選択する。ビット線はカラムデコーダ160に接続され、カラムデコーダ160はアドレスに従って1または複数のビット線を選択する。
読出し・書込み回路170は、複数のセンスモジュール180を含む。センス部としてのセンスモジュール180は、ビット線ごとに設けられ、ビット線を介してメモリセルに格納されたデータを読出し、あるいは、メモリセルにデータを書き込むことができるように構成されている。
図2は、メモリセルアレイ100の内部の一部分を示す回路図である。NAND型メモリでは、複数のメモリセルが直列に接続されており、一連のセルストリングを成している。セルストリングのソース側は、選択ゲートSGSを介してソース線に接続されており、そのドレイン側は、選択ゲートSGDを介してビット線BLに接続されている。
ビット線間には寄生容量が存在し、かつ、総てのビット線は共通のソース線に接続されている。このため、総てのビット線に充電を行い、充電終了後、ビット線への充電パスを切断し、メモリセルの電流によりビット線の放電を行うセンス方式の場合、ビット線間の結合容量によって、隣接するビット線同士が影響を及ぼし合う。例えば、ビット線間の容量結合がない場合、オンセルに接続されたビット線の電圧は速く降下するが、オフセルに接続されたビット線の電圧降下は遅いか、または、一定のレベルを保つ。しかし、ビット線間の容量結合がある場合、注目のビット線がオフセルに接続されたビット線で、オンセルに接続されたビット線が隣接する場合、オフセルに接続されたビット線の電圧降下は加速される。従って、総てのビット線を同時に駆動させた場合、隣接ビット線の影響により正確なセンスが不可能となる。
このような容量結合の影響を抑制するために、ビット線を1本置きずつ駆動する手法が考えられる。即ち、隣接する2本のビット線のうち一方のビット線を選択したときには、他方のビット線を接地する。逆に、他方のビット線を選択したときには、一方のビット線を接地する。その結果、接地されたビット線のシールド効果によって、容量結合によるビット線の低下を抑制することができる。
しかし、上記の手法では、センスモジュール180は、選択ワード線に接続されたすべてのメモリセルからデータを同時に検出することができない。そこで、センスモジュール180をビット線ごとに配置し、容量結合によるビット線間干渉を抑制するセンス方式を用いることによって、選択ワード線に接続された全メモリセルからデータを同時に検出することを可能にする。
図3は、本実施形態による1つのセンスモジュール180の構成を示す回路図である。センスモジュール180は、ビット線BLを介してメモリセルMCに接続されている。ビット線BLとセンスモジュール180との間には、高耐圧トランジスタTHBが設けられている。高耐圧トランジスタTHBは、ビット線BLとセンスモジュール180との間をスイッチングする役目を果たし、充分に高いゲート電圧(例えば、8V)で駆動される。メモリセルMCのデータをセンスモジュール180に読み出すときには、高耐圧トランジスタTHBはオン状態を維持する。
センスモジュール180は、センスノードSENと、プリチャージ回路10と、センス回路20と、クランプ回路30と、データラッチ回路40と、BLリセット回路50とを備えている。
プリチャージ回路10は、電源FLT_VDDとセンスノードSENとの間に直列に接続されたP型トランジスタTP1およびTP2を含む。トランジスタTP1のゲートは、プリチャージ時に活性化される信号FLTを受け、この信号FLTにより制御される。トランジスタTP2のゲートは、センス回路20とラッチ回路40との間のノードN5の電位に基づく信号INVを受け、この信号INVにより制御される。ノードN5の電位は、ラッチ回路40にラッチされているデータの極性に依存する。
ここで、活性化とは素子または回路をオンまたは駆動させることを意味し、不活性化とは素子または回路をオフまたは停止させることを意味する。従って、HIGH(高電位レベル)の信号が活性化信号である場合もあり、LOW(低電位レベル)の信号が活性化信号である場合もある。例えば、N型トランジスタは、ゲートをHIGHにすることによって活性化する。一方、P型トランジスタは、ゲートをLOWにすることによって活性化する。また、データの極性とは、二値記憶メモリでは、データ“1”またはデータ“0”のいずれかの電位レベルを示し、多値記憶メモリでは、データ“1”の電位、データ“0”の電位、または、それらの間の単数または複数の電位レベルのいずれかを示す。
センス回路20は、キャパシタC_SENと、P型トランジスタTP3、TP4を含む。キャパシタC_SENは、センスノードSENと基準電源VSSとの間に接続されている。基準電位VSSは、例えば、接地電位である。キャパシタC_SENは、データ検出時にトランジスタTN2、TN1およびTHBを介してメモリセルMCへ電荷を供給する。センストランジスタとしてのP型トランジスタTP4のゲートは、センスノードSENに接続されており、トランジスタTP4のソースまたはドレインの一方がトランジスタTP3を介して電源VDDに接続されており、さらに、トランジスタTP4のソースまたはドレインの他方が第1のノードTSNに接続されている。トランジスタTP4は、センスノードSENの電位に基づいて電源VDDを第1のノードTSNに接続することができる。トランジスタTP3は、電源VDDとトランジスタTP4との間に接続されている。トランジスタTP3は、信号SEBの電位に基づいて、電源VDDをトランジスタTP4に接続することができる。信号SEBは、最初のプリチャージ後、データ検出時に活性化される信号である。
