JP2008284075A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 交流電源から変換した直流電源の電圧を安定化することができ、かつ、交流電源を直流電源に変換する変換回路からの発熱量が少なく、さらに、突入電流から確実に保護することのできる遊技機を実現する。
【解決手段】 主電源8から供給されるAC24Vを直流電源に変換する変換回路として、ダイオードブリッジB1およびダイオードD2,D3の2系統を設ける。また、ダイオードD2,D3のカソード側にパワーサーミスタPaを接続する。変換回路が2系統であるため、直流電源の電圧が安定し、かつ、変換回路からの発熱量を減少させることができる。さらに、パワーサーミスタPaを設けることにより、誤ってAC100Vを接続したときの突入電流がダイオードD2,D3から各基板へ流入するおそれがない。
【選択図】 図5

Description

この発明は、遊技機の外部から供給される交流電源を直流電源に変換して使用する遊技機に関する。
従来、この種の遊技機としてパチンコ機が知られている。パチンコ機は、パチンコ機の設置個所に設けられた交流24Vのコンセントから交流24Vの電源供給を受け、それを主電源としている。主電源は、変換回路によって32Vの直流電源に変換され、遊技球を遊技盤へ発射する発射装置を駆動するための発射モータや賞球を払出す払出装置を駆動するための賞球払出モータなどへ駆動電源として供給される。また、32Vの直流電源は、2つのDC−DCコンバータによって12Vおよび5Vの直流電源に変換され、12Vの直流電源は、入賞口に入賞した入賞球を検出するための入賞口スイッチや払出装置により払出された賞球を検出するための払出センサなどへ駆動電源として供給される。
また、5Vの直流電源は、遊技の進行を制御するための主制御用マイクロプロセッサ(以下、マイクロプロセッサをMPUという)と、図柄表示器、LEDおよび音声を制御するための演出用MPUと、払出装置を制御するための払出制御用MPUとに動作電源として供給される。
また、主電源の供給ラインには、過電流からパチンコ機を保護するためのヒューズおよびバリスタが接続されている。
特開2001−187192号公報(第39〜41段落、図5)
しかし、上記従来のパチンコ機は、交流電源を直流電源に変換する変換回路が1つだけであるため、直流電源の電圧が不安定になり易いという問題があった。特に、5Vの直流電源が不安定になると、MPUの動作が不安定になるため、遊技の進行や演出に影響が出てしまい、遊技者に不測の不利益が及ぶおそれがあった。
また、変換回路が1つだけであるため、変換回路からの発熱量が多く、その発熱により、周辺のトランジスタやダイオードなどが温度上昇し、動作特性が悪くなるおそれもあった。
ところで、パチンコ店において、パチンコ機の周辺には、ICカードに記憶された遊技価値情報を読み取ってパチンコ機に転送するCRユニットやパチンコ機の裏側で遊技球を補給する球補給設備などが設置され、これらは交流100Vの電源供給を受けている。通常、パチンコ機は交流24Vのコンセントから電源供給を受けているため、一旦、設置された後は、近くに交流100Vのコンセントがある場合であっても、誤って交流100Vのコンセントに接続してしまうことはない。
しかし、パチンコ機を新機種に入れ替えたり、配置を変更したりする場合は、誤って交流100Vのコンセントに接続してしまうおそれがある。この場合、交流100Vのコンセントに接続したときの突入電流が問題となるが、ごく短時間であれば溶断しないヒューズでは突入電流を阻止することができない。また、落雷などにより発生する極めて短時間のパルスを対象とするバリスタでは交流100V接続時の突入電流を阻止することができない。
そこでこの発明は、交流電源から変換した直流電源の電圧を安定化することができ、かつ、交流電源を直流電源に変換する変換回路からの発熱量が少なく、さらに、突入電流から確実に保護することのできる遊技機を実現することを目的とする。
この発明は、上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、遊技機の外部から供給される交流電源(8)を直流電源に変換して使用する遊技機(1)において、前記交流電源を直流電源に変換する2系統の変換回路(B1、D2,D3)と、前記変換回路の一部が設けられており、その一部から発生する熱を放熱するための放熱器(94)と、前記変換回路の一方の系統の出力側に接続されており、前記放熱器から放熱された熱を受熱する領域に配置されたNTC型のパワーサーミスタ(Pa)と、を備えたという技術的手段を用いる。
