JP2008264427A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 主電源8から供給される交流電源は、ダイオードブリッジB2および平滑化コンデンサC1によって直流電源に変換される。主電源8から定格のAC24Vが供給されているときは発光ダイオードLD2が緑色に点灯し、定格電圧を超えた交流電源が供給されると、ツェナーダイオードZD1がブレークダウンし、トランジスタTrがオンし、発光ダイオードLD1が赤色に点灯する。
【選択図】 図5
Description
しかし、パチンコ機を新機種に入れ替えたり、配置を変更したりする場合は、誤って交流100Vのコンセントに接続してしまい、電源保護回路が破壊するおそれがあった。
そこで、そのような問題を解決するため、特許文献1に記載のパチンコ機が提案されている。特許文献1に記載のパチンコ機は、供給電力の電圧値が許容範囲から外れていない通常の場合は常時閉動作して電力を供給し、許容範囲から外れた場合は開動作して電力供給を停止するリレーと、供給電力の電圧値が許容範囲から外れたときに点灯する発光ダイオードとを備える。
例えば、供給電力が定格電圧に満たない場合は、遊技球を遊技盤へ発射する発射モータの発射強度あるいは賞球を払出す払出モータの回転力が不十分となるおそれがある。
また、特許文献1に記載のパチンコ機に備えられたリレーは、パチンコ機への供給電力の電圧値が許容範囲から外れていない場合は、常時接点を閉じた状態であるため、接点が発熱するという問題がある。特に、パチンコ機は、長時間(例えば12時間)に亘って稼働し続けるため、リレーの接点における発熱量が大きくなり、電源回路を構成するトランジスタTrやダイオードなどが温度上昇し、動作特性が変化してしまうおそれがある。
なお、上記の括弧内の符号は、後述する実施形態において使用する符号と対応するものである。
第1表示手段は、定格電圧の交流電源が供給されたことを表示し、第2表示手段は、定格電圧を超えた交流電源が供給されたことを表示する。
従って、第1表示手段の表示を見ることにより、遊技機に定格電圧の交流電源が供給されたことを知ることができる。また、第2表示手段の表示を見ることにより、遊技機に定格電圧を超えた交流電源が供給されたことを知ることができる。
b接点タイプのリレーは、定格電圧を超えた交流電源が供給されたときに作動して交流電源の供給電路を開放する。
従って、定格電圧の交流電源が供給されている通常時は、リレーは開放しており、その接点は接触していないため、接点が発熱することがない。このため、電源回路を構成するトランジスタTrやダイオードなどが温度上昇し、動作特性が変化してしまうおそれがない。
[全体の主要構成]
まず、この実施形態のパチンコ機の主要構成について図1および図2を参照して説明する。図1は、そのパチンコ機の外観を示す斜視図であり、図2は図1に示すパチンコ機に備えられた遊技盤の概略構成を示す正面図である。
図2に示すように、遊技盤5の略中央には、動画や静止画像などの演出画像を表示する演出表示器10が設けられている。演出表示器10の下方には、始動口15を内部に有し、開閉可能な両翼を有する普通電動役物16が設けられている。演出表示器10は、複数の特別図柄を変動表示する他、複数の普通図柄を所定の順序で表示する。この実施形態では、普通図柄は○および×などの符号によって構成されており、遊技球が遊技盤5に設けられたゲート11を通過すると演出表示器10が普通図柄の変動表示を開始し、当りの普通図柄(例えば○)で停止すると、普通電動役物16の両翼が開放され、始動口15への入賞が容易となる。
その他遊技盤5には、風車12、発射された遊技球を遊技領域へ案内する案内レール14、どこにも入賞しなかった遊技球をアウト球として回収するアウト口19などが設けられている。なお、図示しないが、遊技盤5の盤面には、多くの遊技釘が打ち込まれており、発射された遊技球は遊技釘に衝突することによって流下方向が変化し、始動口15や一般入賞口13に入賞したり、ゲート11を通過したりする。
次に、パチンコ機1の主な電気的構成について図3ないし図5を参照して説明する。図3は、主制御基板および払出制御基板などの主な電気的構成をブロックで示す説明図である。図4は、電源基板および演出制御基板などの主な電気的構成をブロックで示す説明図である。図5は、図3に示す電源基板に搭載された電源回路の回路図である。
また、主制御用RAM44は、遮断した電源が立上がった場合に、電源が遮断する前の遊技状態を再現するために主制御用CPU42が必要とする主制御再現用データをバックアップする遊技制御用データ格納領域を備える。
図5に示すように、電源回路21は、主電源8から供給される交流電源が定格の24Vであるときに緑色に点灯する発光ダイオードLD2と、主電源8から供給される交流電源が定格の24Vを超えたときに赤色に点灯する発光ダイオードLD1と、各発光ダイオードLD1,LD2を駆動するための駆動回路27と、主電源8から供給される交流電源が定格の24Vを超えたときに開作動するb接点タイプのリレーRyとを備える。