第1のノードTSNは、センス回路20、ラッチ回路40、クランプ回路30およびBLリセット回路50を接続するノードである。第1のノードTSNの電位は、センスノードSENに伝達されたデータの極性によって変わる。例えば、センスノードSENの電位が高レベルである場合には、トランジスタTP4はオフ状態であるので、第1のノードTSNの電位は低レベル(VSS)を維持する。一方、センスノードSENの電位が低レベルである場合には、トランジスタTP4はオン状態になるので、第1のノードTSNの電位は高レベル(VDD)に変化する。これにより、センス回路20は、センスノードSENの信号を増幅して第1のノードTSNに伝達することができる。
第1のノードTSNは、センス回路20とクランプ回路30との間を接続する。データ検出時に、センス回路20は、センスノードSENの電位に応じて第1のノードTSNおよびクランプ回路30を介して電荷をビット線BLへ供給する。その後、ラッチ回路40は、P型トランジスタTP5を介して第1のノードTSNの電位を第5のノードN5にラッチする。トランジスタTP5は、ラッチ回路40のノードN5とセンス回路40の第1のノードTSNとの間に接続されている。トランジスタTP5は、信号STBの電位に基づいて、ノードN5に第1のノードTSNを接続する。信号STBは、ラッチ回路40がデータをラッチするときに活性化されるストローブ信号である。トランジスタTP5がオンすることによって、第1のノードTSNの信号がノードN5の信号INVに伝達される。
ラッチ回路40は、電源VDDとノードN5との間に直列に接続されたP型トランジスタTP6、TP7、基準電位VSSとノードN5との間に直列に接続されたN型トランジスタTN6、TN7、並びに、電源VDDと基準電位VSSとの間に直列に接続されたP型トランジスタTP8、TN8を備えている。トランジスタTP6のゲートはリセット信号RSTを受ける。トランジスタTN6のゲートはストローブ信号STBを受ける。トランジスタTP7およびTN7のゲートは、ともにトランジスタTP8とTN8との間のノードN6に接続されている。トランジスタTP8およびTN8のゲートはともにノードN5に接続されている。このような構成により、ラッチ回路40は、センス回路20によって増幅された第1のノードTSNにおける電位を、トランジスタTP5を介してノードN5に格納することができる。
また、ラッチ回路40は、N型トランジスタTN5を備え、リセット信号RSTに基づいてノードN5の電位INVを基準電位VSS(接地電位)にリセットすることができる。
クランプ回路30は、N型トランジスタTN1〜TN4を備えている。第1のトランジスタTN1および第2のトランジスタTN2は、センスノードSENとビット線BLとの間に直列に接続されている。トランジスタTN1およびTN2は、第2のノードN2で接続されている。プリチャージ回路10からの電荷およびキャパシタC_SENからの電荷は、第2のトランジスタTN2および第1のトランジスタTN1を介してビット線BLへ供給される。このとき、トランジスタTN1のゲート電位がビット線BLの電位を決定する。例えば、ビット線BLの電位を0.5Vに設定する場合、トランジスタTN1のゲート電位BLCを(0.5+Vt1)に設定すればよい。Vt1はトランジスタTN1の閾値電圧である。ノードN3の電位はノードN2の電位よりも低いため、トランジスタTN1はノードN3とBLCとの電位差がVt1を下回るとオフになる。即ち、ビット線BLの電位(ノードN3の電位)が0.5Vを超えようとするとトランジスタTN1がオフになるため、ビット線BLの電位は、0.5Vを超えない。従って、ノードN2の電位がノードN3の電位よりも高く、電流がノードN2からN3へ充分に供給されているかぎり、ビット線BLの電位は、0.5Vに維持される。
同様の理由から、ノードN2の電位はトランジスタTN2のゲート電位XX0によって決定する。例えば、ノードN2の電位を0.7Vに設定する場合、トランジスタTN2のゲート電位XX0を(0.7+Vt2)に設定すればよい。Vt2はトランジスタTN2の閾値電圧である。センスノードSENの電位がノードN2の電位よりも高い場合に、ノードN2の電位は、0.7Vに維持される。勿論、センスノードSENの電位がノードN2の電位(0.7V)を下回ると、センスノードSENの電位に伴ってノードN2の電位も低下する。
尚、高耐圧トランジスタTHBは、上述の通り、スイッチング素子として機能しており、充分に高いゲート電位BLSによって駆動される。よって、電位BLSはビット線BLの電位とはほぼ無関係である。
トランジスタTN3およびTN4は、第1のノードTSNと第2のノードN2との間に直列に接続されている。トランジスタTN3は、スイッチング素子として機能する。トランジスタTN4のゲートは、そのドレインとともに第1のノードTSNに接続されている。これにより、トランジスタTN4は、第1のノードTSNから第2のノードN2へ向かって電流を流すダイオード部として機能する。データ検出時にセンスノードSENの電位が所定電位以下に低下したときに、センス回路20は、キャパシタC_SENからの電荷に代わり、電源VDDからの電荷を、トランジスタTP4、第1のノードTSN、トランジスタTN4、TN3、TN1を介してビット線BLへ供給する。このとき、トランジスタTN4は、第1のノードTSNと第2のノードN2との間においてダイオード接続されているので、電源VDDからビット線BLへ向かって一方的に電流を流す。