なお、上記の括弧内の符号は、後述する実施形態において使用する符号と対応するものである。
(請求項1に係る発明の効果)
遊技機の外部から供給される交流電源を直流電源に変換する変換回路として2系統の変換回路を備えるため、1系統の変換回路だけを備える従来の遊技機と比較して直流電源の電圧が不安定になるおそれがない。
また、変換回路が2系統であるため、1系統の変換回路だけを備える従来の遊技機と比較して変換回路1つ当りから発生する発熱量を減少させることができるので、変換回路の周辺に配置されたトランジスタやダイオードなどが温度上昇し、動作特性が悪くなるおそれもない。
さらに、変換回路の一方の系統の出力側にパワーサーミスタが接続されているため、パワーサーミスタが接続された方の系統から突入電流が流れることを阻止することができる。
さらに、パワーサーミスタはNTC型であり、自己の温度上昇に伴い自己の抵抗値が小さくなるため、放熱器から発生した熱を受熱することにより、自己の抵抗値がより一層小さくなるので、パワーサーミスタによる消費電力の増加を抑制することができる。
この発明の実施形態に係るパチンコ機について図を参照しながら説明する。
[全体の主要構成]
まず、この実施形態のパチンコ機の主要構成について図1および図2を参照して説明する。図1は、そのパチンコ機の外観を示す斜視図であり、図2は図1に示すパチンコ機に備えられた遊技盤の概略構成を示す正面図である。
図1に示すように、パチンコ機1には、外殻を構成する枠状の外枠2が設けられており、その外枠2には前枠3が開閉可能に軸支されている。前枠3の前面には、ガラス板3aが配置されており、そのガラス板3aの内側には遊技盤5が、前枠3に対して着脱可能に配置されている。また、パチンコ機1は、発射レバー9と、上皿6と、下皿7とを備える。
[遊技盤の主要構成]
図2に示すように、遊技盤5の略中央には、動画や静止画像などの演出画像を表示する演出表示器10が設けられている。演出表示器10の下方には、始動口15を内部に有し、開閉可能な両翼を有する普通電動役物16が設けられている。演出表示器10は、複数の特別図柄を変動表示する他、複数の普通図柄を所定の順序で表示する。この実施形態では、普通図柄は○および×などの符号によって構成されており、遊技球が遊技盤5に設けられたゲート11を通過すると演出表示器10が普通図柄の変動表示を開始し、当りの普通図柄(例えば○)で停止すると、普通電動役物16の両翼が開放され、始動口15への入賞が容易となる。
また、遊技盤5には、複数の一般入賞口13が設けられており、一般入賞口13に入賞すると所定個数(たとえば、5個)の賞球が払出される。
その他遊技盤5には、風車12、発射された遊技球を遊技領域へ案内する案内レール14、どこにも入賞しなかった遊技球をアウト球として回収するアウト口19などが設けられている。なお、図示しないが、遊技盤5の盤面には、多くの遊技釘が打ち込まれており、発射された遊技球は遊技釘に衝突することによって流下方向が変化し、始動口15や一般入賞口13に入賞したり、ゲート11を通過したりする。
[パチンコ機1の電気的構成]
次に、パチンコ機1の主な電気的構成について図3ないし図5を参照して説明する。図3は、主制御基板および払出制御基板などの主な電気的構成をブロックで示す説明図である。図4は、電源基板および演出制御基板などの主な電気的構成をブロックで示す説明図である。図5は、図3に示す電源基板に搭載された電源回路の回路図である。
図3に示すように、パチンコ機1には、主制御基板40が設けられており、その主制御基板40には、主制御用マイクロプロセッサーユニット(以下、MPUという)41が搭載されている。主制御用MPU41は、主制御用CPU42と、主制御用ROM43と、主制御用RAM44とを備える。主制御用CPU42は、遊技の進行を統括的に制御する。主制御用ROM43には、主制御用CPU42が実行する制御プログラム、各制御基板へ送信する制御コマンド、大当りか否かの判定を行う際に参照する大当り値などが読出し可能に記録されている。
主制御用RAM44には、主制御用CPU42が制御プログラムを実行することにより発生する処理結果および判定結果などを読出しおよび上書き可能に格納する。
また、主制御用RAM44は、遮断した電源が立上がった場合に、電源が遮断する前の遊技状態を再現するために主制御用CPU42が必要とする主制御再現用データをバックアップする遊技制御用データ格納領域を備える。