発光ダイオードLD2は、主電源8から定格のAC24Vが供給されているときに緑色に点灯し続ける。このとき、発光ダイオードLD1は点灯しない。
しかし、この実施形態のパチンコ機1は、稼働中は常時接点を閉じた状態のb接点タイプのリレーRyを使用するため、接点部分が発熱することがない。
主電源8から定格のAC24Vが供給され、電源スイッチSWがオンした状態では、主電源8から供給されたAC24Vの交流電源は、ダイオードブリッジ2および平滑化コンデンサC1によって直流電源に変換される。この直流電源によって発光ダイオードLD2が緑色に点灯し、主電源8から定格のAC24Vが供給されていることを表示する。
図3に示すように、電源基板20には、電源電圧監視部22が搭載されている。電源電圧監視部22は、ダイオードブリッジB1(図5)の出力側のDC32VラインL4に電気的に接続されている。電源電圧監視部22は、停電検知回路23と、電源断信号作成回路24と、電源断信号出力禁止回路25と、出力信号制御IC26とを備える。電源電圧監視部22は、各制御基板と電気的に接続されている。
従って、バックアップされたデータに基いて電源復帰時に再現する遊技状態と停電時の遊技状態とにズレが生じることがない。
(1)以上のように、上記実施形態のパチンコ機1は、主電源8から定格電圧のAC24Vが供給されていると緑色に点灯する発光ダイオードLD2を備えるため、発光ダイオードLD2が緑色に点灯していることを見ることにより、主電源8から定格電圧のAC24Vが供給されていることを容易に把握することができる。
従って、パチンコ機1に備えられた電源プラグが交流24Vのコンセントに差し込まれていることを容易に把握することができる。
従って、パチンコ機1に備えられた電源プラグが、誤って交流100Vのコンセントに差し込まれていることを容易に把握することができる。
従って、リレーRyの発熱により、電源回路を構成するトランジスタTrやダイオードなどが温度上昇し、動作特性が変化してしまうおそれがない。
(1)発光ダイオードに代えて白熱球(ランプ)を用いることもできる。
(2)ダイオードブリッジB2に代えて半波整流回路、両波整流回路などの整流回路を用いることもできる。
LD1・・発光ダイオード(第2表示手段)、
LD2・・発光ダイオード(第1表示手段)、Ry・・リレー。
Claims (2)
- 遊技機の外部から供給される交流電源を直流電源に変換し、その変換された直流電源により稼働する遊技機において、
前記交流電源の供給電路に接続されており、定格電圧の交流電源が供給されたことを表示する第1表示手段と、
前記交流電源の供給電路に接続されており、定格電圧を超えた交流電源が供給されたことを表示する第2表示手段と、
前記交流電源の供給電路に接続されており、定格電圧の交流電源が供給されたときに前記第1表示手段を駆動し、かつ、定格電圧を超えた交流電源が供給されたときに前記第2表示手段を駆動する駆動回路と、
を備えたことを特徴とする遊技機。 - 前記交流電源の供給電路に接続されており、定格電圧を超えた交流電源が供給されたときに作動して前記供給電路を開放するb接点タイプのリレーを備えたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007115234A JP2008264427A (ja) | 2007-04-25 | 2007-04-25 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007115234A JP2008264427A (ja) | 2007-04-25 | 2007-04-25 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008264427A true JP2008264427A (ja) | 2008-11-06 |
Family
ID=40044760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007115234A Pending JP2008264427A (ja) | 2007-04-25 | 2007-04-25 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008264427A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0553684U (ja) * | 1991-12-25 | 1993-07-20 | 有限会社イールドキノシタ | パチンコ機の電源用アダプタ |
JPH10112927A (ja) * | 1996-10-02 | 1998-04-28 | Sanyo Bussan Kk | パチンコ機の電源保護装置 |
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-
2007
- 2007-04-25 JP JP2007115234A patent/JP2008264427A/ja active Pending
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