BLリセット回路50は、第1のノードTSNと第3のノードとの間に設けられている。第3のノードは、クランプ回路30、BLリセット回路50およびビット線BLを接続するノードである。BLリセット回路50は、第3のノードN3と基準電位VSSとの間に直列に接続されたN型トランジスタTN9、TN10を備えている。トランジスタTN9とTN10との間のノードは、第1のノードTSNに接続されている。トランジスタTN9のゲートは信号INVに接続されており、トランジスタTN10のゲートは信号GRSに接続されている。BLリセット回路50は、メモリセルMCが明らかにオンセルであった場合にビット線電位を基準電位VSS(接地電位)に維持するように構成されている。BLリセット回路50は、メモリセルMCがオンセルであるか否か不明な場合には、ビット線電位を基準電位VSSにリセットしない。オンセルに接続されたビット線電位のみを基準電位VSS(接地電位)に維持した状態で、オンセル以外のメモリセルMCのデータを再度検出する。これにより、オンセルに接続されたビット線とそれ以外のビット線との結合容量を防止することができる。また、オンセルに接続されたビット線に電流を流すと、大量の電荷が共通ソース線に流れるため、共通ソース線の電位が上昇してしまう。オンセルに接続されたビット線を接地電位に維持することによって、データ検出時に共通ソース線の電位の上昇を抑制することができる。その結果、センスモジュール180がオンセル以外のメモリセルMCのデータを正確に検出することができる。
N型トランジスタTN11は、センスノードSENと外部バスBUSとの間に接続されている。センスノードSENで検出されたメモリセルMCのデータは、トランジスタTN11を介して外部バスBUSへ読み出される。
次に、本実施形態によるセンスモジュール180の動作を説明する。
図4は、本実施形態によるセンスモジュール180のデータ検出動作を示すタイミング図である。初期状態として、ノードN5の電位INVおよび第1のノードTSNの電位は、低レベル電位VSSにセットされている。従って、当初、図3に示すトランジスタTP2はオン状態であり、トランジスタTN9はオフ状態である。ラッチ回路40のノードN6(LAT)の電位は高レベルVDDである。
また、データ検出期間では、トランジスタTHBは、充分に高いゲート電位BLS(8V)により、オン状態を維持している。
(第1のプリチャージ動作:t0〜t1)
t0〜t1において、センスモジュール180は第1のプリチャージ動作を実行する。プリチャージ動作では、信号FLTが低レベルに活性化され、プリチャージ回路10においてトランジスタTP1がオンになる。このとき、トランジスタTP2がオン状態であるので、センスノードSENは、電位FLT_VDDに充電される。電位FLT_VDDは、VDDと等しいか、それよりも高い電位である。
トランジスタTN2のゲート電位XX0は、(0.7V+Vt2)であり、トランジスタTN1のゲート電位BLCは、(0.5V+Vt1)である。よって、ビット線BL(ノードN3)は、最大0.5V(ゲート電位BLC−Vt1)に充電され、ノードN2は、最大0.7V(ゲート電位XX0−Vt2)に充電される。メモリセルMCがオフセルである場合には、ビット線BLは、ほぼ0.5Vに充電される。しかし、メモリセルMCがオンセルである場合には、比較的大きな電流がメモリセルMCを流れるため、ビット線BLは、0.5Vまで充電されない可能性がある。例えば、図4に示すように、メモリセルMCに流れる電流が10nAである場合、即ち、メモリセルMCがオフセルである場合、ビット線電位VBLは、0.5Vまで充電されている。メモリセルMCに流れる電流が1μAである場合、例えば、ビット線電位VBLは、0.3Vまでしか充電されていない。メモリセルMCに流れる電流が200nAである場合、ビット線電位VBLは、例えば、0.4Vまで充電される。便宜的に、セル電流が1μAであるメモリセルを第1のオンセル、セル電流が200nAであるメモリセルを第2のオンセルと呼ぶ。
(第1の検出動作:t1〜t2)
プリチャージ後、センスモジュール180は、検出動作を実行する。第1の検出動作では、全ビット線BLに対応するセンスモジュール180が検出動作を実行する。
検出動作では、FLTが高レベル電位に不活性化され、プリチャージ回路10の電源FLT_VDDがセンスノードSENから切断される。それとともに、SEBが低レベル電位に活性化され、センス回路20のトランジスタTP3が電源VDDをトランジスタTP4に接続する。また、ノードN6(LAT)が高レベル電位VDDであるので、トランジスタTN3はオン状態である。
電源FLT_VDDがセンスノードSENから切断されるので、キャパシタC_SENに蓄積された電荷がトランジスタTN2、TN1、THBを介してビット線BLへ供給される。このとき、メモリセルMCがオフセルである場合、キャパシタC_SENからの電荷の流出は少ないため、センスノードSENの電位の低下速度は遅い。メモリセルMCがオフセルである場合のセンスノードSENの電位変化はL3で示されている。メモリセルMCがオンセルである場合、キャパシタC_SENからの電荷は速く流出するため、センスノードSENの電位の低下速度は速い。メモリセルMCが第1のオンセルである場合のセンスノードSENの電位変化はL1で示されている。メモリセルMCが第2のオンセルである場合のセンスノードSENの電位変化はL2で示されている。
メモリセルMCがオンセルである場合、センスノードSENの電位は速く低下する。センスノードSENの電位が(VDD−|Vt4|)以下になると、トランジスタTP4がオン状態になる。尚、Vt4は、トランジスタTP4の閾値電圧である。これにより、図4に示すように、ノードTSNの電位が高レベル電位VDDに立ち上がる。ノードTSNとノードN2との電位差がダイオード接続されたトランジスタTN4の閾値を超えるため、電流はノードTSNからノードN2へ流れる。このように、センスノードSENの電位が(VDD−|Vt4|)以下になると、センス回路20がビット線BLへ電荷を供給する。センス回路20による電荷の供給によって、ノードN2およびセンスノードSENの各電位が上昇しようとするが、センスノードSENの電位が(VDD−|Vt4|)を超えると、トランジスタTP4がオフ状態になるため、結果として、センスノードSENは、(VDD−|Vt4|)に収束する。