主制御基板40には、払出制御基板50が電気的に接続されている。払出制御基板50には、遊技球の払出しを制御する払出制御用MPU51が搭載されており、その払出制御用MPU51は、払出制御用CPU52と、払出制御用ROM53と、払出制御用RAM54とを備える。
払出制御用ROM53には、払出制御用CPU52が実行する制御プログラムなどが読出し可能に記録されている。払出制御用RAM54には、払出制御用CPU52が制御プログラムを実行することにより発生する処理結果および判定結果などを読出しおよび上書き可能に格納する。また、払出制御用RAM54は、電源が遮断したときに未払いの賞球数が存在したときに、その未払いの賞球数を示すデータをバックアップする未払い賞球数データ格納領域を備える。
主制御用MPU41には、DC5VラインL8が電気的に接続されており、そのDC5VラインL8には、電源遮断時に主制御用MPU41へバックアップ用のDC5V電源を供給するバックアップコンデンサBC1が電気的に接続されている。また、払出制御用MPU51には、DC5VラインL9が電気的に接続されており、そのDC5VラインL9には、電源遮断時に払出制御用MPU51へバックアップ用のDC5V電源を供給するバックアップコンデンサBC2が電気的に接続されている。
バックアップコンデンサBC1は、停電などによる電源遮断時に主制御用CPU42が、必要なデータを主制御用RAM44に書込む処理を実行し、さらに、電源が復帰するまでの期間中、主制御用RAM44にバックアップされているデータが失われないように保持されるために必要十分な電力を供給できる静電容量を有する。
また、バックアップコンデンサBC2は、停電などによる電源遮断時に払出制御用CPU52が必要なデータを払出制御用RAM54に書込む処理を実行し、さらに、電源が復帰するまでの期間中、払出制御用RAM54にバックアップされているデータが失われないように保持されるために必要十分な電力を供給できる静電容量を有する。バックアップコンデンサBC1,BC2には、アルミ電解コンデンサや電気二重層コンデンサなどを適用する。
また、DC5VラインL8のバックアップコンデンサBC1への充電経路には、バックアップコンデンサBC1からの放電電流の逆流を阻止するためのダイオードD5が電気的に接続されている。これにより、電源遮断時にバックアップコンデンサBC1の放電電流が逆流し、主制御用MPU41に供給する電力が不足するおそれがない。
また、DC5VラインL9のバックアップコンデンサBC2への充電経路には、バックアップコンデンサBC2からの放電電流の逆流を阻止するためのダイオードD6が電気的に接続されている。これにより、電源遮断時にバックアップコンデンサBC2の放電電流が逆流し、払出制御用MPU51に供給する電力が不足するおそれがない。
図4に示すように、主制御基板40には、盤面中継端子板60が電気的に接続されており、その盤面中継端子板60には、大入賞口開閉部材18を開閉するための大入賞口ソレノイド69と、普通電動役物16の両翼を開閉するための普通電動役物ソレノイド70と、大入賞口に入賞した遊技球を検出するための大入賞口スイッチ(大入賞口SW)71と、一般入賞口13に入賞した遊技球を検出するための入賞口スイッチ(入賞口SW)72と、ゲート11を通過した遊技球を検出するためのゲートスイッチ(ゲートSW)73と、始動口15に入賞した遊技球を検出するための始動口スイッチ(始動口SW)74とが電気的に接続されている。なお、図4では図2に示した一般入賞口13にそれぞれ対応する4つの入賞口スイッチ72のうち、3つ省略している。
図3に示すように、主制御基板40には、演出制御基板30が電気的に接続されている。演出制御基板30には、演出制御用MPU31が搭載されており、その演出制御用MPU31は、演出制御用CPU32と、演出制御用ROM33と、演出制御用RAM34とを備える。演出制御基板30には、パチンコ機1に設けられたLEDの点灯を制御するランプ制御基板80が電気的に接続されている。
また、演出制御基板30には、左スピーカ中継端子基板90を介して左スピーカ91が電気的に接続されており、右スピーカ中継端子基板92を介して右スピーカ93が電気的に接続されている。左スピーカ91および右スピーカ93は、演出制御基板30に搭載された音声制御装置(図示せず)の制御により、遊技中に効果音を出力する。