第1のオンセルに対応するセンスノードSENの電位(VDD−|Vt4|)は、(XX0−Vt2)を超えない限りにおいて、ノードN2の電位と等しい。さらに、ノードN2の電位は、(BLC−Vt1)を超えない限りにおいて、ビット線BLの電位と等しい。これは、電位(VDD−|Vt4|)は、ビット線BLの電位(本実施形態では、0.5V)まで低下させることが可能であることを意味する。
従来技術では、センス回路20からビット線BLへ電荷を供給する経路(ノードTSNからノードN2までの経路)が存在せず、センスノードSENの電位が低下した場合には、プリチャージ回路10がビット線BLへ電荷を供給していた。この場合、プリチャージ回路10は、センスノードSENからトランジスタTN2、TN1を介してビット線BLへ電荷を供給していた。このため、センスノードSENの電位は、(XX0−Vt2)までしか低下させることができなかった。例えば、XX0の電位を本実施形態と同様に(0.7V−Vt2)とすると、センスノードSENの電位は0.7Vまでしか低下させることができなかった。
本実施形態は、センス回路20からビット線BLへの電荷供給経路を設けることによって、トランジスタTN1のゲート電位BLCを低下させることなく、センスノードSENの電位を従来よりも低いレベルまで低下させることを可能とした。これにより、オンセルに対応するビット線BLの電位を下げることなく、オンセルに対応するトランジスタTP4を確実にオンさせることができる。
t1〜t2において、オンセルに対応するセンスモジュール180のトランジスタTP4のみがオンになり、ビット線BLに電荷を供給する。オフセルおよび第2のオンセルに対応するセンスモジュール180のトランジスタTP4はオフ状態を維持し、ビット線BLへ電荷を供給していない。従って、第1のオンセルに対応するセンスモジュール180のノードTSNの電位のみが高レベル電位VDDに立ち上がり、それ以外の第2のオンセルおよびオフセルに対応するセンスモジュール180のノードTSNの電位は低レベル電位VSSのままである。
(第1のラッチ動作:t2〜t3)
t2〜t3において、ストローブ信号STBを低レベル電位に活性化させることにより、トランジスタTP5をオンにする。これにより、トランジスタTP5がノードTSNをノードN5に接続する。
第1のオンセルに対応するセンスモジュール180では、ノードN5の電位INVは高レベル電位VDDになる。ノードN5の電位INVにより、ノードN6の電位LATが高レベル電位VDDから低レベル電位VSSに反転する。
一方、第1のオンセル以外のセルに対応するセンスモジュール180では、ノードN5の電位INVは低レベル電位VSSのままである。ノードN6の電位LATは低レベル電位VSSを維持する。このように、ノードTSNの電位は、ストローブ信号STBの活性化によりラッチ回路40にラッチされる。
(第2のプリチャージ動作:t3〜t4)
第1のプリチャージ動作および第1の検出動作は、全センスモジュール180に対して実行される。つまり、データ検出時に選択ワード線に接続された全メモリセルMCに電流(セル電流)を流す。全メモリセルにセル電流を流すと、全体として大きな電流がソース線に流れ込むため、ソース線の電位がVSSから浮いてしまう(上昇してしまう)。ソース電位が浮くと、第1のオンセル以外のメモリセルのセル電流は、非常に小さくなってしまう。そこで、t3以降の第2のプリチャージ動作および第2の検出動作は、第1のオンセル以外のセルに対応するセンスモジュール180に対して実行する。この期間、第1のオンセルに対応するセンスモジュール180は、それに対応するビット線BLの電位をVSS(接地電位)にリセットする。第1のオンセルに対応するビット線BLの電位をソース電位と等しく設定することによって、大きなセル電流がソース線に流れない。よって、ソース電位の上昇を抑制した状態のもとで、オフセルのデータおよび第1の検出動作でオンセルと検知されなかった第2のオンセルのデータを検出することができる。
より詳細には、t3の直後、BLリセット回路50内におけるトランジスタTN10のゲート電位GRSを高レベル電位に活性化する。これにより、ノードTSNが接地電位VSSにリセットされる。トランジスタTP3のゲート電位SEBは高レベル電位VDDに不活性化される。
ここで、第1のオンセルに対応するセンスモジュール180では、ノードN5の電位INVが高レベル電位VDDに保持されているため、トランジスタTN9がオン状態である。よって、ビット線BLは、低レベル電位VSSにリセットされる。このとき、第1のオンセルに対応するセンスモジュール180のノードTSNは、ラインL11に示すように、一旦、低レベル電位VSSに低下する。ただし、トランジスタTP5はオフ状態であるので、第1のオンセルに対応するラッチ回路40は、ノードN5の電位INVとして高レベル電位VDDをラッチし、ノードN6の電位LATとして低レベル電位VSSをラッチし続ける。
一方、第1のオンセル以外のセルに対応するセンスモジュール180では、ノードN5の電位INVが低レベル電位VSSに保持されているため、トランジスタTN9がオフ状態である。よって、ビット線BLは、リセットされない。尚、第1のオンセル以外のセルに接続されたビット線BLは、第1のオンセルに接続されたビット線BLとの容量結合により、一時的に電位が降下する。しかし、プリチャージ回路10からの電荷供給により、その電位はすぐにプリチャージ状態の電位に戻る。
このような状態のもとで、第1のプリチャージ動作と同様に、キャパシタC_SEN、センスノードSENおよびビット線BLをプリチャージする。これにより、第1のオンセル以外のセルに対応するキャパシタC_SEN、センスノードSENおよびビット線BLがプリチャージされる。
(第2の検出動作:t4〜t5)
第2の検出動作において、GRSが低レベル電位VSSに不活性化され、SEBが低レベル電位VSSに活性化されると、VDDがトランジスタTP4に接続される。
第1のオンセルに対応するセンスモジュール180では、センスノードSENは、低レベル電位VSSに維持されているので、ノードTSNは、高レベル電位VDDに充電される。尚、第1のオンセルに対応するセンスモジュール180では、GRSおよびLATは低レベル電位VSSであるので、ノードTSNは、ビット線BLに接続されない。
一方、第1のオンセル以外のセルに対応するセンスモジュール180では、LATが高レベル電位VDDであるので、センスモジュール180は、第1の検出動作と同様に、データ検出動作を実行する。第2の検出動作は、ソース線電位の上昇が抑制された状態のもとで実行される。よって、第2のオンセルに接続されたセンスモジュール180では、センスノードSENが(VDD−|Vt4|)を下回り、トランジスタTP4がオンになる。ノードTSNは、ラインL12で示すように、高レベル電位VDDに立ち上がる。一方、オフセルに対応するセンスモジュール180では、センスノードSENは、(VDD−|Vt4|)以上を維持し、トランジスタTP4はオフ状態を維持する。オフセルに対応するノードTSNは、ラインL13で示すように、低レベル電位VSSを維持する。このように、第2の検出動作はソース線電位の上昇が抑制された状態のもとで実行されるため、センスモジュール180は、第2のオンセルとオフセルとを区別することができる。
(第2のラッチ動作:t5〜t6)
t5〜t6において、ストローブ信号STBを低レベル電位に活性化させることにより、トランジスタTP5をオンにする。これにより、トランジスタTP5がノードTSNをノードN5に接続する。
第1のオンセルおよび第2のオンセルに対応するセンスモジュール180では、ノードTSNが高レベル電位VDDであるので、ノードN5の電位INVはVDDになる。よって、ラッチ回路40は、ノードN6の電位LATとして低レベル電位VSSをラッチする。
一方、オフセルに対応するセンスモジュール180では、ノードN5の電位INVは低レベル電位VSSのままである。よって、ラッチ回路40は、ノードN6の電位LATとして高レベル電位VDDを維持する。
以上のように、t0〜t3において、第1のオンセルのデータとそれ以外のセルのデータが識別され、t3〜t6において、第2のオンセルのデータとオフセルのデータとが識別される。
その後、ラッチ回路40をリセットする場合には、トランジスタTN5のゲート電位RSTを活性化することによって、ノードN5の電位INVを低レベル電位VSSにリセットする。
本実施形態によれば、トランジスタTN1のゲート電位BLCを低下させることなく、センスノードSENの電位を従来よりも低いレベルまで低下させることができる。これにより、第1のオンセルに対応するビット線BLの電位を下げることなく、第1のオンセルに対応するトランジスタTP4を確実にオンさせることができる。
特許文献1に記載された従来例では、ビット線電位およびセンスノード電位は、3つ以上のトランジスタのゲート電位によって決定されていた。よって、3種類以上のゲート電位を生成する付加回路が必要であった。しかし、本実施形態では、2つのトランジスタTN1、TN2のゲート電位BLCおよびXX0が、ビット線BLの電位およびセンスノードSENの電位を決定する。従って、本実施形態では、2種類のゲート電位BLCおよびXX0を生成する付加回路(図示せず)で足りる。即ち、本実施形態では、VSSとVDDとの間の中間電位が少なくて済む。これにより、本実施形態によるセンスモジュール180は、従来よりも簡単な回路構成で実現することができる。
(第2の実施形態)
図5は、メモリチップ内に組み込まれ、センスモジュール180を制御するためのレプリカ回路180Rの構成を示す回路図である。レプリカ回路180Rは、ストローブ信号STBをセンスモジュール180へ供給するために、センスモジュール180とは別に設けられた回路である。レプリカ回路180Rは、メモリセルMCに代わり、定電流源に接続されている。また、レプリカ回路180Rは、ストローブ信号STBを生成するためのSTB制御回路60を備えている。レプリカ回路180Rのその他の構成は、センスモジュール180と同じである。
STB制御回路60は、ノードTSNの電位とラッチ回路40の電位LATとを受け、これらの電位レベルに基づいてストローブ信号STBを駆動する。
例えば、当初、ノードTSNの電位が低レベル電位VSSであり、LATの電位が高レベル電位VDDであるとき、STB制御回路60は、STBの電位としてVDDを出力する。その後、レプリカ回路180Rが動作し、ノードTSNが高レベル電位VDDになると、STB制御回路60は、STBとして低レベル電位VSSを出力する。このストローブ信号STBは、レプリカ回路180RのトランジスタTP5をも制御する。従って、ノードTSNがVDDに変化してから所定時間だけ経過後、電位LATが低レベル電位VSSに変化する。これにより、STB制御回路60は、STBの電位をVDDに戻す。その結果、所定時間の間だけ(ラッチ時にのみ)ストローブ信号STBを活性化させることができる。ストローブ信号STBを活性化させる期間は、遅延回路等を組み合わせることによって任意に設定することができる。