主制御基板40には、払出制御基板50が電気的に接続されている。払出制御基板50には、払出制御用MPU51が搭載されており、その払出制御用MPU51は、払出制御用CPU52と、払出制御用ROM53と、払出制御用RAM54とを備える。
図4に示すように、払出制御基板50には、遊技球を払出す部材を駆動するための払出モータ61と、この払出モータ61によって払出された遊技球を検出するための払出センサ62と、払出す遊技球がなくなった状態を検出するための球切れスイッチ63と、下皿7が遊技球で満杯になった状態を検出するための下皿満杯スイッチ(下皿満杯SW)64と、ガラス枠3が開放された状態を検出するための扉開放スイッチ(扉開放SW)65と、遊技球を発射する発射モータ75を制御するための発射制御基板66とが電気的に接続されている。
払出制御用MPU51および主制御用MPU41は、通信線M1によって電気的に接続されており、払出制御用CPU52は、主制御用CPU42から通信線を介して送信される払出制御コマンド(所定個数の遊技球の払出しを指示するコマンド)に従って払出モータ61の駆動を制御して賞球または貸球の払出しを行う。また、払出制御用CPU52は、払出センサ62からの払出検出信号の変化に基いて、払出された遊技球の数を計数する。
発射制御基板66には、発射モータ75と、発射ボリューム67と、タッチセンサ68とが電気的に接続されている。発射ボリュームは、発射モータによって発射される遊技球の発射強度を調整し、タッチセンサ68は発射レバー9に配置されており、発射レバー9に触れた手を検出する。タッチセンサ68がONすると、発射モータ75が駆動する。
図3に示すように、演出制御基板30、主制御基板40、払出制御基板50およびランプ制御基板80には、電源基板20が電気的に接続されており、電源基板20には、AC24Vの主電源8と、RAMクリアスイッチ(RAMクリアSW)4とが電気的に接続されている。電源基板20には、電源回路21が搭載されており、その電源回路21には、主電源8をONまたはOFFに切替える主電源切替スイッチSW(図5)が電気的に接続されている。電源基板20には、電源プラグを先端に有する電源コードが接続されており、その電源プラグを、パチンコ機1の設置箇所近傍に配置されている交流24Vの電源コンセントに差し込むことにより、主電源8としてのAC24Vがパチンコ機1に供給される。
主電源切替スイッチSWをON操作した状態でRAMクリアスイッチ4をON操作すると、主制御用RAM44にバックアップされている主制御再現用データおよび払出制御用RAM54にバックアップされている未払い賞球数データなどが消去される。
(電源回路の構成)
図5に示すように、電源回路21は、主電源8から供給される交流電源が定格の24V近辺であるときに緑色に点灯する発光ダイオードLD2と、主電源8から供給される交流電源が定格電源の許容範囲を超えたときに赤色に点灯する発光ダイオードLD1と、各発光ダイオードLD1,LD2を駆動するための駆動回路27とを備える。主電源8から供給される交流電源の供給電路L1には、その交流電源が定格電源の許容範囲を超えたときに開作動するb接点タイプのリレーRyが接続されている。
リレーRyの後段における供給電路L1,L2には、その供給電路L1,L2を開閉することにより、AC24Vのパチンコ機1への供給および供給停止を行うための電源スイッチSWが接続されている。電源スイッチSWの後段における供給電路L1には、供給電路L1に過電流が流れたときに溶断することにより供給電路L1を遮断するフューズFuが接続されている。フューズFuの後段における供給電路L1,L2間には、落雷サージなどから回路を保護するためのバリスタVaが接続されている。
バリスタVaの後段における供給電路L1,L2には、主電源8から供給されるAC24Vを32Vの直流電源に変換するダイオードブリッジB1が接続されている。
ダイオードブリッジB1により変換された32Vの直流電源は、主制御基板40および払出制御基板50へ供給される。主制御基板40に供給された32Vの直流電源は、盤面中継端子板60を介して大入賞口ソレノイド69および普通電動役物ソレノイド70の各駆動電源として使用される。また、払出制御基板50に供給された32Vの直流電源は、払出モータ61および発射モータ75の各駆動電源として使用される。
バリスタVaとダイオードブリッジB1との間における供給電路L1には、ダイオードD2のアノードが接続されており、バリスタVaとダイオードブリッジB1との間における供給電路L2には、ダイオードD3のアノードが接続されている。つまり、主電源8から供給されるAC24Vは、ダイオードブリッジB1およびダイオードD2,D3によって2分配されている。