よって、レプリカ回路180Rは、制御が簡単であり、かつ、センスモジュール180の動作により近い動作を実行することができる。その結果、レプリカ回路180Rは、より適切なタイミングでストローブ信号STBをセンスモジュール180へ出力することができる。第2の実施形態は、さらに、第1の実施形態の効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、プリチャージ電位FLT_VDDをVDDよりも高い電位に設定している点で第1の実施形態と異なる。
図6は、第3の実施形態におけるプリチャージ後のセンスノードSENの電位とセンスマージンとの関係を示すグラフである。このグラフは、オンセルおよびオフセルに接続された各センスノードSENの電位を示している。プリチャージ後のセンスノードSENの電位をVDDよりも高いFLT_VDDにした場合の効果を以下に説明する。
従来では、プリチャージ回路10がデータ検出時に電荷をビット線BLへ供給していたが、本実施形態では、センス回路20がデータ検出時に電荷をビット線BLへ供給する。従って、本実施形態では、プリチャージの電位とデータ検出時における電荷供給電位とを相違させることができる。プリチャージの電位をVDDよりも高いFLT_VDDにすることによって、センスマージンを増大させることができる。データ検出時における電荷供給電位をVDDとすることによって、(VDD−|Vt4L|)および(VDD−|Vt4H|)のレベルが決定される。プリチャージの電位をFLT_VDDにすることによって、センスノードSENの検出時の初期電位がFLT_VDDに決定される。換言すると、本実施形態では、検出時のトランジスタTP4の動作レベルを変更することなく、センスノードSENのプリチャージ電位を変更することによって、センスマージンを増大させる。
より詳細には、トランジスタTP4の閾値電圧Vt4は、センスモジュール180ごとにばらつく。或るメモリセルアレイの全センスモジュール180における最大閾値電圧をVt4Hとし、最小閾値電圧をVt4Lとする。オンセルにおけるセンスノードSENの電位が(VDD−|Vt4L|)を下回ったときのセンスマージンを見ると、プリチャージ電位がFLT_VDDと高い場合に、センスマージンは大きくなる。センスマージンは、オンセルのデータとオフセルのデータとの信号差(電位差)である。
ここで、トランジスタTN1のゲート電位BLCは変化しないので、ビット線BLの電位は変わらず、消費電力は増えない。センスノードSENの電位の上昇によって消費電力が増えるが、センスノードSENの容量は非常に小さいため、消費電力の増加はさほど大きなものではない。
また、検出時のトランジスタTP4の動作レベルを変更することなく、センスノードSENのプリチャージ電位を変更することできるので、電位FLT_VDDは、トランジスタTP4の閾値電圧Vt4に応じて変化させることができる。
例えば、図6のVt4Hは、温度が低い場合のトランジスタTP4の閾値電圧とし、Vt4Lは、温度が高い場合のトランジスタTP4の閾値電圧とする。温度が低い場合、閾値電圧|Vt4|は高くなるため、FLT_VDDは低く設定する。逆に、温度が高い場合、閾値電圧|Vt4|は低くなるため、FLT_VDDは高く設定する。これにより、トランジスタTP4の閾値電圧Vt4の変化によるセンス時間差tsを小さくすることができる。第3の実施形態は、さらに第1の実施形態の効果を得ることができる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態は、キャパシタC_SENが第2のノードN2と低レベル電位VSSとの間に接続されている点で第1の実施形態と異なる。また、第4の実施形態は、トランジスタTN11がノードN2に接続されている点で第1の実施形態と異なる。第4の実施形態のその他の構成は、第1の実施形態の構成と同様でよい。
図7は、第4の実施形態によるセンスモジュール180の構成を示す回路図である。第4の実施形態では、キャパシタC_SENの一方の電極がトランジスタTN1とTN2との間のノードN2に接続されており、その他方の電極が低レベル電位VSSに接続されている。
図8は、第4の実施形態によるセンスモジュール180の動作を示すタイミング図である。ノードN2の電位は、CANで示されている。図8は、第1のプリチャージ動作、第1の検出動作および第1のラッチ期間のみを示す。第2のプリチャージ動作等は、図8から容易に推測することができるので、その説明を省略する。
第4の実施形態では、プリチャージ時にトランジスタTN2のゲート電位XX0を(VDD+Vt2)とし、ノードN2の電位CANをVDDに充電する。その後、検出動作では、ゲート電位XX0は、(ビット線電位VBL+0.2V+Vt2)に低下させる。第4の実施形態では、ビット線BLの電位を0.6Vにプリチャージしている。したがって、検出動作において、ゲート電位XX0は、(0.8V+Vt2)である。第4の実施形態のその他の制御信号の動作は、第1の実施形態の制御信号の動作と同様でよい。
プリチャージ期間(t10〜t11)において、センスノードSENの電位は、FLT_VDDに充電される。また、このとき、ゲート電位XX0が(VDD+Vt2)であるので、電位CANはVDDに充電される。