この実施形態では、ダイオードブリッジB1を構成する4個のダイオードD7〜D10およびダイオードD2,D3は、それぞれショットキーバリアダイオードである。ショットキーバリアダイオードを用いることにより、抵抗値が小さいというショットキーバリアダイオードの特性を活かし、電源回路21の発熱量を低減し、かつ、電源利用効率を高めることができる。
ダイオードD2,D3の各カソードは、共通の直流電源供給ラインL5に接続されており(カソードコモン)、ダイオードD2,D3のカソード側における直流電源供給ラインL5には、突入電流に対して回路を保護するためのNTC型のパワーサーミスタPaが接続されている。パワーサーミスタPaの出力側における直流電源供給ラインL5には、ダイオードD4のアノードが接続されており、そのダイオードD4のカソード側の直流電源供給ラインL5には、ダイオードD2,D3により変換された直流電源を5Vの直流電源に変換するDC−DCコンバータ1が接続されている。
ダイオードD4のカソードとDC−DCコンバータ1との間における直流電源供給ラインL5には、主電源8からのAC24Vの供給が遮断されたときに、DC−DCコンバータ1の動作を補償するための動作補償用コンデンサC5が並列に接続されている。
DC−DCコンバータ1により変換された5Vの直流電源は、主制御基板40、払出制御基板50および演出制御基板30に供給され、主制御用MPU41、払出制御用MPU51および演出制御用MPU31の各動作電源として使用される。また、5Vの直流電源は、払出制御基板50から発射制御基板66へ供給され、発射制御基板66に搭載された発射制御用MPU(図示せず)の動作電源として使用される。
ダイオードD4のカソード側には、直流電源供給ラインL6が接続されており、その直流電源供給ラインL6には、ダイオードD2,D3により変換された直流電源を12Vの直流電源に変換するDC−DCコンバータ2が接続されている。
直流電源供給ラインL6には、主電源8からのAC24Vの供給が遮断されたときに、DC−DCコンバータ2の動作を補償するための動作補償用コンデンサC6が並列に接続されている。
DC−DCコンバータ2により変換された12Vの直流電源は、主制御基板40および払出制御基板50に供給される。主制御基板40に供給された12Vの直流電源は、盤面中継端子板60を介して大入賞口スイッチ71、各入賞口スイッチ72、ゲートスイッチ73および始動口スイッチ74の各動作電源として使用される。払出制御基板50に供給された12Vの直流電源は、払出センサ62およびタッチセンサ68の各動作電源として使用される。
ダイオードD4のアノード側の直流電源供給ラインL5には、直流電源供給ラインL7が接続されており、その直流電源供給ラインL7には、ダイオードD2,D3により変換された直流電源を12Vの直流電源に変換するDC−DCコンバータ3が接続されている。
直流電源供給ラインL7には、主電源8からのAC24Vの供給が遮断されたときに、DC−DCコンバータ3の動作を補償するための補償用コンデンサC7,C8が並列に接続されている。
DC−DCコンバータ3により変換された12Vの直流電源は、演出制御基板30のみに供給される。演出制御基板30に供給された12Vの直流電源は、ランプ制御基板80および演出表示器10へ供給される。ランプ制御基板80に供給された12Vの直流電源は、遊技盤5などに設けられた各種のLEDの動作電源として使用される。演出表示器10に供給された12Vの直流電源は、演出表示器10の動作電源として使用される。また、演出制御基板30に供給された12Vの直流電源は、演出制御基板30に搭載された音声制御装置(図示せず)の動作電源として使用される。
ダイオードD4は、電源ノイズが直流電源供給ラインL5からDC−DCコンバータ1および2へ流入してしまうのを阻止する。また、ダイオードD4は、電源遮断時に動作補償用コンデンサC5およびC6の放電電流が逆流し、演出制御基板30により消費されてしまうことを阻止する。
上記のように、主電源8から供給されたAC24Vは、ダイオードブリッジB1によって32Vの直流電源に変換され、その32Vの直流電源は、モータおよびソレノイドの高電圧の動作系に供給される。また、ダイオードD2,D3により変換された直流電源は、DC−DCコンバータ1によって5Vの直流電源に変換され、その5Vの直流電源は、各MPUの低電圧の動作系に供給される。また、ダイオードD2,D3により変換された直流電源は、DC−DCコンバータ2,3によって12Vの直流電源に変換され、その12Vの直流電源は、各スイッチおよびセンサの低電圧の動作系に供給される。
つまり、従来構成において1系統の変換回路に集中して流れていた電流をダイオードブリッジB1およびカソードコモンにしたダイオードD2,D3の2系統に分岐させて、前者には高電圧動作系を接続し、後者にはDC−DCコンバータ1〜3を介して低電圧の動作系を接続するため、高電圧動作系から伝播するノイズが低電圧動作系の安定動作に及ぼす悪影響を緩和できる。
特に、32Vの直流電源により連続動作するモータおよびソレノイドの駆動ノイズの影響で、5Vの直流電源により動作するMPUが誤動作するおそれがない。
また、直流電源供給ラインL5においては、遊技の結果に影響を及ぼす主基板(主制御基板および払出制御基板)系統と、遊技の結果に影響を及ぼさない演出制御基板系統との間にダイオードD4を接続したため、演出制御基板での電力消費に起因する主基板系の誤動作を緩和することができる。
さらに、従来構成において1系統の変換回路に集中して流れていた電流を2系統に分岐させたたため、ダイオードブリッジB1などの発熱量を減少させることができる。
従って、トランジスタやダイオードなどの温度特性の変化を抑制することができるため、電源回路21の動作を安定化させることができる。
図6は、電源基板20の一部を示す説明図である。電源基板20には、放熱器94が取付けられており、その放熱器94には、パッケージ化されたダイオードブリッジB1が取付けられている。放熱器94は、ダイオードブリッジB1から発生した熱を放熱することにより、ダイオードブリッジB1の温度上昇を抑制し、ダイオードブリッジB1を構成する各ダイオードの温度特性の変化を小さくする役割をする。放熱器94は、複数の放熱フィン94aを有する。この実施形態では、放熱器94は、熱交換率が高く、かつ、軽量であるという理由からアルミニウム製である。
放熱器94の直上にはパワーサーミスタPaが配置されている。つまり、パワーサーミスタPaは、放熱器94から放熱された熱を受熱する領域に配置されている。パワーサーミスタPaは、負の温度特性を有する、いわゆるNTC(Negative Temperature Coefficient)型のパワーサーミスタである。周知のとおり、NTC型のパワーサーミスタは、自己の温度が上昇すると、自己の抵抗値が減少する性質を有する。
この実施形態のパワーサーミスタPaは、放熱器94から放熱された熱を受熱する領域に配置されているため、自己の発熱に加えて、ダイオードブリッジB1の発熱による放熱器94から放熱された熱を受熱して加熱されるので、自己発熱による抵抗値減少よりもさらに抵抗値が減少する。
従って、その分、電源回路21の発熱量を減少させることができ、かつ、主電源8から供給されるAC24Vの利用効率が高められるから、電源回路21の消費電力の削減に寄与することが期待できる。
また、主電源8から供給されるAC24Vを32Vの直流電源に変換するための変換回路は、ダイオードブリッジB1およびダイオードD2,D3の2系統であるため、変換回路から発生する発熱量を分散させることができる。
従って、変換回路の近傍に配置されたトランジスタやダイオードなどが温度上昇し、動作特性が悪くなるおそれもない。
さらに、ダイオードブリッジB1の発熱量を減少させることができるため、ダイオードブリッジB1から発生した熱を放熱するための放熱器94の放熱面積を小さくすることができるので、放熱器94を小型化することができる。
従って、電源基板20を小型化することができる。
ところで、ダイオードD2,D3に代えて、ダイオードブリッジB1のようなダイオードブリッジ(以下、ダイオードブリッジB3という)を用いたとすると、ダイオードブリッジB1を介して供給される電流と対応して主電源8へ帰還する電流が、アースからダイオードブリッジB3を通流して消費される可能性が生じ、放熱器の選定などの熱設計に不確定な要素を持ち込むことになる。そうすると、各ダイオードブリッジの放熱器としては、予測不可能な発熱量に対して想定し得る最大寸法のものを取付ける以外に方法はなく、電源基板20の大型化を招いてしまう。
しかし、この実施形態では、ブリッジ構成ではないダイオードD2,D3を用いるため、上記のような問題は生じず、ダイオードブリッジB1の放熱器94の寸法を最小に選定することができるので、電源基板20を小型化することができる。
(停電検出の構成)