次の検出期間(t11〜t13)におけるCANおよびSENの電位の動作に注目されたい。キャパシタC_SENが電荷をビット線BLへ供給することによって、電位CANが次第に低下する。しかし、電位XX0が(0.8+Vt2)に低下しているので、トランジスタTN2は、電位CANが0.8Vを下回るまでオフ状態を維持する。t12において、電位CANが0.8Vを下回ると、トランジスタTN2がオンし、センスノードSENがトランジスタTN2、TN1を介してビット線BLに接続される。このとき、ノードN2の電位CANは、0.8V未満に低下しているので、センスノードSENの電位は、FLT_VDDから一気に0.8未満に低下する。これは、キャパシタC_SENがセンスノードSENに接続されていないため、センスノードSENの寄生容量が第1から第3の実施形態と比べて非常に小さいからである。結果として、センスノードSENの電位および電位CANは、ビット線電位まで低下する。
このように、キャパシタC_SENを第2のノードN2に接続することによって、いわゆる、チャージトランスファセンスを行うことができる。第4の実施形態におけるラッチ動作(t13〜t14)は、第1の実施形態におけるそれと同様でよい。
図9は、検出期間(t12〜t13)における電位CANおよびSENの動作を示すタイミング図である。この図は、異なるセル電流(20nA〜100nA)における電位CANおよびSENの動作を示している。図9から、セル電流に関わらず、電位CANが0.8Vを下回ると、センスノードSENの電位が急激に低下していることが分かる。センスノードSENの電位のセンスマージンSM2が電位CANのセンスマージンSM1に対して非常に大きい。よって、図6に示すような温度等による閾値電圧Vt4のばらつきを考慮する必要が無い。換言すると、センスノードSENの電位が短時間に一気に低下するので、閾値電圧Vt4がばらついたとしても、センスノードSENの電位が(VDD−Vt4)を横切る時点(チャージトランスファの生じる時点)がほとんど変わらない。
第4の実施形態は、回路規模において第1の実施形態と変わらないにも関わらず、センスマージンを大きく向上させることができる。第4の実施形態は、ノードTSNからノードN2までの経路を有するので、第1の実施形態の効果をも有する。
第4の実施形態は、レプリカ回路としても適用することができる。この場合には、第4の実施形態は、第2の実施形態の効果を得ることができる。さらに、第4の実施形態において、プリチャージ電位FLT_VDDは、VDD以上の電位にしてよい。この場合には、第4の実施形態は、第3の実施形態の効果をも得ることができる。
尚、図9に示すタイミング図において、セル電流が低いほど、セル電流に対するチャージトランスファの生じる時点の時間差が大きくなる。例えば、セル電流が40nAである場合のチャージトランスファとセル電流が30nAである場合のチャージトランスファとの時間差t43は、セル電流が50nAである場合のチャージトランスファとセル電流が40nAである場合のチャージトランスファとの時間差t54よりも長い。また、同様に、セル電流が30nAである場合のチャージトランスファとセル電流が40nAである場合のチャージトランスファとの時間差t32は、t43よりも長い。これは、セル電流が低いほど、センスマージンが向上していることを意味する。
セル電流が50nAであるセルをオンセルとし、セル電流が40nAであるセルをオフセルとした場合、オン/オフ比は1.25となる。セル電流が40nAであるセルをオンセルとし、セル電流が30nAであるセルをオフセルとした場合、オン/オフ比は1.33となる。セル電流が30nAであるセルをオンセルとし、セル電流が20nAであるセルをオフセルとした場合、オン/オフ比は1.5となる。つまり、第4の実施形態では、オン/オフ比が大きいほど、センスマージンが向上していることが分かる。よって、検出動作をより高速に実行するためには、オン/オフ比を可及的に大きくすればよい。
オン/オフ比は、本来、メモリセルMCのセル電流によって決定される。しかし、以下の第5の実施形態のような手法を採用することによって、オン/オフ比を大きくすることができる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態では、プリチャージ動作におけるトランジスタTN1のゲート電位BLCを、検出動作におけるそれよりも高くする。
図10は、本発明に係る第5の実施形態に従ったセンスモジュール180の動作を示すタイミング図である。図10には、プリチャージ動作および検出動作におけるトランジスタTN1のゲート電位BLC、ビット線電位BLの動作およびオン/オフ比を示している。オン/オフ比は、オンセルに接続されたS/Aから流れる電流(図7のTN1を流れる電流)とオフセルに接続されたS/Aから流れる電流との比である。第5の実施形態の他の信号の動作は、第4の実施形態と同様でよい。
まず、t20〜t21における第1のプリチャージ動作および第1の検出動作は、第4の実施形態と同様である。
次に、第1のプリチャージ動作においてデータ“1”と検出された第1のオンセルに接続されたビット線は、第2のプリチャージ動作では、VSS(接地電位)にリセットする。このとき、容量カップリングにより、VSSにリセットされたビット線に隣接するビット線の電位が大きく下がる。図10では、t21直後に、オフセルに接続されたビット線BLの電位が容量カップリングにより大きく低下している。
また、第2のプリチャージ動作の開始(t21)直後に、ゲート電位BLCを、第1の検出動作におけるそれよりも高くする(オーバープリチャージ)。これにより、オフセルおよび第2のオンセルに接続されたビット線BLの電位は、第1の検出動作時よりも高いレベルまで充電される。第2のプリチャージ動作の終了時には、ゲート電位BLCを、第1の検出動作におけるそれと等しい電位へ戻す。これにより、第1のオンセル以外のセルに接続されたビット線は、高レベル電位のフローティング状態にある。その後、オフセルに接続されたビット線電位は、高レベルを維持し、第2のオンセルに接続されたビット線電位は、次第に低下するか、あるいは、低電位で定常状態となる。この状態のもとで、第2の検出動作を実行する。