図3に示すように、電源基板20には、電源電圧監視部22が搭載されている。電源電圧監視部22は、ダイオードブリッジB1(図5)の出力側のDC32VラインL4に電気的に接続されている。電源電圧監視部22は、停電検知回路23と、電源断信号作成回路24と、電源断信号出力禁止回路25と、出力信号制御IC26とを備える。電源電圧監視部22は、各制御基板と電気的に接続されている。
停電検知回路23は、DC32VおよびDC12Vの電圧降下を検出し、所定の電圧(以下、停電検知電圧と称する)まで降下すると停電を示す信号(以下、停電検知信号と称する)を電源断信号作成回路24へ出力する。
電源断信号作成回路24は、停電検知回路23から出力された停電検知信号を入力し、その停電検知信号が入力されている間、電源断信号を出力信号制御IC26および電源断信号出力禁止回路25へ出力する。
電源断信号出力禁止回路25は、電源断信号を出力する役割と、電源断信号の出力を禁止する役割とを担う。電源遮断時には、電源断信号作成回路24から出力された電源断信号を入力し、電源断信号を出力信号制御IC26へ出力するとともに、システムリセット信号を出力信号制御IC26へ出力する。また、電源復帰時には、電源断信号の出力を禁止するとともに、システムリセット信号を解除する。
出力信号制御IC26は、電源断信号出力禁止回路25から出力された電源断信号PWRDWN)のレベルを反転して主制御用MPU41および払出制御用MPU51の各電源断信号入力端子へ出力する。主制御用CPU42は、電源断信号の入力を判定すると、主制御用RAM44へのアクセスを禁止するNMI(ノン・マスカブル・インタラプト)処理を実行し、払出制御用CPU52は、電源断信号を入力すると、払出制御用RAM54へのアクセスを禁止するNMI処理を実行する。
また、出力信号制御IC26は、電源断信号出力禁止回路25から出力されたシステムリセット信号(SYSRST)のレベルを反転して主制御用MPU41および払出制御用MPU51の各システムリセット信号入力端子へ出力する。主制御用MPU41および払出制御用MPU51は、システムリセット信号の入力を判定すると、それぞれシステムリセット処理を実行する。
また、電源断信号出力禁止回路25は、電源断信号の出力タイミングを遅延させるための電源断信号遅延回路を有する。つまり、電源断信号出力がアクティブ状態になっている期間を、システムリセット信号が出力されたタイミングよりも、少なくとも主制御用MPU41と払出制御用MPU51との間に存在する入力回路時定数などのバラツキによる遅延時間偏差の最大値を超える時間延長することにより、各制御用CPUは、NMI処理からシステムリセット動作への移行をスムーズに行うことができる。
さらに、電源断信号出力禁止回路25は、リセット信号の出力タイミングを遅延させるためのリセット信号遅延回路を有する。つまり、電源断信号がアクティブ状態になっている期間(データのバックアップおよびNMI処理の実行が有効な期間)よりも後にリセット信号を出力することにより、上記のNMI処理中にシステムリセット信号SRが有効になることがない。
従って、バックアップされたデータに基いて電源復帰時に再現する遊技状態と停電時の遊技状態とにズレが生じることがない。
この発明の実施形態に係るパチンコ機の外観を示す斜視図である。 図1に示すパチンコ機に備えられた遊技盤を正面から見た概略説明図である。 主制御基板および払出制御基板などの主な電気的構成をブロックで示す説明図である。 電源基板および演出制御基板などの主な電気的構成をブロックで示す説明図である。 図3に示す電源基板に搭載された電源回路の回路図である。 電源基板20の一部を示す説明図である。
符号の説明
1・・パチンコ機(遊技機)、8・・主電源(交流電源)、94・・放熱器、
B1・・ダイオードブリッジ(変換回路)、
D2,D3・・ダイオード(変換回路)、
Pa・・パワーサーミスタ。

Claims (1)

  1. 遊技機の外部から供給される交流電源を直流電源に変換して使用する遊技機において、
    前記交流電源を直流電源に変換する2系統の変換回路と、
    前記変換回路の一部が設けられており、その一部から発生する熱を放熱するための放熱器と、
    前記変換回路の一方の系統の出力側に接続されており、前記放熱器から放熱された熱を受熱する領域に配置されたNTC型のパワーサーミスタと、
    を備えたことを特徴とする遊技機。
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