このように、ビット線BLを高電位へオーバープリチャージすることによって、検出動作時のオンセルとオフセルとのビット線電位差およびオン/オフ比を増大させることができる。例えば、ビット線BLをオーバープリチャージしていない第1の検出動作ではビット線電位差はD1であるが、ビット線BLをオーバープリチャージした第2の検出動作ではビット線電位差はD2(>D1)になる。その結果、第1の検出動作におけるオン/オフ比はR1であるが、第2の検出動作におけるオン/オフ比はR1よりも大きいR2になる。
第5の実施形態では、第2のプリチャージ動作および第2の検出動作においてのみオーバープリチャージを行ったが、第1のプリチャージ動作および第1の検出動作においてもオーバープリチャージを行ってもよい。
また、第5の実施形態は、第4の実施形態だけでなく、第1から第3の実施形態のいずれかにも適用することができる。この場合、第5の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかの効果をも得ることができる。
本発明に係る第1の実施形態に従った半導体記憶装置の構成を示すブロック図。 メモリセルアレイ100の内部の一部分を示す回路図。 本実施形態による1つのセンスモジュール180の構成を示す回路図。 本実施形態によるセンスモジュール180のデータ検出動作を示すタイミング図。 メモリチップ内に組み込まれ、センスモジュール180を制御するためのレプリカ回路180Rの構成を示す回路図。 第3の実施形態におけるプリチャージ後のセンスノードSENの電位とセンスマージンとの関係を示すグラフ。 第4の実施形態によるセンスモジュール180の構成を示す回路図。 第4の実施形態によるセンスモジュール180の動作を示すタイミング図。 検出期間(t12〜t13)における電位CANおよびSENの動作を示すタイミング図。 本発明に係る第5の実施形態に従ったセンスモジュール180の動作を示すタイミング図。
符号の説明
MC…メモリセル
WL…ワード線
BL…ビット線
180…センスモジュール
10…プリチャージ回路
20…センス回路
30…クランプ回路
40…ラッチ回路
50…BLリセット回路
C_SEN…キャパシタ
SEN…センスノード
TP1〜TP8…P型トランジスタ
TN1〜TN11…N型トランジスタ

Claims (6)

  1. データを記憶するメモリセルと、
    前記メモリセルに接続されたビット線と、
    前記メモリセルへ電荷を供給するキャパシタと、
    前記メモリセルのデータに対応した電位を伝達するセンスノードと、
    前記ビット線、前記キャパシタおよび前記センスノードを充電するためのプリチャージ部と、
    前記メモリセルのデータをラッチするラッチ部と、
    ゲートが前記センスノードに接続され、ソースまたはドレインの一方が電源に接続され、その他方が前記ラッチ部に接続されたセンストランジスタを含むセンス部と、
    前記ラッチ部と前記センストランジスタとの間の第1のノードを前記ビット線へ接続するクランプ部とを備え、
    前記メモリセルのデータの検出時に、前記キャパシタが電荷を前記ビット線へ供給し、尚且つ、前記センスノードの電位に応じて前記センス部が前記クランプ部を介して前記電源からの電荷を前記ビット線へ供給することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記クランプ部は、前記第1のノードから前記ビット線までの間に設けられ、前記第1のノードから前記ビット線へ向かって電流を流すダイオード部を含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記クランプ部は、前記センスノードと前記ビット線との間に直列に接続された第1のトランジスタおよび第2のトランジスタと、前記第1のノードから前記第1のトランジスタと前記第2のトランジスタとの間の第2のノードまでの間に設けられ、前記第1のノードから前記第2のノードへ向かって電流を流すダイオード部とを含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記キャパシタは、前記センスノードに接続されており、
    前記メモリセルのデータの検出時に、前記キャパシタは、前記センスノードを介して電荷を前記ビット線へ供給することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  5. 前記キャパシタは、前記第2のノードに接続されており、
    前記メモリセルのデータの検出時に、前記キャパシタは、前記第2のトランジスタを介して電荷を前記ビット線へ供給することを特徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記ビット線、前記キャパシタおよび前記センスノードの充電時における前記第1のトランジスタのゲート電位は、前記メモリセルのデータの検出時における前記第1のトランジスタのゲート電位よりも高いことを特徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置。
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